JPH10245370A - 含フッ素重合性界面活性剤およびその製造方法 - Google Patents

含フッ素重合性界面活性剤およびその製造方法

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JPH10245370A
JPH10245370A JP9067229A JP6722997A JPH10245370A JP H10245370 A JPH10245370 A JP H10245370A JP 9067229 A JP9067229 A JP 9067229A JP 6722997 A JP6722997 A JP 6722997A JP H10245370 A JPH10245370 A JP H10245370A
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fluorine
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Norio Yoshino
則夫 好野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高分子化合物の表面改質作用を長期間にわた
って持続することができる含フッ素重合性化合物、その
製造方法、及び、これを用いる含フッ素重合性界面活性
剤を提供する。 【解決手段】 下記の一般式(1)で表されることを特
徴とする含フッ素重合性化合物。 【化1】 式中、Rは、水素又はメチル基を表す。Mは、Li、N
a又はKを表す。nは、1〜6の整数を表す。Rfは、
水素原子を有していてもよく、塩素原子を有していても
よい、炭素数1〜20のフルオロアルキル基を表す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、含フッ素重合性化
合物、その製造方法及びこれを用いる含フッ素重合性界
面活性剤に関する。
【0002】
【従来の技術】界面活性剤は、洗浄剤、乳化剤、浸透
剤、分散剤、湿潤剤、起泡剤、消泡剤等として広く工業
分野において活用されている。分子内に重合性不飽和二
重結合を有する界面活性剤は、特に、ビニルモノマー等
との共重合性を利用して、乳化重合における共重合性乳
化剤等として利用することができ、更に、これらの単独
重合体、又は、ビニル系モノマー、アクリル系モノマ
ー、アリル系モノマー等との共重合体は、高分子化合物
に帯電防止性、導電性、吸水性、染色性、防汚性等を付
与することができるものとして活用することができる。
【0003】特公昭49−46291号公報には、分子
内に重合性不飽和二重結合とスルホン酸金属塩とを有す
るジエステルが、重合性界面活性剤として活用できる旨
が開示されている。このものは、重合性と界面活性作用
とを併せ有することから高分子化合物の構成単位として
活用することができるものの、当該公報には具体的な性
能が開示されておらず、更に界面活性剤としての通常の
効果のほかには付加的な性能を有するものではなかっ
た。
【0004】一方、近年、フルオロアルキル基を含有す
る化合物が有する表面改質作用を利用して、フルオロア
ルキル基を含有しかつ界面活性作用をも有する含フッ素
系化合物が、高分子化合物の表面改質剤として活用され
るようになってきた。このような表面改質剤としての効
果は、親水性、抗菌性、結露防止性等の種々の特性を発
現するものであり、建材、自動車部品分野において極め
て応用範囲の広いものであった。しかしながら、このも
のは、高分子化合物に含有された場合に、永年の使用に
より次第に溶出することが多く、その作用を長期間維持
することができない欠点を有するものであった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記の現状に鑑み、本
発明は、高分子化合物の表面改質作用を長期間にわたっ
て持続することができる含フッ素重合性化合物、その製
造方法、及び、これを用いる含フッ素重合性界面活性剤
を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、下記の一般式
(1)で表されることを特徴とする含フッ素重合性化合
物である。
【0007】
【化3】
【0008】式中、Rは、水素又はメチル基を表す。M
は、Li、Na又はKを表す。nは、1〜6の整数を表
す。Rfは、水素原子を有していてもよく、塩素原子を
有していてもよい、炭素数1〜20のフルオロアルキル
基を表す。
【0009】第二の本発明は、上記本発明化合物の製造
方法であり、第三の本発明は、これを用いる含フッ素重
合性界面活性剤である。以下に本発明を詳述する。
