JPH11219476A - 自動販売機の商品収納装置 - Google Patents

自動販売機の商品収納装置

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JPH11219476A
JPH11219476A JP1939698A JP1939698A JPH11219476A JP H11219476 A JPH11219476 A JP H11219476A JP 1939698 A JP1939698 A JP 1939698A JP 1939698 A JP1939698 A JP 1939698A JP H11219476 A JPH11219476 A JP H11219476A
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Shuichi Yajima
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 仕切板によって仕切られた上下の収納室の容
量の割合を調整でき、製造コストを削減することができ
る自動販売機の商品収納装置を提供する。 【解決手段】 自動販売機の商品収納装置1は、断熱性
を有し、販売機本体内に設けられた収納庫4と、断熱性
を有し、収納庫4に装着され、収納庫4を複数の収納室
6a,6bに上下に仕切ると共に、収納庫4に対する装
着位置を上下方向に変更可能に構成された仕切板5と、
複数の収納室6a,6bにそれぞれ設けられ、複数の商
品Sを前後方向に並べて収納する複数の商品ラック9
と、を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、収納室内に多数の
商品を前後方向に並べて収納する自動販売機の商品収納
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の自動販売機の商品収納装
置として、図8に示すものが知られている。この自動販
売機70aの商品収納装置70では、販売機本体71内
に断熱性を有する収納庫72が設けられており、この収
納庫72は、仕切板73によって仕切られた上下2つの
収納室72a,72bを備えている。仕切板73は、断
熱性を有し、かつ収納庫72の壁に固定されており、そ
の前部には、開口73aが形成されている。開口73a
には、これを開閉するための図示しない電動式のシャッ
タが取り付けられており、このシャッタは、上下の収納
室72a,72bの間で熱が伝わらないように通常、閉
じられている。
【0003】上収納室72aは、収納した商品Sを加温
するための加温室として、下収納室72bは、商品Sを
冷却するための専用の冷却室としてそれぞれ使用され
る。収収納室72a,72b内にはそれぞれ、多数の商
品ラック(以下、「ラック」という)74がほぼ水平な
姿勢で上下方向に配列されており、これらのラック74
内には、多数の商品Sが前後方向に収納されている。収
納室72a,72b内にはそれぞれ、図示しない加温機
構および冷却機構が設けられており、これらの加温機構
および冷却機構の運転と、収納室72a,72bの断熱
性とによって、各ラック74内の商品Sが加温状態およ
び冷却状態にそれぞれ保持される。各ラック74の前端
部には、収納した商品Sを1つずつ前方に払い出すため
の図示しない商品払出機構が設けられている。
【0004】また、収納室72a,72bのラック74
の前端部と断熱ドア71aとの間には、上下方向に延び
る搬出路75が形成されており、上記仕切板73の開口
73aは、この搬出路75の一部を構成している。搬出
路75には、エレベータ76が、開口73a付近から底
部のシャッタ77付近の間で上下方向に昇降自在に配置
されている。このエレベータ76は、水平位置から斜め
前下がりの角度位置の間で前方に回動可能な載置板76
aを有している。また、搬出路74の下方には、販売口
78が設けられており、シャッタ77は、販売口78の
上部の開口を開閉するようになっている。
【0005】この商品収納搬出装置70において、上収
