JPH10255236A - 磁気検出装置 - Google Patents

磁気検出装置

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Publication number
JPH10255236A
JPH10255236A JP9057899A JP5789997A JPH10255236A JP H10255236 A JPH10255236 A JP H10255236A JP 9057899 A JP9057899 A JP 9057899A JP 5789997 A JP5789997 A JP 5789997A JP H10255236 A JPH10255236 A JP H10255236A
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JP
Japan
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magnetic field
gear
bias
magnetic
magnet
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Application number
JP9057899A
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English (en)
Inventor
Tatsuo Sunayama
竜男 砂山
Naoko Akiyama
尚子 秋山
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Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
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Publication date
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  • Magnetic Heads (AREA)
  • Switches That Are Operated By Magnetic Or Electric Fields (AREA)
  • Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 感度を向上し容易に被検出対象の運動を検出
すると共に、安価でしかも組み立て作業性を向上する。 【解決手段】 第1の磁性材を有するギア11に向けて
バイアス磁界を発生する第1のバイアス磁石25aと、
このバイアス磁石25aに対向してギア11の運動方向
に配置される磁性材45とを設け、ギア11の運動に応
じたバイアス磁界の状態変化により抵抗変化を生ずる磁
気抵抗効果素子16a1,16a2を、第1のバイアス
磁石25aと磁性材45との間のバイアス磁界中であっ
てギア11の運動方向に対して略垂直な面に配置した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁気抵抗効果素子
の抵抗変化を利用して被検出対象の移動,回転等を検出
する高感度な磁気検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】磁気センサは、バイアス磁石を有し、磁
気抵抗効果素子の抵抗変化を利用して磁性体からなる被
検出対象の移動,回転等を検出するものであり、小型で
あることから、広く利用されている。
【0003】この種の従来の磁気センサの公知技術とし
て、例えば、特開平3−195970に記載されたもの
がある。特開平3−195970に記載された磁気セン
サの第1の方式を図15に示す。
【0004】図15に示す磁気センサには、磁性材料か
らなる被検出対象としてのギア11に向けてバイアス磁
界13を発生するバイアス磁石15が設けられる。この
バイアス磁界13の方向に垂直な面に磁気抵抗効果素子
16aを形成した絶縁基板17aが配置される。
【0005】バイアス磁石15から発生したバイアス磁
界の磁力線は、ギア11の山と谷で周期的に変調され、
ギア11の歯の相対位置に応じて正弦波状に変化する。
