JPH10250252A - 工業製品印刷用印刷版及びその製法 - Google Patents

工業製品印刷用印刷版及びその製法

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JPH10250252A
JPH10250252A JP5789397A JP5789397A JPH10250252A JP H10250252 A JPH10250252 A JP H10250252A JP 5789397 A JP5789397 A JP 5789397A JP 5789397 A JP5789397 A JP 5789397A JP H10250252 A JPH10250252 A JP H10250252A
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JP
Japan
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printing
plate
photosensitive resin
printing plate
meth
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JP5789397A
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English (en)
Inventor
Yoko Tomita
陽子 富田
Makoto Kitazawa
誠 北澤
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Asahi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Asahi Chemical Industry Co Ltd
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Publication date
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  • Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 工業製品、特に電子部品の印刷に最適な印刷
版を提供し、さらに印刷時の帯電による塵埃の付着や、
静電破壊などの問題がなく、精細な文字を鮮明に印刷す
る方法を提供する。 【解決手段】 20℃の温度において測定した10%イ
ソプロピルアルコール水溶液に対する膨潤率が15%以
下であり、かつ、ショアーA硬度が30度から80度で
ある感光性樹脂凸版印刷版を作成し、その感光性樹脂凸
版印刷版を用いて印刷時における印刷版の表面固有抵抗
値を1012Ω以下にして工業製品への印刷を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は工業製品主に電子部
品において、文字や記号などの情報を印刷する際に使用
される凸版印刷版およびその製造方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、工業製品へ文字や記号などの情報
を印刷する場合、被印刷物が金属やプラスチックである
ことが多いこと、また電子部品のように被印刷物の形状
が複雑であることから、通常、耐溶剤インク性に優れた
ゴム製の凸版印刷版が使用されている。
【0003】このような耐溶剤インク性に優れたゴム製
の凸版印刷版は、例えば、熱硬化性樹脂等で作成した母
型に、粉末状あるいはシート状の黒ゴムを流し込み、加
熱プレスして黒ゴム製の凸版印刷版を作成する、いわゆ
る、型取り法によって得ることができる。近年、工業製
品、特に電子部品用途において部品のダウンサイジング
化が進み、より小サイズの電子部品により精細な文字や
記号を鮮明に印刷することが求められるようになった。
【0004】このため、前記のような樹脂母型からの型
取り法で作成したゴム製の凸版印刷版では、精細な文字
や記号を印刷する事ができないので、樹脂等の母型に替
えて、金属板に機械彫刻した母型を使用して印刷版を得
ているのが現状である。しかし、金属板からの型取りで
