JPH10249754A - 手持ち式電動工作盤 - Google Patents

手持ち式電動工作盤

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Publication number
JPH10249754A
JPH10249754A JP10043414A JP4341498A JPH10249754A JP H10249754 A JPH10249754 A JP H10249754A JP 10043414 A JP10043414 A JP 10043414A JP 4341498 A JP4341498 A JP 4341498A JP H10249754 A JPH10249754 A JP H10249754A
Authority
JP
Japan
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casing
stator
hand
ribs
motor
Prior art date
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Pending
Application number
JP10043414A
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English (en)
Inventor
Gerd Berner
ベルナー ゲルト
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Robert Bosch GmbH
Original Assignee
Robert Bosch GmbH
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH10249754A publication Critical patent/JPH10249754A/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25FCOMBINATION OR MULTI-PURPOSE TOOLS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; DETAILS OR COMPONENTS OF PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS NOT PARTICULARLY RELATED TO THE OPERATIONS PERFORMED AND NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B25F5/00Details or components of portable power-driven tools not particularly related to the operations performed and not otherwise provided for
    • B25F5/02Construction of casings, bodies or handles

Abstract

(57)【要約】 【課題】 僅かな回数の計測工程と反復工程でもって射
出成形工具が機能に即した最終形状を得ると共に、ケー
シング外殻シェルの特に低廉なシリーズ生産に採用でき
るようにする。 【解決手段】 本発明は、縦方向に分割されていて2つ
のケーシング外殻シェル112,212を組合せて成る
ケーシング12を有し、該ケーシングが、ステータ11
4と特にブラシ装置295を有するロータ214とから
成る工具駆動用のモータ14を内蔵している形式の手持
ち式電動工作盤10に関し、その特徴は、ケーシング1
2内のステータ114が立体的なx軸−y軸−z軸から
成る座標系内で、夫々単独にかつ互いに無関係に夫々1
つの座標軸に特定された複数の凸設部R1〜R8;R1
1〜R14によって位置確実に配置されている点にあ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、請求項1に発明の
上位概念として特定したように、特に縦方向に分割され
ていて2つのケーシング外殻シェルを組合せて成るケー
シングを有し、該ケーシングが、ステータと特にブラシ
装置を有するロータとから成る工具駆動用のモータを内
蔵している形式の手持ち式電動工作盤に関する。
【0002】
【従来の技術】特に交流電圧で運転される手持ち式電動
