JPH10256394A - 半導体構造体およびデバイス - Google Patents

半導体構造体およびデバイス

Info

Publication number
JPH10256394A
JPH10256394A JP10038650A JP3865098A JPH10256394A JP H10256394 A JPH10256394 A JP H10256394A JP 10038650 A JP10038650 A JP 10038650A JP 3865098 A JP3865098 A JP 3865098A JP H10256394 A JPH10256394 A JP H10256394A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
resist
region
mask
substrate
light
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10038650A
Other languages
English (en)
Inventor
C Wheeler Donald
ドナルド・シー・ウィーラー
L Suu Lewis
ルイス・エル・スー
Jack A Mandelman
ジャック・エー・マンデルマン
D Mi Rebecca
レベッカ・ディー・ミー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
International Business Machines Corp
Original Assignee
International Business Machines Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by International Business Machines Corp filed Critical International Business Machines Corp
Publication of JPH10256394A publication Critical patent/JPH10256394A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L21/00Processes or apparatus adapted for the manufacture or treatment of semiconductor or solid state devices or of parts thereof
    • H01L21/70Manufacture or treatment of devices consisting of a plurality of solid state components formed in or on a common substrate or of parts thereof; Manufacture of integrated circuit devices or of parts thereof
    • H01L21/71Manufacture of specific parts of devices defined in group H01L21/70
    • H01L21/76Making of isolation regions between components
    • H01L21/762Dielectric regions, e.g. EPIC dielectric isolation, LOCOS; Trench refilling techniques, SOI technology, use of channel stoppers
    • H01L21/76224Dielectric regions, e.g. EPIC dielectric isolation, LOCOS; Trench refilling techniques, SOI technology, use of channel stoppers using trench refilling with dielectric materials
    • H01L21/76232Dielectric regions, e.g. EPIC dielectric isolation, LOCOS; Trench refilling techniques, SOI technology, use of channel stoppers using trench refilling with dielectric materials of trenches having a shape other than rectangular or V-shape, e.g. rounded corners, oblique or rounded trench walls
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S438/00Semiconductor device manufacturing: process
    • Y10S438/942Masking
    • Y10S438/947Subphotolithographic processing

