JP6160129B2 - 定着装置、及び画像形成装置 - Google Patents
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Description
画像形成装置は、電子写真記録、静電記録、磁気記録等の画像形成プロセスにより、画像転写方式もしくは直接方式により、未定着トナー画像を記録材シート、印刷紙、感光紙、静電記録紙などの記録媒体上に形成する。未定着トナー画像を定着させるための定着装置としては、熱ローラ方式、フィルム加熱方式、電磁誘導加熱方式等の接触加熱方式による定着装置が広く採用されている。
このような定着装置の一例として、ベルト方式の定着装置(例えば、特許文献1:特開2004−286922公報)や、セラミックヒータを用いたサーフ定着(フィルム定着)方式の定着装置(例えば、特許文献2:特許第2861280号)が知られている。
ベルト方式の定着装置では、近年、さらなるウォームアップ時間(電源投入時等の常温状態から印刷可能なリロード温度までに要する時間)や、ファーストプリント時間(印刷要求を受けた後で、印刷準備を経て印字動作を行い排紙が完了するまでの時間)の短縮化が望まれている(課題1)。
課題1を解決する方法として、セラミックヒータを用いたサーフ定着が提案されている。このサーフ定着方式によれば、ベルト方式の定着装置に比べて低熱容量化、小型化を可能とすることができる。しかし、ニップ部のみを局所加熱しているため、その他の部分は加熱されておらず、ニップ部の用紙入口においてベルトが最も冷えた状態にあり、定着不良が発生しやすくなるという問題がある。
以上のような課題1〜3を解決するために、無端ベルトを用いる構成において、無端ベルト全体を温めることを可能にし、加熱待機時からのファーストプリントタイムを短縮することができ、かつ高速回転時の熱量不足を解消して、高生産の画像形成装置に搭載されても、良好な定着性を得ることができるようにした定着装置が提案されている(特許文献3:特開2007−334205公報)。
更なる省エネ性、及びファーストプリントタイム向上のために、無端ベルトを金属熱伝導体を介して間接的に加熱する構成から、無端ベルトを(金属熱伝導体を介さずに)直接加熱する構成が提案されている。この構成では伝熱効率を大幅に向上させることにより消費電力を低減すると共に、加熱待機時からのファーストプリントタイムを更に短縮することができる。また、金属熱伝導体レスによるコストダウンが可能となる。しかしこの構成では、急速な昇温により発生した熱応力でベルトが変形するという問題が発生し、急速な昇温を抑制するための制御が必要となる。
しかし、いずれの従来例も比較的長時間での機内温度上昇を想定した空冷による放熱構成であり、省エネ性及びファーストプリントタイム向上のために低熱容量の無端ベルトを局部的に直接加熱する定着装置における急速な温度上昇に対応することは難しい。
図1は本発明の定着装置を備えた画像形成装置の一例の構成について説明する図である。
画像形成装置1は、複数の色画像を形成する作像部がベルトの展張方向に沿って並置されたタンデム方式を用いるカラープリンタあるが、本発明はこの方式に限ることはなく、またプリンタだけではなく複写機やファクシミリ装置などを対象とすることも可能である。
画像形成装置1は、イエロー、シアン、マゼンタ、ブラックの各色に色分解された色にそれぞれ対応する像としての画像を形成可能な像担持体としての感光体ドラム20Y、20C、20M、20Bkを並設したタンデム構造が採用されている。
各感光体ドラムの周囲には、感光体ドラムの回転に従い画像形成処理するための装置が配置されている。ブラック画像形成を行う感光体ドラム20Bkを対象として説明すると、感光体ドラム20Bkの回転方向に沿って画像形成処理を行う帯電装置30Bk、現像装置40Bk、1次転写ローラ12Bk及びクリーニング装置50Bkが配置されている。帯電後に行われる書き込み(静電潜像形成)には、光書込装置8が用いられる。
