JPH10251272A - 尿素基とアルコキシシラン基とを有する化合物 - Google Patents

尿素基とアルコキシシラン基とを有する化合物

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JPH10251272A
JPH10251272A JP10073062A JP7306298A JPH10251272A JP H10251272 A JPH10251272 A JP H10251272A JP 10073062 A JP10073062 A JP 10073062A JP 7306298 A JP7306298 A JP 7306298A JP H10251272 A JPH10251272 A JP H10251272A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 液体であるか或いは一般的に使用される有機
溶剤に溶解しうると共に、ポリイソシアネートモノマー
および/またはポリイソシアネートアダクトに基づきか
つイソシアネートとNH基を有するアルコキシシランと
の従来技術の反応生成物で遭遇する非適合性、不均質性
および粘度の諸問題を持たないような尿素基とアルコキ
シシラン基とを有する化合物を提供すること。さらにシ
ラン重縮合により硬化してコーチング、封止剤および接
着剤を形成しうるようなアルコキシシラン基を有する化
合物を提供すること。 【解決手段】 式 具体的には、例えば で表わされるアルコキシシラン基と尿素基とを有する化
合物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アルコキシシラン
基と尿素基とを有する新規な化合物およびコーチング、
封止剤もしくは接着剤としてのその使用に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】加水分解しうる有機官能性シランは、慣
用のポリマー化学をシリコーン化学と結びつける重要な
成分である。この目的に技術上重要な化合物は特に式 (RO)3Si−(CH2)3 −Y 〔式中、Rはアルキル基であり、Yは官能基である〕に
対応するものである。この種の化合物は、水分の存在下
で「シラン重縮合」により架橋する加水分解可能なシリ
ル基ORと他の官能基Yとの両者を有して、これらを慣
用のポリマー物質に化学結合させることができる〔たと
えばアンゲバンテ・ヘミー、第98巻(1986)、第
237〜253頁〕。官能基Yがツェレウィチノフ活性
H−原子を有する上記式に対応する加水分解可能な官能
性シランは、潜在的にポリイソシアネートを改変するこ
とができる〔たとえばWO 92/05212号参
照〕。この目的に適する市販製品はツェレウィチノフ活
性H−原子としてNH2 基および/またはNH基を有す
る。SH基を有する化合物も入手しうる。
【0003】SH基を有するアルコキシシランはたとえ
ばGB−A−1,102,251号;EP−A−0,0
18,094号;DE−A−1,162,818号;米
国特許第3,590,065号;米国特許第3,84
9,471号;米国特許第4,082,790号;米国
特許第4,012,403号;および米国特許第4,4
01,286号に記載されている。SH基を有するアル
コキシシランは全てメルカプタンに典型的である不快な
悪臭を有する。したがって、ポリマーはこれら化合物の
残渣に基づく不快な悪臭を有しうる。水分により架橋し
うるα−アミノアルキルシラン誘導体はドイツ特許公開
公報第1,812,504号および第1,812,56
2号にしたがって作成することができる。しかしなが
ら、そこに記載された官能性シランはその複雑な合成方
法に基づき技術的重要性を得ることができない。
【0004】アミノ基を有するアルコキシシランはたと
えばジャーナル・オーガニック・ケミストリー、第36
巻(1971)、第3120頁;DE−A−1,15
2,695号;DE−A−1,271,712号;DE
−A−2,161,716号;DE−A−2,408,
480号;DE−A−2,521,399号;DE−A
−2,749,316号;米国特許第2,832,75
4号;米国特許第2,971,864号;および米国特
許第4,481,364号に記載されている。当業界で
知られた全てのアミノ官能性シランに共通することは、
