JPH10255150A - 自動販売機の商品収納装置 - Google Patents

自動販売機の商品収納装置

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Publication number
JPH10255150A
JPH10255150A JP6921297A JP6921297A JPH10255150A JP H10255150 A JPH10255150 A JP H10255150A JP 6921297 A JP6921297 A JP 6921297A JP 6921297 A JP6921297 A JP 6921297A JP H10255150 A JPH10255150 A JP H10255150A
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JP
Japan
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product
merchandise
stopper
vending machine
partition wall
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Withdrawn
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JP6921297A
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English (en)
Inventor
Yoshio Yasaka
義男 矢坂
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication of JPH10255150A publication Critical patent/JPH10255150A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 様々なサイズや形状の商品を適切に収納で
き、商品収納能力を向上させることができる自動販売機
の商品収納装置を提供する。 【解決手段】 自動販売機の商品収納装置1は、自動販
売機本体3内に設けられた商品収納庫5と、この商品収
納庫5内に上下方向に並んで格納され、各々が、多数の
商品Sを水平に並べて収納すると共に、2つの側板部1
2,12と仕切壁13と底板部14とにより左右2列に
画成された商品通路11,11を有する複数の商品ラッ
ク10,10と、左右の商品通路11,11の前側に臨
み、仕切壁13に、商品Sを左右の商品通路11,11
からそれぞれ払い出すための左右の払出位置と、商品S
を左右の商品通路11,11内に係止するための係止位
置との間で回動自在に取り付けられ、その回動中心が底
板部14の上面から上方の所定高さAに配置されたスト
ッパ15と、を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、実際に販売する商
品が外部から視認可能な自動販売機などのように、多数
の商品を水平方向に並べて収納する自動販売機の商品収
納装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の商品収納装置として、図
8に示すものが知られている。この商品収納装置50で
は、図示しない自動販売機の商品収納庫60内に、多数
段の商品ラック51(図中には、上中下段の3段のみ図
示)が、上下方向に並んで格納されている。各商品ラッ
ク51には、2つの側板部52,52、仕切壁53およ
び底板部54により、左右2列の商品通路55,55が
画成されており、各商品通路55は、図中の手前側から
奥側に延びている。各商品通路55内に同一種類の多数
の商品Sが、直立状態で前後方向に水平に並んで収納さ
れ、両商品通路55,55の前端部には、両商品通路5
5,55の前面を塞ぐように、透明なストッパ56が設
けられている。
【0003】このストッパ56は、商品ラック51の底
板部54の中心部に軸57を中心として回動自在に設け
られており、商品Sの販売時、図示しない駆動機構によ
り、図中に実線で示す係止位置から2点鎖線で示す左右
2箇所の払出位置まで回動される。ストッパ51は、商
品Sを係止するために、幅Nと回動軸57の中心からの
