JPH11183498A - 回転検出装置 - Google Patents

回転検出装置

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JPH11183498A
JPH11183498A JP35822497A JP35822497A JPH11183498A JP H11183498 A JPH11183498 A JP H11183498A JP 35822497 A JP35822497 A JP 35822497A JP 35822497 A JP35822497 A JP 35822497A JP H11183498 A JPH11183498 A JP H11183498A
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Masamichi Nakatani
真路 中谷
Takamasa Kanehara
金原  孝昌
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 1つの回転検出装置で複数の出力を発生させ
る場合に、磁束の曲がりを無視してMREブリッジの出
力と比較されるしきい値電圧を設定できるようにする。 【解決手段】 オープンフラックス状態において、MR
Eブリッジ1、11を通過するバイアス磁界が着磁面に
垂直になるように、バイアス磁石4を構成する。具体的
には、バイアス磁石4の着磁面側の端面のうち、2つの
MREブリッジ1、11が配置される部位の間を凹部4
bとする。すなわち、凹部4bが放出する磁束がバイア
ス磁石4の上方で弱まるため、2つのMREブリッジ
1、11が配置される部位のうち、凹部4bの外周近傍
の磁束がバイアス磁石4の内側に向くようになる。この
ため、バイアス磁石4のうち、2つのMREブリッジ
1、11が配置される部位が放出する磁束は着磁面に垂
直な方向となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁気ベクトルの変
化によって抵抗値が変化する磁気抵抗素子(以下、MR
Eという)を用いて回転情報の検出を行う回転検出装置
に関し、特に車両におけるエンジン制御や車両ブレーキ
におけるABS制御に使用する回転検出装置に適用する
と好適である。
【0002】
【従来の技術】従来、回転検出装置として、例えば特開
平7−333236号公報に示されるものが提案されて
いる。この従来公報に示される回転検出装置は、円筒形
状のバイアス磁石の一端面を着磁面とし、この着磁面を
回転するギアの歯に向けて配置してバイアス磁界を発生
させ、このバイアス磁界の方向の変化(磁気ベクトル)
をMREで検出することでギアの回転情報を検出するよ
うになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】回転検出装置に用いら
れるMREは、バイアス磁石の近傍になにも磁性材料が
ないときのオープンフラックス状態において、中空状の
バイアス磁石の中心軸(バイアス磁石の磁気的中心)、
つまり着磁面から垂直に磁束が放出されている(真っ直
ぐ飛ばされている)位置に配置されているのが好まし
い。
【0004】この理由について説明する。バイアス磁石
の中空部の中空方向に対して、例えば±45度の角度を
成すように2つのMREを配置して1組のMREブリッ
ジを形成した場合、図6に示すようにMREブリッジ1
01の中点電位を所定のしきい値電圧Vrefとコンパ
レータ102で比較し、デジタル化(2値化)すること
によってギアの回転状態を検出する。このとき、バイア
ス磁石から磁束が真っ直ぐに飛ばされている位置にMR
Eブリッジ101が配置されていれば、MREブリッジ
101を構成する2つのMREの抵抗値変化率が同等に
なるように磁束が通過するため、磁束の曲がりを無視し
て上記しきい値電圧Vrefを設定することができる。
このため、バイアス磁石の磁気的中心にMREを配置す
ることが好ましいのである。
【0005】近年、エンジン制御及び走行制御において
1つの回転検出装置から多数のデジタル出力(例えば位
