JPH10244318A - プレス成形方法および装置 - Google Patents

プレス成形方法および装置

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JPH10244318A
JPH10244318A JP9047685A JP4768597A JPH10244318A JP H10244318 A JPH10244318 A JP H10244318A JP 9047685 A JP9047685 A JP 9047685A JP 4768597 A JP4768597 A JP 4768597A JP H10244318 A JPH10244318 A JP H10244318A
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Toru Murata
徹 村田
Ryusuke Hashimoto
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KIYOUHOU SEISAKUSHO KK
Kyoho Machine Works Ltd
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KIYOUHOU SEISAKUSHO KK
Kyoho Machine Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 金属板材が予め略円筒形状に丸められた予備
丸め品から円筒部品を得るための2次O曲げ工程におい
て、予備丸め品に形成された溝穴部分(軸方向の両側の
連結部)で座屈を生じたり、予備丸め品の端縁の突き合
わせ部分と反対側の部位に凸状の突起が生じたりして内
外径の寸法精度や真円度が低下したり、その溝穴にバリ
が発生し溝幅が狭くなって機能上問題となるといった不
都合を防止する。 【解決手段】 目的とするロックホルダ(円筒部品)の
外径と略等しい曲率の円弧状の成形面を有して芯金64
まわりに配設された移動型60、寄せ型46及び48を
それぞれ芯金64に対して接近させ、その芯金64と移
動型60、寄せ型46及び48との間で予備丸め品28
を軸心まわりにおいて均等な押圧力で押圧する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はプレス成形方法およ
び装置に係り、特に、真円度などの成形精度を向上させ
る技術に関するものである。
【0002】
【背景技術】ステアリングロック機構のロックホルダな
ど比較的厚肉の金属製円筒部品が、自動車部品は勿論そ
の他の各種の機械に用いられているが、このような円筒
部品の製造方法として、四角形の金属板材をプレスによ
り曲げ加工して丸めることが考えられている。図14
は、円筒部品としてのロックホルダ10を製造する際の
製造工程を説明する図である。ロックホルダ10は、円
筒形状を成していると共に、中心線を挟んで略対称的な
2位置に軸方向に長い一対の溝穴12が形成されてい
る。また、このロックホルダ10の内径は19mm程
度、外径は27mm程度、肉厚は4mm程度、軸方向長
さは38mm程度、溝穴12の軸方向長さは24mm程
度、周方向の幅寸法は9mm程度である。
【0003】図14において、(a) の切断工程は四角形
の金属板材14を用意する工程であり、例えばプレスに
よるせん断加工によって帯板等から打ち抜けば良い。金
属板材14の板厚tはロックホルダ10の肉厚と略等し
く、丸め方向の幅寸法Wはロックホルダ10の肉厚中心
における展開寸法と略等しい。(b) のW曲げ工程では、
図15に示すプレス型16を用いて金属板材14を曲げ
加工することにより、目的とするロックホルダ10と同
じ曲率の半円弧形状を成す一対の円弧部18を有する略
W字形状の波板部品20に成形する。(c) の穴抜き工程
では、図16に示すプレス型22を用いて波板部品20
の一対の円弧部18にそれぞれ前記溝穴12を穴あけ加
工する。(d) の1次O曲げ工程では、図17に示すプレ
ス型24を用いて波板部品20を曲げ加工することによ
り、略円筒形状に丸めた予備丸め品28に成形する。予
備丸め品28は、丸め方向の端縁26が所定寸法だけ開
いていると共に、その端縁26から略90°周方向へ離
間した2位置に前記溝穴12が形成されている。
【0004】最後の(e) の2次O曲げ工程では、図18
に示すプレス型30を用いて予備丸め品28を目的とす
るロックホルダ10に成形する。プレス型30は、上下
一対の上型32および下型34と芯金36とを備えてお