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Condensed Matter Physics & Semiconductors (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Metal-Oxide And Bipolar Metal-Oxide Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
  • Element Separation (AREA)
  • Thin Film Transistor (AREA)
  • Insulated Gate Type Field-Effect Transistor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 デバイスのオフ電流を減少させる新しい構造
体、特にCMOS構造体を提供すること。 【解決手段】MOSトランジスタ70は能動領域79に
隣接した2つのトレンチ分離領域78を含む。トレンチ
分離領域78は、各トレンチの側壁80が能動領域79
に対するインタフェースとして働くように、能動領域7
9の対向する側に配置されており、また側壁80の少な
くとも1つは、90゜から150゜の傾斜を有する。ト
レンチ分離領域78およびソース注入領域76およびド
レイン注入領域78は能動領域79の四方を取り囲んで
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はトレンチ境界を有す
るトランジスタに関し、特に、トレンチ境界を有する金
属酸化膜半導体(MOS)、または相補的金属酸化膜半
導体(CMOS)、または絶縁体上シリコン(SOI)
の電界効果トランジスタに関する。
【0002】
【従来の技術】電子コンポーネントの製造、特に集積回
路シリコン・ウェーハの製造において、ウェーハ中に小
さなパターンを形成する重要なファクタはレジスト・パ
ターンの形状である。以下の説明は集積回路シリコン・
ウェーハの製造およびシリコン・デバイスに関してなさ
れるが、本発明が他の電子コンポーネント(たとえばヒ
化ガリウム回路、コンポーネント・パッケージ、および
プリント回路板)の製造に適用可能であることが当業者
に明らかであろう。半導体のような集積回路コンポーネ
ントの製造において、電子回路のパターン制御(たとえ
ば線幅の制御)は、ますます重要になってきた。なぜな
ら、回路の集積度がますます高まり、線幅その他の回路
パターンの精密度と微細度がますます要求されるように
なったからである。しかし、フォトリソグラフィック工
程のパターン制御は、レジストの厚さむら、ベークの不
均一、平坦でないウェーハなど多くの要因によって悪影
響を受ける。フォトリソグラフィック技術は、精密なレ
ジスト・パターンを形成して回路を限定するために好ん
でに使用される。概略的には、レジストが所定の厚さで
ウェーハへ塗布され、被覆されたウェーハはウェーハ・
ステージに置かれる。光源からの光は所定のマスク(回
路)パターンを有するフォトマスクを通過する。フォト
マスクを通過した光はウェーハ上のレジストへ投影さ
れ、マスク・パターンがレジスト上に形成される。レジ
ストは典型的にはネガ型レジストかポジ型レジストであ
り、露光されたレジストは多数の洗浄、現像、およびエ
ッチング・ステップで処理され、ウェーハ上にパターン
が形成される。そのパターンは、所望の回路パターンを
形成するためにメタライズされる、レジスト中の開孔形
式になっているか(ネガ型レジスト)、メタライズされ
るウェーハ表面上の所望のパターンを限定する形式にな
っている(ポジ型レジスト)。このようなフォトリソグ
ラフィック処理は、米国特許第5,300,786号に
示されている。
【0003】ネガ型レジスト法、ポジ型レジスト法、ま
たは組み合わせレジスト法(たとえば像反転レジスト
法)のいずれにおいても、フォトマスクを使用してレジ
スト上にパターンを形成することが必要であり、また伝
統的に光学リソグラフィを使用する像形成工程は複数の
レジスト・パターンを作り出すが、その各々の断面は実
質的に一定の幅、高さ、および対称性を有する。ある種
の露光条件の下では、レジスト・パターンの幅はレジス
トの高さに応じて幾分異なり、底部の幅はレジストの頂
部の幅よりもやや広い。いずれにせよ、レジスト・パタ
ーンは対称であり、メタライズされた回路線は、レジス
ト・パターンの底部の中点から上方へ伸びる垂直軸に関
して測定したとき、本質的に一定の断面を有する。
【0004】所望の回路デザインを実現するために、工
程の一部として非対称レジスト・パターンを必要とする
種々の集積回路製造工程が存在する。たとえば、1つの
応用例としては、リフトオフ工程用のパターンを生成す
る場合がある。これらの方法は当技術分野で周知であ
る。非対称レジスト(フォトレジスト)プロフィールま
たはパターンを生成するために、これまで多くの試みが
なされてきた。米国特許第5,547,789号では、
ポジ型レジストをパターン化するために非対称光強度プ
ロフィールが使用され、そのポジ型レジストが投光照明
によってネガ型レジストへ変換され(像反転レジスト
法)、続いて形成されるゲート電極の配置が実効化され
る。レジスト・パターンを非対称にする目的はゲート電
極を非対称に配置するためである。非対称強度プロフィ
ールは転送基板、透明基板上に配置された線形遮光膜パ
ターン、および遮光膜パターンの両側のマスク部分を通
る光の強度を低減する手段から構成されるパターン転送
マスクによって達成される。パターン転送マスクは透明
基板を含み、この透明基板の上には遮光パターン(たと
えば不透明物質、種々の厚さをもった遮光膜、または半
透明膜)に隣接して種々の光減衰膜が配置されている。
示されるレジスト・プロフィールはパターンの両側で逆
テーパ状の形状を有し、このような形状は多くの製造方
法では受け入れられない。非対称光強度プロフィールを
示している他の特許は米国特許第5,370,975号
である。この特許では、非対称光プロフィールを作り出
すように設計されたマスクは、エッジ部の角度が70゜
〜85゜または95゜〜110゜である移相手段、また
は滑らかに湾曲した形の移相手段を使用している。前記
の米国特許第5,300,786号には、光学リソグラ
フィ露光装置の焦点設定を決定および制御するために光
の強度プロフィールをシフトすることのできる移相マス
クが説明されている。焦点が変更されると、強度プロフ
ィールの最小点がシフトされ、フォトレジスト・パター
ンが左方向または右方向へ非対称にずらされる。強度プ
ロフィールは最小強度ピーク点に関して非対称であり、
パターン配置誤差を作り出すのは非対称ピーク・シフト
である。パターン配置誤差は、自動オーバレイ誤差測定
ツールによって焦点をオーバレイとして測定するため
に、他の基準パターンと組み合わせて使用される。
【0005】米国特許第5,368,962号には、マ
スク基板上に遮光層が形成され、マスク基板上で光伝達
領域が遮光領域によって限定されたフォトマスクが示さ
れている。光伝達領域は移相手段によって区分されてい
る。
【0006】前記の特許は参考としてここに引用されて
いる。
【0007】隣接した回路からの分離または絶縁を達成
するためにトレンチ(またはトレンチ境界構造体)を使
用する各種のデバイスが知られている。そのようなトレ
ンチ境界構造体はバルクまたはSOI基板中に製造され
るCMOSロジックおよびメモリ製品で使用されてい
る。たとえば、表面チャネル・トレンチ境界MOSFE
Tの能動デバイス領域(能動領域)に半導体コーナー部
分が存在すると、ソース拡散領域とドレイン拡散領域と
の間に寄生漏れ電流を生じる。MOSFETコーナー部
分に沿った漏れ電流は、デバイスの形状が原因でしきい
電圧が局部的に下がることから生じることが分かった。
漏れ電流は、典型的にはVgs=0でデバイスを非導通
(オフ条件)にしたいときに残存する、ソースからドレ
インへの電流である。半導体コーナー部分の電界は、そ
の曲率半径が小さいときに高められ、コーナーしきい電
圧の減少となって現れる。漏れ電流が増加することに加
えて、コーナー部分の電界が高められると、デバイスの
信頼性が低下する。MOSFETを含む半導体基板の部
分は(周囲のトレンチを除いて)能動領域と呼ばれる。
【0008】デバイスのオフ電流は能動領域の側壁の角
度に敏感であることが分かった。トレンチ境界MOSF
ETは典型的には90゜に近い側壁角度を有する(垂直
側壁)。
【0009】そのようなデバイスの例(すなわち、浅い
トレンチ・アイソレーションのSOI CMOS構造
体)は、関連の米国特許出願第08/678,442号
で説明されている。
【0010】通常のトレンチ・インタフェースを有する
MOSFETの性能低下は、1996年の文献「Ano
malous Hot−carrier Induce
dDegradation in Very Narr
ow Channel nMOSFETs with
STI Structure,M.Nishighor
i et al,IEDM」に説明されている。
【0011】トランジスタの能動領域の間のインタフェ
ースによって引き起こされる問題、特に能動領域に隣接
したトレンチのコーナー部分に高い電界が存在するため
に引き起こされる問題に対処しようとする種々のアプロ
ーチが知られている。この問題は、米国特許出願第08
/788,065号に記載されているように、能動領域
のコーナーの近くを高いドーピング濃度にすることによ
って克服することができる。トレンチの鋭いコーナー部
分で生じる漏れ電流を抑止する他の方法は、米国特許第
5,567,553号で説明されている。さらに、他の