は、工数がよけいにかかるため短納期に対応しがたいこ
とと、型取り法であるが故に母型からの型再現性が不十
分であるため品質が安定しないという問題を抱えてい
た。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明者は工業製品、
特に電子部品へ文字や記号などの情報を印刷するための
印刷版で、インキや版洗浄剤に耐えうる耐溶剤性を有
し、細かい文字や記号を鮮明に印刷すことが可能であ
り、印刷時の帯電により塵埃が付着したり、半導体部品
の静電破壊などの問題が無く、且つ短納期を満足する印
刷版及びそれを用いた印刷方法を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、工業製
品、特に電子部品へ文字や記号などの情報を印刷するた
めの印刷版を開発するために鋭意研究を重ねた結果、耐
溶剤性、硬度が特定の範囲にある感光性樹脂印刷版がこ
の用途に最適であり、また、印刷時の表面固有抵抗値を
特定の範囲にする印刷方法をとることが、その目的に適
合しうることを見出し、この知見に基づいて本発明を完
成させるに至った。
【0007】すなわち、本発明の第一は、20℃の温度
において測定した10%イソプロピルアルコール水溶液
に対する膨潤率が15%以下であり、かつ、ショアーA
硬度が30度から80度である工業製品印刷用感光性樹
脂凸版印刷版である。また、本発明の第二は上記の感光
性樹脂凸版印刷版を用い、印刷時における印刷版の表面
固有抵抗値を1012Ω以下にして印刷を行うことを特徴
とする工業製品への印刷方法である。
【0008】また、本発明の印刷方法は、特に電子部品
印刷に適している。本発明に用いられる感光性樹脂印刷
版は、20℃の温度において10%イソプロピルアルコ
ール水溶液に24時間浸漬した時の版の膨潤率が15%
以下であることが必須である。この膨潤率が15%を超
えると、多量に連続印刷した時や版洗浄において版の膨
潤が起こり、版の太りや、僅かな印圧でもレリーフが変
形を起こして印刷物の文字などがいわゆる瞑れを生じ、
判読しにくい状態になる。特に精細な文字が多い図柄で
は膨潤率が低いことが望ましく、版の膨潤率は好ましく
は10%以下、更に好ましくは5%以下である。
【0009】さらに、本発明に用いられる感光性樹脂印
刷版では、20℃の温度において測定したショアーA硬
度が30度〜80度の範囲にあることが必須である。こ
のショアーA硬度が30度未満では、僅かな印圧でもレ
リーフが変形を起こし、印刷物の画線が太り、細かい文
字、記号を印刷した場合、文字が瞑れを起こす問題があ
る。ショアーA硬度が80度以上であると、インキのの
りが悪く、電子部品上へのインキ濃度が薄く文字が判読
しにくくなる。本発明に用いられる感光性樹脂印刷版の
好ましいショアーA硬度は40度〜65度の範囲であ
り、更に好ましくは45度〜65度である。
【0010】また、印刷時における本発明感光性樹脂印
刷版の表面固有抵抗値は1012Ω以下にすることが必要
である。印刷時における印刷版の表面固有抵抗値が10
12Ω以上であると、印刷時の帯電により塵埃が付着した
り、静電破壊により半導体部品を壊す可能性がある。印
刷時の表面固有抵抗値としては、好ましくは1010Ω以
下であり、さらに好ましくは108Ω以下である。
【0011】印刷時に帯電量を下げる手法は、特に制限
されるものではないが、例えば、印刷時にイオンブロー
処理する方法、表面固有抵抗値を下げることができる物
質を感光性樹脂組成物中に配合したり、印刷版表面に塗
布、浸漬する処理する方法などが使用できる。表面固有
抵抗値を下げることができる物質としては、例えば、金
属粉や導電性カーボンなどの導電性物質や、界面活性剤
などを挙げることができる。このような化合物を感光性
樹脂組成物中に配合する場合は、画像再現性を落とさな
い添加量範囲にする必要がある。画像再現性を維持し、
帯電量を低くするためにはイオンブロー処理を行う方法
が好ましい。
【0012】このような特性を有する本発明の印刷版を
作成するための感光性樹脂組成物の代表的なものとして
は次の(1)(2)(3)を挙げることができる。 (1)エチレン性二重結合を分子中少なくても1個以上
有するプレポリマー、エチレン性不飽和化合物、光重合
