JPH10243483A - 時刻同期方式 - Google Patents

時刻同期方式

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JPH10243483A
JPH10243483A JP4514797A JP4514797A JPH10243483A JP H10243483 A JPH10243483 A JP H10243483A JP 4514797 A JP4514797 A JP 4514797A JP 4514797 A JP4514797 A JP 4514797A JP H10243483 A JPH10243483 A JP H10243483A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
clock
frame
slave
station
Prior art date
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Pending
Application number
JP4514797A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroaki Yoshii
浩明 吉井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
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Publication of JPH10243483A publication Critical patent/JPH10243483A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 親局及び子局間のデータ転送の効率を悪化さ
せずに、子局のスレーブ時計を親局のマスタ時計に時刻
同期させる時刻同期方式の提供。 【解決手段】 親局A及び子局B間をハイウエイBHW
で接続し、親局Aは、マスタ時計12からのクロック信
号を分周し、フレーム信号を作成するフレーム作成部1
3と、フレーム信号及びクロック信号を基に、ハイウエ
イBHWにデータ及びフレーム信号を送信する送信部1
4とを有し、子局Bは、ハイウエイBHWからデータ及
びフレーム信号を受信し、フレーム信号を出力する受信
部22と、この受信部22からのフレーム信号をカウン
トし、フレーム信号に同期した基本周期信号をスレーブ
時計25に送出するカウンタ部24とを有し、スレーブ
時計25は、カウンタ部24からの基本周期信号に同期
して動作する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、親局及び子局がデ
ータ通信を行う通信システムにおける子局の時計の親局
の時計に対する時刻同期をとる時刻同期方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の時刻同期方式としては、
親局から時刻情報を子局に対して送信し、子局が親局か
らの時刻情報に同期する様な方法が用いられている(例
えば、特開平5−161181号公報参照)。この方法
によると、一定周期で、又は子局からの要求に対して、
時刻情報を子局に対して送信することになり、本来のデ
ータのスループットが悪化してしまう。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
の時刻同期方式では、時刻の同期精度は高いが、装置構
成が大規模となり、コストが高くなるという問題点や、
親局及び子局間のデータ転送効率が悪化する。
【0004】その理由は、親局から時刻情報を子局へ送
信するための機能を実現しなければならないため、規
模、コストが高くなってしまう。また、データ転送によ
り時刻情報を子局へ通知するため、本来のデータの転送
効率が悪化してしまう。
【0005】本発明の目的は、親局及び子局間のデータ
転送の効率を悪化させずに、親局及び子局間の時刻同期
を実現する時刻同期方式を提供することにある。
【0006】本発明のもう一つの目的は、親局及び子局
間の時刻同期を行うための構成を極力簡易なものとする
時刻同期方式を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、親局
と、子局と、前記親局及び前記子局間を接続するハイウ
エイとを有し、子局のスレーブ時計を親局のマスタ時計
に同期して動作させる時刻同期方式において、親局は、
前記マスタ時計からのクロック信号を分周し、フレーム
信号を作成するフレーム作成部と、前記フレーム作成部
からのフレーム信号と前記マスタ時計からのクロック信
号を基に、前記ハイウエイにデータ及び前記フレーム信
号を送信する送信部とを有し、子局は、前記ハイウエイ
から前記データ及び前記フレーム信号を受信して、前記
フレーム信号を出力する受信部と、この受信部からのフ
レーム信号をカウントし、フレーム信号に同期した基本
周期信号を出力するカウンタ部とを有し、子局の前記ス
レーブ時計は、前記カウンタ部からの基本周期信号を受
け、この基本周期信号に同期して動作することを特徴と
する時刻同期方式が得られる。
【0008】更に本発明によれば、親局と、複数の子局
と、前記親局及び前記複数の子局間を接続するハイウエ
イとを有し、各子局のスレーブ時計を親局のマスタ時計
に同期して動作させる時刻同期方式において、親局は、
前記マスタ時計からのクロック信号を分周し、フレーム
信号を作成するフレーム作成部と、前記フレーム作成部
からのフレーム信号と前記マスタ時計からのクロック信
号を基に、前記ハイウエイにデータ及び前記フレーム信
号を送信する送信部とを有し、各子局は、前記ハイウエ
イから前記データ及び及び前記フレーム信号を受信し
て、前記フレーム信号を出力する受信部と、この受信部
からのフレーム信号をカウントし、フレーム信号に同期
した基本周期信号を出力するカウンタ部とを有し、各子
局の前記スレーブ時計は、前記カウンタ部からの基本周
期信号を受け、この基本周期信号に同期して動作するこ
とを特徴とする時刻同期方式が得られる。
【0009】この場合、親局の前記送信部は、前記フレ
ーム作成部からのフレーム信号と前記マスタ時計からの
クロック信号を基に、前記ハイウエイに、前記複数の子
局に対する複数のデータが各フレームに時分割多重され
た状態で、送信する。
【0010】好ましくは、前記ハイウエイは、前記デー
タのためのデータ信号線と、前記フレーム信号のための
フレーム信号線を有する。
【0011】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施例について図
面を参照して説明する。
【0012】図1を参照すると、本発明の一実施例によ
る時刻同期方式は、親局A内にマスタ時計12、フレー
