JP2010269429A - ホブ - Google Patents

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JP2010269429A
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Yoshiyuki Fujishiro
由幸 藤城
Shunji Inoue
俊二 井上
Yozo Kubo
庸三 久保
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Abstract

【課題】ホブ外径が小さい場合には、強度上、ホブアーバとの間にキーを設けることが困難であった実情に鑑み、小径のホブであっても既存の歯切り盤を用いて歯切り加工が可能なホブを提供する。
【解決手段】歯切り加工を行うための複数の切刃2が外周部に立設されているホブ部3と、このホブ部の中心を貫く如く形成されたホブアーバ部4とが一体に形成されてなることを特徴とするものである。これにより、従来のようにドライブ用のキー溝を加工したり、ホブをホブアーバに固定する必要が無くなるので、ホブ外径が小さい場合でも既存の歯切り盤を用いて歯切り加工を行うことができる。
【選択図】図1

Description

この発明は、歯切り盤を用いて歯車を製造する場合などに用いられる歯切り工具であるホブに関するものである。
従来の歯切り工具であるホブに係る技術として、ホブ盤に使用されるホブアーバにおいて、アーバ材質は高速度工具鋼の熱処理材とし、アーバ軸方向の平行キー用のキー溝を円周で180°対称の位置に2箇所加工し、一方のキー溝にはドライブ平行キーを組み付け、他方のキー溝には埋め込み用平行キーを組み付けることにより、ホブアーバの撓み剛性を向上させ、ホブアーバにホブを取り付けて六角ナットを締め付けた際、ホブアーバの曲がりを極力押さえるようにしたものがある(例えば特許文献1参照)。
特開2003−181721号公報(第1頁、図1)
上記のような従来の技術においては、ホブアーバの撓み剛性が向上され、ホブアーバにホブを取り付けて六角ナットを締め付けた際、ホブアーバの曲がりが極力押さえられるという効果が得られるものの、ホブ外径がさらに小さい場合には、機械剛性上の制約によりキー溝を設けることが困難になるという問題があった。
この発明は上記のような従来技術の実情に鑑みてなされたもので、ホブ外径が小さい場合でも既存の歯切り盤を用いて歯切り加工が可能なホブを提供することを目的とするものである。
この発明に係るホブは、歯切り加工を行うための複数の切刃が外周部に立設されたホブ部と、このホブ部の中心を貫く如く形成されたホブアーバ部とが一体に形成されてなることを特徴とするものである。
この発明においては、ホブ部と、このホブ部の中心を貫く如く形成されたホブアーバ部とを一体に形成したことにより、ホブとホブアーバとの間にキーを設けたり、ホブをホブアーバに固定する必要が無くなる。このため、ホブ外径が小さい場合でも既存の歯切り盤を用いて歯切り加工を行うことができる。
この発明の実施の形態1に係るアーバ一体型のホブを概念的に示す側面図である。 図1のII−II線における矢視断面図である。 この発明の実施の形態2に係るアーバ一体型のホブを示す側面一部断面図である。
実施の形態1.
以下、この発明の実施の形態1によるアーバ一体型としたホブについて図1、図2を参照して説明する。図において、アーバ一体型のホブ1は、歯切り加工を行うための所定形状及び所定数の切刃2が外周部に所定の配列で立設されたホブ部3と、このホブ部3の中心を貫く如くホブ部3の軸方向一端部側及び他端部側に同軸に突出形成されたホブアーバ部4とが一体に形成されている。上記ホブ部3は、径サイズが通常のものより小径である他は、切刃2の構成や軸方向の寸法等は、ワークの材質、加工仕様などに応じて形成されるものであり、基本的に従来のものと同様である。