高さMとを有しており、図中に示すように、上方の商品
ラック51のストッパ56が左右2箇所の払出位置まで
回動したとき、その商品ラック51の下方に突出して、
下方の商品ラック51に接近する。このため、上下2つ
の商品ラック51,51は、払出位置まで回動した場
合、上方のストッパ56と下方のストッパ56および商
品Sなどとが当接・干渉し合うことのないように、所定
ピッチP2[P2>M+N÷2]で、離間した位置に配
置されている。同様に、ストッパ56が左右2箇所の払
出位置まで回動したとき、ストッパ56が商品収納庫6
0の2つの収納庫壁61,61に当接しないように、2
つの収納庫壁61,61は、所定幅W2[W2>2×
M]分だけ、離間した位置に配置されている。
【0004】一方、商品ラック52には、商品通路55
の奥側に、図示しないプッシャが設けられており、プッ
シャは、常時商品Sを手前側に押圧している。これによ
り、ストッパ56が払出位置まで回動したとき、商品S
は、プッシャに押されて手前側に払い出される。また、
この商品収納装置50では、中段の商品ラック52のよ
うに、幅の狭い商品Snを収納する場合、仕切壁53に
所定幅のアダプタ58を取り付け、商品通路55をアダ
プタ58の側面と側板部52との間で画成することによ
り、その幅を商品Snの幅に合わせて規制している。こ
のとき、商品Snは、上下段の商品ラック51,51に
収納された商品Sと比べて、その中心が側板部52側に
偏った状態で収納される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の商品収納装
置50では、ストッパ56は、その回動軸57が、商品
ラック51の底板部54の中心に配置されているので、
商品Sを確実に係止するために、回動軸57の中心から
上端縁までの高さMが、ある程度大きめに必要になる。
このため、商品ラック51,51間の上記所定ピッチP
2[P2>M+N÷2]および商品収納庫60の所定幅
W2[W2>2×M]をある程度大きく確保する必要が
ある。また、ストッパ15は、商品Sを確実に係止する
ために、ある程度の幅Nが必要であり、特に、中段の商
品ラック51のように、商品Snの中心が側板部52側
に偏って収納されている場合には、この商品Snを係止
するために、幅Nを大きくする必要がある。このため、
所定ピッチP2[P2>M+N÷2]がさらに大きくな
ってしまう。しかし、商品ラック51は、商品収納庫6
0内に収納されるので、この所定ピッチP2を大きく確
保した場合、その収納数(上下の段数)が制限され、逆
に収納数を維持しようとすれば、自動販売機自体の高さ
が大きくなってしまう。同様に、所定幅W2を大きく確
保した場合、商品ラック51の収納数(左右の列数)が
制限され、逆に収納数を維持しようとすれば、自動販売
機自体の幅が大きくなってしまう。
【0006】また、下段の商品ラック51のように、上
方に向かって径が大きくなる逆円錐台形の商品Sを収納
する場合、隣り合う商品S同士が当接しないように、仕
切壁53により、2つの商品Sの少なくとも最大幅の部
位を仕切る必要があるので、仕切壁53の高さを、商品
Sの最大幅の部位付近まで高くしなければならない。こ
の場合、収納する商品Sを変更し、背の低い商品Sを収
納する場合には、商品Sの高さに比べて商品通路55が
深くなるため、商品Sが入り辛くなり、作業性が悪化す
る。さらに仕切壁53の方が側板部52より高く、高さ
が不揃いになるので、見栄えが悪いという問題がある。
加えて、中段の商品ラック51のように、商品Snが側
板部52の方にずらして収納されている場合、商品ラッ
ク51を自動販売機本体内に横方向に多数並べて格納し
たときに、商品Snが、隣の商品ラック51内の商品S
に近づいてしまうため、隣り合った商品Snと商品Sと
が、どの商品ボタン(図示せず)に対応しているのか、
識別し辛くなるおそれがある。
【0007】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたもので、様々なサイズや形状の商品を適切に収納で
き、商品収納能力を向上させることができる自動販売機
の商品収納装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の自動販売機の
商品収納装置は、自動販売機本体内に設けられた商品収
納庫と、この商品収納庫内に上下方向に並んで格納さ