り、上型32および下型34にはロックホルダ10の外
径と略等しい曲率の半円弧形状の成形面が形成されてい
る一方、芯金36はロックホルダ10の内径と略等しい
外径の円柱形状を成しており、略水平な姿勢で上下方向
の移動可能とされている。そして、予備丸め品28は、
例えば端縁26の開口が上向きとなる状態で芯金36に
装着(掛止)され、その状態で上型32が下降されるこ
とにより、下型34の成形面内へ押し込まれると共に上
型32と下型34との間で挟圧されて丸め加工される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記(e) の
2次O曲げ工程では、端縁26が互いに突き合わされる
が、左右両側に一対の溝穴12が存在するため、上型3
2と下型34との間で上下から挟圧される際に、その溝
穴12が形成された部分(軸方向の両側の連結部)で座
屈を生じる恐れがある。このような座屈が生じると、充
分な突合せ荷重が得られなくなるため、内外径の寸法精
度や真円度が低下する。
【0006】さらに、上記(e) の2次O曲げ工程では、
上型32と下型34との間で上下から挟圧される際に、
ロックホルダ10には左右方向からの成形圧力が殆どか
からないため十分な成形が出来ず、内外径の寸法精度や
真円度が低下する。
【0007】また、軸心を挟んで端縁26の突合せ部分
と反対側の部位38は、(b) のW曲げ工程で凸形状に成
形され、(e) の2次O曲げ工程では下型34の成形面内
へ押し込まれる際に逆方向へ折り曲げられるため、図1
9に示すように完成状態で外側(下側)へ凸となる突起
が生じる。更に、予備丸め品28が下型34の成形面内
へ押し込まれる際に、左右に位置する溝穴12に、図1
9に示すようなバリ12aが発生し、溝幅が狭くなって
機能上問題となる場合がある。
【0008】本発明は以上のような事情を背景として為
されたもので、その目的とするところは、金属板材が予
め略円筒形状に丸められた予備丸め品から円筒部品を得
るための2次O曲げ工程において、予備丸め品に形成さ
れた溝穴部分(軸方向の両側の連結部)で座屈を生じた
り、予備丸め品の端縁の突き合わせ部分と反対側の部位
に凸状の突起が生じたりして内外径の寸法精度や真円度
が低下したり、その溝穴にバリが発生し溝幅が狭くなっ
て機能上問題となるといった事を防止することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に第1発明は、(a) 金属板材を予め略円筒形状に丸めた
予備丸め品にプレス加工を行って目的とする円筒部品を
得るプレス成形方法であって、(b) 前記円筒部品の内径
と略等しい外径の円柱形状の芯金に前記予備丸め品を装
着する装着工程と、(c) 前記円筒部品の外径と略等しい
曲率の円弧状の成形面を有して前記芯金まわりに3つ以
上に分割して配設されたプレス型をそれぞれ芯金に対し
て接近させ、その芯金とプレス型との間で前記予備丸め
品をプレス加工するプレス工程とを有することを特徴と
する。
【0010】第2発明は、第1発明のプレス成形方法に
おいて、(a) 前記予備丸め品は、前記金属板材の丸め方
向の端縁が開いていると共に所定位置に軸方向に長い溝
穴が形成されているものであり、(b) 前記円筒部品は、
前記金属板材の丸め方向の端縁が互いに突き合わされて
いるものであることを特徴とする。
【0011】第3発明は、(a) 金属板材を予め略円筒形
状に丸めた予備丸め品にプレス加工を行って目的とする
円筒部品を得るプレス成形装置であって、(b) 前記円筒
部品の内径と略等しい外径の円柱形状を成していて、前
記予備丸め品が装着される芯金と、(b) 前記円筒部品の
外径と略等しい曲率の円弧状の成形面を有して、前記芯
金まわりに3つ以上に分割してその芯金に対して接近離
間可能に配設された3つ以上のプレス型と、(c) そのプ
レス型を機械的に連動させて前記芯金に対して接近さ
せ、その芯金とプレス型との間で前記予備丸め品をプレ
ス加工する連動手段とを有することを特徴とする。
【0012】第4発明は、第3発明のプレス成形装置に
おいて、(a) 前記プレス型は、前記芯金の軸心と直交す
る一直線方向へ往復移動させられる移動型と、前記芯金
の軸心と直交する一平面内において前記一直線と交差し
且つその一直線を挟んで対称的な2方向の移動可能に配
設された一対の寄せ型とから成るものであり、(b) 前記
連動手段は、前記一対の寄せ型を常には前記一直線から
離間する待機位置に保持する付勢手段と、前記移動型が
前記予備丸め品をプレス加工する加工位置へ移動させら
れる際に、その移動型が直接または間接的に前記一対の