方法が米国特許第5,521,422号に説明されてい
る。さらに、能動領域に隣接して設けられたトレンチの
通常の鋭いコーナー部分によって生じる問題を解決する
他の方法が、米国特許出願第08/681,104号に
記載されている。
【0012】隣接した能動デバイス(たとえばトランジ
スタ)を絶縁するためにトレンチ・アイソレーションを
使用する既知の構造体の欠点は、デバイスのオフ電流
(特にアレイ・トランジスタの)が比較的に高いことで
ある。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、デバ
イスのオフ電流を低減した新規な構造体、特にCMOS
構造体を提供することである。
【0014】本発明の他の目的は、パフォーマンスおよ
び信頼性が改善された新規な構造体、特にCMOS構造
体を提供することである。
【0015】本発明の他の目的は、容易に製造すること
のできる新規な構造、特にCMOS構造を提供すること
である。
【0016】本発明の他の目的および利点は、これまで
の説明から半ば明らかであると思われるが、さらに以下
の説明から明瞭となる。
【0017】
【課題を解決するための手段】当業者に明らかであると
思われる前記および他の目的は、第一の局面では、傾斜
した側壁を有する分離トレンチ、および半導体デバイス
中の隣接した回路を絶縁するためにそのようなトレンチ
を使用することによって実現される。側壁の傾斜を緩や
かにすると、デバイスのオフ電流が低減される。本発明
の利点は、現在の半導体製造工程と両立する処理ステッ
プを使用して、本発明の構造体を製造できる点である。
FETの非対称構造を限定する非対称マスクを提供する
ためには、主としてリソグラフィ・ステップを変更する
必要がある(非対称マスクを作成する方法の例は後で説
明する)。本発明の他の利点は、コーナー部分の寄生漏
れ電流を減少させる必要がある場合、能動領域/トレン
チ・インタフェースに沿って選択された箇所で、傾斜し
た側壁を形成できることである。本発明の構造体の他の
利点は、実施例と関連させて説明する。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明の実施例を説明するとき、
図1から図15までを参照するが、同様な構成要素は同
じ番号で表わされている。構成要素の大きさは必ずしも
正確な寸法比で示されてはいない。
【0019】ポリシリコン(多結晶シリコン)は化学気
相付着(CVD)、または減圧化学気相付着(LPCV
D)、および他の既知の工程を使用して形成することが
できる。ポリシリコンは無数の小さな単結晶領域から構
成される固体である。
【0020】図1、図2、および図6から図14を使用
して、図3から図5までに示される本発明の構造体の製
造方法を説明する。
【0021】図1には特別のマスク50の断面が示され
る。このマスクは基板61(たとえばガラス)、クロム
線63、およびエッチングで取り去られたウィンドウ6
2を有する。クロム線63に隣接した基板61の部分を
ある厚さだけエッチングで取り去ることによって、マス
ク50を透過する光の位相シフト(移相)を制御するこ
とができる。そのようなマスクおよびその使用法の詳細
は、図6から図14までを参照して説明する。
【0022】そのようなマスク50の重要な特徴は、マ
スク端部で生じる移相によって非対称レジスト・パター
ンを生成できることである。図1の下部に、そのような
非対称レジスト・パターン66の例が示されている。こ
のレジスト・パターンは半導体の構造体(たとえば半導
体基板65)の上部に形成される。非対称レジスト・パ
ターン66は傾斜した側壁64を有する。角度θ1は9
0゜と30゜の間であり、90゜と45゜の間であるこ
とが望ましい。
【0023】非対称レジスト・パターン66の非対称形
状は、図2に示されるように、次のエッチング・ステッ
プで半導体基板65へ移写することができる。レジスト
の形状を半導体基板へ移写するためには、反応性イオン
・エッチング(RIE)ステップを使用するのが望まし
い。半導体の構造体60(図2を参照)は、エッチング
・ステップを実行して非対称レジスト・パターン66を
取り除いた後では、傾斜した側壁67と底部表面68を
有するトレンチが形成される。傾斜した側壁67と底部
表面68の間の角度はθ7である。角θ7は90゜と15
0゜の間であり、90゜と135゜の間にあるのが望ま
しい。(180゜−θ1)はθ7に等しい。ここで説明す
る特別のマスクおよび方法の利点は、トレンチの1つの
側壁を傾斜させ、他の側壁を垂直に(または垂直に近
く)作ることができる点である。(図2では、1つの側
壁のみを示している)。本発明によれば、コーナー部分
で寄生漏れ電流を減少させる必要があるとき、能動領域
/トレンチ・インタフェースに沿って選択した場所で傾
斜側壁を形成することができる。
【0024】図3には、本発明の実施例の平面図が示さ
れている。そこには電界効果トランジスタ70の上部メ
タライゼーション(すなわちゲート導体74)が示され
る。さらに、ドレイン注入領域77およびソース注入領
域76が示される。トランジスタは、2つの側面を、絶
縁物質で満たされたトレンチ分離領域78で囲まれてい
る。
【0025】線W−W'に沿った断面で分かるように
(図4を参照)、電界効果トランジスタ70の能動領域
79は、傾斜した側壁80を有する2つのトレンチ分離
領域78で境界を定められている。傾斜した側壁80を
有するトレンチが使用されているため、角θ7は垂直側
壁よりも大きく、したがってオフ電流は通常のデバイス
と比べて減少する。それによって、ウェル(能動領域7
9)のドーピング濃度を減少させることができ、これは
デバイスの電気特性を改善し、特に接合の漏れ電流を減
らし、信頼性およびパフォーマンスを改善する。
【0026】図5には、線L−L'に沿った断面が示さ
れている。図5は電界効果トランジスタ70の本質的な
要素を示す。電界効果トランジスタ70はゲート導体7
4、ゲート酸化膜75、ソース注入領域76、およびド
レイン注入領域77を含む。これらの注入領域は基板7
3内に形成されている。通常、他のトランジスタが、電
界効果トランジスタ70に隣接して配置されている。そ
れらの隣接したトランジスタを絶縁する必要がある場合
に、トレンチが使用される。線L−L'に平行なトレン
チは通常の垂直側壁を有し、線W−W'に平行なトレン
チは図4に示すような傾斜側壁を有することができる。
【0027】後で説明する方法によって、たとえばゲー
ト導体の下だけに、傾斜側壁を有するトレンチを作るこ
とができることに注意されたい。
【0028】本発明において、次の物質が使用される。
すなわち、ポリシリコンのゲート導体74(ゲート電
極)、二酸化シリコンのゲート酸化膜75、シリコン基
板73、n型にドープされたソース注入領域76とドレ
イン注入領域77である。ドーパントとして適したもの
は、たとえばP、As、Sb、またはこれらの組み合わ
せである。ソース領域およびドレイン領域をn型にドー
プする代わりに、たとえばB、In、Ga、またはこれ
らの組み合わせを使用してp型にドープしてもよい。
【0029】トレンチ78は深いトレンチ(0.5μm
から3μm)でも浅いトレンチ(0.1μmから0.5
μm)でもよい。トレンチは、たとえばSiO2のよう
な絶縁物質で充填することができ、またはキャパシタと
して働く複数層で充填することもできよう。
【0030】角θ7は90゜から150゜の間である
が、90゜から135゜の間が望ましい。電界効果トラ
ンジスタ70のオフ電流は、トランジスタの能動領域7
9に近接した領域の側壁角度に非常に敏感であることが
分かった。図15はデバイスのオフ電流が側壁の傾斜に
依存する関係を示す。このモデルでは、0.5μm幅の
デバイスの場合に、傾斜が10゜増加する度にデバイス
のオフ電流が典型的にはファクタ10だけ減少すること
を示している。側壁角度に対する敏感性は、DRAMア
レイのようにデバイスが狭くなるとそれだけ大きくな
る。側壁角θ7が90゜よりも大きいと、トランジスタ
のオフ電流は減少する。一般的に、オフ電流は側壁角θ
7が増加すると小さくなる。それによって、トランジス
タのチャネル領域(能動領域79)におけるドーピング
濃度を低くすることができる。能動領域のドーピングを
低くすることによって、デバイスの電気特性およびデバ
イスのパフォーマンスが改善される。最も注目すべき
は、電界効果トランジスタ70の接合部漏れ電流が減ら
されることであり、したがって、たとえばDRAMアレ
イの記憶時間が増大することである。さらに、側壁角を
大きくすると、デバイスの信頼性が増加する。その主な
理由はコーナー部分の電界が減少するからであり、それ
によってゲート誘電体の信頼度が増加する。側壁角度を
増加した場合の他の効果は、コーナー部分の電界が減少
するために、チャネルのホットエレクトロン効果が減少
することである。1996年の文献「Anomalou
s Hot−carrier Induced Deg
radation in VeryNarrow Ch
annel nMOSFETs with STI S
tructure,M.Nishighori et
al,IEDM」は、側壁エッジ部の高電界が、ホット
エレクトロン効果を加速することを最初に発表してい
る。本発明に従って、能動領域に近接して傾斜側壁を設
けることにより、コーナー部分でのホットエレクトロン
問題を解決することができる。
【0031】最近、SOIデバイスに関する研究活動が
盛んになっている。その理由は、SOIデバイスを低電
力、高速VLSIに適用できる可能性があるからであ
り、またバルク半導体基板上に構築されたデバイスより
も多くの利点があるためである。そのような利点には、