転写ベルト11に対する各色トナー像の重畳転写では、転写ベルト11がA1方向に移動する過程において、各感光体ドラム20Y、20C、20M、20Bkに形成されたトナー像が、転写ベルト11の同じ位置に重ねて転写されるよう、1次転写ローラ12Y、12C、12M、12Bkによる電圧印加によって、A1方向上流側から下流側に向けてタイミングをずらして行われる。
各感光体ドラム20Y、20C、20M、20Bkの上方には、転写ベルト11及び1次転写ローラ12Y、12C、12M、12Bkを備えた転写ベルトユニット10が対向配設される。更に、転写ベルト11に従動し、連れ回りする2次転写ローラ5と、転写ベルト11に対向配設され転写ベルト11上をクリーニングする中間転写ベルトクリーニング装置13が配置されている。
更に、画像形成装置1には、トナー像が転写された記録媒体Pにトナー像を定着させるためのベルト定着方式の定着ユニットとしての定着装置100と、定着済みの記録媒体を画像形成装置1の本体外部に排出する排紙ローラ7と、画像形成装置1の本体上部に配設されて排紙ローラ7により排出された記録媒体を積載する排紙トレイ17と、排紙トレイ17の下側に位置し、イエロー、シアン、マゼンタ、ブラックの各色のトナーを充填されたトナーボトル9Y、9C、9M、9Bkとが備えられている。
定着装置100は、そのケーシング内部に無端状(環状)の定着部材としての定着ベルト101と、ハロゲンヒータ等から成る熱源105と、加圧部材としての加圧ローラ150と、を有し、熱源105により定着ベルト101が内周側から直接加熱される。
無端状の定着ベルト101の内部には、定着ベルト101を介して対向する加圧ローラ150とニップ部Nを形成するニップ形成部材120があり、定着ベルト内面と直接(もしくは、図示しない摺動シートを介して間接的に)摺動する。
図2ではニップ部Nの形状が平坦状であるが、凹形状やその他の形状であっても良い。ニップ部の形状は凹形状の方が、記録媒体先端の排出方向が加圧ローラ寄りになり、分離性が向上するのでジャムの発生が抑制される。
熱源105は、図示したハロゲンヒータでも良いが、IH(Induction Heating)であっても良いし、抵抗発熱体、カーボンヒータ等であっても良い。
上記のような構成により安価で、ウォームアップが速い定着装置を実現することが可能となる。
以下、定着装置100内に、無端状の定着部材としての定着ベルト101と、加圧部材としての加圧ローラ150を有し、熱源としてのハロゲンヒータ105により定着ベルト101の特定部位(被加熱部位H)を内周側から輻射熱を利用して直接加熱する構成について例示的に説明する。
この実施形態に係る定着装置100は、固定された熱源105と、熱源を内部に有して回転自在に支持され、且つ熱源と対向した被加熱部位Hを加熱される無端状の定着ベルト(定着部材)101と、定着ベルトの回転停止時、或いは回転速度の低下時に熱源から被加熱部位に単位時間当たりに与えられる熱エネルギーが所定値を越える場合に、強制対流(対流)により被加熱部位から熱を奪って周方向温度(及び軸方向温度)を均一化させる強制対流手段(対流手段)160を備えた構成が特徴的である。
被加熱部位Hには、格別に図示しないサーミスタ(温度センサ)を配置し、被加熱部位の温度が規定値を越えた場合のみに強制対流手段160としてのファンを駆動して送風して冷却する。定着ベルト101の温度、特に過熱されやすい被加熱部位H分の温度は常時温度検知手段(サーミスタ)166でモニターしており、ある一定の温度を越えたことが検知されると、制御手段156がファンを駆動して送風冷却する。一箇所が過熱状態になる場合とは、加圧ローラが停止しているために定着ベルトが回転せずに熱源からの熱を一箇所に集中的に受ける場合と、加圧ローラが回っているにもかかわらず定着ベルトが回転していない(スリップ)ことにより一箇所に集中的に熱を受ける場合と、種々の原因により定着ベルトの回転速度が正規値よりも低下している場合を想定している。
