JPH1025017A - ラセン軸 - Google Patents

ラセン軸

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JPH1025017A
JPH1025017A JP21400796A JP21400796A JPH1025017A JP H1025017 A JPH1025017 A JP H1025017A JP 21400796 A JP21400796 A JP 21400796A JP 21400796 A JP21400796 A JP 21400796A JP H1025017 A JPH1025017 A JP H1025017A
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JP
Japan
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shaft
helical
blade
steel
helical shaft
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Application number
JP21400796A
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English (en)
Inventor
Kiyoko Goto
聖子 後藤
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 従来のラセン軸を、より簡単な構成にする事
により、価格が安く、しかも搬送能力が大きいラセン軸
にする。 【構成】 平鋼(1)を捩ってラセン状にし、その両端
に、丸鋼(2)を溶接して軸(3)とし、ラセン軸を構
成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、搬送用として使用
する、ラセン軸に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のラセン軸は、図3に示すように、
軸(3a)の周りにスクリュー羽根(4)を溶接した物
である。ここで軸は、丸鋼をそのまま使った物と、図4
に示すように、丸形の鋼管(5)を使った物がある。鋼
管の場合は、軸受けとして使い難いので、鋼管に別途丸
鋼(2a)を溶接して、軸として使用している。次にス
クリュー羽根は、約1ピッチ毎の羽根を作り、これを軸
の周りに、次々に継いで溶接した物と、鋼材を連続巻き
に加工し、図5に示すような一体形としたスクリュー羽
根を、軸の周りに溶接した物とがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
従来のラセン軸を、より簡単な構成にする事により、価
格が安く、しかも搬送能力が大きいラセン軸に、変えよ
うとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで本発明は、図1、
図2に示すような、平鋼(1)を捩ってラセン状にし、
その両端に、丸鋼(2)を溶接してラセン軸を構成する
事にした。
【0005】
【作用】この本発明ラセン軸の第1の特徴は、中心に軸
がない事である。この為、羽根の直径の円面積にわたっ
て送り作用がある。これを従来のラセン軸に比べると、
従来のラセン軸は中心に軸がある為、羽根の直径の円面
積から、軸の直径の円面積を引いた、残りの面積につい
て送り作用がある事になる。従って本発明のラセン軸
は、従来のラセン軸と比較すると、軸のない分だけ送り
作用が大きいと言える。
【0007】第2の特徴は、従来のラセン軸は、羽根が
中心線の片側にしか付いていないのに対し、本発明のラ
セン軸は、中心線の両側についている事である。即ち、
従来のラセン軸は、ラセンの巻き数が1条であるのに対
し、本発明のラセン軸は2条になっている。この事によ
り、本発明のラセン軸は、従来のラセン軸より、搬送能
力が大きいと言える。
【0008】第3の特徴は、本発明のラセン軸は、平鋼
を捩って羽根を形成している為、羽根の厚みがどこも殆
ど変わらない事である。これを従来のラセン軸で、連続
巻きに加工したスクリュー羽根に比べると、スクリュー
羽根は、加工の際外側の鋼材が引伸ばされる為、羽根の
外側の板厚は、内側の板厚の半分程に薄くなっている。
羽根は外側より摩耗するので、外側が薄い事は、ラセン
軸としての耐久性が少ないと言える。従って同じ厚みの
鋼材で羽根を作った場合、本発明のラセン軸の方が、従
来のラセン軸より、耐久性が優れている。
【0009】第4の特徴は、本発明のラセン軸は、軸が
無い為その分の材料代、加工費が、従来のラセン軸に比
べると、安く出来る事である。尚、平鋼を捩ってラセン
状にする事については、専用の製造機械により、真直ぐ
で正確なピッチのねじり平鋼を作る事が出来るし、量産
にも十分対応する事が出来る。
【0010】
【実施例】図1、図2は本発明の実施例を示す。先ず平
鋼(1)の両端を挾んで捩ると、両端に平面部が残り、
中間がラセン状に捩れたねじり平鋼が出来る。次にその
両端の平面部に、丸鋼(2)を溶接して軸(3)とし、
ラセン軸を構成した。この本発明のラセン軸は、従来の
ラセン軸が、搬送用として使用されているすべての箇所
に、価格が安くて搬送力が大きなラセン軸として、適用
する事が出来る。
【0011】
【発明の効果】このように本発明のラセン軸は、平鋼を
捩ってその両端に軸を付けるという簡単な構成にする事
により、従来のラセン軸より価格が安く出来、しかも搬
送能力を大きくする事が出来た。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のラセン軸の側面図。
【図2】本発明のラセン軸の平面図。
【図3】従来のラセン軸の側面図。
【図4】従来の他のラセン軸の側面図。
【図5】一体形としたスクリュー羽根の側面図。
【符号の説明】
1…平鋼 2,2a…丸鋼 3,3a
…軸 4…スクリュー羽根 5…鋼管

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平鋼(1)を捩ってラセン状にし、その
    両端に、丸鋼(2)等により軸(3)を設けた事を特徴
    とするラセン軸。
JP21400796A 1996-07-09 1996-07-09 ラセン軸 Pending JPH1025017A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002098129A (ja) * 2000-09-22 2002-04-05 Muramoto Kosakusho:Kk 螺旋捻じり軸体とその製造方法
JP2015093776A (ja) * 2013-11-14 2015-05-18 廣翔科技開發有限公司 内螺旋ユニット

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