JPH10251811A - 高温用蒸気タービンロータ材 - Google Patents

高温用蒸気タービンロータ材

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JPH10251811A
JPH10251811A JP9223243A JP22324397A JPH10251811A JP H10251811 A JPH10251811 A JP H10251811A JP 9223243 A JP9223243 A JP 9223243A JP 22324397 A JP22324397 A JP 22324397A JP H10251811 A JPH10251811 A JP H10251811A
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政智 鎌田
Akiji Fujita
明次 藤田
Kouji Morinaka
康治 守中
Katsuo Kako
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 火力発電用蒸気タービンロータ材に関する。 【解決手段】(1)重量比で炭素:0.05〜0.13
%、シリコン:0.01〜0.1%、マンガン:0.0
1〜1%、クロム:9.5〜11%、ニッケル:0.1
〜0.8%、バナジウム:0.1〜0.3%、ニオブ及
び/又はタンタルの合計:0.01〜0.2%、窒素:
0.01〜0.1%、モリブデン:0.01〜0.5
%、タングステン:0.9〜3.5%、コバルト:0.
1〜4%、ハフニウム:0.01〜0.2%及び不可避
的不純物及び鉄からなる高温用蒸気タービンロータ材、
(2)前記成分よりニッケルを排除した高温用蒸気ター
ビンロータ材及び(3)前記(1)、(2)の成分にボ
ロンを0.001〜0.01%含ませた高温用蒸気ター
ビンロータ材、(4)前記(1)、(2)、(3)の成
分のうち、ハフニウムの一部又は全部、及び/又は鉄の
一部をネオジウム0.005〜0.5%で置き換えた高
温用蒸気タービンロータ材。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は火力発電用蒸気ター
ビンロータ材に関する。
【0002】
【従来の技術】火力発電用蒸気タービンプラントに用い
られる高温用ロータ材としては、CrMoV鋼や12C
r鋼があげられる。このうち、CrMoV鋼は高温強度
の限界から566℃までの蒸気温度のプラントに制限さ
れる。一方、12Cr系鋼製のロータ材は高温強度がC
rMoV鋼よりも優れているため、593℃までの蒸気
温度のプラントに適用することも可能であるが、これを
越える温度に対しては高温強度が不足することから蒸気
タービンロータとしての適用は困難である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明は12
Cr系鋼の材料で593℃以上の蒸気条件で適用できる
高温強度の優れた高温用蒸気タービンロータ材を提供す
るものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】このため、本発明者らは
鋭意研究を重ねた結果、以下(1)〜(6)に示す優れ
た高温用蒸気タービンロータ材を発明した。
【0005】(1)重量比で炭素:0.05〜0.13
%、シリコン:0.01〜0.1%、マンガン:0.1
〜1%、クロム:9.5〜11%、ニッケル:0.1〜
0.8%、バナジウム:0.1〜0.3%、ニオブ及び
/又はタンタルの合計:0.01〜0.2%、窒素:
0.01〜0.1%、モリブデン:0.01〜0.5
%、タングステン:0.9〜3.5%、コバルト:0.
1〜4%、ハフニウム:0.01〜0.2%及び不可避
的不純物及び鉄からなることを特徴とする高温用蒸気タ
ービンロータ材。(以下、本発明材1という)
【0006】(2)重量比で炭素:0.05〜0.13
%、シリコン:0.01〜0.1%、マンガン:0.0
1〜0.1%、クロム:9.5〜11%、ニッケル:
0.1〜0.8%、バナジウム:0.1〜0.3%、ニ
オブ及び/又はタンタルの合計:0.01〜0.2%、
窒素:0.01〜0.1%、モリブデン:0.01〜
0.5%、タングステン:0.9〜3.5%、コバル
ト:0.1〜4%、ハフニウム:0.01〜0.2%及
び不可避的不純物及び鉄からなることを特徴とする高温
用蒸気タービンロータ材。(以下、本発明材2という)
【0007】(3)重量比で炭素:0.05〜0.13
%、シリコン:0.01〜0.1%、マンガン:0.1
〜1%、クロム:9.5〜11%、バナジウム:0.1
〜0.3%、ニオブ及び/又はタンタルの合計:0.0
1〜0.2%、窒素:0.01〜0.1%、モリブデ
ン:0.01〜0.5%、タングステン:0.9〜3.
