JPH10247034A - 画像記録装置 - Google Patents

画像記録装置

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JPH10247034A
JPH10247034A JP9067515A JP6751597A JPH10247034A JP H10247034 A JPH10247034 A JP H10247034A JP 9067515 A JP9067515 A JP 9067515A JP 6751597 A JP6751597 A JP 6751597A JP H10247034 A JPH10247034 A JP H10247034A
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unit
fixing unit
fixing
cooling
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 定着ローラの過昇温防止出力として非接触方
式を採用することにより、定着ローラの寿命低下を防止
すると共に装置の大型化を防止し、なおかつ定着ローラ
のウォームアップ時間を短縮しつつ過昇温防止の規定性
能を維持した画像記録装置を提供する。 【解決手段】 記録材P上のトナーを熱により定着させ
る定着ユニット40と、定着ユニット40の定着ローラ
41Aの温度を検知するサーミスタ46と、定着ローラ
41Aと非接触状態にて配置され定着ローラ41Aの過
昇温を防止するサーモスイッチ47とを有する画像記録
装置において、サーモスイッチ47を冷却する排気ファ
ン61と、定着ローラ41Aの温度が温調温度に達しな
い間には排気ファン61によるサーモスイッチ47の冷
却がなされず、温調温度に達するとサーモスイッチ47
の冷却がなされるようにする制御回路70とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真方式を用
いたプリンタ、ファクシミリ、複写機などの画像記録装
置であって、特に定着手段の温度制御機構に関する。
【0002】
【従来の技術】画像記録装置の一例(モノカラー画像記
録装置)を図8を参照して説明する。この画像記録装置
は、記録材Pを1枚ずつ給送する給紙ユニット92と、
画像情報に基づいて記録材上にトナー画像を形成する画
像形成部91と、記録材を搬送しながら画像形成部91
に形成されたトナー画像を転写させる転写搬送ユニット
93と、転写後の記録材上のトナー像を熱により定着さ
せる定着ユニット100とを有している。
【0003】定着ユニット100は、例えば、ハロゲン
ヒータ102を内蔵した定着ローラ101Aと、この定
着ローラ101Aに圧接された加圧ローラ101Bとを
有しており、両ローラ101A,101Bの間に記録材
を挟んで搬送しながら定着させるものとなっている。そ
して、定着ローラ101Aの表面温度を温度検知センサ
103が検知し、その検知温度に応じて、ハロゲンヒー
タ102をON/OFF制御し、定着ローラ101Aの
表面温度を一定に保っている。
【0004】ところが、例えば温度検知センサ103の
動作不良が発生すると、温調制御が不能となるので、ハ
ロゲンヒータ102が点灯(ON)し続け、過昇温が起
きるおそれがある。そこで、これを防止するため、所定
温度を超えるとハロゲンヒータ102への通電を遮断す
る過昇温防止手段を設けるようにしている。このような
過昇温防止手段として、例えばサーモスイッチ、温度ヒ
ューズが用いられている。
【0005】このうち、サーモスイッチ104は、バイ
メタルの変位によりハロゲンヒータ102への通電のた
めの接点がON/OFFするものである。そして、サー
モスイッチ104は、普通、定着ローラ101Aの表面
に接触して配置されている(接触方式)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この接触方
式にあっては、サーモスイッチ104を定着ローラ10
1Aに接触させた状態で長時間使用するので、定着ロー
ラ101Aの表面の接触部位が劣化し、ローラ寿命低下
の要因となる。
【0007】特に、近年急速に実用化されているフルカ
ラー画像記録装置にあっては、このローラ寿命低下の問
題が、モノカラー画像記録装置の場合に比べて、次のよ
うに顕著となる。4色トナーを定着ローラにオフセット
させることなく、記録材上に確実に定着させるために
は、定着ローラの表面に離型剤を塗布する必要がある。
