JPH10253687A - 導通検査装置 - Google Patents

導通検査装置

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Publication number
JPH10253687A
JPH10253687A JP9053615A JP5361597A JPH10253687A JP H10253687 A JPH10253687 A JP H10253687A JP 9053615 A JP9053615 A JP 9053615A JP 5361597 A JP5361597 A JP 5361597A JP H10253687 A JPH10253687 A JP H10253687A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
connector housing
connector
retainer
continuity
cavity
Prior art date
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Pending
Application number
JP9053615A
Other languages
English (en)
Inventor
Takao Fujita
孝夫 藤田
Hideo Kobayashi
日出夫 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Publication date
Application filed by Sumitomo Wiring Systems Ltd filed Critical Sumitomo Wiring Systems Ltd
Priority to JP9053615A priority Critical patent/JPH10253687A/ja
Publication of JPH10253687A publication Critical patent/JPH10253687A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Testing Of Short-Circuits, Discontinuities, Leakage, Or Incorrect Line Connections (AREA)
  • Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】検査対象となるコネクタハウジング4にリテー
ナ6が装着される場合において、コネクタハウジング4
をコネクタ受け部13に装着する前に、確実にコネクタ
ハウジング4のリテーナ6装着不良を検出すること。 【解決手段】コネクタハウジング4を受けるコネクタ受
け部13にゲージゲートP1を設ける。ゲージゲートP
1は、正規にリテーナ6が装着されているコネクタハウ
ジング4のみ挿通を許容する。さらに、コネクタ受け部
13に設けられる保持部P2は、上記ゲージゲートP1
を挿通したコネクタハウジング4のみ保持する。 【効果】仮にリテーナ6の装着が不完全であった場合、
そのコネクタハウジング4は、ゲージゲートに挿通する
段階でこれを発見することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は導通検査装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般にワイヤハーネスやワイヤハーネス
を構成するサブアセンブリ(以下、「ワイヤアセンブ
リ」と総称する)等の電気配線システムを製造するに当
たり、その電気的な導通を検査するために導通検査装置
が用いられていた。図3は従来の導通検査装置を示す斜
視図である。同図を参照して、従来の導通検査装置A
は、互いに相対変位可能なコネクタ受け部1と検査部2
とを有しており、トグルハンドル3を操作してコネクタ
受け部1に保持されたコネクタハウジング4に対して検
査部2を近接させるように構成されていた。上記コネク
タハウジング4には、複数の端子挿入用キャビティ4A
が形成されて当該コネクタハウジング4の両端面に開口
しており、キャビティ4a内には、端子付電線Wが一端
側から挿入されている。そして、上記検査部2に設けら
れたプローブピン5をキャビティー4Aの他端側から導
入して上記端子付電線Wの端子金具(図示せず)と接触
させることにより、導通検査を行なっていた。
【0003】ところで、検査対象となるコネクタハウジ
ングの上記端子金具は、いわゆるランス形式によってキ
ャビティ4A内に止定されているが、重要回路等に用い
られるコネクタハウジング4の中には、キャビティ4A
に内部の端子金具をリテーナ6でも係止する二重係止構
造を採用しているものがある。リテーナ6としては、コ
ネクタハウジング4の側壁に形成された挿入孔に装着さ
れるものがある。このリテーナは、手作業で装着される
ことが多いため、往々にして、「半嵌合」といわれる装
着不良が発生することがあった。そこで、従来からに導
通検査時にこの半嵌合を検出するための検出機能を導通
検査装置に持たせることが提案されていた。
【0004】例えば、図3に示す先行例では、梃子棒7
を設けてその一端部7Aをコネクタ受け部1に装着され
たコネクタハウジング4のリテーナ6に当接させ、リテ
ーナ6が浮いている場合には、その浮出し量によって梃
子棒7の他端部7Bを検査部2に係止させ、検査部2を
ロックさせることによってリテーナ6の半嵌合を検出し
ていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た先行例では、コネクタハウジング4をコネクタ受け部
1に装着した後、梃子棒7によってロックが係るか否か
を判別しなければ、半嵌合を確認することができない。
そのため、作業性が悪いという問題があった。しかも、
梃子棒7によって検査部2の変位を規制するという方法
では、作業者がトグルハンドル3によって検査部2を無
理やり駆動することも考えられ、検査部2が損傷しやす
くなるという問題がある。
【0006】そこで、コネクタ受け部1の内壁面を、リ
テーナ5が正規に嵌合している場合にのみ装着可能な形
