JPH10252703A - 建設機械の走行制御装置 - Google Patents

建設機械の走行制御装置

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JPH10252703A
JPH10252703A JP5802697A JP5802697A JPH10252703A JP H10252703 A JPH10252703 A JP H10252703A JP 5802697 A JP5802697 A JP 5802697A JP 5802697 A JP5802697 A JP 5802697A JP H10252703 A JPH10252703 A JP H10252703A
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JP
Japan
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swash plate
plate angle
displacement hydraulic
variable displacement
traveling
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JP5802697A
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English (en)
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Yoshihisa Haraoka
良尚 原岡
Masafumi Tsuji
雅文 辻
Koichi Kawamura
公一 川村
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Komatsu Ltd
Original Assignee
Komatsu Ltd
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  • Operation Control Of Excavators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 走行モータ以外のアクチュエータに影響を及
ぼすことなく、牽引力と走行速度の走行特性を任意に変
更させることのできる建設機械の走行制御装置を提供す
る。 【解決手段】 走行速度調整ボリューム22および使用
条件設定モニタ23により設定される信号によってコン
トロールポンプ4の吐出側管路にそれぞれ接続される電
磁比例弁15,16の開口量を制御し、これによってモ
ータ用の斜板角可変機構17,18を介して可変容量形
油圧モータ13,14の斜板角を任意に連続的に調整す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば油圧ショベ
ルのような建設機械の走行制御装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、建設機械の走行速度を制御する走
行制御装置として、特開平2−34440号公報,
特開平6−17928号公報もしくは特開平7−54
809号公報に開示されたものが知られている。これら
公報に記載のものはいずれも、走行用の油圧モータの回
転を高速低トルク回転(Hi)と低速高トルク回転(L
o)との2段階に切り換える技術に関するものであり、
の公報のものでは、エンジン回転数指令を走行Hi−
Lo指令に優先させ、エンジン低速回転時には走行モー
タのHi−Loの設定状態に関わらず、走行モータの斜
板角をLoに設定するように構成され、またの公報の
ものでは、可変容量形油圧ポンプと容量2段切換式油圧
モータの組み合わせにより走行負荷の大きさに応じて自
動的に走行Hi−Loの切り換えを行うように構成さ
れ、さらにの公報のものでは、走行Hi−Loの切換
設定値を、可変容量形油圧モータへの供給油量により可
変にし、油圧ポンプの吐出圧力が低圧時でも油圧モータ
の回転を高速低トルク回転から低速高トルク回転に自動
切換えするように構成されている。
【0003】一方、走行速度を無段階に設定できるよう
にしたものとして、特開平7−117501号公報に
開示されているものがある。この公報のものでは、設定
速度調整手段による走行速度指令と、走行レバー変位量
信号による走行速度指令とを比較し、小さい方の走行速
度指令に基づいて油圧ポンプの傾動角度を設定して走行
