JPH10244762A - かぶりを防止するための低水準の不飽和脂肪酸を含む光感熱記録及び感熱記録フィルム - Google Patents

かぶりを防止するための低水準の不飽和脂肪酸を含む光感熱記録及び感熱記録フィルム

Info

Publication number
JPH10244762A
JPH10244762A JP10027159A JP2715998A JPH10244762A JP H10244762 A JPH10244762 A JP H10244762A JP 10027159 A JP10027159 A JP 10027159A JP 2715998 A JP2715998 A JP 2715998A JP H10244762 A JPH10244762 A JP H10244762A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
silver
micrograms
fatty acid
less
oxidizing agent
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10027159A
Other languages
English (en)
Inventor
Alfred J Alton
ジェイ アルトン アルフレッド
James P Beese
ピー ビーズ ジェイムズ
L Ekmas Juaris
エル エクマニス ジュアリス
Bruce J Henne
ジェイ ヘン ブルース
William F Smith
エフ スミス ウィリアム
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Eastman Kodak Co
Original Assignee
Eastman Kodak Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Eastman Kodak Co filed Critical Eastman Kodak Co
Publication of JPH10244762A publication Critical patent/JPH10244762A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03CPHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
    • G03C1/00Photosensitive materials
    • G03C1/494Silver salt compositions other than silver halide emulsions; Photothermographic systems ; Thermographic systems using noble metal compounds
    • G03C1/498Photothermographic systems, e.g. dry silver
    • G03C1/4989Photothermographic systems, e.g. dry silver characterised by a thermal imaging step, with or without exposure to light, e.g. with a thermal head, using a laser
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03CPHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
    • G03C1/00Photosensitive materials
    • G03C1/494Silver salt compositions other than silver halide emulsions; Photothermographic systems ; Thermographic systems using noble metal compounds
    • G03C1/498Photothermographic systems, e.g. dry silver
    • G03C1/49809Organic silver compounds

