JPH1024557A - 印刷機におけるインキつぼのブレード調整装置 - Google Patents

印刷機におけるインキつぼのブレード調整装置

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JPH1024557A
JPH1024557A JP8180666A JP18066696A JPH1024557A JP H1024557 A JPH1024557 A JP H1024557A JP 8180666 A JP8180666 A JP 8180666A JP 18066696 A JP18066696 A JP 18066696A JP H1024557 A JPH1024557 A JP H1024557A
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ink fountain
blades
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  • Inking, Control Or Cleaning Of Printing Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】印刷機におけるインキつぼのブレード調整装置
において、清掃作業を伴う装置のメンテナンスを容易に
行い得ると共に、装置全体の小型化及び製造コストの低
減を図り得ることを目的とする。 【解決手段】インキつぼ1の底板1aにつぼ台8を設置
し、インキつぼ1の前縁につぼローラ2を設置する。フ
ロントブロック5上に、板バネ29により後方へ付勢さ
れるブレ−ド32を、プッシュロッド20の前端部に当
接し、かつ、つぼローラ2の外周面との間に微細な間隙
Sを形成するように配設する。リヤブロック7内に配設
されたカム部材10のカム面10aによりセンターブロ
ック6内に配設されたプッシュロッド20及びブレ−ド
32を前後にスライドさせる。これにより間隙Sを調整
し、インキ供給量を調整する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、印刷機におけるイ
ンキつぼのブレード調整装置に関し、詳しくは、つぼロ
ーラとブレードとの間に形成されるインキを通過させる
ため間隙を調整する装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、オフセット印刷機においては、
図6に示すように、印刷用の紙Pに対して、その上方及
び下方にそれぞれインキつぼ51とつぼローラ52が配
置されている。そして、それぞれのつぼローラ52には
複数の練りローラ53を介して版胴54が連結され、両
版胴54に対して設けられた一対のゴム円筒55間に印
刷用の紙Pが供給されるようになっている。即ち、つぼ
ローラ52の回転に伴いインキつぼ51内のインキが各
ローラ52,53の外周面を介して版胴54に供給さ
れ、この版胴54からゴム円筒55を介して紙Pへ転写
されるようになっている。
【0003】ところで、このような印刷形態において、
前記紙Pに対する印刷は、つぼローラ52の軸方向へ所
定の設定幅をもって行われるが、通常の場合、その設定
幅内の各位置におけるインキ転写面積には印刷の図柄に
より相違がある。そのため、つぼローラの軸方向におけ
る各位置でのインキ供給量が同一であると、印刷した紙
Pに印刷ムラが生じてしまうことから、従来より、図7
に示すような印刷機におけるインキつぼのブレード調整
装置61が提案されている。
【0004】この従来のブレード調整装置61では、つ
ぼローラ62に隣接して設けたつぼ台63の上面にイン
キつぼ64の底板64aがマグネットにより吸着保持さ
れており、インキつぼ64とつぼローラ62とでインキ
溜め65が形成されている。又、インキつぼ64の底板
64aの前縁にはインキ送出し用の送出し口66が形成
され、つぼ台63の前部上面には前記送出し口66を下
方から塞ぐように複数のブレード68がつぼローラ62
の軸方向へ隙間無く隣接配置されている。そして、これ
ら各ブレード67の先端とつぼローラ62の外周面との
間にインキ送出し用の間隙Sが形成されるようになって
いる。