速度を定めるように構成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記
〜の各公報に記載のもののように、建設機械の走行速
度をHi−Loの2段階に切り換えるものでは、牽引力
と走行速度により設定される走行特性が固定であるため
に、種々の地盤をもつ作業現場で走行する際に最適な車
速−牽引力特性が得られないという問題点がある。
【0005】これに対して、前記の公報に記載のもの
においては、設定速度調整手段によって走行速度を無段
階に設定することが可能であるので、これら〜の各
公報に記載のものが有する問題点をある程度解決するこ
とが可能である。ところが、このの公報のものでは、
油圧ポンプの斜板角を無段階に変速設定するものである
ために、例えば設定速度調整手段を低速側に調整設定し
たときに油圧ポンプの吐出量が絞られることとなって、
走行モータ以外のアクチュエータの速度が同時に遅くな
ってしまい、複合操作に不都合が生じるという問題点が
ある。
【0006】本発明は、このような問題点を解消するた
めになされたもので、走行モータ以外のアクチュエータ
に影響を及ぼすことなく、牽引力と走行速度の走行特性
を任意に変更させることのできる建設機械の走行制御装
置を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段および作用・効果】前述の
目的を達成するために、本発明による建設機械の走行制
御装置は、(a)エンジンにより駆動される可変容量形
油圧ポンプおよびコントロールポンプ、(b)前記可変
容量形油圧ポンプの吐出油により回転駆動される走行用
の可変容量形油圧モータ、(c)前記可変容量形油圧ポ
ンプから前記可変容量形油圧モータへ供給される吐出油
の方向を切り換える方向制御弁、(d)前記可変容量形
油圧モータの斜板角を調整するモータ斜板角調整手段、
(e)前記コントロールポンプから前記モータ斜板角調
整手段へ供給される吐出油量を調整する電磁比例弁、
(f)所要の走行速度を調整設定する走行速度設定手段
および(g)この走行速度設定手段からの指令を受けて
前記電磁比例弁の開口量を制御する電磁比例弁制御手段
を備えることを特徴とするものである。
【0008】本発明においては、走行速度設定手段によ
り設定される信号によって電磁比例弁の開口量が制御さ
れ、これによりコントロールポンプからモータ斜板角調
整手段に供給される吐出油量が調整されて可変容量形油
圧モータの斜板角が任意に連続的に調整される。こうし
て、オペレータの希望する任意の牽引力−走行速度特性
を得ることができ、かつ複数の牽引力−走行速度特性を
連続的に変化させることができるので、可変時の切り換
えショックも回避することができる。また、走行速度を
低速に調整しても油圧ポンプの吐出量を絞ることがない
ので、走行モータ以外のアクチュエータの速度が遅くな
ったりすることがない。この結果、例えば油圧ショベル
のような建設機械において、操縦性の向上と汎用性の拡
大とを図ることが可能となる。
【0009】本発明において、当該建設機械の使用条件
を設定する使用条件設定手段を設け、前記電磁比例弁制
御手段は、この使用条件設定手段からの指令を受けて前
記電磁比例弁の開口量を制御するのが好ましい。このよ
うにすれば、建設機械の使用条件に応じて、言い換えれ
ば例えば重負荷作業,標準作業,軽負荷作業等の作業モ
ードに応じて適正な牽引力−走行速度特性を得ることが
できる。
【0010】また、本発明においては、左右の可変容量
形油圧モータの各斜板角を検出する斜板角検出手段を設
け、前記電磁比例弁制御手段は、前記斜板角検出手段に
より検出される各斜板角に差がある場合に両者の斜板角
が等しくなるように前記電磁比例弁の開口量を制御する
のが好ましい。この場合、両者の斜板角が等しくなるよ
うにする制御は、大きい方の斜板角を小さい方の斜板角
に一致させるように、または小さい方の斜板角を大きい
方の斜板角に一致させるように行われるのが良い。この
ような制御によって、車両の走行曲がりを回避すること
ができる。
【0011】さらに、本発明においては、前記可変容量
形油圧ポンプの吐出油圧を検出する吐出油圧検出手段を
設け、前記電磁比例弁制御手段は、前記吐出油圧検出手
段により検出される吐出油圧に応じた斜板角になるよう
に前記電磁比例弁の開口量を制御するのが好ましい。こ
うすることで、可変容量形油圧ポンプの吐出油圧を検出
しながら常に適正な斜板角になるように制御されるの