そして、定着ローラは、離型剤がなじみやすい表層にす
るため、表層の耐摩耗性が低下することが避けられな
い。そのため、サーモスイッチの接触に伴う定着ローラ
の表面の劣化が顕著となる。その上、フルカラーの場
合、定着ローラの表面の僅かな劣化であっても、画像不
良として目立ちやすい。
【0008】また、接触方式であると、何らかの原因に
より記録材が定着ローラに巻きついてしまった場合、記
録材が定着ローラとサーモスイッチとの間に挟まれるこ
とにより、サーモスイッチの熱応答性が低下し、規定性
能を発揮できなくなるおそれもある。
【0009】一方、こうした定着ローラ表面の劣化に伴
うローラ寿命の低下、定着ローラに記録材が巻きつくこ
とによる熱応答性の低下の問題に対処するため、定着ロ
ーラにおける記録材の画像面に対応する部位(画像部)
を外れた部分にサーモスイッチを接触させることが、提
案され、実用化されている。しかしながら、この場合、
定着ローラの画像部以外の部位にサーモスイッチとの接
触部を設けるため、定着ローラの長さを伸ばす必要があ
る。これは、装置の大型化という弊害につながる。
【0010】このような接触方式が抱える問題から、接
触方式に代わって非接触方式、つまりサーモスイッチを
定着ローラの表面から離して配置するようにすることが
望まれている。
【0011】しかしながら、非接触方式は、熱応答性が
良くない。そのため、非接触方式により、規定の過昇温
防止性能(定着ローラの温度が設定温度を超えたとき、
所定時間で過昇温を防止する動作を実行する)を維持す
ることは、従来、難しいと考えられている。
【0012】また、近年、ユーザーをできるだけ待たせ
ないようにするため、装置の電源ON後、より早く装置
をスタンバイ状態にしたいという要請が強くなってい
る。そのため、定着ローラも、より短時間で温調温度に
到達させる(ウォームアップ時間の短縮)ことが重要視
されつつある。このように定着ローラの温度上昇率を高
くすると、安全性上、サーモスイッチも、定着ローラに
対する温度上昇の追従性が高いものである必要がある。
【0013】要するに、接触方式は広く実用化されてい
るものの、種々の問題点があり、一方、非接触方式は、
熱追従性の問題があり、また熱応答性の面からいって規
定性能を維持することが困難視されている。
【0014】本発明は、上述のような事情に鑑みて創案
されたものであり、過昇温防止手段として非接触方式を
採用しながら、この非接触方式が抱えていた問題点を解
消し、理想的な過昇温防止機能の実現化を図ったもので
ある。
【0015】すなわち、本発明の目的は、非接触方式を
採用することにより、定着ローラの寿命低下を防止する
と共に装置の大型化を防止し、なおかつ定着ローラのウ
ォームアップ時間を短縮しつつ過昇温防止の規定性能を
維持した画像記録装置を提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】本出願に係る第1の発明
によれば、上記目的は、記録材上のトナー像を熱により
定着させるための定着手段と、この定着手段の定着部の
表面温度を検知する温度検知手段と、定着手段の定着部
の近傍に定着部と非接触状態にて配置され定着部の過昇
温を防止する過昇温防止手段とを有する画像記録装置に
おいて、過昇温防止手段を冷却する冷却手段と、温度検
知手段による定着部の検知温度が所定の温調温度に達し
ない間には冷却手段による過昇温防止手段の冷却がなさ
れず、温調温度に達すると過昇温防止手段の冷却がなさ
れるように制御する制御手段とを有することにより達成
される。
【0017】また、本出願に係る第2の発明によれば、
上記目的は、第1の発明の冷却手段が、定着手段の放熱
を装置本体の外に排出する排熱手段をも兼ねるように構
成されていることにより達成される。
【0018】また、本出願に係る第3の発明によれば、
上記目的は、記録材上のトナー像を熱により定着させる
ための定着手段と、この定着手段の定着部の表面温度を
検知する温度検知手段と、定着部の近傍に定着部と非接
触状態にて配置され定着部の過昇温を防止する過昇温防
止手段とを有する画像記録装置において、過昇温防止手
段を冷却する共に定着手段の放熱を装置の外に排出する
冷却手段と、この冷却手段による冷却対象を定着手段の
み或は定着手段および過昇温防止手段の両方を冷却する
ように切り換える冷却対象切換手段と、定着手段が温調
温度に達しない間、冷却対象切換手段に定着手段のみを
冷却させ、定着手段が温調温度に達すると、冷却対象切