れ、各々が、多数の商品を水平に並べて収納すると共
に、2つの側板部と仕切壁と底板部とにより左右2列に
画成された商品通路を有する複数の商品ラックと、左右
の商品通路の前側に臨み、仕切壁に、商品を左右の商品
通路からそれぞれ払い出すための左右の払出位置と、商
品を左右の商品通路内に係止するための係止位置との間
で回動自在に取り付けられ、その回動中心が底板部の上
面から上方の所定高さに配置されたストッパと、を備え
る。
【0009】この自動販売機の商品収納装置によれば、
商品ラックが商品収納庫内に上下方向に複数、格納さ
れ、この商品ラックは、2つの側板部と仕切壁と底板部
とにより左右に画成された2列の商品通路を有してい
る。ストッパは、この仕切壁の前面に、左右の払出位置
と係止位置との間で回動自在に取り付けられており、そ
の回動中心が底板部の上面から上方の所定高さに配置さ
れているので、商品を確実に係止するの必要なストッパ
の上端縁の高さを、従来の回動軸が商品ラックの底板部
に配置されているものと比較して、より小さなストッパ
で確保できる。これにより、ストッパが左右の払出位置
まで回動した場合に、2つの収納庫壁との間のクリアラ
ンスや下方の商品ラックとのクリアランスを、従来より
広く確保することができるので、商品収納庫において商
品収納能力を低下させることなく、商品収納庫の幅を従
来より狭くすることができ、かつ商品ラック間のピッチ
を狭くすることができる。したがって、従来と同等の商
品収容能力であれば、自動販売機を小型化でき、従来と
同等のサイズの自動販売機であれば、商品収納能力が向
上する。
【0010】また、上記において、商品ラックの2つの
側板部の少なくとも一方に着脱自在に設けられることに
より、商品通路の幅を変更するアダプタを備えることが
好ましい。
【0011】この自動販売機の商品収納装置によれば、
アダプタを装着することにより商品通路の幅を狭く変更
し、幅の狭い商品を払出可能に収納できる。この場合、
アダプタが側板部に装着されているので、幅の狭い商品
を収納したとき、商品は、その中心が仕切壁側に偏った
状態で、商品通路に収納される。これにより、従来のア
ダプタを備えたものと比べて、ストッパの幅を狭くする
ことができるので、上下の商品ラック間のピッチを狭く
することができる。したがって、従来と同等の商品収容
能力であれば、自動販売機を小型化でき、従来と同等の
サイズの自動販売機であれば、商品収納能力が向上す
る。加えて、商品ラックを横にいくつか並べた場合で
も、商品は、その中心が仕切壁側に偏った状態で商品通
路に収納されるので、隣り合った2つの商品ラック内の
商品を識別しやすくなる。
【0012】請求項3の自動販売機の商品収納装置は、
自動販売機本体内に設けられた商品収納庫と、この商品
収納庫内に上下方向に並んで格納され、各々が、多数の
商品を水平に並べて収納すると共に、2つの側板部と仕
切壁と底板部とにより左右2列に画成された商品通路を
有する複数の商品ラックと、この商品ラックの2つの側
板部の少なくとも一方に着脱自在に設けられることによ
り、商品通路の幅を変更するアダプタと、左右の商品通
路の前側に臨み、仕切壁に、商品を左右の商品通路から
それぞれ払い出すための左右の払出位置と、商品を左右
の商品通路内に係止するための係止位置との間で回動自
在に取り付けられたストッパと、を備える。
【0013】この自動販売機の商品収納装置によれば、
上記と同様の理由により、従来のアダプタを備えたもの
と比べて、ストッパの幅を狭くすることができるので、
上下の商品ラック間のピッチを狭くすることができる。
したがって、従来と同等の商品収容能力であれば、自動
販売機を小型化でき、従来と同等のサイズの自動販売機
であれば、商品収納能力が向上する。また、隣り合った
2つの商品ラック内の商品を識別しやすくなる。
【0014】また、上記において、仕切壁は、断面矩形
状に形成され、側板部の高さとほぼ同一で且つ商品の最
大幅の部位より低い所定高さと、左右の商品通路にそれ
ぞれ収納する商品が、当該仕切壁の上方において互いに
当接するのを阻止するような幅とを有することが好まし
い。
【0015】この自動販売機の商品収納装置によれば、
仕切壁が、左右の商品通路にそれぞれ収納する商品が、
その仕切壁の上方において互いに当接するのを阻止する
ような幅を有しているので、例えば逆円錐台形や逆角錐
台形の商品のように、下側よりも上側の外周が大きい商