納室72a内の商品Sを販売する場合には、まずエレベ
ータ76が、開口73a付近まで移動し、それから仕切
板73のシャッタが開口73aを開く。次に、商品払出
機構が起動することによって、ラック74内の最前位置
の商品Sが1個、前方に払い出され、エレベータ76の
載置板76a上まで落下し、これに載置される。この
後、エレベータ76がシャッタ77の付近まで下降する
と共に、シャッタ77が販売口78の開口を開く。次
に、載置板76aが斜め前下がりに回動し、載置した商
品Sを下方に払い出すことによって、商品Sは、販売口
78内に落下し、販売される。また、下収納室72b内
の商品Sは、直接、シャッタ77上に払い出され、これ
が開くことによって販売される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の商品収納装
置70によれば、収納庫72の壁に固定された仕切板7
3によって、収納庫72が上下2つの収納室72a,7
2bに仕切られているので、上収納室72aと下収納室
72bの容量の割合を調整することができない。このた
め、例えば夏季に冷却商品の割合を増加したり、冬季に
加温商品の割合を増やしたりするなど、季節に応じて冷
却商品と加温商品の割合を調整することができず、販売
効率が悪いという問題がある。
【0007】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたもので、仕切板によって仕切られた上下の収納室の
容量の割合を調整でき、製造コストを削減することがで
きる自動販売機の商品収納装置を提供することを目的と
する。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の自動販売機の
商品収納装置は、断熱性を有し、販売機本体内に設けら
れた収納庫と、断熱性を有し、収納庫に装着され、収納
庫を複数の収納室に上下に仕切ると共に、収納庫に対す
る装着位置を上下方向に変更可能に構成された仕切板
と、複数の収納室にそれぞれ設けられ、複数の商品を前
後方向に並べて収納する複数の商品ラックと、を備える
ことを特徴とする。
【0009】この自動販売機の商品収納装置によれば、
共に断熱性を有する収納庫および仕切板によって複数の
収納室が上下方向に仕切られ、これらの複数の収納室に
商品ラックがそれぞれ設けられているので、例えば、複
数の収納室のうちのあるものを加温室として、他のもの
を冷却室として使用できる。そして、仕切板の収納庫に
対する装着位置を上下方向に変更することによって、複
数の収納室の容量を調整でき、これによって、例えば季
節に応じて冷却商品と加温商品の割合を調整することが
でき、販売効率を向上させることができる。
【0010】上記において、収納庫に装着され、複数の
商品ラックをそれぞれ保持すると共に、収納庫に対する
装着位置を上下方向に変更可能に構成された複数の商品
棚をさらに備えることが好ましい。
【0011】この自動販売機の商品収納装置によれば、
複数の商品棚の装着位置を上下方向に変更することによ
って、その商品棚と、それに対して上下2つの商品棚と
の間の上下方向の間隔を調整することができる。これに
より、例えば、仕切板の装着位置を変更したことによっ
て、仕切板が商品棚や商品ラック内の商品などと干渉す
るのを回避できる。あるいは、仕切板の装着位置の変更
とは無関係に、商品の高さの変更に応じて、2つの商品
棚間を過不足のない適切な間隔に調整することができ
る。
【0012】また、上記において、収納庫の左右の壁に
は、複数組の溝が形成されており、各組の溝は、仕切板
が嵌合可能に構成されていることが好ましい。
【0013】この自動販売機の商品収納装置によれば、
仕切板を左右の複数組の溝のうちのいずれか1組の溝に
嵌合させるだけで、仕切板を間にした上下の収納室の容
量を調整でき、その調整作業が容易になる。また、収納
室の容量を調整する構造として、大がかりな設計変更を
伴うことなく、溝を収納庫の左右の壁に形成するだけで
よいので、収納室の容量の調整を低いコストで実現する
ことができる。