バイアス磁界13の振れ角度θは、ギア11の移動に伴
って変化する。この磁界角度の変化による磁気抵抗効果
素子16aの面内に生ずる振れ角方向の磁界強度の変化
を前記磁気抵抗効果素子16aの抵抗変化として検出
し、ギア11の運動を検出している。
【0006】また、特開平3−195970に記載され
た磁気センサの第2の方式を図16に示す。図16に示
すように、絶縁基板17bに設けられた磁気抵抗効果素
子16bは、バイアス磁界方向13と、ギア11の運動
方向との2方向を有する面に配置される。
【0007】この方式は、磁界の振れによる磁界方向
と、磁気抵抗効果素子16bを流れる電流の方向とのな
す角度が変化することを利用し、ギア11の運動によっ
て生ずるバイアス磁界13の状態変化に応じて磁気抵抗
効果素子16bの抵抗が変化する。
【0008】このように、前述した磁気センサの第1の
方式及び第2の方式にあっても、バイアス磁界13の方
向は、ギア11に向かう方向にあり、ギア11の運動に
応じて、バイアス磁界13の方向が、ギア11の運動方
向に振れることを利用している。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
磁気センサの構成にあっては、ギア11と磁気抵抗効果
素子16a,16bとの間のエアギャップが大きくなる
につれて、振れ角は、急激に小さくなる。
【0010】ここで、振れ角はバイアス磁石15の形状
や、ギア11の形状に依存するが、検出可能な最大エア
ギャップは2mm〜3mm程度であった。このため、検出ギ
ャップを大きくして感度を向上し、容易にギア11の運
動を検出できると共に、安価でしかも組み立て作業性を
向上した磁気検出装置が望まれていた。
【0011】本発明は、検出ギャップを大きくして感度
を向上し、容易に被検出対象の運動を検出できると共
に、安価でしかも組み立て作業性を向上した磁気検出装
置を提供することを課題とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するために以下の手段を採用した。請求項1の発明
は、第1の磁性材を有する被検出対象に向けてバイアス
磁界を発生する磁界発生部と、この磁界発生部に対向し
て前記被検出対象の運動方向に配置される第2の磁性材
と、前記磁界発生部と前記第2の磁性材との間のバイア
ス磁界中にあって前記被検出対象の運動方向に対して略
垂直な面に設置され、前記被検出対象の運動に応じた前
記バイアス磁界の状態変化により抵抗変化を生ずる磁気
抵抗効果素子とを備えることを要旨とする。
【0013】この発明によれば、磁界発生部に対向して
前記被検出対象の運動方向に第2の磁性材を配置し、前
記磁界発生部と前記第2の磁性材との間のバイアス磁界
中に磁気抵抗効果素子を配置し、かつ、この磁気抵抗効
果素子を前記被検出対象の運動方向に対して略垂直な面
に配置したので、磁界発生部と第2の磁性材との間の空
間では、被検出対象の運動方向にバイアス磁界が発生す
る。
【0014】そして、被検出対象の運動方向にあるバイ
アス磁界は、被検出対象の運動により、被検出対象に向
かう方向に変調される。このため、磁気抵抗効果素子
は、被検出対象の運動に応じたバイアス磁界の状態変化
により抵抗変化を生ずる。
【0015】このように、磁界発生部と第2の磁性材と
の間に磁気抵抗効果素子を設け、被検出対象の運動方向
に磁界を発生させることで、被検出対象と磁気抵抗効果
素子とのエアギャップに対する磁界変調量の減少が比較
的小さくなる。
【0016】その結果、エアギャップに対する感度を向
上し、容易に被検出対象の運動を検出することができ
る。また、磁界発生部を1つ使用するのみで済むので、
コストが低減でき、また磁界発生部を配置する際にその
極性を指定する必要がないので、組み立て作業性が向上
する。
【0017】請求項2の発明において、前記磁気抵抗効
果素子は、被検出対象に向かう方向に対して略垂直な方
向に配置されたパターンからなる第1の磁気抵抗効果素
子と、この第1の磁気抵抗効果素子に直列に接続される
と共に前記被検出対象に向かう方向に配置されたパター
ンからなる第2の磁気抵抗効果素子とを有することを特
徴とする。
【0018】この発明によれば、第1の磁気抵抗効果素