5%、コバルト:0.1〜4%、ハフニウム:0.01
〜0.2%及び不可避的不純物及び鉄からなることを特
徴とする高温用蒸気タービンロータ材。(以下、本発明
材3という)
【0008】(4)重量比で炭素:0.05〜0.13
%、シリコン:0.01〜0.1%、マンガン:0.0
1〜0.1%、クロム:9.5〜11%、バナジウム:
0.1〜0.3%、ニオブ及び/又はタンタルの合計:
0.01〜0.2%、窒素:0.01〜0.1%、モリ
ブデン:0.01〜0.5%、タングステン:0.9〜
3.5%、コバルト:0.1〜4%、ハフニウム:0.
01〜0.2%不可避的不純物及び鉄からなることを特
徴とする高温用蒸気タービンロータ材。(以下、本発明
材4という)
【0009】(5)重量比でボロン:0.001〜0.
01%以下を含むことを特徴とする上記(1)〜(4)
記載の高温用蒸気タービンロータ材。(以下、本発明材
5という)
【0010】(6)上記(1)〜(5)に記載の材料成
分のうち、ハフニウムの一部又は全部、及び/又は鉄の
一部をネオジウムで置き換え、その量(ネオジウム量)
が0.005〜0.5%であることを特徴とする高温用
蒸気タービンロータ材。(以下、本発明材6という)
【0011】(作用)本発明者らは12Cr系鋼を基本
成分として合金元素の厳選を行って高温強度の改善を鋭
意行い、優れた高温特性を有する新しい高温用蒸気ター
ビンロータを発明した。先ず、:本発明材1における
成分限定理由を述べる。なお、以下の説明における%は
重量%を意味する。
【0012】C:CはNとともに炭窒化物を形成しクリ
ープ破断強度の向上に寄与する。しかし、0.05%未
満では十分な効果は得られず、また0.13%を越える
と使用中に炭窒化物が凝集粗大化し、高温長時間強度を
劣化させる。このため0.05〜0.13%とする。
【0013】Si:Siは脱酸材としての効果がある。
その効果は0.01%未満では十分ではない。また、S
iは高温強度、とりわけクリープ破断強さを低下させ
る。このため、本発明材1においては真空カーボン脱酸
法を適用することも併せて考慮し、製鋼において必要な
最小限度の添加とし、その範囲を0.01〜0.1%と
する。
【0014】Mn:Mnも脱酸材として有用な元素であ
る。また、δフェライトの生成を抑制する作用がある。
一方、多量にこの元素を加えるとクリープ破断強度が劣
化する。このため、1%を越える量の添加は好ましくな
い。また、Mnは不純物として混入するSの悪影響をM
nSを形成することで無害化する作用もある。ただし、
製鋼段階での作り込を考えた場合にはスクラップの管理
をする上で0.1%以上の方がコスト的にメリットがあ
る。そこで0.1〜1%とする。
【0015】Cr:Crは炭化物を形成しクリープ破断
強度の改善に寄与するとともに、マトリックス中に溶け
込んで耐酸化性を改善するとともにマトリックス自体を
強化して高温長時間側の強度の向上に寄与する。9.5
%未満であるとその効果が十分でなく、また11%を越
える量を添加するとδフェライトを生成しやすくなって
強度の低下や靱性の劣化をもたらす。このため9.5〜
11%とする。
【0016】Ni:Niは靱性を改善する上で有効な元
素である。また、Cr当量を下げてδフェライトの生成
を抑制する効果もある。しかし、この元素の添加はクリ
ープ破断強度を低下させる。このため、必要最小限度の
添加が望まれる。本発明ではNiの効果を発揮する元素
としてCoを添加しており、Niの役割をCoによって
置き換えることができる。ただし、Coは高価な元素で
あり、Coの使用量は経済性から見た場合には可能なか
ぎり少なくすることも必要である。このため、他の合金
元素との関係もあるが、0.8%以下の添加によってδ
−フェライトの生成を抑制する。なお、下限値について
は不可避的不純物として混入する量を考慮して0.1%
以上とする。したがって、0.1〜0.8%とする。
【0017】V:Vは炭窒化物となってクリープ破断強
度を改善する。0.1%未満では十分な効果が得られな
い。また、逆に0.3%を越える量を添加するとむしろ
クリープ破断強度は低下してしまう。このため0.1〜
0.3%とする。
