JPH08120414A - 耐熱鋼 - Google Patents

耐熱鋼

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JPH08120414A
JPH08120414A JP25034594A JP25034594A JPH08120414A JP H08120414 A JPH08120414 A JP H08120414A JP 25034594 A JP25034594 A JP 25034594A JP 25034594 A JP25034594 A JP 25034594A JP H08120414 A JPH08120414 A JP H08120414A
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JP
Japan
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high temperature
toughness
temperature strength
resistant steel
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JP25034594A
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Masao Shiga
正男 志賀
Yasuhiro Harada
保弘 原田
Shigeyoshi Nakamura
重義 中村
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】超々臨界圧火力発電プラントにおける高温強度
に優れた蒸気タービンロータシャフトおよびその他高温
高圧環境で使用される耐熱鋼を提供する。 【構成】高温高圧部にさらされるロータシャフトがフェ
ライト系鍛鋼からなる主蒸気温度と再熱蒸気温度が60
0℃以上650℃未満の蒸気タービンロータシャフト。
タービンロータシャフトは各使用温度での十万時間クリ
ープ破断強度が12kgf/mm2 以上のフェライト系鍛鋼
からなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は超々臨界圧火力プラント
における高強度高温蒸気タービンロータシャフト、およ
びその他、高温高圧下環境で使用される耐熱鋼に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、火力発電プラントにおいて効率向
上の観点から超々臨界圧発電が注目されている。そこで
現在の蒸気タービン蒸気温度を566℃から600℃,
625℃、最終的には650℃を目指している。それに
伴い、従来使用されてきたフェライト系耐熱鋼より高温
強度の優れた材料が必要である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の第1の目的は
蒸気温度600〜650℃運転において高温強度及び靭
性の優れた蒸気タービン用ロータシャフトを提供するこ
とにある。
【0004】本発明第2の目的は高温高圧下の環境での
使用に耐える耐熱鋼を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明では従来合金の見
直しを行い高温強度と靭性とを兼ね備える最適添加料を
研究した。その結果、従来の同系統の材料に重量%でC
u0.1〜1.5%,Ti0.01〜0.2%,Ta0.0
2〜0.40%,Hf0.001〜0.020%,Zr0.
01〜0.2%及びCa0.001〜0.1%のいずれか
を1種以上を含有することにより、高温強度と靭性に優
れた鋼を提供することが可能となる。上記の添加元素は
単独添加でも高温強度または靭性向上の効果はあるが複
合添加により、相乗効果として一段と高温強度と靭性を
兼ね備えることが可能であることを新規に見出した。す
なわち、本発明では重量%でC0.03〜0.18%,S
i0.10%以下,Mn0.05〜1.50%,Ni0.0
5〜1.0%,Cr9.0〜13.0%,Mo0.05〜
0.50%(0.50%を含まず),W2.0〜3.5%,V
0.05〜0.30%,Nb0.01〜0.20%,Co
2.1〜10.0%,N0.01〜0.1%,B0.001
〜0.025%を含み残部が実質的にFeおよび不可避
の不純物よりなるものをベースとしこれにCu0.1〜
1.5%,Ti0.01〜0.2%,Ta0.02〜0.40
%,Hf0.001〜0.020%,Zr0.01〜0.2%
およびCa0.001〜0.1%のいずれか1種以上を添
加することを特徴とし、高温強度,靭性に優れた上記タ
ービン用ロータシャフトおよび耐熱鋼である。
【0006】
【作用】以下、各元素の添加量の限定について述べる。
【0007】Cは焼き入れ性を確保し、また焼きもどし
過程においてM236 型炭化物を析出させ高温強度を向
上させるために不可欠の元素である。そのためには最低
0.03%以上必要とするが、0.18%を超えるとM236
型炭化物を過度に析出させマトリックス強度を低下させ
たり、長時間での高温強度も損なうので0.03〜 0.