子は、被検出対象に向かう方向に対して略垂直な方向に
配置されたパターンであるので、被検出対象の運動に応
じたバイアス磁界の状態変化により抵抗変化を生ずる。
【0019】また、第2の磁気抵抗効果素子は、被検出
対象に向かう方向に配置されたパターンであるので、磁
界の変化に応じた抵抗変化は、第1の磁気抵抗効果素子
の抵抗変化と比較して非常に小さく、ほぼ一定の抵抗値
となり、第1の磁気抵抗効果素子と第2の磁気抵抗効果
素子との中点端子からは、第1の磁気抵抗効果素子の抵
抗変化に相当する出力信号を得ることができる。
【0020】請求項3の発明において、前記磁気抵抗効
果素子は、前記磁界発生部の前記被検出対象側の磁極面
近傍または前記第2の磁性材の被検出対象側の磁性材面
近傍に配置されることを要旨とする。
【0021】この発明によれば、バイアス磁界の変調の
大きさは、磁界発生部の前記被検出対象側の磁極面近傍
または前記第2の磁性材の被検出対象側の磁性材面近傍
で最大となるため、この位置に磁気抵抗効果素子を配置
することで、大きな抵抗変化が得られることになる。
【0022】請求項4の発明において、前記磁気抵抗効
果素子は、絶縁基板に実装され、さらに、前記絶縁基板
には他の電子部品が実装されることを要旨とする。
【0023】すなわち、磁界発生部と第2の磁性材との
間に、磁気抵抗効果素子を有する絶縁基板を挿入できる
ことから、絶縁基板に複数の電子部品を搭載することが
できる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の磁気検出装置の実
施の形態を図面を参照して説明する。図1に本発明の磁
気検出装置の実施の形態1の斜視図を示す。
【0025】<実施の形態1>図1に示す磁気検出装置
は、磁気センサであり、回転運動を行なう被検出対象と
してのギア11を設ける。このギア11の真下には、第
1の磁界発生部としての第1のバイアス磁石25a、第
2の磁界発生部としての第2のバイアス磁石25b、磁
気抵抗効果素子16a1,16a2を有する絶縁基板1
7aが設けられる。
【0026】この絶縁基板17aには、集積回路(I
C)19、抵抗及びコンデンサ21などの複数の電子部
品が搭載されている。すなわち、第1のバイアス磁石2
5aと第2のバイアス磁石25bとの間に、磁気抵抗効
果素子16a1,16a2を有する絶縁基板17aを挿
入できることから、絶縁基板17aに複数の電子部品を
搭載することができる。
【0027】第1のバイアス磁石25aは、磁性材料を
有するギア11に向けてバイアス磁界を発生するもの
で、ギア11側にN極が配置されている。第2のバイア
ス磁石25bは、第1のバイアス磁石25aと対向して
ギア11の運動方向に配置され、前記磁性材料を有する
ギア11に向けてバイアス磁界を発生するもので、ギア
11側にS極が配置されている。
【0028】磁気抵抗効果素子16a1は鉛直方向に配
置され、磁気抵抗効果素子16a2は鉛直方向に直交す
る方向に配置される。
【0029】磁気抵抗効果素子16a1,16a2は、
その磁気抵抗効果素子を流れる電流の方向と磁界方向と
のなす角度と、磁界強度とによって抵抗が変化する。磁
界に対する抵抗変化の様子を図2に示す。
【0030】電流の方向と磁界方向とのなす角度が90
゜である場合には、すなわち、磁気抵抗効果素子16a
2は、磁界強度の大きさによって、図2に示すように、
抵抗が変化する。
【0031】電流の方向と磁界方向とのなす角度が0゜
である場合には、すなわち、磁気抵抗効果素子16a1
は、磁界強度の大きさに関係なく、抵抗が変化しない。
磁気抵抗効果素子16a1の出力は得られないので、温
度補正に用いられる。ここでは、磁気抵抗効果素子16
a2のみの抵抗が変化するので、その出力が用いられ
る。
【0032】磁気抵抗効果素子16a1,16a2は、
第1のバイアス磁石25aと第2のバイアス磁石25b
との間のバイアス磁界中に設けられ、ギア11の運動方
向に対して垂直な面に設置され、ギア11の運動に応じ
た前記バイアス磁界の状態変化により抵抗変化を生ず
る。
【0033】ギア11が回転すると、ギア11と磁気抵
抗効果素子16a1,16a2との位置関係としては、
図3に示す位置関係と、図4に示す位置関係とがある。