相差を考慮した出力)を得ることができるものが要求さ
れている。このような場合、バイアス磁石の異なる位置
に複数のMREブリッジ101を配置することにより、
ギア回転の位相差に応じて複数のデジタル出力が得られ
るようにすることができる。
【0006】しかしながら、バイアス磁石の異なる位置
に複数のMREブリッジ101を配置する場合、バイア
ス磁石の磁気的中心に複数のMREブリッジ101を配
置することができないため、図7に示すようにMREブ
リッジ101を磁束が曲がった位置に配置しなければな
らなくなる。このような場合、磁束の曲がりを考慮して
上記しきい値電圧Vrefを設定しなければならず、回
転検出装置の製造コストが高くなるという問題がある。
【0007】さらに、曲がった磁束によるMREブリッ
ジ101の出力値は各MREブリッジ101によって異
なるため、バイアス磁石103にMREブリッジ101
を組付けた後に上記しきい値電圧Vrefを調整しなけ
ればならず、大幅なコストアップになるという問題があ
る。本発明は上記問題に鑑みてなされ、1つの回転検出
装置で複数の出力を発生させる場合に、磁束の曲がりを
無視してMREブリッジの出力と比較されるしきい値電
圧を設定できるようにすることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記問題を解決
するために以下の手段を採用する。請求項1に記載の発
明においては、バイアス磁石(4)の近傍に磁性材料が
配置されていないオープンフラックス状態において、第
1、第2の磁気抵抗素子ブリッジ(1)を通過するバイ
アス磁界が着磁面に垂直になるように、バイアス磁石
(4)の形状が構成されていることを特徴としている。
【0009】このように、オープンフラックス状態にお
いて、第1、第2の磁気抵抗素子ブリッジ(1)を通過
するバイアス磁界が着磁面に垂直になるように、バイア
ス磁石(4)の形状を構成すれば、磁束の曲がりを無視
してMREブリッジ(1)の出力と比較されるしきい値
電圧を設定できるようにすることができる。例えば、請
求項2に示すように、バイアス磁石(4)に、着磁面に
対して垂直な方向の成分を有する端面を形成しておくこ
とにより、第1、第2の磁気抵抗素子ブリッジ(1)を
通過するバイアス磁界の方向を補正することができる。
【0010】具体的には、請求項3に示すように、バイ
アス磁石(4)のうち、第1、第2の磁気抵抗素子ブリ
ッジの間を通過するギア(3)の回転軸(S)と平行な
線と交差する部位に形成された凹部(4b)によって前
記端面を構成することができる。請求項4に記載の発明
においては、バイアス磁石(4)のうち、第1の磁気抵
抗素子ブリッジ(1)を通る第1の所定面に垂直な線と
交差する第1の部位と、第2の磁気抵抗素子ブリッジ
(1)を通る第2の所定面に垂直な線と交差する第2の
部位との間が、第1、第2の部位よりも着磁面の一部を
凹ませた凹部(4b)となっていることを特徴としてい
る。
【0011】このように、バイアス磁石(4)のうち、
第1の磁気抵抗素子ブリッジ(1)を通る第1の所定面
に垂直な線と交差する第1の部位と、第2の磁気抵抗素
子ブリッジ(1)を通る第2の所定面に垂直な線と交差
する第2の部位との間を、これら第1、第2の部位より
も着磁面の一部を凹ませた凹部(4b)にすると、凹部
(4b)となっている部分の近傍の磁束がバイアス磁石
(4)の内側に向くようになる。このため、凹部(4
b)の両側に位置する第1、第2の部位が形成する着磁
面からは磁束が垂直に放出されるようになる。
【0012】これにより、少なくても第1、第2の部位
という複数の部位において、着磁面から垂直方向に磁束
が放出されるようにできるため、1つの回転検出装置で
複数の出力を発生させる場合においても、磁束の曲がり
を無視して磁気抵抗素子ブリッジの出力と比較されるし
きい値電圧を設定できるようにすることができる。請求
項5に記載の発明においては、第1の部位を挟んで凹部
(4b)の反対側と、第2の部位を挟んで凹部(4b)
の反対側には、第1、第2の部位よりも着磁面の一部を
