JPH10255340A - 光学式貼り合わせディスクの貼り合わせ方法及びその装置 - Google Patents

光学式貼り合わせディスクの貼り合わせ方法及びその装置

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JPH10255340A
JPH10255340A JP5805297A JP5805297A JPH10255340A JP H10255340 A JPH10255340 A JP H10255340A JP 5805297 A JP5805297 A JP 5805297A JP 5805297 A JP5805297 A JP 5805297A JP H10255340 A JPH10255340 A JP H10255340A
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ring
disks
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shaped convex
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敬二 柿沼
Masahiko Kotoyori
正彦 琴寄
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Abstract

(57)【要約】 【課題】光学式貼り合わせディスクの記録領域を傷つけ
ることなく上側ディスクを下側ディスク上の接着剤に均
一に接触させることができる光学式貼り合わせディスク
の貼り合わせ方法及び貼り合わせ装置を提供する。 【解決手段】2枚のディスクを上下に貼り合わせて光学
式貼り合わせディスクを作る貼り合わせ装置に関する。
2枚のディスク2,3の表面に形成されている集積用リ
ング状凸部15の内側のディスク保持部を平面状部材に
それぞれ吸着保持する手段13a,14aと、リング状
凸部15の外側から記録領域の内側までの間の少なくと
も一部を平面状部材にそれぞれ吸着保持する手段13
b,14bと、2枚のディスク2,3が吸着保持された
状態で、下側のディスク2上に吐出された接着剤7に上
側のディスク3を接触させる手段13,14とを備えて
いる。上下のディスクの反りを小さくして貼り合わせる
ことができるので接着層内に気泡が混入するのを防止す
ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、オーディオ情報、
ビデオ情報、或いは通常データの記録又は再生を光学式
に行う貼り合わせディスクの製造方法及び製造装置に関
し、特に、液体状の接着剤を使用した光学式貼り合わせ
ディスクの貼り合わせ方法及びその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の光学式ディスクの貼り合わせ装置
としては、例えば図11に示すようなものがあった。図
11は、液体状の接着剤を使用してディスクを貼り合わ
す、貼り合わせ装置の内、ディスクを重ね合わせる部分
を示すものである。
【0003】図11において、下側ディスク2上には、
図示しない接着剤吐出装置によりドーナッツ状に接着剤
7が吐出されており、回転ヘッド113上に吸着保持さ
れる。この下側ディスク2上に、上側ディスク3を吸着
保持した搬送ヘッド114が下降してきて、上側ディス
ク3表面を接着剤7に接触させた後、上側ディスク3の
吸着を解放して再び上昇、待避する。その後、回転ヘッ
ド113が高速回転を開始し、上側及び下側ディスク
3、2を、その間に接着剤7を挟んだ状態で高速回転さ
せて接着剤7を所要の範囲に広げる。
【0004】前記回転ヘッド113及び搬送ヘッド11
4は、ディスクの記録領域に接触することで記録領域に
傷をつけることを避けるため、集積用リング状凸部の内
側、即ちディスク保持部のみを吸着するように構成され
ている。図12において、上側ディスク3と下側ディス
ク2とは、所要の範囲に広げられた未硬化の接着剤7に
よって密着した状態にてトレー50上に載せられてい
る。この状態で、上側ディスク3と下側ディスク2と
は、硬化手段である紫外線照射器9によって紫外線が照
射されている領域を通過して移動することで、接着剤が
硬化される。上側ディスク3上には、ディスクの反りの
矯正のためガラスのような透明な材質で作られたおもり
51が載せられることもある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、集積用
リング状凸部の内側を吸着保持した場合には、ディスク
の内部歪や自重などによるディスクの反りを矯正できな