(1)接合キャパシタンスが小さく、それだけ高速の回
路速度が達成できること、(2)デバイスのアイソレー
ションが良好になり、ラッチアップから解放されるこ
と、(3)シングル・イベント・アップセット(SE
U)に敏感なメモリ・アプリケーションに特に重要な放
射硬度(耐性)が得られること、が含まれる。
【0032】本発明は絶縁体上シリコン(SOI)デバ
イスと組み合わせて使用することもできる。
【0033】移相マスクの使用に関連した本明細書の部
分を読めば分かるが(図6から図14までに関する説明
を参照)、どこで傾斜側壁を作り、どこで垂直側壁を作
るかを選択することができる。これは特に高パッキング
密度を達成するときに重要である。
【0034】基本素子(傾斜側壁付きのトレンチ・アイ
ソレーション)および本発明の実施例を説明したので、
適当と思われる場合には、そのような改善されたトレン
チ・アイソレーションを使用して異なった他の半導体デ
バイスを容易に実現することができる。そのような改善
されたトレンチ・アイソレーションは任意のSOIデバ
イス、MOSおよびCMOSデバイス、DRAM、論理
デバイス、スタティック・ランダム・アクセス・メモ
リ、不揮発性メモリ、などで使用することができる。
【0035】本発明の構造体を製造するときに使用され
るマスクは、当技術分野で周知の任意の光学リソグラフ
ィ装置で使用することができる。さらに、そのような装
置は投影像装置であってよく、その典型的な装置は前記
の米国特許第5,300,786号に記載されている。
その米国特許では、新規な光学焦点テスト・パターンを
有するフォトリソグラフィ・マスク構造体が、テスト・
パターンをレジスト被覆半導体上に投影するために使用
されている。基本的には、これらの装置は、典型的には
鏡、アークランプ、光フィルタ、および集光レンズ系を
含む照明源を使用する。照明源は、たとえば製造されて
いる集積回路の配線レベルを投影するために所望のパタ
ーンをあらかじめ施されたマスク構造体へ「光」を照射
する。ここで「光」とは、フォトリソグラフィで使用さ
れる光を意味する。「光」および「フォトリソグラフ
ィ」の用語は、必ずしも可視光に限定されず、他の形式
の放射およびリソグラフィを含む。マスク構造体を通過
した光は典型的には縮小レンズを横切る。この縮小レン
ズは半導体ウェーハ上に作られる特定のレンズ・フィー
ルドへマスク・パターンを結像する。ウェーハは真空保
持装置(または吸着器)によって保持されるが、その位
置は正確なXYZ位置コントローラまたはステッパ・モ
ータによって制御される。
【0036】焦点は、完全結像平面に対する、Z次元の
ウェーハ位置のオフセット誤差として定量化される。本
発明の目的にとっては、結像平面は任意の点にあってよ
い。たとえば、それは典型的にはレジスト物質の頂部に
あるか、レジスト物質の底部にあるか、またはその中間
の点にある。さらに、結像平面はレジストの頂部よりも
上にあるか、レジストの底部よりも下にあってもよい。
【0037】以下に述べる焦点オフセットまたは焦点外
れは、理想結像平面に関して正か負のZ方向の外れを意
味すると共に、結像平面が焦点から外れている距離を表
す大きさを意味する。真空保持装置は、本発明の構造体
を製造するのに適した焦点外れを提供するように調節さ
れる。マスクを使用するパターン形成に使用される他の
投影露光装置は、前記の米国特許第5,370,975
号に示されている。
【0038】最良の焦点外れを決定して所望の非対称レ
ジスト側壁を作るためには、電子コンポーネント製造工
程の一部として焦点外れマトリクス・テスト手順を実行
するのが望ましい。したがって、複数のチップを有する
ウェーハはフォトレジストで被覆され、各チップは異な
った焦点外れ条件を使用して露光され、次に典型的な手
順を使用してベークされ現像される。次に、走査電子顕
微鏡(SEM)を使用して、各チップの断面がレジスト
側壁について観察され、最良の焦点外れ条件が決定され
る。たとえば、ウェーハに10個のチップが存在すれ
ば、次のような順序で各チップの焦点外れが変えられ
る。すなわち、−1.0μm、−0.8μm、−0.6
μm、−0.4μm、−0.2μm、0μm、+0.2
μm、+0.4μm、+0.6μm、+0.8μmの順
序である。製造工程に従って、他の順序を使用すること
ができる。
【0039】ここで図7を参照すると、そこには従来の
方法でパターン化されたレジストを含むパターン化され
た基板10が示される。パターン化された基板10は基
板11とレジスト・パターン12を有する。レジスト・
パターンの典型的な形成方法は、基板の全面にレジスト
を塗布したものを露光工程で露光し、露光されたレジス
トを現像し、必要でないレジストを除去することを含む
が、それによって図7に示されるようなレジスト・パタ
ーン12が形成される。レジスト・パターン12は、側
壁13および15、頂部14、および底部16を有する
ように示される。底部16の中点を横切る垂直軸Aは、
レジスト・パターンを半分ずつに分割し、対称レジスト
・パターンであることを示している。したがって、角θ
1とθ2は本質的に等しい。
【0040】当技術分野で周知であるように、露光条
件、レジストの種類、ベーク、現像、およびウェーハ表
面からの反射はレジスト・パターン12の形状に影響を
及ぼすが、いずれにせよ、レジストは垂直軸Aに関して
実質的に対称である。角θ1およびθ2は実質的に等しい
とはいえ、前記のパラメータに従ってわずかに変動す
る。ある場合には、θ1とθ2は90゜であって、レジス
トの底部からレジストの頂部まで一定の断面を有するレ
ジスト・パターン12が形成される。図7では、レジス
ト・パターンの底部からレジスト・パターンの頂部まで
進むにつれて、幅が減少している断面が示される。
【0041】以下に説明するマスクおよび方法を使用す
れば、図6に示されるようなパターン化された基板30
を形成することができる。すなわち、基板11は全面を
フォトレジストで被覆され(図示していない)、露光さ
れ、現像され、側壁18および20、底部21、および
頂部19を有するレジスト・パターン17が形成され
る。形成されたレジスト・パターン17は側壁の角θ3
とθ4を有する。レジスト・パターン17は、その底部
21を二分する垂直軸A'に関して非対称である。した
がって、角θ3は角θ4より大きい。図6と図7を比較す
ると、従来技術(図7)の対称型レジスト・パターン1
2は、以下に説明するマスクおよび方法を使用して作ら
れた非対称型レジスト・パターン17とは異なることが
分かる。
【0042】図8を参照すると、そこにはマスク22が
示される。マスク22は、厚さTSを有する透明基板2
3を含む。透明基板23は、その上に平行線の形状をし
た遮光物質25を有する。各々の遮光物質25に近接し
てチャネル(溝)24があるが、チャネル24は透明基
板23の厚さをTPで表されるように減少させている。
したがって、基板の厚さTSはチャネル24における基
板の厚さTPよりも大きく、マスク22を透過した光は
遮光物質25の1つの側32および他の側33で異なっ
た位相を有する。マスクは、マスクを通過する光に位相
差を提供する領域の間に遮光領域(遮光物質25)を有
すると考えることができる。さらに詳説すれば、図8に
示されるような線マスクの場合、マスクは左から右へ移
相手段(チャネル24)、遮光手段(遮光物質25)、
および表面26を有する透明基板23の繰り返しで構成
されている。当業者に周知であるように、マスク22を
通して伝達される光の位相を変化させるために、他の方
法を使用することもできる。たとえば、チャネル24の
代わりに、SOG(Spin On Glass)のよ
うな移相物質を使用することができるる
【0043】図9、図10、および図11は、そのよう
なマスクを使用して非対称レジスト・パターンを有する
基板を形成する方法を示す。図9を参照すると、光は、
透明基板23を含むマスク22上に衝突するように示さ
れる。透明基板23は、その表面26に遮光物質25
(遮光線)を有し、遮光物質の1つの側にはチャネル2
4(チャネル領域)が近接して設けられ、それらが繰り
返されて、マスク22を通過した光の位相が遮光物質2
5の1つの側32および他の側33で異なるように光の
位相シフトが生じる。
【0044】図10は、ポジ型フォトレジスト物質31
で被覆された基板29を含む半導体の構造体27を示
す。レジスト・パターン17は側壁18、側壁20、底
部21、および頂部19を有するように形成される。露
光されたレジスト部分28は現像されたとき、溶解可能
になって除去され、図11に示されるようなレジスト・
パターン付き基板が形成される。図11から分かるよう
に、角θ3は角θ4より大きく、非対称の側壁18および
20を有する非対称レジスト・パターン17が形成され
る。レジスト・パターン17の底部21を二分する垂直
線A'は、レジストの高さ方向でレジストの非対称断面
を示している。レジストは、移相手段が存在する遮光物
質側で傾斜している。図10のレジストの頂部では、マ
スクを通過する光の強度プロフィールは、垂直軸A'に
関してやや非対称となっている。垂直軸A'に関する光
強度プロフィールの非対称性は、レジストの有限の厚さ
のためにレジストの底部で強調される。従来技術のマス
ク(非移相マスク)は、プロフィールがレジストの頂部
とレジストの底部で実質的に同じである対称強度プロフ
ィールを有する。
【0045】ここで、再びマスク22を示す図8を参照
する。透明基板23はガラス、フッ化カルシウム、およ
び溶融シリカのような任意適当な透明物質であってよい
が、典型的には溶融シリカである。基板の厚さTSは一
般的に約90ミル(約2.3mm)から300ミル(約