【0034】図3では、第1のバイアス磁石25aのN
極とギア11の山とが対向配置され、かつ、第2のバイ
アス磁石25bのS極とギア11の隣の山とが対向配置
される場合である。図4では、第1のバイアス磁石25
aのN極と第2のバイアス磁石25bのS極との間にギ
ア11の山が配置される場合である。
【0035】図3及び図4に示す位置関係において、磁
気抵抗効果素子のA点のギア11に向かう方向の磁界の
大きさH1,H2は、H1がH2よりも大きい。この信
号により正弦波出力が発生する。
【0036】磁気抵抗効果素子16a1,16a2は、
バイアス磁石25aのギア11側の磁極面近傍であっ
て、磁石間の中心からずらした位置に配置される。
【0037】このように構成された磁気検出装置によれ
ば、図3に示すように、第1のバイアス磁石25aのN
極から発生するバイアス磁界は、第1のバイアス磁石2
5a内で閉じる経路と、第2のバイアス磁石25bのS
極に入る経路がある。
【0038】そして、いずれの経路においても、ギア1
1の運動により、その経路は変調される。第1のバイア
ス磁石25aと、第2のバイアス磁石25bとの間のギ
ア11側、磁極面近傍におけるバイアス磁界は、ギア1
1の運動方向、つまり、第1のバイアス磁石25aのN
極から第2のバイアス磁石25bのS極に向かう方向に
ある。
【0039】そのバイアス磁界は、ギア11の運動によ
り、ギア11に向かう方向に振れを生ずる。つまり、ギ
ア11が運動することで、ギア11に向かう方向のバイ
アス磁界成分が変化することになる。このため、磁気抵
抗効果素子16a2は、ギア11の運動に応じた前記バ
イアス磁界の状態変化により抵抗変化を生ずる。
【0040】また、図4に示す状態では、大半のバイア
ス磁界は、第1のバイアス磁石25aのN極からギア1
1に向かうとともに、第2のバイアス磁石25bのS極
からギア11に向かう。
【0041】このバイアス磁界中に磁気抵抗効果素子1
6a2が配置されるので、磁気抵抗効果素子16a2を
通る図4に示すバイアス磁界は、図3に示すバイアス磁
界よりも大きい。
【0042】また、磁気抵抗効果素子16a2を第1の
バイアス磁石25aと第2のバイアス磁石25bとの間
の中心からずらすことで、バイアス磁界の振れは、大き
くなる。
【0043】図5に2つのバイアス磁石間の磁界の振れ
のシミュレーション結果を示す。図中において、太線で
示す部分は、図3で示したように、2つのバイアス磁石
25a,25bとギア11の山とが対向配置された状態
にある場合の磁界の振れである。
【0044】細線で示す部分は、図4で示したように、
2つのバイアス磁石25a,25b間にギア11の山が
配置された状態にある場合の磁界の振れである。
【0045】図5に示す磁界の振れのシミュレーション
結果からもわかるように、図4に示す位置関係における
磁界の振れの方が図4に示す位置関係における磁界の振
れよりも大きいことがわかる。
【0046】また、磁気抵抗効果素子16a2を第1の
バイアス磁石25aの磁極面側または第2のバイアス磁
石25bの磁極面側により配置した方が、バイアス磁界
の振れは、大きくなることがわかる。
【0047】このように、第1のバイアス磁石25aと
第2のバイアス磁石25bとの間に磁気抵抗効果素子1
6aを設け、ギア11の方向にバイアス磁界を発生させ
ることで、エアギャップに対する磁界変調量の減少が比
較的小さくなるので、エアギャップが比較的大きくて
も、磁界の変化状態を検出できる。その結果、エアギャ
ップが大きくして感度を向上し、容易にギア11の運動
を検出できる。
【0048】図3及び図4に、磁気抵抗効果素子16a
2上のA点における振れ角θを示す。図6に振れ角θと
エアギャップとの関係をシミュレーションした結果を、
実施の形態1の場合(図中Q)と従来の場合(図中P)
との各々について示す。
【0049】図6からもわかるように、実施の形態1で
は、エアギャップが大きくなっても、振れ角θの減少が
従来のそれよりも小さい。なお、実施の形態1と従来の
場合の構造の違いは前述した通りである。
【0050】このように、実施の形態1では、エアギャ
ップを大きくとれることになり、その結果、感度が向上
し、容易にギア11の運動を検出することができる。