い。この状態を示したのが図13である。
【0006】図13は図11の断面図である。ここで吸
着保持されているディスクは上側、下側ともに反りが大
きい。この反りは上記の理由で発生するのであるが、特
に集積用リング状凸部15を屈曲点として発生するもの
が大きい。この反りは大きさが不均一な場合が多く、こ
こで上側ディスク3と下側ディスク2を平行に保つのは
困難である。このように上側ディスク3と下側ディスク
2が平行でない状態で、上側ディスク3を、下側ディス
ク2上の接着剤7に接触させると、接触の仕方が不均一
となり、気泡を巻き込みやすい。
【0007】また、上側ディスク3を接着剤7を挟んで
下側ディスク2上に載せ、高速回転させる場合でも、下
側ディスク2を曲がりなく水平な状態で高速回転させる
ことができないので、接着剤7を均一に広げるのが難し
い。
【0008】上記のような問題点を解消するためには、
ディスク全面を平面状部材に吸着保持させることも考え
られるが、これではディスクの記録領域に前記吸着部材
が接触することになり、ディスクの記録領域を傷つける
危険性が有る。
【0009】更に、図12に示す接着剤硬化部にあって
は、接着剤7を挟んで上側ディスク3と下側ディスク2
が密着した状態であっても、各単板ディスクの反りを合
成したような反りが発生する。これを矯正するためにお
もり51を載せると、おもり51と反りの有るディスク
表面との接触具合が均一にならず、接着剤7の膜厚分布
に乱れを生じさせる原因となる。またおもりによって押
し出された接着剤7が、その近傍の部材を汚すという悪
影響も有る。
【0010】そこで、本発明の目的は、光学式貼り合わ
せディスクの記録領域を傷つけることなく上側ディスク
を下側ディスク上の接着剤に均一に接触させることがで
きる光学式貼り合わせディスクの貼り合わせ方法及び貼
り合わせ装置を提供することにある。
【0011】また、本発明の他の目的は、光学式貼り合
わせディスクの記録領域を傷つけることなく接着剤を所
要の範囲まで均一に広げることができる光学式貼り合わ
せディスクの貼り合わせ方法及び貼り合わせ装置を提供
することにある。
【0012】また、本発明の他の目的は、光学式貼り合
わせディスクを反りなく平らな状態に保って接着剤の硬
化を行うことができる光学式貼り合わせディスクの貼り
合わせ方法及び貼り合わせ装置を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1の光学式貼り合わせディスクの貼り合わせ装
置は、2枚のディスクを上下に貼り合わせて光学式貼り
合わせディスクを作る貼り合わせ装置において、前記2
枚のディスクの表面に形成されている集積用リング状凸
部の内側のディスク保持部を平面状部材にそれぞれ吸着
保持する手段と、前記リング状凸部の外側から記録領域
の内側までの間の少なくとも一部を平面状部材にそれぞ
れ吸着保持する手段と、前記2枚のディスクのうち、下
側のディスク上に吐出された接着剤に上側のディスクを
接触させる手段とを備えていることを特徴とする。
【0014】また、請求項2の光学式貼り合わせディス
クの貼り合わせ装置は、2枚のディスクを上下に貼り合
わせて光学式貼り合わせディスクを作る貼り合わせ装置
において、前記2枚のディスクのうち、下側ディスク表
面に形成されている集積用リング状凸部内側のディスク
保持部を平面状部材に吸着保持する手段と、前記リング
状凸部の外側から記録領域の内側までの間の少なくとも
一部を平面状部材に吸着保持する手段と、前記2枚のデ
ィスクの間に供給された接着剤を高速回転にて所要の範
囲まで広げる手段とを備えていることを特徴とする。
【0015】また、請求項3の光学式貼り合わせディス
ク貼り合わせ装置は、2枚のディスクを上下に貼り合わ
せて光学式貼り合わせディスクを作る貼り合わせ装置に
おいて、前記2枚のディスクのうち、下側ディスク表面
に形成されている集積用リング状凸部内側のディスク保
持部、および前記リング状凸部の外側を平面状部材に吸
着保持する手段と、前記2枚のディスク間の所要の範囲
に広げられた接着剤の硬化処理を施す手段とを備えてい
ることを特徴とする。
【0016】また、請求項4の光学式貼り合わせディス
クの貼り合わせ装置は、請求項1乃至3に記載の光学式
貼り合わせディスクの貼り合わせ装置において、上記デ
ィスク表面の集積用リング状凸部の内側を吸着保持する
平面状部材と、前記リング状凸部の外側を吸着保持する
平面状部材との双方の平面部が同一平面であることを特
徴とする。
【0017】また、請求項5の光学式貼り合わせディス
クの貼り合わせ方法は、2枚のディスクを上下に貼り合
わせて光学式貼り合わせディスクを作る貼り合わせ方法
