JPH10247848A - ダイナミック型論理回路および自己同期型パイプラインデータパス回路 - Google Patents

ダイナミック型論理回路および自己同期型パイプラインデータパス回路

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JPH10247848A
JPH10247848A JP9061735A JP6173597A JPH10247848A JP H10247848 A JPH10247848 A JP H10247848A JP 9061735 A JP9061735 A JP 9061735A JP 6173597 A JP6173597 A JP 6173597A JP H10247848 A JPH10247848 A JP H10247848A
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transistor
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孝治 藤井
Takakuni Douseki
隆国 道関
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    • H03K19/08Logic circuits, i.e. having at least two inputs acting on one output; Inverting circuits using specified components using semiconductor devices
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    • H03K19/096Synchronous circuits, i.e. using clock signals
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ダイナミック型論理回路のプリチャージ時の
消費電力を低減すること。 【解決手段】 論理回路部分を構成するトランジスタM
N21、MN22、MN23、MN24、MN24を低
しきい値のMOSで構成し、ディスチャージ用のトラン
ジスタMN23、MN26を高しきい値のMOSで構成
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、待機時の静的リー
ク電流の低減を図ったドミノ型理論回路やnpCMOS
型論理回路等のダイナミック型論理回路、およびこれら
ダイナミック型論理回路を組合せ回路として使用してデ
ータの流れに沿って非同期信号でその組合せ回路の待機
/動作を制御する自己同期型パイプラインデータパス回
路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、大規模同期システムにおけるタイ
ミング問題とクロック分配に伴う消費電力増大を解決す
るために、図10、図12に示すような自己同期型パイ
プラインデータパス回路が提案されている(Jan M.Raba
ey,"TIMING ISSUES IN DIGITALCIRCUITS" in DIGITAL I
NTEGRATED CIRCUITS,Prentice Hall, 1996. )。
【0003】図10に示す自己同期型パイプラインデー
タパス回路では、組合せ回路11’、12’の相互間に
接続されるレジスタREG1〜REG3に加える書込み
信号EN1〜EN3を、その組み合回路11’、12’
のデータ処理状況に応じて自律的に生成するため、クロ
ックスキューによるデータのすり抜け等の問題を解決す
ることができる。図12に示す自己同期型パイプライン
データパス回路でも同様である。このような自己同期型
パイプラインデータパス回路は、データの到来時のみ組
合せ回路が活性化して信号遷移が生じるため、消費電力
削減に有効である。
【0004】一方、このような組合せ回路として使用さ
れるダイナミック型論理回路として、図9(a)、
(b)に示すドミノ型論理回路(R.Krambeck et al.,"H
ight-Speed Compact Circuits with CMOS,"IEEE Journa
l of Solid State Circuits, vol.SC-17,no.3,pp.614-6
19,June 1982)や(c)に示すnpCMOS型論理回路
(N.Goncalvez et al.,NORA:A Racefree Dynamic CMOS
Technique for PipelinedLogic Structures,"IEEE Jour
nal of Solid State Circuits,vol.SC-18,no.3,pp.261-
266,June 1983)が提案されている。
【0005】まず、図9の(a)に示すドミノ型論理回
路において、nMOSトランジスタMN51、MN52
はプルダウンネットワーク51を構成し、nMOSトラ
ンジスタMN55も同様にプルダウンネットワーク53
を構成する。pMOSトランジスタMP51、MP52
はプリチャージ用、nMOSトランジスタMN53、M
N56はディスチャージ用である。pMOSトランジス
タMP53とnMOSトランジスタMN54はCMOS
インバータ52を構成し、前段のプルダウンネットワー
ク51で得られたデータを後段のプルダウンネットワー
ク53に転送する。
【0006】このドミノ型論理回路では、制御信号ST
1が“0”(=低レベル電圧、以下同じ。)のとき、ト
ランジスタMP51、MP52によりプリチャージ動作