【0014】さらに、上記において、仕切板は、複数の
商品棚の各々に装着可能に構成されていることが好まし
い。
【0015】この自動販売機の商品収納装置によれば、
収納庫に対する仕切板の装着位置を変更するための構造
が収納庫側に不要になると共に、仕切板と商品棚を一体
化できるので、収納庫内のスペースを有効に活用でき
る。また、上述したような商品高さの変更に伴って、仕
切板を装着した商品棚の装着位置を変更する場合には、
仕切板自体を着脱操作しなくても、商品棚の装着位置の
変更に伴って仕切板の収納庫に対する装着位置を変更で
きる。これによって、商品の変更に伴う仕切板の装着位
置の変更を容易かつ適切に行うことができる。
【0016】また、上記において、複数の商品ラックは
それぞれ、商品の販売時に、前後方向の一端部に形成さ
れた払出口から商品を払い出すように構成され、仕切板
は、開口を有しており、複数の商品ラックの払出口の付
近より販売口付近まで、仕切板の開口を通って上下方向
に延びる搬出路と、断熱性を有し、搬出路内に昇降自在
に設けられ、商品の販売待機時には、仕切板の開口を閉
じる位置に保持されるエレベータと、をさらに備えるこ
とが好ましい。
【0017】この自動販売機の商品収納装置によれば、
商品の販売待機時には、エレベータが仕切板の開口を閉
じる位置に位置しているので、複数の収納室の断熱性
(保温性)が保持される。商品の販売時に、仕切板より
も上側の商品ラックの払出口から搬出路に払い出された
商品は、エレベータに受け止められ、搬出路に沿って販
売口付近まで搬送される。このように、商品を搬送する
エレベータが、仕切板の開口を閉じる機能を兼ね備えて
いるので、エレベータとは別に、仕切板の開口を閉じる
シャッタを備えた従来の商品収納装置と比べて、製造コ
ストを削減することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しながら、
本発明の実施形態に係る自動販売機の商品収納装置につ
いて説明する。図1および図2は、第1実施形態の商品
収納装置1を備えた自動販売機1aを示している。この
自動販売機1aは、缶コーヒーなどの缶飲料やペットボ
トル飲料などの実際に販売する商品Sが外部から視認可
能な、いわゆるシースルータイプのものである。自動販
売機1aは、販売機本体2と、この販売機本体2の前面
を開閉するメインドア3と、を備えている。メインドア
3には、透明な断熱ガラス3aとコントロールパネル3
bが取り付けられており、商品購入者は、商品購入時
に、断熱ガラス3aを介して、自動販売機1a内に収納
された商品Sを参照できる。また、コントロールパネル
3bは、現金投入部3cや商品選択ボタン3dを備えて
いる。
【0019】販売機本体2内には、収納庫4が配置され
ている。この収納庫4の壁4a内には、図示しない断熱
材が充填されており、これによって、収納庫4は、断熱
性(保温性)を備えている。この収納庫4は、仕切板5
によって上下2つの収納室6a,6bに仕切られてい
る。上収納室6aは、商品Sを加温しながら収納するた
めの加温室であり、その天井付近には、ヒータおよびフ
ァンなどを備えた加温機構7が配置されている。下収納
室6bは、商品Sを冷却しながら収納するための冷却室
であり、下収納室6bの下側には、エバポレータ、コン
プレッサおよびファンなどを備えた冷却機構8が配置さ
れている。
【0020】図1および図2に示すように、上収納室6
aには、左右方向の4個を1段として上下方向に3段、
合計12個の商品ラック(以下、「ラック」という)9
が収容されており、下収納室6bには、左右方向の4個
を1段として上下方向に4段、合計16個のラック9が
それぞれ収容されている。各ラック9には、多数の商品
Sが前後方向に2列、収納されており、これらの商品S
は、商品販売時に、ラック9の前端部の払出口に設けら
れた払出機構9aによって、1つずつ斜め前下方に払い
出される。ラック9の前端部と上記断熱ガラス3aの間
には、上下方向に延びる搬出路10が形成されており、
払出口から払い出された商品Sは、後述するように、搬