18% に限定する。望ましくは0.07〜0.13%と
し、さらに望ましくは0.10〜0.02%である。
【0008】Siはラーベス相の生成を促進したり、粒
界偏析などにより靭性を低下させる有害な元素であるた
め、0.10%以下にする。望ましくは0.05%以下で
ある。
【0009】Mnは靭性を劣化させるデルタフェライト
の生成を抑制し、高温強度に付与するM236形炭化物
の析出を促進させる元素として最低0.05%は必要で
あるが、1.5% を越えると、耐酸化性を劣化させるの
で、0.05〜1.5%に限定する。望ましくは0.3〜
0.7%でありさらに望ましくは0.35〜0.65%で
ある。
【0010】Niはデルタフェライトの生成を抑制し、
靭性を向上させる元素であり最低0.05%必要である
が、1.0%を越えるとクリープ破断強度を低下させる
ので、0.05〜1.0%に限定する。望ましくは0.3
〜0.7%であるが、さらに望ましくは0.4〜0.6%
である。
【0011】Crは耐酸化性を向上させM236 型炭化
物を析出させ、高温強度を向上させるために不可欠な元
素であり最低9%以上必要であるが13%を越えるとデ
ルタフェライトを生成するので9.0〜13.0%に限定
する。望ましくは10.8〜11.8%である。
【0012】MoはM236 型炭化物の微細析出を促進
し、凝集を防ぐ作用がある。そのため高温強度を長時間
保持するのに有効であり、最低0.05% 以上必要であ
るが0.50% 以上になるとデルタフェライトを生成さ
せるので0.05〜0.50%(0.50%を含まず)に
限定する。望ましくは0.45%以下で、さらに望まし
くは0.1〜0.2%である。
【0013】WはMo以上にM236 型炭化物の凝集粗
大化を抑制する作用が強く、またマトリックスを固溶強
化するので、高温強度向上に有効である。最低2.0%
以上必要であるが3.5% を越えるとデルタフェライト
やラーベス相を形成し靭性を劣化させるので2.0〜3.
5%に限定する。望ましくは2.4〜3.0%である。さ
らに望ましくは2.5〜2.7%である。
【0014】Vは窒炭化物を析出し高温強度を高めるの
に有効であり最低0.05% 必要であるが0.3% を越
えると過度に炭素を固溶してしまいマトリックス強度を
低下させたり、M236 型炭化物の析出量を減じて高温
強度を低下させてしまうので0.05〜0.30%に限定
する。
【0015】NbはNbCを生成して結晶粒の粗大化を
抑制し、また一部は焼き入れの際に固溶して焼きもどし
の過程でNbCを析出することにより高温強度を向上さ
せる。そのため、最低0.01%必要であるが0.20%
を越えると過度に炭素を固溶してしまい、M236 型炭
化物の析出量を減らし高温強度を低下させ、また有害な
共晶炭化物及びデルタフェライト組織を析出させ靭性を
低下させてしまうので、0.01〜0.20%に限定す
る。望ましくは0.05〜0.13%、さらに望ましくは
0.05〜0.11%とする。
【0016】Coは高温強度を著しく向上させる効果が
あり、そのためには最低でも2.0%必要であるが10
%を越えると靭性を低下させてしまうため2.0〜10.
0%に限定する。望ましくは2.0〜3.0%に限定す
る。
【0017】NはV窒炭化物を生成したり、また固溶し
た状態でMo,Wと共同でIS効果により、高温強度を
向上させる効果があり、最低0.01%必要であるが0.