換手段に定着手段および過昇温防止手段の両方を冷却さ
せる制御手段とを有していることにより達成される。
【0019】すなわち、本出願に係る第1の発明にあっ
ては、温調温度に達すると冷却手段が過昇温防止手段の
冷却を行うことにより、過昇温防止手段の動作温度が低
く設定される。その一方、温調温度に達しない間には、
過昇温防止手段の冷却がなされないので、ウォームアッ
プ時における過昇温防止手段の温度追従性が上り、過昇
温防止手段は、素早く定常状態、つまり過昇温防止動作
可能な態勢へと設定される。
【0020】また、本出願に係る第2の発明にあって
は、第1の発明の冷却手段が過昇温防止手段の冷却動作
と同時に定着手段からの放熱の装置本体の外への排熱動
作も行うので、画像形成装置内に設けられた諸装置の熱
による性能低下が防止されることとなる。
【0021】また、本出願に係る第3の発明にあって
は、温調温度に達しない間、冷却対象切換手段が定着手
段のみを冷却するように設定し、温調温度に達すると、
定着手段および過昇温防止手段の両方を冷却させるよう
に切り替える。すなわち、ウォームアップ段階から定着
手段の排熱動作を単独で開始する。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施形態を
図1〜図7を参照して説明する。
【0023】(第1実施形態)まず、本発明の第1実施
形態を図1〜図6を参照して説明する。
【0024】図1に、本発明の一実施形態としてのカラ
ー画像記録装置が示されている。
【0025】この画像記録装置は、記録材Pを1枚ずつ
給送する給紙ユニット20と、画像情報に基づいてトナ
ー画像を形成する画像形成部10と、記録材を搬送しな
がら画像形成部10に形成されたトナー画像を転写させ
る転写搬送ユニット30と、転写後の記録材上のトナー
像を熱と圧力とにより定着させる定着手段としての定着
ユニット40と、装置の各部の制御を行う制御ユニット
とを有している。
【0026】ここで、給紙ユニット20は、記録材を収
納するカセット21と、このカセット21から記録材を
1枚ずつ送り出すローラ群23および給紙ガイド24と
を有している。
【0027】また、画像形成部10は、イエロー、シア
ン、マゼンタ、ブラックの4色に対応して4個のステー
ション10A〜10Dが順次、並列されている。各ステ
ーション10A〜10Dは、像担持体としての感光ドラ
ム11と、この感光ドラム11の外周面に対向して配置
された一次帯電器12、光学系13、現像装置14、ク
リーニング装置15とを有している。
【0028】また、転写搬送ユニット30は、複数個の
ローラに転写ベルト31を巻回している。ローラ群のう
ち駆動ローラ32は、定着ユニット40側寄りの転写ベ
ルト31端部に配置されている。
【0029】また、定着ユニット40は、ハロゲンヒー
タ49などの定着ヒータを内蔵した定着部としての定着
ローラ41Aと、この定着ローラ41Aに加圧される加
圧ローラ41Bと、定着ローラ41Aの表面温度を検出
する温度検知手段としてのサーミスタ46と、定着ロー
ラ41Bに近接して非接触状態で配置された過昇温防止
手段の一例としてのサーモスイッチ47と、両ローラ4
1A,41Bのニップ部に記録材を導く入口ガイド43
Cと、ローラ対41A,41Bから排出された記録材を
装置の外に導き出す内排紙ローラ44および外排紙ロー
ラ45などから構成されている。また、これらの部材
は、図3に示す定着ユニットフレーム42によりカバー
されている。
【0030】サーモスイッチ47は、非接触方式なの
で、定着ローラ41Aの表面部を劣化させることがな
い。また、記録材の巻き込みによる熱応答性の低下の問
題がないので、接触方式のサーモスイッチを定着ローラ
41Aの画像部以外の領域に接触させるために定着ロー
ラ41Aの長さを伸ばす必要がなくなり、装置を大型化
しなくてすむ。
【0031】排気ファン61は、サーモスイッチ47を
冷却すると共に、定着ユニット40の周囲の雰囲気を装
置の外に排出するものである。サーモスイッチ47を冷
却する理由は、それによりサーモスイッチ47の動作温
度を低くし、もって熱応答性を高めるためである。ま
た、定着ユニット40の排熱を装置の外に排出する理由
は、定着ユニット40の熱が装置内に放出されると、装
置内部温度が上昇して、画像形成部10や転写搬送ユニ
ット30の性能が変化するおそれがあるので、それを防
止するためである。
【0032】また、制御ユニットは、制御回路70やモ
ータドライブ基板71,72などからなり、上述した各
