JPH10254859A - 文書編集装置および方法 - Google Patents

文書編集装置および方法

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JPH10254859A
JPH10254859A JP9058816A JP5881697A JPH10254859A JP H10254859 A JPH10254859 A JP H10254859A JP 9058816 A JP9058816 A JP 9058816A JP 5881697 A JP5881697 A JP 5881697A JP H10254859 A JPH10254859 A JP H10254859A
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JP
Japan
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JP9058816A
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Inventor
Koji Kuramoto
浩治 蔵本
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KOBE NIPPON DENKI SOFTWARE KK
NEC Software Kobe Ltd
Original Assignee
KOBE NIPPON DENKI SOFTWARE KK
NEC Software Kobe Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】関連情報を設定したい文字列に対して保護属性
を与えることにより、その文字列に対する削除あるいは
変更を制御し、利用者の入力を常に監視する手間を省
き、インターネットのURLリンク情報やその他各種情
報を設定する。 【解決手段】任意の文字列に対して各種情報を設定する
場合、その文字例に保護属性を設定する。設定情報とし
ては、文字列に関連づけられる情報とその情報を設定す
る文書内の文字列のみをチェーン構造に持つ内部管理テ
ーブル7に保持する。また、利用者が情報の設定,参
照,解除等の操作を行った場合に、内部管理テーブルと
文書の内容から、既に文書内で各種情報を設定している
文字列の行および列の位置情報を含む一時的な処理用テ
ーブル8を作成する。文書の編集操作に対する処理は、
この処理用テーブル8を使用して実行される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は文書編集装置および
方法に関し、特に文書中の文字列に保護属性を設定する
文書編集装置および方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来は、任意の文字に対して文字属性
(文字属性にはフォントの指定、下線や取り消し線の有
無や文字の保護等を含む。)が設定可能な文書の作成お
よび編集装置において、本来の目的が文書の作成および
編集であるために、利用者がその文書内のある任意の文
字列に対してインターネットのURLリンク情報やその
他各種情報を付加する機能を有していなかった。あるい
は、このような機能を有していても、インターネットの
URLリンク情報やその他各種情報を設定する文字列
(以下、情報設定文字列とする)とその文字列の列と行
の位置情報およびその文字列に関連づける各種情報(以
下、情報設定文字列、位置情報および関連づける各種情
報をまとめて設定情報とする)を常に内部管理テーブル
内に管理して覚えておく必要があった。
【0003】これは、文書の作成および編集装置がその
性格から、ある文字と文字の間に途中で文字を挿入した
り、ある文字だけを削除したり、また文書内に情報設定
文字列と同じ文字列(以下、内部管理テーブル内の情報
設定文字列と文書上に表示されている各種情報を設定す
る文字列を区別して文書内情報設定文字列とする)を複
数個入力したりする場合が多々あり、利用者が既に設定
してある各種の情報を参照しようとした場合には、利用
者が指定した文書内情報設定文字列に合致した情報であ
るかどうかを判断するために、位置情報と情報設定文字
列から、この情報設定文字列と文書内情報設定文字列が
合致するかどうかを判断し、合致していれば要求された
情報を表示しなければならないためである。そして複数
個の文字列に情報を設定しようとした場合、当然その数
分だけの設定情報を覚えておかなければならない。
【0004】また、任意の文字に対して属性が設定可能
な従来の文書の作成および編集装置の保護属性機能は、
文字列を保護することによりその文字列を変更,削除で
きないようにしたり、消去しても容易に復元したりする
ために利用されているだけである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記したような従来の