約1200Wの電力投入に対して温度上昇率は最大45℃/sとなるため、図2中の被加熱部位Hが熱エネルギーを集中的に受け、定着ベルトに周方向の温度偏差が形成されて熱応力が発生し、図4中に示したように定着ベルト101に凹み状の変形が発生する。変形が発生した定着ベルトは画質の劣化をもたらすため、交換が必要となる。
30秒以下の短時間で定着ベルトの熱変形が起こらない温度上昇率は、実測結果によれば3℃/s程度であることが判明しており、この許容温度上昇率以上の熱量を投入する場合には熱源の電力構成を見直すか、或いは空気流によって温度上昇部位の熱を強制的に奪う手段、即ち強制対流手段160を設けることで定着ベルトの熱変形を防ぐことが可能となる。
強制対流手段160は、被加熱部位Hに対して、単位時間当たりに急激に、許容温度上昇率を超えて熱エネルギーが与えられた場合に、空気を強制対流させることにより熱を空気に伝達させて奪う手段である。例えば、画像形成装置内部には機内の温度上昇を抑えるファンが設けられているが、このファンを利用して定着装置内部に空気の流路を形成し放熱させることができる。この際、加温された空気は上方へ移動するため、被加熱部位Hの下方から上方へ向けて空気を流すことで効率良く熱伝達させて被加熱部位Hの温度を低下させることが可能となり、定着ベルトの変形を防止できる。ファンとしては、機内温度上昇抑制用のファンと、定着装置の放熱用のファンを併用して良いし、定着装置内部に定着ベルトからの放熱用のファンを別途設けても構わない。
ファンは、被加熱部位Hの下方から上方へ向けて空気を移動させることにより、該被加熱部位を冷却するが、ファン自体は被加熱部位の下方(吸入口)に配置しても上方(排出口)に配置してもよい。また、送風される空気が出来るだけ被加熱部位Hに沿って軸方向へ移動するように送風経路を選定することが好ましい。
ファン162を回転させた際の定着装置100内における空気の流量は通風抵抗により変化するため、定着装置内部に最適な空気の流路を形成する必要がある。
図5(a)の断面図に示すように定着装置の外ケース、或いは外装カバー180の、定着ベルト101の下方側と上方側に夫々空気の吸入口181と排出口182を設ける。更に(b)に示すように、吸入口と排出口との間に相当する定着装置内部にガイド、ルーバー等の導風手段164を設ける。ファン162は、この例では、排出口側に設けているが、吸入口に設けても良い。ファン162を駆動して、吸入口から外気を導入し、被加熱部Hの外側面に対して冷却風を供給する。このことにより、被加熱部位を最も効率的に冷却するための空気流路を定着装置内に形成し、定着ベルト側に優先的に空気を流して、被加熱部位Hからの放熱を効率化できる。また、導風手段164は、定着装置の外ケースや外装カバーに一体に設けても構わないし、別の部品として設置しても構わない。
画像形成装置1が画像形成動作を開始して定着装置が定着動作を開始すると、温度検知手段166が定着ベルトの被加熱部位Hの温度をモニター開始し、定着ベルトの回転数がスリップ状態にあると見なし得る程度(許容範囲を下回っている値)まで低下(停止を含む)しており、且つ被加熱部位Hの温度が正常温度を超えた場合には、制御手段156が強制対流手段160であるファンを駆動させる(S1〜S6)。
その後、被加熱部位Hの温度が正常値に戻った場合には(S6、YES)、強制対流手段160を停止させる(S7)。
被加熱部位Hの温度状況は、温度検知手段166(サーミスタ)が検知する。
本実施形態では、定着ベルト101の回転停止時、或いは回転速度が正規の値よりも低下した時に、定着ベルトの一定範囲(被加熱部位H)に与えられる熱エネルギーが許容範囲を越える条件となった場合に、ファンを駆動する等して定着ベルトの被加熱部位から強制対流により熱を奪うようにしている。