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Non-Silver Salt Photosensitive Materials And Non-Silver Salt Photography (AREA)
  • Heat Sensitive Colour Forming Recording (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ペッパーかぶり等の減少されたかぶりの光感
熱記録又は感熱記録フィルムを提供する。 【解決手段】 フィルムを、ベヘン酸銀酸化剤からなる
酸化還元画像形成結合と、該酸化剤が酸化剤1グラム毎
に約800マイクログラムより少ない多不飽和及び約3
800マイクログラムより少ない単一不飽和脂肪酸銀塩
を含むか又はフィルムがフィルム中の融解1グラム毎に
約100マイクログラムより少ない多不飽和及び約40
0マイクログラムより少ない単一不飽和脂肪酸銀塩を含
むとする改善と、合成高分子コロイド化感光性ハロゲン
化銀を有する有機還元剤と、非ゼラチン高分子バインダ
ー中の環状イミドトナーとの分散から構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は熱現像可能な感光性
物質に関し、特にベヘン酸等の脂肪酸から誘導された銀
塩酸化剤及び有機還元剤、光感熱記録及び感熱記録合成
物用の合成高分子コロイド化感光性ハロゲン化銀並びに
高分子バインダー中のトナーからなる光感熱記録又は感
熱記録合成物に関する。
【0002】
【従来の技術】ハロゲン化銀写真は、電子写真、ジアゾ
写真等に比べ、ハロゲン化銀写真の感応性、階調等の優
れた写真特性により従来非常に一般的に使用されてい
る。しかし、ハロゲン化写真は、この方法で使用される
ハロゲン化銀感光物質が、画像露光、現像機を用いる現
像処理及び、例えば固着、洗浄と濯ぎ、安定化及び他の
同様な処理等、現像された画像の色変化若しくは通常の
室内照明の下での劣化を防止し、非現像部分(以下、背
景)の黒化を防止するための処理を含む複数の処理を受
ける必要があるために、とても多くの時間と労力を必要
とする。更に、この方法に使用される化学薬剤は人体に
対し危険であり、処理室並びに作業員の手及び着衣は度
々これらの薬剤で汚染される。従って、感光物質が溶液
を用いた処理の代わりにドライ条件下で扱えるように、
そして処理された画像が安定に維持されるように、ハロ
ゲン化銀写真を改善することが強く望まれている。この
問題を解決するために、多くの試みがなされてきた。
【0003】今までに開発された第一の方法は、米国特
許第2,875,048号;英国特許第954,453
号;及びドイツ国特許出願OLS番号第1,163,1
42号に開示されるように、通常のハロゲン化銀写真に
おける二つの製造段階である現像と固着の段階が一つの
製造段階に置き換えられる、所謂結合された現像固着浴
法を含む。第二の方法は、ドイツ国特許出願OLS番号
第1,174,159号;英国特許第943,476号
と第951,644号等に開示されるように、通常のハ
ロゲン化銀写真におけるウェット製造段階をドライ段階
に置き換えるよう試みる。第三の方法は主要な感光構成
要素としてベヘン酸銀、サッカリン銀若しくはベンゾト
リアゾール銀等の長鎖脂肪族カルボン酸の銀塩と触媒量
のハロゲン化銀を同時に使用する。
【0004】しかし、ここまでに示されてきた熱現像感
光物質の非露光部分、例えばベヘン酸銀等の脂肪酸の銀
塩、還元剤及び触媒量のハロゲン化銀を含む合成物の非
露光部分は相当な程度の黒色になる。加熱により露光部
分上に形成された黒画像(画像密度)とかぶりによる黒
色背景との間にとても小さなコントラストしかないた
め、それは画像と背景の区別を困難にする。従って、か
ぶりの減少はこの技術において重要な目的である。更
に、高温(30°C−50°C)高湿(50%の相対湿
度以上)条件下での使用前の長時間の感光物質の保存は
見分けのできない画像の形成をもたらすかぶりを引き起
こす。
【0005】ベヘン酸銀融解を含むドライレーザフィル
ム特有の問題は、マイクロフィルム等のフィルム上の非
露光領域に黒点が発生する、ペッパーかぶり等のかぶり
である。米国特許第3,871,887号は光感熱記録
合成物の感光性を増大するためにハロゲン化塩を含む光
感熱記録合成物を記載する。
【0006】Asahi 他による米国特許第4,273,7
23号は有機カルボン酸の高純度銀塩を記載する。第5
段落の54から59行目はベヘン酸銀の銀内容物の純粋
さを明らかにする。これは純粋さが遊離の酸の銀塩への
転換をさすことを意味する。有機カルボン酸の純度の測
定は無い。米国特許第5,443,742号及び第5,
512,185号では、AgO、及び他の酸化剤(Mn
2 ,PbO)によるベヘン酸及び他の有機物からの還
元不純物の除去が検討される。還元不純物の分析測定
は、還元不純物の水準をチェックすることが暗に意味さ
れる。方法は記載されずまた還元不純物の水準も示され
ない。この標準試験が実際の不純物存在を決めないか又
は敏感でないということを示す。これらの特許は、何が
又はどれだけ除去されるかの限定無しに不特定の物質を
除去する方法に基づく。
【0007】米国特許第3,997,597号では、H
g及びPb塩の存在下でのAg塩の製造方法が記載され
る。熱的なかぶり、密度及びコントラストに結び付けら
れる粒子サイズに影響することが示される。還元不純物
又はカルボン酸の純度へのつながりは米国特許第3,9
60,908号には記載されない。かぶりは残りのアル
カリ内容物に関係する。
【0008】ベヘン酸及び他の脂肪酸は多くのドライ光
感熱記録及び感熱記録工程で使用される。天然ソースか
らの脂肪酸である出発物質は、天然の物質がかぶりを引
き起こすことが見出されているため、多数のロットで別
々に購入され、使用前に精製される。しかし精製処理は
非常に高コストである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】光感熱記録及び感熱記
録合成物中の多くの物質は重大なかぶりの生成を伴う。
このような状況の下、該光感熱記録及び感熱記録物質に
関して更なる改善が求められる。
【0010】
【課題を解決するための手段】従って、本発明は上記の
問題を解決することを意図する。本発明の一つの目的
は、減少されたかぶり、黒点又はペッパーかぶりの乾式
レーザ光感熱記録又は感熱記録フィルムを提供すること
である。本発明の別の目的は少ないかぶりで高密度の画
像形成を可能にする写真物質を提供することである。
【0011】上記目的を達成するために、前述の問題が
フィルム中又は特に光感熱記録化合物の調合に使用され
る銀塩酸化剤中の不飽和脂肪酸の存在と相関しうること
が本発明に従いここで見出されている。光感熱記録若し
くは感熱記録フィルムがフィルム中の融解1グラム毎に
100マイクログラム以下の多不飽和及び400マイク
ログラム以下の単一不飽和脂肪酸銀塩を含む場合、又は
酸化剤1グラム毎に銀塩酸化剤中の不飽和脂肪酸銀塩の
濃度が800マイクログラムの多不飽和及び3800マ
イクログラムの単一不飽和脂肪酸銀塩より少ない場合、
かぶり、黒点若しくはペッパーかぶりは大幅に減少され
るか若しくは除去される。これは、酸化剤を調合するの
に使用された脂肪酸が、飽和脂肪酸1グラム毎に100
0マイクログラムより少ない多不飽和及び5000マイ
クログラムより少ない単一不飽和脂肪酸を含むことを確
実にすることにより達成される。
【0012】従って、光感熱記録合成物の製造方法は: A.a.i.ベヘン酸等の脂肪酸から調製された銀塩酸
化剤と ii.有機還元剤と:からなる酸化還元画像形成結合
と、 b.合成高分子コロイド化感光性ハロゲン化銀と、 c.トナーと、 d.非ゼラチン高分子バインダーと、の分散形成と、 B.該銀塩酸化剤が、酸化剤1グラム毎に約800マイ
クログラムより少ない多不飽和の及び約3800マイク
ログラムより少ない単一不飽和の脂肪酸銀塩を含む改善
と、からなる。
【0013】感熱記録要素の製造方法は: A.a.i.ベヘン酸等の脂肪酸から調製された銀塩酸
化剤と ii.有機還元剤と: からなる酸化還元画像形成結合と、 b.トナーと; c.非ゼラチン高分子バインダーと;の分散形成と、 B.該酸化剤が、酸化剤1グラム毎に約800マイクロ
グラムより少ない多不飽和の及び約3800マイクログ
ラムより少ない単一不飽和の脂肪酸銀塩を含む改善と、
からなる。
【0014】更に、感熱記録フィルムは: A.a.i.ベヘン酸等の脂肪酸酸化剤の銀塩と ii.有機還元剤を伴うからなる酸化還元画像形成結合
と、 b.高分子バインダー中のトナーと、 c.非ゼラチン高分子バインダーと、の分散を形成し、 B.該分散を増感濃度のヨウ素塩と混合し、 C.それよりフィルムを形成し、 D.該フィルムがフィルム中の融解1グラム毎に約10
0マイクログラムより少ない多不飽和の及び約400マ
イクログラムより少ない単一不飽和の脂肪酸銀塩を含む
よう改善することと、により調製されうる。
【0015】光感熱記録フィルムもまた: A.a.i.銀塩酸化剤と ii.有機還元剤と、からなる酸化還元画像形成結合
と、 b.合成高分子コロイド化感光性銀塩と、 c.トナーと、 d.非ゼラチン高分子バインダー中のの分散を形成し、 B.該分散を増感濃度のヨウ素塩と混合し、 C.それよりフィルムを形成し、 D.該フィルムがフィルム中の融解1グラム毎に約10
0マイクログラムより少ない多不飽和の及び約400マ
イクログラムより少ない単一不飽和の脂肪酸銀塩を含む
よう改善することと、により調製されうる。
【0016】
【発明の実施の形態】合成高分子コロイド化感光性ハロ
ゲン化銀、及び高分子バインダー中の環状イミドトナー
を伴う酸化還元画像形成物質の分散からなる上述の光感
熱記録合成物及び要素の製造方法は、特定の光感熱記録
物質、望みの画像及び工程条件等に依存して変化しう
る。典型的な分散の調製方法は上述の合成物の完全な混
合を含む。これらはボールミル又は同様の混合手段等の