凹ませる凹部(4d)が形成されており、第1、第2の
部位が突出した凸部(4c)となっていることを特徴と
している。
【0013】このように、バイアス磁石(4)のうち、
第1、第2の磁気抵抗素子ブリッジ(1)が配置される
第1、第2の部位を凸部(4c)とすることによって、
第1、第2の部位における磁束が乱れる臨界点をギア
(3)から離れる側に引き下げることができる。また、
このような場合においては、第1、第2の磁気抵抗素子
ブリッジ(1)を中空部(4a)の内側の着磁面の近傍
に配置すると、この位置で磁束の乱れがないため、回転
検出装置の検出感度をより良好にすることができる。
【0014】なお、第1、第2の磁気抵抗素子ブリッジ
は、中空部(4a)の内外いずれにも配置することがで
きるが、請求項6に示すように、中空部(4a)の内側
に配置することにより、バイアス磁石(4)をギア
(3)により近づけることができる構成にできる。請求
項7に記載の発明においては、着磁面は、第1、第2の
磁気抵抗素子ブリッジ(1)を結んだ線に対して垂直な
平面のうち、第1、第2の磁気抵抗素子ブリッジ(1)
の間を通るものと交差する部位において、凹部(4b)
となっていることを特徴としている。
【0015】このように、第1、第2の磁気抵抗素子ブ
リッジ(1)を結んだ線に対して垂直な平面のうち、第
1、第2の磁気抵抗素子ブリッジ(1)の間を通るもの
と交差する部位において、着磁面が凹部(4b)となっ
ていれば、この凹部(4b)の両側の部位が形成する着
磁面からは磁束が垂直に放出されるようにすることがで
きる。これにより、凹部(4b)の両側に位置する部位
からそれぞれ磁束が着磁面から垂直に放出されるように
できるため、請求項1と同様の効果が得られる。
【0016】また、請求項8に記載の変位検出装置によ
れば、磁界変化検出手段(1、11)は被検出対象
(3)の可動方向に対して複数設けられるものであり、
また複数設けられた磁界変化検出手段(1、11)の間
に位置する磁界発生手段(4)の着磁面に凹部(4b)
が設けられていることを特徴としている。この凹部(4
b)により磁界発生手段(4)から放出される磁界の放
出方向が補正され、複数の磁界変化検出手段(1、1
1)に印加される磁界が着磁面に対してほぼ垂直とな
り、従来の課題を解決することができる。
【0017】また、請求項9に示すように磁界発生手段
(4)が中空部(4a)を有していてもよい。請求項1
0に記載の変位検出装置によれば、磁界変化検出手段
(1、11)は被検出対象(3)の可動方向に対して複
数配置されており、また被検出対象(3)に対向する着
磁面は被検出対象(3)の可動方向において複数の磁界
検出手段(1、11)の位置しない領域に凹部(4b、
4d、4f)を有することを特徴としている。
【0018】この磁界変化検出手段(1、11)の位置
しない領域における凹部(4b、4d、4f)を設ける
ことにより磁界変化検出手段(1、11)の位置する領
域に凸形状の着磁面が形成されることになり、この凸部
の着磁面によって被検出対象(3)の方向に向かう強い
バイアス磁界を発生させることができ、よって着磁面に
対し垂直なバイアス磁界を得ることができ、従来の問題
を解決することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図に示す実施形態
について説明する。 (第1実施形態)図1(a)に、本発明を適用した一実
施形態における回転検出装置の模式図を示し、以下、図
1に基づき回転検出装置の構成について説明する。
【0020】回転検出装置は、2つのMREブリッジ
1、11を備えたモールド材2と、点Sを回転軸として
回転するギア3に対してバイアス磁界を発生するバイア
ス磁石4によって構成されている。まず、モールド材2
について説明する。モールド材2には、MREブリッジ
1、11がパターニング形成されたICチップが内蔵さ
れており、2つのMREブリッジ1、11がバイアス磁
石4の中心軸を対称線として左右対称に配置されてい
る。各MREブリッジ1、11は、それぞれ2つのMR