寄せ型と係合させられることにより、前記付勢手段の付
勢力に抗してその一対の寄せ型をそれぞれ前記一直線に
接近させるカム機構とから成るものであることを特徴と
する。
【0013】第5発明は、第3または第4発明のプレス
成形装置において、(a) 前記予備丸め品は、前記金属板
材の丸め方向の端縁が開いていると共に所定位置に軸方
向に長い溝穴が形成されているものであり、(b) 前記円
筒部品は、前記金属板材の丸め方向の端縁が互いに突き
合わされているものであることを特徴とする。
【0014】第6発明は、(a) 金属板材を予め略筒形状
に丸めた予備丸め品にプレス加工を行って目的とする筒
状部品を得るプレス成形方法であって、(b) 前記筒状部
品の内周面形状と略等しい外周面を有する芯金に前記予
備丸め品を装着する装着工程と、(c) 前記筒状部品の外
周面形状と略等しい成形面を有して前記芯金まわりに3
つ以上に分割して配設されたプレス型をそれぞれ芯金に
対して接近させ、それら芯金とプレス型との間で前記予
備丸め品をプレス加工するプレス工程とを有することを
特徴とする。
【0015】第7発明は、(a) 金属板材を予め略筒形状
に丸めた予備丸め品にプレス加工を行って目的とする筒
状部品を得るプレス成形装置であって、(b) 前記筒状部
品の内周面形状と略等しい外周面を有して前記予備丸め
品が装着される芯金と、(c)前記筒状部品の外周面形状
と略等しい成形面を有して、前記芯金まわりに3つ以上
に分割してその芯金に対して接近離間方向に配設された
3つ以上のプレス型と、(d) そのプレス型を機械的に連
動させて前記芯金に対して接近させ、それら芯金とプレ
ス型との間で前記予備丸め品をプレス加工する連動手段
とを有することを特徴とする。
【0016】
【発明の効果】第1発明のプレス成形方法によれば、前
記プレス工程において、前記円筒部品の外径と略等しい
曲率の円弧状の成形面を有して前記芯金まわりに3つ以
上に分割して配設されたプレス型をそれぞれ芯金に対し
て接近させ、その芯金とプレス型との間で予備丸め品を
プレス加工するため、従来のように上型と下型とで上下
方向に挟圧する場合よりも、予備丸め品が軸心まわりに
おいて均等な押圧力で押圧されるようになり、内外径の
寸法精度や真円度が向上する。例えば、第2発明のよう
に溝穴を有する円筒部品をプレス成形する場合には、溝
穴が形成された部分(軸方向の両側の連結部)で座屈が
生じにくくなって予備丸め品の端縁を突き合わせる時に
充分な突合せ荷重が得られると共に、予備丸め品の軸心
を挟んで端縁の突合せ部分と反対側の部位に凸状の突起
が発生しにくくなり、内外径の寸法精度や真円度が向上
させられる。また、上下方向に挟圧する場合のように予
備丸め品を下型へ無理に押し込まないため、溝穴にバリ
が発生しにくく、溝幅が狭くなって機能上問題となると
いった不都合が生じない。
【0017】第3発明および第5発明のプレス成形装置
は、実質的に上記第1発明、第2発明と同様の効果が得
られるが、本プレス成形装置は3つ以上のプレス型が機
械的に連動させられるため、それらを独立に駆動する場
合に比較して複雑な制御が不要であるとともに、常に適
切な一定のタイミングで3つ以上のプレス型を芯金に対
して接近させることができる。
【0018】第4発明では、プレス型が移動型と一対の
寄せ型とによって構成されているとともに、付勢手段お
よびカム機構によってそれらのプレス型が連動させられ
るため、プレス加工に必要な強度を確保しながら装置を
簡単且つ安価に構成できる。
【0019】第6発明のプレス成形方法によれば、プレ
ス工程において、筒状部品の外周面形状と略等しい成形
面を有して芯金まわりに3つ以上に分割して配設された
プレス型をそれぞれ芯金に対して接近させ、その芯金と
プレス型との間で予備丸め品をプレス加工するため、第
1発明と同様に予備丸め品が軸心まわりにおいて均等な
押圧力で押圧されるようになり、プレス加工の成形精度
が向上する。なお、第1発明および第2発明は、この第
6発明の一実施態様に相当する。
【0020】第7発明のプレス成形装置は、実質的に上
記第6発明と同様の効果が得られる一方、3つ以上のプ
レス型が機械的に連動させられるため、それらを独立に
駆動する場合に比較して複雑な制御が不要であるととも
に、常に適切な一定のタイミングで3つ以上のプレス型
を芯金に対して接近させることができる。なお、第3〜
第5発明は、この第7発明の一実施態様に相当する。
【0021】
【発明の実施の形態】ここで、本発明は第2発明や第5
発明のように、丸め方向の端縁が突き合わされるととも