状ないし寸法に設定することも考えられる。しかし、そ
の場合でも完全にリテーナ5の半嵌合を検出できないこ
とがあった。図4は本発明の開発過程における導通検査
装置の正面略図である。同図に示すように、U字形に開
いたコネクタ受け部1の内壁面(コネクタ受け面)によ
って、コネクタハウジング4の側部に装着されたリテー
ナ6の半嵌合を検出する場合、リテーナ6が、キャビテ
ィ4Aと直交する方向A1においてコネクタ受け部1と
反対側のみが浮いて斜めに傾斜している場合、コネクタ
ハウジング4が、コネクタ受け部1に無理嵌めされるこ
とにより、半嵌合を検出することができなくなってしま
うという問題を回避することができない。そのような無
理嵌めがなされた場合には、外観上はリテーナ6が正規
に装着されているかのように見えるため、不良品が後工
程に流れてしまうという問題があった。
【0007】本発明は上記不具合に鑑みてなされたもの
であり、コネクタハウジングをコネクタ受け部に装着す
る前に、確実にコネクタハウジングのリテーナの装着不
良を検出することのできる導通検査装置を提供すること
を課題としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、複数の端子挿入用キャビティが両端面に
開口しているとともに、各キャビティーの一端側から挿
入された端子金具をキャビティ内に止定するリテーナが
一側面に装着されるコネクタハウジングを導通検査可能
に保持するコネクタ受け部を備え、このコネクタ受け部
に保持されたコネクタハウジングの端子金具に検出子を
接触させて導通検査を行なう導通検査装置において、上
記コネクタ受け部は、上記コネクタハウジングの、当該
キャビティの端面の輪郭に沿って区画され、正規にリテ
ーナが装着されているコネクタハウジングのみ、キャビ
ティの連通方向に挿通を許容するゲージゲートと、この
ゲージゲートに挿通されたコネクタハウジングのみ、上
記キャビティの連通方向と直交する方向に変位させて導
通検査可能に保持することを許容する保持部とを形成し
ていることを特徴とする導通検査装置である。
【0009】この特定事項を含む発明では、コネクタハ
ウジングが先ずコネクタ受け部のゲージゲートに、挿通
され、その後、保持部に保持することにより、導通検査
可能に保持部に保持される。ここで、仮にリテーナの装
着が不完全であった場合、そのコネクタハウジングは、
ゲージゲートに挿通する段階でこれを発見することがで
きる。また、ゲージゲートは、キャビティの他端が開口
している端面の輪郭に沿って区画されているから、コネ
クタハウジングをゲージゲートにキャビティの連通方向
に沿って挿入する際、リテーナがキャビティと直交する
方向において保持部と反対側のみが浮いて斜めに傾斜し
ている場合においても、リテーナの浮き上がり部分がゲ
ージゲートに当接する結果、作業者はコネクタハウジン
グをゲージゲートに挿通しようとした段階で確実にリテ
ーナの装着不良を発見することが可能になる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しながら、
本発明の好ましい実施の形態について詳述する。なお、
以下の説明では、図3および図4において説明したコネ
クタと同種のコネクタを採用しているので、コネクタに
ついては、同一の符号を付し、その説明を省略してい
る。
【0011】図1は本発明の実施の一形態における導通
検査装置10の斜視図であり、図2は図1の導通検査装
置の正面略図である。先ず、図1を参照して、この実施
の形態における導通検査装置10は、平面視略長方形に
形成された樹脂製のベース11上に一対のレール12を
長手方向に平行に一体形成し、レール12の一端側に、
コネクタハウジング4を保持して位置決めするコネクタ
受け部13を固定しているとともに、他端側に、コネク
タ受け部13に対し、相対変位可能に検査部14を配置
している。検査部14は、検査対象となるコネクタハウ
ジング4の極数に対応して、検出子としてのプローブピ
ン15を備えているとともに、このプローブピン15が
コネクタ受け部13に保持されたコネクタハウジング4
に近接して、内部の端子金具と接触する導通検査位置
と、コネクタハウジング4から離反する離反位置とに変
位できるように、上記レール12上でスライド変位可能
に取り付けられている。さらに、レール12の他端側終
端部分には、トグルレバー16が設けられており、この
トグルレバー16をベース11に延設された取り付け板
部17を貫通するピンPV回りに回動させることによ
り、検査部14を導通検査位置と離反位置とに変位させ
て、周知の装置と同様に導通検査を行なうことができる
ようになっている。
【0012】ここで、図示の実施の形態におけるコネク
タ受け部13は、コネクタハウジング4を保持するため
の枠体13Aで具体化されている。次に、図2も参照し
て、上記枠体13Aは、上下に延びる樹脂成形品であ
り、ベース11の長手方向に挿通する開口部13Bを区
画している。開口部13Bは、その内部にコネクタハウ
ジング4を導入し、底面13Cに保持させることによっ
てコネクタハウジング4を保持するために形成されたも
のである。
【0013】ここで、開口部13Bの幅Dは、リテーナ
6が正規に装着されているコネクタハウジング4が挿通
するのに必要十分な寸法に設定されている。従って、仮
にコネクタハウジング4のリテーナ6が検査部14と反
対側の面を仮に背面とした場合、この背面には、開口1
3Bの下側部分の一部を閉塞する略U字形のバックプレ
ート18がビス止めされている。バックプレート18
は、開口13Bの底面に保持させたコネクタハウジング
4の端面を受けることにより、コネクタハウジング4を
導通検査可能に位置決めするためのものである。このバ
ックプレート18により、コネクタハウジング4は、バ
ックプレート18の上方側からしか、開口部13B内に
入ることができない。そして、これにより、開口部13
Bは、その上側部分が、正規にリテーナ6が装着されて
いるコネクタハウジング4のみキャビティ4Aの連通方
向に挿通を許容するゲージゲートP1を区画していると
ともに、下側部分P2が、ゲージゲートP1に挿通され
たコネクタハウジング4のみ、上記キャビティ4Aの連