適当な装置を使用して混合される。上述の分散の一つの
調製方法及びその分散の調製手段は、例えば1971年
11月12日交付のベルギー国特許第774,436号
中に記載される。
【0017】本発明に従う光感熱記録及び感熱記録の要
素及び合成物は、銀塩酸化剤を含む酸化還元画像形成物
質からなる。銀塩酸化剤は、照明を暗くすることに耐性
がある脂肪酸等の有機酸の銀塩が可能である。有機酸の
銀塩の特に有用な種類は、光に安定な長鎖脂肪酸の水不
溶性銀塩により代表される。安定な銀塩酸化剤である化
合物は、例えばベヘン酸銀、ステアリン酸銀、オレイン
酸銀、ラウリン酸銀、ヒドロキシステアリン酸銀、シル
バーカプレート、ミリスチン酸銀及びパルミチン酸銀を
含み、ステアリン酸銀とベヘン酸銀が特に有用である。
幾つかの例では、長鎖脂肪酸の銀塩ではない銀塩が銀塩
酸化剤として使用可能である。かかる有用な銀塩酸化剤
は、例えば安息香酸銀、ベンゾトリアゾール銀、テレフ
タル酸銀及びフタル酸銀等を含む。しかし、殆どの例中
で、ベヘン酸銀が最も有用である。
【0018】多様な有機還元剤が上述の酸化還元画像形
成結合中で使用可能である。スルホンアミドフェノール
還元剤は上述の酸化還元画像形成結合において特に有用
である。光感熱記録物質中のスルホンアミドフェノール
還元剤は、1974年4月2日にEvans 他に交付された
米国特許第3,801,321号に記載される。本発明
に従い有用なスルホンアミドフェノール還元剤は技術的
に知られた製造段階を使用して調製されえ、1969年
6月17日に交付されたBardのカナダ国特許第815,
526号に記載されるような化合物を含む。本発明に従
うスルホンアミドフェノール還元剤の有用な種類は構
造:
【0019】
【化1】
【0020】ここで、R1 及びR2 は水素;塩素;臭
素;ヨウ素;メチル、エチル、プロピル及びブチル等の
1から4個の炭素原子を含むアルキル;フェニル及びト
リル等の6から12個の炭素原子を含むアリール;フェ
ニルスルホニル等の6から12個の炭素原子を含むアリ
ールスルホニル;アミノ;ヒドロキシ;メトキシ及びエ
トキシ等の1から4個の炭素原子を含むアルコキシ;及
びR1 とR2 用いてナフタレン核を完成する原子からな
る群よりそれぞれ選択され、Z1 及びZ3 は水素;臭
素;塩素;上記のような1から4個の炭素原子を含むア
ルキル;フェニル及びトリル等の6から10個の炭素原
子を含むアリール;上記のような6から12個の炭素原
子を含むアリールスルホニル;アミノ、ヒドロキシ;メ
トキシ及びエトキシ等の1から4個の炭素原子を含むア
ルコキシ;及びR6 がメチル、エチル、プロピル及びブ
チル等の1から4個の炭素原子を含むアルキルであるR
6 SO2 NH−;フェニル並びにトリル並びにチエニ
ル、キノリニル及びチアジル等のヘテロ環置換基等の6
から10個の炭素原子を含むアリール、
【0021】
【化2】
【0022】又は
【0023】
【化3】
【0024】からなる群よりそれぞれ選択され、Z2
1 とR2 がナフタレン核を完成する原子以外のもので
ある時に水素、メチル、エチル、プロピル若しくはブチ
ル等の1から4個の炭素原子を含むアルキル、塩素及び
臭素であり;Z1 ,Z2 及びZ3 の少なくとも一つがR
6 SO2NH−である、により表される。
【0025】アルキル、アルコキシ及びアリール等の上
記の基は、上記光感熱記録及び感熱記録要素及び合成物
の還元特性及び所望の感光特性に不利な影響をしない置
換基を有するような基を含む。存在しうる置換基の例は
メチル、エチル、及びプロピル等の1から3個の炭素原
子を含むアルキル、塩素、臭素及びフェニルである。い
くつかの場合では、置換基としてアミノ基を避けること
が望ましい。アミノ基は、幾つかの場合、過剰に活性な
還元剤を提供する。
【0026】スルホンアミドフェノール還元剤の一つの
特に有用な種類は式:
【0027】
【化4】
【0028】ここで、R3 はフェニル、ナフチル、メチ
ルフェニル、チエニル、キノリニル、チアジル、若しく
は上記の1から4個の炭素原子を含むアルキルであり;
4 は水素、R3 SO2 NH−、1から4個の炭素原子
を含むアルコキシ、ヒドロキシ、1から4個の炭素原子
を含むアルキル、臭素若しくは塩素であり;R5 は水
素、臭素、塩素、メチル、エチル、プロピル若しくはブ
チル等の1から4個の炭素原子を含むアルキル、又はメ
トキシ、エトキシ及びプロポキシ等の1から4個の炭素
原子を含むアルコキシである、の化合物である。R3
4 及び/又はR5 は、上記スルホンアミドフェノール
還元剤の還元特性又は本発明の光感熱記録及び感熱記録
要素及び物質の所望の感光特性に不利な影響をしない置
換基を含みうる。これらの置換基は上記一般構造に対し
て記述されたのと同じものである。
【0029】本発明の光感熱記録及び感熱記録要素及び
合成物で有用な別の種類のスルホンアミドフェノール還
元剤は式:
【0030】
【化5】
【0031】のスルホンアミドナフトールである。上記
スルホンアミドナフトール中のスルホンアミドフェノー
ル基はオルト、メタ若しくはパラ位に存在しうる。スル
ホンアミドナフトールはスルホンアミドフェノール還元
剤種の中でより活性な化合物である。また、この種類の
中で、3つのスルホンアミドフェノール基を含むスルホ
ンアミドフェノールはより活性である。これらのスルホ
ンアミドフェノールはより短い現像時間のために、又は
ベヘン酸銀より低活性である重金属塩酸化剤と共に使用
される。いくつかの場合では、スルホンアミドフェノー
ル及び3官能スルホンアミドフェノールを含む光感熱記
録及び感熱記録物質により示される画像識別は他の上記
スルホンアミドフェノールにより示されるものより低
い。
【0032】上記スルホンアミドフェノール還元剤の組
合せは本発明に従う光感熱記録及び感熱記録物質及び要
素で用いられうる。特に有用なスルホンアミドフェノー
ル還元剤は2,6−ジクロロ−4−ベンゼンスルホンア
ミドフェノール及び/又は4−ベンゼンスルホンアミド
フェノール等のベンゼンスルホンアミドフェノール還元
剤を含む。
【0033】単独又は上記スルホンアミドフェノール還
元剤との組合せで使用可能な他の有機還元剤は、置換さ
れたフェノール及び、例えば1972年6月27日に交
付されたdeMauriac の米国特許第3,672,904号
に記載されるような物質を含むビス−β−ナフトールで
あるナフトールを含む。適当なビス−β−ナフトール
は、例えば2,2’−ヒドロキシ−1,1’−ビナフチ
ル;6,6’−ジニトロ−2,2’−ジヒドロキシ−
1,1’−ビナフチル及び/又はビス−(2−ヒドロキ
シ−1−ナフチル)メタンを含む。本発明に従う上記光
感熱記録及び感熱記録物質に使用可能な他の還元剤は、
ヒドロキノン、ターシャリーブチルヒドロキノン、メチ
ルヒドロキノン、2,5−ジメチルヒドロキノン及び
2,6−ジメチルヒドロキノンのようなアルキル置換ヒ
ドロキノン等のポリヒドロキシベンゼン;カテコール及
びピロガロール;2,4−ジアミノフェノール及びメチ
ルアミノフェノール等のアミノフェノール還元剤;アス
コルビン酸及びアスコルビン酸ケタールのようなアスコ
ルビン酸誘導体等のアスコルビン酸現像剤;ヒドロキシ
アミン現像剤;1−フェニル−3−ピラゾリドン等の3
−ピラゾリドン現像剤を含む。これらの還元剤の組合せ
は必要ならば使用可能である。最適な還元剤又は還元剤
の組合せの選択は特定の光感熱記録物質、銀塩酸化剤、
処理条件、所望の画像等に従う。
【0034】トーニング促進剤又はトナーとしても知ら
れる所謂トーニング活性化剤が、所望の画像を得るため
に本発明に従う光感熱記録及び感熱記録物質に使用可能
である。トーニング活性化剤は環状イミドでありえて、
典型的には光感熱記録物質中の銀塩酸化剤1モル毎に約
0.10モルから約1.1モルのトーニング活性化剤の
濃度等の濃度範囲で有用である。通常適当なトーニング
活性化剤は1971年6月15日に交付されたベルギー
国特許第766,590号に記載される。典型的なトー
ニング活性化剤は、例えばフタルイミド、N−ヒドロキ
シフタルイミド、N−ヒドロキシ−1,8−ナフタルイ
ミド、フタルイミドカリウム、フタルイミド水銀、スク
シンイミド及び/又はN−ヒドロキシスクシンイミドを
含む。所謂トーニング活性化剤の組合せは必要ならば使
用可能である。使用可能な他のトーニング活性化剤はフ
タルアジノン、2−アセチル−フタルアジノン等を含
む。
【0035】本発明に従う上記の光感熱記録又は感熱記
録要素は、多様な非ゼラチン化合物を単独で又は組合せ
中に、ビヒクル、結合剤として及び多様な層中に含みう
る。適当な物質は疎水性又は親水性でありうる。それら
は透明又は半透明であり、ポリ(ビニルピロリドン)及
びアクリルアミドポリマー等の水溶性ポリビニル化合物
のような合成高分子物質を含む。使用可能な他の合成高
分子化合物は、ラテックス形状にある等の分散ビニル化
合物及び特に写真物質の大きさの安定性を増大するもの
を含む。効果的な高分子は、ポリエステル、ポリカーボ
ネート、アルキルアクリレート及びメタクリレートの水
不溶性高分子、アクリル酸、スルホアルキルアクリレー
ト、メタクリレート及びカナダ国特許第774,054
号に記載されるように再キュア スルホベタインユニッ
トを有するものと同じく硬化若しくはキュアを促進する
架橋部位を有するものを含む。特に有用な高分子量物質
及び樹脂はポリ(ビニルブチラル)、エチルセルロー
ス、ポリスチレン、ポリ(塩化ビニル)、塩化ゴム、ポ
リイソブチレン、ブタジエン−スチレン共重合体、塩化
ビニル−酢酸ビニル共重合体、酢酸ビニルと塩化ビニル
とマレイン酸の共重合体及びポリ(ビニルアルコール)
を含む。
【0036】溶解性ヨウ素塩は、画像露光用の光の所望
の波長に対して上記光感熱記録及び感熱記録物質の感光
性を増大させる性質を有する。光感熱記録物質への単な
るヨウ化銀融解の添加は感光性における所望の増大を与
えない。従って、ここで使用されるヨウ素化合物又は塩
の語句はヨウ化銀を除くことを意図する。ヨウ素塩の有
用な濃度は、光感熱記録物質中の感光性ハロゲン化銀1
モル毎に上記ヨウ素塩が約0.01モルから約0.50