イソシアネートに対し極めて反応であるという欠点であ
る。したがって、これらアルコキシシランは反応生成物
の非適合性、不均質性および極めて高い粘度に基づきポ
リイソシアネートと反応させるのが困難である。
【0005】米国特許第5,554,709号は、アミ
ノ官能性シランを或る種のNCOプレポリマーと反応さ
せるこができ、ただしプレポリマーの官能価が2未満で
あることを開示している。米国特許第5,364,95
5号は、最初にアミノ官能性シランをマレイン酸エステ
ルもしくはフマル酸エステルと反応させて第二アミノ基
(すなわちアスパルテート)を生成させることにより、
これらアスパルテートをNCOプレポリマーと反応生成
物における非適合性、不均質性もしくは極めて高い粘度
に遭遇することなく反応させうることを開示している。
しかしながら、この引例は全ゆる種類のポリイソシアネ
ートをアスパルテートと反応せさうることを開示してお
らず、すなわちポリイソシアネートモノマーおよびポリ
イソシアネートアダクトは開示されていない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、液体
であるか或いは一般的に使用される有機溶剤に溶解しう
ると共にポリイソシアネートモノマーおよび/またはポ
リイソシアネートアダクトに基づきかつイソシアネート
とNH基を有するアルコキシシラン基との従来技術の反
応生成物で遭遇する非適合性、不均質性および粘度の諸
問題を持たないような尿素基とアルコキシシラン基とを
有する化合物を提供することにある。さらに本発明の課
題は、シラン重縮合により硬化してコーチング、封止剤
および接着剤を形成しうるようなアルコキシシラン基を
有する化合物を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】これら課題は、下記する
本発明によるアルコキシシラン基と尿素基とを有する化
合物により解決することができる。これら化合物は、ポ
リイソシアネートモノマーおよび/またはアダクトをア
スパルテート(アミノアルキルアルコキシシランをマレ
イン酸もしくはフマル酸エステルと反応させて得られ
る)と反応させて尿素基を有する化合物を生成させるこ
とにより作成される。本発明による生成物が室温にて液
体であることは驚くべきことである。何故なら、ポリイ
ソシアネートモノマーおよび/またはアダクトとアミノ
アルキルアルコキシシランとの直接的反応により作成さ
れる対応の生成物が慣用の被覆溶剤では溶解しえない固
体であるからである。る。従来技術、すなわち米国特許
第5,554,709号および第5,364,955号
は、単にNCOプレポリマーとアミノアルキルアルコキ
シシランまたはアミノアルキルアルコキシシランから作
成されたアスパルテートのいずれかとの反応生成物が液
体であることを教示するに過ぎない。ポリイソシアネー
トモノマーおよび/またはアダクトから作成された固体
反応生成物を、アミノアルキルアルコキシシランのアス
パルテート型を用いて液体生成物まで変換しうることを
教示しているに過ぎない。
【0008】したがって本発明は、式
【化2】 〔式中、Xは100℃未満にてイソシアネート基に対し
不活性である同一もしくは異なる有機基を示し、ただし
これら基の少なくとも1個はアルコキシ基であり、Zは
COOR1 もしくは芳香族環を示し、Rは有機モノマー
ポリイソシアネートもしくはポリイソシアネートアダク
トからイソシアネート基を除去して得られる残基を示
し、R1 およびR2 は同一もしくは異なるものであって
100℃もしくはそれ以下の温度にてイソシアネート基
に対し不活性である有機基を示し、R3 およびR4 は同
一もしくは異なるものであって水素または100℃もし
くはそれ以下の温度にてイソシアネート基に対し不活性
である有機基を示し、nは1〜8の整数である〕に対応
するアルコキシシラン基と尿素基とを有する化合物に関
するものである。さらに本発明はコーチング、封止剤お
よび接着剤を作成するための前記化合物の使用に関する
ものである。
【0009】
【発明の実施の形態】式Iのアルコキシシラン基と尿素
基とを有する化合物は、ポリイソシアネートモノマーお
よび/またはアダクトを式
【化3】 に対応するアルコキシシラン基とアスパルテート基(第
二アミノ基)とを有する化合物と反応させてアルコキシ