工作盤では、機械ケーシングは同時に又、電動モータの
モータケーシングをそれ相応に高い精度要求をもって形
成するものでなければならない。但し電動モータが、モ
ータの個々の部品例えばロータとステータを相互に正確
かつ確実に支承して内蔵する独自のケーシング内に完全
密封状態で位置している場合だけは例外である。この場
合の難点は、密封されたモータを、同一のケーシング内
又は例えばフランジ締結された別個のケーシング内に配
置された工具への運動伝達手段、例えば歯車伝動装置と
正確に係合させるようにケーシングを構成することであ
る。
【0003】手持ち式電動工作盤ケーシングが外殻シェ
ル構造の場合、電動モータの機能のために必要とされ
る、ロータとステータとの間の位置を正確に確保し、し
かも両ケーシング外殻シェル間でステータを固定的に保
持する一方、ロータを可動に保持して、ロータ軸線を、
手持ち式電動工作盤の隣接したトランスミッション室の
伝動歯車機構に係合させ得るような位置に正確に維持す
るように構成することは困難である。更に又、電動モー
タが最適の運転状態を得ることができるようにするため
には、ロータとステータとは互いに正確に軸整合されて
いなければならない。この場合ロータは、各ケーシング
外殻シェル内の軸受座で保持された夫々2つの転がり軸
受を介して回転可能にかつ軸方向ではシフト不能に機械
ケーシング内に保持される。同様にステータは、両ケー
シング外殻シェル間で該ケーシング外殻シェルの周壁に
直接沿って特定の突起との形状嵌合によって支持され
て、正確な規定位置に確保される。
【0004】ケーシング外殻シェル用の鋳型(射出注
型)を製造する場合、規定の突起領域における注型精度
を反復再現可能に保証するためには、これまで著しく経
費がかかった。それというのは注型品(つまりプラスチ
ックケーシング)の、製造に起因した不精度と収縮は、
プロトタイプ・ケーシングにおける電機子とステータ相
互の軸整合が不正確になるほど、代替可能な経費をかけ
ても正確には予め計算することができないからである。
電機子とステータ相互の実際位置の「不精度」が計測さ
れ、それに従って鋳型の突起領域の寸法が、注型品の所
期の注型精度を得るまで何回も変化される。要するにこ
れは、複数の実験段階の反復的プロセスに他ならず、そ
の場合に必要になる反復研削回数は、ステータを3つの
座標軸方向へ何回ずらし、かつ縦軸線を中心として何回
回動させた後にケーシング内でステータが正しい位置を
占めるに至るかに関連している。この反復研削の場合、
概ねロータ位置は一定不変であるので、ロータに対する
ステータ位置「だけ」が修正されればよい。この修正目
的のために、ケーシング外殻シェル内にステータを収容
・装着するために使用される種々異なった形状に成形さ
れた凸設部もしくはリブの寸法は、ロータに対してステ
ータが正確に支承されるまで変化される。鋳型のリブ領
域だけが変更されればよいので、材料削除は場所的かつ
量的に制限されており、従ってステータが組付け状態で
ロータに対して正確に整合されることになるケーシング
外殻シェルをシリーズ毎に注型することが可能である。
これまで前記リブは、特定の座標軸方向でステータをシ
フトする場合、全部が全部ではないとしても少なくとも
複数のリブを変化することが必要になるように配置され
ている。これによって比較的高い反復研削回数が必要に
なり、かつ所要(射出)注型工具を製造するのに時間を
浪費し、かつコスト高になる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、僅か
な回数の計測工程と反復工程でもって射出成形工具が機
能に即した最終形状を得ると共に、ケーシング外殻シェ
ルの特に低廉なシリーズ生産に採用できるようにするこ
とである。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
の本発明の構成手段は、請求項1の特徴部分に記載した
ように、ケーシング内のステータが立体的なx軸−y軸
−z軸から成る座標系内で、夫々単独にかつ互いに無関
係に夫々1つの座標軸に特定された複数の凸設部によっ
て位置確実に配置されている点にある。
【0007】
【発明の効果】両方のケーシング外殻シェル内におい
て、ステータを支持するウェブの位置及び数が、ただ1
つの特定リブもしくは極く少数の特定リブだけでステー
タのシフトつまり位置修正を実現できるように選ばれて
いることに基づいて、大抵の場合ただ1つの補正段階だ
けで、計測結果に対して射出注型工具を適応させること