が行われ、“1”(=高レベル電圧、以下同じ。)にな
ると論理動作(サンプリング)が行われる。
【0007】図9の(b)に示すドミノ型論理回路にお
いて、pMOSトランジスタMP62、MP63はプル
アップネットワーク61を構成し、pMOSトランジス
タMP66も同様にプルアップネットワーク63を構成
する。pMOSトランジスタMP61、MP65はチャ
ージ用、nMOSトランジスタMN61、MN63はプ
リディスチャージ用である。pMOSトランジスタMP
64とnMOSトランジスタMN62はCMOSインバ
ータ62を構成し、前段のプルアップネットワーク61
で得られたデータを後段のプルアップネットワーク63
に転送する。
【0008】このドミノ型論理回路では、制御信号ST
1*(制御信号ST1の反転信号)が“1”のとき、ト
ランジスタMN61、MN63によりプリディスチャー
ジ動作が行われ、“0”になると論理動作が行われる。
【0009】図9の(c)に示すnpCMOS型論理回
路において、pMOSトランジスタMP72、MP73
はプルアップネットワーク71を構成し、nMOSトラ
ンジスタMN72は論理関数を構築するプルダウンネッ
トワーク73を構成する。pMOSトランジスタMP7
1はチャージ用、pMOSトランジスタMP74はプリ
チャージ用、nMOSトランジスタMN71はプリディ
スチャージ用、nMOSトランジスタMN73はディス
チャージ用である。
【0010】このnpCMOS型論理回路では、制御信
号ST1*が“1”(つまりST1が“0”)のとき、
トランジスタMN71によりプリディスチャージが、ま
たトランジスタMP74によりプリチャージ動作が行わ
れ、“0”(ST1が“1”)になると論理動作が行わ
れる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ことろが、上記したよ
うなダイナミック型論理回路を自己同期型パイプライン
データパス回路の組合せ回路として使用する場合、電源
電圧の低電圧化に合わせまた動作の高速化を図るために
当該ダイナミック論理回路を構成するMOSトランジス
タに低しきい値電圧のものを使用すると、そのダイナミ
ック型論理回路のプリチャージ時やプリディスチャージ
時等の待機時に静的なリーク電流が流れ、消費電流低減
に逆行するようになるという問題が発生する。
【0012】本発明の目的は、ダイナミック型論理回路
の動作の高速化を図りながら、回路動作の大部分を占め
るプリチャージ時やプリディスチャージ時の静的なリー
ク電流を抑制して、消費電力低減を図ることである。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の第1の発明は、MOSトランジスタからなる論理回路
部と、該論理回路部に対するプリチャージ又はプリディ
スチャージ用のMOSトランジスタと、前記論理回路部
の論理動作を行わせるディスチャージ又はチャージ用の
MOSトランジスタからなる単位ダイナミック型論理回
路を複数段具備するダイナミック型論理回路において、
前記論理回路部のMOSトランジスタを低しきい値のM
OSトランジスタで構成し、前記ディスチャージ又はチ
ャージ用のMOSトランジスタを高しきい値のMOSト
ランジスタで構成した。
【0014】第2の発明は、低しきい値のnMOSトラ
ンジスタからなるプルダウンネットワークと、プリチャ
ージ用のpMOSトランジスタと、ディスチャージ用の
高しきい値nMOSトランジスタからなる単位ダイナミ
ック型論理回路を複数段有し、前段の単位ダイナミック
型論理回路と後段の単位ダイナミック型論理回路との間
に低しきい値CMOSインバータを接続してドノミ型論
理回路となるよう構成した。
【0015】第3の発明は低しきい値のpMOSトラン
ジスタからなるプルアップネットワークと、プリディス
チャージ用のnMOSトランジスタと、チャージ用の高
しきい値pMOSトランジスタからなる単位ダイナミッ
ク型論理回路を複数段有し、前段の単位ダイナミック型
論理回路と後段の単位ダイナミック型論理回路との間に
低しきい値CMOSインバータを接続してドノミ型論理
回路となるよう構成した。
【0016】第4の発明は、低しきい値のpMOSトラ
ンジスタからなるプルアップネットワーク、プリディス
チャージ用のnMOSトランジスタ、およびチャージ用
の高しきい値pMOSトランジスタからなる第1の単位
ダイナミック型論理回路と、低しきい値nMOSトラン
ジスタかなるプルダウンネットワーク、プリチャージ用
のpMOSトランジスタ、およびディスチャージ用の高
しきい値nMOSトランジスタからなる第2の単位ダイ
ナミック型論理回路とを具備し、前記第1の単位ダイナ
ミック型論理回路と前記第2の単位ダイナミック型論理
回路を交互に連続接続してnpMOS型論理回路となる
よう構成した。
【0017】第5の発明は、入力したデータを処理する
少なくとも1個の組合せ回路と、該組合せ回路の入力側
および出力側に接続されるレジスタを有し、要求信号に
応じて前記レジスタのデータ転送を制御する非同期信号
制御回路とを具備する自己同期型パイプラインデータパ
ス回路において、前記組合せ回路を、第1乃至第4の発
明のダイナミック型論理回路で構成し、前記要求信号に
対応した活性化信号を作成する手段を具備させて、該活
性化信号生により前記組合せ回路のプリチャージとディ
スチャージ、および/又はプリディスチャージとチャー
ジを制御するよう構成した。
【0018】第6の発明は、第5の発明において、前記
組合せ回路を前記レジスタを介して2段以上接続し、当
該組合せ回路に対する前記活性化信号を、当該組合せ回
路の前段のレジスタに対する要求信号と当該組合せ回路