ユニット20,10,30,40の動作を制御するもの
である。
【0033】本画像記録装置の動作を説明すると、カセ
ット21から1枚ずつ送り出された記録材は、転写搬送
ユニット30により搬送されながら、画像形成部10の
各ステーション10A〜10Dを経て順次4色のトナー
像が多重転写され、次いで定着ユニット40の定着ロー
ラ41Aと加圧ローラ41Bとの間で搬送されながら加
熱、加圧されてトナー像が定着された後、装置の外に排
出される。
【0034】次に、本実施形態の特徴とする構成を述べ
る。
【0035】定着ユニット40の電気制御系が図2に示
されている。また、定着ユニット40周りの詳細な構成
が図3,図4に示されている。
【0036】この定着ユニットの電気制御系は、図2に
示すように、定着ローラの温度検知を行うサーミスタ4
6と、このサーミスタ46から検知温度を入力され、こ
の検知温度と規定温度(温調温度)とを比較してヒータ
駆動信号を出力すると共にファン駆動信号を出力する制
御回路70と、この制御回路70からのヒータ駆動信号
によりヒータON/OFF制御をするSSR73と、こ
のSSR73により駆動されるハロゲンヒータ49と、
このハロゲンヒータ49の電源53と、ハロゲンヒータ
49の通電を遮断するサーモスイッチ47と、制御回路
70からのファン駆動信号により駆動される排気ファン
61とを有している。
【0037】制御回路70は、サーミスタ46から定着
ローラ検知温度信号が入力され、その検知温度と規定温
度(温調温度)とを比較し、その結果に基づいてSSR
73によりハロゲンヒータ49の点灯をON/OFF制
御するように設定される。
【0038】一方、サーモスイッチ47は、定着ローラ
41Aの表面に近接して非接触状態で配置されている。
定着ローラ41Aとサーモスイッチ47との間の離間量
は、本実施形態では、0.7mm±0.2mmの誤差範
囲に設定されている。何らかの原因、例えばサーミスタ
46の検知不良あるいはSSR73の動作不良などによ
り、定着ローラ41Aの表面温度が正規の温調温度を超
えてさらに上昇すると、それにつれてサーモスイッチ4
7の内部温度も上昇し、ある温度でサーモスイッチ47
内のバイメタルが変位してハロゲンヒータ49への通電
のための接点が離れることにより、ハロゲンヒータ49
の通電を遮断するようになっている。
【0039】ところで、定着ローラ41Aが例えば20
0℃近くの温度(本実施形態では175℃)で温調され
ているとすると、定着ユニット40内の熱がユニット外
へ徐々放出されて、装置内部を昇温させていく。する
と、画像形成部10内のトナーが暖められて融着しやす
くなり、それにより現像効率や転写効率が低下し、良好
な画像品位が維持されないという問題が発生する。特
に、装置の小型化のために画像形成部10と定着ユニッ
ト40との間の距離が縮められた構成であったり、省エ
ネルギのため低融点トナーを用いた場合には、より大き
な問題となる。
【0040】さらに、次のような問題もある。転写搬送
ユニット30の駆動ローラ32は、普通、最終の画像転
写領域(感光ドラム11と転写ベルト31との接点)T
の下流に配置される。その理由は次のとおりである。す
べての画像転写領域において転写ベルト31を引張り側
にすることにより、転写ベルト31が弛むことを極力防
ぎ、もって画像転写不良や転写位置ズレの発生を防止す
ることによる。そのため、駆動ローラ32を定着ユニッ
ト40の近傍に配置することになり、ある程度の昇温を
避けることができない。そのため、駆動ローラ32が熱
膨張して、転写ベルト31の搬送速度が増加することに
なり、この速度変化がある値を超えると、転写画像の伸
縮および多色画像の色ズレとなって現れる。特に、色ズ
レの場合には、速度が約0.1%変化しても問題化す
る。つまり、駆動ローラ32の直径が0.1%以上変化
してはならないということである。
【0041】ところが、駆動ローラ32は、転写ベルト
31をスリップすることなく駆動させるために、ローラ
表面に摩擦係数の高い層、例えばゴム層を巻いた構成に
するのが普通である。ところが、一般に、それらの物質
は、線膨張率が大きい。具体的な量でいうと、駆動ロー
ラの温度が20deg程度の上昇で、その直径が0.1
%増加してしまう。
【0042】そこで、定着ユニット40の排熱機構(排
熱手段)が設けられ、定着ユニット40の周囲の雰囲気
を装置の外に排出し、装置内の昇温を極力防止するよう
にしている。本実施形態では、サーモスイッチ冷却手段
が、この定着ユニット排熱手段を兼ねている。すなわ