で、例えば走行モータを高速低トルク回転させている状
態でステアリングを切る場合などにおいても、走行用モ
ータが停止するといった不具合の発生を未然に防ぐこと
ができる。この場合、切換え圧にヒステリシスを持たせ
ることでハンチングの発生を防ぐことができる。
【0012】
【発明の実施の形態】次に、本発明による建設機械の走
行制御装置の具体的な実施の形態について、図面を参照
しつつ説明する。
【0013】図1に、油圧ショベルに適用した本発明の
一実施例に係る走行制御装置のシステム構成図が示され
ている。
【0014】本実施例の走行制御装置において、エンジ
ン1の出力軸には左右の各可変容量型油圧ポンプ2,3
が接続されるとともに、コントロールポンプ(パイロッ
トポンプ)4が接続され、各可変容量型油圧ポンプ2,
3は、コントロールポンプ4の吐出側管路に介挿される
電磁比例弁5,6を介してポンプ用の斜板角可変機構
7,8によってそれぞれの斜板角が調整されるようにな
っている。
【0015】前記各可変容量型油圧ポンプ2,3の吐出
側はそれぞれ左右の走行用方向切換弁9,10のポンプ
ポート9a,10aに接続され、走行用方向切換弁9の
タンクポート9bはタンク11に、走行用方向切換弁1
0のタンクポート10bはタンク12にそれぞれ通じて
いる。また、走行用方向切換弁9の接続ポート9c,9
dは左側の可変容量型油圧モータ13のポート13a,
13bに接続され、走行用方向切換弁10の接続ポート
10c,10dは右側の可変容量型油圧モータ14のポ
ート14a,14bに接続されている。
【0016】また、前記コントロールポンプ4の吐出側
管路はそれぞれ電磁比例弁15,16を介してモータ用
の斜板角可変機構17,18に接続され、これら各斜板
角可変機構17,18によってそれぞれ左右の可変容量
型油圧モータ13,14の斜板角が調整されるようにな
っている。
【0017】左右の走行用方向切換弁9,10はコント
ローラ19からの制御信号によって制御される。この制
御を実行するために、コントローラ19には左側の走行
用操作レバー20および右側の走行用操作レバー21か
らの操作量信号が入力される。すなわち、コントローラ
19は、左右の各走行用操作レバー20,21からの前
進側もしくは後進側の各操作量信号に基づき、この操作
量信号に応じた操作弁のストローク量に対応する出力信
号を左右の走行用方向切換弁9,10にそれぞれ出力
し、これによって左右の走行用方向切換弁9,10にお
ける前進側もしくは後進側の油路が開かれることで、各
可変容量型油圧ポンプ2,3からの吐出油によって左右
の各可変容量型油圧モータ13,14がそれぞれ前進側
もしくは後進側に駆動される。
【0018】前記コントローラ19には、前述の操作量
信号の他に、所要の走行速度を調整して設定するための
走行速度調整ボリューム(走行速度調整手段)22から
の設定信号および当該油圧ショベルの使用条件、例えば
重負荷作業,標準作業,軽負荷作業等の作業モードを設
定するための使用条件設定モニタ23からの設定信号が
入力され、また各可変容量型油圧ポンプ2,3の吐出圧
をそれぞれ検出する圧力検出器24,25からの圧力デ
ータおよび左右の各可変容量型油圧モータ13,14の
斜板角をそれぞれ検出する斜板角検出器26,27から
の斜板角データが入力される。これら各入力信号に基づ
き、コントローラ19は電磁比例弁5,6および電磁比
例弁15,16に制御信号を出力し、これによって電磁
比例弁5,6;電磁比例弁15,16を介して斜板角可
変機構7,8;17,18によって各可変容量型油圧ポ
ンプ2,3および各可変容量型油圧モータ13,14の
斜板角が制御される。
【0019】前記電磁比例弁5,6は、コントローラ1
9に入力される走行速度調整ボリューム22からの走行
速度設定信号および使用条件設定モニタ23からの作業
条件設定信号に基づき、油圧負荷に応じてポンプ吐出量
を変化させることで、エンジン出力が不足してエンスト
を起こさないように制御されている。すなわち、作業機
の油圧負荷が小さくてポンプ斜板が最大(ポンプ吐出量
が最大)の状態から作業機負荷が大きくなると、ポンプ
負荷がエンジン出力を越えないように、言い換えれば斜
板角を小さくするように電磁比例弁5,6に制御信号が
出力され、この状態から作業機の油圧負荷が減少すれば
斜板角を大きくするように電磁比例弁5,6に制御信号
が出力される。こうして、常にエンジン定格出力点近傍
でエンジン出力トルクとポンプ吸収トルクとがマッチン
グしている状態を維持するようにされている。