の後段のレジスタに対する要求信号とを利用して生成さ
せるよう構成した。
【0019】第7の発明は、入力したデータを処理する
少なくとも1個の組合せ回路と、該組合せ回路の入力側
および出力側に接続されるレジスタを有し、要求信号に
応じて前記レジスタのデータ転送を制御する非同期信号
制御回路とを具備する自己同期型パイプラインデータパ
ス回路において、前記レジスタを両エッジ型フリップフ
ロップ回路群で構成し、前記組合せ回路を、第1乃至第
4のダイナミック型論理回路で構成し、前記要求信号に
対応した活性化信号を作成する手段を具備させて、該活
性化信号生により前記組合せ回路のプリチャージとディ
スチャージ、および/又はプリディスチャージとチャー
ジを制御するよう2相のハンドシェイクプロトコルに基
づく自己同期型パイプラインデータパス回路として構成
した。
【0020】第8の発明は、第7の発明において、前記
組合せ回路を前記レジスタを介して2段以上接続し、当
該組合せ回路に対する前記活性化信号を、当該組合せ回
路の直前段のレジスタに対する要求信号の遷移と当該組
合せ回路の直後段のレジスタに対する要求信号の遷移と
を利用して生成させるよう構成した。
【0021】第9の発明は第5乃至第8の発明におい
て、前記非同期信号制御回路を、高しきい値MOSトラ
ンジスタで構成した。
【0022】
【発明の実施の形態】
[第1の実施の形態]図1は本発明の第1の実施の形態
のダイナミック論理回路であるドミノ型論理回路の構成
を示す図である。MP21、MP22は高しきい値又は
低しきい値のプリチャージ用のpMOSトランジスタ、
MN23、MN26は高しきい値のディスチャージ用の
nMOSトランジスタである。また、MN21、MN2
2はプルダウンネットワーク21を構成する低しきい値
のnMOSトランジスタである。MN25もプルダウン
ネットワーク23を構成する低しきい値のnMOSトラ
ンジスタである。MP23は低しきい値のpMOSトラ
ンジスタ、MN24は低しきい値のnMOSトランジス
タであり、これらは前段のプルダウンネットワーク21
で得られたデータを後段のプルダウンネットワーク23
に転送するインバータ22を構成する。
【0023】このドミノ型論理回路では、制御信号ST
1が“0”のとき、トランジスタMP21、MP22が
導通し、トランジスタMN23、MN26が遮断して、
トランジスタMN21、MN25のドレイン(具体的に
は寄生容量)に対するプリチャージ動作が行われる。そ
して、制御信号ST1が“1”になると上記と逆に、ト
ランジスタMP21、MP22が遮断し、トランジスタ
MN23、MN26が導通して、論理動作が行われる。
【0024】このとき、前段のプルダウンネットワーク
21では入力データA1、A2が両方とも“1”であれ
ば、トランジスタMN21のドレインの電荷を放電させ
てその電位を“1”→“0”に変化させるNAND動作
を行う。このデータ“0”はインバータ22で反転され
て後段のプルダウンネットワーク23に入力するので、
出力データYは“1”→“0”の状態に変化する。ただ
し、入力データA1、A2の少なくとも一方が“0”の
ときは、プルダウンネットワーク31の出力が“1”か
ら変化せず、出力データYは“1”から変化しない。
【0025】この回路では、プルダウンネットワーク2
1、23、インバータ22がいずれも低しきい値のMO
Sトランジスタで構成されているので、低い電源電圧V
DDを使用しても、高速なダイナミック動作を実現する
ことができる。しかも、ディスチャージ用のトランジス
タMN23、MN26が高しきい値であるので、プリチ
ャージ時にこのトランジスタMN23、MN26でのリ
ーク電流は極て少なくなり、回路動作の大部分を占める
プリチャージ時の消費電力を大幅に低減することができ
る。
【0026】[第2の実施の形態]図2は本発明の第2
の実施の形態のダイナミック論理回路であるドミノ型論
理回路の構成を示す図である。MP31、MP35は高
しきい値のチャージ用のpMOSトランジスタ、MN3
1、MN33は高しきい値又は低しきい値のプリディス
チャージ用のnMOSトランジスタである。また、MP
32、MP33はプルアップネットワーク31を構成す
る低しきい値のpMOSトランジスタである。MP36
はプルアップネットワーク33を構成する低しきい値の
pMOSトランジスタである。MP34は低しきい値の
pMOSトランジスタ、MN32は低しきい値のnMO
Sトランジスタであり、これらは前段のプルアップネッ
トワーク31で得られたデータを後段のプルアップネッ
トワーク33に転送するインバータ32を構成する。
【0027】このドミノ型論理回路では、制御信号ST
1が“0”(つまり制御信号ST1*が“1”)のと
き、トランジスタMN31、MN33が導通し、トラン
ジスタMP31、MP35が遮断して、トランジスタM
P32、MP33のドレインに対するプリディスチャー
ジ動作が行われる。そして、制御信号ST1が“1”に
なると上記と逆に、トランジスタMN31、MN33が
遮断し、トランジスタMP31、MP35が導通して、
論理動作が行われる。
【0028】このとき、前段のプルアップネットワーク
31では入力データA1、A2の両方が“1”のときト
ランジスタMP32、MP33のドレインの電位は
“0”を保持するNAND動作を行う。このデータ
“0”はインバータ32で反転されて後段のプルアップ
ネットワーク33に入力するので、出力データYは
“0”から変化しない。ただし、入力データA1、A2
のすくなくとも一方が“0”のときは、プルアップネッ
トワーク31の出力が“1”に変化し、出力データYは
“0”→“1”に変化する。
