JPH10253445A - 捩り振動測定装置及び捩り振動測定方法 - Google Patents

捩り振動測定装置及び捩り振動測定方法

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JPH10253445A
JPH10253445A JP9060912A JP6091297A JPH10253445A JP H10253445 A JPH10253445 A JP H10253445A JP 9060912 A JP9060912 A JP 9060912A JP 6091297 A JP6091297 A JP 6091297A JP H10253445 A JPH10253445 A JP H10253445A
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貞和 中嶋
Yasunori Yumekawa
安典 夢川
Hiroshi Osugi
博 大杉
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    • G01MEASURING; TESTING
    • G01HMEASUREMENT OF MECHANICAL VIBRATIONS OR ULTRASONIC, SONIC OR INFRASONIC WAVES
    • G01H1/00Measuring characteristics of vibrations in solids by using direct conduction to the detector
    • G01H1/10Measuring characteristics of vibrations in solids by using direct conduction to the detector of torsional vibrations

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 被回転体の捩れ振動測定時に狭い場所へも持
ち込みが可能で、携帯に便なる様に成すと共に未収録デ
ータが無い様に構成し、記録データは記憶手段に格納
し、この記憶手段を着脱自在とすることで携帯用データ
解析処理装置に挿着可能とし、解析データを伝送可能と
した捩りど振動測定装置を得る。 【解決手段】 携帯可能で少くとも回転数、捩り振幅値
が表示可能な表示手段34と収録データが格納可能な記
憶手段24をケーシングから着脱自在に構成し、携帯可
能なデータ解析処理装置(ノートパソコン)35に記憶
手段24を挿着することで周波数特性解析を行なうこと
が出来ると共に記憶手段24に格納した記録データを伝
送可能とした捩り振動測定装置(データロガー)6を得
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は捩り振動測定装置及
び捩り振動測定方法に係り、特に船舶や発電用のディー
ゼルエンジン等の回転軸の回転角変位変動を測定するた
めの捩り振動測定装置及び捩り振動測定方法に関する。
【0002】
【従来の技術】船舶等に用いられる大型ディーゼルエン
ジン等ではピストン内の爆発工程が間欠的に行なわれる
ために負荷に回転力を伝達する回転軸は捩り振動を生
じ、回転軸の長さに応じて所定の固有振動数で共振を生
ずる。これらの振動や騒音を生じない様に安全管理上或
は基本性能上捩り振動特性を把握することが必要であ
り、これら計測の為に従来から捩り振動測定装置が用い
られている。
【0003】図11は従来から用いられているアナログ
型の捩り振動測定装置の系統図を示すものであり(特公
平1−27067号公報)、図11でエンジン等の駆動
源1からの駆動回転力は回転軸2を介して負荷5に供給
される。
【0004】回転軸2の所定位置には所定の歯数3を有
する歯車3が固着され、この歯車と対向配置した、例え
ば電磁型のピックアップ4とで回転検出手段(以下エン
コーダと記す)を構成している。
【0005】ピックアップ4では回転軸2が所定角度θ
度回転する毎に回転パルスが検出されて捩り振動測定装
置6の入力端子T1 に供給される。
【0006】捩り振動測定装置6の入力端子T1 に供給
された回転パルスは増幅器7で増幅された後にPLL
(フェーズ・ロック・ループ)回路2を構成する位相検
出回路9に供給され、電圧制御発振回路(以下VCOと
記す)11との位相ずれが検出される。
【0007】この検出出力は低域通過濾波器(以下LP
Fと記す)10に供給されて平滑化される。このLPF
10の濾波出力は回転軸2に捩り振動が生じていない場