が可能である。このことは、3つの座標軸方向に相応し
たシフトについても、縦軸線を中心とするステータの所
望の回動についても当てはまる。
【0008】射出注型工具がそれ相応に補正された場
合、これによって生産された、夫々左手又は右手のケー
シング半部のケーシング外殻シェルは、モータがケーシ
ング内で常に理想位置を占めるような位置、形状及び数
のリブを有している。これによって手持ち式電動工作盤
におけるモータの優れた機能及び高い耐用寿命が、プラ
スチックケーシングの比較的粗い製作誤差には関わりな
く保証されている。
【0009】例えば軸線方向にシフトするために1つの
リブを変化させたために、その反作用として別の方向に
ステータが不都合にシフトしたり回動したりすることが
無いことによって、通常の場合最初の計測後にすでに各
リブにとって必要な変更を夫々検出することが可能であ
る。それに続いて第2回目の反復研削はもはや必要とし
ない。更に又、変更の大部分が単に射出注型工具材料の
過剰分を除去することによって、つまり個々のリブを拡
大することによって実現できるように、リブは成形され
ている。従って射出注型工具における材料被着の必要が
ないので、射出注型工具の補正コスト及び適合作業時間
を低く抑えることが可能である。
【0010】ケーシング外殻シェル内におけるステータ
支持用リブの配置数と配置形式とによって、再現可能な
正確なステータ位置を得るに至るまでの射出注型工具の
補正作業は著しく単純化されている。
【0011】リブもしくはウェブの機能面が個々の座標
軸方向に従って峻別されていることによって、1つのリ
ブの変化に基づいて別のリブの支持域においてステータ
位置が不都合に変動することはない。
【0012】モータの不動部分が外面に凹設部を有し、
ケーシングの内部で前記凹設部には、対応した凸設部、
特に所定のリブが配設されており、該凸設部が前記不動
部分に係合し、かつケーシング内でモータを調節して位
置決めするストッパとして役立つことに基づいて、機械
ケーシング内における前記モータ不動部分の位置は組付
け位置では形状嵌合によって確保されている。
【0013】モータが電動モータであり、該電動モータ
のステータが両対向外側面に縦方向のサイド溝を有し、
該サイド溝内には、リブとして形成された凸設部が、前
記サイド溝の各溝側面に支持されるように嵌合している
ことによって、モータに改変の手を加えることなしに、
ただケーシングの成形のみによってモータはケーシング
内で調節可能に確保されている。
【0014】ケーシングが内壁面に複数の横リブを有
し、該横リブがステータの端面に当接するために設けら
れていることによって、該ステータの位置は軸方向で特
に正確に確保されている。
【0015】ケーシング外殻シェルを製造するための射
出注型工具が、リブの負の印象を、事実上最小限の大き
さで有していることによって、ケーシング外殻シェルの
リブは、射出注型工具の材料削除によって格別簡便に拡
大することができる。
【0016】リブの若干がモータの縦方向に延び、また
リブの若干がモータに対して直角な横方向に延びるよう
に配置されていることによって、有利な支持方向が特定
されている。
【0017】モータの縦方向に延びる複数のリブが、ス
テータの縦方向のサイド溝の外部で該ステータに支持可
能であることによって、該ステータは摩擦接続によって
も位置確保されている。
【0018】モータの縦方向に延びるリブが、幾何学的
なモータ軸線に関してステータをセンタリングして保持
し、かつモータに対して直角な横方向に延びるリブが、
ステータを軸方向で調節可能に保持していることによっ
て、ケーシング内で支承されたロータに対するステータ
の理想位置が特に確保されている。
【0019】ケーシングが細長い輪郭を有し、しかも該
ケーシングの後部領域が、特に両手運転用のハンドグリ
ップとして使用されることに関連して、手持ち式電動工
作盤の操作時にはケーシングが特に強い負荷を受けるの
で、ステータ位置を格別良好に確保する必要がある。
【0020】ケーシング、特に一方のケーシング外殻シ
ェルが後部に吸出接続管片を有し、吸塵通路の中央領域
が特に扁平通路として、両方のケーシング外殻シェル内
を延びていることに関連して、両方のケーシング外殻シ
ェルは、ダストの侵入を防止するために特に正確にかつ
気密に適合させる必要があり、かつ変形不能でなければ
ならない。
【0021】両ケーシング外殻シェルがプラスチックか
ら成っていることに関連して、該ケーシング外殻シェル