開始剤を必須成分として含む液状感光性樹脂組成物。
【0013】(2)熱可塑性エラストマー、エチレン性
不飽和化合物、光重合開始剤を必須成分として含む溶剤
現像性固体状感光性樹脂組成物。 (3)熱可塑性エラストマー、エチレン性不飽和化合
物、光重合開始剤を必須成分として含み、必要に応じて
親水性ポリマー、水分散性架橋微粒子を含む水現像性固
体状感光性樹脂組成物。
【0014】上記感光性樹脂組成物には必要に応じて、
重合禁止剤、重合遅延剤、紫外線吸収剤、光安定剤、界
面活性剤、可塑剤、滑剤、染顔料、有機・無機充填剤、
酸化防止剤、抗オゾン剤等を加えても良い。上記(1)
で用いられるエチレン性二重結合を分子中に少なくても
1個以上有するプレポリマーとしては例えば不飽和ポリ
エステル、不飽和ポリウレタン、不飽和ポリアミド、不
飽和ポリアクリレート樹脂、不飽和ポリメタクリレート
樹脂及びこれらの各種変性物等を少なくとも1種類以上
用いたものを挙げることができる。その中でも機械的物
性の観点から不飽和ポリウレタンが好ましい。
【0015】上記(1)で用いられる不飽和ポリウレタ
ンはジオールやジアミンなどの活性水素をもつ官能基を
有する化合物と、イソシアネート基を有する化合物及び
分子内に活性水素を持つ官能基とエチレン性二重結合を
同時に含有する化合物とを反応させることにより得るこ
とができる。上記ジオールとしては、例えばポリエチレ
ングリコールやポリプロピレングリコール、ポリテトラ
メチレングリコールなどのポリエーテルジオールや、こ
れらとアジピン酸、コハク酸などのジカルボン酸化合物
とから得られるポリエステルジオール、または末端水酸
基化された液状ゴムなどを挙げることができる。ジアミ
ンとしては、例えば両末端アミノ型液状ポリブタジエン
やヘキサジアミンなどを挙げることができる。
【0016】イソシアネート基を2個以上を有する化合
物としては、脂肪族、脂環族、及び芳香族ジイソシアネ
ートである。具体的には2,6−及び/又は2,4−ト
リレンジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネ
ート、トリメチルヘキサメチレンジイソシアネートなど
を挙げる事ができる。エチレン性二重結合の導入に用い
られるヒドロキシル基などの活性水素を持つ官能基とエ
チレン性二重結合を同時に含有する化合物としては、例
えばヒドロキシアルキル(メタ)アクリレート、ポリオ
キシアルキレングリコールモノ(メタ)アクリレートな
どである。ヒドロキシアルキル(メタ)アクリレートと
しては、例えば、ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレ
ート、ヒドロキシエチル(メタ)アクリレートが挙げら
れる。ポリオキシアルキレングリコールモノ(メタ)ア
クリレートとしては、例えば、ポリエチレングリコール
モノ(メタ)アクリレート(Mn=300〜1,00
0)、ポリプロピレングリコールモノ(メタ)アクリレ
ート(Mn=300〜1,000)、グリコール酸とグ
リシジル(メタ)アクリレートとの1:1付加生成物、
グリセリン酸とグリシジル(メタ)アクリレートとの
1:1付加生成物、グリセリンジ(メタ)アクリレート
などが挙げられる。
【0017】プレポリマーの数平均分子量としては1,
000〜30,000のものが通常用いられる。この数
平均分子量が1,000未満の場合には、その感光性樹
脂組成物から得られる印刷版の機械的物性が乏しくな
る。また、この数平均分子量が30,000を超える場
合には、その感光性樹脂組成物の粘度が著しく大きくな
るため、成形性、現像性などの製版作業性が低下する。
プレポリマーの数平均分子量は好ましくは5,000〜
25,000であり、機械的物性の観点から更に好まし
くは10,000〜25,000である。
【0018】インキとしてUVインキを使用する際は、
更に耐有機溶剤性が要求される。そのような強い耐有機
溶剤性を必要とする場合、このような末端水酸基化され
た液状ゴムから得られる不飽和ポリウレタンが好まし
い。末端水酸基化された液状ゴムとしてはポリブタジエ
ン、ポリイソプレンなどを挙げることができ、耐インキ
性の観点から液状ゴムは水添化されている方が好まし