合の回転数に比例した定常的な周波数に対応した電圧と
なり、VCO11からはその電圧に応じた周波数の基準
パルスが出力されて前記した位相検出回路9及び位相差
測定回路12に供給される。
【0008】位相差測定回路12にはエンコーダから増
幅器7を経て被測定回転パルスが与えられている。
【0009】位相差測定回路12は特公昭57−605
2号公報に開示されている様に2つの入力の位相差を入
力の周期毎にデジタル値で算出する様に成されたもので
あり、VCO11からの基準パルスとエンコーダからの
被測定回転パルスとの位相差が取り出される。即ち基準
パルス周波数と被測定回転パルス周波数の位相差は回転
軸2の捩り振動によって生じた角変位に対応したものと
なり、出力端子T3 に出力される。この出力端子T3
接続コード等を介してペン書の記録レコーダ13やFF
T(高速フーリエ変換)アナライザ14等に接続して捩
れ角対クランク角、捩れ角対回転角等の記録、解析が行
なわれていた。
【0010】更に、特開平6−307922号公報には
図12に示した様に、捩り振動測定装置を完全にデジタ
ル化して、測定レンジが回路特性に依存しない様にした
構成が開示されている。図12で、図11との対応部分
には同一符号を付して重複説明を省略するが回転軸2に
はエンコーダとして、回転軸2の円周に沿って縞状テー
プ3aを貼着し、この縞状テープ3aと対向し、回転軸
2の長手方向と直交する面に基準角度θだけ隔てて配置
された2つのフォトダイオード等のフォトセンサ4a及
び4bを配置する。
【0011】これらのセンサ4a及び4bからの回転パ
ルス出力は捩り振動測定装置6の2つの入力端子T1
びT2 に供給されて第1及び第2の増幅器7a及び7b
を介してデジタル処理回路15に供給される。このデジ
タル処理回路15内には周期演算部、サンプリング周期
計測部、加算平均部、回転角変位変動演算部等を含み、
回転軸2の回転角変位変動(Δθ)を、第1の出力端子
3 に出力し、FFTアナライザ14等で各種波形特性
解析が行なわれ、更に、デジタル−アナログ変換回路
(DAC)16を介して第2の出力端子T4 に出力した
Δθ信号を記録レコーダ13等に出力して記録が行なわ
れている。この捩り振動測定装置では2つのフォトセン
サ4a及び4b内の時間を計測することで縞状テープ3
aの継ぎ目位置での検出を確実にしている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上述の従来構成で説明
したデジタル化された捩り振動測定装置では縞状テープ
3a上に対向して配置する2つのフォトセンサ4a及び
4bの取付間隔は縞状テープ3aの縞目のピッチより小
さく設定して取り付けなくてはならず、取付けが煩雑で
時間を要し廉価に構成出来ない等の問題があった。
【0013】又、従来の捩り振動測定装置は据置型でケ
ーシングも大きく、工場等の現場での捩り測定時には大
型の捩り振動測定装置と共にデータ記録用の記録レコー
ダ13やFFTアナライザ14を現場に持ち込まねばな
らず、装置全体が大がかりと成る問題があった。
【0014】本発明は叙上の問題点を解消した、捩り振
動測定装置及び捩り振動測定方法を提供しようとするも
ので、発明が解決しようとする第1の課題は船舶内や発
電所等の狭い現場でも持ち込みが可能で、短時間内に確
実に捩り振動データを収録出来ると共にその収録状態が
モニタ可能な小型軽量な携帯型の捩り振動測定装置及び
その測定方法を得ようとするものである。
【0015】本発明の第2の発明が解決しようとする課
題は回転軸に貼着される縞状テープの継目部分での周期
変化(回転角変位変動)部分での変化が大きい時にその
周期変化部分を前後の平均値に置き換える様に成して、
縞状テープ貼着時の継目部の合せに神経をつかうことな
く、且つこの継目部分でジャンプを発生しない様に成し
た、捩り振動測定装置及びその測定方法を得ようとする
ものである。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明の捩り振動測定装
置はその例が図2に示されている様に被回転体2の1回
転中の所定角度毎の周期を検出する検出手段3,4,3
a,4aと、検出手段3,4,3a,4aの角度毎の周
期時間を記憶する記憶手段24と、被回転体2の1回転
中の所定角度毎の周期の平均値を演算する平均値演算手
段26と、平均値と1回転中の所定角度毎の周期に基づ
いて被回転体2の捩れ角を演算する捩れ角演算手段27
と、少くとも捩れ角の振幅値が表示可能な表示手段34
とを具備し、記憶手段24を着脱自在で携帯型と成した
ものである。
【0017】本発明の捩り振動測定方法はその例が図1