に溝穴を有する円筒部品、例えばステアリングロック機
構のロックホルダなどをプレス加工する際に好適に適用
されるが、溝穴のない円筒部品や丸め方向の端縁が開い
ている円筒部品のプレス加工に適用することもできる。
また、例えば3mm程度以上の比較的厚肉で直径寸法が
20〜65mm程度の円筒部品をプレス加工するのに適
している。
【0022】第4発明ではプレス型の数が3つである
が、4つ以上であっても良い。複数のプレス型を芯金の
軸心と直交する方向の移動可能に配設するとともに、渦
巻き状のカム溝(穴)が形成された円板カムを芯金と同
心に回転可能に配設し、その円板カムを回動させること
により複数のプレス型を同時に芯金に対して接近離間さ
せるように構成することもできる。カム機構の代わりに
リンク機構を用いて連動手段を構成することもできる。
【0023】第4発明の実施に際しては、芯金を予め定
められた一定の加工位置に固定して配設することも可能
であるが、寸法誤差などを吸収するために軸心と直角方
向へ移動できるようにしておくことが望ましく、例えば
移動型と同じ一直線方向の移動可能に配設するととも
に、常には付勢手段によって加工位置から離間した待機
位置に保持され、プレス加工時には移動型によって加工
位置まで移動させられるようにすることが望ましい。ま
た、待機位置に、芯金の軸心と平行な方向へ往復移動さ
せられるキッカーピンを設け、芯金に装着されているプ
レス加工後の円筒部品をそのキッカーピンによって自動
的に払い出すようにすることも可能である。
【0024】第1発明、第2発明、および第6発明の実
施に際しては、複数のプレス型は必ずしも機械的に連動
させられる必要はなく、それぞれ別個の駆動手段、例え
ば油圧シリンダなどによって駆動されるようになってい
ても良い。
【0025】また、第6発明および第7発明は、軸心と
直角な断面形状がおむすび形状を成すものなど、円筒部
品以外の異形状の筒状部品のプレス加工にも適用され得
る。
【0026】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて
詳細に説明する。なお、以下の実施例では、前記ロック
ホルダ10の製造に際して、前記図14における(e) 2
次O曲げ工程を好適に実施できるプレス成形装置40に
ついて説明する。図1はプレス成形装置40の上型(移
動型60)等を除いた平面図、図2は正面図、図3は右
側面図、図4は図1のIV−IV断面図、図5は図1のV−
V断面図、図6は図1のVI−VI断面図をそれぞれ示して
いる。プレス成形装置40は図3に示されるように、プ
レス機械のベッド41上に略水平に一体的に固設され
る。下型ベース42上には、上面にV字状溝を有するV
字状台座44が配設されており、V字状台座44の上に
一対の寄せ型46及び48が配設されている。V字状溝
は、図9に拡大して示すように両側の側壁44a、44
bが芯金の軸心を通る鉛直方向の直線に対して対称的に
上方へ向かうに従って斜めに開いており、寄せ型46、
48は傾斜面46a、48aが側壁44a、44bに摺
接する状態で斜め上下方向へ平行移動させられる。寄せ
型46、48の内側の上端隅部には、ロックホルダ10
の外径と略等しい曲率で、それぞれ約1/3円周を有す
る部分円筒形状の成形面46b、48bが形成されてい
るとともに、両者が略密着する加工位置まで側壁44
a、44bに沿って内側(斜め下方)へ接近させられる
ことにより、両成形面46b、48bの曲率中心が略一
致して約2/3円周の円筒面が形成されるようになって
いる。
【0027】寄せ型46及び48の間と各底部にはばね
50が配設されており、寄せ型46及び48はV字状台
座44のV字状溝に沿って相互に離間する方向に付勢さ
れている。V字状台座44の上面には一対の上方ストッ
パー52が設置されており、ばね50の付勢力による寄
せ型46及び48の上方への移動端、すなわち待機位置
を規定している。また、図1或いは図2に示されるよう
にV字状台座44の前方(図の右側)および後方(図の
左側)にはそれぞれ前方ガイド板54及び後方ガイド板
56が設置されており、寄せ型46及び48の前後方向
へのずれが防止されている。なお、前記図9は前方ガイ
ド板54を取り外した状態である。
【0028】上記下型ベース42の上方には、一対のガ
イド部材63を介して上型ベース58が上下方向の移動
可能に配設されている。上型ベース58は、プレス機械
のプレススライド59に一体的に固設され、電動モータ
およびクランク機構、或いは油圧シリンダ等から成る駆
動手段61(図3参照)により上下方向へ往復移動させ