【0051】<実施の形態2>次に、本発明の磁気検出
装置の実施の形態2を説明する。図7に本発明の磁気検
出装置の実施の形態2の構成を示す。
【0052】実施の形態2では、磁気抵抗効果素子16
a1,16a2の左側面側に、磁気抵抗効果素子16a
1,16a2に臨む側にN極が着磁された第1の磁石3
5aが設けられ、磁気抵抗効果素子16a1,16a2
に臨む右側面側に、磁気抵抗効果素子16a1,16a
2に臨む側にS極が着磁された第2の磁石35bが設け
られる。
【0053】磁気抵抗効果素子16a1,16a2は、
ギア11の運動方向に垂直な面に配置し、かつ、ギア1
1に向かう方向の磁石中心位置よりも、ギア側に配置す
る(図8のA点部分)。その他の構成は実施の形態1の
構成と同一であるので、同一部分には同一符号を付し説
明する。
【0054】このように構成された実施の形態2におい
て、図8に示すように、バイアス磁界は第1の磁石35
aのN極からS極に閉じる経路、第2の磁石35bのN
極からS極に閉じる経路、及び第1の磁石35aのN極
から第2の磁石35bのS極に閉じる経路が形成され
る。
【0055】すなわち、第1の磁石35aと第2の磁石
35bとの間の空間の磁気抵抗効果素子が配置される位
置では、第1の磁石35aで発生したバイアス磁界は、
第2の磁石35bに入る。これによって、ギア11の運
動方向に磁界が発生する。
【0056】そのバイアス磁界は、ギア11の運動に応
じて、ギア11に向かう方向に振れを生ずる。つまり、
ギア11に向かう方向の磁界成分の強度が変化する。こ
のため、磁気抵抗効果素子16a2は、ギア11の運動
に応じた前記バイアス磁界の状態変化により抵抗変化を
生ずる。
【0057】このように、第1の磁石35aと第2の磁
石35bとの間に磁気抵抗効果素子16a1,16a2
を設け、ギア11の運動方向に磁界を発生させること
で、ギア11と磁気抵抗効果素子16a1,16a2と
のエアギャップに対する磁界変調量の減少が比較的小さ
くなり、エアギャップを比較的大きくても、磁界の変化
状態を検出できる。その結果、エアギャップに対する感
度を向上し、容易にギア11の運動を検出することがで
きる。
【0058】また、絶縁基板17aには、IC19、抵
抗及びコンデンサ21などの複数の電子部品が搭載され
ている。すなわち、第1の磁石35aと第2の磁石35
bとの間に、磁気抵抗効果素子16a1,16a2を有
する絶縁基板17aを挿入できることから、絶縁基板1
7aに複数の電子部品を搭載することができる。
【0059】<実施の形態3>次に、本発明の磁気検出
装置の実施の形態3を説明する。図9に実施の形態3の
磁気検出装置の斜視図を示す。実施の形態3の磁気検出
装置は、ギア11、第1のバイアス磁石25a、磁性材
45、磁気抵抗効果素子16a1,16a2を有する絶
縁基板17aを備える。
【0060】すなわち、図1に示す磁気検出装置の第2
のバイアス磁石25bに代えて、第2のバイアス磁石2
5bが配置された位置に磁性材45を配置したことを特
徴とする。なお、図9に示す磁気検出装置のその他の構
成は図1に示す磁気検出装置の構成と同一構成であるの
で、同一部分は同一符号を付して説明する。
【0061】磁性材45は、磁性体からなり、この磁性
体には強磁性体、フェリ磁性体、弱磁性体などがある。
実施の形態3の磁性体は透磁率がとくに特に大きい物
質、例えばヨーク材等からなる。また、透磁率がとくに
特に大きい物質としては、鉄、けい素鋼、パーマロイの
ような強磁性体や、フェライトのようなフェリ磁性体な
どが上げられる。磁性体45は、第1のバイアス磁石2
5aの磁力線を集束させる効果があり、等価的に第1の
バイアス磁石25aと同様なふるまいをする。
【0062】図9に示す第1のバイアス磁石25aは、
N極をギア11に近づくように配置し、S極をギア11
から離れるように配置している。なお、第1のバイアス
磁石25aは、S極をギア11に近づくように配置し、
N極をギア11から離れるように配置してもよい。
【0063】図10に磁気抵抗効果素子16a1,16
a2の構成図を示す。磁気抵抗効果素子16a2は、ギ
ア11に向かう方向(磁界Hの方向)に対して略垂直な
方向に配置されたパターンからなり、磁気抵抗効果素子