文書編集装置において、第1の問題点は、利用者が文書
上のある文書内情報設定文字列と別の文書内情報設定文
字列の間に文字を入力すると、入力位置より後ろに設定
されている文書内情報設定文字列の設定情報の位置情報
を1文字入力される毎に変更する必要がある。同様に、
文書削除,切り取り,貼り付け等の場合にも設定情報の
位置情報を変更する必要がある。つまり、利用者の入力
を常に監視しておかなければならない。
【0006】その理由は、利用者が既に設定してある各
種の情報を参照しようとした場合、利用者が指定した文
書内情報設定文字列に合致した情報であるかどうかを判
断しなければならないわけだが、文書の作成および編集
装置において、同じ文字列が文書中に複数個存在する場
合は多々あり、その複数個存在する情報設定文字列と文
書中の同じ文字列のいずれが該当するのかを判断するた
めに設定情報の中の位置情報と情報設定文字列が必要と
なる。情報設定文字列だけでは、文書中のこれら複数個
の同じ文字列の中のどれが該当するか判断できないの
で、同時に位置情報が必要となるわけだが、既に述べた
ように利用者は常に文字入力,文字削除,切り取りある
いは貼り付け等の操作を行っているため、情報を設定し
ている文字列の位置情報は常に変化している可能性があ
る。したがって、利用者の入力を随時監視し、設定情報
の位置情報を常に最新の状態にしておかなければならな
い。
【0007】第2の問題点は、文書内の文書内情報設定
文字列は、インターネットのURLリンク情報やその他
各種情報は設定されているが、文書上は通常の文字列と
同様に扱われるため、削除または変更が可能であること
である。
【0008】その理由は、利用者が既に制定してある各
種の情報を参照しようとした場合に、内部管理テーブル
の設定情報の情報設定文字列と位置情報を利用すること
は既に述べた通りであるが、文書内情報設定文字列が文
書上で削除あるいは変更されると、内部管理テーブルと
の整合がとれなくなってしまい、指定された情報設定文
字列に合致しているかどうか判断できなくなるからであ
る。
【0009】本発明の目的は、上記の欠点を回避するた
めに、文書の作成および編集装置において、関連情報を
設定したい文書中のある任意の文字列に対して保護属性
を与えることにより、その文字列に対する削除や変更な
どの処理を制御し、各種の設定情報を含む文書を容易に
入力する文書編集装置および方法を提供することにあ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明による文書編集装
置は、文書を作成し編集する情報を入力する入力部と、
入力した文書および編集した文書の内容を表示する表示
部と、前記文書の中の任意の文字列にインターネットの
URLリンク情報を含む情報に保護属性を付加する設定
情報および前記任意の文字列の文書中における位置を示
す位置情報を保持し,新たな文字列に前記設定情報を与
えるとき保持されたものを参照するとともに前記新たな
文字列の位置情報を追加する制御部とを備えて構成され
る。
【0011】また、本発明による文書編集装置におい
て、前記制御部は保護属性を含む文書の内容を保持する
文書編集バッファと、前記文書中の任意の文字列に保護
属性を付加する設定情報を保持する内部管理テーブル
と、前記任意の文字列の文書中における位置を示す位置
情報を保持する処理用テーブルと、内部管理テーブルを
参照して前記文書編集バッファに保持された文書中の任
意の文字列に付加する設定情報を検索する検索手段と、
前記文書編集バッファから文書を取り込み前記検索手段
に指示して前記内部管理テーブルを参照し任意の文字列
にその保護属性を含む設定情報を追加し変更し前記任意
の文字列の位置情報を付加して前記処理用テーブルに保
持する制御手段とを備える。
【0012】さらに、本発明による文書編集方法は、文
書を作成し編集する情報を入力し、入力した文書および
編集した文書の内容を表示し、前記文書の中の任意の文
字列にインターネットのURLリンク情報を含む情報に
保護属性を付加する設定情報および前記任意の文字列の
文書中における位置を示す位置情報を保持し、新たな文
字列に前記設定情報を与えるとき保持されたものを参照
するとともに前記新たな文字列の位置情報を追加するよ
うにして実現される。
【0013】また、本発明による文書編集方法は、前記
保護属性を含む文書の内容を保持する文書編集バッファ
と,前記文書中の任意の文字列に保護属性を付加する設
定情報を保持する内部管理テーブルと,前記任意の文字
列の文書中における位置を示す位置情報を保持する処理
用テーブルとを具備し、前記文書編集バッファから文書
を取り込み、前記内部管理テーブルを参照して前記文書
編集バッファに保持された文書中の任意の文字列に付加
する設定情報を検索し、前記任意の文字列にその保護属
性を含む設定情報を追加し変更し、前記任意の文字列に
前記文書中の位置を示す位置情報を付加して前記処理用
テーブルに保持するようにして実現される。
【0014】すなわち、本発明の文書編集装置および方