られるとともに、その下面には移動型60が配設されて
いる。移動型60は、前記一対の寄せ型46、48の真
上に設けられており、上型ベース58と共に一直線方向
である上下方向へ往復移動させられる一方、移動型60
の下端にはロックホルダ10の外径と略等しい曲率で約
1/3円周を有する部分円筒形状の成形面60aが形成
されており、下降端の加工位置まで下降させられること
により、図3に示すように一対の寄せ型46、48の成
形面46b、48bと成形面60aの曲率中心が略一致
させられ、略完全な円筒面が形成される。これらの移動
型60および一対の寄せ型46、48は、3つ以上に分
割して配設されたプレス型に相当する。なお、前記前方
ガイド板54には、図3に示すようにU字形状の切欠5
4aが形成されている。
【0029】一方、図9に示すように移動型60が上昇
端の原位置まで上昇させられた状態において、その移動
型60の真下、すなわち移動型60が移動させられる一
直線上であって、下降端の加工位置との間の中間位置に
は、その一直線と直交する姿勢、具体的には図9の紙面
に垂直(装置の前後方向)となる姿勢で芯金64が配設
されている。芯金64は、ロックホルダ10の内径と略
等しい外径の円柱形状を成しているとともに、先端部に
は先細となるようにテーパ面が形成され、前記予備丸め
品28を容易に装着できるようになっている。
【0030】また、図2及び図4に示されるように、芯
金64は芯金スライドベース66に接続され、芯金スラ
イドベース66はコの字状溝を有するガイド70に嵌め
込まれてそのコの字状溝に沿って上下方向に摺動可能に
配設されている。ガイド70内には芯金スライドベース
66の底部に付勢手段としてばね68が配設されてお
り、芯金スライドベース66は常にはばね68により上
方に付勢されて芯金64を図2の2点鎖線(図9の実
線)で示す待機位置に保持する一方、移動型60が下降
させられるプレス成形時には図3や図4に示す加工位置
まで下降することを許容する。ガイド70の上面には蓋
部材72が配設されており、芯金スライドベース66の
上方への飛び出しが防止されている。尚、図1は蓋部材
72を取り外した状態である。
【0031】前記移動型60が、図9に示す原位置から
下降させられると、先ず芯金64に装着された予備丸め
品28に成形面60aが当接させられ、それ以後は芯金
64は移動型60と共に前記ばね68の付勢力に抗して
下降させられる。そして、予備丸め品28の下端が図1
0に示すように一対の寄せ型46、48の成形面46
b、48bに当接させられると、それ以後、それらの寄
せ型46、48はV字状溝の側壁44a、44bに沿っ
て前記ばね50の付勢力に抗して下降させられ、図3に
示す加工位置まで接近させられる。V字状溝が形成され
ている前記V字状台座44および寄せ型46、48の傾
斜面46a、48aはカム機構に相当するもので、ばね
50は付勢手段に相当するものであり、これらのカム機
構および付勢手段によって連動手段が構成されている。
【0032】前記上型ベース58には、図4に示される
ように芯金スライドベース66の上方に押えピン62が
配設されている。押えピン62は、移動型60が予備丸
め品28に当接した際に、芯金スライドベース66と上
下方向に若干の隙間(予備丸め品28の肉厚より小さな
隙間)を有するように調整されているため、予備丸め品
28を装着せずに空打ちが行われた場合にも、移動型6
0が芯金64に当接するよりも先に押えピン62が芯金
スライドベース66およびそれに固設されている芯金6
4を押し下げるため、移動型60が芯金64に直接当た
らないようになっている。また、芯金スライドベース6
6にそのような押えピン62と芯金スライドベース66
との間の若干の隙間以上のがたつきが生じた場合にこじ
りが発生しにくくなっている。
【0033】予備丸め品28からプレス成形されたロッ
クホルダ10をプレス成形装置40から取り出す払出し
機構は、図1及び図2に示されるように、ガイド70の
後方位置に前後方向に配設されたエアシリンダー78
と、連結ブロック76を介してエアシリンダー78の出
力ロッドに連結された一対のキッカーピン74とを備え
て構成されている。連結ブロック76は、スライドベー
ス80上を前後方向へスライドさせられるようになって
いるとともに、キッカーピン74は、前記芯金64が待
機位置に保持された状態において、その芯金64の左右
両側に近接して略平行に位置するように配設されてい
る。
【0034】キッカーピン74はガイド70、芯金スラ
イドベース66、および後方ガイド板56を貫通してい
る。具体的には、図4〜図6に示されるように、ガイド
