JPH10254358A - リボンシール - Google Patents

リボンシール

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Publication number
JPH10254358A
JPH10254358A JP7438797A JP7438797A JPH10254358A JP H10254358 A JPH10254358 A JP H10254358A JP 7438797 A JP7438797 A JP 7438797A JP 7438797 A JP7438797 A JP 7438797A JP H10254358 A JPH10254358 A JP H10254358A
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JP
Japan
Prior art keywords
ribbon
color
printed
base material
adhesive layer
Prior art date
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Pending
Application number
JP7438797A
Other languages
English (en)
Inventor
Akihiro Ito
昭博 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sato Corp
Original Assignee
Sato Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sato Corp filed Critical Sato Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課 題】メッセージや名前などの任意情報を色(カラ
ー)で印字できるようなリボンシールを提供することを
目的とする。 【解決手段】基材部2と、この基材部2の一面2aに仮
着される透明な感熱発色剤層14と、上記基材部2の他
面2bに形成される接着剤層4と、この接着剤層4の一
部に貼着されるリボン部6と、から成る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特に贈答品などに
付設貼着されるリボンシールに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、イベントやクリスマスなどの行事
・お祭り用のリボンシールとしては、例えば実公平7−
41025号公報に開示され、図5および図6に示され
るようなものが知られている。
【0003】このリボンシール(リボンステッカ)50
は、デザイン(この例では、サンタクロースの図柄およ
び「MERRY X’mas」という文字からなるクリ
スマス用のデザイン)が表面部の全面にわたって印刷さ
れたステッカ部52を有し、このステッカ部52の裏面
部に形成される第1の接着剤層54の一部を用いてリボ
ン56が貼り付けられている。
【0004】また、ステッカ部52の裏面部にリボン5
6が貼り付けられたことにより発生する段差をなくすた
め、ステッカ部52の裏面部の前記リボン56を接着し
て残った残部の前記接着剤層54に図示せぬ「中間紙」
を重合させ、この「中間紙」を重合した第1の接着剤層
54に、更に第2の接着剤層58を積層し、この第2の
接着剤層58によりリボン56付きのステッカ部52全
体が台紙60に貼着される。
【0005】しかしながらこのリボンシール50は、ス
テッカ部52の表面部の全面にわたってデザインが印刷
されており、任意の名称を印字したい場合や各種の行事
・お祭りへの対応ができなかった。すなわち、クリスマ
スなど、そのときどきの行事にあわせて印刷されたリボ
ンシール50を使用するものであり、時期が過ぎると転
用が利かなかった。
【0006】この不便さに対処して種々の行事に使用で
きるよう、最近では例えば、「ありがとう」の標準的な
メッセージと敬称を表す「さん」の文字のみ印刷し、標
準化を図ったような「リボンシール」も出現している。
【0007】しかしながら、「ありがとう」の文字や周
囲のデザインがきれいに印刷されていても、名前や追加
のメッセージはボールペンやマジックペンによる手書き
となり、印刷部分と手書き部分が混在するため見栄えが
悪く、更に、追加部分の文字の色が手持ちのペンの色に
よって限定されるため、全体的にバランスの悪いものと
なり、高級感を出そうとする「リボンシール」のネック
になっていた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は以上の点に注
目してなされたもので、メッセージや名前などの任意情
報を色(カラー)で印字できるようなリボンシールを提
供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
になされた本発明のリボンシールは、基材部と、この基
材部の一面に貼着される透明な感熱発色層と、上記基材
部の他面に形成される接着剤層と、この接着剤層の一部
に貼着されるリボン部と、から成る。
【0010】また、台紙に上記接着剤層を介して上記基
材部を仮着してある。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明のリボンシールを図1ない
し図2に基づき説明する。
【0012】本発明のリボンシール3は、台紙8に連続
して仮着され、帯状の連続体1となっている。
【0013】リボンシール3は、基材部2と、この基材
部2の裏面部2bに施された接着剤層4と、リボン部6
と、感熱発色層14とから成る。
【0014】基材部2の表面部2a側は、図柄やその他
の模様などが印刷されたデザイン部10と、まったくデ
ザインがされていない未印刷部12とに分かれている。
デザイン部10にはバラの花、基材部2の周辺部位を囲
った縁どり、更に、「St.Valentine’s
Day for You」という、行事に見合ったメッ
セージや贈る相手の敬称である「さん」が予め印刷して
あり、また、「さん」の前部分が、図柄がなにも印刷さ
れていない未印刷部12となっている。
【0015】上記デザイン部10および未印刷部12が
形成される表面部2a側には、更に、この表面を覆うよ
うに感熱発色層14が積層されている。
【0016】この感熱発色層14は、透明のカラーサー
マルフィルムで形成され、色因子(図示せず)を有し、
所定の熱を表面A側から加えると発色して、前記基材部
2の表面部2aに色が印字されるようになっている。
【0017】接着剤層4は、基材部2の裏面部2bの全
面に施されており、この接着剤層4の一部(図1および
図2における下部分)を使って、リボン部6はその脚部