において、前記2枚のディスクのうち、下側のディスク
上に接着剤を吐出し、前記上下のディスクの表面にそれ
ぞれ形成されている集積用リング状凸部内側のディスク
保持部を平面状部材に吸着保持するとともに、前記リン
グ状凸部の外側から記録領域の内側までの間の少なくと
も一部を平面状部材に吸着保持した状態で、前記上下デ
ィスクを近接させ、上側ディスクを前記接着剤に接触さ
せることを特徴とする。
【0018】また、請求項6の光学式貼り合わせディス
クの貼り合わせ方法は、2枚のディスクを上下に貼り合
わせて光学式貼り合わせディスクを作る貼り合わせ方法
において、前記2枚のディスクのうち、下側ディスクの
表面に形成されている集積用リング状凸部内側のディス
ク保持部を平面状部材に吸着保持するとともに、前記リ
ング状凸部の外側から記録領域の内側までの間の少なく
とも一部を平面状部材に吸着保持した状態で、上下ディ
スクの間に供給された接着剤を高速回転にて所要の範囲
まで広げることを特徴とする。
【0019】また、請求項7の光学式貼り合わせディス
クの貼り合わせ方法は、2枚のディスクを上下に貼り合
わせて光学式貼り合わせディスクを作る貼り合わせ方法
において、前記2枚のディスクのうち、下側ディスク表
面に形成されている集積用リング状凸部内側のディスク
保持部および前記リング状凸部の外側を平面状部材に吸
着保持した状態で、上下ディスクの間の所要の範囲に広
げられた接着剤の硬化処理を行うことを特徴とする。
【0020】また、請求項8の光学式貼り合わせディス
クの貼り合わせ方法は、請求項5乃至7に記載の光学式
貼り合わせディスクの貼り合わせ方法において、上記デ
ィスク表面の集積用リング状凸部の内側を吸着保持する
とともに、前記リング状凸部の外側を前記内側と同一平
面内に吸着保持することを特徴とする。
【0021】請求項1又は請求項5の発明では、下側デ
ィスク上に吐出された接着剤に上側ディスクを接触させ
る際に、上下ディスクの表面に形成されている集積用リ
ング状凸部内側のディスク保持部を、平面状の部材に接
着保持するとともに、前記リング状凸部の外側から記録
領域の内側までの間の少なくとも一部を平面状の部材に
吸着保持した状態で、前記上下ディスクを近接させるこ
とで、光学式貼り合わせディスクの記録領域を傷つける
ことなく上側ディスクを下側ディスク上の接着剤に均一
に接触させることができる。
【0022】また、請求項2又は6の発明では、上下デ
ィスクの間に供給された接着剤を高速回転にて所要の範
囲まで広げる際に、下側ディスク表面に形成されている
集積用リング状凸部内側のディスク保持部を、平面状の
部材に吸着保持するとともに、前記リング状凸部の外側
から記録領域の内側までの間の少なくとも一部を平面状
の部材に吸着保持した状態で接着剤に均一に接触させる
ことにより、光学式貼り合わせディスクの記録領域を傷
つけることなく接着剤を所要の範囲まで均一に広げるこ
とができる。
【0023】また、請求項3又は7の発明では、上下デ
ィスク間の所要の範囲に広げられた接着剤の硬化処理を
施す際に、下側ディスク表面に形成されている集積用リ
ング状凸部内側のディスク保持部および前記リング状凸
部の外側を平面状の部材に吸着保持しながら行うことに
より、光学式貼り合わせディスクを反りなく平らな状態
に保って接着剤の硬化を行うことができる。
【0024】また、請求項4又は8の発明では、集積用
リング状凸部の内側を吸着保持する平面状部材と、外側
を吸着保持する平面状部材とを同一平面としたので、集
積用リング状凸部の内側と外側とを同一平面とすること
ができる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。なお、以下において、共通する部
分には共通の符号を付してその説明を省略する。図1は
本発明を使用した、光学式ディスク貼り合わせ装置の一
例である。
【0026】この光学式ディスク貼り合わせ装置は、図
示しないディスク供給装置により、上側ディスク3及び
下側ディスク2が供給される供給ステージ1と、回転軸
回りに高速回転可能なスピンナー5と、供給ステージ1
からスピンナー5にディスクを搬送する、水平方向及び
垂直方向に可動の直交型2軸ロボットである搬送ロボッ
ト4と、スピンナー5上のディスクに接着剤を吐出する
旋回式の吐出ノズル6と、接着剤が吐出されたディスク
がスピンナー5から搬送ロボット4により搬送される紫
外線照射トレー8と、紫外線照射されている領域を形成
する紫外線照射器9と、紫外線照射トレー8上のディス
クを紫外線照射トレー8とともに紫外線照射されている
領域を通過させる移動機構10と、紫外線照射されたデ
ィスクを紫外線照射トレー8から排出ステージ12へ取