【0018】Nb及び/又はTa:Nb及び/又はTa
は炭窒化物を形成して高温強度の改善に寄与する。ま
た、高温で析出する炭化物(M236 )を微細にして長
時間クリープ破断強度の改善に寄与する。その合計量が
0.01%未満ではその効果はなく、またその合計量が
0.2%を越える量を添加すると、鋼塊製造時に生成し
たNb及び/又はTaの炭窒化物が熱処理(溶体化処
理:980〜1150℃)時にマトリックスに十分に固
溶できず、使用中に粗大化して長時間のクリープ破断強
度を低下させる。このためNb及び/又はTaの合計量
を0.01〜0.2%とする。
【0019】N:NはCや合金元素とともに炭窒化物を
形成して高温強度の改善に寄与する。0.01%未満で
は十分な炭窒化物を形成することができないために、ク
リープ破断強度が十分に得られない。また、0.1%を
越える量を添加すると長時間側で炭窒化物が凝集粗大化
して十分なクリープ破断強度を得ることができなくな
る。このため0.01〜0.1%とする。
【0020】Mo:MoはWとともにマトリックス中に
固溶してクリープ破断強度を改善する。Moの単独の添
加であれば1.5%程度添加することが可能であるが、
本発明材のようにWを添加する場合、Wの方が高温強度
の改善に有効であり、またMo及びWを多量に添加する
とδフェライトが形成されてクリープ破断強度を劣化さ
せる。このため、Wの添加量とのバランスから0.5%
以下の添加となる。また、W単独では十分な高温強度が
発揮できないことから僅かな添加でも必要であり、その
量は0.01%以上となる。したがってMoの添加量は
0.01〜0.5%とする。
【0021】W:Wは前述のようにMoとともにマトリ
ックス中に固溶してクリープ破断強度を改善する。Wは
Moよりも固溶体強化機能が強く有効な元素である。し
かし多量に添加するとδフェライトや多量のラーベス相
を生成するため、逆にクリープ破断強度を劣化させる。
このためMoの添加量とのバランスを考慮して0.9〜
3.5%の添加とする。
【0022】Co:Coはマトリックスに固溶してδフ
ェライトの生成を抑制する。また、Niのように高温強
度を劣化させることはない。このためCoを添加する
と、Coを添加しないものよりもCrやW、Mo等の強
化元素を多く添加することが可能となる。この結果、高
いクリープ破断強度を得ることが可能となる。加えてC
oには焼もどし軟化抵抗を大きくする作用があり、使用
中の材料の軟化を抑制することに効果がある。これらの
効果は他の元素との関係もあるが、0.1%以上添加す
るとその効果は現れる。しかし4%を越える量を添加す
るとδ相などの金属間化合物が生成しやすくなり、一度
金属間化合物が生成すると脆化してしまうことになる。
加えて長時間側のクリープ破断強度も劣化させてしまう
ことにつながる。したがってCoの添加は0.1〜4%
となる。
【0023】Hf:Hfはニッケル基の超合金などに添
加されている合金元素であり、粒界の強度を向上させて
高温強度、とりわけクリープ破断強さの向上に効果が大
きい元素である。このようなHfの効果は高Cr鋼の本
ロータ素材にも有用であり、上述のようにクリープ破断
強さ向上に効果が大きい。高Cr鋼では上述の効果の他
にマトリックスに固溶してマトリックス自体を強化する
こと、炭窒化物の凝集・粗大化を遅延させて長時間クリ
ープ破断強さを向上させる効果などがある。この効果は
0.01%未満では十分に機能しない。また、0.2%
以上を添加すると製造時にマトリックス中に固溶するこ
とができないため、それ以上添加することの効果は期待
できない。加えて、多量に添加すると溶解時に耐火物と
反応して介在物となり素材自体の清浄度を劣化させると
ともに、溶解炉も損傷させてしまう。このため必要最小
限度の添加を行うことが必要となる。以上のことからH
fの添加は0.01〜0.2%とする。
【0024】:本発明材2における成分限定理由を述
べるが、本発明材1の説明と重複するところは省略し、
ここでは新たに狭い範囲に限定したMnの限定理由のみ
の説明を行う。
【0025】Mn:Mnは本発明材1の説明でも述べた
ように、脱酸材として有用な元素であり、さらにδフェ