7.6mm)である。マスクを通過する光の位相をシフ
トさせるためには、透明基板23内にチャネル24を作
って、光が基板の異なった厚さ(TS対TP)を通ること
により位相のずれを起こすようにするのが望ましい。所
望の位相のずれを起こすために必要な厚さは前もって決
定することができる。遮光物質25の1つの側32およ
び他の側33でマスク基板を通過する光の位相の差は、
0゜または180゜またはその倍数以外の角度でなけれ
ばならない。最適の実施例では、光の位相差が90゜で
あることが望ましい。したがって、1つの側32を通過
する光は露光装置から伝達された光であり、他の側33
を通過する光は90゜だけ位相をシフトされているか、
0゜または180゜またはその倍数以外の所望の角度だ
け位相をシフトされている。
【0046】遮光物質25はケイ化モリブデンおよびク
ロムのような任意適当な物質であってよいが、典型的に
はクロムである。クロムはスパッタリングまたは金属蒸
着のような通常の手段により付着させられるが、スパッ
タリングが望ましい。遮光物質の厚さは広く変わりうる
が、一般的に約50nmから150nmである。遮光物
質25の目的は、それが存在するマスク部分を通して、
光が、像を形成されているレジスト被覆基板へ通過しな
いようにすることである。
【0047】ここで再び図10を参照すると、基板29
は典型的にはシリコンまたは他の半導体物質であり、レ
ジスト物質は任意のフォトレジスト(ネガ型レジストま
たはポジ型レジストなど)であってよい。任意のレジス
トを使用できるが、レジストの解像力の点では、当技術
分野で周知の中程度解像度または高度解像度のレジスト
であることが望ましい。
【0048】注意すべきは、レジスト、レジストの厚
さ、遮光物質のそれぞれの側における光の位相差、露光
中の焦点および露光量の各々を単独または組み合わせて
制御することによって、所望の非対称レジスト・パター
ンを実現できることである(組み合わせて制御すること
が望ましい)。前記パラメータの各々は独立的に変化さ
せてよいが、良好なレジスト・パターンを得るために
は、すべてのパラメータをある範囲内で制御するのがよ
い。
【0049】レジストの厚さは任意でよいが、非対称レ
ジスト・パターンの効果を大きくするためには厚さを大
きくした方がよい。レジストの厚さは一般的に約0.1
μmから10μmであるが、約0.4μmから2μmで
あることが望ましい。焦点外れの程度も広範囲で変わる
ことができ、一般的にはレジストの厚さよりも大きい
が、普通は約±10μmで、望ましくは約±1μmであ
る。さらに、焦点外れは負の焦点外れよりも正の焦点外
れがよい。露光量は、プリントされる線の幅が、対応す
るマスク・パターンの幅と実質的に等しくなるように選
択されてよい。たとえば、5xステッパの場合、2.0
μmのマスク・フィーチャすなわちパターンは0.4μ
mの幅の線をプリントする。通常、これは「露光量対サ
イズ」と呼ばれ、露光量対サイズの約0.7倍から1.
5倍の露光量が望ましい。
【0050】投影露光ツールの照射条件は約0.25か
ら0.8のコヒーレント性を与えるようにするが、0.
6以下であることが望ましい。図9のマスクを使用して
図10および図11のように露光されたレジストを形成
した場合の例では、位相差が90゜の365nm(i
線)光を使用して、厚さが0.85μmのポジ型レジス
ト中にレジスト・パターンが形成された。約−0.2μ
mの焦点外れは、レジスト・パターンの1つの側壁で実
質的に90゜(θ4)のプロフィールを生じ、レジスト
・パターンの他の側壁で95゜(θ3)のプロフィール
を生じた。
【0051】図12、図13、および図14は、ネガ型
レジストで被覆された基板をパターン化する場合のマス
クおよび方法を示す。図12のマスク22aは透明基板
23、遮光物質25(遮光部材)、およびチャネル24
(移相チャネル)を含む。基板は表面26を有する。マ
スクを通過する光は位相のずれを生じることなく基板を
通過するか(1つの側32)、チャネル24を通過して
位相をずらされる(他の側33)。
【0052】図13では、ネガ型レジスト38で被覆さ
れた基板45が露光され、露光された部分(レジスト・
パターン40)は不溶性にされ、露光されなかった部分
(非露光部分39)は可溶性のままに残される。露光さ
れたレジスト・パターン40は側壁42および43、底
部44、および頂部41を有する。図14に示されるよ
うに、現像の後では、可溶性の非露光部分39が除去さ
れて、レジスト・パターン40が残される。角θ5は角
θ6より大きく、レジスト・パターン40は垂直軸A'で
示されるように非対称となっている。図9、図10、お
よび図11で示したように、移相マスクはレジスト上に
非対称光強度プロフィールを生成し、非対称レジスト・
パターンを作り出す。非移相マスクは対称光強度プロフ
ィールを生成し、対称レジスト・パターンを作り出す。
【0053】前述したような非対称レジストを使用し
て、前述したような傾斜側壁を有するトレンチ構造体を
作ることができる。
【0054】まとめとして、本発明の構成に関して以下
の事項を開示する。 (1)半導体基板内に形成されたソース注入領域および
ドレイン注入領域、ゲート電極、ゲート酸化物、および
能動領域を有するトランジスタを含み、前記ソース注入
領域とドレイン注入領域は前記能動領域の対向する側に
置かれており、前記ゲート酸化物およびゲート電極は前
記能動領域の上部に置かれており、前記トランジスタは
前記能動領域に隣接した2つの分離領域を含み、前記分
離領域は、各分離領域の側壁が前記能動領域に対するイ
ンタフェースとして働くように、前記能動領域の対向す
る側に配置されており、前記能動領域に対するインタフ
ェースとして働く前記側壁の少なくとも1つが90゜か
ら150゜の傾斜角で傾斜しており、前記分離領域およ
びソース注入領域およびドレイン注入領域が前記能動領
域を四方から取り囲んでいる、半導体構造体。 (2)前記半導体基板が絶縁基板上シリコン(SOI)
である、上記(1)に記載の半導体構造体。 (3)0.1μmから0.5μmの深さを有するトレン
チが前記アイソレーションとして働く、上記(1)に記
載の半導体の構造体。 (4)0.5μmから3μmの深さを有するトレンチが
前記アイソレーションとして働く、上記(1)に記載の
半導体の構造体。
【図面の簡単な説明】
【図1】マスクおよびそのマスクを使用して形成された
非対称レジストの断面を示す図である。
【図2】図1に示されるような非対称マスクを使用して
傾斜側壁付きトレンチが形成された基板の断面を示す図
である。
【図3】本発明に従ったCMOSまたはMOSトランジ
スタの平面図である。
【図4】能動領域に隣接したトレンチが傾斜側壁を有す
ることを示すために、図3の線W−W'に沿って取られ
たCMOSまたはMOSトランジスタの断面図である。
【図5】図3の線L−L'に沿って取られたCMOSま
たはMOSトランジスタの断面図である。
【図6】特別のマスクおよび方法を使用して形成された
非対称レジストを有する基板の断面図である。
【図7】従来技術によって形成された対称レジスト・パ
ターンを有する基板の断面図である。
【図8】基板上に複数の平行な非対称レジスト・パター
ンを形成するために使用される、特別なマスクの断面図
である。
【図9】特別なマスクの断面図である。
【図10】特別なマスクおよび方法を使用して基板上に
ポジ型レジストの非対称側壁を形成されたレジスト・パ
ターンの断面図である。
【図11】特別なマスクおよび方法を使用して基板上に
ポジ型レジストの非対称側壁を形成されたレジスト・パ
ターンの断面図である。
【図12】特別なマスクの断面図である。
【図13】特別なマスクおよび方法を使用して基板上に
ネガ型レジストの非対称側壁を形成されたレジスト・パ
ターンの断面図である。
【図14】特別なマスクおよび方法を使用して基板上に
ネガ型レジストの非対称側壁を形成されたレジスト・パ
ターンの断面図である。
【図15】デバイスのオフ電流がトレンチの側壁角度に
依存する関係を示す図である(側壁の角度θ8=180
゜−θ7)。
【符号の説明】
10 パターン化された基板 11 基板 12 レジスト・パターン 13 側壁 14 頂部 15 側壁 16 底部 17 レジスト・パターン 18 側壁 19 頂部 20 側壁 21 底部 22 マスク 22a マスク 23 透明基板 24 チャネル 25 遮光物質 26 表面 27 半導体の構造体 28 露光されたレジスト 29 基板 30 パターン化された基板 31 ポジ型フォトレジスト物質 32 1つの側 33 他の側 37 被覆された基板 38 ネガ型レジスト 39 非露光部分 40 レジスト・パターン 41 頂部 42 側壁 43 側壁 44 底部 45 基板 50 マスク 60 半導体の構造体 61 基板 62 ウィンドウ 63 クロム線 64 側壁 65 半導体基板 66 非対称レジスト・パターン 67 側壁 68 底部表面 70 電界効果トランジスタ 73 シリコン基板 74 ゲート導体 75 ゲート酸化膜 76 ソース注入領域 77 ドレイン注入領域 78 トレンチ 79 能動領域 80 側壁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H01L 29/78 621 (72)発明者 ルイス・エル・スー アメリカ合衆国12524、 ニューヨーク州 フィッシュキル クロスビィ・コート 7 (72)発明者 ジャック・エー・マンデルマン アメリカ合衆国12582、 ニューヨーク州 ストームヴィル ジャミー・レーン 5 (72)発明者 レベッカ・ディー・ミー アメリカ合衆国12590、 ニューヨーク州 ワッピンジャー・フォールス ロビン・レ ーン 17