ち、定着ユニット排熱手段は、図3および図4に示すよ
うに、装置本体の前側板1と後側板2との間にわたり定
着ユニット40の給紙側側面と上部を覆うように設けら
れた排気ダクト62と、前側板1と後側板2とにおける
排気ダクト62に対応する位置にそれぞれ設けられた排
気用開口1A,2Aと、後側板2の開口2Aに設けられ
た排気ファン61とを有している。
【0043】排気ファン61の回転により、排気ダクト
62内の空気を後側板2の開口2Aから装置の外に排出
しつつ、前側板1の開口1Aからフレッシュな空気を取
り入れ(図3の矢印Fu参照)、また、それと同時に、
定着ユニット40の給紙側近傍からも空気を吸い上げ、
装置の外に排出するようになっている(図4の矢印Ff
参照)。
【0044】これにより、定着ユニット40の給紙側開
口から装置内への熱の拡散を防止することができ、もっ
て装置内の昇温を極力防止でき、常に良好な画像が得ら
れるものとなる。
【0045】また、サーモスイッチ47は、冷却される
ために図3および図4に示すような構造を有している。
サーモスイッチ47は、金属製のサーモスイッチ取付板
48を介して定着ユニットフレーム42に取りつけられ
ている。そして、このサーモスイッチ取付板48の一部
が、定着ユニットフレーム42の上面に形成した開口部
42Aから排気ダクト62内に突出されている(この突
出した部分を突出部48Aと称するものとする)。その
ため、排気ファン61が動作すると、このサーモスイッ
チ取付板48の突出部48Aが冷却され、それに伴いサ
ーモスイッチ47も冷却されるようになっている。冷却
効果を上げるため、サーモスイッチ取付板48の材質と
して、熱伝導性の高い例えばアルミニウムが好適であ
る。
【0046】さらに、排気ファン61は、ハロゲンヒー
タ49の点灯後、定着ローラ41Aが規定温度(温調温
度)に達するまでは、動作しないように制御回路70
(図2参照)により制御されるものとなっている。この
ように制御する理由を図5のグラフに基づいて次に述べ
る。
【0047】本グラフは、室温25℃から装置の電源を
投入して装置を立ち上げたときの、定着ローラ41Aの
表面温度およびサーモスイッチ47の温度の時間的変化
を示している。ハロゲンヒータ49が点灯開始し、定着
ローラ41Aの表面が、100secで温調温度175
℃に達する。通常、その後、温調温度に入って、曲線A
のような変化を続ける。また、そのときのサーモスイッ
チ47の温度は、このハロゲンヒータ49の温度変化
(曲線A)に追従して、曲線Bのように、立ち上がり
後、およそ95℃で定常状態になる。これに応じて、サ
ーモスイッチ47がハロゲンヒータ49の通電を遮断動
作する温度Tbを、定常温度より10deg高い105
℃に設定している。
【0048】ここで、排気ファン61は、定着ローラ4
1Aが温調温度175℃に達するまで(100secま
で)、つまりウォームアップの間は動作せず、温調状態
に入ってから(100secから)動作するように制御
されるものとなっている。つまり、温調状態に入った1
00secからサーモスイッチ47の冷却を開始するの
で、ウォームアップの間、サーモスイッチ47の温度追
従性が高まる。
【0049】もしサーミスタ46の不良により、定着ロ
ーラ41Aの表面温度が正確に検知されないと、100
secを過ぎてもまだハロゲンヒータ49がフル点灯し
続け、その結果、定着ローラ41Aの温度が曲線Dのよ
うに175℃を超えてさらに上昇してしまうことが考え
られる。この温度制御異常の間、装置は定着ローラ41
Aが温調温度に達していないと判断しているので、排気
ファン61を動作させていない。それゆえ、サーモスイ
ッチ47も冷却されていないので、その温度変化は、冷
却中に比べより高い追従性をもったものなる。すなわ
ち、サーモスイッチ47は、曲線Eのように変化し、設
定温度Tb(105℃)に達した時点tbでバイメタル
が変位して動作し、ハロゲンヒータ49が消灯する。こ
のとき、定着ローラ41Aは、250℃程度であり、定
着ローラ41A自身や周囲の部品に大きなダメージを与
えることはない。
【0050】これに対して、本実施形態との比較のた
め、サーモスイッチ47を冷却する構成をもたない場合
を述べる。この場合、冷却されない分だけ、サーモスイ
ッチ47の定常温度が高くなるので、曲線Cのようにな
り、125℃程度になる。この定常温度125℃に応じ
てサーモスイッチ47の動作温度Tcを135℃に設定
しなければならず、それに伴い異常時にサーモスイッチ