【0020】一方、前記電磁比例弁15,16の開度を
調整することによる各可変容量型油圧モータ13,14
の斜板角の制御は、走行用操作レバー20,21の操作
時に、走行速度調整ボリューム22から入力される走行
速度設定信号および使用条件設定モニタ23から入力さ
れる作業条件設定信号に基づき、走行路面の負荷変動
(例えば登坂走行か降坂走行か、あるいは粘着土質か乾
燥土質か等)に応じて可変容量型油圧モータ13,14
の容量を任意に連続的に変化させるとともに、複数の牽
引力−走行速度特性のうちのオペレータの希望する牽引
力−走行速度特性が得られるように行われる。より具体
的には、図2(a)に示されるように、軽負荷作業に対
応する牽引力−速度特性L1 ,標準作業に対応する牽引
力−速度特性L2 および重掘削作業に対応する牽引力−
速度特性L3 にわたる任意の走行特性が得られるよう
に、言い換えれば最高牽引力と最高車速とを任意に設定
し得る牽引力−速度特性が得られるように各可変容量型
油圧モータ13,14の斜板角が制御される。
【0021】次に、本実施例における走行無段変速制御
の制御フローを図3に示されるフローチャートにしたが
って説明する。
【0022】S1〜S2:図2(b)に示されているよ
うに、走行用操作レバー20,21が操作中であるとき
に、所要のポンプ吐出圧(モータ駆動圧)Pd を圧力検
出器24,25からの信号により検知する。 S3〜S5:この圧力検知に際してのノイズを除去する
ために、図4(a)に示されているように、吐出圧Pd
が所定時間t0 の間継続して発生しているか否かを判定
し、継続して発生しているときには、この吐出圧Pd
所定の圧力幅内にある場合(PC <Pd <Pe )に可変
容量型油圧モータ13,14の斜板角θをθd に設定す
る。
【0023】S6〜S9:一方、ステップS4の判定に
おいて、吐出圧Pd がPC <Pd <Pe を満たさず、P
d ≧PC で、かつPd より大きな値Pf に対してPe
d<Pf を満たす場合に、可変容量型油圧モータ1
3,14の斜板角θをθd からθe に変位させてそのθ
e に保持させる。 S10〜S12:また、ステップS6の判定において、
吐出圧Pd がPC より小さいときには、このPC より更
に小さなPb より大きい場合に、斜板角θをθ d からθ
c に変位させてそのθc に保持させる。
【0024】こうして、図4(b)に示されるように、
切換圧にヒステリシス特性を持たせて所望のポンプ吐出
量を得るための可変容量型油圧モータ13,14の斜板
角θを連続的に変化させることが可能となる。
【0025】本実施例ではまた、可変容量型油圧モータ
13,14の斜板角をそれぞれ検出する斜板角検出器2
6,27からの斜板角データに基づき、これら左右の各
可変容量型油圧モータ13,14の斜板角を一致させる
ようにする制御が実行されている。この制御を図5に示
されるフローチャートによって説明する。
【0026】T1〜T2:左右の各可変容量型油圧モー
タ13,14の斜板角θ1 ,θ2 をそれぞれ斜板角検出
器26,27により検出し、この検出された斜板角
θ1 ,θ 2 の差が所定の微小値Δθ以内であるか否かを
判定する。そして、この差が所定値Δθ以内であるとき
には元に戻る。 T3〜T7:検出された斜板角θ1 ,θ2 の差が所定値
Δθを越えているときには、次に左右いずれの斜板角θ
1 ,θ2 が大きいかを判断し、左側の斜板角θ 1 の方が
大きい場合には、この大きい方の斜板角θ1 を小さい方
の斜板角θ2 に一致させるように電磁比例弁15の制御
が実行され、逆に右側の斜板角θ2 の方が大きい場合に
は、この大きい方の斜板角θ2 を小さい方の斜板角θ1
に一致させるように電磁比例弁16の制御が実行され
る。こうして、常に左右の各可変容量型油圧モータ1
3,14の斜板角θ1 ,θ2 が等しくなるように制御さ
れ、これによって車両の走行曲がりを回避することが可
能となる。
【0027】なお、本実施例においては、左右の斜板角
が異なる場合に、大きい方の斜板角を小さい方の斜板角
に一致させるように電磁比例弁15,16を制御するも
のとしたが、小さい方の斜板角を大きい方の斜板角に一
致させるように電磁比例弁15,16を制御するように
しても良い。
【0028】以上のように、本実施例によれば、重負荷
作業,標準作業,軽負荷作業等の作業モードに応じて使
用条件設定モニタ23より設定される任意の牽引力−走
行速度特性を得ることができるとともに、走行路面の負