り出す取り出しアーム11とを備えている。
【0027】次に、この光学式ディスク貼り合わせ装置
の動作を説明する。先ず、図示しないディスク供給装置
により、供給ステージ1上に下側ディスク2が接着面を
上に向けて供給される。次に、供給ステージ1上に上側
ディスク3が接着面を下に向けて供給される。以下、繰
り返される。
【0028】最初に供給ステージ1上に載せられた下側
ディスク2は、搬送ロボット4によりスピンナー5上に
送られ、次いで、供給ステージ1上に載せられた上側デ
ィスク3も、搬送ロボット4によりスピンナー5上に送
られる。このように下側ディスク2と上側ディスク3と
が交互にスピンナー5上に送られる。
【0029】供給ステージ1上に最初の下側ディスク2
が載せられた後、旋回式の吐出ノズル6が起動して、ス
ピンナー5の低速回転とともに接着剤7を吐出し、下側
ディスク2表面上にてドーナッツ状の形にする。
【0030】次に、吐出ノズル6が待避し、スピンナー
5の低速回転が停止した後、搬送ロボット4は上側ディ
スク3をスピンナー5上の下側ディスク2の上に重ね
る。その後、スピンナー5が高速回転して、接着剤を所
要の範囲まで広げる。
【0031】スピンナー5の高速回転処理が完了し、未
硬化の接着剤を介して密着した上側ディスク3及び下側
ディスク2は、搬送ロボット4により紫外線照射トレー
8上に移される。
【0032】次に、紫外線照射トレー8は、移動機構1
0を介して、紫外線照射器9により紫外線照射されてい
る領域を通して上記密着した上側ディスク3及び下側デ
ィスク2を載せて運び、接着剤7を硬化させる。
【0033】接着剤7が硬化して貼り合わせ完了したデ
ィスクは、取り出しアーム11により、紫外線照射トレ
ー8上から排出ステージ12上に移される。排出ステー
ジ12上のディスクは、図示しないディスク排出装置に
より取り出される。
【0034】図2は本発明の第1の実施例であり、図1
のスピンナー5上において、下側ディスク2上に吐出さ
れた接着剤7に、上側ディスク3を接触させる状態を示
している。
【0035】図2において、下側ディスク2を載置して
いるのはスピンナー5の回転ヘッド13であり、上側デ
ィスク3を保持しているのは搬送ロボット4の搬送ヘッ
ド14である。
【0036】回転ヘッド13及び搬送ヘッド14は共に
円筒形をしている。回転ヘッド13及び搬送ヘッド14
の外径は、ディスクの記録領域Rの内径よりも小さく、
且つディスクの集積用リング状凸部15の外径よりも大
きい。また、集積用リング状凸部15との干渉を避ける
ため、逃げ溝16が形成されている。更に、ディスクと
接触する平面(内側吸着保持部13a,14a、リング
状吸着保持部13b,14b)に吸着穴17が配置さ
れ、この吸着穴17は集積用リング状凸部15の内側と
外側の両方に配置される。
【0037】ディスクに生じる反りは、実際上、集積用
リング状凸部15を屈曲点とするものが主要なものであ
るから、上記のように集積用リング状凸部15の内側と
外側を同時に吸着保持すれば、ディスクの反りの大部分
が矯正でき、上側ディスク3と下側ディスク2をほぼ平
行に保持できる。又、ディスクの記録領域Rに傷が付く
ことも無い。
【0038】このようにして上側ディスク3を下側ディ
スク2上の接着剤7に接触させれば、均一に接触させる
ことができ、気泡の巻き込みを抑制することができる。
更に、上側ディスク3を接着剤7を挟んで下側ディスク
2上に載せ、回転ヘッド13により高速回転させる場
合、回転ヘッド13によって下側ディスク2を曲がり無
く水平に吸着保持しながら高速回転させることができる
ので、接着剤7の表面張力の作用により上側ディスク3
も平らに矯正され、接着剤7を所要の範囲に渡って均一
に広げることができる。このときにも、ディスクの記録
領域Rに傷が付くことはない。
【0039】図3は本発明の第2の実施例を示す図、図
4は本発明の第2の実施例の動作を説明するための図で
ある。この第2の実施例では、上側ディスク3と下側デ
ィスク2とを接着剤7を介して重ねる工程をスピンナー
5より以前の段階で行い、かつ高速回転と同時並行にデ
ィスク重ね動作を行うことで、装置の処理能力を向上さ
せる場合に使用される。
【0040】図3は、図4において第2の昇降ステージ
20が搬送ヘッド18に下側ディスク2を渡す場面を表
している。搬送ヘッド18は、ディスク上面の吸着機能
と、ツメ21による下側ディスク2中心穴の垂直端面の
機械的保持機能とをともに備えている。
【0041】搬送ヘッド18は吸着穴17とともにツメ
21及びツメ21を駆動するエアーシリンダ22を備え
る。また第2の昇降ステージ20にも吸着穴17が備え