47が動作するまでの時間がtcと延びてしまう。この
ときの定着ローラ41Aの温度は300℃を超え、定着
ローラ41A自身や周囲の部品(例えば、軸受やクリー
ニング手段)にダメージを与えることになる。
【0051】上述したように、サーモスイッチ47を冷
却する手段を設けた場合には、冷却手段がない場合に比
べて、サーモスイッチ47の動作温度を低く設定でき、
その上、その冷却手段を上述のようにウォームアップ時
には動作させないように制御することにより、ウォーム
アップ時におけるハロゲンヒータ49の温度上昇に対す
るサーモスイッチ47の温度上昇の追従性が上る。した
がって、サーモスイッチ47がスイッチ動作可能な状態
に入るまでの時間を短縮でき、もって安全性を向上でき
る。
【0052】例えば100secといったウォームアッ
プ時間の早い定着ローラ41Aであっても、温調温度に
達する前には(ウォームアップ時には)冷却せず、温調
温度に達したら冷却開始することにより、非接触方式の
サーモスイッチ47であっても、規定性能を維持でき
る。
【0053】なお、次に、本実施形態の変形例を挙げて
説明する。
【0054】サーモスイッチ47の配置場所について触
れると、本実施形態では、図3,図4に示すように、定
着ローラ41Aのほぼ真上に配置している。これは、定
着ローラ41Aから放出された熱を効率良く吸収するた
めである。非接触方式では、主に定着ローラ41Aの表
面からの放射熱を吸収して昇温するが、一部、空気の対
流からも熱を受け取っている。
【0055】しかしながら、必ず定着ローラ41Aの中
心の鉛直線上にある必要はなく、水平方向に多少ズレて
いても定着ローラ41Aの投影領域から外れない限り、
大きな違いはない。
【0056】また、上述した実施形態では、サーモスイ
ッチ47を冷却させるため、サーモスイッチ取付板48
の一部48Aを定着ユニットフレーム42から排気ダク
ト62内に突出させていた。これによると、サーモスイ
ッチ取付板48という一部品を介して間接的にサーモス
イッチ47を冷却するので、冷却効率上、改善の余地が
ある。そこで、冷却効率向上のため、例えば図6に示す
ように、定着ユニットフレーム42の上面の一部を両側
から中央にかけて緩やかに傾斜する凹部42Aを形成し
て、その中央に形成した開口を通してサーモスイッチ4
7を挿入して、上から固定するように構成することがで
きる。この変形例によると、サーモスイッチ47自体
が、排気ダクト内の空気流に触れて直接冷却されるた
め、冷却効果が上がり、サーモスイッチ47のスイッチ
動作温度を上述したTb(図5参照)よりもさらに低い
値に設定でき、その結果、熱応答性をより一層向上でき
る。
【0057】ここで、定着ユニット40の上面そのまま
をサーモスイッチ47の取付面にしない理由は、普通、
定着ローラ41Aの周囲には分離爪やクリーニング機構
など幾つかの部品を配置するためのスペースを確保する
必要があるからである。もし、場合によって、このスペ
ースが必要ないならば、サーモスイッチ取付面を定着ユ
ニットフレーム42の上面と一致させることができ、も
って定着ユニットフレーム42の形状を単純化できる。
【0058】上述した実施形態では、サーモスイッチ4
7の冷却手段が、定着ユニット40の排熱機構を兼ねる
構成としたが、本発明はそれに限定されるものではな
い。コストやスペースに問題がなければ、サーモスイッ
チ冷却手段と定着ユニット排熱機構とをそれぞれ独立し
て設けてもよく、また、定着ユニット熱排出機構のみを
コスト高などの理由により省略してもよい。
【0059】また、本実施形態では、サーモスイッチ冷
却手段を動作させるタイミングを定着ローラ41Aが温
調温度に達したときに設定しているが、温調温度から若
干の一定時間が経過した後にスイッチ動作を設定したも
のも、実質的に本発明に包含されるものである。
【0060】また、異常動作を室温からの立ち上がりで
説明してきたが、この他に、温調状態から、あるいは室
温と温調状態との中間の温度からの異常動作であっても
同様の効果が得られることは勿論である。
【0061】また、過昇温防止手段(安全装置)として
サーモスイッチ47を例示したが、これに限らず、例え
ば、温度ヒューズ(図示省略)を用いてもよい。
【0062】また、画像記録装置として、フルカラー画
像記録装置を例示したが、これに限らず、モノカラーの
画像記録装置であってもよい。
【0063】(第2実施形態)次に、本発明の第2実施
形態を図7を参照して説明する。
【0064】上述した第1実施形態は、サーモスイッチ