い。このようなものの具体的な例としては特公昭55−
34930号公報に開示されている、末端に重合可能な
二重結合を少なくても1.2個有し、水添化1,2−ポ
リブタジエンをセグメントとして含み、数平均分子量が
1,000〜30,000である不飽和ポリウレタンを
挙げることができる。
【0019】上記(1)、(2)及び(3)で用いられ
るエチレン性不飽和化合物としては、公知のものが使用
できる。例えば2−エチルヘキシル(メタ)アクリレー
ト、ラウリル(メタ)アクリレートやステアリル(メ
タ)アクリレートなどのアルキル(メタ)アクリレー
ト、ヒドロキシエチル(メタ)アクリレートやヒドロキ
シプロピル(メタ)アクリレートなどのヒドロキシアル
キル(メタ)アクリレート、ポリエチレングリコールモ
ノ(メタ)アクリレート(Mn=300〜1,000)
やポリプロピレングリコールモノ(メタ)アクリレート
(Mn=300〜1,000)などのポリオキシアルキ
レングリコールモノ(メタ)アクリレート、カプロラク
トン(メタ)アクリレート、シクロヘキシル(メタ)ア
クリレート、ジシクロペンテニル(メタ)アクリレー
ト、イソボロニル(メタ)アクリレート、(メタ)アク
リルアミド、N−置換またはN,N’−置換(メタ)ア
クリルアミド、テトラエチレングリコールジ(メタ)ア
クリレートなどのアルキレングリコールジ(メタ)アク
リレート、ポリエチレングリコールジ(メタ)アクリレ
ート(Mn=300〜1,000)やポリプロピレング
リコールジ(メタ)アクリレート(Mn=300〜1,
000)などのポリオキシアルキレングリコールジ(メ
タ)アクリレート、トリメチロールプロパントリ(メ
タ)アクリレート、ペンタエリスリトールテトラ(メ
タ)アクリレート、N,N’−ヘキサメチレンビス(メ
タ)アクリルアミド、スチレン、ビニルトルエン、ジビ
ニルベンゼン、ジアクリルフタレート、トリアリルシア
ヌレート、フマル酸ジエチルエステル、フマル酸ジブチ
ルエステル、フマル酸ジオクチルエステル、フマル酸ジ
フェニルエステル、フマル酸ジベンジルエステル、マレ
イン酸ジブチルエステル、マレイン酸ジオクチルエステ
ル、フマル酸ビス(3−フェニルプロピル)エステル、
フマル酸ジラウリルエステル、フマル酸ジベフェニルエ
ステルなどが挙げられる。これらエチレン性不飽和化合
物は目的に応じ1種または2種以上を組み合わせて用い
られる。さらに、エチレン性不飽和結合を2個以上を有
する化合物は得られる硬化物の硬度を高めるので、所望
の硬度範囲のものが得られるように使用する必要があ
る。
【0020】上記(1)、(2)及び(3)で用いられ
る光重合開始剤としては、公知の種々のものを使用でき
る。このような光重合開始剤としては、例えば、ベンゾ
イン、ベンゾインエチルエーテル、ベンゾインイソプロ
ピルエーテル、ベンゾインイソブチルエーテル、ベンジ
ルジメチルケタノールなどのベンゾイン(ジ)アルキル
エーテル類、ベンジル、ジアセチル、ジフェニルスルフ
ィド、ジメチルアセトフェノン、2,2−ジメトキシ−
2−フェニルアセトフェノン、ベンゾフェノン、ミヒラ
ーケトン、α−メチロールベンゾイン、α−メチロール
ベンゾインメチルエーテル、α−メトキシベンゾインメ
チルエーテル、ベンゾインフェニルエーテル、α−t−
ブチルベンゾイン、2,2−ジメトキシフェニルアセト
フェノン、2,2−ジエトキシフェニルアセトフェノ
ン、ピバロイン、ベンズアンスラキノン、2−エチルア
ンスラキノン、2−クロルアンスラキノンなどを挙げる
ことができる。これら光重合開始剤は1種または2種以
上を組み合わせて用いられ、光重合開始剤量の調整によ
り所望の画像再現性のものが得られるようにする必要が
ある。
【0021】上記(2)及び(3)で用いられる熱可塑
性エラストマーとしてはスチレン系エラストマー、塩化
ビニル系エラストマー、オレフィン系エラストマー、ポ
リエステル系エラストマー、ポリアミド系エラストマ
ー、ウレタン系エラストマー、イソプレンゴム、ブタジ
エンゴム、スチレン・ブタジエンゴム、クロロプレンゴ
ム、ニトリルゴム、ブチルゴム、アクリルゴム、エピク
ロルヒドリンゴム等が使用でき、2種類以上混合して使
用することもできる。必要に応じて親水基を含有させて
もよい。