られる。
【0042】ここで搬送ヘッド18及び第2の昇降ステ
ージ20は、ディスク表面の集積用リング状凸部15の
内側と外側の両方に吸着穴17を備え、かつディスクに
接触する平面(内側吸着保持部18a,20a、リング
状吸着保持部18b,20b)は、ディスクの記録領域
Rより内側に限られる。
【0043】次に、この第2の実施例の動作を図4によ
り説明する。まず、上側ディスク3が接着面を下向きに
した状態で載置されている第1の昇降ステージ19の上
方に搬送ヘッド18が到達する。その後、第1の昇降ス
テージ19が上昇して上側ディスク3を搬送ヘッド18
に吸着保持させ、下降退避する。
【0044】次に、下側ディスク2が接着面を上向きに
し、接着剤7をその上に吐出された状態で載置されてい
る第2の昇降ステージ20の上方に搬送ヘッド18が移
動し、その後、第2の昇降ステージ20が上昇し、搬送
ヘッド18のツメ21にて下側ディスク2の中心穴の垂
直端面を保持させ、下降退避する。
【0045】以上のようにして上側ディスク3と下側デ
ィスク2を接着剤7を挟んで保持した搬送ヘッド18
は、これらをスピンナー5の回転ヘッド13上に移載す
る。この第2実施例によれば、上側ディスク3を下側デ
ィスク2と平行に保って、下側ディスク2上の接着剤7
と接触させられるので、気泡の巻き込みを抑制できる。
【0046】図5は、本発明の第3の実施例を示す図で
あり、図1における紫外線照射トレー8及び移動機構1
0を示す。ここでは、ディスクを載置する紫外線照射ト
レーがボールネジ23およびガイド軸24により直線方
向に送られる。これにより、紫外線照射領域を通してデ
ィスクを移動させることで接着剤に紫外線を当て、硬化
させる。
【0047】図6には紫外線照射トレー8の構造を示
す。紫外線照射トレー8は支持具25に埋め込まれ、図
示しないが移動機構10に支持される。また、その周囲
には、ディスク端部の接着剤7の硬化を助けるための反
射板26が設置される。
【0048】紫外線照射トレー8表平面の内側吸着保持
部8a及び外側吸着保持部8bには吸着穴17が形成さ
れる。この吸着穴17はディスクの集積用リング状凸部
15の内側および外側に配される。これは図5に記載の
真空流路27に接続される。
【0049】なお、接着剤硬化部において貼り合わせデ
ィスクの最終的な反りの状態が決まってしまうため、他
の処理部と異なり、ディスク全面を平面に密着させて硬
化させることが好ましい。この部分は急激な運動を伴わ
ないのでディスク傷つきの危険性が低い上に、ディスク
を反り無く貼り合わせる目的からしてもディスクに接触
する平面は非常に平滑に仕上げられているため、ディス
クの記録領域Rに接触させても傷つけることは無い。
【0050】また、図6では吸着穴17がディスクの中
心部に接触する位置のみに配置されているが、ディスク
全面に渡って接触する位置に配置してもよい。これら吸
着穴17の配置および数は、貼り合わせ前の単板ディス
クの反りの状態に応じて適宜決められる。
【0051】上記のような機構にて、下側ディスク2を
平滑な平面に吸着保持させるため、接着剤7の表面張力
により上側ディスク3も矯正されるので、上下のディス
クが平らな状態で接着剤硬化ができ、反りの無い貼り合
わせディスクを作ることができる。
【0052】図7は、本発明の第4の実施例を示す図
で、図5における移動機構10の代わりにターンテーブ
ル28を使用するもので、6個の紫外線照射トレー8が
装備されている。
【0053】この実施例では、図示の紫外線照射トレー
8の位置をトレー停止位置とする。即ち、6箇所のトレ
ー停止位置を持つ。そして矢印の向きに、紫外線照射ト
レー8を一定角度にて次の停止位置まで回転させた後、
停止させるという動作を繰り返す。この駆動源としては
カム式割り出しユニット29が使用されることが多い。
また上記トレー停止位置の間に紫外線照射領域が設けら
れている。このような装置により、ディスクが図示の位
置に投入されると、間欠的な回転運動で送られ、紫外線
照射を受けた後、図示の位置から取り出される。
【0054】これによれば、複数の紫外線照射トレー8
が循環しながら硬化処理を行うため、移動機構がいちい
ち戻る必要が無く、装置の動作サイクル時間を短縮でき
る。但しこのような機構には、下記のような問題点が有
る。すなわち、第1にディスクを紫外線照射時だけ吸着
し、あとは吸着しないように制御しないとディスクの受
け渡しがうまくいかないことである。第2にはディスク
の移動が円弧運動になるため、ターンテーブル28の回
転中心に近い部分と遠い部分で移動速度に差が有り、受
け取る紫外線エネルギーがディスク面内で均一にならな
いことである。