47を冷却する動作と、定着ユニット40の排熱動作と
が同時に行われる構成であった。これによると、もし定
着ユニット40の排熱動作をウォームアップ中であって
も行わせようとすると、サーモスイッチ47も冷却され
てしまい、ウォームアップ時のサーモスイッチ47の温
度追従性が低下してしまうことになる。一方、サーモス
イッチ47専用の冷却手段を別に備えれば、この問題に
対処できるが、これは、スペースやコストの面で困難な
場合が多い。
【0065】そこで、スペースやコストの面での困難が
なく、サーモスイッチ47の冷却動作と定着ユニット4
0の排熱動作とを別に独立して行わせることができる構
成例を図7を参照して説明する。
【0066】これは、図3の構成に対して、定着ユニッ
ト40のみ或は定着ユニット40およびサーモスイッチ
47の両方を冷却するように切り換える冷却対象切換手
段を付加したものである。冷却対象切換手段は、本実施
形態では、定着ユニットフレーム42の上面にサーモス
イッチ取付板48の突出部48Aを挟んで左右に設けら
れた一対の壁面49と、この一対の壁面49の排気方向
上流側を開閉するように設けられた開閉部材50と、こ
の開閉部材50にリンク51を介して接続されたソレノ
イド52とを有している。ソレノイド52は、制御回路
70(図2参照)に接続されている。
【0067】壁面49は、突出部48Aを通過する空気
流路を形成している。開閉部材50は、両壁面49の端
面の間を繋いで起立または倒伏可能に設けられている。
ソレノイド52は、リンク51を介して開閉部材50を
起立、倒伏するものである。ソレノイド52の非通電時
には、(不図示の)バネの付勢力により、開閉部材50
は引っ張られて倒伏され、空気流路が開かれている。一
方、ソレノイド52の通電時には、ソレノイド52が開
閉部材50を押して起立させ、空気流路を閉じるように
なっている。
【0068】制御回路70は、温調温度に達する前(ウ
ォームアップ)にはソレノイド52に通電して、空気流
路を閉じ、温調温度に達した後にはソレノイド52を非
通電にして、空気流路を開くように設定されている。
【0069】上述のように構成された流路対象切換手段
によると、次のように、温調温度の前後で冷却対象を切
り換える。
【0070】装置電源スイッチが投入されると、ハロゲ
ンヒータ49が点灯し、それと共に、排気ファン61も
回転を開始して、排気が始まる。ここで、ソレノイド5
2を通電させて、開閉部材50を起立させて、空気流路
を閉じる。そのため、排気ファン62により発生する空
気流は、サーモスイッチ取付板48を迂回して矢印Fb
のように流れる。したがって、定着ユニット40の排熱
のみが行われ、サーモスイッチ47の冷却は行われな
い。サーモスイッチ47の冷却が行われないので、ウォ
ームアップ時のサーモスイッチ47の温度追従性は維持
される。
【0071】ハロゲンヒータ49の表面温度が上昇して
温調温度175℃に達すると、ハロゲンヒータ49の温
調制御モードに入り、そのときソレノイド52への通電
を停止する。すると、バネ力により開閉部材50が倒伏
して、空気流路が開かれ、サーモスイッチ47の冷却が
始まる。
【0072】このようにウォームアップ段階から定着ユ
ニット40の排熱動作を開始するので、周囲の部品や雰
囲気の昇温がさらに軽減される。したがって、転写画像
濃度低下や色ズレなどの程度がより一層改善され、高品
位の画像を維持できる。また、サーモスイッチ47と定
着ユニット40とに応じてそれぞれ独立した冷却手段を
設ける必要がないので、省スペース、低コストである。
【0073】
【発明の効果】本出願に係る第1の発明によれば、温調
温度に達すると冷却手段が非接触方式の過昇温防止手段
の冷却を行うことにより、過昇温防止手段の動作温度を
低く設定でき、その一方、温調温度に達しない間には、
過昇温防止手段の冷却がなされないので、ウォームアッ
プ時における過昇温防止手段の温度追従性が上り、素早
く定常状態、つまり過昇温防止動作可能な態勢に入るこ
とができる。すなわち、過昇温防止手段として非接触方
式を採用したので、定着ローラの寿命低下を防止できる
と共に装置の大型化を防止でき、なおかつ、温調温度に
達する前には過昇温防止手段を冷却せず、温調温度に達
した後冷却するので、定着ローラのウォームアップ時間
を短縮しつつ過昇温防止の規定性能を維持することがで
きる。
【0074】また、本出願に係る第2の発明によれば、
第1の発明の冷却手段が過昇温防止手段の冷却動作と同