一方、ホブアーバ部4の軸方向一端部4A及び他端部4Bは、既存の歯切り盤を共用するために、従来の一般的な外径のホブをホブアーバ(図示省略)に対してスペーサ、締付け用ナット等によって装着して用いる場合と同様の寸法・形状に形成されている。なお、図1の例では、図の左側の一端部4A側にはサポート側メタル受け5が設けられ、右側の他端部4B側には、ホブ部3の最大径よりも何れも外径が大きいフランジ部と、このフランジ部に続く外周面が軸端方向に小径となるように傾斜されたテーパ状部とからなるスピンドル側メタル受け6が一体に形成され、その軸中心部に固定用のプルスタッド7を装着するためのねじ穴(図示省略)が螺設されている。上記一端部4A及び他端部4Bの形状、構成などは、用いる歯切り盤等の加工設備に対応したものであればよく、図示の例に限定されるものではない。
また、上記のようなアーバ一体型のホブ1の材料、製造方法等は特に限定されるものではなく、例えば切削加工、レーザ加工、放電加工、熱処理加工等、公知の従来技術を適宜用いて容易に得ることができる。また、切刃2は、例えばボス部分と同一材として表面に高硬度材を被着し、あるいは高硬度材からなる刃片を、例えばボス部分に螺旋状に形成された溝内に接合するなど、同じく公知の従来技術を特別な制限なく適宜用いて構成することができる。
上記のように構成された実施の形態1においては、ホブ部3とホブアーバ部4とが一体に形成されているので、キーを設けることが強度的に困難となる程度の小径のホブでも既存の歯切り盤を用いて歯車等の加工を行うことができる。また、ホブをホブアーバに取り付けるときのキーやスペーサが不要であり、取り付けの手間や時間を削減することができるので、歯切り盤による加工時間が短縮される等の効果も期待できる。
実施の形態2.
次に、この発明の実施の形態2によるアーバ一体型のホブについて図3を参照して説明する。なお、各図を通じて同一または相当部分には同一符号を付している。図において、アーバ一体型のホブ1は、ホブアーバ部4の他端部4B側に配設されたスピンドル側メタル受け6がホブアーバ部4とは別体に形成され、スピンドル側メタル受け6は、該他端部4Bに軸着されている。なお、他端部4B外周面とスピンドル側メタル受け6の内周面との係合面8は、ホブアーバ部4の軸方向に平行でも良いが、スピンドル側メタル受け6を高精度に軸着するために、外側方向に向けて径が小さくなるようにテーパ状としても良い。また、係合面8に回り止めのためのキー(図示省略)を設けるようにしても良い。その他の構成は実施の形態1と同様であるので説明を省略する。
上記のように構成された実施の形態2においては、ホブアーバ部4の他端部4Bに配設されたスピンドル側メタル受け6をホブアーバ部4と別体に形成したので、ホブアーバ部4の加工、即ちホブ1の加工が実施の形態1よりも容易となる。なお、スピンドル側メタル受け6あるいは図示省略している回り止めのためのキーなどを別に用意する必要が生じるが、それらを加味しても加工時間、加工費用を低減できるという利点がある。
1 ホブ、 2 切刃、 3 ホブ部、 4 ホブアーバ部、 4A 一端部、 4B 他端部、 5 サポート側メタル受け、 6 スピンドル側メタル受け、 7 プルスタッド、 8 係合面。

Claims (5)

  1. 歯切り加工を行うための複数の切刃が外周部に立設されたホブ部と、このホブ部の中心を貫く如く形成されたホブアーバ部とが一体に形成されてなることを特徴とするホブ。
  2. 上記ホブアーバ部の軸方向他端部に、該ホブアーバ部の軸方向中央部よりも外径が大きいスピンドル側メタル受けが形成されていることを特徴とする請求項1に記載のホブ。
  3. 上記スピンドル側メタル受けは、上記ホブアーバ部に対して着脱可能、かつ同軸に形成されていることを特徴とする請求項2に記載のホブ。
  4. 上記スピンドル側メタル受けを装着する上記ホブアーバ部の軸端部は、外周面がテーパ状に形成されていることを特徴とする請求項3に記載のホブ。
  5. 上記ホブアーバ部の軸端部と上記スピンドル側メタル受けとの嵌合部に回転止めのためのキーが装着されていることを特徴とする請求項3または請求項4に記載のホブ。
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