70にはキッカーピン74の断面より若干大きめの貫通
穴が設けられ、芯金スライドベース66にはその上下方
向の移動を許容するために、芯金スライドベース66の
移動距離と略等しい長さの長円状の貫通穴が設けられ、
後方ガイド板56にはガイド70と略同じ大きさの貫通
穴が設けられており、キッカーピン74はそれらの貫通
穴を挿通して前後方向に移動させられるようになってい
る。前記エアシリンダー78には、図7および図8に示
す一方向作動型のメカニカルバルブ82が接続されてお
り、上型ベース58に設けられた台形のドグ84と片ぎ
きローラ86とが係合させられることにより、上型ベー
ス58が下降端から上昇端へ移動させられる時だけ一時
的にエア回路が切り換えられ、出力ロッド更にはキッカ
ーピン74が一時的に前方へ突き出される。
【0035】次に、プレス成形装置40の作動を順を追
って説明する。先ず、図9に示されているように移動型
60が原位置に保持されている状態において、図示しな
いワーク自動供給装置或いは作業者の手作業で、芯金6
4の先端側すなわち装置の手前側からその芯金64に予
備丸め品28を装着する。予備丸め品28は、例えば図
9に示されているように端縁26の開口部が上向きとな
る姿勢で芯金64に引っ掛けられる。これが請求項1に
記載の装着工程に相当する。その状態で、上型ベース5
8と共に移動型60が下降させられると、芯金64に装
着されている予備丸め品28に移動型60が当接させら
れる。次に、その移動型60の下降に伴って予備丸め品
28を保持する芯金64、及びその芯金64が固設され
ている芯金スライドベース66がばね68の付勢力に抗
して下方に押し下げられる。次に、移動型60が更に下
降させられると、予備丸め品28は寄せ型46及び48
を下方に押し下げ、ばね50の付勢力に抗してV字状台
座44のV字状溝に沿って寄せ型46及び48を滑り降
ろすと共に相互に接近させ、予備丸め品28は移動型6
0と寄せ型46及び48により三方からプレスされてロ
ックホルダ10が成形される。このように、移動型60
および一対の寄せ型46、48により芯金64との間で
予備丸め品28をプレス加工する工程が請求項1に記載
のプレス工程に相当する。
【0036】ロックホルダ10の成形後は、逆の動作に
よって上型ベース58が上昇し、その上昇端付近におい
て、ドグ84によりメカニカルバルブ82が一時的に切
り換えられることにより、エアシリンダー78によって
キッカーピン74が前進させられ、そのキッカーピン7
4によりロックホルダ10が芯金64から前方へ払い出
される。続いて、メカニカルバルブ82がばねの付勢力
により通常位置に復帰させられることにより、前進時と
は逆の動作によってキッカーピン74は後退させられ、
通常位置に復帰させられる。
【0037】上述のように本実施例のプレス成形装置4
0によれば、芯金64まわりに配設された移動型60、
寄せ型46及び48をそれぞれ芯金64に対して接近さ
せ、その芯金64と移動型60、寄せ型46及び48の
間で予備丸め品28がプレス加工されているため、従来
のように上型と下型とで上下方向に挟圧される場合より
も、予備丸め品28が軸心まわりにおいて均等な押圧力
で押圧されるようになり、溝穴12が形成された部分
(軸方向の両側の連結部)で座屈が生じにくくなって予
備丸め品28の端縁26を突き合わせる時に充分な突き
合わせ荷重が得られると共に、予備丸め品28の軸心を
挟んで端縁26の突き合わせ部分と反対側の部位38に
凸状の突起が発生しにくくなり、内外径の寸法精度や真
円度が向上させられる。また、上下方向に挟圧する場合
のように予備丸め品28を下型へ無理に押し込まないた
め、溝穴12にバリが発生しにくく、溝幅が狭くなって
機能上問題となるといった不都合が生じない。例えば、
真円度はφ1からφ0.1〜0.05程度となり、バリ
高さは0.7mmから0.2mm程度となり、内径公差
レンジは0.2程度となった。
【0038】一方、本実施例のプレス成形装置40は、
移動型60および一対の寄せ型46、48によってプレ
ス型が構成されているとともに、寄せ型46、48がカ
ム機構として機能するV字状台座44やばね50の作用
で移動型60に連動させられるため、それらを独立に駆
動する場合に比較して複雑な制御が不要であるととも
に、常に適切な一定のタイミングで移動型60および寄
せ型46、48が芯金64に対して接近させられる。ま
た、プレス加工に必要な強度を確保しながら装置を簡単
且つ安価に構成できる。
【0039】なお、上記実施例では芯金64および予備
丸め品28を介して一対の寄せ型46、48が移動型6