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】半導体基板内に形成されたソース注入領域
    およびドレイン注入領域、ゲート電極、ゲート酸化物、
    および能動領域を有するトランジスタを含み、 前記ソース注入領域とドレイン注入領域は前記能動領域
    の対向する側に置かれており、前記ゲート酸化物および
    ゲート電極は前記能動領域の上部に置かれており、 前記トランジスタは前記能動領域に隣接した2つの分離
    領域を含み、 前記分離領域は、各分離領域の側壁が前記能動領域に対
    するインタフェースとして働くように、前記能動領域の
    対向する側に配置されており、 前記能動領域に対するインタフェースとして働く前記側
    壁の少なくとも1つが90゜から150゜の傾斜角で傾
    斜しており、 前記分離領域およびソース注入領域およびドレイン注入
    領域が前記能動領域を四方から取り囲んでいる、 半導体構造体。
  2. 【請求項2】前記半導体基板が絶縁基板上シリコン(S
    OI)である、請求項1に記載の半導体構造体。
  3. 【請求項3】0.1μmから0.5μmの深さを有する
    トレンチが前記アイソレーションとして働く、請求項1
    に記載の半導体の構造体。
  4. 【請求項4】0.5μmから3μmの深さを有するトレ
    ンチが前記アイソレーションとして働く、請求項1に記
    載の半導体の構造体。
JP10038650A 1997-03-12 1998-02-20 半導体構造体およびデバイス Pending JPH10256394A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US82040097A 1997-03-12 1997-03-12
US08/820400 1997-03-12