【0005】又、前記各ブレード67にはその長さ方向
へ長孔68が形成され、各長孔68内にはブレード67
を常には前記つぼローラ62から後退する方向へ付勢す
るコイルバネ69が受け金具70や支持軸71と共に配
設されている。そして、各ブレード67にはプッシュロ
ッド72とカム機構73及びサーボモータ74にて構成
した駆動機構75が作動連結されている。即ち、各ブレ
ード67の基端にはプッシュロッド72の先端が当接さ
れている。そして、サーボモータ74を正転させること
によりカム機構73を介してプッシュロッド72を前進
させると、対応するブレード67は前記コイルバネ69
の付勢力に抗してつぼローラ62側へ前進し、前記間隙
Sを狭めて送出インキ量を少なくするようになってい
る。又、反対にサーボモータ74を逆転させると、ブレ
ード67は前記コイルバネ69の付勢力によりつぼロー
ラ62から後退し、前記間隙Sを拡げて送出インキ量を
多くするようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前述した従
来の印刷機におけるインキつぼのブレード調整装置では
次のような問題があった。
【0007】即ち、前記各ブレード67はインキつぼ6
4における底板64aの下面に摺接しながら進退移動す
る構成であるため、前記ブレード67と底板64aとの
間には両者67,64a間の摺動を許容し得るだけのク
リアランスが存在する。そのため、このクリアランスか
らインキが浸入して、前記長孔68内のコイルバネ69
や受け金具70及び支持軸71並びにプッシュロッド7
2等からなる駆動機構75を汚してしまうことがあっ
た。従って、前記コイルバネ69等を汚してしまった場
合には、装置全体を分解して清掃しなければならず、メ
ンテナンスが面倒であるという問題があった。
【0008】又、各ブレード67にはコイルバネ69等
を収容可能な長孔68をその長さ方向へ形成する必要が
あることから、その長孔68の形成分だけブレード67
のサイズが長くなり、その結果、装置全体の小型化が図
れないという問題があった。
【0009】さらに、前記ブレード67をつぼローラ6
2から後退する方向へ付勢支持するためには、コイルバ
ネ69と受け金具70及び支持軸71等の複数部品を小
スペースの長孔68内へ組付けセットしなければなら
ず、部品点数及び組付工数が増加して製造コストがアッ
プするという問題もあった。
【0010】本発明は前記問題点を解決するためになさ
れたものであり、その目的は、印刷機におけるインキつ
ぼのブレード調整装置において、清掃作業を伴う装置の
メンテナンスを容易に行い得ると共に、装置全体の小型
化及び製造コストの低減を図り得ることにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、請求項1の発明は、印刷機におけるインキつぼのブ
レード調整装置において、特に、各ブレードと駆動機構
との間にインキ遮蔽体を設け、この遮蔽体の前方に各ブ
レードをつぼローラから後退する方向へ付勢して支持す
ると共に、これら各ブレードに対し駆動機構をインキ遮
蔽体を貫通して作動連結したことを要旨としている。
【0012】又、請求項2の発明は、前記請求項1の発
明において、インキ遮蔽体にはブレードの進退移動方向
に沿う挿通路が形成されると共に、前記駆動機構はこの
挿通路内を摺動して対応するブレードに後方から当接可
能なプッシュロッドを含んで構成され、このプッシュロ
ッドと挿通路との間には密封手段が設けられていること
を要旨としている。
【0013】又、請求項3の発明は、前記請求項1又は
請求項2の発明において、前記各ブレードは、インキつ
ぼの底板と摺接する上面全体が平滑面に形成され、各ブ
レードの下方位置に片持ち状態で支持した板バネと係合
することにより前記つぼローラから後退する方向へ付勢
されていることを要旨としている。
【0014】即ち、請求項1の発明では、互いに摺接す
るインキつぼの底板下面とブレード上面との間のクリア
ランスからインキが浸入しても、そのインキはインキ遮
蔽体により遮られる。
【0015】又、請求項2の発明では、前記請求項1の
発明の作用に加えて、プッシュロッドと挿通路の間のク
リアランスから浸入しようとするインキは密封手段によ