モルである。本発明に従い許容可能なヨウ素塩は、例え
ばヨウ化リチウム、ヨウ化アンモニウム、ヨウ化ナトリ
ウム、ヨウ化カリウム及びこれらヨウ素化合物の混合物
である。最適な非−ヨウ化銀塩及び調製での最適な段階
は特定の感熱記録又は光感熱記録合成物、所望の画像及
び処理条件等に従う。還元剤をベヘン酸銀等の銀塩、及
び他でのポリ(ビニルブチラル)等の高分子バインダー
中のポリ(ビニルブチラル)コロイド化感光性臭化銀と
共に使用するとき、ヨウ化ナトリウムは特に有用であ
る。
【0037】上記ヨウ素塩の濃度範囲が使用可能であ
る。その濃度は上記光感熱記録合成物での感光性の所望
の増大を与えるのに十分なものである必要がある。典型
的には、上記光感熱記録物質中の感光性ハロゲン化銀1
モル毎に上記非ヨウ化銀塩が約0.01モルから約0.
50モルである。上記ハロゲン化銀1モル毎に、ヨウ
素、典型的にはヨウ化ナトリウムが約0.01モルから
約0.50モルである非ヨウ化銀塩の濃度が通常は好ま
しい。
【0038】上記ヨウ素塩は上記光感熱記録合成物と合
成物の調製の異なる段階で混合されうる。従って、本発
明の一実施例はそれぞれ、 A.ポリ(ビニルブチラル)中にベヘン酸銀等の脂肪酸
の銀塩の分散を調製し、 B.得られたベヘン酸銀分散と光感熱記録合成物中ハロ
ゲン化銀1モル毎に約0.01から約0.05モルのヨ
ウ化ナトリウムを混合し、 C.得られた合成物を他でのポリ(ビニルブチラル)コ
ロイド化感光性ハロゲン化銀及び、 D.ポリ(ビニルブチラル)バインダーと混合し、 E スクシンイミド、スルホンアミドフェノール還元剤
及び分光増感色素を得られた合成物と混合することより
なるハロゲン化銀光感熱記録合成物若しくは要素の調製
方法からなる。
【0039】本発明の別の実施例はそれぞれ、 A.ポリ(ビニルブチラル)コロイド化感光性ハロゲン
化銀を調製し、 B.該ハロゲン化銀と該ハロゲン化銀1モル毎に約0.
01から約0.05モルのヨウ化ナトリウムと混合し、 C.得られた合成物とポリ(ビニルブチラル)中のベヘ
ン酸銀の分散を混合し、 D.その後、スクシンイミド、スルホンアミドフェノー
ル還元剤及び分光増感色素を得られた合成物と混合する
ことよりなるハロゲン化銀、光感熱記録合成物若しくは
要素の調製方法からなる。
【0040】本発明に従う光感熱記録物質の調製におい
て、上記ヨウ素塩を光感熱記録物質と混合し、その後、
次の段階の前に、室温、即ち約20°Cから約30°C
で約10秒から約48時間等、所望の感応性が達成され
るまでの時間期間の間得られた合成物を保持することが
往々にして望ましい。この保持段階は感光性における上
記の増大にとって望ましい一定の相互作用を提供する。
生じる反応の正確な機構は完全には理解されていない。
【0041】保持期間の後、光感熱記録合成物は光感熱
記録要素を提供するために適当な支持体上に塗布され
る。従って、本発明のもう一つの実施例は、(A)
(a)(i)銀塩酸化剤(ベヘン酸銀)と(ii)スル
ホンアミドフェノール還元剤とからなる酸化還元画像形
成結合と、(b)他での合成高分子コロイド化感光性ハ
ロゲン化銀と、(c)ポリ(ビニルブチラル)バインダ
ーとの分散を調製し、その分散調製後、(B)その分散
とハロゲン化銀1モル毎に約0.01モルから約0.5
0モルの上記ヨウ素塩、典型的にはヨウ化ナトリウムを
混合し、その後(C)次の段階の前に約20°Cから約
30°Cで約10秒から約48時間等、所望の感応性が
達成されるまでの時間期間の間保持することからなる光
感熱記録合成物の調製よりなる。
【0042】保持段階の後、光感熱記録要素が上記合成
物を適当な支持体上に塗布することにより調製されう
る。本発明に従う光感熱記録及び感熱記録要素は多様な
支持体から構成されうる。典型的な支持体は、本発明に
従い使用される処理温度を耐えることのできるガラス、
紙及び金属等の支持体と同じく、セルロースニトレート
フィルム、セルロースエステルフィルム、ポリ(ビニル
アセタール)フィルム、ポリスチレンフィルム、ポリ
(エチレンテレフタレート)フィルム、ポリカーボネー
トフィルム及び関連フィルム若しくは樹脂物質を含む。
典型的には、可撓性支持体が用いられる。
【0043】ある場合、本発明の上記光感熱記録及び感
熱記録物質中で画像安定化剤及び/又は画像安定化剤前
駆体を使用することが望ましい。典型的な画像安定化剤
又は安定化剤前駆体は、例えば1971年6月30日に
交付されたベルギー国特許第768,071号に記載さ
れる。典型的な安定化剤前駆体は、例えば、このベルギ
ー国特許に記載されそして1972年10月24日に交
付されたYoungquistの米国特許第3,700,457号
に記載される、アゾールチオエーテル及びブロックされ
たアゾリンチオン安定化剤前駆体を含む。
【0044】本発明に従う上記光感熱記録及び感熱記録
合成物及び要素は、プロダクト ライセンス インデッ
クス第92巻の1971年12月の刊行物9232のペ
ージ107−110にも記載されるように、付加的な速
度増加化合物、硬膜剤、帯電防止層、可塑剤及び潤滑
剤、塗布補助剤、光沢剤、分光増感色素、吸収及びフィ
ルター色素として作用する現像改良剤等の合成物及び要
素を補助するための多様な添加物を含みうる。
【0045】分光増感色素は、本発明の要素及び合成物
に対し付加的な感応性を与えるために本発明の上記光感
熱記録及び感熱記録物質中で使用可能である。有用な増
感色素は、例えばプロダクト ライセンス インデック
ス第92巻の1971年12月の刊行物9232のペー
ジ107−110の段落XV及び1971年10月15
日交付のベルギー国特許第772,371号に記載され
る。例えば、光感熱記録物質が所謂赤色レーザに対し画
像露光されるべきものであるとき、スペクトルの赤色領
域への感応性を提供する分光増感色素が本発明に従う上
記光感熱記録物質に使用される。
【0046】本発明に従う光感熱記録合成物及び他の合
成物は適当な支持体上に、1954年6月15日交付の
米国特許第2,681,294号に記載されるようにデ
ィップコーティング、エアーナイフコーティング、カー
テンコーティング若しくはホッパーを使用する押し出し
コーティングを含む多様な塗布方法により塗布可能であ
る。必要ならば、1956年9月4日交付の米国特許第
2,761,791号及び英国特許第837,095号
に記載されたように二以上の層が同時に塗布されうる。
【0047】その物質の多様な構成要素の濃度範囲は本
発明に従い採用可能である。還元剤の有用な濃度は光感
熱記録物質中の感光性ハロゲン化銀1モル毎に、スルホ
ンアミドフェノール還元剤等の還元剤が典型的には約
0.25モルから約4モルである。使用される銀塩酸化
剤に対して、還元剤の有用な濃度範囲は、ベヘン酸銀等
の銀塩酸化剤1モル毎に還元剤が約0.10モルから約
20.0モルである。還元剤の組合せが使用される場
合、還元剤の全濃度は典型的には上記濃度範囲内であ
る。
【0048】画像露光での上記感光性ハロゲン化銀の潜
像銀は上記酸化画像形成結合に対して触媒として作用す
る。感光性ハロゲン化銀の典型的な濃度範囲は、例えば
ベヘン酸銀である銀塩酸化剤1モル毎に感光性ハロゲン
化銀が約0.01モルから約20モルである。好ましい
感光性ハロゲン化銀は塩化銀、臭化銀、ブロモヨウ化
銀、クロロブロモヨウ化銀又はそれらの混合物である。
感光性ハロゲン化銀は大粒又は細粒であり、とても細か
い粒子の感光性ハロゲン化銀が特に有用である。感光性
ハロゲン化銀は化学的に合成可能であり、上記のプロダ
クト ライセンスインデックス例に記載されるように、
かぶりの発生に対して保護され、そして/又は維持の間
の感光性の損失に対して安定化がされうる。
【0049】他で記載されるように、合成高分子コロイ
ド化感光性ハロゲン化銀は合成高分子ペプタイザーの範
囲と共に調製可能である。有用な合成高分子ペプタイザ
ーは、例えば1973年1月30日交付のLindholm他の
米国特許第3,713,833号及び1972年12月
19日交付のErisonの米国特許第3、706,565号
に記載されたもの並びに、例えば2−ビニルピリジン、
4−ビニルピリジン及び2−メチル−5−ビニルピリジ
ン等のビニルピリジン高分子を含む。
【0050】ポリ(ビニルブチラル)等のポリ(ビニル
アセタール)は、他でのハロゲン化銀の上記調製におい
て、特にペプタイザーとして有用である。その製造は制
御された反応条件下の非水媒体中で実施される。例え
ば、アセトン又はメチルイソブチルケトン等の有機溶媒
は、ポリ(ビニルブチラル)等のペプタイザーと共に使
用可能である。感光性ハロゲン化銀の適当な調製の一例
は以下のようである。臭化リチウム、トリフルオロ酢酸
銀及びポリ(ビニルブチラル)が制御条件下アセトン中
で混合される。得られた細粒臭化銀はその後、光感熱記
録物質を提供するために、ベヘン酸銀を伴うスルホンア
ミドフェノール等の酸化還元画像形成結合と混合されう
る。
【0051】本発明の実施において使用されるハロゲン
化銀は洗浄されないか又は可溶塩を除去するために洗浄
されうる。後者の場合、可溶塩は冷却設定及びデカンテ
ーションにより除去可能であり、又はハロゲン化銀を含
む融解は凝結洗浄が可能である。ポリ(ビニルアセター
ル)コロイド化感光性ハロゲン化銀は有用であり、例え
ば1971年11月12日交付のベルギー国特許第77
4,436号に記載される。感光性ハロゲン化銀は、ポ
リ(ビニルブチラル)等のポリ(ビニルアセタール)の
存在下、銀イオンソースをハロゲンイオンソースと混合
することにより、この方法に従い調製される。この高分
子コロイド化感光性ハロゲン化銀は、光感熱記録物質が
ハロゲン化銀をコロイド化するのに使用された高分子と
同じである高分子バインダーを含むときに特に有用であ
る。例えば、高分子バインダーは感光性ハロゲン化銀を
コロイド化するのに使用可能なポリ(ビニルブチラル)
が可能である。
【0052】本発明の特に有用な実施例は、(a)
(i)ベヘン酸銀と(ii)上記のスルホンアミドフェ
ノール還元剤とからなる酸化還元画像形成結合と、
(b)ポリ(ビニルブチラル)コロイド化ハロゲン化銀