16a1は、磁気抵抗効果素子16a2に直列に接続さ
れると共にギア11に向かう方向に配置されたパターン
からなる。
【0064】磁気抵抗効果素子16a2の一端52aは
電源51の+側に接続され、磁気抵抗効果素子16a1
の一端52cは電源51の−側に接続され、磁気抵抗効
果素子16a1と磁気抵抗効果素子16a2との中点端
子52bからは、抵抗変化に伴う電圧出力が得られるよ
うになっている。
【0065】次に、ギア11が回転した場合、ギア11
と磁気抵抗効果素子16a1,16a2との位置関係と
しては、図11に示す位置関係と、図12に示す位置関
係とがある。
【0066】図11では、第1のバイアス磁石25aの
N極とギア11の山とが対向配置され、かつ、磁性材4
5とギア11の隣の山とが対向配置される場合である。
図12では、第1のバイアス磁石25aのN極と磁性材
45との間にギア11の山が配置される場合である。
【0067】図11及び図12に示す位置関係におい
て、磁気抵抗効果素子のA点のギア11に向かう方向の
磁界の大きさH3,H4は、H3がH4よりも大きい。
この信号により正弦波出力が発生する。
【0068】磁気抵抗効果素子16a1,16a2は、
ギア11側の第1のバイアス磁石25aの磁極面近傍に
配置される。なお、磁気抵抗効果素子16a1,16a
2は、ギア11側の磁性材45の磁性面近傍に配置して
も良く、あるいは、第1のバイアス磁石25aと磁性材
45との真ん中に配置しても良い。
【0069】このように構成された磁気検出装置によれ
ば、図11に示すように、第1のバイアス磁石25aの
N極から発生するバイアス磁界は、第1のバイアス磁石
25a内で閉じる経路と、磁性材45に入る経路があ
る。
【0070】そして、いずれの経路においても、ギア1
1の運動により、その経路は変調される。第1のバイア
ス磁石25aと、磁性材45との間のギア11側、磁極
面近傍におけるバイアス磁界は、ギア11の運動方向、
つまり、第1のバイアス磁石25aのN極から磁性材4
5に向かう方向にある。
【0071】そのバイアス磁界は、ギア11の運動によ
り、ギア11に向かう方向に振れを生ずる。つまり、ギ
ア11が運動することで、ギア11に向かう方向のバイ
アス磁界成分が変化することになる。このため、磁気抵
抗効果素子16a2は、ギア11の運動に応じたバイア
ス磁界の状態変化により抵抗変化を生ずる。
【0072】また、図12に示す状態では、大半のバイ
アス磁界は、第1のバイアス磁石25aのN極からギア
11に向かうことになり、残りのバイアス磁界は、磁性
材45に向かう。
【0073】このバイアス磁界中に磁気抵抗効果素子1
6a2が配置されるので、磁気抵抗効果素子16a2を
通る図12に示すバイアス磁界は、図11に示すバイア
ス磁界よりも大きい。
【0074】図13にギア11に向かう方向の磁界強度
のギア回転角に対する変化を示す。図13からもわかる
ように、ギア回転角が0度であるとき、すなわち、図1
2に示す位置関係(図中ではギア中間位置として示し
た。)にあるときには、磁界強度は30エルステッド
(Oe)である。
【0075】また、ギア回転角が約4.5度であると
き、すなわち、図11に示す位置関係(図中ではギア磁
石対向位置として示した。)にあるときには、磁界強度
は約零Oeである。このように、ギア11に向かう方向
の磁界強度は図13に示すように正弦波状に変化する。
【0076】また、図10に示すように、磁気抵抗効果
素子16a2は、ギア11に向かう方向に対して略垂直
な方向に配置されたパターンであるので、ギア11の運
動に応じてギア11に向かう方向のバイアス磁界の正弦
波状変化により抵抗が正弦波状に変化を生ずる。
【0077】磁気抵抗効果素子16a1は、ギア11に
向かう方向に配置されたパターンであるので、バイアス
磁界の変化に応じた抵抗変化は、磁気抵抗効果素子16
a2の抵抗変化と比較して非常に小さく、ほぼ一定の抵
抗値となり、磁気抵抗効果素子16a1と磁気抵抗効果
素子16a2との中点端子52bからは、磁気抵抗効果
素子16a2の抵抗変化に相当する正弦波出力信号を得
ることができる。
【0078】また、磁気抵抗効果素子16a2を第1の
バイアス磁石25aの磁極面側または磁性材45の磁極