なお、スリップの有無、スリップの程度は、定着ベルトの適所に設けたロータリーエンコーダ(回転速度検知手段165)により定着ベルトの回転速度、回転速度の変化を検知することにより、制御手段は知ることができる。
このような不具合に対しても、図5に示した構成例のように、強制対流手段160を用いて被加熱部位Hを適時強制冷却することにより、単位時間当たりの急激な温度上昇を抑制することができる。即ち、定着ベルトの速度が正規の値を下回った時に、被加熱部位Hへ供給される過剰な熱エネルギーを強制対流手段による冷却空気の送風によって逃がすことにより、被加熱部位が許容温度を越えて上昇することを防止し、被加熱部位の変形を防止することができる。
連続して画像形成を行っている途中で画像形成動作が緊急停止されて定着ベルトの回転停止が起きると、連続通紙直後のオーバーシュート温度(温度遷移)を示す図7のグラフのように、定着ベルト内部に蓄熱された熱が、熱源105に最も近く、且つ反射部材127からの反射熱が集中する被加熱部位Hに指向的に伝わり、局所的に急激に熱エネルギーが与えられる。被加熱部位が許容温度を超えた過熱状態になると、定着ベルト101に図4に示した如き変形を生じさせる。
即ち、画像形成装置1が画像形成動作を開始すると定着装置が定着動作を開始するが(S11、S12)、画像形成動作が停止すると(S13、YES)、温度検知手段166が定着ベルトの被加熱部位Hの温度をモニターし、被加熱部位Hの温度が正常温度を超えた場合には、制御手段156が強制対流手段160であるファンを駆動させる(S14、15)。
その後、被加熱部位Hの温度が正常値に戻った場合には(S16、YES)、強制対流手段160を停止させる(S17)。
ところで、定着装置には、記録媒体のサイズの違いに対応するために複数本の熱源(ヒーター)を定着ベルト101内に配置したものがある。
これらの複数のヒータを備えた定着装置の場合は、記録媒体の幅方向寸法の違い、搬送位置の違いに応じて発熱させるヒータが異なるため、定着ベルトの停止時における定着ベルトの温度が定着ベルトの周方向で異なるばかりでなく、軸方向でも異なってくる。つまり、点灯していないヒータと対向する定着ベルト部分は過熱状態にならない。過熱により最高温度になる部分は、ヒータの電力密度が最大となる部分であり、その部分が最も熱応力が大きい部分となる。このように、定着ベルトが最高温度になる箇所はヒータの配光構成や印刷モードなどを考慮して決定し、最高温度に達した部分のみに送風して強制冷却すればよい。
ガイドの構造、冷却風を流す部位についても、最高温度に達する部位の違いに応じて選定する。
第1の本発明に係る定着装置100は、固定された熱源105と、該熱源を内部に有して回転自在に支持され、且つ該熱源と対向した被加熱部位Hを加熱される無端状の定着部材(定着ベルト)101と、被加熱部位を回避した定着部材の外周面と接してニップ部Nを形成する加圧ローラ150と、を備え、定着部材の回転停止時、或いは正規の回転速度よりも低下した時に、熱源から被加熱部位に単位時間当たりに与えられる熱エネルギーが所定値を越える場合に、強制対流により被加熱部位から熱を奪う強制対流手段160を備えている。
この構成によれば、定着ベルトが回転停止、或いは回転速度が正規速度よりも低下した時に過熱状態となる被加熱部位Hを送風により冷却することにより、定着ベルトの周方向温度、或いは軸方向温度を均熱化し、被加熱部位の局部的な熱応力変形を防止することができる。このため、通常の稼動時における熱量の損失をなくし、かつ不要な摺動負荷を減らすことができる。
定着ベルトの変形が抑制されることにより、異常画像の発生を防止することができ、定着ベルトの低熱容量化による強度低下を防ぐと共に、省エネ性を両立させることができる。
この構成によれば、定着ベルトの回転停止、或いは回転速度が正規速度よりも低下した時に、定着ベルトの周方向温度、軸方向温度を均熱化することで、熱応力による定着ベルトの局部変形を防止できる。このため、通常の稼動時における熱量の損失をなくし、かつ不要な摺動負荷を減らすことができる。