ライトの生成を抑制する作用がある。しかし、前述のよ
うに、この元素を加えるとNiと同様にクリープ破断強
度が劣化してしまう。このため可能な限り低く抑えるこ
とが必要である。特に、0.1%以下に低く抑えるとク
リープ破断強度は大きく改善される。また、Mnは不純
物として混入するSの悪影響をMnSを形成することで
無害化する作用もある。このため0.01%以上の添加
は必要である。したがって、本発明材2においてはMn
を0.01〜0.1%に限定する。
【0026】:本発明材3における成分限定理由を述
べるが、本発明材1の説明と重複するところは省略し、
ここでは本発明材1及び2とは異なり、全く添加しない
ことになったNiについての説明を行う。
【0027】Ni:Niは本発明材1の説明でも述べた
ように、マトリックス中に溶け込んでδフェライトの生
成を抑制する作用がある。加えて靱性向上にも効果があ
る。しかし、先にも述べたようにNiを添加するとクリ
ープ破断強度が低下してしまう。このため、可能な限り
低く抑えることが必要である。本発明材3の場合にはC
oを添加することによりNiの効果を置き換えることが
できるようになっているので、δ−フェライトが生成し
ないようにCo、C、N等の元素を加えてその管理を行
えば、クリープ破断強さに悪影響を与えるNiの添加を
全く行わないことも可能となる。このようにNiを全く
添加しないことで、Niを添加したものに比べて遙かに
高いクリープ破断強さを得ることが可能となる。
【0028】:本発明材4における成分限定理由を述
べるが、本発明材2において、前記本発明材3と同様に
Niの添加を行わないもので、他成分の限定理由は本発
明材1及び2で説明したとおりであるので、その説明は
省略する。
【0029】:本発明材5における成分限定理由を述
べるが、ここでは本発明材1〜4と重複する成分につい
ての説明は省略し、新たに限定したBの設定理由のみの
説明を行う。
【0030】B:Bは粒界強度を高くする作用がある。
このためクリープ破断強度の改善に寄与する。しかし、
多量に添加すると熱間加工性が悪くなるとともに靱性が
低下する。0.001%未満ではBの効果が十分に得ら
れない。一方、0.01%を越える量を添加すると熱間
加工性や靱性が低下する。このため0.001〜0.0
1%とする。
【0031】:本発明材6における成分限定理由を述
べるが、ここでは本発明材1〜5と重複する成分につい
ての説明は省略し、新たに限定したNdの設定理由のみ
の説明を行う。
【0032】Nd:Ndは粒界強度を向上させるととも
に、マトリックスへの固溶強化、炭窒化物の凝集・粗大
化遅延効果により、高温強度、とりわけクリープ破断強
度の向上に効果が大きい。この効果は0.005%未満
の含有量では十分に機能しない。一方、過剰に添加する
と、介在物となり鋼の清浄度を低下させ、靱性の低下や
クリープ破断強度の低下を引き起こす。このため、上限
値を0.5%とする。
【0033】
【実施例】以下、本発明高温用蒸気タービンロータ材の
実施例をあげ、本発明の効果を明らかにする。
【0034】(実施例1)以下、本発明材1に関する実
施例について説明する。第1表には試験に供した材料の
化学成分をまとめて示す。全ての材料は50kg真空高
周波溶解炉にて溶製し試験材とした。この試験材を加熱
温度:1200℃にて熱間鍛造を行い、その後に以下の
熱処理を施した。熱処理は胴径:1200φのロータを
油冷したときの中心部を模擬した焼入れ処理を行い、次
いで焼もどしは0.2%耐力がおよそ68〜74kgf
/mm2 になるように各材料の焼もどし温度を決めて行
った。
【0035】第2表に本発明材1及び比較材の機械的性
質並びにクリープ破断強さを示す。常温引張試験の結果
にはほとんど差はないが、比較材の10、14、19の
材料の伸び、絞りが本発明材1に比べて低くなってい
る。また、衝撃特性の点では、比較材の材料番号の8〜
11、14〜17、19、20が低い値を示しており、
本発明材1に比べて靱性が低いことが明らかとなってい
る。また本表には試験温度:650℃、応力:15kg
f/mm2 におけるクリープ破断試験の破断時間を示