シラン基と尿素基とを有する化合物を形成させることに
より作成される。
【0010】式IIの化合物は、式 H2 N−(CH2)n −Si−(X)3 (III) に対応するアミノアルキルアルコキシシランを式 Z−CR3 =CR4 −COOR2 (IV) に対応するマレイン酸、フマル酸もしくはシンナミン酸
エステルと反応させて作成される。
【0011】式I〜IVにおいて、Xは100℃未満に
てイソシアネート基に対し不活性である同一もしくは異
なる有機基を示し、ただしこれら基の少なくとも1個は
アルコキシ基、好ましくは1〜4個の炭素原子を有する
アルキルもしくはアルコキシ基、特に好ましくはアルコ
キシ基であり;ZはCOOR1 または芳香族環、好まし
くはCOOR1 を示し;Rは有機モノマーポリイソシア
ネートもしくはポリイソシアネートアダクトからイソシ
アネート基を除去して得られる残基を示し;R1 および
2 は同一もしくは異なるものであって100℃もしく
はそれ以下の温度にてイソシアネート基に対し不活性で
ある有機基、好ましくは1〜9個の炭素原子を有するア
ルキル基、より好ましくはメチル、エチルもしくはブチ
ル基を示し;R3 およびR4 は同一もしくは異なるもの
であって水素または100℃もしくはそれ以下の温度に
てイソシアネート基に対し不活性である有機基、好まし
くは水素を示し;nは1〜8、好ましくは2〜4、特に
好ましくは3の整数である。
【0012】Xがメトキシ基、エトキシ基もしくはプロ
ポキシ基、より好ましくはメトキシもしくはエトキシ
基、特に好ましくはメトキシ基を示し、nが3である化
合物が特に好適である。式IIIの適するアミノアルキ
ルアルコキシシランの例は2−アミノエチル−ジメチル
メトキシシラン;6−アミノヘキシル−トリブトキシシ
ラン;3−アミノプロピル−トリメトキシシラン;3−
アミノプロピル−トリエトキシシラン;3−アミノプロ
ピル−メチルジエトキシシラン;5−アミノペンチル−
トリメトキシシラン;5−アミノペンチル−トリエトキ
シシラン;および3−アミノプロピル−トリプロポキシ
シランを包含する。3−アミノプロピル−トリメトキシ
シランおよび3−アミノプロピル−トリエトキシシラン
が特に好適である。
【0013】ポリアスパルテートを作成する際に使用す
るのに適する適宜置換されるマレイン酸、フマル酸もし
くはシンナミン酸エステルの例は、マレイン酸およびフ
マル酸のジメチル、ジエチル、ジブチル(たとえばジ−
n−ブチル)、ジアミル、ジ−2−エチルヘキシルエス
テルおよびこれらおよび/または他のアルキル基の混合
物に基づく混合エステル;シンナミン酸のメチル、エチ
ルおよびブチルエステル;並びに2−および/または3
−位置にてメチルにより置換された対応のマレイン酸、
フマル酸およびシンナミン酸の各エステルを包含する。
マレイン酸のジメチルエステルが好適であり、ジエチル
およびジブチルエステルが特に好適である。式IIIの
アスパルテートを生成させる第一アミノとマレイン酸、
フマル酸もしくはシンナミン酸エステルとの反応は公知
であり、たとえばEP−A−0,403,921号;D
E−OS 1,670,812号;およびDE−OS
2,158,945号に記載されている。これら公報は
いずれもアルコキシシラン−官能性アミンとマレイン酸
もしくはフマル酸エステルとの反応を示唆していない
が、この反応は米国特許第5,364,955号に記載
されている。アスパルテートの作成は、たとえば出発物
質を少なくとも1個、好ましくは1個のオレフィン二重
結合が各第一アミノ基につき存在するような比率で用い
て0〜100℃の温度にて行うことができる。過剰の出
発部質は、反応後に蒸留により除去することができる。
反応は溶剤を用い或いは溶剤なしに行いうるが、溶剤の
使用は対して好適でない。溶剤を用いる場合は、ジオキ
サンが適する溶剤の例である。
【0014】式IIの化合物は無色〜淡黄色である。こ
れらをポリイソシアネートモノマーおよび/またはアダ
クトと反応させて、さらに精製することなく式Iの化合
物を生成することができる。式Iの化合物を作成するの
に適するポリイソシアネートは1.8〜6、好ましくは
2〜6、より好ましくは2〜4の官能価を有するもので
ある。適するポリイソシアネート出発物質はモノマージ
イソシアネートおよびポリイソシアネートアダクトを包
含する。