E1a、1b、11a、11bで構成されており、これ
ら2つのMRE1a、1b、11a、11bが直列接続
されるようにICチップの所定面にパターニング形成さ
れている。そして、ICチップは、各MREブリッジ
1、11を構成する2つのMRE1a、1b、11a、
11bがそれぞれ、バイアス磁石4の中心軸(図中の2
点鎖線)に対して±45度の角度になるようにモールド
材内に配置されている。
【0021】モールド材2は断面が長方形状の棒状に形
成されており、MREブリッジ1はこのモールド材2の
先端位置に配置されている。また、モールド材2のうち
MREブリッジ1が配置された端部の他端側には、MR
Eブリッジ1、11と電気的に接続されたリードフレー
ム5がモールド材2から突出するように備えられてい
る。このリードフレーム5を介してMREブリッジ1、
11に電流を流すことによって、回転検出装置の出力が
得られるようになっている。
【0022】具体的には、回転検出装置は図1(b)に
示すような回路構成となっており、2つのMREブリッ
ジ1、11のそれぞれの中点電位(MREブリッジ1、
11に備えられた2つのMRE1a、1b、11a、1
1bの間の電位)をコンパレータ20で比較することに
より、回転検出装置の出力が得られるようになってい
る。
【0023】次に、バイアス磁石4について説明する。
図2(a)にバイアス磁石4の上面図を示し、図2
(b)にバイアス磁石4の正面図を示す。これらの図に
示すように、バイアス磁石4は中空部を有する略円筒形
状をしている。バイアス磁石4の中空部4aは断面長方
形状を成しており、この中空部4a内にモールド材2が
嵌入されるようになっている。
【0024】バイアス磁石4の両端面はそれぞれN極と
S極に着磁されており、N極に着磁された端面がギア3
に面するように配置される。そして、N極に着磁された
端面を着磁面として、バイアス磁石4はギア3に向けて
バイアス磁界を発生するようになっている。このバイア
ス磁石4のうち着磁面側の端面は、部分的に凹ませた凹
部4bと、この凹部4bの両側に位置すると共に凹部4
bよりもギア3側に着磁面を形成する部位とによって構
成されている。
【0025】図2(b)に示すように、バイアス磁石4
の着磁面側の端面は、2つのMREブリッジ1、11が
配置される部位の間において凹んた凹部4bを構成して
いる。この凹部4bは、図2(a)に示すように、中空
部4aを挟んでバイアス磁石4の両側に延設されて、一
本の溝を成している。すなわち、着磁面は、2つのMR
Eブリッジ1、11を結んだ線(図2(a)中の2点鎖
線)に対して垂直な平面のうち、2つのMREブリッジ
1、11の間を通るものと交差する部位において、凹部
4bによって凹んでいる。
【0026】換言すれば、2つのMREブリッジ1、1
1が備えられる部位では着磁面の位置を変えないように
しておき、2つのMREブリッジ1、11が備えられる
部位の間で着磁面の位置が凹むように掘り下げて凹部4
bとしている。そして、このような形状を成すバイアス
磁石4は、図1に示すように中空部4aの長手方向がギ
アの回転方向と平行になるように配置されて、凹部4b
がギアの回転方向と垂直になるようになっている。
【0027】なお、着磁面を形成する端面の4隅(断面
長方形を成す中空部4aの4隅)には凸部4cが形成さ
れているが、この凸部4cはバイアス磁石4を固定する
ためのものである。バイアス磁石4はこのような構成と
なっており、このバイアス磁石4の中空部4a内に上記
モールド材2が嵌入固定されて、図1に示す回転検出装
置が形成されている。
【0028】このモールド材2をバイアス磁石に固定す
るに際し、検出感度の向上を図るために、図1に示すよ
うに2つのMREブリッジ1、11を着磁面よりもバイ
アス磁石4の内側に位置するように配置し、中空部4a
が突出するようにしている。また、バイアス磁石4がギ
ア3に対して上記配置をとるため、2つのMREブリッ
ジ1、11はギア3の回転方向に所定間隔ずれた配置と
なり、ギア3の回転の位相差に応じた配置となる。
【0029】次に、上記構成を有するバイアス磁石4が