【0055】図7に示す実施例では、上記問題点を解消
するための対策が施してある。それを、図7の実施例の
断面図である図8によって説明する。
【0056】図8において、紫外線照射トレー8および
その近傍の構造は図6に示すものと同様である。但し、
紫外線照射トレー8には回転軸30が一体的に結合さ
れ、回転軸30は、シール付き軸受31を介して軸受ケ
ース32に装着される。軸受ケース32はターンテーブ
ル28に設置される。
【0057】前記回転軸30には吸着穴17につながる
真空流路27が形成され、軸受ケース32の内部空間か
ら、メカニカルバルブ33、真空配管34、回転式の配
管継手34aを介して真空源に接続される。
【0058】また、回転軸30は第1の遊星歯車35に
結合される。この第1の遊星歯車35は第2の遊星歯車
36と噛み合っており、第2の遊星歯車36は固定歯車
37と噛み合っている。
【0059】第2の遊星歯車36は、軸受38および支
柱39を介して回転自在にターンテーブル28に設置さ
れる。固定歯車37はターンテーブル28と同心の位置
に設置される。このため、ターンテーブル28とカム式
割り出しユニット29の出力軸40を結合する回転ボス
41、42に、軸受43を介して設置され、回り止めピ
ン44にて固定台45に結合される。以上の各歯車の個
数は、第1の遊星歯車35および第2の遊星歯車が各6
個、固定歯車が1個である。
【0060】以上のような装置における、上記問題点の
対策について説明する。まず第1の問題点、すなわちデ
ィスクを紫外線照射時だけ吸着し、あとは吸着しないよ
うに制御することについて説明する。
【0061】これは紫外線照射トレー8の1個に対し1
個ずつ装備されたメカニカルバルブ33により制御する
ことで対処する。これを図9により説明する。メカニカ
ルバルブ33は3方向弁であり、自然状態では、図9
(a)のように吸着穴17が大気圧になるように接続さ
れている。ここで、ばね33bの付勢力に抗してローラ
ー46及びプランジャ33aが押し込まれると、図9
(b)のように吸着穴17が真空源とつながるように切
り替わる。
【0062】このようなメカニカルバルブ33をターン
テーブル28とともに回転させ、一方、紫外線照射トレ
ー8が紫外線照射領域を通過する位置に、図9(b)に
示すような固定ドグ47を配置して、ローラー46を押
し込ませるようにしておく。以上のような対策で、紫外
線照射時のみ吸着させることが可能となる。
【0063】次に、第2の問題点、すなわちディスクの
移動が円弧運動になるため、ターンテーブル28の回転
中心に近い部分と遠い部分で移動速度に差が有り、受け
取る紫外線エネルギーがディスク面内で均一にならない
ことの対策について説明する。
【0064】これは遊星歯車を使用して、ターンテーブ
ル28の回転中に紫外線照射トレー8を逆方向に自転さ
せることで対処する。これを図10により説明する。図
10は、各遊星歯車及び固定歯車のみを描き出した図で
ある。なお、図10において、一点鎖線は歯車のピッチ
円を示す。
【0065】図10に示すように、ターンテーブル28
(図8参照)は時計回り、すなわち位置A→B→C→D
のように回転するものとし、位置Aはディスク投入位
置、位置Dはディスク取り出し位置、位置BC間に紫外
線照射領域が有るものとする。
【0066】ここで、固定歯車37と第1の遊星歯車3
5の歯数は同じとし、第2の遊星歯車36の歯数は噛み
合いに適する値に選定するものとする。ターンテーブル
28が回転し、紫外線照射トレー8が位置Aから位置B
へ移動する時、第2の遊星歯車36が固定歯車37と噛
み合って時計回りに回転し、同時に第1の遊星歯車35
が第2の遊星歯車36と噛み合って反時計回りに回転す
る。これら3つの歯車列の減速比は1だから、ターンテ
ーブル28の回転角度の分だけ、第1の遊星歯車35と
結合されている紫外線照射トレー8は逆方向に回転する
ことになる。
【0067】ここで、位置Aにおいて紫外線照射トレー
8に目印のための矢印8を付けたとすれば、位置Bに来
た時も矢印8の示す方向は変わらない。これはターンテ
ーブル28のいかなる位置でも同じである。このこと
は、ターンテーブル28の回転開始から停止までの間の
任意の時点を取ってみると、紫外線照射トレー8上の全
ての点が、同一の方向及び速度で運動していることを示
している。つまり、紫外線照射トレー8上の全ての点
が、紫外線照射領域を同じ速度履歴で通過していること
を意味している。従って、ディスク面上の全ての位置に
おいて、受け取る紫外線エネルギーの量が一定になるこ
とがわかる。以上のような対策でディスクの移動速度差
を解消できる。
【0068】
【発明の効果】以上の説明から明らかな如く請求項1又