に示されている様に、被回転体2の1回転中の所定角度
毎の周期時間を検出した検出出力が供給され、着脱自在
に成された記憶手段24と、少くとも捩り振動値が表示
が可能な表示手段34とを具備した携帯型の捩り振動測
定手段6より、記憶手段24を抜き出して携帯型のデー
タ解析処理手段35に挿着し、このデータ解析処理手段
35を介して解析データをプリントアウト或は送信可能
と成したものである。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の捩り振動測定装置
及び捩り振動測定方法を図1乃至図10によって説明す
る。図1は本発明の捩り振動測定装置の測定方法説明図
であり、ディーゼルエンジン等の駆動源1で回転軸2に
与えられる回転力はシリンダ内でピストンが吸気、圧
縮、膨張、排気の工程を繰り返すために、膨張して爆発
が起こった時以外には負荷5に対応した回転力に逆らう
方向の力が働いて、回転軸2には捩りモーメントが働
く。この様な軸表面での剪断歪γ1 を計測するために、
白黒の縞状テープ3aを例えば軸長Lの回転軸2の所定
の腹位置等に貼着させ、フォトダイオード等のフォトセ
ンサ4aを介して反射光を検出して、回転パルス列を携
帯用の捩り振動測定装置(以下データロガーと記す)6
に取り込む。勿論、回転軸2に歯車3等が付加されてい
れば図11の様に電磁型のピックアップ4を歯と対向配
置させればよい。
【0019】データロガー6は小型軽量のケーシングで
構成され、回転軸2の所定回転数毎に離散的に回転パル
ス列をロギングする。データロガー6には少くとも回転
軸2の捩り振幅値や回転数が表示可能な例えは、液晶等
の表示手段34及びテンキー等の操作部29並びにS−
RAMカードやメモリフラッシュ等の記憶手段24を有
し、この記憶手段24はケーシングから着脱自在に構成
されている。
【0020】データロガー6の収録データは記憶手段2
4を介して、携帯用のデータ解析処理装置(以下ノート
パソコンと記す)35に装着し、このノートパソコン3
5にプリンタ等を接続すれば現地での解析結果をプリン
トアウトすることが出来る。従って、従来の様にRS−
232C等で接続する必要がないので転送時間がかから
ず記憶手段24を交換するだけで大量のデータを収録す
ることが可能と成る。又、記憶手段24内に格納した記
録データのノートパソコン35による解析は付加応力対
回転速度特性、捩り角対回転速度特性、捩り角対回転数
(又は周波数)特性、捩り角対クランク角特性等の解析
ソフトウエアを有し、これら解析結果をレポート37と
してプリントアウトすることが可能となる。
【0021】更に、ノートパソコン35と工場や設計事
務所等に配設されたデータ解析処理装置(以下メインパ
ソコンと記す)36との間を電話回線、衛星回線等を用
いてデータ通信することで工場等の遠隔地でも迅速にデ
ータ解析を行なうことが出来て解析結果のレポート38
を現場とリアルタイムでプリントアウトすることが可能
と成る。
【0022】図2は上記した本発明のデータロガー6の
系統図を示すものでエンコーダとしては歯車3と電磁型
のピックアップ4或は縞状テープ3aとフォトセンサ4
a等のいずれを用いてもよい、これらの検出手段から取
り出された回転パルス列は図3Bの様にデータロガー6
の入力端子T1 に供給される。
【0023】入力端子T1 は増幅器7の入力端に接続さ
れ、増幅器7の出力は微分回路20及びモノステーブル
マルチバイブレータ(以下MMと記す)21を経てラッ
チ回路22及び分周回路25の入力端に供給されてい
る。
【0024】一方、基準信号を発振するクロック発振器
17では例えば、図3Aに示すような16MHzのクロ
ック信号17aを発振する。このクロック信号17aは
操作部29に設けた計測始動スイッチ18を介してカウ
ンタ19に供給され、始動スイッチ18の「オン」操作
によりカウンタ19はフリラン状態でカウントを開始す
る。カウンタ19のカウント出力はラッチ回路22に供
給される。
【0025】ラッチ回路22ではエンコーダからの回転
パルス列毎にカウンタ19の計数値(時間)をラッチ
し、書き込み回路23を介して記憶手段24にラッチデ
ータを格納する。
【0026】ラッチ回路22のラッチデータ及び分周回
路25の分周データは平均値演算部26に供給されて1
回転分の回転パルス列毎の周期の平均値演算を行なう。
即ち1回転に掛かる時間を平均値演算する。
【0027】この平均値演算部26で得た平均値演算デ
ータは回転速度演算部27及び捩れ角演算部32に供給
される。
【0028】回転速度演算部27では1回転に掛かる時
間から回転数を演算して、表示手段34に回転数を表示
する。