どのような方向に磁束を放出するかを図3に示す。この
図に示されるように、2つのMREブリッジ1、11が
配置された部位のうち、凹部4bの外周(凹部4bの両
端面)の近傍では放出される磁束が内側(バイアス磁石
の中心軸側)を向く。これは、凹部4bの底面から放出
される磁束が上方で弱まるため、2つのMREブリッジ
1、11が配置された部位のうち、凹部4bの外周近傍
の部分が放出する磁束に押し退けられるからである。
【0030】また、2つのMREブリッジ1、11が配
置された部位のうち、凹部4bの外周から離れた部分が
放出する磁束は、周囲に磁束が弱まる部分がないため、
本来の放射状となって外側(バイアス磁石4の中心軸の
逆側)を向く。従って、凹部4bの外周近傍から離れる
までの間に、磁束の方向が内側と外側に変極する点が存
在する。この点では、バイアス磁石4は着磁面に対して
垂直方向に磁束を放出することになる。
【0031】そして、図1に示すMREブリッジ1、1
1が配置される部位は、上記変極する点と一致してお
り、着磁面から垂直に磁束が放出されるようになってい
る。このように、例えば回転するギア3の位相差に応じ
て2つのMREブリッジ1、11を用いる場合でも、バ
イアス磁石4のうち2つのMREブリッジ1、11が配
置される部位において、磁束が着磁面から垂直に放出さ
れるようにすることができるため、MREブリッジ1、
11からの出力と比較されるしきい値電圧を磁束の曲が
りを無視して設定できるようにすることができる。この
ため、磁束の曲がりに応じたしきい値電圧の設定のため
に必要とされるコストを削減でき、回転検出装置の製造
コストが高くならないようにすることができる。
【0032】また、この実施形態では、バイアス磁石4
が中空形状となっていたが、中空形状ではなくてもよく
単に凹部4bを有する磁石でもよい。 (第2実施形態)本実施形態における回転検出装置を図
4に示す。また、図4の斜視図を図5に示す。本実施形
態は、第1実施形態に示す回転検出装置に用いられるバ
イアス磁石4の形状を変更したものである。なお、本実
施形態では、バイアス磁石4以外の構成については、概
ね第1実施形態と同様であるため、バイアス磁石4につ
いてのみ説明する。
【0033】図4、図5に示すように、本実施形態にお
けるバイアス磁石4は、2つのMREブリッジ1、11
の間における着磁面が凹部4bとなっている点で第1実
施形態と同様であるが、さらにMREブリッジ1、11
を挟んで凹部4bの反対側にも凹部4dを設けている点
が第1実施形態と異なる。このような凹部4b、4dに
よって、バイアス磁石4のうちMREブリッジ1、11
が配置された部位を突出させた凸部4eとしている。こ
の凸部4eは、中空部4a内に配置されるMREブリッ
ジ1、11を挟み込めるように、中空部4aを挟んだ両
側に形成されている。そして、MREブリッジ1、11
は、凸部4eが形成する着磁面よりも中空部4a内側に
配置されて、バイアス磁石4に没入した状態となってい
る。すなわち、バイアス磁石4のうち、MREブリッジ
1、11に対して、該MREブリッジ1、11がパター
ニングされたICチップの表面に垂直な方向に位置する
部位が突出した状態となるように、凸部4eとしてい
る。
【0034】このように、着磁面の一部を凸部4eとす
ることにより、凸部4eが1、11つの磁石として単独
で作用し、凸部4eの中心軸上の磁束が着磁面に対して
垂直な方向に放出されるようになる。このため、バイア
ス磁石4のうち2つのMREブリッジ1、11が配置さ
れる部位をそれぞれ凸部4eとすることによっても第1
実施形態と同様の効果が得られる。
【0035】なお、図5におけるバイアス磁石4では、
凸部4eを得るために凹部4bと凹部4dを設けている
が、凹部4dについてはなくてもよく、図5中の凹部4
fだけでもよい。つまり、凸部4eがあればよい。ま
た、凹部4dがある場合には、凹部4fは凹んでいなく
てもよく、凸部4eと同様の高さであってもよい。さら
に、このような凸部4eを設け、この凸部4eが形成す
る着磁面よりも中空部4a内側にMREブリッジ1、1