との結合と、(c)ポリ(ビニルブチラル)バインダー
と、ハロゲン化銀1モル毎に約0.01モルから約0.
15モル等、約0.01モルから約0.50モルのヨウ
化ナトリウムからなる改善とからなる光感熱記録合成物
の中にある。この合成物と共に特に有用な調色剤−活性
化剤はスクシンイミドである。
【0053】典型的には可視光への本発明に従う上記光
感熱記録要素の画像露光の後、得られた潜像は適度に上
げられた温度までその要素を均一に全面加熱することに
より単に現像される。これは単に、上記光感熱記録要素
を約0.5秒から約60秒間等、約80°Cから約25
0°Cに全面加熱することを含む。感熱記録要素におい
て、所望の加熱は約0.001から60秒の間、約60
°Cから約250°Cでのものである。加熱時間の長さ
の増加又は減少により、所望の範囲内のより高い又は低
い温度が所望の画像、特定の光感熱記録及び感熱記録物
質等に従い用いられうる。現像された画像は、約0.5
秒から60秒等、典型的には数秒間内に生成される。約
100°Cから約165°Cの処理温度が特に有用であ
る。
【0054】潜像の生成のために可視光が使用可能であ
る一方、他の電磁気放射源が使用可能である。例えば、
本発明の上記光感熱記録及び感熱記録要素は高強度画像
露光に対し有用である。レーザは上記光感熱記録及び感
熱記録物質中で画像を生成するのに使用可能である。適
当ないずれかの手段が所望の処理温度範囲を設けるため
に使用可能である。加熱手段は簡単なホットプレート、
アイロン若しくはローラー等が可能である。
【0055】処理は大気圧及び大気の湿気条件下で通常
実施される。必要ならば通常の大気圧及び大気の湿気の
範囲を越えた条件が使用可能である。必要な場合、上記
光感熱記録及び感熱記録要素の一以上の構成要素はその
要素の一以上の層中に存在できる。例えば、一定の場
合、ある一定のパーセンテージの還元剤、トナー活性化
剤、画像安定化剤及び又は安定化剤前駆体をその光感熱
記録及び感熱記録要素上の保護層に含むことが望まし
い。ある場合、これは光感熱記録及び感熱記録要素の層
中での一定の添加物のマイグレーションを減少できる。
【0056】光感熱記録及び感熱記録生成物の現像工程
は熱的である。従って、その化学は伝統的な白黒紙及び
ネガ生成物と異なる。ベヘン酸銀が通常のハロゲン化銀
の他に使用される。ベヘン酸銀はベヘン酸から作られ
る。エルカ酸C22422 の多いナタネ種子油がベヘン
酸及び他の飽和脂肪酸を含む飽和脂肪酸を形成するため
に分別されて還元される。この混合物はその後、低分子
量部分を分離するために分別蒸留される。より高温の留
出分からの一留分が、ベヘン酸が圧倒的に多いより高い
分子量の脂肪酸の混合物を含む利用のために集められ
る。この粗脂肪酸は使用前更に精製され、処理の費用を
増加させる。
【0057】上記調製において使用された脂肪酸は10
00マイクログラムより少ない多不飽和及び5000マ
イクログラムより少ない単一不飽和脂肪酸のみを含む必
要がある。従って、脂肪酸は初めに不飽和脂肪酸含有量
に対して試験され、その後不飽和脂肪酸の濃度は、もし
高ければ、それを除去するための通常の製法により減少
されうる。脂肪酸中並びに光感熱記録及び感熱記録要素
中の不飽和脂肪酸含有量は、以下に記述されるガスクロ
マトグラフィー/質量分析(GC/MS)により決定可
能である。
【0058】脂肪酸のGC/MSは、不十分なピーク形
状と分子イオンの欠如のために問題になる。脂肪酸のメ
チルエステル強い分子イオンを示し、クロマトグラフの
ピーク形状は優れている。脂肪酸の試料はバイアル中に
秤量されてトルエンに溶解された。メチルエステルはメ
タノール中、BF3 を添加し、1時間60°Cに加熱す
ることにより作られた。この溶液は、スピリットモード
で分析のためにGC/MSに注入された。
【0059】分析に使用したGC/MSはヒューレット
−パッカード5970MSDを有するヒューレット−パ
ッカード5890ガスクロマトグラフィーであった。
0.25マイクロメートルのフィルムを有する長さ30
メートル、内径0.25ミリメートルのDB5 MSカ
ラムが用いられ、GC条件は10°C/分で40(1分
間)から320であった。ヘッド圧力は5ポンド/in
(インチ)2 でスピリット流量は30cc/分であっ
た。2.0マイクロリットル注入が各試料に対しなされ
た。
【0060】GC/MSは知られた良い及び劣った写真
特性の異なる多数の脂肪酸を同定するために使用され
た。GC/MS分析は面積による0.1%より少ないレ
ベルで構成要素を検出した。幾つかの構成要素はより良
い特性の試料と劣った特性の脂肪酸との比較において高
いレベルで見出された。これらの構成要素は観測された
分子量及びフラグメントパターンを基にベヘン酸に関連
した不飽和物質であると同定された。一つの不飽和を含
む幾つかの構成要素並びにそれぞれ2つ及び3つの不飽
和を含むものは最も劣った特性の脂肪酸試料中で検出さ
れた。最も優れた特性の脂肪酸試料は2つ若しくは3つ
の不飽和を有する検出可能な構成要素を含まず、非常に
低いレベルの1つの不飽和を含む構成要素を含有した。
【0061】不飽和脂肪酸がフィルム中の他のソースに
よるものである光感熱記録若しくは感熱記録フィルムの
場合、そのフィルムはフィルム中の融解1グラム毎に1
00マイクログラムより多い多不飽和及び400マイク
ログラムより多い単一脂肪酸銀塩を含むことはあり得な
い。脂肪酸の合成物が、出発脂肪酸1グラム毎に100
0マイクログラムより多い多不飽和若しくは5000マ
イクログラムより多い単一不飽和脂肪酸を含む場合、そ
の後でその脂肪酸は更に精製される。
【0062】以下の例は本発明の更なる理解のために置
かれる。例1 とても良いものからとても劣ったものまで、多様な写真
特性を有する5ロットの脂肪酸が特性の違いを評価する
ために選ばれた。粗ロット510及び精製ロット510
は写真特性の最も劣るものであり、精製ロット843は
最も優れた性質のものである。粗ロット843及び粗ロ
ット686は中間の特性を示すことが見出された。ベヘ
ン酸C22442 は直鎖脂肪酸である。これらの酸は一
般にガスクロマトグラフィー(GC)により良好にふる
まうことがなく(それらのピーク形状が不十分であ
る)、それらは電子衝撃マススペクトルにおいて分子イ
オンを示さない。メチルエステルへの脂肪酸誘導はクロ
マトグラフィー特性を大きく改善し、また分子イオン形
成の強化によりマススペクトルによって得られる情報の
有用性を改善する。
【0063】5つの試料はメタノール中BF3 を用いて
メチル化され、GC/MSにより分析された。全ての試
料における主要な応答は、ベヘン酸のメチルエステルが
断然に最大の構成要素であって、同じであった。ベヘン
酸のメチルエステルのマススベクトルは分子イオン及び
そのエステルと炭化水素バックボーンを示すフラグメン
トパターンを示す。他の大きな応答は、観測された分子
イオンにより決定されるように、違いが炭素鎖の鎖長で
あるベヘン酸に関連するものであると全て決定された。
天然ソースから得られた炭化水素は通常、主要な構成要
素に対しここで観測されるように炭化水素鎖長中のC2
4 のユニットにおける変化を伴う混合物である。
【0064】試料間の差異はマイナーな構成要素の濃度
変化中に反映される。観測された分子量及びフラグメン
トパターンによりベヘン酸の不飽和類縁体及び他の同族
体として同定された化合物は、1面積パーセント及びそ
れ以下の水準で検出された。センシトメトリー特性デー
タは不飽和類縁体の有無と相関する。最高レベルのこれ
ら不飽和種の正体は、二つの水素の欠如を示す、近くに
溶離する飽和類縁体から公称質量における2の違い、及
びマススペクトルの炭化水素部分のフラグメントパター
ンにより、H3317COOCH3 であると決定された。
この構成要素のごく近くに溶離する関連の多不飽和物質
は、それぞれ飽和類縁体から観測された4及び6ダルト
ンの分子量減少を有するH3117COOCH3 及びH29
17COOCH3 として同定された。最悪の特性の試
料、ロット510と精製ロット510は最も高いレベル
の単一不飽和及び多不飽和化合物を含むことが見出され
た。
【0065】幾つかの分析標準が購入され、不飽和物質
のレベルを決めるために使用された。二不飽和脂肪酸で
あるC18322 の標準が粗ロット510の試料と同じ
くメチル化されGC/MSにより分析された。面積パー
セントデータで示されたデータは重量パーセントデータ
にとても近い。単一不飽和C18酸のメチルエステルは
粗510試料中1%であると決定され、それは、3つの
好ましい特性の良好な試料中に比べ少なくとも5倍高
い。
【0066】
【表1】
【0067】最良特性の脂肪酸試料である精製ロット8
43は2つ又は3つの不飽和を有する検出可能な構成要
素を含まず、非常に低レベルの一つの不飽和を含む構成
要素を含有した。不飽和化合物の多様なレベルと精製物
中のかぶりレベルの相関は、不飽和物質がベヘン酸系に
おけるかぶりの原因であることを示している。誘導され
たベヘン酸のGC/MS分析は不飽和類縁体の存在を示
している。これらの不飽和物質の存在とそのレベルは、
脂肪酸から作られた被膜のセンシトメトリー特性に相関
する。より高いレベルの不飽和はセンシトメトリー試験
でのより高いかぶりのレベルをもたらす。
【0068】
【発明の効果】本発明によれば、減少されたかぶり、黒
点又はペッパーかぶりのドライレーザ光感熱記録又は感
熱記録フィルムを提供することが可能となる。本発明に
よれば更に、少ないかぶりで高密度の画像形成を可能に
する写真物質を提供することが可能となる。
フロントページの続き (72)発明者 ジュアリス エル エクマニス アメリカ合衆国,ニューヨーク 14564, ヴィクター,ヒルサイド・ドライヴ 7639 (72)発明者 ブルース ジェイ ヘン アメリカ合衆国,ニューヨーク 14612, ロチェスター,マーウッド・ロード 376 (72)発明者 ウィリアム エフ スミス アメリカ合衆国,ニューヨーク 14420, ブロックポート,イヴリン・ドライヴ 8