【0015】適するモリマージイソシアネートは式 R(NCO)2 〔式中、Rは約112〜1000、好ましくは約140
〜400の分子量を有する有機ジイソシアネートからイ
ソシアネート基を除去して得られる有機基を示す〕によ
り示すことができる。本発明による方法に好適なジイソ
シアネートは、Rが4〜40個(好ましくは4〜18
個)の炭素原子を有する二価の脂肪族炭化水素基、5〜
15個の炭素原子を有する二価の脂環式炭化水素基、7
〜15個の炭素原子を有する二価の芳香脂肪族炭化水素
基、または6〜15個の炭素原子を有する二価の芳香族
炭化水素基を示すものである。
【0016】適する有機ジイソシアネートの例は1,4
−テトラメチレンジイソシアネート、1,6−ヘキサメ
チレンジイソシアネート、2,2,4−トリメチル−
1,6−ヘキサメチレンジイソシアネート、1,12−
ドデカメチレンジイソシアネート、シクロヘキサン−
1,3−および−1,4−ジイソシアネート、1−イソ
シアナト−2−イソシアナトメチルシクロペンタン、1
−イソシアナト−3−イソシアナトメチル−3,5,5
−トリメチル−シクロヘキサン(イソホロンジイソシア
ネート、すなわちIPDI)、ビス(4−イソシアナト
シクロヘキシル)−メタン、2,4′−ジシクロヘキシ
ル−メタンジイソシアネート、1,3−および1,4−
ビス−(イソシアナトメチル)−シクロヘキサン、ビス
−(4−イソシアナト−3−メチル−シクロヘキシル)
−メタン、α,α,α′,α′−テトラメチル−1,3
−および/または−1,4−キシリレンジイソシアネー
ト、1−イソシアナト−1−メチル−4(3)−イソシ
アナトメチルシクロヘキサン、2,4−および/または
2,6−ヘキサヒドロトルイレンジイソシアネート、
1,3−および/または1,4−フェニレンジイソシア
ネート、2,4−および/または2,6−トルイレンジ
イソシアネート、2,4−および/または4,4′−ジ
フェニル−メタンジイソシアネート、1,5−ジイソシ
アナトナフタレン、並びにその混合物を包含する。
【0017】たとえば4−イソシアナトメチル−1,8
−オクタメチレンジイソシアネートのような3個もしく
はそれ以上のイソシアネート基を有するポリイソシアネ
ートおよびたとえば4,4′,4″−トリフェニルメタ
ントリイソシアネートのような芳香族ポリイソシアネー
ト、並びにアニリン/ホルムアルデヒド縮合体をホスゲ
ン化して得られるポリフェニルポリメチレンポリイソシ
アネートも使用することができる。好適な有機ジイソシ
アネートは1,6−ヘキサメチレンジイソシアネート、
1−イソシアナト−3−イソシアナトメチル−3,5,
5−トリメチル−シクロヘクサン(イソホロンジイソシ
アネート、すなわちIPDI)、ビス−(4−イソシア
ナト−シクロヘキシル)−メタン、1−イソシアナト−
1−メチル−4(3)−イソシアナトメチルシクロヘキ
サン、2,4−および/または2,6−トルイレンジイ
ソシアネート、並びに2,4−および/または4,4′
−ジフェニル−メタンジイソシアネートを包含する。
【0018】本発明によれば、ポリイソシアネート成分
はポリイソシアネートアダクトの形態とすることもでき
る。適するポリイソシアネートアダクトはイソシアヌレ
ート基、ウレトジオン基、ビウレット基、ウレタン基、
アロファネート基、カルボジイミド基および/またはオ
キサジアジン−トリオン基を有するものである。ポリイ
ソシアネートアダクトは2〜6の平均官能価と5〜30
重量%のNCO含有量とを有する。
【0019】(1) DE−PS 2,616,416
号、EP−OS 3,765号、EP−OS 10,5
89号、EP−OS 47,452号、US−PS
4,288,586号およびUS−PS 4,324,
879号に示されたように作成しうるイソシアヌレート
基含有ポリイソシアネート。このイソシアナト−イソシ
アヌレートは一般に3〜3.5の平均NCO官能価と5
〜30重量%、好ましくは10〜25重量%、特に好ま
しくは15〜25重量%のNCO含有量とを有する。 (2) ジイソシアネートにおけるイソシアネート基の
1部を適する触媒(たとえばトリアルキルホスフィン触
媒)の存在下にオリゴーマー化させて作成しうると共
に、他の脂肪族および/または脂環式ポリイソシアネー
ト、特に上記(1)に示したイソシアヌレート基含有ポ
リイソシアネートと混合して使用しうるウレトジオンジ