り確実にその浸入が遮られる。
【0016】さらに、請求項3の発明では、前記請求項
1又は請求項2の発明の作用に加えて、ブレードの下面
側を板バネの上端部に係合させると、その板バネによっ
て、ブレードはつぼローラから後退する方向へ付勢状態
で支持される。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明を印刷機における手
動式ブレード調整装置に具体化した第一実施形態につい
て、図面を参照しながら説明する。
【0018】図1に示すように、本装置におけるインキ
つぼ1は斜めに配置される底板1aとその幅方向の両側
に配置される側板1bとからなり、底板1aの前縁近傍
にはつぼローラ2がインキつぼ1の幅方向に沿う軸心回
りで回転可能に支持されている。そして、このインキつ
ぼ1の内面とつぼローラ2の外周面とでインキ溜め3が
形成され、インキつぼ1における底板1aの前縁とつぼ
ローラ2の外周面との間にはインキ送出し口4が形成さ
れている。インキつぼ1の底板1a下方には、それぞれ
別体で形成されたフロントブロック5とセンターブロッ
ク6及びリヤブロック7からなるつぼ台8が配置され、
このつぼ台8上に前記インキつぼ1は図示しないマグネ
ットにより吸着保持されている。尚、本実施形態では前
記センターブロック6によりインキ遮蔽体が構成されて
いる。
【0019】前記つぼ台8におけるリヤブロック7の前
面には収容部9が凹設され、収容部9内には略円盤状の
カム部材10が配設されている。カム部材10にはフロ
ントブロック5側となる前面の外周縁部に回転角度に比
例して軸線方向へ変位するカム面10aが形成されてい
る。前記収容部9の底面には支持孔11が前後方向へ貫
通形成され、支持孔11内にはカム部材10の支持軸1
2がその大径部12aにおいて回動可能に挿通支持され
ている。支持軸12の後端部側となる小径部12bには
係止突部13が径方向へ突設され、この係止突部13と
大径部12aの間にはスラストベアリング14が介装さ
れている。又、支持孔11の開口部にはスプリング押さ
え板15が固着され、このスプリング押さえ板15を貫
通して支持軸12の小径部12bはリヤブロック7の後
方へ突出している。そして、前記小径部12bの突出端
部には軸方向へ長溝16が形成されると共に、この長溝
16に係止する止めねじ17を介して手動摘み18が前
記カム部材10と一体回動するように取付けられてい
る。尚、前記係止突部13とスプリング押さえ板15の
間にはコイルスプリング50が介装されている。
【0020】前記つぼ台8におけるセンターブロック6
の上部には前後方向に挿通路としての貫通孔19が形成
され、この貫通孔19内には前端部を球面状に形成した
プッシュロッド20が進退移動可能に挿通されている。
プッシュロッド20の外周面には環状溝21が形成され
ると共に、環状溝21内には貫通孔19の内周面との間
において密封手段を構成するOリング22が嵌合されて
いる。一方、プッシュロッド20の後端面には径方向へ
凹溝23が形成され、同凹溝23内には支軸24を介し
て前記カム部材10のカム面10aに当接係合可能なカ
ムローラ25が回動可能に支持されている。従って、本
実施形態においては、前記支持軸12により連結された
カム部材10と手動摘み18及びプッシュロッド20に
より駆動機構が構成されている。
【0021】前記つぼ台8におけるフロントブロック5
はその上面が後述するブレード32のガイド面26とさ
れ、このガイド面26は前記プッシュロッド20の軸線
と平行に且つその軸線よりも下方となる高さに設定され
ている。ガイド面26のほぼ中央部には取付溝27が左
右方向(図1において紙面と直交する方向)へ形成さ
れ、この取付溝27の前方内側面とフロントブロック5
の前面との間にはボルト穴28が形成されている。前記
取付溝27内には付勢部材として作用する板バネ29が
断面台形状をなす前後一対の取付部材30により片持ち
状態で挟持されている。前記両取付部材30は互いに対
向する両側面がそれぞれ上部後方から下部前方へ向かっ
て傾斜する支持面30aとされ、前方側の取付部材30
は前記ボルト穴28に螺入した締付けボルト31により
後方へ押圧されている。従って、板バネ29は上端部が