荷変動によって走行速度調整ボリューム22により設定
された走行速度(高速走行)を維持できない場合に、こ
の負荷変動に応じて滑らかに自動変速させることができ
て、可変時の切り換えショックを回避することができ
る。また、走行速度を低速に調整しても油圧ポンプの吐
出量を絞ることがないので、走行モータ以外のアクチュ
エータの速度が遅くなったりすることがない。この結
果、例えば油圧ショベルのような建設機械において、操
縦性の向上と汎用性の拡大とを図ることが可能となる。
【0029】また、本実施例においては、左右の可変容
量形油圧モータの各斜板角を検出して両者の斜板角が等
しくなるように制御されるので、車両の走行曲がりを回
避することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、走行制御装置のシステム構成図であ
る。
【図2】図2(a)は、作業モードに対応する牽引力−
車速線図を示すグラフであり、図2(b)は、負荷圧力
と斜板角との関係を示すグラフである。
【図3】図3は、走行無段変速の制御フローを示すフロ
ーチャートである。
【図4】図4(a)は、圧力検知のノイズを説明するグ
ラフであり、図4(b)は、切換圧のヒステリシスを説
明するグラフである。
【図5】図5は、左右の斜板角を一致させる制御のフロ
ーチャートである。
【符号の説明】
1 エンジン 2,3 可変容量型油圧ポンプ 4 コントロールポンプ(パイロットポンプ) 5,6 電磁比例弁 7,8 斜板角可変機構 9,10 走行用方向切換弁 13,14 可変容量型油圧モータ 15,16 電磁比例弁 17,18 斜板角可変機構 19 コントローラ 20,21 走行用操作レバー 22 走行速度調整ボリューム 23 使用条件設定モニタ 24,25 圧力検出器 26,27 斜板角検出器

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)エンジンにより駆動される可変容
    量形油圧ポンプおよびコントロールポンプ、(b)前記
    可変容量形油圧ポンプの吐出油により回転駆動される走
    行用の可変容量形油圧モータ、(c)前記可変容量形油
    圧ポンプから前記可変容量形油圧モータへ供給される吐
    出油の方向を切り換える方向制御弁、(d)前記可変容
    量形油圧モータの斜板角を調整するモータ斜板角調整手
    段、(e)前記コントロールポンプから前記モータ斜板
    角調整手段へ供給される吐出油量を調整する電磁比例
    弁、(f)所要の走行速度を調整設定する走行速度設定
    手段および(g)この走行速度設定手段からの指令を受
    けて前記電磁比例弁の開口量を制御する電磁比例弁制御
    手段を備えることを特徴とする建設機械の走行制御装
    置。
  2. 【請求項2】 当該建設機械の使用条件を設定する使用
    条件設定手段を備え、前記電磁比例弁制御手段は、この
    使用条件設定手段からの指令を受けて前記電磁比例弁の
    開口量を制御するものである請求項1に記載の建設機械
    の走行制御装置。
  3. 【請求項3】 左右の可変容量形油圧モータの各斜板角
    を検出する斜板角検出手段を備え、前記電磁比例弁制御
    手段は、前記斜板角検出手段により検出される各斜板角
    に差がある場合に両者の斜板角が等しくなるように前記
    電磁比例弁の開口量を制御するものである請求項1また
    は2に記載の建設機械の走行制御装置。
  4. 【請求項4】 前記両者の斜板角が等しくなるようにす
    る制御は、大きい方の斜板角を小さい方の斜板角に一致
    させるように、または小さい方の斜板角を大きい方の斜
    板角に一致させるように行われる請求項3に記載の建設
    機械の走行制御装置。
  5. 【請求項5】 前記可変容量形油圧ポンプの吐出油圧を
    検出する吐出油圧検出手段を備え、前記電磁比例弁制御
    手段は、前記吐出油圧検出手段により検出される吐出油
    圧に応じた斜板角になるように前記電磁比例弁の開口量
    を制御するものである請求項1,2,3または4のうち
    のいずれかに記載の建設機械の走行制御装置。
JP5802697A 1997-03-12 1997-03-12 建設機械の走行制御装置 Withdrawn JPH10252703A (ja)

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