イソシアネート。
【0020】(3) 米国特許第3,124,605
号;第3,358,010号;第3,644,490
号;第3,862,973号;第3,906,126
号;第3,903,127号;第4,051,165
号;第4,147,714号;もしくは第4,220,
749号に開示された方法にしたがい、たとえば水、第
三級アルコール、第一および第二モノアミノ、並びに第
一および/または第二ジアミンのような共反応体を用い
て作成しうるビウレット基含有ポリイソシアネート。こ
れらポリイソシアネートは好ましくは18〜22重量%
のNCO含有量と3〜3.5の平均NCO官能価とを有
する。 (4) 米国特許第3,183,112号に開示された
方法にしたがい、過剰量のポリイソシアネート(好まし
くはジイソシアネート)を400未満の分子量を有する
たとえばトリメチロールプロパン、グリセリン、1,2
−ジヒドロキシプロパンおよびその混合物のような低分
子量グリコールおよびポリオールと反応させることによ
り作成しうるウレタン基含有ポリイソシアネート。これ
らウレタン基含有ポリイソシアネートは12〜20重量
%の最も好適なNCO含有量と2.5〜3の(平均)N
CO官能価とを有する。
【0021】(5) 米国特許第3,769,318
号、第4,160,080号および第4,177,34
2号に開示された方法にしたがい作成しうるアロファネ
ート基含有ポリイソシアネート。これらアロファネート
基含有ポリイソシアネートは12〜21重量%の最も好
適なNCO含有量と2〜4.5の(平均)NCO官能価
とを有する。 (6) 米国特許第5,124,427号、第5,20
8,334号および第5,235,018号(これらの
開示を参考のためここに引用する)にしたがい作成しう
るイソシアヌレート基およびアロファネート基含有ポリ
イソシアネート、好ましくはこれらの基を約10:1〜
1:10、好ましくは約5:1〜1:7のモノイソシア
ヌレート基とモノアロファネート基との比にて含有する
ポリイソシアネート。 (7) ジ−もしくはポリ−イソシアネートを公知のカ
ルボジイミド化触媒の存在下にDE−PS 1,09
2,007号、US−PS 3,152,162号およ
びDE−OS 2,504,400号、2,537,6
85号および2,552,350号に記載されたように
オリゴマー化して作成しうるカルボジイミド基含有ポリ
イソシアネート。 (8) オキサジアジントリオン基を有すると共に2モ
ルのジイソシアネートと1モルの二酸化炭素との反応生
成物を含有するポリイソシアネート。
【0022】好適ポリイソシアネートアダクトはイソシ
アヌレート基、ビウレット基、アロファネート基および
/またはウレトジオン基を有するポリイソシアネートで
ある。アルコキシシラン基とヒダントイン基とを有する
式Iの化合物は、ポリイソシアネートモノマーおよび/
またはアダクトを式IIの化合物と約1:1のアスパル
テート基(すなわち第二アミノ基)とイソシアネート基
との当量比にて反応させることにより作成される。この
反応は好ましくは、アスパルテートをポリイソシアネー
トに増量しながら添加して行われる。尿素基を生成させ
る反応は10〜100℃、好ましくは20〜80℃、よ
り好ましくは20〜50℃の温度にて行われる。
【0023】本発明の化合物は封止剤(コークを包含す
る)、コーチングもしくは接着剤の各組成物を製造する
のに適し、これらは「シラン重縮合」、すなわちシロキ
サン基(Si−O−Si)を生成させるシラン基(Si
−OR)の縮合により架橋することができる。この目的
で使用する場合、これら化合物は適する酸性もしくは塩
基性触媒との混合物として使用することができる。その
例はたとえばパラトルエンスルホン酸のような酸類;た
とえばジラウリン酸ジブチル錫のような金属塩類;たと
えばトリエチルアミンもしくはトリエチレンジアミンの
ような第三アミン類;並びにこれら触媒の混合物を包含
する。たとえば式IVにより示されるような低分子量の
塩基性アミノアルキルトリアルコキシシランも本発明に
よる化合物の硬化を促進する。
【0024】
【実施例】以下、限定はしないが実施例により本発明を
さらに説明し、ここで部数および%は全て特記しない限
り重量による。
【0025】ポリイソシアネート1 1,6−ヘキサメチレンジイソシアネートから作成され
ると共に21.6%のイソシアネート含有量と<0.2