す。この結果から明らかなように比較材の10を除いて
本発明材1のクリープ破断強さは比較材に比べて格段に
優れていることがわかる。
【0036】
【表1】
【0037】
【表2】
【0038】(実施例2)以下、本発明材2に関する実
施例について説明する。第3表には試験に供した材料の
化学成分をまとめて示す。本発明材2の成分は本発明材
1の成分と対比すると、本発明材1の成分のMnを低減
させているものである。全ての材料は実施例1と同様に
50kg真空高周波溶解炉にて溶製し試験材とした。こ
の試験材を加熱温度:1200℃にて熱間鍛造を行い、
その後に以下の熱処理を施した。熱処理は胴径1200
φのロータを油冷したときの中心部を模擬した焼入れ処
理を行い、次いで焼もどしは0.2%耐力がおよそ68
〜74kgf/mm2 になるように各材料の焼もどし温
度を決めて行った。
【0039】第4表に本発明材2及び比較のために本発
明材1の機械的性質並びにクリープ破断強さを示す。こ
の表から明らかなように、常温引張試験の結果にはほと
んど差はない。ただし、衝撃特性において本発明材2は
Mnが少なくなった関係で本発明材1に比べて若干衝撃
値が低くなっている。しかし、この低下は小さいもので
あり問題となるものではない。一方、クリープ破断強さ
を比較するとMnを低くしたことによって本発明材2は
本発明材1よりも破断時間が長くなっており、明らかに
クリープ破断強さが向上していることがわかる。
【0040】
【表3】
【0041】
【表4】
【0042】(実施例3)以下、本発明材3に関する実
施例について説明する。第5表には試験に供した材料の
化学成分をまとめて示す。本発明材3の成分は本発明材
1の成分と対比すると、本発明材1の成分からNiを完
全に排除したものである。全ての材料は、実施例1、2
と同様に50kg真空高周波溶解炉にて溶製し試験材と
した。この試験材を加熱温度:1200℃にて熱間鍛造
を行い、その後に以下の熱処理を施した。熱処理は胴径
1200φのロータを油冷したときの中心部を模擬した
焼入れ処理を行い、次いで焼もどしは0.2%耐力がお
よそ68〜74kgf/mm2 になるように各材料の焼
もどし温度を決めて行った。
【0043】第6表に本発明材3及び比較のために本発
明材1の機械的性質並びにクリープ破断強さを示す。こ
の表から明らかなように、常温引張試験の結果にはほと
んど差はない。ただし、衝撃特性において本発明材3は
Niが少なくなった関係で本発明材1に比べて若干衝撃
値が低くなっている。しかし、この低下はMnを低減し
た本発明材2と同様に小さいものであり問題となるもの
ではない。一方、クリープ破断強さを比較するとNiを
排除したことによって本発明材3は本発明材1よりも明
らかにクリープ破断強さが向上していることがわかる。
【0044】
【表5】
【0045】
【表6】
【0046】(実施例4)以下、本発明材4に関する実
施例について説明する。第7表には試験に供した材料の
化学成分をまとめて示す。本発明材4の成分は本発明材
3の成分のMnを低減したものである。全ての材料は実
施例1〜3と同様に50kg真空高周波溶解炉にて溶製
し試験材とした。この試験材を加熱温度:1200℃に
て熱間鍛造を行い、その後に以下の熱処理を施した。熱
処理は胴径1200φのロータを油冷したときの中心部
を模擬した焼入れ処理を行い、次いで焼もどしは0.2
%耐力がおよそ68〜74kgf/mm2 になるように
各材料の焼もどし温度を決めて行った。
【0047】第8表に、本発明材4及び比較のために本
発明材3の機械的性質並びにクリープ破断強さを示す。
この表から明らかなように、この場合においても常温引
張試験の結果にはほとんど差はない。ただし、衝撃特性
において本発明材4はMnが少なくなった関係で本発明
材3に比べて若干衝撃値が低くなっている。しかし、こ
の低下も小さいものであり問題となるものではない。一
方、クリープ破断強さを比較するとMnを低くしたこと
によって本発明材4は本発明材3よりも明らかにクリー
プ破断強さが向上していることがわかる。
【0048】
【表7】
【0049】
【表8】
【0050】(実施例5)以下、本発明材5に関する実