【0022】特に上記(2)の溶剤現像型感光性樹脂組
成物で使用される熱可塑性エラストマーとしては、未加
硫の状態でもゴム弾性を有し、コールドフローを起こさ
ないという観点から、ポリスチレン、ポリ(α−メチル
スチレン)のような25℃以上のガラス転移温度をもつ
熱可塑性エラストマー状重合体ブロック(Mn=2,0
00〜100,000)とポリブタジエン、ポリイソプ
レンのような10℃以下のガラス転移温度をもつエラス
トマー状ブロック(Mn=25,000〜1,000,
000)からなる、熱可塑性エラストマー状ブロック共
重合体が好ましい。更に好ましくはスチレン・ブタジエ
ン系ブロック共重合体及びスチレン・イソプレン系ブロ
ック共重合体である。
【0023】上記(3)で用いられる親水性ポリマー、
水分散性架橋微粒子などは特に限定されるものでなく、
水現像性を向上させることができる親水基を含有した重
合体でであればよい。このような親水基としてはヒドロ
キシル基、カルボキシル基、アミノ基、スルホキシル
基、オキシエチレン基、リン酸エステル基等が挙げら
れ、また、重合体としてはポリアミド、ポリウレタン、
ポリエステル、ポリエーテル、ポリエン化合物等が使用
される。
【0024】以上述べた本発明の感光性樹脂印刷版は通
常用いられている方法に従って作成・製版することがで
きる。 (1)液状感光性樹脂を用いた凸版印刷用の刷版の成型
・露光は、ガラス板の上にネガフィルムを置きその上を
薄い保護フィルムでカバーし、その上に液状感光性樹脂
組成物を一定の厚みになるようにスキージしながら支持
体となるベースフィルムを貼り合わせ、そして該液状感
光性樹脂層の厚みが予め設定された一定値となるようベ
ースフィルムの上にガラス板を当てる。次いで、上部活
性光線源により短時間の露光を行い、版の支持体全面に
均一な薄い樹脂層すなわちバック析出層を形成するバッ
ク露光を行い、次いで下部活性光線源により画像形成露
光を行いレリーフを形成する。
【0025】固体状感光性樹脂組成物は、感光性樹脂層
を一定厚みに成型し、保護フィルム層、保護膜層、感光
性樹脂層、ベースフィルム(支持体)層からなる複合構
成体であるため、その露光工程は、ガラス板上に固体状
感光性樹脂組成物の支持体側が接するように配置し、下
部活性光線源によりバック析出層を形成するバック露光
工程、保護フィルムを剥離して露出した保護膜上にネガ
フィルムを密着させ、上部活性光線源によりネガフィル
ムを介して画像形成を行うレリーフ露光工程を行う。
【0026】前記製版工程において露光に用いられる活
性光線源としては、高圧水銀灯、超高圧水銀灯、紫外線
蛍光灯、カーボンアーク灯、キセノンランプなどが挙げ
られる。またレリーフ像を形成するために用いられる透
明画像担体としては銀塩像による写真製版用のネガまた
はポジフィルムが主に用いられる。 (2)次いで未硬化の樹脂の洗浄除去(現像)が行われ
る。
【0027】現像液としては液状感光性樹脂や水現像性
固体状感光性樹脂は水、アルカリ水溶液、界面活性剤水
溶液が用られるのが一般的であり、その界面活性剤ある
いは液組成については使用する樹脂の性質に合わせて最
適なものが選択される。溶剤現像性固体状感光性樹脂の
現像液としては1,1,1−トリクロルエタン系溶剤、
あるいはパークレン/ブタノール混合液などが用いられ
ている。
【0028】現像方法としては、現像液中に露光した感
光性樹脂版を浸漬する方法、現像液をスプレーノズルか
ら露光した感光性樹脂版面上に吹き付け未硬化樹脂を溶
解除去する方法、あるいは浸漬・スプレーにより膨潤し
た未硬化樹脂をブラシで掻き取る方法などが挙げられ
る。 (3)次いで行われる後露光は液状感光性樹脂の場合、
機械的強度の促進、表面粘着性除去を目的とし、レリー
フ露光に用いる300nm以上の波長領域に分布を有す
る活性光源(例えば高圧水銀灯、超高圧水銀灯、紫外線
蛍光灯、カーボンアーク灯、キセノンランプ等)と20
0〜300nmの波長領域に分布を有する活性光源(例
えば低圧水銀灯、殺菌灯、重水素ランプ等)を併用して
用いられている場合が多い。雰囲気としては空気中の酸
素による重合反応阻害を防止するため水中露光方式で行
っても良いし、また空気中で露光しても良いが、より効
果的な後露光方法として水中後露光方式を用いることが