は比較的大きな製作誤差を有しているので、モータ組込
み時における該製作誤差の補償は特に重要である。
【0022】
【発明の実施の形態】次に図面に基づいて本発明の実施
例を詳説する。
【0023】図1に分解図で示した手持ち式ベルト研磨
盤として構成された手持ち式電動工作盤10のケーシン
グ12は、長い方のケーシング外殻シェル112と短い
方のケーシング外殻シェル212とから構成されてお
り、しかも前記の両ケーシング外殻シェル112,21
2は、長手方向に延びる垂直な突合せ継目312に沿っ
て組合せ可能である。
【0024】ケーシング12はモータ14を内蔵し、該
モータはステータ114とロータ214とから構成され
ており、しかもステータ114とロータ214は、共通
の縦軸線512に関して整合している。
【0025】ロータ214はその前端部で転がり軸受9
5を介して、またその後端部では転がり軸受195を介
して回転可能に支承されており、しかも後部の転がり軸
受195は、両ケーシング外殻シェル112と212と
の間に位置決め可能な軸受支持ブリッジ又はブラシ装置
295内に配置されている。
【0026】短い方のケーシング外殻シェル212は、
吸塵通路101の吸出接続管片2101を有し、前記吸
塵通路101の吸込み口1101は、ケーシング外殻シ
ェル212の前部に配置されており、かつ研磨ベルト又
は駆動ローラ46からダストを搬出するために使用され
る(図4参照)。両ケーシング外殻シェル112,21
2は後部に、かつ一部は前部に複数の通気スリット10
6を有し、該通気スリットを通して冷却空気を吸込んだ
り、吹き出すことができる。
【0027】ステータ114は、相対する外周側に夫々
1つの縦溝314を有しており、長い方のケーシング外
殻シェル112内にステータ114を挿嵌した後に、前
記ケーシング外殻シェル112内に配置された半径方向
内向きに張出した複数のリブR11,R12,R13,
R14(図2参照)が前記縦溝314内に、調節可能に
かつ位置を確保できるように係合する。この係合によっ
てステータ114は、突合せ継目312の平面において
縦軸線512に関してセンタリングされた状態にある。
【0028】両ケーシング外殻シェル112,212
(図5及び図6参照)内に配置された複数の別のリブR
1,R2,R3,R4,R5,R6,R7,R8が、前
記縦溝314の外側でステータ114の両側において該
ステータに支持されて該ステータを突合せ継目312の
平面に対して垂直にセンタリングしている。
【0029】長い方のケーシング外殻シェル112内に
設けた2つの別のリブR21,R22は、図1から明確
に判るように、隣接したリブR13,R14よりも更に
半径方向内向きに張出しており、かつケーシング12内
におけるステータ114の軸方向位置を調節し、これに
よって該軸方向位置を確保する。この場合前記リブR2
1,R22は、ステータ114の端面側に該リブに対応
して設けられた溝N21,N22(図7参照)内に形状
接続式(形状による束縛)に係合する。
【0030】図2に示した長い方のケーシング外殻シェ
ル112は、y軸方向にステータ114を整合させるた
めにリブR1,R2,R3,R4を有していると共に、
ステータ114のサイド溝314内に係合するため並び
にx軸方向に該ステータを整合させるためにリブR1
1,R12,R13,R14を有している。そればかり
でなく長い方のケーシング外殻シェル112は、ステー
タ114の軸方向位置確保のために、つまりz軸方向で
該ステータを位置決めするために、半径方向内向きに更
に張出す2つのリブR21,R22を有している。なお
前記のx軸−y軸−z軸座標系は図5及び図6に基づい
て明らかである。
【0031】図3に示した、前記の長い方のケーシング
外殻シェル112に対向して位置する短い方のケーシン
グ外殻シェル212は、ステータ114をy軸方向に整
合させて支持するためのリブR5,R6,R7,R8だ
けを有し、該リブは、長い方のケーシング外殻シェル1
12のリブR1,R2,R3,R4と協働する。
【0032】図4は、突合せ継目312の平面に対して
直角に断面された手持ち式電動工作盤(本例では手持ち
式ベルト研磨盤)10の縦断面図である。当該図面から
明らかに判るように、モータ14を内蔵するケーシング
12は、中心で相接し合う2つのケーシング外殻シェル
112,212から成っている。前記モータ14は、両
ケーシング外殻シェル112,212に直接支持されて
同心的にロータ214を包囲しているステータ114か