【0029】又、捩れ角演算部32にはラッチ回路22
からラッチデータが供給されて捩り角演算が行なわれ
る。
【0030】捩り角データは振幅演算部33に供給され
基準角度から計測角度の差を求め、1回転毎の最大、最
小値の差分データを出力して表示手段34に捩り角の振
幅値が表示される。
【0031】尚、28は通常のROM(リードオンリメ
モリ)30及びRAM(ランダムアクセスメモリ)31
を有するマイクロコンピュータ(以下CPUと記す)で
あり、テンキー等の操作部29を有し、上記した書き込
み回路23、記憶手段24、分周回路25、平均値演算
部26、回転速度演算部27、捩り角演算部32、振幅
演算部33、表示手段34等の各演算及び記憶手段24
へのデータ書き込み等の各種制御及びデータの出し入れ
をバス35を介して行なう様に成されている。
【0032】以下、上述の構成に於ける、データロガー
6の動作を図3の波形図を用いて説明する。
【0033】エンコーダの電磁型のピックアップ4或は
フォトセンサ4aで検出された回転パルス列から成る検
出パルス4nは図3Bの様に増幅器7で増幅され、次に
微分回路20で検出パルス4nの立ち上り及び立ち下り
部で図3Cの様に微分される。次に例えば、立ち下り部
の微分パルスでMM21をトリガーして、図3Dに示す
検出パルス4nに同期した細いパルス列21aから成る
タイミング信号を得る。
【0034】このタイミング信号21aはラッチ回路2
2に供給される。図3Aに示すクロック信号17aは始
動スイッチ18の投入と同時にカウンタ19をセットし
て計数動作を始める。ラッチ回路22はカウンタ19の
カウント値をタイミング信号毎にラッチし、書き込み回
路23を介してS−RAM等の記憶手段24に格納す
る。従って、図3Eに示す様にタイミング信号の周期τ
1 ,τ2 ‥‥‥τn 毎にカウント値が記憶される。
【0035】MM21のタイミング信号21Aは分周回
路25で1/N(ここでNは歯車の歯数、或は縞状テー
プの縞目数)に分周される。この分周出力とラッチ出力
は平均値演算部26に供給される。この平均値演算部2
6では図3Fに示す様に1/N分周した回転軸2の1回
転分内の1パルス間隔の周期τ1 ,τ2 ,τ3 ‥‥‥の
カウント値1〜nを図3Gに示す様に、周期毎のクロッ
クのカウント値nτ1,nτ2 ,nτ3 ‥‥‥nτn
合計し、1回転分のセンサの歯数或は縞目数で除して平
均値AをCPU28で演算する。即ち(1)式の様に とすることで回転軸2が1回転に掛かる周期毎のクロッ
クカウント値の平均値が算出される。このカウント値は
回転数が変化せず一定ならば1回転に掛かる時間t1
2 ‥‥‥tn に比例する。
【0036】この平均値演算部26の演算結果は回転速
度演算部27に供給されCPU28は1回転分に掛かる
時間から回転速度(r.p.m )を1/周期×60によって
求める。
【0037】次に捩れ角演算部32では平均値演算部2
6で求めた平均値Aとラッチ回路22から供給される実
際の周期τ1 ,τ2 ‥‥‥のパルス列、即ち、カウント
値nτ1 ,nτ2 ‥‥‥から捩れ角度を演算する。捩れ
角度θは後述するも所定角度に対応する理想カウント値
から平均値Aを差し引いたθ=理想カウント値−平均値
Aによって求める。
【0038】振幅演算部33では回転軸2を例えばN等
分した時の理想角度1/N度と捩り角演算部32からの
実際の捩れ角θから捩れ角変位変化分Δθを求め1回転
毎の最大値と最小値の差出力を振幅値として出力し、デ
ータロガー6の表示手段34に回転数(r.p.m )と捩り
角変位の振幅値を表示する。
【0039】カウンタ19のカウント値と捩れ角との関
係は回転数が変化せず、平均回転数が一定であるとき、
回転速度はカウント数に比例し、角度はカウント値で表
すことが出来る。今、回転軸2に6パルスのセンサを付
加し、1回転360度の捩れ角を求めると図4A及び図
4Bに示す如く、回転軸2の360度に相当するカウン
ト値IX =(G)−(A)であり、(A)〜(G)のカ
ウント値は図4Bの様にカウント数0〜6に対応し、夫
々0°,60°,120°,180゜、240°、30
0°、360゜の角度を示す。各速度の理想カウント値
は上述IX を比例配分して下記の様に求める。即ち、 (A)=IX ×0/360 (B)=IX ×60/360 (C)=IX ×120/360 (D)=IX ×180/360 (E)=IX ×240/360 (F)=IX ×300/360 (G)=IX ×360/360 従って、捩れ角θは θ=理想カウント値−実際のカウント値 として求められる。
【0040】本発明のデータロガー6及びその測定方法
によればデータロガー6に捩り角変位の振幅値及び回転