【0029】この回路では、プルアップネットワーク3
1、33、インバータ32がいずれも低しきい値のMO
Sトランジスタで構成されているので、低い電源電圧V
DDを使用しても、高速なダイナミック動作を実現する
ことができる。しかも、チャージ用のトランジスタMP
31、MP35が高しきい値であるので、プリディスチ
ャージ時にこのトランジスタMP31、MP35でのリ
ーク電流は極て少なくなり、回路動作の大部分を占める
プリディスチャージ時の消費電力を大幅に低減すること
ができる。
【0030】[第3の実施の形態]図3は本発明の第3
の実施の形態のダイナミック論理回路であるnpCMO
S回路の構成を示す図である。MP41は高しきい値の
チャージ用pMOSトランジスタ、MP44は高しきい
値又は低しきい値のプリチャージ用のpMOSトランジ
スタ、MN41は高しきい値又は低しきい値のプリディ
スチャージ用のnMOSトランジスタ、MN43は高し
きい値のディスチャージ用nMOSトランジスタであ
る。また、MP42、MP43はプルアップネットワー
ク41を構成する低しきい値のpMOSトランジスタで
ある。MN42はプルダウンネットワーク42を構成す
る低しきい値のnMOSトランジスタである。
【0031】このnpCMOS型論理回路では、制御信
号ST1が“0”(制御信号ST1*が“1”)のと
き、トランジスタMN41、MP44が導通し、トラン
ジスタMP41、MN43が遮断して、トランジスタM
P42、MP43のドレインに対するプリディスチャー
ジ動作と、トランジスタMN42のドレインに対するプ
リチャージ動作が行われる。そして、制御信号ST1が
“1”になると上記と逆に、トランジスタMN41、M
P44が遮断し、トランジスタMP41、MN43が導
通して、論理動作が行われる。
【0032】このとき、前段のプルアップネットワーク
41では入力データA1、A2の両方が“1”のとき、
トランジスタMP42、MP43のドレインの電位が
“0”に保持されるNAND動作を行う。このデータ
“0”は後段のプルダウンネットワーク33に入力する
ので、出力データYは“1”から変化しない。ただし、
入力データA1、A2の少なくとも一方が“1”のとき
は、プルアップネットワーク41の出力が“0”→
“1”に変化し、出力データYは“1”→“0”に変化
する。
【0033】この回路では、プルアップネットワーク4
1、プルダウンネットワーク42がいずれも低しきい値
のMOSトランジスタで構成されているので、低い電源
電圧VDDを使用しても、高速なダイナミック動作を実
現することができる。しかも、チャージ用のトランジス
タMP41、ディスチャージ用のトランジスタMP43
が高しきい値であるので、プリディスチャージ時、プリ
チャージ時にこのトランジスタMP41、MN43での
リーク電流は極て少なくなり、回路動作の大部分を占め
るプリディスチャージ時、プリチャージ時の消費電力を
大幅に低減することができる。
【0034】[第4の実施の形態]図4は本発明の第4
の実施の形態の自己同期型パイプラインデータパス回路
の構成を示す図である。11Aは図1に示したダイナミ
ック型論理回路を利用した1段目の組合せ回路、12A
も同様な構成の2段目の組合せ回路である。ここでは組
合せ回路11Aを代表して上部に示している。プルダウ
ンネットワーク21、23は複数段使用され、インバー
タ22も同様である。13Aはこれら組合せ回路11
A、12Aにおけるデータ転送を制御するための非同期
信号制御回路である。ここでは、2段のパイプライン動
作を行うデータパス回路を示しているが、パイプライン
段数は2段に限定されるものではない。
【0035】非同期信号制御回路13Aにおいて、RE
Qi、REQ2、REQ3はパイプライン制御用の要求
信号、EN1〜EN3はレジスタREG1〜REG3へ
のデータの書込み信号、ST1は組合せ回路11Aに入
力する前記した制御信号、ST2は組合せ回路11Bに
入力する制御信号である。以下では、これら制御信号S
T1、ST2を活性化信号と呼ぶ。
【0036】レジスタREG1〜REG3は組合せ回路
11A、12Aに対する入出力データを格納する一群の
D型フリップフロップ回路で構成されている。
【0037】131は1段目の組合せ回路11Aの動作
を監視する監視回路であって、遅延回路DL1、ナンド
ゲートNAND1、インバータINV1等から構成さ
れ、書込み信号EN1が発火(“0”→“1”に遷移す
ること。以下同じ。)した時点から遅延回路DL1の遅
延時間が経過した後に、2段目への要求信号REQ2を
発火する。この遅延回路DL1の遅延時間は、組合せ回
路11Aの信号伝搬遅延時間よりも大きくなるような時
間に設定されている。そして、この要求信号REQ2
は、活性化信号ST1が完了(“1”→“0”に遷移す
ること。以下同じ。)することより、完了する。
【0038】132は2段目の組合せ回路12Aの動作
を監視する監視回路であって、遅延回路DL2、ナンド
ゲートNAND2、インバータINV2等から構成さ
れ、前記した監視回路131と同様な動作を行う。
【0039】NOR1〜NOR5はノアゲートである。
C1〜C5はCエレメントであって、図11に示すよう
な内容である。すなわち、図11の(b)に示すように
pMOSトランジスタMP81〜MP86、nMOSト
ランジスタMN81〜MN86によるCMOS回路から
構成されている。このCエレメントは、(c)の真理値
に示すように、2個の入力データA1、A2が“0”で
一致するとき“0”をデータYとして出力し、“1”で
一致するとき“1”を出力し、不一致のとき以前のデー
タを出力し続ける。
【0040】なお、このCエレメントについては、G.M.