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10256394A true JPH10256394A (ja) 1998-09-25

Family

ID=25230658

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10038650A Pending JPH10256394A (ja) 1997-03-12 1998-02-20 半導体構造体およびデバイス

Country Status (2)

Country Link
US (1) US6228745B1 (ja)
JP (1) JPH10256394A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007017982A1 (ja) * 2005-08-11 2007-02-15 Sharp Kabushiki Kaisha 回路基板、電子装置、及び、回路基板の製造方法

Families Citing this family (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100474591B1 (ko) 2002-04-23 2005-03-08 주식회사 하이닉스반도체 트렌치 분리 구조를 가지는 디램 셀 트랜지스터의 제조 방법
US6960510B2 (en) * 2002-07-01 2005-11-01 International Business Machines Corporation Method of making sub-lithographic features
US7282306B2 (en) * 2004-03-26 2007-10-16 Intel Corporation Continuous sloped phase edge architecture fabrication technique using electron or optical beam blur for single phase shift mask ret
US7783101B2 (en) * 2004-12-15 2010-08-24 Hitachi Global Storage Technologies Netherlands B.V. Method and system for determining dimensions of a structure having a re-entrant profile
US7442618B2 (en) * 2005-07-16 2008-10-28 Chartered Semiconductor Manufacturing, Ltd Method to engineer etch profiles in Si substrate for advanced semiconductor devices
US7790543B2 (en) * 2008-01-11 2010-09-07 International Business Machines Corporation Device structures for a metal-oxide-semiconductor field effect transistor and methods of fabricating such device structures
US7790524B2 (en) * 2008-01-11 2010-09-07 International Business Machines Corporation Device and design structures for memory cells in a non-volatile random access memory and methods of fabricating such device structures
US7786535B2 (en) * 2008-01-11 2010-08-31 International Business Machines Corporation Design structures for high-voltage integrated circuits
US7772651B2 (en) * 2008-01-11 2010-08-10 International Business Machines Corporation Semiconductor-on-insulator high-voltage device structures, methods of fabricating such device structures, and design structures for high-voltage circuits
JP2010245366A (ja) * 2009-04-08 2010-10-28 Fujifilm Corp 電子素子及びその製造方法、並びに表示装置
US8823166B2 (en) * 2010-08-30 2014-09-02 Taiwan Semiconductor Manufacturing Company, Ltd. Pillar bumps and process for making same
US8785291B2 (en) 2011-10-20 2014-07-22 International Business Machines Corporation Post-gate shallow trench isolation structure formation
US8466496B2 (en) 2011-11-17 2013-06-18 International Business Machines Corporation Selective partial gate stack for improved device isolation