1%を越えると靭性を低下させるので0.01〜0.1%
に限定する。望ましくは0.02〜0.04%であるがさら
に望ましくは0.02〜0.03%である。
【0018】Bは粒界強化作用とM236中に固溶しM
236型炭化物の凝集粗大化を抑制する作用により高温
強度を向上させる効果がある。しかし、0.025% を
越えると鍛造製および溶接製を悪化させるで0.001
〜0.025%に限定し、望ましくは0.01〜0.02
%である。
【0019】以下に述べるCu,Ti,Ta,Hf,Z
r,Caは本発明を従来の発明から区別して特徴づける
重要な元素である。
【0020】Cuは結晶粒の粗大化を抑制する作用によ
り靭性を向上させるがそのためには少なくとも0.1%
必要とする。しかし1.5%を超えると鍛造性を低下さ
せるので0.1%〜1.5%に限定する。望ましくは0.
5〜1.0%とする。
【0021】TiはTiC,TiNを生成することによ
り結晶粒の粗大化を抑制し、結晶粒を微細にするために
Tiを添加することによって従来の同系等の材料の靭性
を向上させ高温強度と靭性に優れた材料にすることを可
能とする。そのためには少なくとも0.01%以上必要
であるが0.2%を越えると炭素を過度に固溶してしま
いM236 型炭化物の析出量を減じて高温強度を低下さ
せるので0.01〜0.2%に限定する。望ましくは0.
01〜0.1%とする。
【0022】TaはTaCを生成して結晶粒を微細にす
る作用がありまた一部は焼き入れの際固溶して焼きもど
し過程でTaCを析出し高温強度を向上させる作用があ
る。そのためには最低0.02%必要であるが0.40%
を越えると過度に炭素を固溶してしまい、M236 型炭
化物の析出量を減らし高温強度を低下させたり、有害な
共晶炭化物及びデルタフェライト組織を析出させ靭性を
低下させるので0.02〜0.40% に限定する。望ましく
は0.10〜0.30%、さらに望ましくは0.15〜0.2
5%とする。
【0023】Hfは高温強度を著しく向上させ、また靭
性も向上させる作用がある。そのためには少なくとも
0.001%以上必要とするが、0.020%を超えて添
加してもその効果は飽和してしまうので0.001〜0.
020%と限定し、望ましくは0.005〜0.020%
とし、さらに望ましくは0.007〜0.015%とす
る。
【0024】ZrはZrC,ZrNが粒界の移動を阻止
することによりオーステナイト結晶粒を微細化する作用
や焼き入れの際に固溶したZrが焼きもどし過程におい
てZrCを析出して高温強度を向上させる。そのために
は最低0.01% 必要とするが0.2% を越えると
(0.2% を含まず)過度に炭素を固溶してしまい、M
236の析出量を減じてしまい逆に高温強度を低下させ
てしまうので0.20%と限定し望ましくは0.05〜
0.1%とする。
【0025】Caは十分な脱酸,脱硫作用により鋼の清
浄度を向上させ、その結果として靭性を高める作用があ
る。そのためには最低0.001%以上必要とするが0.0
30%を超えて添加させても効果が飽和してしまうので
0.001〜0.030%と限定する。望ましくは0.0
01〜0.020%でさらに望ましくは0.010〜0.02
0%とする。
【0026】本発明のロータシャフトはインゴットを真
空溶解,真空C脱酸,ESR溶解により鋳造,鍛造した
後900〜1200℃に加熱し50〜100℃/hの冷
却速度で焼き入れを行い、500〜620℃に加熱して
一次焼きもどしを行い、その後一次焼きもどし温度より
も高い温度600〜760℃に加熱して二次焼きもどし
を行う。
【0027】
【実施例】
(実施例1)表1に示す組成の合金鋼を真空誘導加熱に
より10kgのインゴットに鋳造した後30mm角の棒に鍛
造後大型蒸気タービンロータの中心孔を模擬して焼き入
れ1050℃,5時間,100℃/h冷却,一次焼きも
どし570℃,20時間,炉冷,二次焼きもどし700
℃,20時間,炉冷を行い、700℃−12kgf/mm2
でのクリープ破断試験および20℃Vノッチシャルピ衝
撃試験を行った。その結果を表2に示す。
【0028】
【表1】
【0029】
【表2】
【0030】表2のNo.2〜No.5は従来合金No.1
(特開平4−147948号公報に相当する合金)にCuを0.