Jacob et al."A Fully Asynchronous Digital Signal P
rocessor Usinig Self-Timed Circuits " IEEE Journal
onSolid State Circuits ,vol.25,No.6, December 199
0,pp.1526-1537.および M.Shames et al."A Comparison
of CMOS Implementations of an Asynchronous Circui
ts Primitive:the C-Element" International Symposiu
m onLow Power Electron Devices Monterey CA 1996,p
p.93-96.などに記載されている。
【0041】ここで、図10において、従来のダイナミ
ック型の組合せ回路11’、12’を使用した自己同期
型パイプラインデータパス回路について説明する。1
3’は非同期信号制御回路である。図4に示したものと
同一のものには同一の符号を付している。
【0042】このダイナミック型の組合せ回路11’
(組合せ回路12’も同じ)は、前記した図9の(a)
に示したダイナミック型論理回路の内容に加えて、この
組合せ回路11’の実行終了を監視する監視回路54を
含んでいる。この監視回路54から出力する要求信号R
EQ2は、活性化信号ST1が“0”のときにダイナミ
ック回路がプリチャージされるため、“0”の信号とな
る。一方、活性化信号ST1が“1”となり論理動作に
入ったときは、それからある時間経過の後に要求信号R
EQ2は“1”となる。この要求信号REQ2を“1”
にするタイミング処理は、監視回路54の論理回路部5
5において当該ダイナミック回路の処理時間を演算して
行われる。なお、MP54はプリチャージ用のpMOS
トランジスタ、MN57はディスチャージ用のnMOS
トランジスタ、56はインバータである。
【0043】このように、次段の組合せ回路に対する要
求信号REQ2は、活性化信号ST1の発火の後、組合
せ回路の遅延時間だけ遅れて発火し、活性化信号ST1
の完了と共に完了することが要求される。
【0044】そこで、図4に示した本実施の形態では、
上記のような条件を満たす要求信号REQ2を簡単に生
成するために、監視回路131を設けている。また、監
視回路132は要求信号REQ3を生成するために同様
に設けたものである。
【0045】次に動作を説明する(図5参照)。まず、
活性化信号ST1、ST2は当初は完了して“0”であ
り、組合せ回路11A、12Aはプリチャージ状態にあ
る。ここで、SET信号を発火し、非同期信号制御回路
13Aを活性状態にする。そして、1段目のレジスタR
EG1に入力するデータが揃った時点で、外部から要求
信号REQiを発火する。この結果、1段目のレジスタ
REG1に対する書込み信号EN1と1段目の組合せ回
路11Aに対する活性化信号ST1が各々発火する。書
込み信号EN1の発火により入力データが1段目のレジ
スタREG1に格納される。また、活性化信号ST1が
発火すると、第1段目の組合せ回路11Aが論理動作
(サンプリング動作)を行う。
【0046】次に、この活性化信号ST1が発火した時
点から第1段目の組合せ回路11Aの信号伝搬遅延時間
よりも長い時間が経過すると、監視回路131により第
2段目の組合せ回路12Aに対する要求信号REQ2が
発火する。この要求信号REQ2の発火により、2段目
のレジスタREG2に対する書込み信号EN2と2段目
の組合せ回路12Aに対する活性化信号ST2が各々発
火する。そして、書込み信号EN2が発火したことによ
り、2段目のレジスタREG2に対して1段目の組合せ
回路11Aで処理したデータが格納されると共に、第1
段目の組合せ回路11Aに対する活性化信号ST1が完
了し、2段目の組合せ回路12Aに対する要求信号RE
Q2も完了する。この要求信号REQ2の完了により書
込み信号EN2も完了することとなる。
【0047】このとき、活性化信号ST1の完了により
1段目の組合せ回路11Aはプリチャージ状態となる。
一方、活性化信号ST2の発火により、2段目の組合せ
回路12Aは論理動作状態となって2段目のレジスタR
EG2から出力するデータを処理する。つまり、論理動
作状態が1段目の組合せ回路11Aから2段目の組合せ
回路12Aに転移する。
【0048】次に、活性化信号ST2が発火した時点か
ら第2段目の組合せ回路12Aの信号伝搬遅延時間より
も長い時間が経過すると、監視回路132により3段目
のレジスタREG3に対する要求信号REQ3が発火
し、この要求信号REQ3の発火により、3段目のレジ
スタREG3に対する書込み信号EN3が発火して、2
段目の組合せ回路12Aで処理した内容がそのレジスタ
REG3に格納される。また、この書込み信号EN3が
発火したことにより、2段目の組合せ回路12Aに対す
る活性化信号ST2が完了し、その2段目の組合せ回路
12Aがプリチャージ状態となる。また、3段目のレジ
スタREG3に対する要求信号REQ3も完了する。こ
の要求信号REQ3の完了により書込み信号EN3も完
了する。
【0049】このように要求信号REQ3の完了によっ
て、一連のパイプライン動作が終了する。なお、外部か
らの要求信号REQiが完了することにより、再度入力
データ待ちの初期状態となる。
【0050】以上のように、各組合せ回路11A、12
Aは直前のレジスタにデータが到来して論理動作を行う
必要があるときのみプリチャージ状態から論理動作状態
になる。プリチャージ状態では、組合せ回路11A、1
2Aのダイナミック型論理回路のディスチャージ用の高
しきい値MOSトランジスタMN23、MN26によっ
て静的なリーク電流が抑制されるので、間欠的に到来す
るデータを処理するパイプライン回路における消費電力