施例について説明する。第9表には試験に供した材料の
化学成分をまとめて示す。本発明材5の材料は本発明材
1〜4の材料の代表に対してBをそれぞれ添加したもの
である。具体的には、本発明材5の51〜58は本発明
材1の3、4、本発明材2の21、22、本発明材3の
34、35及び本発明材4の41、42をそれぞれ基本
成分として、それぞれの基本成分の材料に対してBを添
加したものである。全ての材料は本発明材1〜4と同様
に50kg真空高周波溶解炉にて溶製し試験材とした。
この試験材を加熱温度:1200℃にて熱間鍛造を行
い、その後に以下の熱処理を施した。熱処理は胴径12
00φのロータを油冷したときの中心部を模擬した焼入
れ処理を行い、次いで焼もどしは0.2%耐力がおよそ
68〜74kgf/mm2 になるように各材料の焼もど
し温度を決めて行った。
【0051】第10表に、本発明材5及び比較のために
本発明材1〜4の一部の機械的性質並びにクリープ破断
強さを示す。本結果から明らかであるように本発明材5
は本発明材1〜4と比較して機械的性質においてほとん
ど差はない。クリープ破断強さを比較するとBを添加し
た本発明材5はそれぞれ基本成分の材料に対して明らか
にクリープ破断強さが向上していることがわかる。
【0052】
【表9】
【0053】
【表10】
【0054】(実施例6)以下、本発明材6に関する実
施例について説明する。第11表には試験に供した材料
の化学成分をまとめて示す。本発明材6の材料は本発明
材1〜5の材料の代表に対してHfの一部又は全部、及
び/又はFeの一部をNdで置き換えたものである。具
体的には、本発明材6の61〜68は本発明材1の3、
本発明材2の21、本発明材3の34、本発明4の41
及び本発明材5の52、54、56、68をそれぞれ基
本成分として、それぞれの基本成分の材料に対してHf
の一部又は全部、及び/又はFeの一部をNdで置き換
えたものである。また、さらなる比較材として、本発明
材6の64、68を基本成分として、本発明におけるN
d量の上限値以上にNdを添加した材料(試料番号7
1、72)も用意した。全ての材料は本発明材1〜5と
同様に50kg真空高周波溶解炉にて溶製し試験材とし
た。この試験材を加熱温度:1200℃にて熱間鍛造を
行い、その後に以下の熱処理を施した。熱処理は胴径1
200φのロータを湯冷したときの中心部を模擬した焼
入れ処理を行い、次いで焼もどしは0.2%耐力がおよ
そ68〜74kgf/mm2 になるように各材料の焼も
どし温度を決めて行った。
【0055】第12表に、本発明材6及び比較のために
本発明材1〜5の一部、更なる比較材としての試料番号
71、72の機械的性質並びにクリープ破断強さを示
す。本結果から明らかであるように本発明材6は、本発
明材1〜5と比較して機械的性質においてはほとんど差
はない。クリープ破断強さを比較すると、Ndを添加し
た本発明材6はそれぞれの基本成分の材料に対して明ら
かにクリープ破断強さが向上していることがわかる。一
方、Ndを過剰に添加した試料番号71、72は、基本
成分材である本発明材6の64、68と比較して、衝撃
値及びクリープ破断強さが明らかに低下しており、上限
値以上のNdの添加はかえって材料特性を低下させるこ
とがわかる。
【0056】
【表11】
【0057】
【表12】
【0058】
【発明の効果】本発明の高温用蒸気タービンロータ材は
優れた高温強度を有するため、蒸気温度が593℃を越
える超々臨界圧発電プラント用の高温用蒸気タービンロ
ータ材として有用である。本発明により、現在の超々臨
界圧発電プラントをさらに高温化し、化石燃料の節約に
寄与するとともに二酸化炭素の発生量を低く抑える上で
有用なものであると言える。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成9年12月24日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0037
【補正方法】変更
【補正内容】
【0037】
【表2】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0041