1が配置されるようになっているため、以下のことが言
える。
【0036】円筒形状をしたバイアス磁石4を用いた場
合、円筒形状をしたバイアス磁石4が放出する磁束は、
N極から放出されS極に向かって収束するようになって
いる。この磁束は、円筒形状をなすバイアス磁石4の中
空部4a外を通ってN極からS極に行くものと、バイア
ス磁石4の中空部4a内を通ってN極からS極に行くも
のがある。
【0037】このため、バイアス磁石4のN極の着磁面
を境界としてバイアス磁石4の内外で磁束の方向がギア
3の方を向くものとその反対の方を向くものに分かれ
て、磁気ベクトルの正負が反転するようになっている。
従って、MREブリッジ1、11をバイアス磁石4の内
部に没入させる場合には、磁束がギア3の反対方向に向
く磁気ベクトルの変化に基づいてギア3の回転方向を検
出することになる。
【0038】しかしながら、ギア3の歯が「山」位置に
ある場合と「谷」位置にある場合とでギア3から着磁面
までの間隔が変化するため、「山」位置にある場合と
「谷」位置にある場合とでバイアス磁界の磁束の成分が
変化し、磁気ベクトルが正負に反転する境界位置が変化
してしまう。そして、この境界位置(臨界点)にMRE
ブリッジ1、11を配置すると、磁束の乱れによって回
転検出装置の出力波形が乱れてしまう。
【0039】仮に、バイアス磁石4の形状を単なる円筒
形状として、凸部4eを形成しない場合には、上記臨界
点が着磁面近傍に位置するため、MREブリッジ1、1
1を着磁面から少し離れた位置まで中空部4a内に没入
させるか、若しくは着磁面よりも中空部4a外側に配置
することによって出力波形の乱れを防止することができ
ると考えられる。
【0040】しかしながら、検出感度をより向上させる
ためには、着磁面の近傍にMREブリッジ1、11を配
置することが望ましく、また着磁面の外側にMREブリ
ッジ1、11を配置してしまうとその分バイアス磁石4
をギア3に近づけることができなくなってしまう。この
ため、バイアス磁石4のうち、MREブリッジ1、11
を配置する部位を凸部4eとすることによって、凸部4
eの両側に位置する凹部4b、4dによって凸部4eに
おける臨界点が着磁面よりもギア3から離れる位置にな
るように引き下げ、着磁面近傍にMREブリッジ1、1
1が配置できるようにしている。
【0041】これにより、検出感度がより良好な回転検
出装置とすることができる。なお、凸部4eの両側に形
成された凹部4b、4dが形成する着磁面が、バイアス
磁石4のうち紙面左右方向の両端が形成する着磁面より
もギア3から離れた位置になるようになっているが、こ
れは凸部4eにおける磁束が乱れる臨界点をより効果的
にギア3から離れた位置に引き下げるためである。
【0042】(他の実施形態)上記第1、第2実施形態
では凹部4bの幅を示していないが、この幅は例えば回
転するギア3の位相差に応じて設定すればよいため、位
相差が大きければそれに応じて凹部4bの幅を大きくす
るようにすればよい。また、凹部4bの形状を断面コの
字形状としているが、このような形状にする必要はな
い。すなわち、オープンフラックス状態において、2つ
のMREブリッジ1、11を通過するバイアス磁界が着
磁面に垂直になるように、バイアス磁石4の形状が構成
されていればよい。
【0043】また、第1実施形態におけるバイアス磁石
4の4隅に形成した凸部4cの高さ(突出量)を変更す
ることによって、凹部4bの両側の部位が放出する磁束
の上下方向(バイアス磁石4の中心軸方向)の大きさを
変更することも可能である。すなわち、凸部4cが単独
の磁石として作用して凸部4cのうちバイアス磁石4の
中心軸側の部分から放出された磁束によって、凹部4b
の両側の部位がバイアス磁石4の外側に向かって放出す
る磁束を抑制することができるため、凹部4bの両側の
部位が放出する磁束の上下方向の大きさを変更すること
ができる。
【0044】なお、第2実施形態では、バイアス磁石4
を固定するための凸部4cを示していないが、このよう
な凸部4cを設けてもよい。また、第1、第2実施形態
では、MREブリッジを2つ設けた場合を示している