この構成によれば、被加熱部Hに対して効率よく冷却用の空気を送り、周方向温度、軸方向温度の均熱化を素早く行うことができ、熱応力による定着ベルトの局部変形を防止できる。このため、通常の稼動時における熱量の損失をなくし、かつ不要な摺動負荷を減らすことができる。
これによれば、スリップ等により定着ベルトの回転が遅くなった場合に、強制対流により、熱源により加熱状態となった被加熱部位Hから熱を逃がすことができ、熱応力による定着ベルトの局部変形を防止できる。このため、通常の稼動時における熱量の損失をなくし、かつ不要な摺動負荷を減らすことができる。
これによれば、異常検知による停止時や、カバーオープンによる停止時に熱源からの余熱により過熱状態となった被加熱部位Hから熱を逃がすことができる。
定着ベルトの周方向温度、軸方向温度を均熱化することで、熱応力による定着ベルトの局部変形を防止できる。このため、通常の稼動時における熱量の損失をなくし、かつ不要な摺動負荷を減らすことができる。
これによれば、熱源からの熱伝達状態が最も高く、温度が最も上昇すると考えられる部分に冷却風を強制対流させることで周方向温度、軸方向温度を均熱化することができる。
定着ベルトの周方向温度、軸方向温度を均熱化することで、熱応力による定着ベルトの局部変形を防止できる。このため、通常の稼動時における熱量の損失をなくし、かつ不要な摺動負荷を減らすことができる。
Claims (7)
- 熱源と、
該熱源を内部に有して回転自在に支持され、且つ該熱源と対向した被加熱部位を加熱される無端状の定着部材と、
前記被加熱部位を回避した前記定着部材の外周面と接してニップ部を形成する加圧ローラと、
を備えた定着装置であって、
前記被加熱部位は前記熱源と対向して直接加熱され、
前記定着部材の回転速度が正規の回転速度よりも低下し、前記熱源から前記被加熱部位に単位時間当たりに与えられる熱エネルギーが所定値を越える場合に、対流により前記被加熱部位を冷却する対流手段を備えたことを特徴とする定着装置。 - 熱源と、
該熱源を内部に有して回転自在に支持され、且つ該熱源と対向した被加熱部位を加熱される無端状の定着部材と、
前記被加熱部位を回避した前記定着部材の外周面と接してニップ部を形成する加圧ローラと、を備えた定着装置であって、
前記定着部材の回転速度が正規の回転速度よりも低下し、前記熱源から前記被加熱部位に単位時間当たりに与えられる熱エネルギーが所定値を越える場合に、対流により前記被加熱部位を冷却する対流手段を備え、
前記対流手段は、ファンにより、前記被加熱部位の下方から上方へ向けて空気を移動させることにより、該被加熱部位を冷却する構成としたことを特徴とする定着装置。 - 前記対流手段は、ファンにより、前記被加熱部位の下方から上方へ向けて空気を移動させることにより、該被加熱部位を冷却する構成としたことを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
- 前記熱源からの熱を前記被加熱部位に反射する反射部材を備えたことを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載の定着装置。
- 前記ファンにより移動する空気を、前記被加熱部位へ案内する導風手段を備えたことを特徴とする請求項2乃至4の何れか一項に記載の定着装置。
- 前記対流手段により空気を対流させる部位を、前記定着部材の最高温度となる部位、及びその周辺としたことを特徴とする請求項1乃至5の何れか一項に記載の定着装置。
- 請求項1乃至6の何れか一項に記載の定着装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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