【補正方法】変更
【補正内容】
【0041】
【表4】
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0045
【補正方法】変更
【補正内容】
【0045】
【表6】
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0049
【補正方法】変更
【補正内容】
【0049】
【表8】
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0053
【補正方法】変更
【補正内容】
【0053】
【表10】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 加来 勝夫 福岡県北九州市戸畑区大字中原先ノ浜46番 地59 日本鋳鍛鋼株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 重量比で炭素:0.05〜0.13%、
    シリコン:0.01〜0.1%、マンガン:0.1〜1
    %、クロム:9.5〜11%、ニッケル:0.1〜0.
    8%、バナジウム:0.1〜0.3%、ニオブ及び/又
    はタンタルの合計:0.01〜0.2%、窒素:0.0
    1〜0.1%、モリブデン:0.01〜0.5%、タン
    グステン:0.9〜3.5%、コバルト:0.1〜4
    %、ハフニウム:0.01〜0.2%及び不可避的不純
    物及び鉄からなることを特徴とする高温用蒸気タービン
    ロータ材。
  2. 【請求項2】 重量比で炭素:0.05〜0.13%、
    シリコン:0.01〜0.1%、マンガン:0.01〜
    0.1%、クロム:9.5〜11%、ニッケル:0.1
    〜0.8%、バナジウム:0.1〜0.3%、ニオブ及
    び/又はタンタルの合計:0.01〜0.2%、窒素:
    0.01〜0.1%、モリブデン:0.01〜0.5
    %、タングステン:0.9〜3.5%、コバルト:0.
    1〜4%、ハフニウム:0.01〜0.2%及び不可避
    的不純物及び鉄からなることを特徴とする高温用蒸気タ
    ービンロータ材。
  3. 【請求項3】 重量比で炭素:0.05〜0.13%、
    シリコン:0.01〜0.1%、マンガン:0.1〜1
    %、クロム:9.5〜11%、バナジウム:0.1〜
    0.3%、ニオブ及び/又はタンタルの合計:0.01
    〜0.2%、窒素:0.01〜0.1%、モリブデン:
    0.01〜0.5%、タングステン:0.9〜3.5
    %、コバルト:0.1〜4%、ハフニウム:0.01〜
    0.2%及び不可避的不純物及び鉄からなることを特徴
    とする高温用蒸気タービンロータ材。
  4. 【請求項4】 重量比で炭素:0.05〜0.13%、
    シリコン:0.01〜0.1%、マンガン:0.01〜
    0.1%、クロム:9.5〜11%、バナジウム:0.
    1〜0.3%、ニオブ及び/又はタンタルの合計:0.
    01〜0.2%、窒素:0.01〜0.1%、モリブデ
    ン:0.01〜0.5%、タングステン:0.9〜3.
    5%、コバルト:0.1〜4%、ハフニウム:0.01
    〜0.2%及び不可避的不純物及び鉄からなることを特
    徴とする高温用蒸気タービンロータ材。
  5. 【請求項5】 重量比でボロン:0.001〜0.01
    %以下を含むことを特徴とする請求項1〜4記載の高温
    用蒸気タービンロータ材。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5に記載の材料成分のうち、
    ハフニウムの一部又は全部、及び/又は鉄の一部をネオ
    ジウムで置き換え、その量が重量比で0.005〜0.
    5%であることを特徴とする高温用蒸気タービンロータ
    材。
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