ら成っている。前記ロータ214は手持ち式ベルト研磨
盤10の後部域内において転がり軸受195を介して支
承されており、該転がり軸受195は、両ケーシング外
殻シェル112,212間に固定的に保持される軸受支
持ブリッジ295内に同心的に位置している。ロータ2
14の前端部は、縦軸線512に共軸のモータ軸を形成
して手持ち式ベルト研磨盤10の前部域内へ突入してお
り、かつ前部の転がり軸受95内をガイドされる。ロー
タ214のモータ軸の前端部は、符号表示を省いたマイ
タ歯車を介して、工具としての研磨ベルト(図示せず)
を連行するための駆動ローラ46を連動する。なお前記
研磨ベルトは前部の変向ガイドローラ46′を介して変
向ガイドされる。
【0033】図5のケーシング横断面図及び図6のケー
シング縦断面図から判るように、巻線を省いて示したス
テータ成層板から成るステータ114はx軸−y軸−z
軸座標系において整合される。該座標系の零点は、ステ
ータ114の縦軸線に合致するz軸上でリブ対R1,R
11とR2,R12間及びR3,R13とR14,R4
間の中点に位置している。ステータ114の系統的な整
合は次のリブによって行われる。すなわち:長い方のケ
ーシング外殻シェル112に設けたリブR1〜R4及び
短い方のケーシング外殻シェル212に設けたリブR5
〜R6はステータ114を±y軸方向でのみ、要するに
左右方向でのみ整合させる。リブR11〜R14はステ
ータ114の磁極片を±x軸方向でのみ、要するに上下
方向でのみ整合させる。リブR21,R22はステータ
114を±z軸方向でのみ、要するに縦軸線方向でのみ
確定する。要するにケーシング外殻シェルの内面に対し
てリブ丈が変化した場合、或いはリブ肉厚が変化した場
合には、夫々変化したリブに対応した座標軸つまりx軸
又はy軸又はz軸に関してだけステータ114の位置変
化が惹起されるにすぎない訳であり、その場合別のいか
なる座標軸に対してもステータ位置の反作用が発生する
ことはない。
【0034】これが実際的な意味をもつのは、鋳型製作
の場合であり、並びに収縮及びその他の影響ファクタを
考慮に入れて鋳型修正によりリブを所期のように変化さ
せることによってステータ114を寸法正しく位置補正
すべく迅速な反復を行う場合である。
【0035】図7に示したステータ114の側面図か
ら、1つのサイド溝314と、端面側の2つの溝N2
1,N22とを看取することが可能である。
【0036】本発明の思想が、電動モータと同様にロー
タとステータから又はそれに類似した構成部材から成る
モータ、例えば圧搾空気式駆動モータを装備し、しかも
前記のロータとステータを相互にかつギヤ接続部に対し
て狭いトレランスで支承せねばならないような手持ち式
工作盤にも及ぶのは勿論のことであり、この場合の手持
ち式工作盤は例えば、モータケーシングを特にハンドグ
リップとして使用されるような回し引き鋸盤、山形研削
盤、きさげ盤等であってもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による手持ち式電動工作盤の分解斜視図
である。
【図2】本発明による手持ち式電動工作盤ケーシングの
長い方のケーシング外殻シェルの内面図である。
【図3】本発明による手持ち式電動工作盤ケーシングの
短い方のケーシング外殻シェルの内面図である。
【図4】突合せ継目に対して直角に断面した手持ち式電
動工作盤の縦断面図である。
【図5】手持ち式電動工作盤のステータ領域の横断面図
である。
【図6】工作盤ケーシングの長い方のケーシング外殻シ
ェルにおけるステータ支持リブ領域の拡大内面図であ
る。
【図7】ステータの側面図である。
【符号の説明】
10 手持ち式電動工作盤、 12 ケーシング、
14 モータ、46 駆動ローラ、 46′
変向ガイドローラ、 95 転がり軸受、101
吸塵通路、 106 通気スリット、 112 長
い方のケーシング外殻シェル、 114 ステータ、
195 転がり軸受、 212短い方のケーシング
外殻シェル、 214 ロータ、 295 軸受支
持ブリッジ又はブラシ装置、 312 突合せ継目、
314 サイド溝、512 縦軸線、 1101
吸込み口、 2101 吸出接続管片、R1,R
2,R3,R4,R5,R6,R7,R8,R11,R
12,R13,R14,R21,R22 リブ、 N
21,N22 溝

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 特に縦方向に分割されていて2つのケー