13〜1.32%添加したものであるが従来合金No.1
に比べ700℃−12kgf/mm2 クリープ破断時間を短
くさせることなく衝撃吸収エネルギを向上させている。
特にCuを1.0% 以上添加したNo.3,4,5では従
来材に比べ1.2〜1.4kgf.m高い値となった。
【0031】またNo.6〜No.9は従来合金No.1にT
iを0.01〜0.16%添加したものであり従来合金と
比較するとクリープ破断時間及びVノッチシャルピ衝撃
吸収エネルギのいずれも向上させていることがわかる。
特にTiを0.05〜0.11%添加した場合ではクリー
プ破断時間が従来合金に比べ約2.5 倍の80時間前後
長くし、また衝撃吸収エネルギにおいても約1.7倍,
1.5kgf.m 向上させることがわかる。またNo.29
は本発明におけるTi変化量を越えたものであるが、こ
の場合は従来合金に比べクリープ破断時間を短くしてし
まうことがわかる。
【0032】No.10〜No.13は従来合金にTaを
0.02%〜0.39%添加したものであるが従来合金に
比べクリープ破断時間及びシャルピ衝撃吸収エネルギの
いずれも向上させることがわかる。特にTaを0.14
〜0.24%添加した場合の効果が著しく、最大でクリ
ープ破断時間を2.5 倍以上の139時間、衝撃吸収エ
ネルギを3.9kgf.mまで向上させる。ただし、No.3
0のTaを0.50% 添加したものをみるとクリープ破
断時間,シャルピ衝撃吸収エネルギのいずれも低下させ
てしまうことがわかる。
【0033】No.14〜No.16は従来合金にHfを
0.003〜0.015%添加したものであるが従来合金
に比べクリープ破断時間,衝撃吸収エネルギを向上させ
ることがわかる。特にクリープ破断時間を長くする効果
が本発明において単独添加では最大であり、最大で従来
合金の約3倍の164時間となる。ただし、No.31の
ように0.03%添加してみても本発明目的のHfの効
果は飽和する。
【0034】No.17〜No.19は従来合金にZrを
0.03% 添加したものであるが従来合金に比べクリー
プ破断時間及び衝撃吸収エネルギを向上させることがわ
かる。その結果0.10%で最大でクリープ破断時間で
は従来材の2.2倍の121時間、単独添加で衝撃吸収
エネルギを向上させる効果は本発明では最大であり約2
倍の4.0kgf.mに向上させる。ただしNo.32のよう
に0.03% 添加した場合ではクリープ破断時間,衝撃
吸収エネルギを低下させる。
【0035】No.20〜No.22は従来合金にCaを
0.001〜0.030%添加したものであるが従来合金
に比べクリープ破断強度においてはNo.20の0.00
3% 添加で129時間と従来合金に比べ2.4倍、No.
21の0.015%添加において最大で138時間とな
る。また衝撃吸収エネルギにおいても0.015% 添加
において最大の2.7kgf.mとなる。
【0036】No.23〜No.28はCu,Ti,Ta,
Hf,Zr,Caを2種以上添加した、複合添加した結
果である。No.23はCu0.72%,Ti0.05%を
添加したものであるが従来合金と比較するとクリープ破
断時間,シャルピ衝撃吸収エネルギ共に向上させている
ことがわかる。クリープ破断時間134時間はNo.7と
ほぼ同じで、衝撃吸収エネルギ3.9kgf.mはNo.8,
No.4よりも高いことがわかる。つまりCu,Tiは共
に衝撃吸収エネルギを向上させる作用がある。これらを
同時に添加することによりその効果を一層向上させてい
る。
【0037】No.24は従来合金にCu0.69%,T
i0.05%,Ta0.10% 、添加したものである。
その結果クリープ破断時間164時間、衝撃吸収エネル
ギ4.2kgf.m となり、いずれもCu,Ti,Ta単独
添加でそれぞれ最大の効果があるNo.5,No.8,No.