を低減することができるようになる。
【0051】[第5の実施の形態]図6は本発明の第5
の実施の形態の自己同期型パイプラインデータパス回路
の構成を示す図である。ここでは、2相のハンドシェイ
クプロトコルを用いた2段パイプライン動作を行うデー
タパス回路を示した。ただし、パイプライン段数は2段
に限定されるものではない。図4に示したものと同一の
ものには同一の符号を付している。つまり、組合せ回路
11A、12Aは図1に示したようなダイナミック型論
理回路である。13Bは非同期信号制御回路を示す。
【0052】この非同期信号制御回路13において、R
EG4〜REG6は組合せ回路11A、12Aに対する
入出力データを格納する一群のD型フリップフロップ回
路からなるレジスタである。このD型フリップフロップ
回路は、クロックの立上りおよび立下りの両エッジでデ
ータを取り込む両エッジ形のD型フリップフロップ回路
である。
【0053】図8にその具体的な回路構成の一例を示し
た。91、92はクロック信号CLKの立上りエッジで
端子Dに入力するデータを取り込むD型フリップフロッ
プ回路、93はクロック信号CLKが“1”のとき一方
のフリップフロップ回路91の出力データを選択し、
“0”のとき他方のフリップフロップ回路92の出力デ
ータを選択するセレクタ、INV21はインバータであ
る。
【0054】この回路では、クロック信号CLKが立上
るタイミングで一方のフリップフロップ回路91に入力
データが保持され、そのクロック信号の“1”の期間中
そのデータがセレクタ93で選択されて出力される。逆
にクロック信号CLKが立下るタイミングでは、他方の
フリップフロップ回路92に入力データが保持され、そ
のクロック信号の“0”の期間中そのデータがセレクタ
93で選択されて出力される。
【0055】図6に戻って、DL3、DL4は遅延回路
であり、組合せ回路11A、12Aでの信号伝搬遅延時
間よりも大きな遅延時間が設定されている。C8〜C1
1はCエレメント、NOR8〜NOR11はノアゲー
ト、EXOR1〜EXOR3は排他的論理和ゲート、I
NV3〜INV8はインバータである。
【0056】ここで、従来の2相のハンドシェイクプロ
トコルに基づく自己同期型のパイプラインデータパス回
路について、図12にスタティック型の組合せ回路1
1”、12”を使用した例について説明する。図6に示
したものと同一のものには同一の符号を付している。こ
のスタティック型の組合せ回路11”(組合せ回路1
2”も同じ)に対しては、非同期信号制御回路13”か
ら活性化信号を供給していない。
【0057】2相のハンドシェイクプロトコルでは、非
同期信号の遷移がイベントの発生とみなされ、処理が進
められる。すなわち、“0”→“1”への遷移(発火)
と、“1”→“0”への遷移(完了)が等価とみなさ
れ、非同期信号のレベル自体はイベントの進行に関与し
ない。
【0058】こうした簡単な非同期システムでは、スタ
テック型論理回路である組合せ回路11”は常時活性化
されており、その組合せ回路11”の処理の完了と非同
期信号の信号遷移のタイミングを合わせるために、前段
のレジスタREG4に対する書込み信号EN1を遅延回
路DL3に入力させ、この遅延回路DL3により次段の
レジスタREG5に対する要求信号EN2を生成してい
る。2段目の組合せ回路12”の処理の完了と非同期信
号の信号遷移のタイミングを合わせについても同様であ
る。
【0059】しかし、図6に示した本実施の形態では、
図1に示したダイナミック型論理回路のプリチャージと
論理動作を切り替える必要がある。そこで、本実施の形
態では、非同期信号の遷移を検知して活性化信号ST
1、ST2を生成するために、活性化信号生成回路13
5を付加している。
【0060】この活性化信号生成回路135では、1段
目のレジスタREG4に対する書込み信号EN1の遷移
を、2個のインバータINV3、INV4による遅延回
路と排他的論理和ゲートEXOR1により、“1”のパ
ルス信号として検出する。また、2段目のレジスタRE
G5に対する書込み信号EN2の遷移も、2個のインバ
ータINV5、INV6による遅延回路と排他的論理和
ゲートEXOR2により、同様に“1”のパルス信号と
して検出する。さらに、3段目のレジスタREG6に対
する書込み信号EN3の遷移も、2個のインバータIN
V7、INV8による遅延回路と排他的論理和ゲートE
XOR3により、同様に“1”のパルス信号として検出
する。
【0061】書込み信号EN1に遷移がない場合は、排
他的論理和ゲートEXOR1の出力は“0”であり、ノ
アゲートNOR10の出力が“1”(SET信号は
“1”、EXOR2の出力は“0”)であるので、Cエ
レメントC10の出力は前の状態を保持している。
【0062】この状態で、書込み信号EN1が発火する
と排他的論理和ゲートEXOR1の出力信号が一時的に
“1”となるので、CエレメントC10の出力が“1”
となり、活性化信号ST1が発火する。そして、排他的
論理和ゲートEXOR1の出力信号は直ちに“0”に戻
るが、ノアゲートNOR10の出力が“1”を継続して
いるので、CエレメントC10の出力、つまり活性化信
号ST1は前の状態である“1”を継続する。この後、
書込み信号EN2が発火することにより、EXOR2の
出力が一時的に“1”となってNOR10の出力が
“0”となり、CエレメントC10の出力である活性化
信号ST1は“0”、つまり完了する。以上の動作は、
他方の活性化信号ST2についても同様である。
【0063】以上のように、活性化信号発生回路135
によって、書込み信号EN1が発火してから書込み信号
EN2が発火するまでの期間、活性化信号ST1が
“1”となる。また、書込み信号EN2が発火してから
書込み信号EN3が発火するまでの期間、活性化信号S
T2が“1”となる。以上は、要求信号REQiを発火