が、それ以上の数のMREブリッジを設ける場合におい
ても各MREブリッジの間に凹部を設けることによっ
て、第1、第2実施形態と同様の効果を得ることができ
る。
【0045】また、上記実施形態では、回転検出装置に
ついて説明したが、これに限られるものではなく、例え
ば凹凸形状を有する被検出対象の変位を検出するものに
適用可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態における回転検出装置の模式図で
ある。
【図2】図1におけるバイアス磁石4の模式図であっ
て、(a)はバイアス磁石4の上面図、(b)はバイア
ス磁石4の正面図である。
【図3】図2に示すバイアス磁石4の放出する磁束を説
明するための模式図である。
【図4】第2実施形態における回転検出装置の模式図で
ある。
【図5】図4に示すバイアス磁石4の斜視図である。
【図6】MREブリッジからの中点電位としきい値電圧
とを比較をするための回路図である。
【図7】バイアス磁石から放出される磁束を説明するた
めの模式図である。
【符号の説明】
1…MREブリッジ、1a、1b…MRE、2…モール
ド材、3…ギア、4…バイアス磁石、4a…中空部、4
b、4d…凹部、4c、4e…凸部。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中空形状を成し、この中空形状の一端面
    を着磁面として、回転する歯車形状のギア(3)の歯に
    向かってバイアス磁界を発生するバイアス磁石(4)
    と、 前記ギア(3)の回転方向にずらして配置され、前記バ
    イアス磁界の変化を検出する第1、第2の磁気抵抗素子
    ブリッジ(1)とを備え、 前記第1、第2の磁気抵抗素子ブリッジ(1)が発生す
    る信号に基づき前記ギア(3)の回転状態を検出する回
    転検出装置であって、 前記バイアス磁石(4)の近傍に磁性材料が配置されて
    いないオープンフラックス状態において、前記第1、第
    2の磁気抵抗素子ブリッジ(1)を通過する前記バイア
    ス磁界が前記着磁面に垂直になるように、前記バイアス
    磁石(4)の形状が構成されていることを特徴とする回
    転検出装置。
  2. 【請求項2】 前記バイアス磁石(4)には、前記着磁
    面に対して垂直な方向の成分を有する端面が形成されて
    おり、前記第1、第2の磁気抵抗素子ブリッジ(1)を
    通過する前記バイアス磁界の方向が補正されていること
    を特徴とする請求項1に記載の回転検出装置。
  3. 【請求項3】 前記端面は、前記バイアス磁石(4)の
    うち、前記第1、第2の磁気抵抗素子ブリッジ(1)の
    間を通過する前記ギア(3)の回転軸(S)と平行な線
    と交差する部位に形成された凹部(4b)によって構成
    されていることを特徴とする請求項2に記載の回転検出
    装置。
  4. 【請求項4】 中空形状を成し、この中空形状の一端面
    を着磁面として、回転する歯車形状のギア(3)の歯に
    向かってバイアス磁界を発生するバイアス磁石(4)
    と、 第1の所定面にパターニングされており、前記バイアス
    磁石(4)の中空部(4a)内に配置されると共に前記
    バイアス磁界の変化を検出する第1の磁気抵抗素子ブリ
    ッジ(1)と、 第2の所定面にパターニングされており、前記バイアス
    磁石(4)の中空部(4a)内に配置されると共に前記
    バイアス磁界の変化を検出する第2の磁気抵抗素子ブリ
    ッジ(1)とを備え、 前記第1、第2の磁気抵抗素子ブリッジ(1)が発生す
    る信号に基づき前記ギア(3)の回転状態を検出する回
    転検出装置であって、 前記バイアス磁石(4)のうち、前記第1の磁気抵抗素
    子ブリッジ(1)を通る前記第1の所定面に垂直な線と
    交差する第1の部位と、前記第2の磁気抵抗素子ブリッ
    ジ(1)を通る前記第2の所定面に垂直な線と交差する
    第2の部位との間が、前記第1、第2の部位よりも前記