%のモノマージイソシアネートの含有量と20℃にて3
000mPa.sの粘度とを有するイソシアヌレート基
含有ポリイソシアネート(デスモジュールN 300と
してバイエル・コーポレーションから入手しうる)。ポリイソシアネート2 70重量部のウレトジオン基含有ポリイソシアネート
(すなわち二量化1,6−ヘキサメチレンジイソシアネ
ート)と30重量部のN,N′,N″−トリス−(6−
イソシアナトヘキシル)−イソシアヌレートとを少量の
両生成物の高級同族体と一緒に含有すると共に23℃に
て150mPa.sの平均粘度と22.5%の平均NC
O含有量とを有する混合物(デスモジュールN 340
0としてバイエル・コーポレーションから入手しう
る)。
【0026】ポリイソシアネート3 ジフェニルメタンジイソシアネート異性体およびその高
級同族体の混合物を含有すると共に約31%のNCO含
有量と23℃にて約40mPa.sの粘度とを有するア
ニリン/ホルムアルデヒド縮合生成物(モンジュールM
RS−4としてバイエル・コーポレーションから入手し
うる)。ポリイソシアネート4 87.5部(1当量)の2,4−および2,6−トルイ
レンジイソシアネート(80:20の異性体比)の混合
物を22.5部の1,4−ブタンジオール(0.5当
量)と丸底フラスコ内で合した。この反応混合物を60
℃まで加熱し、この温度にNCO%が19.1に達する
まで保った。
【0027】ポリイソシアネート5 87.5部(1当量)の2,4−および2,6−トルイ
レンジイソシアネート(80:20の異性体比)の混合
物を33.5部の1,4−ブタンジオール(0.5当
量)と丸底フラスコ内で合した。この反応混合物を60
℃まで加熱し、この温度にNCO%が17.4に達する
まで保った。ポリイソシアネート6 トルエンジイソシアネートとトリメチロールプロパンと
に基づくと共に13.0%イソシアネート含有量と<
0.5%のモノマージイソシアネートの含有量と20℃
にて約1000mPa.sの粘度とを有し、さらに酢酸
エチルにおける75%溶液として提供されるウレタン基
含有ポリイソシアネート(デスモジュールCB−75と
してバイエル・コーポレーションから入手しうる)。
【0028】N−(3−トリエトキシシリルプロピル)
アスパラギン酸ジエチルエステルの作成 8.27当量の3−アミノプロピルトリアルコキシシラ
ンを、撹拌機と熱電気対と窒素入口と凝縮器を備えた添
加漏斗とが装着された5Lフラスコに添加した。8.2
7当量のマレイン酸ジエチルを2時間かけて滴下した。
反応器の温度を添加に際し25℃に維持した。反応器を
25℃にさらに5時間にわたり維持し、この時点で生成
物をガラス容器中へ注ぎ入れて窒素シール下で封止し
た。1週間の後に不飽和数は0.6となり、反応が〜9
9%完結したことを示した。 次の化合物が作成された: 25℃における粘度 N−(3−トリメトキシシリルプロピル) アスパラギン酸ジエチルエステル 11mPa.s N−(3−トリエトキシシリルプロピル) アスパラギン酸ジブチルエステル 11mPa.s N−(3−トリメトキシシリルプロピル) アスパラギン酸ジブチルエステル 18mPa.s
【0029】アルコキシシラン樹脂1 トリス−〔3−(トリメトキシシリル)プロピル〕−イ
ソシアヌレート(シルケストY−11597、ウィトコ
・コーポレーションから入手しうる)。
【0030】実施例1 669.0部(1.7当量)のN−(3−(トリメトキ
シシリル)プロピル〕−アスパラギン酸ジエチルエステ
ルと331部(1.7当量)のポリイソシアネート1と
を、撹拌機と窒素入口と熱電対と凝縮器とが装着されせ
た5Lの3つ首丸底フラスコに添加した。尿素を生成す
る反応は発熱を伴って、反応混合物の温度を80℃まで
上昇させた。反応を80℃に14時間保ち、この時点で
IRスペクトルは尿素における残留イソシアネートを示
さなかった。生成物を冷却し、生成物の粘度は25℃に
て>300,000であると測定された。GC、IR、
NMRおよびGPCによる分析は次の構造に一致した:
【0031】
【化4】
【0032】生成物を酢酸n−ブチルおよびキシレンと
別々に混合して90%、80%および70%の固形物含
有量を有する溶液を生成させた。これら溶液の粘度を第
1表に示す。
【0033】