した場合であるが、これを完了したときも遷移が発生す
るので、同様の動作が行われる。
【0064】次に動作を説明する(図7参照)。まず、
活性化信号ST1、ST2は当初は完了して“0”であ
り、組合せ回路11A、12Aはプリチャージ状態にあ
る。ここで、SET信号を発火し、非同期信号制御回路
13Bを活性状態にする。そして、1段目のレジスタR
EG4に入力するデータが揃った時点で、外部から要求
信号REQiを発火する。この結果、書込み信号EN
1、および活性化信号ST1が発火する。書込み信号E
N1の発火により1段目のレジスタREG4に入力デー
タが格納される。また、活性化信号ST1の発火によ
り、第1段目の組合せ回路11Aが1段目のレジスタR
EG4から出力しているデータに対して論理動作を行
う。
【0065】次に、この活性化信号ST1が発火した時
点から第1段目の組合せ回路11Aの信号伝搬遅延時間
よりも長い時間が経過すると、遅延回路DL3により要
求信号REQ2が発火するので、書込み信号EN2およ
び活性化信号ST2が発火する。この書込み信号EN2
の発火により、1段目の組合せ回路11Aで処理したデ
ータが2段目のレジスタREG5に格納されると共に、
活性化信号ST1が完了して、1段目の組合せ回路11
Aがプリチャージ状態となる。また、活性化信号ST2
が発火したことにより2段目の組合せ回路12Aで2段
目のレジスタREG2から出力するデータに対して論理
動作を行う。
【0066】次に、書込み信号EN2が発火した時点か
ら第2段目の組合せ回路12Aの信号伝搬遅延時間より
も長い時間が経過すると、遅延回路DL4により書込み
信EN3が発火する。この書込み信号EN3の発火によ
り、2段目の組合せ回路12Aで処理されたデータが3
段目のレジスタREG6に格納されると共に、第2段目
の組合せ回路12Aに対する活性化信号ST2が完了し
この組合せ回路12Aはプリチャージ状態となる。
【0067】書込み信号EN2が“1”にあるとき、要
求信号REQiを完了させると、CエレメントC8の両
入力が“0”となるので、その出力である書込み信号E
N1が完了して、上記と同様な動作が行われる。
【0068】このように、本実施の形態では、要求信号
REQiの発火に応じてパイプライ動作が行われ、完了
に応じても同様なパイプライン動作が行われる。このと
き、各組合せ回路11A、12Aは直前のレジスタにデ
ータが到来して論理動作を行う必要があるときのみプリ
チャージが解除されてその動作を行い、論理動作を行わ
ないときはプリチャージ状態となり、このプリチャージ
状態ではリーク電流が抑制されるので、間欠的に到来す
るデータを処理するパイプライン回路における消費電力
を低減することができるようになる。
【0069】[その他の実施の形態]なお、図4、図6
で説明した自己同期型パイプラインデータパス回路で
は、図1に示したダイナミック型論理回路を組合せ回路
11A、12Aとして使用した例について説明したが、
図2、図3に示したダイナミック型論理回路を使用した
場合にも全く同様な動作が行われる。これらの場合も、
データが到来しないときは活性化信号ST1、ST2が
完了した状態(“0”)にあり、プリチャージあるいは
プリディスチャージが行われが行われるが、このときチ
ャージ用、ディスチャージ用のMOSトランジスタが高
しきい値であるので、リーク電流を抑制することがで
き、消費電力を低減できる。
【0070】また、以上の第4、第5の実施の形態にお
いて、非同期信号制御回路13A、13Bについては、
高しきい値のMOSトランジスタ、例えば図1〜図3に
示したダイナミック型回路のディスチャージ用の高しき
い値トランジスタMN23、MN26、MN43、チャ
ージ用の高きい値トランジスタMP31、MP35、M
P41と同様な高しきい値MOSトランジスタその回路
を構成すれば、その部分の静的消費電流も削減すること
ができる。これらの非同期信号制御回路13A、13B
は、組合せ回路11A、12Aほどには高速動作を要求
されないので、高しきい値MOSトランジスタを用いて
も、動作上の問題は発生しない。
【0071】
【発明の効果】以上から本発明のダイナミック型論理回
路によれば、低電源電圧領域で使用して高速化を図る場
合であっても、回路動作の大部分を占めるプリチャージ
時やプリディスチャージ時等の待機時のリーク電流を低
減することができ、消費電力削減に効果的である。ま
た、自己同期型パイプラインデータパス回路によれば、
データの流れに応じてそのダイナミック型論理回路のプ
リチャージとディスチャージ、および/又はプリディス
チャージとチャージを制御できるので、同様に消費電力
を削減することができる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1の実施の形態のドミノ型論理回路の回路
図である。
【図2】 第2の実施の形態のドミノ型論理回路の回路
図である。
【図3】 第3の実施の形態のnpCMOS型論理回路
の回路図である。
【図4】 第4の実施の形態の自己同期型パイプライン
データパス回路の回路図である。
【図5】 図4の回路の非同期信号制御回路のタイミン
グチャートである。
【図6】 第5の実施の形態の自己同期型パイプライン
データパス回路の回路図である。
【図7】 第6の回路の非同期信号制御回路のタイミン
グチャートである。
【図8】 両エッジ型Dフリップフロップ回路の回路図
である。
【図9】 (a)、(b)は従来のドミノ型論理回路の
回路図、(c)は従来のnpCMOS型論理回路の回路
図である。
【図10】 組合せ回路として従来のダイナミック型論
理回路を使用した自己同期型パイプラインデータパス回
路の回路図である。
【図11】 (a)はCエレメントのシンボルの図、
(b)はCエレメントの回路図、(c)はCエレメント
の真理値の説明図である。