【0010】上記一般式(1)で表される本発明化合物
は文献未記載の新規化合物であって、本発明者により初
めて見いだされた化合物である。本発明化合物の第一の
構造上の特徴は、まず、CH2 =CRCH2 −で表され
る基を有する点にある。このことにより、本発明化合物
は、当該不飽和二重結合の存在により重合性を発揮し、
単独重合体を形成したり、他の不飽和二重結合含有モノ
マーとの共重合体を形成することにより、高分子化合物
とすることができ、種々の用途に応用することができる
ようになる。
【0011】本発明化合物の第二の構造上の特徴は、ス
ルホン酸金属塩である点にある。このことにより、本発
明化合物は、特有の界面活性作用を有する。この界面活
性作用は、より具体的には、親水性、抗菌性、結露防止
性等の表面改質性として発揮される。本発明化合物の第
三の構造上の特徴は、フルオロアルキル基を有する点に
ある。このことにより、本発明化合物は、上記界面活性
作用を増強し優れた表面改質性を相乗的に発揮するとと
もに、当該フルオロアルキル基が当該高分子化合物表面
に出てくる性質を利用して、更に良好な表面改質性を発
揮する要因ともなる。
【0012】本発明化合物において、Rは、水素又はメ
チル基を表す。入手が容易である点から、Rは水素であ
ることが好ましい。本発明化合物において、Mは、スル
ホン酸と塩を形成する金属を表し、具体的には、Li、
Na又はKを表す。なかでも、入手容易な点から、Na
が好ましい。本発明化合物において、nは、エステル結
合する部位とフルオロアルキル基との間に介在する炭素
鎖の数を表し、具体的には、1〜6の整数を表す。nの
数は本発明化合物の表面改質作用に影響を与え、本発明
化合物及び本発明化合物からなる含フッ素重合性界面活
性剤を後に詳述する用途に用いる場合には、1〜3が好
ましく、更に好ましくは、1又は2である。本発明化合
物において、Rfは、水素原子を有していてもよく、塩
素原子を有していてもよい、炭素数1〜20のフルオロ
アルキル基を表す。Rfの炭素数が20より多いと、溶
解性が劣化する。Rfの炭素数は、好ましくは、1〜1
0であり、より好ましくは、4〜6である。
【0013】上記Rfは、通常は、アルキル鎖の炭素が
すべてフッ素で置換されたパーフルオロアルキル基であ
ることが好ましいが、ω位が1個の水素、ω位が1個の
塩素で置換されていても、本発明化合物として特に劣る
性質を有するものではない。上記Rfとしては、例え
ば、CF3 (CF2 3 、CF3 (CF2 5 、CF3
(CF2 7 、CF3 (CF2 9 等のパーフルオロア
ルキル基;H(CF22 、H(CF2 4 、H(CF
2 6 、H(CF2 8 、H(CF2 10等のω位が1
個の水素で置換されたフルオロアルキル基が好ましい。
【0014】本発明化合物は、Rが水素である場合を例
にして説明すれば、例えば、以下のようにして製造する
ことができる。例えば、アリルアルコールと無水マレイ
ン酸を反応させることにより、まずコハク酸モノアリル
を取得する。コハク酸モノアリルをTHF等の有機溶媒
に溶解し、炭酸カリウムを添加して反応させることによ
り、コハク酸モノアリルのカリウム塩を取得する。その
後、フッ素ヨージド〔Rf−(CH2 )n−I〕を添加
して反応させることにより、下記一般式(2)で表され
る化合物を取得する。
【0015】
【化4】
【0016】式中、nは、1〜6の整数を表す。Rf
は、水素原子を有していてもよく、塩素原子を有してい
てもよい、炭素数1〜20のフルオロアルキル基を表
す。
【0017】その後、上記化合物を水とエタノールの混
合溶媒等に溶解し、亜硫酸水素金属塩を添加することに
より、目的とする一般式(1)で表される化合物を取得
することができる。Rがメチル基である場合には、上記
説明におけるアリル基を、CH2 =CCH3 CH2 −で
表される基に置き換えることにより、同様の製法によっ
て目的とする一般式(1)で表される化合物を取得する
ことができる。
【0018】本発明化合物は、重合性不飽和二重結合を
有するものであり、それ自身の単独重合体を取得するこ
とができる。また、本発明化合物は、その他のビニル系
モノマー、アクリル系モノマー等と共重合させて共重合
体を取得することができる。本発明化合物と共重合しう
るモノマーとしては、重合性不飽和二重結合を有するモ
ノマーであれば特に限定されず、例えば、エチレン、テ
トラフルオロエチレン、酢酸ビニル、塩化ビニル、スチ
レン、ビニルトルエン、ビニルケトン、ビニルピロリド
ン、ビニルピリジン、メチルビニルエーテル、エチルビ
ニルエーテル等のビニル系モノマー;(メタ)アクリル
酸、(メタ)アクリル酸メチルエステル、(メタ)アク