0に連動させられるようになっていたが、図11〜図1
3に示すように、移動型90と一対の寄せ型92、94
とが直接係合させられて連動するように構成することも
できる。すなわち、移動型90には、下方へ向かうに従
って拡開する一対の傾斜面90a、90bを上下方向に
対して対照的に形成する一方、寄せ型92、94には、
上方へ向かうに従って内側へ傾斜する傾斜面92a、9
4aを上下方向に対して対称的に形成し、それらの傾斜
面90aと92a、90bと94aとの係合により、移
動型90の下降に伴って一対の寄せ型92、94を内側
へ接近させるのである。90c、92b、94bは成形
面で前記成形面60a、46b、48bに対応する。ま
た、寄せ型92、94は、前記下型ベース42上に固設
される台座96の収容穴96a内に収容され、左右方向
へ所定寸法だけ接近離間できるようになっており、常に
はばね98により両側の移動端である待機位置に保持さ
れるようになっている。傾斜面90a、90bおよび9
2a、94aはカム機構に相当するもので、ばね98は
付勢手段に相当するものであり、これらのカム機構およ
び付勢手段によって連動手段が構成されている。
【0040】以上、本発明の実施例を図面に基づいて詳
細に説明したが、本発明はその他の態様においても適用
され得る。
【0041】例えば、前述の実施例において、円筒部品
としてロックホルダ10が適用されていたが、所定位置
に軸方向に長い溝穴を有しない何らかの円筒部品であっ
ても構わない。
【0042】また、前記寄せ型46、48、92、94
の移動方向は適宜変更することが可能で、例えば寄せ型
92、94の場合、内側へ接近させられるのに伴って上
昇するように構成することもできる。
【0043】また、図14の加工工程はあくまでも一例
で、(b) のW曲げ工程の前に(c) の穴抜き工程を行って
も良いなど、適宜変更され得る。
【0044】また、前述の実施例においては、上型ベー
ス58に設けられた台形のドグ84が片ぎきローラ86
に係合させられることにより、メカニカルバルブ82を
一時的に切り換えてエアシリンダー78を駆動するよう
に構成されていたが、駆動手段61を構成するクランク
機構のクランク軸に設けられたロータリーカムスイッチ
によって電気信号を取り出し、電磁バルブを一時的に切
り換えてエアシリンダー78を駆動するように構成する
ことも出来る。
【0045】本発明はその主旨を逸脱しない範囲におい
て、その他種々の変更が加えられ得るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用されたプレス成形装置の上型等を
除いた平面図である。
【図2】図1のプレス成形装置の正面図である。
【図3】図1のプレス成形装置の右側面図である。
【図4】図1のプレス成形装置のIV−IV断面図である。
【図5】図1のプレス成形装置のV−V断面図である。
【図6】図1のプレス成形装置のVI−VI断面図である。
【図7】図1のプレス成形装置のメカニカルバルブの作
動を説明する図である。
【図8】図1のプレス成形装置のメカニカルバルブを含
むエア回路を説明する図である。
【図9】図1のプレス成形装置の3つのプレス型を説明
する図である。
【図10】図9において移動型が下降させられ、芯金お
よび予備丸め品を介して一対の寄せ型に係合させられた
状態を示す図である。
【図11】本発明の別の実施例の要部を説明する図で、
前記図9に相当する図である。
【図12】図11において移動型が下降させられ、芯金
および予備丸め品を介して一対の寄せ型に係合させられ
た状態を示す図である。
【図13】移動型が下降端の加工位置まで下降させら
れ、連動して接近させられる寄せ型と共に予備丸め品に
プレス加工が行われている状態を示す図である。
【図14】円筒部品としてのロックホルダを製造する際
の製造工程を説明する図である。
【図15】図14(b) のW曲げ工程を説明する図であ
る。
【図16】図14(c) の穴抜き工程を説明する図であ
る。
【図17】図14(d) の1次O曲げ工程を説明する図で
ある。
【図18】図14(e) の2次O曲げ工程を説明する図で
ある。
【図19】図18の2次O曲げ工程によってロックホル
ダを製造した場合に溝穴に発生するバリ及び端縁の突き
合わせ部分と反対側の部位に発生する凸状の突起を説明
する図である。
【符号の説明】 10:ロックホルダ(円筒部品) 12:溝穴 14:金属板材 26:端縁 28:予備丸め品 40:プレス成形装置 44:V字状台座(カム機構、連動手段) 46、48、92、94:寄せ型(プレス型) 50、98:ばね(付勢手段、連動手段) 60、90:移動型(プレス型) 64:芯金 90a、90b、92a,94a:傾斜面(カム機構)