ム作成部13、及び送受信部16を備え、子局Bに送受
信部26、カウンタ部24、スレーブ時計25を備え
る。親局Aの送受信部16と子局Bの送受信部26との
間は、下りハイウエイ(BHW)及び上りハイウエイ
(FHW)で接続されている。下りハイウエイ(BH
W)及び上りハイウエイ(FHW)はいずれも、フレー
ム信号を伝送するためのフレーム信号線、クロック信号
を伝送するための信号線、及びデータ信号を伝送するた
めのデータ信号線からなる。
【0013】図2は親局A及び子局B間を接続する下り
ハイウエイ(BHW)及び上りハイウエイ(FHW)の
各々における信号形態を示している。信号Fはフレーム
信号線のフレーム信号、信号Cはクロック信号線のクロ
ック信号、信号Dはデータ信号線のデータ信号を表し、
親局A及び子局Bはこれら上りハイウエイ及び下りハイ
ウエイを介してデータの送受信を行う。
【0014】図1において、親局Aのマスタ時計12
は、独立した状態の24時間時計として動作しており、
フレーム作成部13及び送受信部16に対して、マスタ
時計12の時計動作に同期したクロック信号を出力して
いる。フレーム作成部13は、マスタ時計12からのク
ロック信号を基に、マスタ時計12からのクロック信号
に同期したフレーム信号を作成し、送受信部16にフレ
ーム信号を送出する。送受信部16は、子局Bとのデー
タ転送を行うためのハイウエイインタフェースであり、
フレーム作成部13からのフレーム信号を図2に示す信
号Fとして用い、また、マスタ時計12からのクロック
信号を基に、マスタ時計12からのクロック信号に同期
したハイウエイのクロック信号(図2の信号C)を作成
する。
【0015】子局Bの送受信部26は、親局Aの送受信
部16と下りハイウエイ(BHW)及び上りハイウエイ
(FHW)により接続され、親局Aとデータの送受信を
行い、親局Aから受信した下りハイウエイ(BHW)の
フレーム信号(図2の信号F)をカウンタ部24へ分配
する。カウンタ部24は、送受信部26からのフレーム
信号を基に、送受信部26からのフレーム信号に同期し
た基本周期信号を作成し、スレーブ時計25へ送信す
る。スレーブ時計25はカウンタ部24からの基本周期
信号を基に、カウンタ部24からの基本周期信号に同期
して時計動作を行う。
【0016】次に、本発明の実施例の詳細について、図
1及び図2を参照して詳細に説明する。
【0017】図1を参照して、本時刻同期方式は、親局
Aは、CPU10、メモリ11、マスク時計12、フレ
ーム作成部13、親局Aから子局Bに対してデータ、フ
レーム信号、及びクロック信号を送信するための送信部
14、子局Bからのデータを受信するための受信部15
により構成され、子局Bは、CPU20、メモリ21、
親局Aからのデータを受信するための受信部22、親局
Aへデータを送信するための送信部23、カウンタ部2
4、スレーブ時計25から構成される。親局A及び子局
Bは、各々が図2の信号F、信号C、信号Dのための信
号線からなる下りハイウエイ(BHW)及び上りハイウ
エイ(FHW)により接続され、データの送受信を行
う。
【0018】親局AのCPU10は、親局Aのデータの
送受信を行うためのマイクロプロセッサにより構成さ
れ、ROM及びRAMからなるメモリ11内のプログラ
ムにより制御される。親局Aのマスタ時計12は、独立
した発振器により動作する24時間時計で、フレーム作
成部13及び送受信部16の送信部14に対して独立し
た発振器の発振周波数に同期した基本クロック信号(本
実施例の場合、2MHzのクロック信号)を分配する。
フレーム作成部13は、マスタ時計12からの2MHz
クロック信号を分周し、125μS周期のフレーム信号
(図2の信号F)を作成し、送信部14に送出する。送
信部14は、マスタ時計12からの2MHzクロック信
号及びフレーム作成部13からの125μS周期のフレ
ーム信号のタイミングで子局Bに対してデータ(図2の
信号D)を送信すると共に、フレーム信号及びクロック
信号を送信する。
【0019】子局BのCPU20は、子局Bのデータの
送受信を行うためのマイクロプロセッサにより構成さ
れ、ROM及びRAMからなるメモリ21内のプログラ
ムにより制御される。子局Bの受信部22は、親局Aの
送受信部14から送信されたデータ、フレーム信号、及
びクロック信号を受信する。この際、受信部22は、下
りハイウエイの125μS周期のフレーム信号をカウン
タ部24へ分配する。カウンタ部24は、125μS周
期のフレーム信号から、125μS周期のフレーム信号
に同期した1mS基本周期信号を作成し、スレーブ時計
25へ送信する。スレーブ時計25は、1mS基本周期
信号により動作することで、常に親局のマスタ時計12
に同期した状態で子局Bのスレーブ時計25が動作でき
る。
【0020】図3に本発明の他の実施例による時刻同期
方式を示す。図1は、1個の親局A及び1個の子局Bが
上り及び下りハイウエイで接続された構成であるが、図
3に示すように1個の親局A及び(N+1)個の子局が
上り及び下りハイウエイで接続された場合においても同
様の効果がある。なお、Nは0以上の整数を表す。この
図3の場合、親局Aの送信部は、下りハイウエイに、
(N+1)個の子局に対する(N+1)個のデータが各
フレームに時分割多重された状態で、送信する。この図
3の場合、データを用いて時刻情報を送出する必要が無
いため、図4に示すように、1フレーム内の全てのタイ
ムスロットTS0〜TSNを子局とのデータ通信用に割
り振ることができるため、接続できる子局の台数が増え
る。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、親
局及び子局間のデータ転送効率を下げること無く、親局
内のマスタ時計と子局内のスレーブ時計の時刻同期が実
現できる。
【0022】その理由は、親局から子局に時刻情報をハ
イウエイを占有してハイウエイのデータとして通知する
必要がないからである。
【0023】更に本発明によれば、簡易な方法で時刻同
期方式の実現が可能である。
【0024】その理由は、親局から子局へ時刻情報を送
出する必要がないため、時刻情報をデータに送信するた
めの機能、時刻情報を受信するための機能が必要ない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による時刻同期方式のブロッ
ク図である。
【図2】図1の時刻同期方式のハイウエイの信号線の信
号形態を示すタイムチャートである。
【図3】本発明の他の実施例による時刻同期方式のブロ
ック図である。
【図4】図3の時刻同期方式のハイウエイにおけるフレ
ーム信号とデータ信号との関係を示すタイムチャートで
ある。
【符号の説明】
A 親局 B 子局 12 マスタ時計 13 フレーム作成部 14 送信部 22 受信部 24 カウンタ部 25 スレーブ時計