リル酸イソプロピルエステル、アクリル酸イソノニルエ
ステル、アクリル酸イソオクチルエステル等のアクリル
系モノマー等を挙げることができる。
【0019】本発明化合物は、含フッ素重合性界面活性
剤としてそのまま適用することができる。本発明の含フ
ッ素重合性界面活性剤の単独重合体、その他のモノマー
との共重合体等の高分子化合物は、例えば、住宅、橋
梁、ビル等の建築物の塗料;ボード、パネル等のオフィ
ス家具や内装材等の成形加工材料;テレビ等の家電製品
の外枠等の極めて広範囲の分野に応用することができ
る。
【0020】本発明の含フッ素重合性界面活性剤は、ス
ルホン酸基及びフルオロアルキル基を含有するため、親
水性、抗菌性、結露防止性等の種々の表面改質作用を長
期間にわたって維持することができる。また、含有され
るフルオロアルキル基は、当該含フッ素重合性界面活性
剤の表面濃縮性を有しているため、当該表面改質作用を
効果的に発現することができる。
【0021】更に、本発明の含フッ素重合性界面活性剤
が有するフルオロアルキル基は、少量でより効果的な界
面活性効果を有するため、乳化重合時の乳化剤として用
いた場合に、他の乳化剤と比較して乳化重合時の不純物
の悪影響を受ける可能性を低下させる効果を有する。
【0022】
【実施例】以下に実施例を掲げて本発明を更に詳細に説
明するが、本発明はこれら実施例のみに限定されるもの
ではない。
【0023】参考例1 還流冷却器を装備した100mlナスフラスコに、無水
マレイン酸9.8g(100mmol)、アリルアルコ
ール(ドライエライトで脱水した後、窒素下で蒸留、精
製したもの)7.5g(130mmol、1.3倍モ
ル)を入れ、1時間かけて60℃まで昇温した。更に6
0℃で1時間加熱攪拌した。反応終了後、未反応のアリ
ルアルコールを約250Paで減圧留去し、コハク酸モ
ノアリルを得た。収量16g、収率99%、性状は無色
透明の液体であった。得られたコハク酸モノアリルのI
Rスペクトルを図1に、NMRスペクトルを図2に、M
ASSスペクトルを図3に示した。
【0024】参考例2 100mlナスフラスコに参考例1で得たコハク酸モノ
アリル2.9g(18mmol)、及び、THF10m
lをとり、コハク酸モノアリルに対して1/2倍モルの
炭酸カリウムを室温にて攪拌しながら徐々に加え、更
に、気体の発生が見られなくなるまで、少過剰の炭酸カ
リウムを添加した後、THFを減圧留去し、コハク酸モ
ノアリルのカリウム塩を得た。このナスフラスコに還流
冷却器を装備し、DMSOを10ml、フッ素ヨージド
〔CF3 (CF2 3 CH2 CH2I〕8.3g(22
mmol、1.2倍モル)を加え、遮光下に45℃で2
0時間加熱攪拌した。反応液に水200mlとトルエン
50mlとを加え、トルエン可溶部を抽出した後、トル
エンの抽出は3回繰り返した。抽出液(トルエン層)を
水洗し、トルエンを減圧留去した。残留物を展開溶媒
(ヘキサン:塩化メチレン=1:2)に溶解させ、ワコ
ーゲルC−300を充填したカラム(30cm)にて式
(3)で表される化合物を単離精製した。収量2.1
g、収率28%、性状は無色透明の液体であった。得ら
れた化合物(3)のIRスペクトルを図4に、NMRス
ペクトルを図5に示した。
【0025】
【化5】
【0026】参考例3 100mlナスフラスコに参考例1で得たコハク酸モノ
アリル3.0g(19mmol)、及び、THF10m
lをとり、コハク酸モノアリルに対して1/2倍モルの
炭酸カリウムを室温にて攪拌しながら徐々に加え、更
に、気体の発生が見られなくなるまで、少過剰の炭酸カ
リウムを添加した後、THFを減圧留去し、コハク酸モ
ノアリルのカリウム塩を得た。このナスフラスコに還流
冷却器を装備し、DMSOを15ml、フッ素ヨージド
〔CF3 (CF2 5 CH2 CH2I〕11g(23m
mol、1.2倍モル)を加え、遮光下に45℃で20
時間加熱攪拌した。反応液に水200mlとトルエン5
0mlとを加え、トルエン可溶部を抽出した後、トルエ
ンの抽出は3回繰り返した。抽出液(トルエン層)を水
洗し、トルエンを減圧留去した。残留物を展開溶媒(ヘ
キサン:酢酸エチル=7:1)に溶解させ、ワコーゲル
C−300を充填したカラム(30cm)にて式(4)
で表される化合物を単離精製した。収量2.4g、収率
25%、性状は無色透明の液体であった。得られた化合
物(4)のIRスペクトルを図6に、NMRスペクトル
を図7、MASSスペクトルを図8に示した。
【0027】
【化6】
【0028】実施例1 還流冷却器を装備した100mlナスフラスコに参考例
2で得た化合物2.0g(5.0mmol)、亜硫酸水
素ナトリウム0.68g(6.5mmol、3倍モ