出路10内を昇降するエレベータ14によって下方に搬
出される。商品払出機構9aは、透明な開閉板9bを備
えており、この開閉板9bと断熱ガラス3aを介して、
ラック9内に収納した商品Sのうちの最前位置の商品
(販売商品)Sを前方から視認でき、かつ販売商品Sが
搬出路10内に払い出され、下方に搬出される様子を視
認できるようになっている。
【0021】上記各段の4個のラック9はそれぞれ、商
品棚11に取り付けられている。この商品棚11は、鋼
板を折り曲げ加工することによって製作されており、図
3および図4に示すように、左右方向に4つの収納部1
1aに仕切られている。これらの収納部11aは、互い
に平行に前後方向に延びるように形成され、各収納部1
1a内に、ラック9が収容されている。
【0022】図1(b)および図3に示すように、商品
棚11は、その左右端部が収納庫4の左右の壁4a,4
aに取り付けられている。商品棚11の前端部の左右両
側には、切り欠かれ外側に斜めに折り曲げられた取付部
11b,11bが形成されている。各取付部11bは、
外側に突出する円柱状の突起11c、およびその前方に
延びる指当て部11dを備えており、指当て部11dを
押すことによって、弾性変形するようになっている。さ
らに、商品棚11の後端部の左右両側には、突起11c
と同様の係合突起11e,11e(1つのみ図示)が左
右対称に形成されている。
【0023】一方、収納庫4の左右の壁4a,4aの前
部には、上下2つの丸穴4b,4bがそれぞれ形成され
ている。各壁4aの上丸穴4bは、左右1組のものとし
て互い左右対称に配置されており、下丸穴4bも同様
に、左右1組のものとして左右対称に配置されている。
各丸穴4bは、上記商品棚11の各突起11cに嵌合可
能な径を有している。これに加えて、収納庫4の左右の
壁4a,4aの後部には、コの字形の2つの変形溝4
c,4cが互いに左右対称にそれぞれ形成されており、
各変形溝4cの上水平部と下水平部の間隔は、上下の丸
穴4b,4b間の間隔とほぼ同様に設定されている。上
記商品棚11の各係合突起11eは、各変形溝4cに沿
って摺動可能に形成されている。以上のように構成され
た商品棚11は、各突起11cが下側の各丸穴4bに嵌
合し、かつ各係合突起11eが各変形溝4cの下水平部
に係合する下取付位置と、各突起11cが上側の各丸穴
4bに嵌合し、かつ各係合突起11eが各変形溝4cの
上水平部に係合する上取付位置とに、収納庫4に選択的
に取り付けられる。
【0024】収納庫4を仕切る仕切板5は、発泡ポリウ
レタンなどの断熱材を内部に充填した鋼製のものであ
り、高い断熱性を備えている。図3(a)〜図3(c)
に示すように、仕切板5は、各商品棚11の下部に装着
可能に構成されている。すなわち、仕切板5の上面に
は、左右一対のガイド部材5a,5aが形成されてお
り、これらのガイド部材5a,5aは、仕切板5の上面
に対し隙間を有し、かつ前後方向に延びている。一方、
商品棚11の下面には、ガイド部材5a,5aに対応し
て左右一対のガイドレール11f,11fが形成されて
いる。ガイドレール11f,11fは、鋼板製のもので
あり、商品棚11の下面に対して隙間を有し、かつ前後
方向に延びている。以上の構成によって、仕切板5は、
ガイド部材5a,5aをガイドレール11f,11fと
商品棚11の下面との間の隙間に前方から差し込み、こ
れらに係止させることによって、各商品棚11の下部に
着脱自在に取り付けられる。
【0025】図2に示すように、仕切板5は、断熱ガラ
ス3aとの間に搬出路10の一部を構成する開口5bを
有し、この開口5bを開閉するための平板状のシャッタ
12を備えている。シャッタ12は、仕切板5の下面前
端部に移動自在に取り付けられており、仕切板5の下面
に取り付けられた駆動機構13によって前後方向に駆動
される。シャッタ12は、内部に発泡ポリウレタンなど
の断熱材を充填した鋼製のものであり、断熱性を備えて
いる。
【0026】駆動機構13は、仕切板5の下面に取り付
けられたモータ13aと、このモータ13aとシャッタ
12を連結するリンク機構13bと、を備えている。リ