一般的である。
【0029】固体状感光性樹脂の後露光においては、表
面粘着性の除去を目的に200〜300nmの波長領域
に分布を有する活性光線の照射を空中後露光方式で行う
のが一般的である。(その後行われる乾燥は、現像や水
中後露光などで感光性樹脂版表面に付着した液を除去す
るために行うものであり、専用の収納式熱風乾燥機が用
いられるのが一般的である。
【0030】以上の工程は一般的に行われている方法の
1例を説明したものである。工業製品用途の印刷版とし
ては5mm角の文字画像再現が可能であることが要求さ
れ、3mm角の文字画像再現が可能であると好ましいと
されている。さらに、電子部品上へのロット番号を印刷
するためには1mm角の文字画像が再現できることが更
に好ましい。
【0031】このような微細な文字を印刷可能な印刷版
は、上述の通り、硬度、耐インキ性を特定範囲にするこ
とにより達成されるが、印刷版の製造方法も重要であ
る。製版条件としては、レリーフ深度が深いと形成性と
細字の埋まりにおいてバランスが取れ難く、また印刷時
に画像が歪む事がある。また、レリーフ深度が浅いと印
刷時、埋まりにより画像が鮮明に得られない場合があ
る。微細な文字を印刷再現するためにはレリーフ深度は
0.3mm〜1.5mmである事が好ましく、更に好ま
しくは0.3mm〜1.0mmである。
【0032】また、微細な文字を埋まりなどの問題なく
再現するためには、適性露光条件の±50%の露光量範
囲内で露光する必要があり、好ましくは適性露光条件の
±30%の露光量範囲内で露光するのがよい。また、型
取りを用いた印刷版では微細な文字の型取りは難しく、
型再現性が不十分で品質が安定しないなどの問題がある
ため、ダイレクト製版である必要がある。
【0033】また、短納期に対応するためにはダイレク
ト製版が有利であり、またダイレクトの中でも製版所用
時間が短い液状感光性樹脂樹脂組成物を使用する事が有
利である。環境面においても、ダイレクト製版は、樹脂
母型や金属母型などの廃棄物を削減できるので好まし
く、また水現像固体版や液状感光性樹脂組成物では現像
が水系でできるので更に好ましい。
【0034】得られた組成物の印刷版としての評価は次
のように行った。耐溶剤性、硬度、表面固有抵抗につい
ては温度20℃、相対湿度50%雰囲気下にて行った。 耐溶剤性:前記製版工程を経て得られる厚さ1mmの感
光性樹脂層をもつBF付き印刷版を1cm×5cmのサ
ンプル片に切り取り、イソプロピルアルコール(IP
A)10%水溶液に24時間浸漬させた。浸漬前と浸漬
後のそれぞれのサンプル片の重量を測定し、重量変化率
(膨潤率)を求めた。重量変化率が15%を超えると、
印刷において文字の太りが発生し、印刷品質において問
題になる。
【0035】硬度:BF無しの厚さ1mmの感光性樹脂
層をもつ印刷版を作成し、5cm四方のサンプル片に切
り取り6枚重ねにする。ショアAデューロメータ硬さ試
験機(西独ツビック社製)にて測定する。測定条件とし
ては8kg加重で行い、15秒後の測定値を読みとる。
細字を鮮明に印刷するためにはショアーA硬度が30〜
80度の範囲にある必要がある。
【0036】表面固有抵抗:BF無しの厚さ1mmの感
光性樹脂層をもつ印刷版を作成し、5cm四方のサンプ
ル片に切り取る。SM−10E型 極超絶縁計(東亜合
波工業(株)製)を使用し、電圧1000VDCにおい
て1分値の測定する。印刷時の帯電による塵埃の付着や
電子部品の印刷の場合、静電破壊を防止するためには表
面固有抵抗は1012Ω以下である必要がある。
【0037】
【発明の実施の形態】次に実施例により本発明の具体的
例を説明する。
【0038】
【実施例1】1分子当たり平均2.0個の水酸基を有す
る末端水酸基型の水添化ポリブタジエン(数平均分子量
Mn=2,200、水添化率 90モル%)1モルにト
リレンジイソシアネート(2,4−体/2、6ー体=8
0/20)1.33モルを40℃で30分攪拌混合し、
次いで80℃で5時間反応させた後、2ーヒドロキシプ
ロピルメタクリレート0.84モル、ハイドロキノン1
00ppm、ジブチルスズジラウレート200ppmの
混合液を加え、80℃で反応させ、赤外吸収スペクトル
のチャートにおいてNCO基特性吸収が消失したところ