ル)、溶媒として水3.6ml、エタノール2.1ml
をとり、重合禁止剤としてハイドロキノン0.20gを
添加し、遮光下にて80℃で96時間加熱還流した。反
応終了後、溶媒を減圧留去し、残留物をアセトンにより
ソックスレー抽出し粗生成物を得た。最後に粗生成物を
アセトンより再結晶後、減圧乾燥して式(5)で表され
る化合物を得た。収量0.45g、収率24%。性状
は、白色固体であった。得られた化合物(5)のIRス
ペクトルを図9に、NMRスペクトルを図10、MAS
Sスペクトルを図11に示した。
【0029】
【化7】
【0030】実施例2 還流冷却器を装備した100mlナスフラスコに参考例
3で得た化合物1.5g(3.0mmol)、亜硫酸水
素ナトリウム0.94g(9.0mmol、3倍モ
ル)、溶媒として水2.2ml、エタノール1.3ml
をとり、重合禁止剤としてハイドロキノン0.21gを
添加し、遮光下にて80℃で96時間加熱還流した。反
応終了後、溶媒を減圧留去し、残留物をアセトンにより
ソックスレー抽出し粗生成物を得た。最後に粗生成物を
アセトンより再結晶後、減圧乾燥して式(6)で表され
る化合物を得た。収量0.38g、収率21%。性状
は、白色固体であった。得られた化合物(6)のMAS
Sスペクトルを図12に示した。
【0031】
【化8】
【0032】
【発明の効果】本発明の含フッ素重合性界面活性剤は、
上述の構成よりなるものであるので、優れた、親水性、
抗菌性、結露防止性を有するとともにその効果が長期間
持続するので、例えば、住宅、橋梁、ビル等の建築物の
塗料;ボード、パネル等のオフィス家具や内装材等の成
形加工材料;テレビ等の家電製品の外枠等の極めて広範
囲の分野に応用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】参考例1で得られたコハク酸モノアリルのIR
スペクトルを示す図。
【図2】参考例1で得られたコハク酸モノアリルのNM
Rスペクトルを示す図。
【図3】参考例1で得られたコハク酸モノアリルのMA
SSスペクトルを示す図。
【図4】参考例2で得られた化合物(3)のIRスペク
トルを示す図。
【図5】参考例2で得られた化合物(3)のNMRスペ
クトルを示す図。
【図6】参考例3で得られた化合物(4)のIRスペク
トルを示す図。
【図7】参考例3で得られた化合物(4)のNMRスペ
クトルを示す図。
【図8】参考例3で得られた化合物(4)のMASSス
ペクトルを示す図。
【図9】実施例1で得られた化合物(5)のIRスペク
トルを示す図。
【図10】実施例1で得られた化合物(5)のNMRス
ペクトルを示す図。
【図11】実施例1で得られた化合物(5)のMASS
スペクトルを示す図。
【図12】実施例2で得られた化合物(6)のMASS
スペクトルを示す図。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記の一般式(1)で表されることを特
    徴とする含フッ素重合性化合物。 【化1】 式中、Rは、水素又はメチル基を表す。Mは、Li、N
    a又はKを表す。nは、1〜6の整数を表す。Rfは、
    水素原子を有していてもよく、塩素原子を有していても
    よい、炭素数1〜20のフルオロアルキル基を表す。
  2. 【請求項2】 Mが、Naであり、nが、2であり、R
    fが、CF3 (CF23 、CF3 (CF2 5 、CF
    3 (CF2 7 又はCF3 (CF2 9 である請求項1
    記載の含フッ素重合性化合物。
  3. 【請求項3】 Mが、Naであり、nが、1であり、R
    fが、H(CF2 2、H(CF2 4 、H(CF2
    6 、H(CF2 8 又はH(CF2 10である請求項1
    記載の含フッ素重合性化合物。
  4. 【請求項4】 CH2 =CRCH2 OCOCH=CHC
    OOHで表されるコハク酸モノエステルの金属塩をRf
    (CH2 )n−Iと反応させ、ついで亜硫酸水素金属塩
    と反応させることを特徴とする下記一般式(1)で表さ
    れる含フッ素重合性化合物の製造方法。 【化2】 式中、Rは、水素又はメチル基を表す。Mは、Li、N
    a又はKを表す。nは、1〜6の整数を表す。Rfは、
    水素原子を有していてもよく、塩素原子を有していても
    よい、炭素数1〜20のフルオロアルキル基を表す。
  5. 【請求項5】 請求項1、2又は3記載の含フッ素重合
    性化合物からなることを特徴とする含フッ素重合性界面
    活性剤。
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