品でも、商品の最大幅の部位より低い部位で仕切ること
により、左右の商品通路内に収納された商品同士が干渉
しないように、クリアランスを確保して収納することが
できる。これにより、従来のような、商品の最大幅の部
位を支持するために仕切壁をその部位付近まで高くする
必要がなくなるので、仕切壁を低くすることができ、背
の低い商品を収納する場合の作業性が向上する。また、
仕切壁と側板部とが、ほぼ同一の高さを有するので、外
観上の見栄えも良くなり、ユーザーの印象も向上する。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しながら、
本発明の一実施形態に係る自動販売機の商品収納装置に
ついて説明する。図1乃至図3に示すように、本実施形
態の商品収納装置1は、缶入ジュースやパック詰め飲料
水などの実際に販売する商品が外部から視認可能な、い
わゆるシースルータイプの自動販売機2に適用したもの
であり、この自動販売機2は、販売機本体3と、販売機
本体3の前面に取り付けられたメインドア4とを備えて
いる。このメインドア4の前面には、現金投入部4aが
設けられており、ユーザーは商品購入時に、この現金投
入部4aに現金を投入し、商品選択ボタン4bを押すこ
とにより、希望する商品Sを商品取り出し口4cから取
り出すことができる。さらに、各商品Sが、メインドア
4の商品ディスプレイを構成する前面窓4dと、図示し
ない透明断熱扉とを介して、視認可能になっている。
【0017】また、図2に示すように、販売機本体3の
商品収納庫5内には、商品ラック10が配置されてお
り、この商品ラック10は、左側の商品収納庫5内に縦
1列、右側の商品収納庫5内に縦2列、合計3列で、各
列上下8段に配置されている。各商品ラック10は、棚
20の上にそれぞれ載置され、前後方向(図面の手前方
向および奥行方向)に移動自在に配置されている。商品
ラック10は、図3に示すように、前後方向に延びる左
右2列の商品通路11,11を備えており、左右の商品
通路11,11は、2つの側板部12,12、仕切壁1
3および底板部14により画成されている。商品ラック
10の前端部には、左右の商品通路11,11を塞ぐよ
うに、透明なストッパ15が設けられおり、また、左右
の商品通路11,11に臨んで、収納された商品Sを押
圧可能な位置にプッシャ16,16が配置されている。
このプッシャ16は、商品通路11内を前後方向に移動
自在に設けられ、図示しない付勢手段により、商品Sを
ストッパ15側に常時、押圧している。
【0018】図4に示すように、ストッパ15は、仕切
壁13の前面に回動自在に取り付けられており、図示し
ない駆動機構により、商品通路11内に収納された商品
Sのうち、最前位置の商品Sをその位置に係止する係止
位置(図3に示す位置)と、最前位置の商品Sを左右の
商品通路11,11からそれぞれ払い出す左右の払出位
置(図5の上段および中段に実線で示すストッパの位
置)との間で、回動される。また、商品ラック10の底
板部14には、図4に示すように、2つの台板17,1
7が設けられており、これらの台板17には、上面に2
本の突条17a,17aがそれぞれ形成されている。こ
れらの突条17aは、上方に尖った形状を有しており、
商品を収納するときに商品Sの底と当接し、商品Sが商
品通路11を前方に移動する際の摺動抵抗を減らす。
【0019】また、ストッパ15は、図4に示すよう
に、所定幅Fと回動軸15aからの高さCとを有してお
り、回動軸15aの中心(回動中心)が、台板17の突
条17aの先端から所定高さAの位置に配置されてい
る。このストッパ15の回動中心が所定高さAの位置に
配置されているので、ストッパ15の回動中心から上端
縁までの高さCは、従来のストッパ56の高さMより小
さくすることができる(C<M)。また、仕切壁13
は、前面が幅Eと所定高さBを有し、断面矩形状に形成
されている。この所定高さBは、突条17aの先端から
の高さで、側板部12とほぼ同一に構成されている。各
商品通路11は、所定幅Dを有している。
【0020】一方、図5に示すように、商品ラック10
は、互いに所定ピッチP1の間隔で商品収納庫5内に収
納されており、この商品収納庫5の2つの収納庫壁5
a,5aは、所定幅W1を有する。図中の上段および中
段の商品ラック10に示すように、商品の払出時、スト
ッパ15は、反時計回り・時計回りに90゜回転する。
この90゜回転した位置において、ストッパ15の上端