    シング外殻シェル(112,212)を組合せて成るケ
    ーシング(12)を有し、該ケーシングが、ステータ
    (114)と特にブラシ装置(295)を有するロータ
    (214)とから成る工具駆動用のモータ(14)を内
    蔵している形式の手持ち式電動工作盤(10)におい
    て、 ケーシング(12)内のステータ(114)が立体的な
    x軸−y軸−z軸から成る座標系内で、夫々単独にかつ
    互いに無関係に夫々1つの座標軸に特定された複数の凸
    設部(R1〜R8;R11〜R14)によって位置確実
    に配置されていることを特徴とする、手持ち式電動工作
    盤。
  2. 【請求項2】 ステータ(114)がその外面に複数の
    凹設部(314,N21,N22)を有しており、ケー
    シング(12)の両ケーシング外殻シェル(112,2
    12)の内面には、形状接続式に係合するために前記凹
    設部(314,N21,N22)に対応した複数の凸設
    部(R11〜R14)が配属されており、該凸設部が互
    いに無関係にかつ別の複数の凸設部(R1〜R8)とも
    無関係に前記凹設部と相俟って、ステータ(114)を
    ケーシング(12)内に調節可能に位置決めするストッ
    パとして働く、請求項1記載の手持ち式電動工作盤。
  3. 【請求項3】 ステータ(114)の凹設部が、両対向
    外側面で縦方向に配置されたサイド溝(314)として
    形成されており、かつ、ケーシング外殻シェル(11
    2,212)の内壁から垂直に半径方向内向きに張出す
    凸設部が、細長いリブ(R11〜R14)として形成さ
    れて前記サイド溝(314)内に係合して該サイド溝の
    各溝側面に支持されており、かつ前記リブが、前記溝側
    面に対面した外面に沿ってステータ(114)をx軸方
    向に整合させている、請求項1記載の手持ち式電動工作
    盤。
  4. 【請求項4】 長い方のケーシング外殻シェル(11
    2)内に設けたリブ(R1〜R4)及び前記ケーシング
    外殻シェル(112)に対向して位置する短い方のケー
    シング外殻シェル(212)内に設けたリブ(R5,R
    6)が、そのリブ先端でステータ(114)を横方向つ
    まりy軸方向でのみ整合させ、しかも一方の側のリブが
    比較的丈高に形成されており、これに相応して対向する
    他方の側のリブが比較的丈低に形成されている、請求項
    3記載の手持ち式電動工作盤。
  5. 【請求項5】 両ケーシング外殻シェル(121,21
    2)内に設けたリブ(R21,R22)がステータ(1
    14)をz軸方向でのみ、つまりケーシング(12)に
    対して縦軸線方向でのみ、リブ側面に支持して位置決め
    する、請求項3又は4記載の手持ち式電動工作盤。
  6. 【請求項6】 若干のリブ(R1〜R8及びR11〜R
    14)がモータ(14)の縦方向に延び、また若干のリ
    ブ(R21,R22)がモータ(14)に対して直角な
    横方向に延びている、請求項3から5までのいずれか1
    項記載の手持ち式電動工作盤。
  7. 【請求項7】 モータ(14)の縦方向に延びる複数の
    リブ(R1〜R8)が、ステータ(114)の縦方向の
    サイド溝(314)の外部で該ステータ(114)に支
    持可能に配属されている、請求項3から6までのいずれ
    か1項記載の手持ち式電動工作盤。
  8. 【請求項8】 ケーシング(12)が細長い輪郭を有
    し、しかも該ケーシングの後部領域が、特に両手運転用
    のハンドグリップとして使用される、請求項1から7ま
    でのいずれか1項記載の手持ち式電動工作盤。
  9. 【請求項9】 一方のケーシング外殻シェル(212)
    が後部に吸出接続管片(2101)を有し、吸塵通路
    (101)の中央領域が扁平通路として、両方のケーシ
    ング外殻シェル(112,212)内を延びている、請
    求項1から8までのいずれか1項記載の手持ち式電動工
    作盤。
  10. 【請求項10】 両ケーシング外殻シェル(112,2
    12)がプラスチックから成っている、請求項1から9
    までのいずれか1項記載の手持ち式電動工作盤。
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