【表1】第1表 固形物含有量 溶剤 25℃における粘度 (%) (mPa.s) 100 − >300,000 90 酢酸n−ブチル 11,470 80 酢酸n−ブチル 2123 70 酢酸n−ブチル 492 90 キシレン 13,760 80 キシレン 1311 70 キシレン 234
【0034】生成物はトルエンおよびテトラヒドロフラ
ンにも可溶性であった。
【0035】実施例2〜18 実施例1を反復したが、ただしポリイソシアネートの代
わりに当量のポリイソシアネート2〜7を用いると共
に、1,6−ヘキサメチレンジイソシアネート(HD
I)、イソホロンジイソシアネート(IPDI)および
ビス−(4−イソシアナトシクロヘキシル)−メタン
(HMDI)を用いた。実施例11においては追加10
0gのプロピレングリコールメチルエーテルアセテート
を添加して反応混合物の粘度を低下させた。得られた生
成物は全て液体であり、一層重要なことにトルエン、キ
シレン、酢酸ブチルおよびテトラヒドロフランに対し可
溶性であった。比較例において前記実施例の全てを反復
したが、ただしポリイソシアネートのそれぞれをこのシ
ランのアスパルテートの代わりに3−アミノプロピルト
リアルコキシシランと直接反応させた。各比較例(比較
例4を除く)において、得られた尿素生成物は固化して
溶剤と生成物との連行混合物を形成した。比較例4から
の生成物は極めて高粘度の油状物であった。本発明によ
る実施例とは異なり、比較例の生成物(比較例4の生成
物を含む)はトルエン、キシレン、酢酸ブチルもしくは
テトラヒドロフランに対し可溶性でなかった。シラン官
能性尿素は溶解しえなかったので、これらはコーチング
を作成するのに使用しえなかった。結果を第2表に示
す。
【0036】
【表2】
【0037】実施例19〜22 ポリイソシアネート1およびHDIをそれぞれN−(3
−トリエトキシシリルプロピル)アスパラギン酸ジブチ
ルエステルおよびN−(3−トリメトキシシリルプロピ
ル)アスパラギン酸ジブチルエステルと実施例1の手順
にしたがい反応させた。得られた生成物は全て液体であ
ってトルエン、キシレン、酢酸ブチルおよびテトラヒド
ロフランに対し可溶性であった。結果を第3表に示す。
【0038】
【表3】
【0039】例23:比較 1部のジラウリン酸ジブチル錫を100部(70%固形
分)のアルコキシシラン樹脂1(トルエンにおける70
%固形分にて溶解)に添加することにより被覆組成物を
作成した。これら組成物を5ミルの湿潤フィルム厚さ
(3.5ミルの乾燥フィルム厚さ)にて鋼板に施した。
亀裂表面を有して硬化したフィルムは極めて脆く、支持
体に対する接着性を持たなかった。
【0040】実施例24〜25:実施例1の尿素基含有
化合物からのコーチングの作成 実施例1で作成した尿素基含有化合物からコーチングを
作成した。これら化合物の他に、被覆組成物は第3表に
示した各成分をも含有した。均展剤はByk358、す
なわちBykヘミー社から入手しうるシリコーン系添加
剤とし、触媒はジラウリン酸ジブチル錫とした。得られ
たコーチングの性質を第4表に示す。
【0041】
【表4】
【0042】
【表5】
【0043】この例は、本発明による尿素基とアルコキ
シシラン基とを含有する化合物がそれ自身ではフィルム
を形成しえない他のシラン含有化合物を柔軟にさせる能
力を示す〔比較例23参照〕。MEK二重摩擦は、布を
メチルエチルケトンで濡らすと共に各パネルを100回
まで摩擦して測定した。二重摩擦は被覆パネルに対する
1回の往復摩擦で構成する。100未満の数値は、コー
チングが破壊するまでの二重摩擦の回数を示す。振り子
硬度はASTM D−4366−87にしたがって測定
した(ケーニッヒ振り子硬度) 化学スポット耐性は、1滴の特定液体を被覆パネル上に
載置すると共に、これを4オンスのガラスジャーで覆っ
て測定した。急速に蒸発するような溶剤については、綿
ボールを被覆パネル液の上に載置して飽和状態に保っ
た。適する時間間隔の後、被覆パネルを洗浄し、液体の
作用を決定すべく評価し、次の分類の1つを割り当て
た: ne 作用なし s フィルムは軟化したが、1時間後に回収 ds 溶解 st 汚れ bl ブリスター
【0044】以上、本発明を例示の目的で詳細に説明し
たが、この詳細は単に例示の目的に過ぎず、本発明の思
想および範囲を逸脱することなく種々の改変をなしうる