縁が、収納庫壁5aに最も接近し、ストッパ15の側端
縁が、下方の商品ラック10に最も接近する。このた
め、図中に示すように商品Sの高さがストッパ15とほ
ぼ同一か、それ以下の場合、ストッパ15が回転したと
き、収納庫壁5aおよび下方の商品ラック10に当接し
たり、これにより作動に支障を来したりすることがない
ように、所定ピッチP1は、[P1>C+F÷2]とな
るような寸法に構成され、所定幅W1は、[W1>2×
C]となるような寸法に構成される。また、商品Sの高
さがストッパ15よりかなり大きく、このためストッパ
15の上方に大きくはみ出している場合、所定ピッチP
1は、上記寸法より大きめに構成される。
【0021】また、図4に示すように、商品ラック10
の両側板部12,12は、その上端部12a,12aが
コの字の断面形状を有しており、その上面には、溝12
b,12bが形成されている。また、図6に示すよう
に、アダプタ18,18が、両側板部12,12に着脱
自在に設けられている。このアダプタ18は、金属製の
ものであり、その断面形状がほぼコの字状で、下方に延
びた両側板部18a、18aは、側板部12に取り付け
たとき、商品通路11の幅D(図4参照)を幅Gに規制
するための所定幅を備えている。また、アダプタ18の
上板部18bは、下方にL字形に曲がり込んだ爪18c
を有しており、この爪18cは、上記側板部12の上面
に形成された溝12bと係合可能になっている。アダプ
タ18の側板部12への装着は、アダプタ18を商品ラ
ック10の上方から差し込み、この爪18cを、対応す
る側板部12の溝12bに係合させながら、下方に押し
込むことにより行われる。
【0022】図6に示すように、このアダプタ18の装
着により、商品通路11の幅Dを幅Gに規制し、幅の狭
い商品Snを収納するとき、その中心が仕切壁13側に
偏った状態で収納される。これにより、ストッパ15の
幅Fを従来の幅Nより狭くすることができる(F<
N)。加えて、商品ラック10を商品収納庫5内に横に
並べたときでも、隣り合った商品ラック内の商品S,S
をユーザーが識別しやすくなる。
【0023】また、図7に示すように、逆円錐台形の商
品Sのように、下側よりも上側の外周が大きい商品Sを
収納する場合、仕切壁13の幅Eを、左右の商品通路1
1,11にそれぞれ収納する商品S,Sが、この仕切壁
13の上方において互いに当接するのを阻止するような
幅に設定する。仕切壁13の高さBは、側板部12とほ
ぼ同一の高さであり、仕切壁13は、商品Sの最大幅H
の部位より低い部位で、左右の商品通路11,11内に
収納された商品S,S同士を仕切り、これらが干渉しな
いように、所定のクリアランスIを確保する。
【0024】以上詳述したように、本実施形態に係る商
品収納装置1によれば、ストッパ15の回動中心が、底
板部14の突条17aの先端から所定高さAの位置に配
置されているので、ストッパ15の回動中心15aから
上端縁までの高さCは、従来のストッパ56の高さMよ
り小さくすることができる(C<M)。加えて、アダプ
タ18の装着により、ストッパ15の所定幅Fを従来の
幅Nより狭くするすることができる(F<N)。これに
より、所定ピッチP1[P1>C+F÷2]を、従来の
所定ピッチP2[P2>M+N÷2]より、かなり小さ
くすることができる(P1<P2)。同様に、商品収納
庫5の所定幅W1[W1>2×C]を従来の所定幅W2
[W2>2×M]より狭くすることができる(W1<W
2)。これにより、従来と同等の商品収容能力のもので
あれば、自動販売機を小型化でき、従来と同等のサイズ
の自動販売機であれば、商品収納能力を向上させること
ができる。
【0025】また、アダプタ18を装着することによ
り、商品ラック10を横にいくつか並べた場合でも、商
品Sは、その中心が仕切壁側に偏った状態で商品通路1
1に収納されるので、隣り合った2つの商品ラック内の
商品S,Sをユーザーが識別しやすくなる。さらに、逆
円錐台形の商品Sを収納する場合でも、仕切壁13の幅
Eを、左右の商品通路11,11にそれぞれ収納する商
品S,Sが、この仕切壁13の上方において互いに当接
するのを阻止するような幅に設定することにより、左右
の商品通路11,11内に収納された商品S,S同士が
干渉しないように、所定のクリアランスIを確保でき
る。
【0026】
【発明の効果】以上のように、本発明の自動販売機の商