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属板材を予め略円筒形状に丸めた予備
    丸め品にプレス加工を行って目的とする円筒部品を得る
    プレス成形方法であって、 前記円筒部品の内径と略等しい外径の円柱形状の芯金に
    前記予備丸め品を装着する装着工程と、 前記円筒部品の外径と略等しい曲率の円弧状の成形面を
    有して前記芯金まわりに3つ以上に分割して配設された
    プレス型をそれぞれ該芯金に対して接近させ、該芯金と
    該プレス型との間で前記予備丸め品をプレス加工するプ
    レス工程とを有することを特徴とするプレス成形方法。
  2. 【請求項2】 前記予備丸め品は、前記金属板材の丸め
    方向の端縁が開いていると共に所定位置に軸方向に長い
    溝穴が形成されているものであり、 前記円筒部品は、前記金属板材の丸め方向の端縁が互い
    に突き合わされているものであることを特徴とする請求
    項1に記載されたプレス成形方法。
  3. 【請求項3】 金属板材を予め略円筒形状に丸めた予備
    丸め品にプレス加工を行って目的とする円筒部品を得る
    プレス成形装置であって、 前記円筒部品の内径と略等しい外径の円柱形状を成して
    いて、前記予備丸め品が装着される芯金と、 前記円筒部品の外径と略等しい曲率の円弧状の成形面を
    有して、前記芯金まわりに3つ以上に分割して該芯金に
    対して接近離間可能に配設された3つ以上のプレス型
    と、 該プレス型を機械的に連動させて前記芯金に対して接近
    させ、該芯金と該プレス型との間で前記予備丸め品をプ
    レス加工する連動手段とを有することを特徴とするプレ
    ス成形装置。
  4. 【請求項4】 前記プレス型は、前記芯金の軸心と直交
    する一直線方向へ往復移動させられる移動型と、前記芯
    金の軸心と直交する一平面内において前記一直線と交差
    し且つ該一直線を挟んで対称的な2方向の移動可能に配
    設された一対の寄せ型とから成るものであり、 前記連動手段は、前記一対の寄せ型を常には前記一直線
    から離間する待機位置に保持する付勢手段と、前記移動
    型が前記予備丸め品をプレス加工する加工位置へ移動さ
    せられる際に、前記移動型が直接または間接的に前記一
    対の寄せ型と係合させられることにより、前記付勢手段
    の付勢力に抗して該一対の寄せ型をそれぞれ前記一直線
    に接近させるカム機構とから成るものであることを特徴
    とする請求項3に記載されたプレス成形装置。
  5. 【請求項5】 前記予備丸め品は、前記金属板材の丸め
    方向の端縁が開いていると共に所定位置に軸方向に長い
    溝穴が形成されているものであり、 前記円筒部品は、前記金属板材の丸め方向の端縁が互い
    に突き合わされているものであることを特徴とする請求
    項3または4に記載されたプレス成形装置。
  6. 【請求項6】 金属板材を予め略筒形状に丸めた予備丸
    め品にプレス加工を行って目的とする筒状部品を得るプ
    レス成形方法であって、 前記筒状部品の内周面形状と略等しい外周面を有する芯
    金に前記予備丸め品を装着する装着工程と、 前記筒状部品の外周面形状と略等しい成形面を有して前
    記芯金まわりに3つ以上に分割して配設されたプレス型
    をそれぞれ該芯金に対して接近させ、該芯金と該プレス
    型との間で前記予備丸め品をプレス加工するプレス工程
    とを有することを特徴とするプレス成形方法。
  7. 【請求項7】 金属板材を予め略筒形状に丸めた予備丸
    め品にプレス加工を行って目的とする筒状部品を得るプ
    レス成形装置であって、 前記筒状部品の内周面形状と略等しい外周面を有して前
    記予備丸め品が装着される芯金と、 前記筒状部品の外周面形状と略等しい成形面を有して、
    前記芯金まわりに3つ以上に分割して該芯金に対して接
    近離間方向に配設された3つ以上のプレス型と、 該プレス型を機械的に連動させて前記芯金に対して接近
    させ、該芯金と該プレス型との間で前記予備丸め品をプ
    レス加工する連動手段とを有することを特徴とするプレ
    ス成形装置。
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