で反応を止め、プレポリマーaを得た。
【0039】このプレポリマーa100重量部に対して
ラウリルメタクリレート16.7重量部、ポリプロピレ
ングリコールジメタクリレート(Mn=660)4.2
重量部、ブタンジオールジメタクリレート4.2重量
部、2,6−ジ−t−ブチル−p−クレゾール0.01
重量部、ベンゾインイソブチルエーテル2重量部を加え
て混合溶解させ感光性樹脂組成物Aを得た。
【0040】調合された液状感光性樹脂組成物を用い
て、旭化成工業(株)製APR製版装置を使用し、全厚
1mm、バック析出厚み約0.5mmである印刷版を作
成した。露光については装置としてAF210E(旭化
成工業(株)製)、支持体としてAPRベースフィルム
BF123(旭化成工業(株)製)、カバーフィルムと
してはCF42(旭化成工業(株)製)を使用した。現
像については装置としてALF200W(旭化成工業
(株)製)、水系現像液としてW−6(旭化成工業
(株)製)を4重量%使用し、約40℃で20分間洗浄
した。後露光については装置としてALF200UP
(旭化成工業(株)製)を使用し、10分間水中CL/
GL後露光した。乾燥については装置としてAL100
P(旭化成工業(株)製)を使用し、60℃で10分間
乾燥した。
【0041】得られた版の20℃における10%イソプ
ロピルアルコール水溶液に対する膨潤率は1%以下であ
り、ショアーA硬度は50度であった。また、送風型除
電装置によるイオンブロー処理を行った結果、印刷版の
表面固有抵抗値は108Ωであった。更にこの版を用い
て印刷品質を調べるため、以下に示される条件下で実機
による印刷テストを行った。
【0042】 印刷機:連続捺印機(佐野製作所製) インキ:マーケム製 UV CURE INK 黒 9
060 被印刷物:PET FILM 10,000回の印刷においても印刷物は良好なインキ
着肉性を示し、1mm角の文字も印刷物の文字瞑れ、文
字太りなども無く鮮明に印刷が可能であった。
【0043】
【実施例2】実施例1で得られた感光性樹脂組成物Aに
帯電防止剤であるカチオン系界面活性剤(商品名アンス
テックスC−200:東邦化学工業(株)社製)を5.
0%添加し、感光性樹脂組成物Bを得、実施例1と同様
にして印刷版を得た。得られた版の20℃における10
%イソプロピルアルコール水溶液に対する膨潤率は1%
であり、ショアーA硬度は50度、印刷版の表面固有抵
抗値は1011Ωであった。
【0044】この版を用いて実施例1と同様に印刷テス
トを行ったところ、10,000回の印刷においても良
好なインキ着肉性を示し、1mm角の文字も印刷物の文
字瞑れ、文字太りなども無く鮮明に印刷が可能であっ
た。
【0045】
【実施例3】実施例1で得られた液状感光性樹脂組成物
Aに銅粉1.0%を添加し、液状感光性樹脂組成物Cを
得、実施例1と同様にして印刷版を得た。得られた版の
20℃における10%イソプロピルアルコール水溶液に
対する膨潤率は1%以下であり、ショアーA硬度は50
度、印刷版の表面固有抵抗値が1011Ωであった。2m
m角の文字まで印刷再現が可能であった。
【0046】この版を用いて実施例1と同様に印刷テス
トを行ったところ、10,000回の印刷においても良
好なインキ着肉性を示し、2mm角の文字も印刷物の文
字瞑れ、文字太りなども無く鮮明に印刷が可能であっ
た。
【0047】
【実施例4】ポリプロピレングリコールジオール(Mn
=2000)1モル、ポリテトラメチレングリコール
(Mn=2000)1モルにトリレンジイソシアネート
2.4モル、ジブチルスズジラウレート20ppmを加
えて80℃で2時間反応させて、両末端にイソシアネー
ト基を有するウレタンポリマーを得た。次いでこれに、
ポリプロピレングリコールモノメタクリレート(Mn=
380)2モルを加えて、IRスペクトルにおけるイソ
シアネート基の特性吸収がほとんど認められなくなるま
で反応を続け、不飽和ポリウレタンプレポリマーを得
た。
【0048】このプレポリマー100重量部に対してラ
ウリルメタクリレート26重量部、テトラエチレングリ
コールモノメチルエーテルモノメタクリレート17重量
部、テトラエチレングリコールジメタクリレート2.1
重量部、トリメチロールプロパントリメタクリレート