Family Cites Families (44)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51139281A (en) 1975-05-28 1976-12-01 Hitachi Ltd Semi-conductor device
JPS52156576A (en) 1976-06-23 1977-12-27 Hitachi Ltd Production of mis semiconductor device
US4255207A (en) 1979-04-09 1981-03-10 Harris Corporation Fabrication of isolated regions for use in self-aligning device process utilizing selective oxidation
US4329186A (en) 1979-12-20 1982-05-11 Ibm Corporation Simultaneously forming fully implanted DMOS together with enhancement and depletion mode MOSFET devices
GB2081506B (en) 1980-07-21 1984-06-06 Data General Corp Resin-filled groove isolation of integrated circuit elements in a semi-conductor body
JPS5833870A (ja) 1981-08-24 1983-02-28 Hitachi Ltd 半導体装置
US4599118A (en) 1981-12-30 1986-07-08 Mostek Corporation Method of making MOSFET by multiple implantations followed by a diffusion step
US4419809A (en) 1981-12-30 1983-12-13 International Business Machines Corporation Fabrication process of sub-micrometer channel length MOSFETs
US4689656A (en) 1984-06-25 1987-08-25 International Business Machines Corporation Method for forming a void free isolation pattern and resulting structure
US4763183A (en) 1984-08-01 1988-08-09 American Telephone And Telegraph Co., At&T Bell Laboratories Semiconductor-on-insulator (SOI) devices and SOI IC fabrication method
US5225697A (en) 1984-09-27 1993-07-06 Texas Instruments, Incorporated dRAM cell and method
US4863562A (en) 1988-02-11 1989-09-05 Sgs-Thomson Microelectronics, Inc. Method for forming a non-planar structure on the surface of a semiconductor substrate
US5159419A (en) 1988-03-15 1992-10-27 Texas Instruments Incorporated CCD imager responsive to long wavelength radiation
JP2513023B2 (ja) 1988-10-24 1996-07-03 三菱電機株式会社 電界効果型半導体装置およびその製造方法
US5059550A (en) 1988-10-25 1991-10-22 Sharp Kabushiki Kaisha Method of forming an element isolating portion in a semiconductor device
US5368962A (en) 1988-11-10 1994-11-29 Somar Corporation Masking film
US5057887A (en) 1989-05-14 1991-10-15 Texas Instruments Incorporated High density dynamic ram cell
JP3153230B2 (ja) 1990-09-10 2001-04-03 株式会社日立製作所 パタン形成方法
US5234852A (en) 1990-10-10 1993-08-10 Sgs-Thomson Microelectronics, Inc. Sloped spacer for MOS field effect devices comprising reflowable glass layer
JPH0534897A (ja) 1991-07-30 1993-02-12 Fujitsu Ltd 光学マスク及びその製造方法
US5370975A (en) 1992-01-31 1994-12-06 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Method for forming resist pattern
US5315142A (en) 1992-03-23 1994-05-24 International Business Machines Corporation High performance trench EEPROM cell
US5225035A (en) 1992-06-15 1993-07-06 Micron Technology, Inc. Method of fabricating a phase-shifting photolithographic mask reticle having identical light transmittance in all transparent regions
US5302477A (en) 1992-08-21 1994-04-12 Intel Corporation Inverted phase-shifted reticle
US5348826A (en) 1992-08-21 1994-09-20 Intel Corporation Reticle with structurally identical inverted phase-shifted features
US5300379A (en) 1992-08-21 1994-04-05 Intel Corporation Method of fabrication of inverted phase-shifted reticle
US5538815A (en) 1992-09-14 1996-07-23 Kabushiki Kaisha Toshiba Method for designing phase-shifting masks with automatization capability
US5571738A (en) 1992-09-21 1996-11-05 Advanced Micro Devices, Inc. Method of making poly LDD self-aligned channel transistors
US5308722A (en) 1992-09-24 1994-05-03 Advanced Micro Devices Voting technique for the manufacture of defect-free printing phase shift lithography
US5300786A (en) 1992-10-28 1994-04-05 International Business Machines Corporation Optical focus phase shift test pattern, monitoring system and process
JPH06188270A (ja) 1992-12-15 1994-07-08 Mitsubishi Electric Corp 電界効果トランジスタの製造方法及びパターン転写マスク
JP2773611B2 (ja) 1993-11-17 1998-07-09 株式会社デンソー 絶縁物分離半導体装置
US5487962A (en) 1994-05-11 1996-01-30 Rolfson; J. Brett Method of chromeless phase shift mask fabrication suitable for auto-cad layout
US5672450A (en) 1994-05-11 1997-09-30 Micron Technology, Inc. Method of phase shift mask fabrication comprising a tapered edge and phase conflict resolution
US5567553A (en) 1994-07-12 1996-10-22 International Business Machines Corporation Method to suppress subthreshold leakage due to sharp isolation corners in submicron FET structures
US5521422A (en) 1994-12-02 1996-05-28 International Business Machines Corporation Corner protected shallow trench isolation device
US5643822A (en) 1995-01-10 1997-07-01 International Business Machines Corporation Method for forming trench-isolated FET devices
US5518945A (en) 1995-05-05 1996-05-21 International Business Machines Corporation Method of making a diffused lightly doped drain device with built in etch stop
US5718829A (en) 1995-09-01 1998-02-17 Micron Technology, Inc. Phase shift structure and method of fabrication
KR0165457B1 (ko) 1995-10-25 1999-02-01 김광호 트렌치 소자분리 방법
US5767549A (en) 1996-07-03 1998-06-16 International Business Machines Corporation SOI CMOS structure
US5994202A (en) 1997-01-23 1999-11-30 International Business Machines Corporation Threshold voltage tailoring of the corner of a MOSFET device
US6015991A (en) 1997-03-12 2000-01-18 International Business Machines Corporation Asymmetrical field effect transistor
US5948571A (en) 1997-03-12 1999-09-07 International Business Machines Corporation Asymmetrical resist sidewall

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007017982A1 (ja) * 2005-08-11 2007-02-15 Sharp Kabushiki Kaisha 回路基板、電子装置、及び、回路基板の製造方法
US8035103B2 (en) 2005-08-11 2011-10-11 Sharp Kabushiki Kaisha Circuit board, electronic device, and method for producing circuit board

Also Published As

Publication number Publication date
US6228745B1 (en) 2001-05-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10049885B2 (en) Method for patterning a plurality of features for fin-like field-effect transistor (FinFET) devices
US6734506B2 (en) Semiconductor device including a plurality of kinds of MOS transistors having different gate widths and method of manufacturing the same
JP2004504719A (ja) エッチングされたトレンチに関する光エッジ効果の問題を解決する半導体デバイス及びその製造方法
JP4567110B2 (ja) 装置能力測定による近接効果測定方法及び装置
US6015991A (en) Asymmetrical field effect transistor
JPH10256394A (ja) 半導体構造体およびデバイス
US20140113420A1 (en) Methods of avoiding shadowing when forming source/drain implant regions on 3d semiconductor devices
US20020113277A1 (en) Sub-critical-dimension integrated circuit features
US7842981B2 (en) Semiconductor device and method of manufacturing the same
US6939649B2 (en) Fabrication method of semiconductor integrated circuit device and mask
US7803500B2 (en) Photomask, photomask fabrication method, and semiconductor device fabrication method
US8242550B2 (en) Semiconductor devices
JP2001307999A (ja) アライメントマークの構造およびその製造方法
US20240047212A1 (en) Semiconductor device and manufacturing method therefor
US7867693B1 (en) Methods for forming device structures on a wafer
KR100346449B1 (ko) 반도체소자의 제조방법
KR100242378B1 (ko) 전계효과 트랜지스터의 게이트 제조방법
KR100280537B1 (ko) 반도체장치 제조방법
KR20060114434A (ko) 반도체소자의 제조방법
KR0130200B1 (ko) 반도체 소자 제조방법
JP2002072444A (ja) 半導体集積回路装置の製造方法
US20020177085A1 (en) Self-aligned photolithographic process for forming silicon-on-insulator devices
KR100540332B1 (ko) 반도체 소자의 패턴 형성 방법
KR0140811B1 (ko) 트랜지스터 제조 방법
KR0171736B1 (ko) 전계효과트랜지스터 제조 방법