後方側へ若干傾斜した状態で下端部が前記両取付部材3
0の支持面30a間に挟着支持されることになる。
【0022】前記ガイド面26上には複数のブレード3
2が前記つぼローラ2の軸方向へ互いに隣接して前記イ
ンキ送出し口4を下方から塞ぐように配置されている。
各ブレード32は、その上面がインキつぼ1の底板1a
下面と面接触状態で摺接する平滑面とされ、その下面に
は前記板バネ29の上端部を係止可能な係止溝33が形
成されている。そして、各ブレード32は、図1に示す
ように、係止溝33に上端部を前方側へ若干湾曲させて
係合する板バネ29の付勢力により後方に位置するプッ
シュロッド20の前端部と当接状態に保持される一方、
前方に位置するつぼローラ2の外周面との間にインキ送
出し用の微細な間隙Sを形成するようになっている。
【0023】なお、本実施形態のブレ−ド調整装置を用
いた印刷機の全体構成は、図6に示した従来の形態と同
じである。次に、上記のように構成された本実施形態に
係る印刷機におけるブレード調整装置の作用について説
明する。
【0024】さて、フロントブロック5のガイド面26
上に各ブレード32を組付けセットするには、まず板バ
ネ29の下端部を取付溝27内へ配置した両取付部材3
0の互いに対向する支持面30a間に挿入する。その状
態で、ボルト穴28に螺合させた締付けボルト31を締
付けると、前方側の取付部材30が後方側へ押圧される
ため、板バネ29は上端部を後方側へ若干傾斜した状態
で支持固定される。次に、取付溝27内から上方へ突出
した板バネ29の上端部を前方側へ若干湾曲させてブレ
ード32下面の係止溝33を係止させる。すると、ブレ
ード32は板バネ29の復元しようとする力により後方
側へ付勢され、その後端部が常にプッシュロッド20の
前端部に当接した状態でガイド面26上に組付けセット
される。
【0025】一方、印刷時においては、図1の状態で、
つぼローラ2が反時計方向へ回動されると、前記インキ
送出し用の間隙Sを通してインキ溜め3内のインキがつ
ぼローラ2の外周面に膜状に付着し、図示しない練りロ
ーラを介して版胴へ供給される。その際、つぼローラ2
の軸方向における各位置でインキ供給量を調整するに
は、つぼ台8のリヤブロック7後方に設けられた手動摘
み18を回動操作すれば良い。
【0026】即ち、インキ供給量を少なくしたい場合に
は、前記カム部材10が正転する方向へ手動摘み18を
回動操作する。すると、カム部材10のカム面10aが
プッシュロッド20のカムローラ25を前方へ押圧する
ため、プッシュロッド20が貫通孔19内を前記板バネ
29の付勢力に抗して前進し、対応するブレード32を
後側から押圧する。従って、その押圧作用を受けて前進
したブレード32の前端部とつぼローラ2の外周面との
間の間隙Sが狭められ、当該ブレード32が対応する位
置のインキ供給量を少なくすることができる。一方、イ
ンキ供給量を多くしたい場合には、前記手動摘み18を
逆方向へ回動操作する。すると、プッシュロッド20及
びブレード32が板バネ29の付勢力によって後退移動
されるため、前記間隙Sが拡げられインキ供給量を多く
することができる。
【0027】又、前記各ブレード32の進退移動に伴
い、ブレード32の上面とインキつぼ1の底板1a下面
との間のクリアランスにはインキ溜め3内のインキが浸
入し、ブレード32の上面にはインキが付着する。その
ため、定期的に、かかるインキ汚れを除去する必要があ
るが、その際には、インキつぼ1をつぼ台8上から取り
外した後、ブレード32の平滑な上面を払拭する。する
と、ブレード32の上面に付着しているインキは容易に
除去される。尚、ブレード32は長孔68が形成された
従来のものと異なり、上面全体が平滑面とされているた
め、ブレード32の下方に位置する板バネ29がインキ
で汚れるおそれも殆どない。
【0028】又、前記クリアランスから浸入したインキ
量が多い場合にも、センターブロック6によってそれ以
上後方側へのインキの浸入は遮られる。又、同ブロック
6に形成された貫通孔19内へインキが浸入した場合に
は、密封手段としてのOリング22により収容部8側へ
のインキの浸入は確実に遮られる。
【0029】さらに、前記クリアランスから浸入したイ
ンキ量が多い場合には、そのうちの若干量のインキがブ
