JPH1024722A - 車両用空気調和装置 - Google Patents

車両用空気調和装置

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Publication number
JPH1024722A
JPH1024722A JP19694296A JP19694296A JPH1024722A JP H1024722 A JPH1024722 A JP H1024722A JP 19694296 A JP19694296 A JP 19694296A JP 19694296 A JP19694296 A JP 19694296A JP H1024722 A JPH1024722 A JP H1024722A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
solar radiation
cold air
vehicle
heater
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP19694296A
Other languages
English (en)
Inventor
Masanari Shiroyama
勝成 城山
Shigehiro Hashizume
慈洋 橋詰
Takahide Yamamoto
隆英 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP19694296A priority Critical patent/JPH1024722A/ja
Publication of JPH1024722A publication Critical patent/JPH1024722A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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  • Air-Conditioning For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 エバポレータ3と、その下流側に設置された
ヒータ4と、このヒータ4を通る冷風量を調整するエア
ミックスダンパ5とを備え、上記ヒータ4の下流側でこ
のヒータ4を通過した温風とバイパスした冷風とをミッ
クスしてなる調和空気を複数の吹出口12、13、14から選
択的に車室内に吹き出すとともに、上記ヒータ4の上流
側から冷風を直接フェース吹出口12に導く冷風バイパス
系路16に冷風バイパスダンパ15を設けてなる車両用空気
調和装置100 において、マイコンを内蔵する高価なコン
トローラを要せずに冷風バイパスダンパ15を自動的に開
閉する。 【解決手段】 制御部21、ドライバ部22及びモーター23
を一体化してなる単機能のインテリジェントアクチュエ
ータ20と、日射センサ30とを備え、日射センサ30からの
日射量に応じてインテリジェントアクチュエータ20によ
り冷風バイパスダンパ15を自動開閉する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は車両用空気調和装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の車両用空気調和装置の1例が図4
に示されている。空気調和装置100 のケーシング1内に
はブロア2、エバポレータ3、ヒータ4、エアミックス
ダンパ5、吹出モード切換ダンパ6、7、8、内外切換
ダンパ9等が内蔵されている。
【0003】この空気調和装置100 の運転時、ブロア2
が回転すると、内外切換ダンパ9を切り換えることによ
って選択された外気吸入口10又は内気吸入口11から外気
又は車室内空気がケーシング1内に吸入され、ブロア2
で付勢された後、エバポレータ3を流過することよって
冷却される。
【0004】エバポレータ3で冷却された空気はエアミ
ックスダンパ5によって分流され、その一部はヒータ4
を流過する過程でこのヒータ5内を循環するエンジン冷
却水と熱交換することによって昇温した後、ヒータ5を
バイパスした残部の空気と混合して所定温度の調和空気
となる。この調和空気は吹出モード切換ダンパ6、7、
8を切り換えることによって選択されたフェース吹出口
12、フート吹出口14及びデフロスト吹出口13の1又は2
から車室内に吹き出される。
【0005】冷風バイパスダンパ15を開くと、エバポレ
ータ3を流過することによって冷却された冷風が冷風バ
イパス系路16を経て直接フェース吹出口12に導かれる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の装置におい
ては、冷風バイパスダンパ15を開閉するには運転者が開
閉切換スイッチを操作しなければならないので、操作が
面倒であった。これに対処するため、マイコンを内蔵す
るコントローラからの出力によって自動的に冷風バイパ
スダンパ15を開閉するものが提案されたが、これはコス
トが嵩むという問題があった。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために発明されたものであって、その要旨とすると
ころは、エバポレータと、その下流側に設置されたヒー
タと、このヒータを通る冷風量を調整するエアミックス
ダンパとを備え、上記ヒータの下流側でこのヒータを通
過した温風とバイパスした冷風とを混合してなる調和空
気を複数の吹出口から選択的に車室内に吹き出すととも
に、上記ヒータの上流側から冷風を直接フェース吹出口
に導く冷風バイパス系路に冷風バイパスダンパを設けて
なる車両用空気調和装置において、制御部、ドライバ部
及びモーターを一体化してなる単機能のインテリジェン
トアクチュエータと、日射センサとを備え、上記日射セ
ンサからの日射量に応じて上記インテリジェントアクチ
ュエータにより上記冷風バイパスダンパを自動開閉する
ことを特徴とする車両用空気調和装置にある。
【0008】上記冷風バイパスダンパを上記日射センサ
からの日射量に応じて開閉し又はその開度を比例制御す
ることができる。
【0009】外部信号により上記冷風バイパスダンパを
開閉する外部信号入力系を上記インテリジェントアクチ
ュエータに接続することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態が図1ないし図
3に示されている。図1において、20はインテリジェン