は5の発明によれば、吸着保持されている上下側のディ
スクは、ともに反りが小さい。特に集積用リング状凸部
を屈曲点として発生する反りを小さくすることができ
る。したがって、上側ディスクと下側ディスクとを平行
に保つことができる。このように上側ディスクと下側デ
ィスクが平行な状態で、上側ディスクを、下側ディスク
上の接着剤に接触させると、接触の仕方が均一となり、
気泡を巻き込むのを防止することができる。さらに、デ
ィスクの記録領域に吸着部材が接触することがないの
で、ディスクの記録領域を傷つける危険性がない。
【0069】また、請求項2又は6の発明によれば、上
側ディスクを接着剤を挟んで下側ディスク上に載せ、高
速回転させる場合でも、下側ディスクを曲がりなく水平
な状態で高速回転させることができるので、接着剤を均
一に広げることが容易である。さらに、ディスクの記録
領域に吸着部材が接触することがないので、ディスクの
記録領域を傷つける危険性がない。
【0070】また、請求項3又は7の発明によれば、接
着剤硬化部において、接着剤を挟んで上側ディスクと下
側ディスクが密着した状態であっても、各単板ディスク
の反りを小さくできるので、合成した反りが小さい。し
たがって、接着剤の膜厚分布に乱れを生じさせることが
ない。
【0071】また、請求項4又は8の発明によれば、集
積用リング状凸部の内側を吸着保持する平面状部材と、
外側を吸着保持する平面状部材とを同一平面としたの
で、集積用リング状凸部の内側と外側とを同一平面とす
ることができ、容易にディスクの反りを防止することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を使用した、光学式貼り合わせディスク
の貼り合わせ装置の概略を示す図である。
【図2】本発明の第1実施例を示し、上下のディスクの
吸着保持状態を示す図である。
【図3】本発明の第2実施例を示し、上下のディスクの
吸着保持状態を示す図である。
【図4】本発明の第2実施例の動作を示す図である。
【図5】本発明の第3実施例を示す図である。
【図6】紫外線照射トレーの構造を示す図である。
【図7】本発明の第4の実施例を示す図である。
【図8】図7の実施例の縦断面図である。
【図9】メカニカルバルブによる制御を説明するための
図である。
【図10】各遊星歯車及び固定歯車の関係を示す図であ
る。
【図11】従来の光学式ディスクの貼り合わせ装置の説
明図である。
【図12】接着剤を硬化させる部分を示す図である。
【図13】図11の従来例の断面図である。
【符号の説明】
2 下側ディスク 3 上側ディスク 5 スピンナー(高速回転にて所要の範囲まで接着剤
を広げる手段) 8 紫外線照射トレー 8a 内側吸着保持部(集積用リング状凸部の内側のデ
ィスク保持部を平面状部材に吸着保持する手段) 8b 外側吸着保持部(集積用リング状凸部の外側を平
面状部材に吸着保持する手段) 10 紫外線照射器(接着剤の硬化処理を施す手段) 13 回転ヘッド(下側のディスク上に吐出された接
着剤に上側のディスクを接触させる手段) 13a 内側吸着保持部(集積用リング状凸部の内側の
ディスク保持部を平面状部材に吸着保持する手段) 13b リング状吸着保持部(集積用リング状凸部の外
側から記録領域の内側までの間の少なくとも一部を平面
状部材に吸着保持する手段) 14 搬送ヘッド(下側のディスク上に吐出された接
着剤に上側のディスクを接触させる手段) 14a 内側吸着保持部(集積用リング状凸部の内側の
ディスク保持部を平面状部材に吸着保持する手段) 14b リング状吸着保持部(集積用リング状凸部の外
側から記録領域の内側までの間の少なくとも一部を平面
状部材に吸着保持する手段) 15 集積用リング状凸部 17 吸着穴 18 搬送ヘッド(下側のディスク上に吐出された接
着剤に上側のディスクを接触させる手段) 18a 内側吸着保持部(集積用リング状凸部の内側の
ディスク保持部を平面状部材に吸着保持する手段) 18b リング状吸着保持部(集積用リング状凸部の外
側から記録領域の内側までの間の少なくとも一部を平面
状部材に吸着保持する手段) 20 第2の昇降ステージ(下側のディスク上に吐出
された接着剤に上側のディスクを接触させる手段) 20a 内側吸着保持部(集積用リング状凸部の内側の
ディスク保持部を平面状部材に吸着保持する手段) 20b リング状吸着保持部(集積用リング状凸部の外
側から記録領域の内側までの間の少なくとも一部を平面
状部材に吸着保持する手段) R 記録領域

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2枚のディスクを上下に貼り合わせて光