レード32の下面とガイド面26との間の摺動間隙へ回
り込むことも考えられる。しかし、かかる摺動間隙へ回
り込み浸入したインキは前記取付溝27内を通ってフロ
ントブロック5の側方から流出排除される。そして、そ
の際に板バネ29に付着したインキを清掃除去するに
は、ブレード32を上方へ持ち上げて板バネ29から外
すと共に、締付けボルト31を緩める。すると、板バネ
29は取付溝27内から簡単に取り外され、取付溝27
内及び板バネ29に付着したインキは容易に清掃除去さ
れる。
【0030】本実施形態では印刷機におけるインキつぼ
のブレード調整装置を以上のように構成したことによ
り、次のような効果を有する。 (1)本実施形態においては、インキつぼ1の底板1a
下面に摺接するブレード32の上面全体を平滑面とし
た。そのため、ブレード32の上面と底板1a下面との
間のクリアランスから浸入したインキにより付勢部材と
して作用する板バネ29が汚れることは殆どなく、又、
ブレード32の上面に付着したインキも簡単に払拭除去
することができる。 (2)又、上記クリアランスから浸入したインキ量が多
い場合でも、インキ遮蔽体としてのセンターブロック6
によりリヤブロック7側へのインキの浸入を阻むことが
できる。又、センターブロック6の貫通孔19内へ浸入
したインキについてはOリング22により収容部8側へ
の浸入が遮られるので、カム部材10等からなる内部駆
動機構がインキで汚れることを確実に防止できる。 (3)さらに、板バネ29は、その上端部からブレード
32を上方へ持ち上げて外すと共に締付けボルト31を
緩めれば、簡単に取外すことができる。従って、板バネ
29がインキで汚れた場合にも、その汚れ除去のための
取外し作業及び清掃作業を迅速且つ容易に行うことがで
きる。 (4)又、ブレード32を後退する方向へ付勢する支持
構成を、ブレード32の下方に配置される板バネ29に
より構成した。そのため、本実施形態では長孔58が形
成された従来装置におけるブレード57と異なり、ブレ
ード32のサイズが長くなることもなく、その結果、装
置全体の小型化を図ることができる。 (5)しかも、ブレード32をつぼローラ2から後退す
る方向へ付勢支持するためには上端部を後方側へ若干傾
斜させた状態で支持固定された板バネ29の上端部にブ
レード32を組付けるだけで良いため、組付工数及び部
品点数が少なくなり製造コストを低減することができ
る。 (6)さらに、板バネ29は予め上端部が後方側へ若干
傾斜した状態で支持固定されると共に、その上端部を前
方側へ若干湾曲させた状態でブレード32下面の係止溝
33に係止している。そのため、ブレード32に対して
は常に後方側への付勢力を付与でき、インキ供給量調節
のための進退移動において、特に、後退移動を迅速確実
に行うことができる。 (7)又、ブレード32はガイド面36により進退移動
方向がプッシュロッド20の軸線と平行となるように案
内されるため、インキ送出し用の微細な間隙Sの広狭調
整を精密に行うことができる。
【0031】次に、本発明の第二実施形態を図2を参照
して説明する。尚、本実施形態では前記第一実施形態と
構成の相違する点につき主に説明することとし、同一構
成については第一実施形態と同一符号を付すに止め、重
複した説明は省略する。
【0032】さて、本実施形態では、第一実施形態にお
けるセンターブロック6とリヤブロック7とによりつぼ
台8が構成されている。そして、センターブロック6の
前面上部からはガイド部34が前方へ延設されると共
に、センターブロック6の前面下部からは取付部35が
膨出形成されている。ガイド部34は上面がブレード3
2のガイド面36とされ、そのガイド面36は前記第一
実施形態の場合と同様にプッシュロッド20の軸線と平
行に且つその軸線よりも下方となる高さに設定されてい
る。そして、ガイド面36のほぼ中央部には挿通孔37
が左右方向(図2において紙面と直交する方向)へ形成
されている。又、取付部35の前面には上部後方から下
部前方へ向かって傾斜する支持面35aが形成され、こ
の支持面35aにはボルト穴38が設けられている。
【0033】従って、本実施形態においては、ガイド部
34の挿通孔37へ上端部を挿通させた板バネ29の下