トアクチュエータで、制御部21、ドライバ部22、モータ
23を一体化してなる。そして、このインテリジェントア
クチュエータ20には直流12Vの電源24及びアース25が接
続されている。この制御部21には日射センサ30の検出信
号が入力され、モータ23は冷風バイパスダンパ15に連動
連結されている。
【0011】しかして、日射センサ30の検出信号が制御
部21に入力されると、制御部21は図2に示すように、日
射量がd1以上になったとき冷風バイパスダンパ15の開を
決定し、d2以下になったとき冷風バイパスダンパ15の閉
を決定する。この決定はドライバ部22を経てモータ23に
出力され、このモータ23によって冷風バイパスダンパ15
が開閉される。
【0012】なお、図3に示すように、日射量に応じて
冷風バイパスダンパ15の開度を決定することもできる。
また、外部開閉信号31を変換器26を経て制御部21に入力
して冷風バイパスダンパ15を開閉することもできる。
【0013】
【発明の効果】本発明においては、制御部、ドライバ部
及びモータを一体化してなる単機能のインテリジェント
アクチュエータにより日射センサからの日射量に応じて
冷風バイパスダンパを自動開閉することができるので、
高価なコントローラを要せずに日射が強いときに冷風を
フェイス吹出口から車室内に自動的に吹き出して乗員の
上半身の温度上昇を抑制することによりその空調フィー
リングの悪化を防止しうる。
【0014】冷風バイパスダンパを日射センサからの日
射量に応じて開閉し又はその開度を比例制御すれば、乗
員の空調フィーリングを向上しうる。
【0015】外部信号により冷風バイパスダンパを開閉
する外部信号入力系をインテリジェントアクチュエータ
に接続すれば、外部信号を入力することによって日射セ
ンサの日射量に拘わらず冷風バイパスダンパを開閉する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示す系統図である。
【図2】上記実施形態における日射量と冷風バイパスダ
ンパの開閉との関係を示す線図である。
【図3】上記実施形態における日射量と冷風バイパスダ
ンパの開度との関係を示す線図である。
【図4】従来の車両用空気調和装置の略示的断面図であ
る。
【符号の説明】
100 空気調和装置 1 ケーシング 2 ブロア 3 エバポレータ 4 ヒータ 5 エアミックスダンパ 6、7、8 吹出モード切換ダンパ 9 内外気切換ダンパ 10 外気吸入口 11 内気吸入口 12 フェース吹出口 14 フート吹出口 13 デフロスト吹出口 16 冷風バイパス系路 15 冷風バイパスダンパ 20 インテリジェントアクチュエータ 21 制御部 22 ドライバ部 23 モータ 30 日射センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山本 隆英 愛知県西春日井郡西枇杷島町字旭町三丁目 1番地 三菱重工業株式会社エアコン製作 所内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エバポレータと、その下流側に設置され
    たヒータと、このヒータを通る冷風量を調整するエアミ
    ックスダンパとを備え、上記ヒータの下流側でこのヒー
    タを通過した温風とバイパスした冷風とを混合してなる
    調和空気を複数の吹出口から選択的に車室内に吹き出す
    とともに、上記ヒータの上流側から冷風を直接フェース
    吹出口に導く冷風バイパス系路に冷風バイパスダンパを
    設けてなる車両用空気調和装置において、 制御部、ドライバ部及びモーターを一体化してなる単機
    能のインテリジェントアクチュエータと、日射センサと
    を備え、上記日射センサからの日射量に応じて上記イン
    テリジェントアクチュエータにより上記冷風バイパスダ
    ンパを自動開閉することを特徴とする車両用空気調和装
    置。
  2. 【請求項2】 上記冷風バイパスダンパを上記日射セン
    サからの日射量に応じて開閉し又はその開度を比例制御
    することを特徴とする請求項1記載の車両用空気調和装
    置。
  3. 【請求項3】 外部信号により上記冷風バイパスダンパ
    を開閉する外部信号入力系を上記インテリジェントアク
    チュエータに接続したことを特徴とする請求項1記載の
    車両用空気調和装置。
JP19694296A 1996-07-09 1996-07-09 車両用空気調和装置 Withdrawn JPH1024722A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19694296A JPH1024722A (ja) 1996-07-09 1996-07-09 車両用空気調和装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP19694296A JPH1024722A (ja) 1996-07-09 1996-07-09 車両用空気調和装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1024722A true JPH1024722A (ja) 1998-01-27

Family

ID=16366227

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19694296A Withdrawn JPH1024722A (ja) 1996-07-09 1996-07-09 車両用空気調和装置

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JP (1) JPH1024722A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009029311A (ja) * 2007-07-27 2009-02-12 Denso Corp 車両用空調装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009029311A (ja) * 2007-07-27 2009-02-12 Denso Corp 車両用空調装置

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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20031007