通方向と直交する方向に変位させて導通検査可能に保持
することを許容する保持部P2を区画している。
【0014】以上の構成では、コネクタハウジング4を
コネクタ受け部13の開口部13B内に導入するに当た
り、先ず、コネクタハウジング4をゲージゲートP1部
分から矢印A0方向に導入し、導入されたコネクタハウ
ジング4を、上記矢印A0方向と直交する矢印A1方向
に沿って下側に降ろすことにより、導通検査可能に保持
することになる。
【0015】この際、仮に図2に示すように、コネクタ
ハウジング4のリテーナ6が、半嵌合(装着不良)にな
っている場合には、仮にその態様が矢印A1方向上流側
(キャビティ4Aと直交する方向において保持部P2と
反対側)のみが浮いて斜めに傾斜している場合において
も、リテーナ6の浮き上がり部分がゲージゲートP1に
当接する結果、作業者はコネクタハウジング4をゲージ
ゲートP1に挿通しようとした段階で確実にリテーナ6
の装着不良を発見することが可能になる。
【0016】このように、上述した実施の形態では、コ
ネクタハウジング4を導通検査可能に装着することに先
立って、当該コネクタハウジング4のリテーナ6の装着
不良を検出することができるので、不良品が後工程に流
出するのを防止するに当たり、作業性が向上する。しか
も、コネクタハウジング4を導通検査可能に保持させる
に当たり、ゲージゲートP1によって、コネクタハウジ
ング4を2方向に変位させるので、リテーナ6の一部だ
けが突出しているような場合であっても確実に装着不良
を検出でき、不良検出の信頼性が高くなるという利点が
ある。
【0017】上述した実施の形態は本発明の好ましい具
体例を例示したものに過ぎず、本発明は上述した実施の
形態に限定されない。本発明の特許請求の範囲内で種々
の設計変更が可能であることは云うまでもない。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
コネクタハウジングを導通検査可能に装着することに先
立って、当該コネクタハウジングのリテーナの装着不良
を検出することができるので、不良品が後工程に流出す
るのを防止するに当たり、作業性が向上する。しかも、
コネクタハウジングを導通検査可能に保持させるに当た
り、ゲージゲートによって、コネクタハウジングを2方
向に変位させるので、リテーナの一部だけが突出してい
るような場合であっても確実に装着不良を検出でき、不
良検出の信頼性が高くなるという利点がある。
【0019】従って、本発明によれば、コネクタハウジ
ングをコネクタ受け部に装着する前に、確実にコネクタ
ハウジングのリテーナの装着不良を検出することができ
るという顕著な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態における導通検査装置の
斜視図である。
【図2】図1の導通検査装置の正面略図である。
【図3】従来の導通検査装置を示す斜視図である。
【図4】本発明の開発過程における導通検査装置の正面
略図である。
【符号の説明】
4 コネクタハウジング 4A キャビティ 6 リテーナ 10 導通検査装置 13 コネクタ受け部 P1 ゲージゲート P2 保持部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の端子挿入用キャビティが両端面に開
    口しているとともに、各キャビティーの一端側から挿入
    された端子金具をキャビティ内に止定するリテーナが一
    側面に装着されるコネクタハウジングを導通検査可能に
    保持するコネクタ受け部を備え、このコネクタ受け部に
    保持されたコネクタハウジングの端子金具に検出子を接
    触させて導通検査を行なう導通検査装置において、 上記コネクタ受け部は、上記コネクタハウジングの、当
    該キャビティの端面の輪郭に沿って区画され、正規にリ
    テーナが装着されているコネクタハウジングのみ、キャ
    ビティの連通方向に挿通を許容するゲージゲートと、こ
    のゲージゲートに挿通されたコネクタハウジングのみ、
    上記キャビティの連通方向と直交する方向に変位させて
    導通検査可能に保持することを許容する保持部とを形成
    していることを特徴とする導通検査装置。
JP9053615A 1997-03-07 1997-03-07 導通検査装置 Pending JPH10253687A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9053615A JPH10253687A (ja) 1997-03-07 1997-03-07 導通検査装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9053615A JPH10253687A (ja) 1997-03-07 1997-03-07 導通検査装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10253687A true JPH10253687A (ja) 1998-09-25

Family

ID=12947817

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9053615A Pending JPH10253687A (ja) 1997-03-07 1997-03-07 導通検査装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10253687A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012026744A (ja) * 2010-07-20 2012-02-09 Yazaki Corp 導通検査治具

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012026744A (ja) * 2010-07-20 2012-02-09 Yazaki Corp 導通検査治具

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