端部をつぼ台8における取付部35の支持面35aに当
接させた状態でボルト穴38に締付けボルト31を螺合
させる。すると、板バネ29は上端部を後方側へ若干傾
斜した状態で取付部35の支持面35aに支持固定され
る。そして、挿通孔37から上方へ突出した板バネ29
の上端部を前方側へ若干湾曲させてブレード32下面の
係止溝33を係止させる。すると、ブレード32は板バ
ネ29の復元しようとする力により後方側へ付勢され、
その後端部が常にプッシュロッド20の前端部に当接し
た状態でガイド面36上に組付けセットされる。
【0034】そのため、本実施形態によれば、前記第一
実施形態の(1)〜(7)の効果に加えて、板バネ29
及びブレード32の組付けセット作業及び清掃時におけ
るそれらの取外し作業をより一層簡単にできると共に、
部材点数の削減により製造コストを更に低減できる。
【0035】次に、本発明の第三実施形態を図3を参照
して説明する。尚、本実施形態についても、前記第一・
第二実施形態と構成の相違する点につき主に説明するこ
ととし、同一構成については同一符号を付して重複説明
は省略する。
【0036】さて、本実施形態では、第一実施形態にお
けるつぼ台8からフロントブロック5が省略されると共
に、同実施形態におけるセンターブロック6に代えて取
付ブロック39がインキ遮蔽体として設けられている。
取付ブロック39の前面ほぼ中央部には左右方向(図3
において紙面と直交する方向)へ逃げ溝40が凹設さ
れ、同逃げ溝40よりも下方位置には湾曲状に折曲形成
された板バネ41が締付けボルト42により締付け固定
されている。板バネ41の上部前面には断面逆L字状を
なすブレード43の下端部が連結ボルト44により固定
され、板バネ41の付勢力によりプッシュロッド20の
前端部に当接するように支持されている。即ち、本実施
形態における板バネ41は湾曲した略中央部分よりも上
端側が予め図3における状態よりも取付ブロック39
側、つまり後方側へ若干傾斜するように折曲げられた形
状をなすものである。又、逃げ溝40からは図3に破線
で示すように排出路45が下方へ凹設され、同排出路4
5に対応して取り付けブロック39の前端下部にはイン
キ受け46が取付ボルト47により取着されている。
【0037】従って、本実施形態では、前記第一実施形
態の(1)〜(6)の効果に加えて、連結ボルト44を
介して板バネ41とブレード43を一体物として扱うこ
とができるので、装置の組付けセット作業及び分解作業
が前記第一・第二実施形態の場合よりも迅速容易にでき
るというメリットがある。又、ガイド面を形成する部材
等も不要にできるため、部材点数の削減により一層製造
コストの低減を図れると共に、装置全体の小型軽量化も
図ることができる。さらに、インキ受け46を設けたこ
とにより、逃げ溝40及び排出路45を介して流れ落ち
るインキを回収して床面上が汚れることも防止できる。
【0038】次に、本発明の第四実施形態を図4を参照
して説明する。本実施形態についても、前記各実施形態
と構成の相違する点につき主に説明することとし、同一
構成については同一符号を付して重複説明は省略する。
【0039】さて、本実施形態では、前記第三実施形態
における取付ブロック39に代えて第一実施形態におけ
るセンターブロック6を用い、同ブロック6の前面に湾
曲状をなす板バネ48が締付けボルト42により締付け
固定されている。そして、板バネ48の上面にブレード
49が連結ボルト44により固定されている。このブレ
ード49は後端部下側に球面状をなす当接面49aが形
成され、この当接面49aにプッシュロッド20の前端
部が当接するようになっている。なお、図4に示す状態
は、前記各実施形態における場合と同様に、板バネ48
の付勢力によりブレード49が後方側へ付勢された状態
にある。
【0040】従って、本実施形態では、前記第一実施形
態の(1)〜(5)の効果に加え、第三実施形態の場合
よりも更にブレード49を小型化して装置全体の小型軽
量化及び製造コストの低減を図ることができる。
【0041】尚、本発明は前記各実施形態の構成に限定
されるものではなく、以下のように構成しても良い。次
に、本発明の第五実施形態を図5を参照して説明する。
本実施形態についても、前記画実施形態と構成の相違す