1.5重量部、2,2−ジメトキシ−2−フェニルアセ
トフェノン1.0重量部、2,6−ジ−t−ブチル−p
−クレゾール0.7重量部を加えて混合溶解させ感光性
樹脂組成物Dを得た。
【0049】この感光性樹脂組成物Dを用いて実施例1
の水系現像液をW−8(旭化成工業(株)製)2%に変
更する以外は同様にして印刷版を得た。得られた版の1
0%イソプロピルアルコール水溶液に対する膨潤率は1
3%であり、ショアーA硬度は49度であった。また送
風型除電装置によるイオンブロー処理を行った結果、印
刷版の表面固有抵抗値は108Ωであった。
【0050】この版を用いて実施例1と同様に印刷テス
トを行ったところ、5,000回の印刷においても良好
なインキ着肉性を示し、1mm角の文字も印刷物の文字
瞑れ、文字太りなども無く鮮明に印刷が可能であった。
【0051】
【比較例1】実施例1で用いた感光性樹脂組成物Aを使
用し、実施例1と同様な方法により印刷版を得た。得ら
れた印刷版をイオンブロー処理しないと、印刷版の表面
固有抵抗値は10 16Ωであった。
【0052】
【比較例2】熱硬化性樹脂で作成した母型に、シート状
の黒ゴムを流し込み、加熱プレスして黒ゴム製の凸版印
刷版を作成した。実施例1〜4までの感光性樹脂印刷版
では、印刷版を得るために必要な工数が1であったのに
対し、樹脂母型からの型取り手法では3工数を必要とし
た。
【0053】また樹脂母型からのプレスにおいて、3m
m角文字も文字瞑れが生じた。
【0054】
【比較例3】金属板に機械彫刻した母型に、シート状の
黒ゴムを流し込み、加熱プレスして黒ゴム製の凸版印刷
版を作成した。この印刷版を得るための必要な工数は5
工数であり、感光性樹脂印刷版を得るのに比べて5倍の
時間を要した。
【0055】また金属母型からのプレスによる型再現に
おいてプレス歩留まりが、1mm角文字で70%であ
り、3mm角文字で80%であった。
【0056】
【表1】
【0057】
【発明の効果】本発明の印刷版は、工業製品、特に電子
部品上への印刷において使用されるインクに対して耐性
があり、また、本発明の印刷方法によれば、製版工程に
おいて帯電による塵埃の付着や静電障害もなく連続して
印刷することが可能であり、工業製品、特に電子部品へ
の印刷に最適である。
【0058】また、従来使用されていた母型からの型取
り方式で作成した黒ゴムでは画像再現性に限界があり精
細な文字を鮮明に印刷することが難しかったり、型再現
性において品質が安定しないなどの問題があったが、本
発明の感光性樹脂を用いた直接製版では非常に小さい文
字まで安定的に再現が可能である。また感光性樹脂版を
用いるので版が短納期で得られ、コスト低減、内製化可
能、廃棄物削減などのメリットがある。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 20℃の温度において測定した10%イ
    ソプロピルアルコール水溶液に対する膨潤率が15%以
    下であり、かつ、ショアーA硬度が30度から80度で
    ある工業製品印刷用感光性樹脂凸版印刷版。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の感光性樹脂凸版印刷版を
    用い、印刷時における印刷版の表面固有抵抗値を1012
    Ω以下にして印刷を行うことを特徴とする工業製品への
    印刷方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999051174A1 (en) 1998-04-03 1999-10-14 Kao Corporation Steam-generating pad
JP2007112128A (ja) * 2005-09-22 2007-05-10 Toppan Printing Co Ltd 凸版印刷用凸版及び印刷物
US20180136580A1 (en) * 2016-11-11 2018-05-17 Sumitomo Rubber Industries, Ltd. Semiconductive roller

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