ンク機構13bは、複数のリンク部材で構成されてお
り、その後端部がモータ13aの駆動軸に、前端部がシ
ャッタ12の後端部に、それぞれ連結されている。ま
た、図示しない2つのガイド部が、仕切板5の前部の左
右両側にそれぞれ設けられており、シャッタ12は、2
つのガイド部と仕切板5の下面とによって、前後方向に
移動する際、案内される。これにより、駆動機構13
は、モータ13aの回転によって、シャッタ12を前後
方向にスライドさせ、このシャッタ12のスライドによ
って、上記開口5bを開閉する。シャッタ12の先端部
には、図示しない合成ゴム製のストッパが取り付けられ
ており、シャッタ12は、開口5bを閉じる際に、この
ストッパが断熱ガラス3aに当接する。
【0027】搬出路10内には、エレベータ14が配置
されており、その下方には、商品Sを販売するための販
売口15と、この販売口15の上部開口を開閉する販売
口シャッタ16とが設けられている。このエレベータ1
4は、収納庫4の前端部の左右両側に配置されたレール
14a,14aと、これらのレール14a,14aに両
端部が取り付けられた載置台14bと、を備えている。
各レール14aは、その上端が図5(b)に示す最上位
置のラック9の付近の位置から、図2に示す上から3段
目のラック9の付近の位置まで移動するように伸縮自在
になっており、載置台14bは、レール14aの上端部
から下端部までこれに沿って昇降可能になっている。以
上の構成により、このレール14aの伸縮と、レール1
4aに沿う載置台14bの昇降とによって、エレベータ
14は、各ラック9の払出機構9aから払い出された商
品Sを載置台14bによって受け止め、販売口15の近
くまで搬送した後、下方に払い出す。
【0028】また、販売口シャッタ16は、上記シャッ
タ12の駆動機構13とほぼ同様の駆動機構17を有し
ている。さらに、前述した加温機構7、冷却機構8、各
ラック9の払出機構9a、各駆動機構13,17および
エレベータ14の販売待機時および販売時の動作は、図
示しないマイクロコンピュータなどからなる制御装置に
よって、電気的に制御される。特に、各ラック9の払出
機構9a、各駆動機構13,17およびエレベータ14
は、下記のように制御される。
【0029】すなわち、制御装置は、商品Sの販売待機
時に、シャッタ12,16を閉鎖状態に保持し、エレベ
ータ14の載置台14bを販売口15の近くに保持す
る。商品Sを販売する場合、例えば、最上位置のラック
9から加温された商品Sを払い出す際に、制御装置は、
エレベータ14を駆動することによって、載置台14b
を上方に移動させる。載置台14bが仕切板5の開口5
bに近付いたときに、シャッタ12を開放し、載置台1
4bを最上位置のラック9の近くまで移動させる(図5
(b)参照)。次に、払出機構9aを駆動し、最前位置
の販売商品Sを載置台14b側に払い出す。商品Sを受
け止めた載置台14bは、販売口15の近くまで、搬出
路10内を下降する。このとき、載置台14bが開口5
bを通り過ぎた後に、シャッタ12を閉鎖する。そし
て、駆動機構17が販売口シャッタ16を開放した後、
載置台14bが商品Sを販売口15に払い出す。この
後、駆動機構17が販売口シャッタ16を閉鎖すること
によって、販売動作が終了する。
【0030】次に、商品棚11に対する仕切板5の取付
位置を変更することによって、上収納室6aと下収納室
6bの容量の割合を調整する作業手順について説明す
る。例えば、仕切板5の取付位置を、図2に示す上から
3段目の商品棚11(図示せず)から、図5(a)に示
す上から2段目の商品棚11(図示せず)に変更する場
合、メインドア3を開け、仕切板5を手前に引き出し、
各ガイド部材5aと各ガイドレール11fの係合を外し
て商品棚11から取り外す。次に、仕切板5の各ガイド
部材5aが、上から2段目の商品棚11の各ガイドレー
ル11fに係合するように差し込む。これによって、仕
切板5が商品棚11に係止され、上収納室6aと下収納
室6bの容量の割合を調整できる。また、上収納室6a