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 A.a.i.脂肪酸酸化剤の銀塩と ii.有機還元剤と:からなる酸化還元画像形成結合
    と、 b.合成高分子コロイド化感光性ハロゲン化銀と、 c.トナーと、 d.非ゼラチン高分子バインダーと、の分散形成と、 B.該合成物が酸化剤1グラム毎に約800マイクログ
    ラムより少ない多不飽和の及び約3800マイクログラ
    ムより少ない単一不飽和の脂肪酸銀塩を含む改善と、か
    らなる光感熱記録合成物の製造方法。
  2. 【請求項2】 a.i.合成物は酸化剤1グラム毎に約
    800マイクログラムより少ない多不飽和の及び約38
    00マイクログラムより少ない単一不飽和の脂肪酸銀塩
    からなる、ベヘン酸銀酸化剤と; ii.有機還元剤と;からなる酸化還元画像形成結合
    と: b.高分子バインダー中のトナーとの結合と:からなる
    感熱記録合成物。
JP10027159A 1997-02-10 1998-02-09 かぶりを防止するための低水準の不飽和脂肪酸を含む光感熱記録及び感熱記録フィルム Pending JPH10244762A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US08/798,202 US6040130A (en) 1997-02-10 1997-02-10 Photothermographic and thermographic films containing low levels of unsaturated fatty acid to prevent fog
US798202 1997-02-10