時に定着手段の排熱動作も行うので、装置全体として、
省スペースで、低コストとできる。
【0075】また、本出願に係る第3の発明によれば、
温調温度に達しない間、冷却対象切換手段が定着手段の
みを冷却するように設定し、温調温度に達すると、定着
手段および過昇温防止手段の両方を冷却させるように切
り替える。すなわち、ウォームアップ段階から定着手段
の排熱動作を単独で開始できるので、定着手段の周囲の
部品や雰囲気の昇温をさらに軽減できる。したがって、
転写画像濃度低下や色ズレなどの程度がより一層改善さ
れ、高品位の画像を維持できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像記録装置の第1実施形態の装置全
体を示す断面図である。
【図2】図1の画像記録装置の定着ユニット関係の電気
制御回路を示すブロック図である。
【図3】図1の画像記録装置の定着ユニット回りを示す
一部破断した斜視図である。
【図4】図3の定着ユニット回りの縦断面図である。
【図5】図1の画像記録装置の各部の時間−温度変化を
表すグラフである。
【図6】図3に示した定着ユニットの変形例を示す斜視
図である。
【図7】本発明の画像記録装置の第2実施形態の定着ユ
ニット回りを示す斜視図である。
【図8】従来の画像記録装置の一例の全体を示す概略断
面図である。
【符号の説明】
P 記録材 40 定着ユニット(定着手段) 41A 定着ローラ(定着部) 42 定着ユニットフレーム 46 サーミスタ(温度検知手段) 47 サーモスイッチ(過昇温防止手段) 48 サーモスイッチ取付板 48A サーモスイッチ取付板の突出部 49 壁面(冷却対象切換手段) 50 開閉部材(冷却対象切換手段) 51 リンク(冷却対象切換手段) 52 ソレノイド(冷却対象切換手段) 61 排気ファン(冷却手段) 62 排気ダクト(冷却手段) 70 制御回路(制御手段)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録材上のトナー像を熱により定着させ
    るための定着手段と、この定着手段の定着部の表面温度
    を検知する温度検知手段と、定着部の近傍に定着部と非
    接触状態にて配置され定着部の過昇温を防止する過昇温
    防止手段とを有する画像記録装置において、過昇温防止
    手段を冷却する冷却手段と、温度検知手段による定着部
    の検知温度が所定の温調温度に達しない間には冷却手段
    による過昇温防止手段の冷却がなされず、温調温度に達
    すると過昇温防止手段の冷却がなされるように制御する
    制御手段とを有することを特徴とする画像記録装置。
  2. 【請求項2】 冷却手段は、定着手段の放熱を装置本体
    の外に排出する排熱手段をも兼ねるように構成されてい
    ることとする請求項1に記載の画像記録装置。
  3. 【請求項3】 記録材上のトナー像を熱により定着させ
    るための定着手段と、この定着手段の定着部の表面温度
    を検知する温度検知手段と、定着部の近傍に定着部と非
    接触状態にて配置され定着部の過昇温を防止する過昇温
    防止手段とを有する画像記録装置において、過昇温防止
    手段を冷却する共に定着手段の放熱を装置の外に排出す
    る冷却手段と、この冷却手段による冷却対象を定着手段
    のみ或は定着手段および過昇温防止手段の両方に切り換
    える冷却対象切換手段と、定着手段が温調温度に達しな
    い間、冷却対象切換手段に定着手段のみを冷却させ、定
    着手段が温調温度に達すると、冷却対象切換手段に定着
    手段および過昇温防止手段の両方を冷却させる制御手段
    とを有していることを特徴とする画像記録装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2302007B (en) * 1994-05-02 1997-06-04 Michael Shaun Flynn Making food products
JP2010102268A (ja) * 2008-10-27 2010-05-06 Ricoh Co Ltd 定着装置及び画像形成装置
JP2012230294A (ja) * 2011-04-27 2012-11-22 Kyocera Document Solutions Inc 定着装置及びそれを備えた画像形成装置

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