と下収納室6bの容量の割合を図5(b)に示すように
調整する場合も、これと同様の作業によって調整でき
る。
【0031】また、ラック9に収納する商品Sの高さ変
更に伴って、商品棚11の取付位置を変更する作業につ
いて説明する。前述したように、商品棚11は、上下2
つの取付位置に選択的に取り付け可能であり、例えば、
商品棚11の位置を下取付位置から上取付位置に変更す
る場合、商品棚11の各指当て部11dを指で内側に押
すことによって、取付部11b,11b間の間隔を狭
め、各突起11cを下側の各丸穴4bから外す。次い
で、各係合突起11eが各変形溝4cに沿って摺動する
ように商品棚11をまず手前に引き出し、それから後方
に押すことによって、係合突起11eを変形溝4cの下
水平部から上水平部まで移動させる。指当て部11dか
ら指を離し、突起11cを取付部11bの弾性を利用し
て上側の丸穴4bにスナップ嵌めすることによって、上
から2番目の商品棚11の取付位置を上方に変更でき
る。この場合、取付位置を変更する商品棚11に仕切板
5が装着されているとき、すなわちその商品棚11が上
下の収納室6a,6bの境界部分に該当するときには、
仕切板5自体を何ら着脱操作しなくても、商品棚11の
取付位置の変更に伴って、仕切板5の取付位置を変更で
きる。
【0032】以上詳述したように本実施形態の商品収納
装置1によれば、収納庫4を上下に仕切る仕切板5が、
各商品棚11に対して着脱自在になっており、その着脱
操作も、仕切板5を、単純に商品棚11から引き出し、
別の商品棚11に押し込むだけでよいので、容易に行う
ことができる。これにより、仕切板5を他の適当な商品
棚11に付け替えるだけで、収納庫4の上収納室6aと
下収納室6bの容量の割合を容易に調整することができ
る。したがって、例えば季節に応じて冷却商品Sと加温
商品Sの割合を調整することによって、販売効率を向上
させることができる。また、仕切板5を収納庫4に取り
付けるための構造が収納庫4側に不要になり、低コスト
で製造することができると共に、仕切板5と商品棚11
を一体化できるので、収納庫4内のスペースを有効に利
用することができる。
【0033】これに加えて、商品棚11が収納庫4の上
下2つの取付位置に取り付けられるように構成されてお
り、その変更作業も、上述したように、突起11cと丸
穴4bの嵌合位置および係合突起11eと変形溝4cの
係合位置を上下に変更するだけでよいので、商品棚11
を取り外すことなく容易に行うことができる。これによ
り、仕切板5の取付位置の変更に伴って、あるいはラッ
ク9に収納する商品Sの高さ変更に応じて、商品棚1
1,11間の間隔を過不足なくかつ適切なものに容易に
変更でき、収納効率を向上させることができる。これに
加えて、仕切板5を装着した商品棚11の取付位置を変
更する場合には、商品棚11の取付位置変更に伴って、
仕切板5を何ら着脱操作することなく、仕切板5が収納
庫4を仕切る位置を変更できる。これによって、商品S
の変更に伴う収納室6a,6bの容量の調整を、容易か
つ適切に行うことができる。
【0034】なお、上記第1実施形態においては、仕切
板5を商品棚11に取り付ける構成として、一対のガイ
ド部材5aを一対のガイドレール11fに係合させるよ
うにしたが、これに限らず、フックを穴に引っかける構
造など、着脱自在な構成であればよい。また、商品棚1
1は、収納庫4に対し上下2つの取付位置に変更できる
ように構成したが、これに限らず、3つ以上の取付位置
に変更可能に構成してもよい。さらに、商品棚11を収
納庫4に取り付ける構造も、突起11cを丸穴4bに嵌
合させる構造に限らず、突起11cを変形溝4cのよう
な溝に沿って移動させるようにしてもよい。
【0035】次に、本発明の第2実施形態に係る商品収
納装置1について説明する。上述した第1実施形態の商
品収納装置1では、仕切板5を商品棚11に取り付けて
いるのに対して、本実施形態では、仕切板5を、収納庫
4に取り付けている点が主に異なっている。すなわち、
図6に示すように、本実施形態の商品収納装置1では、
収納庫4の左右の壁4a,4aに、前後方向に延びかつ