法によれば、文書の作成および編集装置上で作成した文
書内の任意の文字列に対してインターネットのURLリ
ンク情報やその他各種情報を設定するために、情報を設
定する文書内情報設定文字列に文字属性の一機能である
保護属性を設定する。そして設定情報としては文書内情
報設定文字列と同じ情報設定文字列およびその文字列に
関連づける設定情報のみを、チェーン構造を持つ内部管
理テーブルに設定する。
【0015】利用者が、新たに文書内の文字列に各種情
報を設定しようとしたり、既に設定されている情報を参
照または解除しようとした場合には、既に内部管理テー
ブルに情報が設定されている情報設定文字列にて文書編
集バッファ内の文字列検索を行い、検索に合致した文字
列が保護属性を持つかどうかによって情報設定済みの文
字列かどうかを判断し、そうであればその文字列の現在
の行および列の位置情報を含む一時的な処理用テーブル
を作成する。これを内部管理テーブル内のすべての情報
設定文字列に対して行い、全ての設定情報を含む処理用
テーブルを作成する。
【0016】新たに情報を設定する場合には、情報を設
定する文字列の行および列と処理用テーブルの位置情報
により、もし新たに情報を設定する文字列より前に情報
設定済み文字列があった場合には、内部管理テーブルの
チェーン情報を変更し、対応する位置に新しい設定情報
を挿入する。情報を設定する文字列より前に情報設定済
み文字列が無かった場合には、内部管理テーブルの先頭
に新しい設定情報を追加する。これにより、文書上の保
護属性文字列と内部管理テーブルの情報設定文字列の並
びが同じになるので、情報が設定されている文字列の検
索時には、文書の先頭の方の保護属性文字列から順に検
索され、処理用テーブルにも順に設定されることにな
る。
【0017】本発明は、情報を設定してある文書内情報
設定文字列に保護属性を与えることにより、この文字列
に対する変更や削除を許可しないようにし、上記のテー
ブルを使用して利用者が自由に文書内の任意の文字列に
対して各種情報の設定,変更および参照を可能にする。
【0018】さらに、本発明では、内部で保持している
情報は情報設定文字列とそれに関連付いている設定情報
のみで、利用者が新たに文書内の任意の文字列に各種情
報を設定しようとしたり、既に設定されている情報を参
照または解除しようとした場合に、情報設定文字列とそ
の文字列の列と行の位置情報およびその文字列に関連づ
ける各種情報を持つ処理用テーブルを作成するので、文
字入力や文字削除,切り取り,貼り付け等の度に設定情
報を変更する必要が無くなり、利用者の操作を常に監視
しておく必要が無くなる。
【0019】また、文書内の情報が設定された文字列に
は保護属性が設定されるので、この文字列に対する削除
や変更といった操作ができなくなり、内部管理テーブル
内に保持している情報設定文字列との不整合が起こらな
くなる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明について図面を参照
しながら説明する。
【0021】図1は本発明の実施の一形態を示すブロッ
ク図である。同図において、本発明の文書編集装置は、
文書を作成し編集する情報を入力する入力部1と、入力
した文書および編集した文書の内容を表示する表示部2
と、前記文書の中の任意の文字列にインターネットのU
RLリンク情報を含む情報に保護属性を付加する設定情
報および前記任意の文字列の文書中における位置を示す
位置情報を保持し,新たな文字列に前記設定情報を与え
るとき保持されたものを参照するとともに前記新たな文
字列の位置情報を追加する制御部3とを備える。
【0022】そして、上記の制御部3は保護属性を含む
文書の内容を保持する文書編集バッファ6と、前記文書
中の任意の文字列に保護属性を付加する設定情報を保持
する内部管理テーブル7と、前記任意の文字列の文書中
における位置を示す位置情報を保持する処理用テーブル
8と、内部管理テーブルを参照して前記文書編集バッフ
ァに保持された文書中の任意の文字列に付加する設定情
報を検索する検索手段5と、前記文書編集バッファから
文書を取り込み前記検索手段に指示して前記内部管理テ
ーブルを参照し任意の文字列にその保護属性を含む設定
情報を追加し変更し前記任意の文字列の位置情報を付加
して前記処理用テーブルに保持する制御手段4とを備え
る。
【0023】図1において、入力部1はキーボードやマ
ウスなどのように利用者が一般に文書を操作するために
キーを入力する装置を指す。表示部2は入力や編集した
文書の内容を利用者に表示する。制御部3は利用者が入
力や編集した内容を制御する。
【0024】制御部3において、制御手段4は利用者が
入力や変更等の操作を行なった場合に、内部管理テーブ
ル7から現在の文書の内容に合致した一時的な処理用テ
ーブル8を作成し、検索手段5を利用して新規に文書内
情報設定文字列に設定情報を追加したり、既に設定され
ている情報を参照あるいは変更したりする。