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10244762A true JPH10244762A (ja) 1998-09-14

Family

ID=25172788

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10027159A Pending JPH10244762A (ja) 1997-02-10 1998-02-09 かぶりを防止するための低水準の不飽和脂肪酸を含む光感熱記録及び感熱記録フィルム

Country Status (4)

Country Link
US (1) US6040130A (ja)
EP (1) EP0857999B1 (ja)
JP (1) JPH10244762A (ja)
DE (1) DE69800603T2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7332267B2 (en) 2002-12-17 2008-02-19 Fujifilm Corporation Photothermographic material

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000330234A (ja) * 1999-03-18 2000-11-30 Fuji Photo Film Co Ltd 熱現像記録材料
JP3973798B2 (ja) * 1999-06-25 2007-09-12 富士フイルム株式会社 非感光性脂肪酸銀塩粒子の調製方法
US6566042B1 (en) * 1999-11-24 2003-05-20 Fuji Photo Film Co., Ltd. Method for producing image and high-speed photothermographic material
US6426179B1 (en) * 1999-12-30 2002-07-30 Eastman Kodak Company Imaging element containing a blocked photographically useful compound
US7148000B2 (en) * 2001-04-23 2006-12-12 Fuji Photo Film Co., Ltd. Heat-developable photosensitive material and image-forming process
US20030190565A1 (en) * 2001-10-26 2003-10-09 Itsuo Fujiwara Heat developable image recording material
US6548233B1 (en) 2002-03-28 2003-04-15 Eastman Kodak Company Thermally developable emulsions and imaging materials containing mixture of silver ion reducing agents
US7215880B2 (en) * 2004-11-01 2007-05-08 Eastman Kodak Company One-time-use camera