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 親局と、子局と、前記親局及び前記子局
    間を接続するハイウエイとを有し、子局のスレーブ時計
    を親局のマスタ時計に同期して動作させる時刻同期方式
    において、 親局は、前記マスタ時計からのクロック信号を分周し、
    フレーム信号を作成するフレーム作成部と、前記フレー
    ム作成部からのフレーム信号と前記マスタ時計からのク
    ロック信号を基に、前記ハイウエイにデータ及び前記フ
    レーム信号を送信する送信部とを有し、 子局は、前記ハイウエイから前記データ及び前記フレー
    ム信号を受信して、前記フレーム信号を出力する受信部
    と、この受信部からのフレーム信号をカウントし、フレ
    ーム信号に同期した基本周期信号を出力するカウンタ部
    とを有し、 子局の前記スレーブ時計は、前記カウンタ部からの基本
    周期信号を受け、この基本周期信号に同期して動作する
    ことを特徴とする時刻同期方式。
  2. 【請求項2】 前記ハイウエイは、前記データのための
    データ信号線と、前記フレーム信号のためのフレーム信
    号線を有することを特徴とする請求項1に記載の時刻同
    期方式。
  3. 【請求項3】 親局と、複数の子局と、前記親局及び前
    記複数の子局間を接続するハイウエイとを有し、各子局
    のスレーブ時計を親局のマスタ時計に同期して動作させ
    る時刻同期方式において、 親局は、前記マスタ時計からのクロック信号を分周し、
    フレーム信号を作成するフレーム作成部と、前記フレー
    ム作成部からのフレーム信号と前記マスタ時計からのク
    ロック信号を基に、前記ハイウエイにデータ及び前記フ
    レーム信号を送信する送信部とを有し、 各子局は、前記ハイウエイから前記データ及び及び前記
    フレーム信号を受信して、前記フレーム信号を出力する
    受信部と、この受信部からのフレーム信号をカウント
    し、フレーム信号に同期した基本周期信号を出力するカ
    ウンタ部とを有し、 各子局の前記スレーブ時計は、前記カウンタ部からの基
    本周期信号を受け、この基本周期信号に同期して動作す
    ることを特徴とする時刻同期方式。
  4. 【請求項4】 親局の前記送信部は、前記フレーム作成
    部からのフレーム信号と前記マスタ時計からのクロック
    信号を基に、前記ハイウエイに、前記複数の子局に対す
    る複数のデータが各フレームに時分割多重された状態
    で、送信することを特徴とする請求項3に記載の時刻同
    期方式。
  5. 【請求項5】 前記ハイウエイは、前記データのための
    データ信号線と、前記フレーム信号のためのフレーム信
    号線を有することを特徴とする請求項3又は4に記載の
    時刻同期方式。
JP4514797A 1997-02-28 1997-02-28 時刻同期方式 Pending JPH10243483A (ja)

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JP4514797A JPH10243483A (ja) 1997-02-28 1997-02-28 時刻同期方式

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JP4514797A JPH10243483A (ja) 1997-02-28 1997-02-28 時刻同期方式

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JPH10243483A true JPH10243483A (ja) 1998-09-11

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JP4514797A Pending JPH10243483A (ja) 1997-02-28 1997-02-28 時刻同期方式

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19991208