【0025】検索手段5は処理用テーブル8と文書編集
バッファ6から利用者が要求している設定情報を検索す
る。文書編集バッファ6は、文字属性を含む現在の文書
の内容を保持する。内部管理テーブル7は、利用者が設
定した情報設定文字列とその文字列に関連づける設定情
報を設定されている数分だけチェーン構造によって連結
して保持する。処理用テーブル8は、内部管理テーブル
7の情報に文書内情報設定文字列の位置情報を付加した
設定情報を設定されている数分だけ保持する。
【0026】図2(a)は、表示部2に表示された文書
内の複数の文字列にインターネットのURLリンク情報
が設定されている状態を示す説明図である。同図におい
て、1行1列目の文字列「日本」,2行35列目の文字
列「北海道」,3行1列目の文字列「アメリカ」,およ
び4行1列目の文字列「日本」はURLリンク情報が設
定済みの文書内情報設定文字列である。これらの文書内
情報設定文字列に対応する文書編集バッファ6内の文字
列には保持属性が設定されている。
【0027】図2(b)は、これらの情報設定文字列と
それぞれに関連付けられたURLリンク情報を保持して
いるチェーン構造を持つ内部管理テーブル7を示す説明
図である。
【0028】図2(c)は、利用者が入力や変更等の操
作を行なう場合に、制御手段4が最新の状態である文書
編集バッファ6および内部管理テーブル7から作成した
処理用テーブルを示す説明図である。処理用テーブル8
には内部管理テーブル7が保持している情報設定文字列
と関連付いているURLリンク情報の他に文書内情報設
定文字列の文書内の行と列、つまり位置情報が追加され
ている。
【0029】図3は上記の文書編集装置において情報設
定処理の動作を示す流れ図である。同図について、図2
で説明した状態の文書に対して、利用者が入力部1を使
用して表示部2に表示されている文書の3行25列目の
文字列「アメリカ」にインターネットのURLリンク情
報「http://America」を新規に設定する場合の動作を想
定しながら説明する。
【0030】利用者が新規設定の処理を実行すると、制
御手段4が内部管理テーブル7(この場合の状態は図2
(b))と文書編集バッファ6から検索手段5を使用し
て、処理用テーブ8(この場合の状態は図2(c))を
作成する(S11、詳細は図5にて後述)。
【0031】次に、指定された3行25列目の文字列
「アメリカ」に保護属性を設定し、削除や変更を不可に
する(S12)。
【0032】次に、文書編集バッファ6での文書内情報
設定文字列の並びと内部管理テーブル7での設定情報の
並びを同じにし対応させるために、内部管理テーブル7
の何番目の情報を設定すればよいか調べる。すなわち、
処理用テーブル8から設定情報を1個ずつ読み出し比較
するが、まだ比較していない設定情報があるかどうか判
断する(S13)。
【0033】新規に情報を設定する文字列「アメリカ」
の文書編集バッファ6内での位置3行25列目と既に設
定済みの処理用テーブル8の設定情報の位置情報とを先
頭の設定情報から順に比較する(S14)。
【0034】新規に情報を設定する文字列「アメリカ」
の位置が処理用テーブル8の1番目の設定情報の位置情
報よりも後ろにあるため、次は2番目の設定情報、とい
うように順に次の設定情報の位置情報と比較する(S1
5)。
【0035】次に、この場合は処理用テーブル8の3個
目の情報と4個目の情報の間に、新規に設定情報を挿入
すればよいことになるため、内部管理テーブル7の3番
目の情報と4個目の情報の間に新規設定情報をチェーン
で連結して挿入する(S16)。
【0036】図4は、上記のようにして作成した3行目
25列目の文字列「アメリカ」にURLリンク情報「ht
tp://America」を設定した最新の内部管理テーブル7を
示す説明図である。
【0037】図5は制御手段4が内部管理テーブル7と
文書編集バッファ6から検索手段5を使用して処理用テ
ーブル8を作成する場合の検索手段5の動作を示す流れ
図である。ここでは、図2(b)の内部管理テーブル7
から図2(c)の処理用テーブル8を作成する場合を想
定して説明する。
【0038】検索手段5では、まず内部管理テーブル7
の先頭の情報に情報ポインタを設定し、内部管理テーブ
ル7から1設定情報ずつ情報ポインタをずらしながら1
個ずつ設定情報を読み出して処理用テーブル8に書き込
み、これを全ての設定情報に対して行う。まず、最初に
内部管理テーブル7の最後の情報まで読み出したかどう
かを判断する(S21)。
【0039】次に、最初に内部管理テーブル7から情報
ポインタが指している先頭の設定情報を1個読み出す
(S22)。
【0040】次に、設定情報の情報設定文字列「日本」
をキーワードとして文書編集バッファ6内の文字列検索
を行う。ここでは1行1列目の「日本」が検索にヒット
する(S23)。
【0041】検索にヒットした文字列「日本」に保護属
性が設定されているかどうか調べる(S24)。
【0042】保護属性が設定されているので、既に処理