    学式貼り合わせディスクを作る貼り合わせ装置におい
    て、 前記2枚のディスクの表面に形成されている集積用リン
    グ状凸部の内側のディスク保持部を平面状部材にそれぞ
    れ吸着保持する手段と、 前記リング状凸部の外側から記録領域の内側までの間の
    少なくとも一部を平面状部材にそれぞれ吸着保持する手
    段と、 前記2枚のディスクが吸着保持された状態で、下側のデ
    ィスク上に吐出された接着剤に上側のディスクを接触さ
    せる手段とを備えていることを特徴とする光学式貼り合
    わせディスクの貼り合わせ装置。
  2. 【請求項2】 2枚のディスクを上下に貼り合わせて光
    学式貼り合わせディスクを作る貼り合わせ装置におい
    て、 前記2枚のディスクのうち、下側ディスク表面に形成さ
    れている集積用リング状凸部内側のディスク保持部を平
    面状部材に吸着保持する手段と、 前記リング状凸部の外側から記録領域の内側までの間の
    少なくとも一部を平面状部材に吸着保持する手段と、 前記2枚のディスクの間に供給された接着剤を高速回転
    にて所要の範囲まで広げる手段とを備えていることを特
    徴とする光学式貼り合わせディスクの貼り合わせ装置。
  3. 【請求項3】 2枚のディスクを上下に貼り合わせて光
    学式貼り合わせディスクを作る貼り合わせ装置におい
    て、 前記2枚のディスクのうち、下側ディスク表面に形成さ
    れている集積用リング状凸部内側のディスク保持部、お
    よび前記リング状凸部の外側を平面状部材に吸着保持す
    る手段と、 前記2枚のディスク間の所要の範囲に広げられた接着剤
    の硬化処理を施す手段とを備えていることを特徴とする
    光学式貼り合わせディスクの貼り合わせ装置。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3に記載の光学式貼り合わ
    せディスクの貼り合わせ装置において、 上記集積用リング状凸部の内側を吸着保持する平面状部
    材と、前記リング状凸部の外側を吸着保持する平面状部
    材との双方の平面状部材の平面部が同一平面であること
    を特徴とする光学式貼り合わせディスクの貼り合わせ装
    置。
  5. 【請求項5】 2枚のディスクを上下に貼り合わせて光
    学式貼り合わせディスクを作る貼り合わせ方法におい
    て、 前記2枚のディスクのうち、下側のディスク上に接着剤
    を吐出し、前記上下のディスクの表面にそれぞれ形成さ
    れている集積用リング状凸部内側のディスク保持部を平
    面状部材に吸着保持するとともに、前記リング状凸部の
    外側から記録領域の内側までの間の少なくとも一部を平
    面状部材に吸着保持した状態で、前記上下ディスクを近
    接させ、上側ディスクを前記接着剤に接触させることを
    特徴とする光学式貼り合わせディスクの貼り合わせ方
    法。
  6. 【請求項6】 2枚のディスクを上下に貼り合わせて光
    学式貼り合わせディスクを作る貼り合わせ方法におい
    て、 前記2枚のディスクのうち、下側ディスクの表面に形成
    されている集積用リング状凸部内側のディスク保持部を
    平面状部材に吸着保持するとともに、前記リング状凸部
    の外側から記録領域の内側までの間の少なくとも一部を
    平面状部材に吸着保持した状態で、上下ディスクの間に
    供給された接着剤を高速回転にて所要の範囲まで広げる
    ことを特徴とする光学式貼り合わせディスクの貼り合わ
    せ方法。
  7. 【請求項7】 2枚のディスクを上下に貼り合わせて光
    学式貼り合わせディスクを作る貼り合わせ方法におい
    て、 前記2枚のディスクのうち、下側ディスク表面に形成さ
    れている集積用リング状凸部内側のディスク保持部およ
    び前記リング状凸部の外側を平面状部材に吸着保持した
    状態で、上下ディスクの間の所要の範囲に広げられた接
    着剤の硬化処理を行うことを特徴とする光学式貼り合わ
    せディスクの貼り合わせ方法。
  8. 【請求項8】 請求項5乃至7に記載の光学式貼り合わ
    せディスクの貼り合わせ方法において、 上記ディスク表面の集積用リング状凸部の内側を吸着保
    持するとともに、前記リング状凸部の外側を前記内側と
    同一平面内に吸着保持することを特徴とする光学式貼り
    合わせディスクの貼り合わせ方法。
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