    着磁面の一部を凹ませた凹部(4b)となっていること
    を特徴とする回転検出装置。
  5. 【請求項5】 前記第1の部位を挟んで前記凹部(4
    b)の反対側と、前記第2の部位を挟んで前記凹部(4
    b)の反対側には、前記第1、第2の部位よりも前記着
    磁面の一部を凹ませる凹部(4d)が形成されており、
    前記第1、第2の部位が突出した凸部(4c)となって
    いることを特徴とする請求項4に記載の回転検出装置。
  6. 【請求項6】 前記第1、第2の磁気抵抗素子ブリッジ
    (1)は、前記第1、第2の部位が形成する着磁面より
    も前記中空部(4a)の内側に没入されていることを特
    徴とする請求項4又は5に記載の回転検出装置。
  7. 【請求項7】 中空形状を成し、この中空形状の一端面
    を着磁面として、回転する歯車形状のギア(3)の歯に
    向かってバイアス磁界を発生するバイアス磁石(4)
    と、 前記バイアス磁石(4)の中空部(4a)内に配置され
    ると共に前記バイアス磁界の変化を検出する第1の磁気
    抵抗素子ブリッジ(1)と、 前記バイアス磁石(4)の中空部(4a)内に配置され
    ると共に前記バイアス磁界の変化を検出する第2の磁気
    抵抗素子ブリッジ(1)とを備え、 前記第1、第2の磁気抵抗素子ブリッジ(1)が発生す
    る信号に基づき前記ギア(3)の回転状態を検出する回
    転検出装置であって、 前記着磁面は、前記第1、第2の磁気抵抗素子ブリッジ
    (1)を結んだ線に対して垂直な平面のうち、前記第
    1、第2の磁気抵抗素子ブリッジ(1)の間を通るもの
    と交差する部位において凹部(4b)となっていること
    を特徴とする回転検出装置。
  8. 【請求項8】 2つの着磁面を有してなり、これら2つ
    の着磁面の一方が凹凸形状部を有する可動的な被検出対
    象(3)に向かって対向配置されて、前記被検出対象
    (3)に向けてバイアス磁界を発生する磁界発生手段
    (4)と、 前記磁界発生手段(4)と前記被検出対象(3)との間
    に配置され、前記被検出対象(3)が前記着磁面に対し
    て変位する際における前記バイアス磁界の変化を検出す
    る磁界変化検出手段(1、11)とを備え、 前記磁界変化検出手段(1、11)は前記被検出対象
    (3)の可動方向に対して複数設けられるものであり、
    また複数設けられた前記磁界変化検出手段(1、11)
    の間に位置する前記磁界発生手段(4)の着磁面に凹部
    (4b)が設けられていることを特徴とする変位検出装
    置。
  9. 【請求項9】 前記磁界発生手段(4)は前記2つの着
    磁面を貫通する中空部(4a)を備え、前記磁界変化検
    出手段(1、11)は前記中空部(4a)から突出して
    配置されていることを特徴とする請求項8に記載の変位
    検出装置。
  10. 【請求項10】 2つの着磁面を貫通する中空部(4
    a)が形成されており、前記2つの着磁面の一方が凹凸
    形状部を有する可動的な被検出対象(3)に向かって対
    向配置されて、前記被検出対象(3)に向けてバイアス
    磁界を発生する磁界発生手段(4)と、 前記磁界発生手段(4)と前記被検出対象(3)との間
    に配置され、前記被検出対象(3)が前記着磁面に対し
    て変位する際における前記バイアス磁界の変化を検出す
    る磁界変化検出手段(1、11)とを備え、 前記磁界変化検出手段(1、11)は前記被検出対象
    (3)の可動方向に対して複数配置されており、また前
    記被検出対象(3)に対向する前記着磁面は前記被検出
    対象(3)の可動方向において前記複数の磁界検出手段
    (1、11)の位置しない領域に凹部(4b、4d、4
    f)を有することを特徴とする変位検出装置。
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