数を表示可能と成したので、計測中でもデータが正常か
否かが判断出来るので、従来の様にFFTアナライザで
波形解析を行なった後に未収録部のデータが見つかり、
再度、現場に行って再収録する様な弊害をなくすことが
可能となった。
【0041】更にデータロガー6には着脱自在のS−R
AMの様な記憶手段24を設けて回転数及び捩り計測デ
ータを記録する様に小型軽量化し、且つ周波数特性等の
解析をデータロガー6とは分離した携帯用のノートパソ
コン35で行なう様に成したので船舶内等の狭い場所で
のデータ収集も限られた時間内に確実に行なうことが出
来、更にリアルタイムで工場内の設計部門等にデータ伝
送が可能となり、記憶手段に格納されたデータに基づい
て、後のデータチェックが行なえる等の多くの特徴を有
する。
【0042】次に、縞状テープ3aを被測定体の回転軸
2に囲繞させる場合の本発明の処理方法について、図5
(A),(B),(C)及び図6(A),(B)につい
て詳記する。
【0043】従来は縞状テープ3aを回転軸2に囲繞す
る様に貼着するに際して、継目部は計測の精度を向上す
る為に、縞状テープの白部又は黒部が、例えば図5
(A)の様に白縞及び黒縞の縞状ピッチPがPmmの場
合、1/2Pmm以下にならない様に即ち、継目部は白
縞及び黒縞の縞状ピッチPの値の半分以下にならない様
に貼合させなければならなかった。この様な制約は現場
の回転軸2の直径が異なるために縞状テープ3aの回転
軸2への貼付作業が煩雑となり、その調整に長時間を要
する問題があった。更に、捩り角測定を行なう為には被
測定体の回転軸毎に貼着した縞状テープ3aの1回転分
の縞数を予め目視計測した後に、この目視計測値をデー
タロガー6に入力して、1回転分の回転数を自動カウン
トした後に回転速度算出や捩り角算出を行なわなければ
ならない問題があった。
【0044】本例では上述の様な貼付時の現場での煩雑
さを回避するために、被測定体の回転軸2の直径に無関
係に縞状テープ3aの継目部を貼着出来る様に成したも
のであり、継目部の前後を同じ黒色で塗りつぶす様に構
成し、継目部の間隔を拡大し、この拡大した間隔部を自
動的に読み取って、目視計測等を行なうことなく、自動
的に捩り角や回転数算出を可能と成したものである。以
下本例の具体的構成を図5及び図6により説明する。
【0045】本例に於いては、図5(A),(B),
(C)に示す様に、縞状テープ3aの白縞及び黒縞のピ
ッチをPmmとした時に白縞部分を黒ペン等で黒色に塗
りつぶして、黒縞のピッチPを1.5Pmm〜3.5P
mm長くして、ピッチ間隔を他の黒縞の間隔と異なら
せ、継目部の黒縞を認識出来る様にする。
【0046】即ち、縞状テープ3aを回転軸2に貼着す
る場合、図5(A)に示す様に巻き始め端40の白縞部
のピッチPmmを2/3Pmm残して他の白縞部を切り
捨て部41とし、貼付開始白縞部43を残し、回転軸2
の円周に沿って1回転囲繞させ、貼付開始白縞部42上
に巻き終り端の黒縞43で重ね合せ位置45が重なる場
合には図5(A)のAで示す白縞44の寸法が0≦A1
/2Pmmの時には、この白縞44を黒ペン等で黒色に
塗りつぶし、縞状テープ3aの黒縞43でのテープ切断
部46を黒縞43の寸法B以内で切断する様にする。こ
の様な条件での終端(或は始端)の拡大された黒色の範
囲は3Pmm乃至3.5Pmmの範囲に選択される。
【0047】又、図(B)に示す様に縞状テープ3aを
回転軸2の円周に1回転分囲繞させ、貼付開始白縞部4
2上に巻き終り端の黒縞43の重ね合せ位置45が重な
る場合は図5(B)のA′で示す黒縞43の寸法が1/
2P≦A′<Pmmの場合は、その前の白縞44はその
ままにし、縞状テープ3aでのテープ切断部46は範囲
B内で切断する様にする。この場合の終端の拡大された
黒色の範囲は1.5P乃至2.0Pmmの範囲に選択さ
れる。
【0048】更に、図5(C)に示す様に縞状テープ3
aを回転軸2の円周に沿って1周した後の重ね合せ位置
45が巻き終りの縞状テープ3aの白縞44で終る場合
は白縞44のCで示す領域を黒ペンで黒く塗りつぶし、
縞状テープ3aの切断部46はCの領域内で切断する様
にする。この場合の黒塗り部の長さは2.0Pmm乃至
3.0Pmmの範囲となる。
【0049】上述の様に縞状テープ3aの回転軸2への
貼付状態に対応して継目部の拡大される黒縞の寸法は
1.5P乃至3.5Pmm(50%〜250%)と成さ
れる。
【0050】縞状テープ3aの1回転分の数を目視によ
らず、自動的に検出するためには1回転1パルス分のテ
ープ等を貼付ける必要があるが、本例では図6(A)の
流れ図に示す様にデーターロガー6内に設けたCPU2