ことが当業者には了解されよう。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 エドワード・ピー.・スクイラー アメリカ合衆国ペンシルヴアニア州15205 ピツツバーグ、クリストフアー・サーク ル 100 (72)発明者 フイリツプ・イー.・イエスケ ドイツ連邦共和国デイー51061 ケルン、 ヴオルフスカウル 7 (72)発明者 スタンレイ・エフ.・シラノヴイツチ アメリカ合衆国ペンシルヴアニア州15126 イムペリアル、ワルデン・ウエイ 104

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 式 【化1】 〔式中、Xは100℃未満にてイソシアネート基に対し
    不活性である同一もしくは異なる有機基を示し、ただし
    これら基の少なくとも1個はアルコキシ基であり、Zは
    COOR1 もしくは芳香族環を示し、Rは有機モノマー
    ポリイソシアネートもしくはポリイソシアネートアダク
    トからイソシアネート基を除去して得られる残基を示
    し、R1 およびR2 は同一もしくは異なるものであって
    100℃もしくはそれ以下の温度にてイソシアネート基
    に対し不活性である有機基を示し、R3 およびR4 は同
    一もしくは異なるものであって水素または100℃もし
    くはそれ以下の温度にてイソシアネート基に対し不活性
    である有機基を示し、nは1〜8の整数である〕に対応
    するアルコキシシラン基と尿素基とを有する化合物。
  2. 【請求項2】 Xが1〜4個の炭素原子を有する同一も
    しくは異なるアルキルもしくはアルコキシ基を示し、Z
    がCOOR1 を示し、R1 が1〜9個の炭素原子を有す
    るアルキル基あり、R3 およびR4 が水素を示し、nが
    2〜4の整数である請求項1に記載の化合物。
  3. 【請求項3】 Xが1〜4個の炭素原子を有する同一も
    しくは異なるアルコキシ基を示し、ZがCOOR1 を示
    し、R1 がメチル、エチルもしくはブチルであり、R3
    およびR4 が水素を示し、nが3である請求項1に記載
    の化合物。
  4. 【請求項4】 Rが有機モノマーポリイソシアネートか
    らイソシアネート基を除去して得られる残基を示す請求
    項1に記載の化合物。
  5. 【請求項5】 Rが有機モノマーポリイソシアネートか
    らイソシアネート基を除去して得られる残基を示す請求
    項2に記載の化合物。
  6. 【請求項6】 Rが有機モノマーポリイソシアネートか
    らイソシアネート基を除去して得られる残基を示す請求
    項3に記載の化合物。
  7. 【請求項7】 Rがポリイソシアネートアダクトからイ
    ソシアネート基を除去して得られる残基を示す請求項1
    に記載の化合物。
  8. 【請求項8】 Rがポリイソシアネートアダクトからイ
    ソシアネート基を除去して得られる残基を示す請求項2
    に記載の化合物。
  9. 【請求項9】 Rがポリイソシアネートアダクトからイ
    ソシアネート基を除去して得られる残基を示す請求項3
    に記載の化合物。
  10. 【請求項10】 Rがイソシアヌレート基、ビウレット
    基、アロファネート基および/またはウレトジオン基を
    有するポリイソシアネートアダクトからイソシアネート
    基を除去して得られる残基を示す請求項1に記載の化合
    物。
  11. 【請求項11】 Rがイソシアヌレート基、ビウレット
    基、アロファネート基および/またはウレトジオン基を
    有するポリイソシアネートアダクトからイソシアネート
    基を除去して得られる残基を示す請求項2に記載の化合
    物。
  12. 【請求項12】 Rがイソシアヌレート基、ビウレット
    基、アロファネート基および/またはウレトジオン基を
    有するポリイソシアネートアダクトからイソシアネート
    基を除去して得られる残基を示す請求項3に記載の化合
    物。
  13. 【請求項13】 請求項1に記載の化合物から作成され
    るコーチング、封止剤もしくは接着剤。
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