左右対称な溝4d,4dを1組とする複数組の溝4d,
4dが上下方向に配列・形成されている。各商品9は、
収納庫4に固定されており、各組の溝4d,4dは、上
下2つのラック9,9の間に配置されている。仕切板5
は、左右1組の溝4d,4dに挿入され、これらに嵌合
することによって、収納庫4に取り付けられている。収
納庫4には、2つの仕切板5,5が取り付けられてお
り、これによって、収納庫4は、3つの収納室6a〜6
cに仕切られている。このように、各仕切板5は、上下
方向に並んだ各組の溝4d,4dに対し着脱可能になっ
ており、これを付け替えることによって、収納室6a〜
6cの収納容量がそれぞれ調整される。
【0036】以上のように構成された本実施形態の商品
収納装置1によれば、仕切板5を挿入する1組の溝4
d,4dを変えるだけで、収納室6a〜6cの容量を容
易に調整することができる。また、各収納室6の容量を
調整する構造として、収納庫4の左右の壁4aに溝4d
を形成するだけでよいので、これを低いコストで実現す
ることができる。
【0037】次に、本発明の第3実施形態に係る商品収
納装置1について説明する。上述した第1実施形態の商
品収納装置1では、シャッタ12によって仕切板5の開
口5bを開閉するのに対して、本実施形態では、エレベ
ータ14の載置台14bによって、仕切板5の開口5b
を開閉する点が異なっている。すなわち、図7(a)に
示すように、エレベータ14は、最上位置のラック9の
近くから販売口15の近くまで上下方向に延びる2つの
レール14a,14a(1つのみ図示)と、これらのレ
ール14a,14aに沿って昇降自在な載置台14bと
を備えている。載置台14bは、図7(b)に示すよう
に、下方に凸に屈曲した形状を有し、各ラック9から払
い出された商品Sを受け止め可能になっている。載置台
14bは、断熱性を備えると共に、その周縁部には、弾
性を有するゴム製のシール材17が取り付けられてい
る。
【0038】このシール材17は、図7(b)に示すよ
うに、販売待機時に、載置台14bが開口5bを閉じて
いるとき、仕切板5の前端部および断熱ガラス3aの背
面に当接し、隙間が生じないようにすることによって、
これらと載置台14bの間をシールしている。このシー
ル材17のシール作用と載置台14bの断熱作用とによ
って、販売待機時に、上下の収納室6a,6b間で熱が
伝わるのを防止し、収納室6a,6bの断熱性(保温
性)を保持している。このエレベータ14では、仕切板
5の取付位置を変更した場合、それに応じて、商品Sの
販売待機時における載置台14bの保持位置が変更さ
れ、開口5bを閉じるようになっている。また、シール
部材17の前面には、図7(c)に示す上側に「HO
T」の、下側に「COLD」の文字を表示したプレート
18が取り付けられており、このプレート18によっ
て、上収納室6aが加温状態で、かつ下収納室6bが冷
却状態であることを商品購入者に知らせる。
【0039】この商品収納装置1では、商品Sの販売待
機時に、載置台14bが開口5bを閉じる位置に保持さ
れる。商品Sの販売時には、載置台14bがレール14
aに沿って商品Sを払い出すラック9の近くまで移動
し、商品Sを受け止める。この後、載置台14bは販売
口15の近くまで下降し、軸14cを中心に回動するこ
とによって、商品Sを下方の販売口15に払い出す。こ
の後、載置台14bは、開口5bを閉じる位置に復帰す
るように構成されている。
【0040】以上のように、本実施形態の商品収納装置
1によれば、エレベータ14の載置台14bが、販売待
機時に開口5bを閉じるように位置することにより、上
下の収納室6a,6bの断熱性を保持し、仕切板5の開
口5bを開閉するシャッタの役割を兼ね備える。したが
って、仕切板5の開口5bを閉じるシャッタをエレベー
タ14とは別個に備えた商品収納装置と比べて、製造コ
ストを削減することができる。
【0041】なお、上記各実施形態においては、商品収
納装置1として、多数のラック9が収納庫4内にほぼ水
平な姿勢で上下方向に配列されたものについて説明した