8を介して1回転分のパルス数を自動計測することが出
来る。
【0051】図6(A)の流れ図で第1ステップS1
於いてCPU28は上述の黒く塗られた継目の拡大した
黒縞43即ち、始めのパルス間隔の最大値SτMAX (図
6(B)参照)を検出する。
【0052】次の第2ステップS2 では始めの最大値パ
ルス間隔SτMAX を検出したら次のパルスを自動的に計
数し、次々と回転軸2の1回転分のパルスを計数する。
【0053】次に第3ステップS3 では終りの最大値パ
ルス間隔EτMAX (図6(B)参照)を検出すると次の
第4ステップS4 では次のパルスを1つ計数して1回転
分の合計計数47とする。
【0054】この様なパルス計数値を基に次の第5ステ
ップS5 では図2で詳記した回転速度及び捩れ角演算が
行なわれて、縞状テープ3aの縞数を自動的にカウント
することが出来る。
【0055】次に、本発明による捩り振動データを収録
する場合の他の構成を説明する。例えば内燃機関の回転
数を徐々に上げながら複数の所定回転数位置でデータ収
録を行なう場合に各々の回転数に応じた、テーブルがC
PU28のRAM31或は記憶手段24内に格納され、
各々の回転数に対応する収録データが記憶手段24に格
納される様に成されているが、回転数を徐々に上昇させ
る操作は人為的に操作されるため、回転数変更が急激に
行なわれて、所定の回転数でのデータ収録が出来ない場
合が生じていた。この為に、従来の装置では、FFTア
ナライザ等でデータの解析が終了した後でなければ、未
収録データが判明しなかったので、再度内燃機関までデ
ータロガー6を移動させて、未収録データ分を収録する
必要があった、この様な弊害を除くために本例ではデー
タ収録直後に未収録回転部分を表示する様な機能を備え
ている。
【0056】図7はこの様にデータ収録不能時のCPU
28による処理の流れ図を示すものである。
【0057】図7の流れ図に於いて、第1ステップST
1 ではデータ取り始めの速度S1 (min ,r.p.m )乃至
取り終り速度Sn (Max ,r.p.m )を記憶手段24のテ
ーブルに格納されている各回転速度に対応してCPUに
データが入力される。
【0058】次の第2ステップST2 ではデータ収録が
開始され、回転軸2の回転数速度が第3ステップST3
を経て取り始め速度S1 に達し、速度S1 でのデータ収
録が行なわれる。
【0059】次の第4ステップST4 ではCPU28は
収録データが有るか否かを判断する。収録データが無い
「NO」の状態であれば、第5ステップST5 によって
未収録部分の速度(又は回転数)を表示手段34に表示
し、第7ステップST7 で次のステップの速度に進め
て、第4ステップST4 の頭に戻される。
【0060】第4ステップST4 で収録データが有る
「YES」であれば第6ステップST 6 に進み、最後の
ステップか否かを判断する、即ち速度が取り終り速度S
n より大きいか否かをみて、「YES」ならエンドに至
り「NO」であれば第7ステップST7 で次の速度ステ
ップに進められ、第4ステップST4 の頭に戻されて、
次の速度ステップの収録データの有無がみられて、第4
乃至第8ステップが繰り返される。
【0061】本例の場合はデータ収録直後に表示手段3
4に未収録データの回転速度が表示出来るので、データ
ロガー6を内燃機関にセットしたままで未収録データを
再収録することが出来る効果を有する。
【0062】更に、本発明では、図2で詳記した様にフ
ォトセンサ4a或はピックアップ4は縞状テープ3a又
は歯車3に対し、1個対向させた場合を説明したが、例
えば図8(A)に示す様にフォトセンサ4a内のフォト
カプラー或はフォトインタラプタ等の複数個のセンサ素
子48及び49を縞状テープの例えば、黒縞位置に所定
ピッチP1 となる様に配設し、センサ素子48及び49
の出力を抵抗R1 及びR2 を介して結合して、差動増幅
器50の反転入力端子に供給し、非反転入力端子を接地
する様に成す。尚、帰還抵抗R3 は出力端子51と差動
増幅器50の反転入力端子間に接続し、抵抗R3 の値を
1 /2=R2 /2に選択し、センサ素子48及び49
をピッチP1 の位相ずれだけで、同位相で加算する。
【0063】上述の様に構成させると、差動増幅器50
の出力電圧−e0 はセンサ素子48及び49の出力電圧
A 及びEB とすると−e0 =EA +EB /2となり出
力は平均化され、より精確な出力が得られる。勿論、出
力端子51で得られたアナログ波形は図示しない波形整
形回路を介してパルス列に整形されて図2に示す入力端
子T1 に供給される。
【0064】上述の様に構成した場合、回転軸2の回転
