JPH102484A - ガス調理器 - Google Patents

ガス調理器

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JPH102484A
JPH102484A JP15204196A JP15204196A JPH102484A JP H102484 A JPH102484 A JP H102484A JP 15204196 A JP15204196 A JP 15204196A JP 15204196 A JP15204196 A JP 15204196A JP H102484 A JPH102484 A JP H102484A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gas
seal surface
connection port
steel pipe
coating
Prior art date
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Pending
Application number
JP15204196A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoji Kawaguchi
洋史 川口
Masao Hara
政雄 原
Tatsuo Asagami
達雄 浅上
Kenji Matsui
健治 松井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP15204196A priority Critical patent/JPH102484A/ja
Publication of JPH102484A publication Critical patent/JPH102484A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Protection Of Pipes Against Damage, Friction, And Corrosion (AREA)
  • Feeding And Controlling Fuel (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ガスシール面及び、回転自在なガス接続口の
回転摺動シール部の腐食を防ぐと共にガス配管の着脱を
容易にする。 【解決手段】 ガス接続口1にフェノール樹脂系、ある
いはフッ素樹脂系のコーティング11、12を施すこと
により、ガスの気密性を高めると共に、ゴム配管3の着
脱を容易とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はガス調理器のガス接
続口に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のガス調理器におけるガス接続口は
図7に示すように、ガス調理器の機器後面7より突出し
たガス鋼管4にピン6で回転自在に締結されたアルミあ
るいは亜鉛のダイカストからなるガス接続口1が設けら
れ、Oリング5によりガス鋼管4との気密性が保たれて
いる。またゴム配管3との気密性は、ガスシール面2に
より保たれる構成となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし上記のような構
成では、掃除あるいは機器の移設等の理由により、ゴム
配管3をガス接続口1から抜き取ろうとした際、アルミ
あるいは亜鉛の金属表面からなるガスシール面2とゴム
配管3が固着して、抜き取りが非常に困難になる。ある
いはガス調理器のコンロ部から吹きこぼれた煮汁8がシ
ール面2に侵入するとガスシール面2が腐食しガスの気
密性を低下させる。
【0004】またコンロ部から吹きこぼれた煮汁8等が
本体後面7を伝い、ガス鋼管4とガス接続口1の内面9
との隙間部10に侵入して、ガス鋼管4及びガス接続口
内面9の表面を腐食させる、あるいは固着を引き起こ
し、ガス接続口1のスムーズな回転を阻害する、あるい
は腐食した状態で無理に回転させるとOリング5に傷を
あたえ気密性を低下させるといった問題点を有してい
た。
【0005】一般的にガス調理器のガス調理器において
は、機密性の信頼性が高く、着脱の容易な構成が要求さ
れている。
【0006】本発明は、信頼性が高く着脱の容易なガス
接続口を構成する事を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この課題を解決する為に
本発明は、ガス接続口のゴム配管とのガスシール面にフ
ェノール樹脂系あるいはフッ素樹脂系のコーティングを
施す、あるいは回転自在なガス接続口の回転摺動ガスシ
ール面にフッ素樹脂系のコーティングを施した構成であ
る。
【0008】この発明によれば、着脱が容易でしかもガ
スの気密の信頼性に優れたガス接続口が得られる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、ゴム配管とのガスシール面にフェノール樹脂系のコ
ーティング、あるいはフッ素樹脂系のコーティングを施し
たものであり、ゴム配管接続部のガスシール面の腐食を
防止するとともに、ゴム管との固着を防ぐという作用を
有する。
【0010】また請求項2に記載の発明は、ガス接続口
が機器後面に突出したガス鋼管に回転自在に設けられ、
ガス接続口及び前記ガス鋼管の一方、或いは両方の回転
摺動ガスシール面にフッ素樹脂系のコーティングを施し
たものであり、フッ素の発水性により回転摺動部への煮
汁の侵入を防ぐとともに、ガスシール面の腐食を防止す
るという作用を有する。
【0011】(実施例1)図4はガステーブルを後方よ
り見た外観斜視図を示し、図4においてガステーブルの
背面には、ゴム配管3を接続するガス接続口1が設けら
れている。
【0012】図1はガス接続口1の要部断面図を示し、
図1において機器本体より突出したガス鋼管4にピン6
により回転自在にガス接続口1が締結されている。ガス
接続口1の素材としてはアルミあるいは亜鉛が一般的に
用いられる。ガス鋼管4との気密性はOリング5によ
り、ゴム配管3との気密性はガスシール面2により保た
れる構成となっている。
【0013】図2はガス接続口先端のガスシール面2部
の要部断面図を示し、図2においてガスシール面2には
フェノール系のコーティング11が施されており、ガス
テーブルのコンロより吹きこぼれる煮汁8よりガスシー