品収納装置によれば、様々なサイズや形状の商品を適切
に収納でき、商品収納能力を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る自動販売機の商品
収納装置を適用した自動販売機の正面図である。
【図2】自動販売機の扉を開けた状態を示す正面図であ
る。
【図3】商品ラックの概略構成を示す斜視図である。
【図4】商品ラックの概略構成を示す(a)平面図と、
(b)正面図である。
【図5】図2の要部拡大図である。
【図6】商品ラックにアダプタを装着した状態を示す
(a)平面図と、(b)正面図である。
【図7】商品ラックに円錐台形の商品を収納した状態を
示す(a)平面図と、(b)正面図である。
【図8】従来の自動販売機の商品収納装置を示す正面図
である。
【符号の説明】
1 自動販売機の商品収納装置 2 自動販売機 3 自動販売機本体 5 商品収納庫 10 商品ラック 11 商品通路 12 側板部 13 仕切壁 14 底板部 15 ストッパ 15a 回動軸(回動中心) 18 アダプタ A 回動中心の所定高さ B 仕切壁の所定高さ D 商品通路の幅 E 仕切壁の幅 S 商品

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動販売機本体内に設けられた商品収納
    庫と、 この商品収納庫内に上下方向に並んで格納され、各々
    が、多数の商品を水平に並べて収納すると共に、2つの
    側板部と仕切壁と底板部とにより左右2列に画成された
    商品通路を有する複数の商品ラックと、 前記左右の商品通路の前側に臨み、前記仕切壁に、前記
    商品を前記左右の商品通路からそれぞれ払い出すための
    左右の払出位置と、前記商品を前記左右の商品通路内に
    係止するための係止位置との間で回動自在に取り付けら
    れ、その回動中心が前記底板部の上面から上方の所定高
    さに配置されたストッパと、 を備えることを特徴とする自動販売機の商品収納装置。
  2. 【請求項2】 前記商品ラックの前記2つの側板部の少
    なくとも一方に着脱自在に設けられることにより、前記
    商品通路の幅を変更するアダプタを備えることを特徴と
    する請求項1に記載の自動販売機の商品収納装置。
  3. 【請求項3】 自動販売機本体内に設けられた商品収納
    庫と、 この商品収納庫内に上下方向に並んで格納され、各々
    が、多数の商品を水平に並べて収納すると共に、2つの
    側板部と仕切壁と底板部とにより左右2列に画成された
    商品通路を有する複数の商品ラックと、 この商品ラックの前記2つの側板部の少なくとも一方に
    着脱自在に設けられることにより、前記商品通路の幅を
    変更するアダプタと、 前記左右の商品通路の前側に臨み、前記仕切壁に、前記
    商品を前記左右の商品通路からそれぞれ払い出すための
    左右の払出位置と、前記商品を前記左右の商品通路内に
    係止するための係止位置との間で回動自在に取り付けら
    れたストッパと、 を備えることを特徴とする自動販売機の商品収納装置。
  4. 【請求項4】 前記仕切壁は、断面矩形状に形成され、
    前記側板部の高さとほぼ同一で且つ前記商品の最大幅の
    部位より低い所定高さと、前記左右の商品通路にそれぞ
    れ収納する商品が、当該仕切壁の上方において互いに当
    接するのを阻止するような幅とを有することを特徴とす
    る請求項1、2または3に記載の自動販売機の商品収納
    装置。
JP6921297A 1997-03-06 1997-03-06 自動販売機の商品収納装置 Withdrawn JPH10255150A (ja)

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JP6921297A JPH10255150A (ja) 1997-03-06 1997-03-06 自動販売機の商品収納装置

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JP2007317154A (ja) * 2006-04-24 2007-12-06 Sanden Corp 自動販売機の商品コラム

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