る点につき主に説明することとし、同一構成については
同一符号を付して重複説明は省略する。
【0042】さて、本実施形態では、前記第一実施形態
において、図1に示すフロントブロック5とセンターブ
ロック6とを、図5に示すように一体成形としたフロン
トブロック81とし、そのフロントブロック81とリヤ
ブロック7とからつぼ台82が構成されている。
【0043】従って、本実施形態では、前記第一実施形
態の(1)〜(7)の効果に加え、第一実施形態におけ
るフロントブロック5及びセンタブロック6が長く形成
された場合においても、たわみを生じることなくつぼ台
として構成させることができる。 (イ)前記各実施形態では、つぼ台8のセンターブロッ
ク6又は取付ブロック39によりインキ遮蔽体を構成し
たが、プッシュロッド20を挿通可能な挿通路を有する
ものであれば、例えば、インキつぼ1の底板1a下面か
ら下方へ延設された遮蔽板でもよい。このように構成し
ても、その遮蔽板により後方側へのインキの浸入を遮る
ことができる。 (ロ)前記各実施形態では、手動摘み18とプッシュロ
ッド20との間をカム部材10及び支持軸12を介して
連結したが、手動摘み18とプッシュロッド20はネジ
軸等により直接作動連結するようにしてもよい。例え
ば、プッシュロッド20の後端面に雌ネジ穴を設け同ネ
ジ穴に手動摘み18と一体回動するネジ軸を螺合させ
る。このように構成すれば、より一層製造コストを低減
できると共に、装置の小型軽量化にも貢献できる。 (ハ)前記各実施形態では、手動摘み18の回動操作に
基づきブレード32,43,49を進退移動させたが、
従来装置と同様に、サーボモータ等の駆動源の駆動力を
自動制御することにより進退移動させる構成としてもよ
い。このようにすれば、ブレード32,43,49の進
退移動量を迅速・精密に調整することも可能となる。 (ニ)前記各実施形態では、プッシュロッド20の外周
面にOリング22を装着するための環状溝21を設けた
が、環状溝21は挿通路としての貫通孔19側に設けて
もよい。又、挿通路は貫通孔19でなくセンターブロッ
ク6又は取付ブロック39の上面に凹設される挿通溝で
あってもよい。更に、プッシュロッド20を弾性材によ
り構成した場合には、同ロッド20の外周面に環状突条
を一体成形し、この突条により密封手段を構成してもよ
い。その場合には、Oリング22を装着する手間がなく
なるため、製造コストを低減できる。 (ホ)前記各実施形態では、ブレード32,43,49
を板バネ29,41,48の弾性力を利用して後退する
方向へ付勢したが、ブレード自体を弾性材により構成す
れば、付勢部材としての板バネを省略することができ
る。 (ヘ)前記第三実施形態において、図3に示す排出路4
5を設けないこと。このようにしても、図3に示すよう
に板バネ41の幅方向に間隙Aが存在するため、この間
隙Aを介してインキはインキ受け46へと流れ落ちる。
【0044】次に、前記各実施形態から把握できる請求
項に記載した発明以外の技術的思想についてその効果と
共に記載する。 (A)請求項1に記載の印刷機におけるブレード調整装
置において、各ブレードは、つぼ台の前面側に片持ち状
態で支持された付勢部材により後方側へ付勢された状態
で支持されている印刷機におけるブレード調整装置。こ
のように構成すれば、ブレードの組付け及び取外し作業
をつぼ台の前方から容易に行うことができる。 (B)請求項1に記載の印刷機におけるブレード調整装
置において、各ブレードは弾性材からなり、つぼローラ
側へ弾性変形された状態で支持されている印刷機におけ
るブレード調整装置。このように構成すれば、付勢部材
としての板バネが不要になり、製造コストを一層低減す
ることができる。 (C)請求項1に記載の印刷機におけるブレード調整装
置において、各ブレードはその進退移動方向に沿うガイ
ド面上を摺動可能に支持されている印刷機におけるブレ
ード調整装置。このように構成すれば、インキ送出し用
の微細な間隙Sの広狭調整を精密に行うことができる。
【0045】
【発明の効果】本願請求項1の発明によれば、インキつ
ぼの底板とブレードとの間のクリアランスから浸入する
インキ量が多い場合でも、浸入したインキをインキ遮蔽
体により遮り、駆動機構がインキで汚れるのを防止でき