用テーブル8に設定済みかどうか処理用テーブル8の内
容を調べる(S25)。
【0043】処理用テーブル8に設定されていないの
で、該当文字列であると判断できるためこの文字列の位
置情報を取得する(S26)。
【0044】内部管理テーブル7での情報ポインタの指
す位置は1個目であるので、これに対応する処理用テー
ブル8の1個目の位置に情報設定文字列「日本」、1行
1列目の位置情報および関連づけられている情報を設定
する(S27)。
【0045】内部管理テーブル7の情報ポインタを1進
めて2個目の設定情報を指すようにする(S28)。
【0046】次に、2個目の設定情報の情報設定文字列
「北海道」で同様に文書内の文字列検索を行うと、最初
に2行1列目の文字列「北海道」が検索にヒットする
が、この文字列には保護属性が設定されていないため次
の「北海道」を検索する。次にヒットするのは、2行3
5列目の「北海道」でこの文字列には保護属性が設定さ
れている。そこで処理用テーブル8の内容を調べ、まだ
設定されていないので、この2行35列目の「北海道」
が該当文字列であると判断し、処理用テーブル8の2番
目の情報を設定する。これを内部管理テーブル7に設定
されている情報数分繰り返すことにより、現在の内部管
理テーブル7と文書編集バッファ6に対応した処理用テ
ーブル8が作成される。
【0047】図6は、既に設定済みの情報を参照する動
作を示す流れ図である。同図において、S11(図3参
照)同様に現在の内部管理テーブル7と文書編集バッフ
ァ6の内容から処理用テーブル8を作成する(S3
1)。
【0048】処理用テーブル8から設定情報を1個ずつ
読み出し比較するが、まだ比較していない設定情報があ
るかどうか判断する(S32)。
【0049】利用者が参照したい情報を関連づけている
文書内情報設定文字列の位置が、処理用テーブル8のど
の設定情報の位置情報に含まれるかを調べる(S33お
よびS34)。
【0050】指定された位置を含む処理用テーブル8の
設定情報のインターネットのURLリンク情報を表示部
2上に表示する(S35)。ここで、利用者が参照した
い文書内情報設定文字列の位置が、処理用テーブル8の
どの設定情報にも含まれない場合には、情報は表示され
ない。
【0051】図7は、文書内情報設定文字列に関連付け
る情報をさまざまな形式で指定できるようにした例を示
す説明図である。
【0052】図7(a)は、表示装置2の文書内の複数
の文字列にファイル名を関連付けたり、情報としての文
字列を設定したりした状態を示している。同図において
2行7列目の文字列「神戸 太郎」,3行7列目の文字
列「プロフィール」,4行7列目の文字列「趣味」およ
び5行7列目の文字列「家族」が設定済みの文書内情報
設定文字列である。
【0053】図7(b)は、これらの情報設定文字列と
それぞれに関連付けられたファイル名や情報としての文
字列を保持している内部管理テーブルを示す。情報設定
文字列「神戸 太郎」には本人の顔のビットマップファ
イルを関連付けている。設定情報に情報の種別を持つこ
とにより、どのような情報が設定されているか判断でき
る。したがって、利用者が文字列「神戸 太郎」を選択
して参照処理を行なった場合には情報の種別が画像ファ
イルであるため、これを表示可能なウィンドウを開いて
表示することにより本人の顔の画像を参照することが可
能となる。同様に情報設定文字列「プロフィール」には
テキストファイル名が、文字列「趣味」には文字列が、
そして文字列「家族」にはJPEGファイルがそれぞれ
関連付けられている。様々な情報の種類を用意し、それ
を参照することができる手順を用意しておくことによ
り、あらゆる情報を設定することが可能となる。
【0054】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明の
文書編集装置および方法によれば、利用者が新たに文書
内の任意の文字列にインターネットのURLリンク情報
やその他各種情報を設定しようとしたり、既に設定され
ている情報を参照または解除しようとした場合に、その
時点での最新の文書の内容に合致した情報設定文字列と
その文字列の列と行の位置情報およびその文字列に関連
づける各種情報を持つ処理用テーブルを作成する。した
がって、利用者からの文字入力,文字削除,切り取り,
あるいは貼り付け等の操作の際に、それを監視する負担
を軽減できるという効果がある。
【0055】また、文書内の情報が設定された文字列に
は保護属性を設定するので、この文字列に対する削除や
変更といった操作ができなくなる。したがって、文書上
で情報を設定している文書内情報設定文字列と内部管理
テーブル内に保持している情報設定文字列との不整合を
防ぐことができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態を示すブロック図。
【図2】(a)文書の表示例を示す説明図。 (b)内部管理テーブルの例を示す説明図。 (c)処理用テーブルの例を示す説明図。