【図12】 組合せ回路としてスタティック型回路を
使用した従来の2相ハンドシェイクプロトコルに基づく
自己同期型パイプラインデータパス回路の回路図であ
る。
【符号の説明】
11A、12A:ダイナミック型論理回路からなる組合
せ回路、13A、13B:非同期信号制御回路、13
1、132:監視回路、133〜135:活性化信号生
成回路。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】MOSトランジスタからなる論理回路部
    と、該論理回路部に対するプリチャージ又はプリディス
    チャージ用のMOSトランジスタと、前記論理回路部の
    論理動作を行わせるディスチャージ又はチャージ用のM
    OSトランジスタからなる単位ダイナミック型論理回路
    を複数段具備するダイナミック型論理回路において、 前記論理回路部のMOSトランジスタを低しきい値のM
    OSトランジスタで構成し、前記ディスチャージ又はチ
    ャージ用のMOSトランジスタを高しきい値のMOSト
    ランジスタで構成したことを特徴とするダイナミック型
    論理回路。
  2. 【請求項2】低しきい値のnMOSトランジスタからな
    るプルダウンネットワークと、プリチャージ用のpMO
    Sトランジスタと,ディスチャージ用の高しきい値nM
    OSトランジスタからなる単位ダイナミック型論理回路
    を複数段有し、 前段の単位ダイナミック型論理回路と後段の単位ダイナ
    ミック型論理回路との間に低しきい値CMOSインバー
    タを接続してドノミ型論理回路となるよう構成した、 ことを特徴とするダイナミック型論理回路。
  3. 【請求項3】低しきい値のpMOSトランジスタからな
    るプルアップネットワークと、プリディスチャージ用の
    nMOSトランジスタと、チャージ用の高しきい値pM
    OSトランジスタからなる単位ダイナミック型論理回路
    を複数段有し、 前段の単位ダイナミック型論理回路と後段の単位ダイナ
    ミック型論理回路との間に低しきい値CMOSインバー
    タを接続してドノミ型論理回路となるよう構成した、 ことを特徴とするダイナミック型論理回路。
  4. 【請求項4】低しきい値のpMOSトランジスタからな
    るプルアップネットワーク、プリディスチャージ用のn
    MOSトランジスタ、およびチャージ用の高しきい値p
    MOSトランジスタからなる第1の単位ダイナミック型
    論理回路と、 低しきい値nMOSトランジスタかなるプルダウンネッ
    トワーク、プリチャージ用のpMOSトランジスタ、お
    よびディスチャージ用の高しきい値nMOSトランジス
    タからなる第2の単位ダイナミック型論理回路とを具備
    し、 前記第1の単位ダイナミック型論理回路と前記第2の単
    位ダイナミック型論理回路を交互に連続接続してnpC
    MOS型論理回路となるよう構成した、 ことを特徴とするダイナミック型論理回路。
  5. 【請求項5】入力したデータを処理する少なくとも1個
    の組合せ回路と、該組合せ回路の入力側および出力側に
    接続されるレジスタを有し、要求信号に応じて前記レジ
    スタのデータ転送を制御する非同期信号制御回路とを具
    備する自己同期型パイプラインデータパス回路におい
    て、 前記組合せ回路を、請求項1乃至4のダイナミック型論
    理回路で構成し、 前記要求信号に対応した活性化信号を作成する手段を具
    備させて、該活性化信号生により前記組合せ回路のプリ
    チャージとディスチャージ、および/又はプリディスチ
    ャージとチャージを制御するようにしたことを特徴とす
    る自己同期型パイプラインデータパス回路。
  6. 【請求項6】前記組合せ回路を前記レジスタを介して2
    段以上接続し、 当該組合せ回路に対する前記活性化信号を、当該組合せ
    回路の前段のレジスタに対する要求信号と当該組合せ回
    路の後段のレジスタに対する要求信号とを利用して生成
    させることを特徴とする請求項5に記載の自己同期型パ
    イプラインデータパス回路。
  7. 【請求項7】入力したデータを処理する少なくとも1個
    の組合せ回路と、該組合せ回路の入力側および出力側に
    接続されるレジスタを有し、要求信号に応じて前記レジ
    スタのデータ転送を制御する非同期信号制御回路とを具
    備する自己同期型パイプラインデータパス回路におい
    て、 前記レジスタを両エッジ型フリップフロップ回路群で構
    成し、 前記組合せ回路を、請求項1乃至4のダイナミック型論
    理回路で構成し、 前記要求信号に対応した活性化信号を作成する手段を具
    備させて、該活性化信号生により前記組合せ回路のプリ
    チャージとディスチャージ、および/又はプリディスチ
    ャージとチャージを制御するようにしたことを特徴とす
    る2相のハンドシェイクプロトコルに基づく自己同期型
    パイプラインデータパス回路。
  8. 【請求項8】前記組合せ回路を前記レジスタを介して2
    段以上接続し、 当該組合せ回路に対する前記活性化信号を、当該組合せ
    回路の直前段のレジスタに対する要求信号の遷移と当該
    組合せ回路の直後段のレジスタに対する要求信号の遷移
    とを利用して生成させることを特徴とする請求項7に記
    載の自己同期型パイプラインデータパス回路。
  9. 【請求項9】前記非同期信号制御回路を、高しきい値M
    OSトランジスタで構成したことを特徴とする請求項5
    乃至8に記載の自己同期型パイプラインデータパス回
    路。
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