数が46r.p.m で横軸に角度、縦軸に振幅をとったデー
タ収録時の1個のセンサ素子を用いた場合の比較例(図
8C)と2個のセンサ素子を用いた場合の本例の実施例
(図8B)とを示すこれらを比較すると、比較例ではデ
ータ収録時に生ずるノイズ成分52及び53は本例の実
施例では完全に除去されている。尚、54は縞状テープ
3aの継目で生ずる成分を示している。
【0065】次に図9の流れ図に基づいてデータロガー
6でS−RAM等の記憶手段24に収録したデータを例
えば、FFTアナライザ等で固有振動数データ等の解析
を行なう場合の縞状テープ3aの継目位置或はノイズ発
生位置での補正方法を詳記する。
【0066】図9の流れ図に於いて、第1ステップST
1 では回転数毎に所定回転角(例えば、16回転分の
角度5760)のクロック毎の採集するサンプルデータ
を最初からN個まで読み込む。
【0067】次の第2ステップSTE2 ではサンプルデ
ータの前後の周期演算が行なわれる。即ちデータパルス
(角度)毎のTn-1 ,Tn ,Tn+1 ,Tn+2 ,‥‥‥の
前後の周期Tn-1 −Tn ,Tn −Tn+1 ,Tn+1 −T
n-2 ,‥‥‥の減算処理がCPU28で行なわれ、周期
データΔTn-1 ,ΔTn ,ΔTn+1 ,‥‥‥を得る。
【0068】次の第3ステップSTE3 ではデータの周
期データΔTn が予め設定された閾値XC と比較され
る。
【0069】第3ステップSTE3 でΔTn >XC で有
る「YES」であれば第4ステップSTE4 でΔTn
前後データ周期の平均値 に置換し、第5ステップSTE5 に進む。
【0070】第4ステップSTE4 がΔT>XC で無い
「NO」であれば第5ステップSTE5 に進める。第5
ステップSTE5 ではΔTn を記憶手段24に格納し直
す。
【0071】第6ステップSTE6 では読み込んだサン
プルデータが最後のnであるか否かをみて「YES」な
らエンドに至り「NO」であれば第1ステップSTE1
に戻されて、次のサンプルデータの読み込みが成され
る。
【0072】尚、上述のデータロガー6の記憶手段24
に記憶されたデータはパルス入力時の時刻データである
ので後の時刻データから古い前の時刻データを引けば周
期とすることが出来る。
【0073】本例では上述の様なソフトウエアによる処
理を施すことが出来るために図10Aの様に例えば縞状
テープ3aの継目部分55でデータが急激に変動したデ
ータ変動部分56を図10Bの補正されたデータ変動部
分57の様に補正することが可能となる。
【0074】図10A及び図10Bは回転軸2の回転数
が1180r.p.m で横軸に2回転(720°)の角度を
縦軸に捩り角をとった実測データであり、図10Aはデ
ータ修正前のもの図10Bは修正後のものであり、縞状
テープ3aの継目部分55に於けるジャンプ状態が解消
され、ノイズ或は継目で生ずる急激なレベル変動による
計測のミスを防止することが可能となり、縞状テープ巻
付時の煩雑さが回避出来る。
【0075】尚、本例では実際には回転軸に発生するパ
ルス周期が平均パルス周期に対し理論上、発生しない捩
り振動振幅値に相当する周期以上の差を生じた時を基準
の閾値XC としそのパルス周期を前後のパルス周期の平
均値に補正する様にしている。
【0076】又、本例では、S−RAM等の記憶手段2
4に格納した計測データをノートパソコン35やメイン
パソコン36等のRAMにデータ転送する際にデータ補
正を行うが図10C及び図10Dに示す様に、予め定め
られた回転数(ここでは580r,p.m 及び700r.p.m
)で16回転分(0°〜5760°)の捩り角を各パ
ルス周期毎にとった場合、データ採り始めの0°位置で
500又は700r.p.mに達しているが、データ採り終
りの5760゜の位置では回転むらがある為に始め及び
終り部分を一致させることが困難となり、図10C及び
図10Dの様な速度変動曲線60及び61と成る。この
ままデータ解析を行うと速度むら成分を含むことになる
ので図10Eに示す様に角度1500゜のパルスをT
n-1 、次の角度2160°のパルスをΔTn 、2520
°のパルスをΔTn+1 ‥‥‥とした時のTn-1 とTnjk
周期をΔTn-1 、次のTn とTn+1 との周期をΔTn
次のT n+1 とTn+2 との間の周期をΔT+2‥‥‥とした
時、図9の第4ステップSTE 4 で示す様にΔTn >X
c の時 の様な前後のデータ周期を平均値に置換しているので図
10C及び図10Dは図10E及び図10Fの速度変動
曲線62及び63示す様に補正が可能となり、計測始め
と計測終り部分を略々500r.p.m ,700r.p.m に保