【図3】情報設定処理の動作を示す流れ図。
【図4】内部管理テーブルの更新例を示す説明図。
【図5】処理用テーブル作成処理の動作を示す流れ図。
【図6】情報参照処理の動作を示す流れ図。
【図7】(a)他の文書の表示例を示す説明図。 (b)内部管理テーブルの他の例を示す説明図。
【符号の説明】
1 入力部 2 表示部 3 制御部 4 制御手段 5 検索手段 6 文書編集バッファ 7 内部管理テーブル 8 処理用テーブル

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 文書を作成し編集する情報を入力する入
    力部と、入力した文書および編集した文書の内容を表示
    する表示部と、前記文書の中の任意の文字列にインター
    ネットのURLリンク情報を含む情報に保護属性を付加
    する設定情報および前記任意の文字列の文書中における
    位置を示す位置情報を保持し,新たな文字列に前記設定
    情報を与えるとき保持されたものを参照するとともに前
    記新たな文字列の位置情報を追加する制御部とを備える
    ことを特徴とする文書編集装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の文書編集装置において、
    前記制御部は保護属性を含む文書の内容を保持する文書
    編集バッファと、前記文書中の任意の文字列に保護属性
    を付加する設定情報を保持する内部管理テーブルと、前
    記任意の文字列の文書中における位置を示す位置情報を
    保持する処理用テーブルと、内部管理テーブルを参照し
    て前記文書編集バッファに保持された文書中の任意の文
    字列に付加する設定情報を検索する検索手段と、前記文
    書編集バッファから文書を取り込み前記検索手段に指示
    して前記内部管理テーブルを参照し任意の文字列にその
    保護属性を含む設定情報を追加し変更し前記任意の文字
    列の位置情報を付加して前記処理用テーブルに保持する
    制御手段とを備えることを特徴とする文書編集装置。
  3. 【請求項3】 文書を作成し編集する情報を入力し、入
    力した文書および編集した文書の内容を表示し、前記文
    書の中の任意の文字列にインターネットのURLリンク
    情報を含む情報に保護属性を付加する設定情報および前
    記任意の文字列の文書中における位置を示す位置情報を
    保持し、新たな文字列に前記設定情報を与えるとき保持
    されたものを参照するとともに前記新たな文字列の位置
    情報を追加することを特徴とする文書編集方法。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の文書編集方法において、
    前記保護属性を含む文書の内容を保持する文書編集バッ
    ファと,前記文書中の任意の文字列に保護属性を付加す
    る設定情報を保持する内部管理テーブルと,前記任意の
    文字列の文書中における位置を示す位置情報を保持する
    処理用テーブルとを具備し、前記文書編集バッファから
    文書を取り込み、前記内部管理テーブルを参照して前記
    文書編集バッファに保持された文書中の任意の文字列に
    付加する設定情報を検索し、前記任意の文字列にその保
    護属性を含む設定情報を追加し変更し、前記任意の文字
    列に前記文書中の位置を示す位置情報を付加して前記処
    理用テーブルに保持することを特徴とする文書編集方
    法。
JP9058816A 1997-03-13 1997-03-13 文書編集装置および方法 Pending JPH10254859A (ja)

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JP9058816A JPH10254859A (ja) 1997-03-13 1997-03-13 文書編集装置および方法

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JP9058816A Pending JPH10254859A (ja) 1997-03-13 1997-03-13 文書編集装置および方法

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JP (1) JPH10254859A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002540490A (ja) * 1999-01-27 2002-11-26 ディスカバリー・コミニュケーションズ・インコーポレーテッド 電子リンクを備えた電子書籍

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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