12より優れている。
【0038】No.25は従来合金にTi0.06%,T
a0.12%,Hf0.010%,Zr0.07% 添加し
たものであるが、このクリープ破断時間及びシャルピ衝
撃吸収エネルギはそれぞれ単独添加したとき最大であっ
た。No.16,No.18よりも高い値を示すことから複
合添加による向上があることがわかる。
【0039】No.26は従来合金にCu0.7%,Ta
0.10%,Zr0.07%,Ca0.015%添加したもので
ある。その結果単独添加でクリープ破断時間及び衝撃吸
収エネルギで最大を示すNo.12,No.18よりも優れ
ている。
【0040】No.27は従来合金にHf0.010%,
Ca0.015%添加したものであるが、その結果はH
fを単独で0.009%添加したNo.15やCaを単独
で0.015%添加したNo.21よりも優れている。
【0041】No.29は従来合金にCu0.71%,T
i0.06%,Ta0.11%,Hf0.010%,Zr
0.07%,Ca0.020% 添加したものでクリープ
破断時間、シャルピ衝撃吸収エネルギはそれぞれ189
時間,5.0kgf.mと本発明において最も効果の高い材
料である。これは単独添加したものはもちろん2種,3
種,4種添加したものよりも優れていることがわかる。
【0042】以上よりCu,Ti,Ta,Hf,Zr,
Caを1種又は複数を従来合金(特開平4−147948 号公
報)に添加することにより高温強度及び靭性を向上させ
ることが可能である。
【0043】
【発明の効果】本発明によるロータを超々超臨界圧蒸気
タービンに適用すれば蒸気タービンの蒸気温度を650
℃程度まで高めることも可能となり火力発電の効率向上
が可能となる。
【0044】本発明による耐熱鋼は従来材より高温強
度,靭性に優れているので現在の使用環境よりもより高
温高圧化において使用可能な材料を提供することが可能
となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による蒸気タービンロータシャフトの断
面図。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】重量%でCu0.1〜1.5%,Ti0.0
    1〜0.2%,Ta0.02〜0.40%,Hf0.001
    〜0.02%,Zr0.01〜0.2%およびCa0.00
    1〜0.05%のいずれか1種以上を含有するC0.03
    〜0.18%,Si0.10%以下,Mn0.05〜1.5
    %,Ni0.05〜1.0%,Cr9.0〜13.0%,M
    o0.05〜0.50%,W2.0〜3.0%,V0.05
    〜0.30%,Nb0.01〜0.20%,Co2.1〜10.
    0%,N0.01〜0.1%,B0.001〜0.025%
    を含み残部が実質的にFe及び不可避の不純物よりな
    ることを特徴とする蒸気タービンロータシャフト。
  2. 【請求項2】重量%でCu0.1〜1.5%,Ti0.0
    1〜0.2%,Ta0.02〜0.40%,Hf0.001
    〜0.020%,Zr0.01〜0.2%およびCa0.0
    01〜0.1%のいずれか1種以上を含有するC0.03
    〜0.20%,Si0.10%以下,Mn0.05〜1.5
    %,Ni0.05〜1.0%,Cr9.0〜13.0%,M
    o0.05〜0.50%,W2.0〜3.0%,V0.05
    〜0.30%,Nb0.01〜0.20%,Co2.1〜10.
    0%,N0.01〜0.1%,B0.001〜0.025%
    を含み残部が実質的にFe及び不可避の不純物よりな
    ることを特徴とする耐熱鋼。
JP25034594A 1994-10-17 1994-10-17 耐熱鋼 Pending JPH08120414A (ja)

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