るので、清掃作業を伴う装置のメンテナンスが楽にな
る。
【0046】又、本願請求項2の発明によれば、前記請
求項1の発明の効果に加えて、前記クリアランスから浸
入したインキが挿通路内へ浸入した場合にも、密封手段
により遮ることができ、駆動機構がインキで汚れること
を確実に防止できる。
【0047】又、本願請求項3の発明によれば、前記請
求項1又は請求項2の発明の効果に加えて、ブレード上
面に付着したインキは簡単に払拭除去できると共に、ブ
レードにて上方が覆われた板バネにインキが付着するこ
とは殆どないので、より一層清掃作業を伴うメンテナン
スが楽になる。又、板バネの上端部にブレードの下面側
を係合させれば組付けが完了するので、組付工数及び部
材点数を削減して製造コストを低減できる。しかも、ブ
レードのサイズを短くして装置全体の小型化を図ること
もできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第一実施形態に係るブレード調整装置の概略
縦断面図。
【図2】 第二実施形態に係るブレード調整装置の概略
縦断面図。
【図3】 第三実施形態に係るブレード調整装置の概略
縦断面図。
【図4】 第四実施形態に係るブレード調整装置の一部
概略縦断面図。
【図5】 第五実施形態に係るブレード調整装置の概略
縦断面図。
【図6】 印刷機におけるインキつぼの配置状態を示す
説明図。
【図7】 従来の印刷機におけるブレード調整装置の概
略縦断面図。
【符号の説明】
1…インキつぼ、1a…底板、2…つぼローラ、4…イ
ンキ送出し口、6…インキ遮蔽体としてのセンターブロ
ック、8…インキ遮蔽体としてのつぼ台、10…駆動機
構を構成するカム部材、12…駆動機構を構成する支持
軸、18…駆動機構を構成する手動摘み、19…挿通路
としての貫通孔、20…駆動機構を構成するプッシュロ
ッド、22…密封手段としてのOリング、29…付勢部
材としての板バネ、39…インキ遮蔽体としての取付ブ
ロック、41…付勢部材としての板バネ、43…ブレー
ド、48…付勢部材としての板バネ、49…ブレード、
S…インキ送出し用の微細な間隙。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 底板の前縁にインキ送出し口が形成され
    たインキつぼと、 前記インキつぼの直前位置にインキつぼの幅方向と平行
    な軸心回りで回転可能に設けられ、インキつぼ内のイン
    キを膜状にして送り出すためのつぼローラと、 前記つぼローラの軸方向へ互いに隣接して前記インキつ
    ぼのインキ送出し口を下方から塞ぐように配置され、つ
    ぼローラの外周面との間にインキ送出し用の間隙を形成
    すると共に、つぼローラに対して各別に進退移動可能に
    設けられた複数のブレードと、 前記各ブレードを進退移動させるための駆動機構とを備
    えた印刷機におけるインキつぼのブレード調整装置にお
    いて、 前記各ブレードと駆動機構との間にインキ遮蔽体を設
    け、この遮蔽体の前方に各ブレードを前記つぼローラか
    ら後退する方向へ付勢して支持すると共に、これら各ブ
    レードに対し前記駆動機構をインキ遮蔽体を貫通して作
    動連結した印刷機におけるインキつぼのブレード調整装
    置。
  2. 【請求項2】 前記インキ遮蔽体にはブレードの進退移
    動方向に沿う挿通路が形成されると共に、前記駆動機構
    はこの挿通路内を摺動して対応するブレードに後方から
    当接可能なプッシュロッドを含んで構成され、このプッ
    シュロッドと挿通路との間には密封手段が設けられてい
    る請求項1に記載の印刷機におけるインキつぼのブレー
    ド調整装置。
  3. 【請求項3】 前記各ブレードは、インキつぼの底板と
    摺接する上面全体が平滑面に形成され、各ブレードの下
    方位置に片持ち状態で支持した板バネと係合することに
    より前記つぼローラから後退する方向へ付勢されている
    請求項1又は請求項2に記載の印刷機におけるインキつ
    ぼのブレード調整装置。
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