ル面2を保護するという作用を行うものである。
【0014】(実施例2)図2において、ガスシール面
2のフェノール樹脂系のコーティング11の代わりにフ
ッ素樹脂系のコーティングを施した場合、ガステーブル
のコンロより吹きこぼれる煮汁8よりガスシール面2を
保護すると共に、フッ素樹脂系のコーティング11の非
粘着性によりゴム配管3とガスシール面2の固着を防止
する作用を行うものである。
【0015】なお以上の説明ではガス接続口1が、ガス
鋼管4に回転自在に接続した例での説明であるが、その
他、ガス鋼管にガス接続口を成型した場合についても同
様に実施可能である。
【0016】(実施例3)図3はガス接続口1の要部断
面図を示し、図3においてガス鋼管4の外周面及びガス
接続口1の内面にはフッ素樹脂系のコーティング12が
施されており、ガステーブルのコンロより吹きこぼれる
煮汁8を、フッ素樹脂系のコーティング12の発水性に
よりガス鋼管4とガス接続口1との間の隙間10に侵入
することを防ぐという作用を行うものである。
【0017】図5はガス鋼管の素材よりガス接続口を成
形した構成の一体型ガス鋼管にフェノール樹脂系コーテ
ィングを施す場合の工程概略図であり、図5において一
体型ガス鋼管15には前処理としてメッキを施すと腐食
に対する耐久性をさらに高める事が出来る。メッキの種
類としては未中和メッキ(MFZnII−C)等が用いら
れる。
【0018】コーティングの方法としてはフェノール樹
脂材料14が満たされた容器13内に浸積して、表面に
コーティングを行う。この時コーティングの膜厚として
は5〜10μが必要である。また次工程である乾燥工程
においては、乾燥温度が高すぎると未中和メッキに悪影
響を与える為、乾燥温度は約150℃以下とする必要が
ある。
【0019】図6はガス接続口の表面及び内面にフッ素
樹脂系のコーティングを施す場合の工程の概略図であ
り、図6において塗装工程において水平移動するガス接
続口1の上下に設けられたノズル17よりフッ素系樹脂
16が吹き付けられる。吹き付けが終了すると乾燥炉1
9に移動して輻射熱18によりガス接続口1表面に焼き
付けられる。
【0020】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、シール面
にフェノール樹脂系あるいはフッ素樹脂系のコーティン
グを施しているので、ゴム配管の固着を防止できるとと
もに着脱も容易になる。
【0021】またガス接続口あるいはガス鋼管の回転摺
動ガスシール面にフッ素樹脂系のコーティングを施した
ものは気密性も確保できる。
【0022】そしてフェノール樹脂系のコーティング
は、塗装加工も簡単でしかも安価な材料を用いる為コス
ト的にもメリットがあり、しかもガスシール面の腐食を
防ぎ気密性を高めることができる。
【0023】またフッ素樹脂をコーティングした場合
は、気密性を高めると共に、ガス管の着脱を容易にする
という効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のガス調理器の実施例1の形態によるガ
ス接続口の要部断面図
【図2】同実施例2の形態によるガス接続口のガスシー
ル面の要部断面図
【図3】同実施例3の形態によるガス接続口とガス鋼管
との接続部を示す要部断面図
【図4】同各実施例におけるガステーブルの外観斜視図
【図5】同実施例におけるフェノール樹脂コーティング
の加工概略図
【図6】同実施例におけるフッ素樹脂コーティングの加
工概略図
【図7】従来のガス調理器におけるガス接続口の要部断
面図
【符号の説明】
1 ガス接続口 2 ガスシール面 3 ゴム配管 4 ガス鋼管 5 Oリング 7 機器後面 10 隙間 11 フェノール樹脂系、フッ素樹脂系のコーティング 12 フッ素樹脂系のコーティング
フロントページの続き (72)発明者 松井 健治 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ゴム配管により、ガスを供給される構成に
    おいて、ゴム配管とのガスシール面にフェノール樹脂系
    あるいはフッ素樹脂系のコーティングを施したガス調理
    器。
  2. 【請求項2】ゴム配管により、ガスを供給される構成に
    おいて、ガス接続口が機器後面に突出したガス鋼管に回
    転自在に設けられ、ガス接続口及び前記ガス鋼管外周面
    の一方、或いは両方の回転摺動ガスシール面にフッ素樹
    脂系のコーティングを施した構成のガス調理器。
JP15204196A 1996-06-13 1996-06-13 ガス調理器 Pending JPH102484A (ja)

Priority Applications (1)

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JP15204196A JPH102484A (ja) 1996-06-13 1996-06-13 ガス調理器

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JP15204196A JPH102484A (ja) 1996-06-13 1996-06-13 ガス調理器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH102484A true JPH102484A (ja) 1998-01-06

Family

ID=15531776

Family Applications (1)

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JP15204196A Pending JPH102484A (ja) 1996-06-13 1996-06-13 ガス調理器

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2013168306A1 (ja) * 2012-05-11 2013-11-14 東尾メック株式会社 管継手
EP3425252A1 (en) * 2017-07-04 2019-01-09 BSH Hausgeräte GmbH Gas intake connector of gas cooktop and gas cooktop

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