Family Cites Families (33)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
BE513714A (ja) * 1951-08-23 1900-01-01
IT557307A (ja) * 1955-02-23 1900-01-01
US2875048A (en) * 1957-09-30 1959-02-24 Eastman Kodak Co Combined photographic developing and stabilizing solution
US2941898A (en) * 1957-12-16 1960-06-21 Ilford Ltd Production of multilayer photographic materials
GB943476A (en) * 1959-12-07 1963-12-04 Werner Zindler Improvements in and relating to the preparation of photographic images
US3152904A (en) * 1959-12-21 1964-10-13 Minncsota Mining And Mfg Compa Print-out process and image reproduction sheet therefor
GB951644A (en) * 1960-06-17 1964-03-11 Werner Zindler A method for the simultaneous developing and fixing of exposed photographic silver halide emulsions, a material for performing the method and a method of producing the material
DE1163142B (de) * 1960-09-29 1964-02-13 Agfa Ag Photographischer Fixierentwickler
BE626241A (ja) * 1961-12-19
GB1053537A (ja) * 1963-02-18
DE1572203C3 (de) * 1964-04-27 1978-03-09 Minnesota Mining And Manufacturing Co., Saint Paul, Minn. (V.St.A.) Verfahren zur Herstellung eines wärmeentwickelbaren Blattmaterials mit einem strahlungsempfindlichen Überzug
US3458457A (en) * 1964-08-06 1969-07-29 Albright & Wilson Mfg Ltd Phosphorus-containing flame retardant polyurethanes
GB1115043A (en) * 1964-08-06 1968-05-22 Albright & Wilson Mfg Ltd Polyesters having improved flame retardancy and the preparation thereof
US3411912A (en) * 1965-04-21 1968-11-19 Eastman Kodak Co Novel polymers and their use in photographic applications
BE685116A (ja) * 1965-08-05 1967-01-16
GB1161777A (en) * 1966-02-21 1969-08-20 Fuji Photo Film Co Ltd Thermally Developable Light-sensitive Elements
US3827889A (en) * 1966-06-06 1974-08-06 Fuji Photo Film Co Ltd Thermally developable light sensitive material
DE1622277A1 (de) * 1967-01-27 1970-10-29 Fuji Photo Film Co Ltd Thermisch entwickelbare lichtempfindliche Elemente und Verfahren zur Herstellung von negativen oder positiven Kopien
US3700457A (en) * 1970-04-09 1972-10-24 Eastman Kodak Co Use of development inhibitor releasing compounds in photothermographic elements
US3846136A (en) * 1970-05-01 1974-11-05 Eastman Kodak Co Certain activator-toners in photosensitive and thermosensitive elements,compositions and processes
US3672904A (en) * 1970-05-01 1972-06-27 Eastman Kodak Co Photothermographic elements containing bis-beta-naphthols
US3839041A (en) * 1970-06-03 1974-10-01 Eastman Kodak Co Stabilizer precursors in photothermographic elements and compositions
US3761279A (en) * 1970-09-08 1973-09-25 Eastman Kodak Co Photothermographic element
FR2113040A5 (ja) * 1970-10-28 1972-06-23 Eastman Kodak Co
US3706565A (en) * 1970-10-28 1972-12-19 Eastman Kodak Co Photographic compositions containing an admixture of organic and inorganic silver salts
US3713833A (en) * 1970-10-28 1973-01-30 Eastman Kodak Co Preparation of silver salts in an organic liquid medium
US3801321A (en) * 1972-07-18 1974-04-02 Eastman Kodak Co Photothermographic element,composition and process
DE2358432A1 (de) * 1972-11-30 1974-06-06 Mobil Oil Corp Alkaliarylcarbamate, -diarylcarbamate und -alkarylcarbamate, deren herstellung, sowie diese enthaltende schmiermittelzusammensetzungen
JPS5530498B2 (ja) * 1973-01-22 1980-08-11
US3871887A (en) * 1974-01-02 1975-03-18 Eastman Kodak Co Photothermographic composition, element and process
ZA7911B (en) * 1978-01-31 1980-01-30 Roussel Uclaf Optically-active substituted benzyl alcohol and process for preparing it
JPS6014010B2 (ja) * 1978-09-14 1985-04-11 旭化成株式会社 有機銀塩の製造法
US5443742A (en) * 1994-11-07 1995-08-22 Minnesota Mining And Manufacturing Company Purification of stable organic compounds

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7332267B2 (en) 2002-12-17 2008-02-19 Fujifilm Corporation Photothermographic material

Also Published As

Publication number Publication date
DE69800603D1 (de) 2001-04-26
US6040130A (en) 2000-03-21
DE69800603T2 (de) 2001-09-27
EP0857999B1 (en) 2001-03-21
EP0857999A1 (en) 1998-08-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3874946A (en) Photothermographic element, composition and process
US4123274A (en) Heat developable imaging materials and process
JP2648152B2 (ja) 熱処理可能な要素のための保護層
US4021250A (en) Thermally developable photosensitive material
US3871887A (en) Photothermographic composition, element and process
JPH09510022A (ja) 光熱写真要素用増感剤
US3751252A (en) Photothermographic element and process
US4459350A (en) Photothermographic material and processing comprising a substituted triazine
JPH10244762A (ja) かぶりを防止するための低水準の不飽和脂肪酸を含む光感熱記録及び感熱記録フィルム
US3957493A (en) Thermodevelopable photographic material with N-haloacetamide
US4264725A (en) Photothermographic composition and process
US3877943A (en) Heat developable photographic material
JP2002311535A (ja) 熱現像可能な材料およびそれを使用する画像形成方法
JP2008525858A (ja) フォトサーモグラフィ材料のためのブロックされた脂肪族チオール安定剤
JP2009502589A (ja) 耐摩耗性裏側塗膜を有する熱現像可能な材料
US3955982A (en) Photothermographic element, composition and process
JP2003295397A (ja) 帯電防止組成物およびその製造方法、ならびにフォトサーモグラフィ材料
JP2656973B2 (ja) フォトサーモグラフィ要素の製造方法
US4030930A (en) Heat-developable light-sensitive material
US4207108A (en) Silver halide photothermographic element, composition and process
US4186009A (en) Covering power photothermographic material and process
EP0809141B1 (en) Photothermographic and thermographic films containing low levels of formate to prevent fog
CA1045875A (en) Photothermographic element, composition and process
JP3241909B2 (ja) フォトサーモグラフィ要素の処理方法
JP2007519978A (ja) 熱現像可能な組成物及び画像形成材料

Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20041130

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20041201

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20041118

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060418

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20060714

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20060720

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20061018

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20061114