が、本発明の商品収納装置1を、多数のラック9が収納
庫4内に斜め後ろ下がりの姿勢で上下方向に配列されて
いる、いわゆるスラントシェルフ形式のものに適用して
もよい。
【0042】
【発明の効果】以上のように、本発明の自動販売機の商
品収納装置によれば、仕切板によって仕切られた上下の
収納室の容量の割合を容易に調整することができ、販売
効率を向上させることができる。また、例えば、仕切板
の装着位置を変更したことによって、仕切板が商品棚や
商品ラック内の商品などと干渉するのを回避できる。あ
るいは、仕切板の装着位置の変更とは無関係に、商品の
高さの変更に応じて、2つの商品棚間を過不足のない適
切な間隔に調整することができる。さらに、上下の収納
室の容量の割合を調整するための構造を、低いコストで
実現できる。これに加えて、製造コストを削減すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る商品収納装置を適用
した自動販売機の(a)横断面図と(b)正面図であ
る。
【図2】商品収納装置の構造を示す側断面図である。
【図3】商品棚および仕切板の構成をそれぞれ示す
(a)正面図、(b)A部拡大図および(c)側面図で
ある。
【図4】商品棚の構成を示す斜視図である。
【図5】仕切板の装着位置を変更した状態を示す側断面
である。
【図6】第2実施形態に係る商品収納装置を適用した自
動販売機の正面図である。
【図7】第3実施形態に係る商品収納装置の(a)側断
面図と、(b),(c)要部拡大図である。
【図8】従来の自動販売機の商品収納装置の構造を示す
側断面図である。
【符号の説明】
1 商品収納装置 1a 自動販売機 2 販売機本体 4 収納庫 4a 収納庫の壁 4d 収納庫の壁の溝 5 仕切板 5b 開口 6 収納室 9 商品ラック 10 搬出路 11 商品棚 14 エレベータ 15 販売口 S 商品

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 断熱性を有し、販売機本体内に設けられ
    た収納庫と、 断熱性を有し、前記収納庫に装着され、前記収納庫を複
    数の収納室に上下に仕切ると共に、前記収納庫に対する
    装着位置を上下方向に変更可能に構成された仕切板と、 前記複数の収納室にそれぞれ設けられ、複数の商品を前
    後方向に並べて収納する複数の商品ラックと、 を備えることを特徴とする自動販売機の商品収納装置。
  2. 【請求項2】 前記収納庫に装着され、前記複数の商品
    ラックをそれぞれ保持すると共に、前記収納庫に対する
    装着位置を上下方向に変更可能に構成された複数の商品
    棚をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の自
    動販売機の商品収納装置。
  3. 【請求項3】 前記収納庫の左右の壁には、複数組の溝
    が形成されており、各組の溝は、前記仕切板が嵌合可能
    に構成されていることを特徴とする請求項1または2に
    記載の自動販売機の商品収納装置。
  4. 【請求項4】 前記仕切板は、前記複数の商品棚の各々
    に装着可能に構成されていることを特徴とする請求項2
    に記載の自動販売機の商品収納装置。
  5. 【請求項5】 前記複数の商品ラックはそれぞれ、前記
    商品の販売時に、前後方向の一端部に形成された払出口
    から商品を払い出すように構成され、 前記仕切板は、開口を有しており、 前記複数の商品ラックの前記払出口の付近より販売口付
    近まで、前記仕切板の前記開口を通って上下方向に延び
    る搬出路と、 断熱性を有し、前記搬出路内に昇降自在に設けられ、前
    記商品の販売待機時には、前記仕切板の前記開口を閉じ
    る位置に保持されるエレベータと、をさらに備えること
    を特徴とする1乃至4のいずれかに記載の自動販売機の
    商品収納搬出装置。
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