面側により配置した方が、抵抗変化が大きいので、バイ
アス磁界の振れは、大きくなる。
【0079】このように、第1のバイアス磁石25aと
磁性材45との間に磁気抵抗効果素子16a1,16a
2を設け、ギア11に向かう方向にバイアス磁界を発生
させることで、エアギャップに対する磁界変調量の減少
が比較的小さくなるので、エアギャップが比較的大きく
ても、磁界の変化状態を検出できる。その結果、エアギ
ャップが大きくして感度を向上し、容易にギア11の運
動を検出することができる。
【0080】また、実施の形態1の構成に対して、第1
のバイアス磁石25aを1つ使用するのみで済むので、
コストが低減できる。また、第1のバイアス磁石25a
を配置する際に、第1のバイアス磁石25aと対向する
位置には極性を持たない磁性材45が配置されているか
ら、ギア11側にN極を配置しても良く、あるいは、ギ
ア側にS極を配置しても良く、その極性を指定する必要
がないので、組み立て作業性が向上する。
【0081】また、絶縁基板17aには、IC19、抵
抗及びコンデンサ21などの複数の電子部品が搭載され
ている。すなわち、第1のバイアス磁石25aと磁性材
45との間に、磁気抵抗効果素子16a1,16a2を
有する絶縁基板17aを挿入できることから、絶縁基板
17aに複数の電子部品を搭載することができる。
【0082】<実施の形態4>次に、本発明の磁気検出
装置の実施の形態4を説明する。図14に実施の形態4
の磁気検出装置の斜視図を示す。図14に示す磁気検出
装置は、図7に示す磁気検出装置の第2の磁石35bに
代えて、前記磁性材45を配置したことを特徴とする。
【0083】図14では、第1の磁石35aのN極を磁
性材45に対向配置させている。なお、第1の磁石35
aのS極を磁性材45に対向配置させてもよい。このよ
うな実施の形態4の磁気検出装置によれば、実施の形態
3の構成と同様な構成をとることから、実施の形態3と
同様な効果が得られる。
【0084】なお、本発明は実施の形態1乃至実施の形
態4に限定されるものではない。実施の形態1乃至実施
の形態4では、絶縁基板17aに磁気抵抗効果素子16
a1,16a2を設けるようにしたが、例えば、絶縁基
板17aに磁気抵抗効果素子16a2のみを設けるよう
にしてもよい。
【0085】また、実施の形態1乃至実施の形態4で
は、縦方向の磁気抵抗効果素子16a1及び横方向の磁
気抵抗効果素子16a2からなるハーフブリッジを用い
た。例えば、縦方向の磁気抵抗効果素子16a1及び横
方向の磁気抵抗効果素子16a2を配置すると共に、縦
方向の磁気抵抗効果素子16a1の下側に横方向の磁気
抵抗効果素子16a2を配置し、かつ、横方向の磁気抵
抗効果素子16a2の下側に縦方向の磁気抵抗効果素子
16a1を配置したフルブリッジを用いるようにしても
よい。
【0086】
【発明の効果】本発明によれば、磁界発生部に対向して
被検出対象の運動方向に第2の磁性材を配置し、磁界発
生部と第2の磁性材との間のバイアス磁界中に磁気抵抗
効果素子を配置し、磁気抵抗効果素子を被検出対象の運
動方向に対して略垂直な面に配置したので、磁界発生部
と第2の磁性材との間の空間では、被検出対象の運動方
向にバイアス磁界が発生する。
【0087】被検出対象の運動方向にあるバイアス磁界
は、被検出対象の運動により、被検出対象に向かう方向
に変調されるため、磁気抵抗効果素子は、被検出対象の
運動に応じたバイアス磁界の状態変化により抵抗変化を
生ずる。
【0088】従って、被検出対象と磁気抵抗効果素子と
のエアギャップに対する磁界変調量の減少が比較的小さ
くなるため、エアギャップに対する感度を向上し、容易
に被検出対象の運動を検出できる。また、磁界発生部を
1つ使用するのみで済むので、コストが低減でき、ま
た、磁界発生部を配置する際にその極性を指定する必要
がないので、組み立て作業性が向上する。
【0089】また、第1の磁気抵抗効果素子を被検出対
象に向かう方向に対して略垂直な方向に配置したので、
被検出対象の運動に応じたバイアス磁界の状態変化によ
り抵抗変化を生じ、第2の磁気抵抗効果素子を被検出対
象に向かう方向に配置したので、磁界の変化に応じた抵
抗変化は、第1の磁気抵抗効果素子の抵抗変化と比較し
て非常に小さく、第1の磁気抵抗効果素子と第2の磁気