つことが出来るので速度変動がある程度あってもデータ
収録が可能と成る。
【0077】
【発明の効果】本発明は叙上の如く構成したので船内や
発電室等の狭い場所で、データロガーによるデータ収録
を、限られた時間内に容易にかつ確実に収録することが
出来、データロガーと解析用のノートパソコンとを分離
し、データロガー部を極力小型軽量としたので携帯に便
利であり、データ収録が確実に行なわれているかをチェ
ック出来るように、回転数と捩れ角がデータロガーの表
示装置に表示できるのでこれを見ることにより、計測中
でもデータが正常であるか異常であるかを現場で判別出
来るものが得られる。又、回転数と捩れ角については、
メモリフラッシュやメモリカードに格納されているの
で、データ収録後でも解析用のノートパソコンやメイン
パソコンにより特性解析することが出来る。
【0078】更に、縞状テープの継目で発生するノイズ
やセンサで発生するノイズ補正を、1回転中での捩れ角
の最大変化量を検出し、前後値で平均化し、捩れ角デー
タを補正したので、縞状テープの継目部分でデータが急
激にジャンプした場合でも、ジャンプ部分を補正してデ
ータ解析を行なうことが可能と成る。又、速度変動があ
る程度あってもデータ収録が可能なので、計測時間の短
縮を図ることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の捩り振動測定装置の測定方法の説明図
である。
【図2】本発明の捩り振動測定装置の系統図である。
【図3】本発明の捩り振動測定装置の波形説明図であ
る。
【図4】本発明のカウント数(値)と角度の関係を示す
説明図である。
【図5】本発明の縞状テープマーキング方法説明図であ
る。
【図6】本発明のテープの1回転分計数方法説明図であ
る。
【図7】本発明のデータ未収録時の処理を示す流れ図で
ある。
【図8】本発明の複数センサ使用時の説明図である。
【図9】本発明の縞状テープの継目の補正方法の流れ図
である。
【図10】図9の補正波形説明図である。
【図11】従来の捩り振動測定装置の系統図である。
【図12】従来の他の捩り振動測定装置の系統図であ
る。
【符号の説明】
2 回転軸 3 歯車 3a 縞状テープ 4 ピックアップ 4a フォオセンサ 6 捩り振動測定装置(データロガー) 24 記憶手段 26 平均値演算部 32 捩れ角演算部 35 データ解析処理装置(ノートパソコン) 36 パソコン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 夢川 安典 大阪府大阪市北区茶屋町1番32号 ヤンマ ーディーゼル株式会社内 (72)発明者 大杉 博 東京都中野区中央3丁目40番4号 新中野 ココリサーチビル ココリサーチ株式会社 内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被回転体の1回転中の所定角度毎の周期
    を検出する検出手段と、 上記検出手段の角度毎の周期時間を記憶する記憶手段
    と、 上記被回転体の1回転中の所定角度毎の周期の平均値を
    演算する平均値演算手段と、 上記平均値と1回転中の所定角度毎の周期に基づいて上
    記被回転体の捩れ角を演算する捩れ角演算手段と、 少くとも上記捩れ角の振幅値が表示可能な表示手段とを
    具備し、 上記記憶手段を着脱自在で携帯型と成したことを特徴と
    する捩り振動測定装置。
  2. 【請求項2】 前記検出手段として縞状テープを前記被
    回転体の円周方向に配設して、1回転中の所定角度毎の
    周期の前後を減算する減算手段と、 上記減算手段の減算した周期を基準の周期と比較する比
    較手段と、 上記比較出力が基準の周期より大又は小の周期部分を前
    後の周期の平均周期に補正する補正手段を具備して成る
    ことを特徴とする請求項1記載の捩り振動測定装置。
  3. 【請求項3】 前記縞状テープ接合位置にマーキングを
    施して成ることを特徴とする請求項2記載の捩り振動測
    定装置。
  4. 【請求項4】 被回転体の1回転中の所定角度毎の周期
    を検出した検出出力が供給され、着脱自在に成された記
    憶手段と、少くとも捩り振動値が表示可能な表示手段と
    を具備した携帯型の捩り振動測定手段より、該記憶手段
    を抜き出して携帯型のデータ解析処理手段に挿着し、該
    データ解析処理手段を介して解析データをプリントアウ
    ト或は送信可能と成したことを特徴とする捩り振動測定
    方法。
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