6aを突出するように接着されている。そして、リボン
部6が接着された基材部2を、接着剤層4のリボン部6
が接着されていない部分(図1および図2における上部
分)を使って台紙8に仮着してある。
【0018】なお、台紙8に仮着されたリボン部6の脚
部6a近辺には、離型剤16が施されている。
【0019】上述したように、リボンシール3は、台紙
8に仮着された状態で、台紙8側から接着剤層4、基材
部2、感熱発色層14の三層構造となっている。
【0020】本発明のリボンシール3は、以下のように
使用する。
【0021】図3は、本発明のリボンシール3に印字を
施すラベルプリンタ20の一例であって、サーマルヘッ
ド22、プラテンローラ24、カッター26、ラベルセ
ンサ28を備えている。
【0022】リボンシール3を台紙8に連続して仮着し
ロール状に巻回した連続体1を供給軸32に装着し、引
張り出してガイドローラ34を経てサーマルヘッド22
およびプラテンローラ24の間に挟持し、発行口36へ
と導く。
【0023】ラベルプリンタ20は、所望の情報を所定
の位置に印字できるよう指定できる図示しない入力手段
を備えており、基材部2の表面部2aの未印刷部12に
「名前」を印字すべく入力手段(図示せず)から名前、
印字位置を入力し、発行動作を実行する。
【0024】サーマルヘッド22とプラテンローラ24
に挟持された連続体1は、プラテンーラ24の回転によ
って搬送され、連続体1上に仮着されたリボンシール3
は、サーマルヘッド22の熱によって基材部2に積層さ
れた感熱発色層14が溶解し、図示せぬ色因子が発色し
て未印刷部12に「名前」を感熱発色層14がもつ色因
子(図示せず)の色で印字しながらラベルセンサ28の
働きで所定量、発行口36から繰り出され、カッター2
6によって切断される。こうして、贈り相手が任意の名
前でリボンシール1に印字されることになる。そして、
感熱発色層14がもつ色因子を、デザイン部10にあっ
た色、例えばデザイン部10と同系色か全く正反対の
色、がでるように作成しておけば、「デザイン」を損な
わない、デザイン部10に見合った色の文字が印字で
き、入力した情報で名前が印字されることと相俟って、
見栄えが更に向上するものである。
【0025】図4は、第2の実施の形態のリボンシール
40を示す図である。なお、第1の実施の形態と同様の
部分については同一符号を付すに止め、重複説明は省略
する。
【0026】このリボンシール40は、デザイン部42
を最小限に止め、行事用のメッセージも予め印刷せずに
未印刷部44を広げてある。すなわち、図3に示したよ
うなラベルプリンタ20を用いて、未印刷部44のメッ
セージ部44aに印字する行事用のメッセージを指定す
ればオリジナルのメッセージが出力可能であり、行事別
メッセージ入りの「リボンシール」の保管が不要となる
ので「リボンシール」の標準化が図れ、しかも、メッセ
ージは感熱発色層14が有する色因子(図示せず)の色
で印字されるため、所望の色の文字が選択可能である。
【0027】なお、第1及び第2の実施の形態におい
て、基材部2の表面部2aが「デザイン部」と「未印刷
部」に分かれているように説明したが、これに限定され
ないことは勿論であり、デザインが全く施されていない
「未印刷部」のみであってもかまわない。「未印字部」
に、行事に見合ったメッセージだけでなくデザインも好
みに応じて指定すれば、より行事に合った印字が可能と
なる。
【0028】また、上記メッセージやデザインは、IC
カードなどの図示しない外部記憶装置に記憶しておき、
ラベルプリンタにて印字時、呼び出すことが可能であ
る。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のリボンシ
ールは、基材部の一面に透明な感熱発色層を施したの
で、感熱発色層が備える色の文字が印字でき、更に、オ
リジナルの情報で印字できることと相俟って、見栄えが
更に向上するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のリボンシールが貼着された連続体を示
す平面図
【図2】同、図1中、矢示II−II線に沿う断面図
【図3】本発明のリボンシールに印字を施すラベルプリ
ンタの側面図
【図4】他のリボンシールの実施の形態を示す図1相当
の平面図
【図5】従来のリボンシールを示す平面図
【図6】図5中、矢示VI−VIに沿う断面図
【符号の説明】
1 連続体 2 基材部 2a 表面部 2b 裏面部 3 リボンシール(第1の実施の形態) 4 接着剤層 6 リボン部 6a 脚部 8 台紙 10 デザイン部 12 未印刷部 14 感熱発色層 16 離型剤 20 ラベルプリンタ 22 サーマルヘッド 24 プラテンローラ 26 カッター 28 ラベルセンサ 32 供給軸 34 ガイドローラ 36 発行口 40 リボンシール(第2の実施の形態) 42 デザイン部 44 未印刷部 44a メッセージ部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基材部と、 この基材部の一面に貼着される透明な感熱発色層と、 上記基材部の他面に形成される接着剤層と、 この接着剤層の一部に貼着されるリボン部と、 から成ることを特徴とするリボンシール。
  2. 【請求項2】 台紙に上記接着剤層を介して上記基材部
    を仮着した請求項1記載のリボンシール。
JP7438797A 1997-03-11 1997-03-11 リボンシール Pending JPH10254358A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7438797A JPH10254358A (ja) 1997-03-11 1997-03-11 リボンシール

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7438797A JPH10254358A (ja) 1997-03-11 1997-03-11 リボンシール

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10254358A true JPH10254358A (ja) 1998-09-25

Family

ID=13545726

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7438797A Pending JPH10254358A (ja) 1997-03-11 1997-03-11 リボンシール

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JP (1) JPH10254358A (ja)

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