抵抗効果素子との中点端子から第1の磁気抵抗効果素子
の抵抗変化に相当する出力信号が得られる。
【0090】また、バイアス磁界の変調の大きさは、磁
界発生部の被検出対象側の磁極面近傍または第2の磁性
材の被検出対象側の磁性材面近傍で最大となるため、こ
の位置に磁気抵抗効果素子を配置することで大きな抵抗
変化が得られる。
【0091】また、磁界発生部と第2の磁性材との間
に、磁気抵抗効果素子を有する絶縁基板を挿入できるこ
とから絶縁基板に複数の電子部品を搭載することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の磁気検出装置の実施の形態1を示す斜
視図である。
【図2】磁気抵抗効果素子の磁界に対する抵抗変化を示
す図である。
【図3】ギアの隣接する2つの山と2つのバイアス磁石
とが対向配置されたときの実施の形態1の磁気検出装置
の側面図である。
【図4】ギアの1つの山が2つのバイアス磁石の間に配
置されたときの実施の形態1の磁気検出装置の側面図で
ある。
【図5】2つのバイアス磁石間の磁界の振れのシミュレ
ーション結果を示す図である。
【図6】エアギャップと振れ角との関係についての従来
と本発明との比較を示す図である。
【図7】本発明の磁気検出装置の実施の形態2を示す斜
視図である。
【図8】本発明の実施の形態2の磁気検出装置を示す側
面図である。
【図9】本発明の磁気検出装置の実施の形態3を示す斜
視図である。
【図10】ハーフブリッジの磁気抵抗効果素子を示す構
成図である。
【図11】ギアの隣接する2つの山と第1のバイアス磁
石及び磁性材とが対向配置されたときの実施の形態3の
磁気検出装置の側面図である。
【図12】ギアの1つの山が第1のバイアス磁石と磁性
材との間に配置されたときの実施の形態3の磁気検出装
置の側面図である。
【図13】実施の形態3のギアに向かう方向の磁界強度
のギア回転角に対する変化を示す図である。
【図14】本発明の磁気検出装置の実施の形態4を示す
斜視図である。
【図15】従来の磁気検出装置の一例を示す図である。
【図16】従来の磁気検出装置の他の一例を示す図であ
る。
【符号の説明】
11 ギア 13 磁界方向 15 バイアス磁石 16a,16b,16a1,16a2 磁気抵抗効果素
子 17a,17b 絶縁基板 19 IC 21 抵抗・コンデンサ 25a 第1のバイアス磁石 25b 第2のバイアス磁石 35a 第1の磁石 35b 第2の磁石 45 磁性材 51 電源

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の磁性材を有する被検出対象に向け
    てバイアス磁界を発生する磁界発生部と、 この磁界発生部に対向して前記被検出対象の運動方向に
    配置される第2の磁性材と、 前記磁界発生部と前記第2の磁性材との間のバイアス磁
    界中にあって前記被検出対象の運動方向に対して略垂直
    な面に配置され、前記被検出対象の運動に応じた前記バ
    イアス磁界の状態変化により抵抗変化を生ずる磁気抵抗
    効果素子とを備えることを特徴とする磁気検出装置。
  2. 【請求項2】 前記磁気抵抗効果素子は、被検出対象に
    向かう方向に対して略垂直な方向に配置されたパターン
    からなる第1の磁気抵抗効果素子と、この第1の磁気抵
    抗効果素子に直列に接続されると共に前記被検出対象に
    向かう方向に配置されたパターンからなる第2の磁気抵
    抗効果素子とを有することを特徴とする請求項1記載の
    磁気検出装置。
  3. 【請求項3】 前記磁気抵抗効果素子は、前記磁界発生
    部の前記被検出対象側の磁極面近傍または前記第2の磁
    性材の被検出対象側の磁性材面近傍に配置されることを
    特徴とする請求項1または請求項2記載の磁気検出装
    置。
  4. 【請求項4】 前記磁気抵抗効果素子は、絶縁基板に実
    装され、さらに、前記絶縁基板には他の電子部品が実装
    されることを特徴とする請求項1または請求項2または
    請求項3記載の磁気検出装置。
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