JPH10243341A - 画像検出装置及び画像検出方法 - Google Patents

画像検出装置及び画像検出方法

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JPH10243341A
JPH10243341A JP9046668A JP4666897A JPH10243341A JP H10243341 A JPH10243341 A JP H10243341A JP 9046668 A JP9046668 A JP 9046668A JP 4666897 A JP4666897 A JP 4666897A JP H10243341 A JPH10243341 A JP H10243341A
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Naohisa Arai
尚久 荒井
Masami Tomita
真巳 冨田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 動画像からコマ落としをして間欠画像を生成
する場合に、内容の把握をしやすい画像検出装置及び画
像検出方法を提供することを目的とする。 【解決手段】 入力信号処理回路2には、動画像の映像
信号が入力される。画像メモリ3,4は、映像信号をフ
レーム単位つまり画面単位で記憶する。また、画像メモ
リ4は、必ず、画像メモリ3に記憶されている画面から
時間的に1画面前の画面を記憶する。変化量検出回路5
は、画像メモリ3と画像メモリ4とに記憶されている画
面間のデータの差分を演算して変化量を求める。代表画
面検出制御回路6は、画像メモリ3,4の画像データの
変化量と所定の閾値とを比較して代表画面検出を行う。
また、この閾値を動的に変化させて、代表画面として平
均的に画像を検出する処理を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、動画像から間欠画
像を生成する際に用いる画像検出装置及び画像検出方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】映像信号を高速で再生して検索を行いた
い場合や、映像信号を画像をコマ落としで再生して記録
媒体に記録したり伝送したい場合に、一定の時間間隔ご
との画像を再生したり表示したりするための間欠画像の
生成手法が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このように
間欠画像を生成する際に、必ずしも適切な画面が選択さ
れるとは限らない。このため、動画像を間欠画像にする
ことにより、この動画像の内容把握が困難となる場合が
ある。
【0004】また、記録されている映像のシーンチェン
ジ位置を検出して、映像信号をカット点によって意味の
あるシーンごとに分割して編集する編集用機器などもあ
るが、特殊効果等によりカット点の特徴量の変化が小さ
い場合や光などの特徴量の変化が激しいがカット点では
ない画面の検出等は困難であった。
【0005】本発明は、このような実情を鑑みてなされ
たものであり、動画像からコマ落としをして間欠画像を
生成する場合や高速再生をする場合に、内容の把握をし
やすい間欠画像及び高速再生画像を検出する画像検出装
置及び画像検出方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
めに、本発明に係る画像検出装置は、動画像中の1の画
面である第1の画面と、この第1の画面の直前の第2の
画面との第1の変化量を検出する変化量検出手段と、上
記第1の変化量を第1の閾値と比較し、この第1の変化
量が第1の閾値より大きい場合に上記第1の画面を検出
する画面検出手段と、上記画面検出手段により検出した
第1の画面を検出画面として出力する出力手段とを備え
ることを特徴とする。
【0007】この画像検出装置では、画面検出手段が動
画像の変化量を第1の閾値と比較して画面を検出し、出
力手段がこの動画像の内容に応じた間欠画像を出力す
る。
【0008】さらに、本発明に係る画像検出装置は、上
記画面検出手段が、上記第1の変化量が第1の閾値より
小さいときはこの第1の閾値を所定量少なくし、上記第
1の変化量が第1の閾値より大きいときは第1の画面を
検出するとともに第1の閾値を所定量多くすることを特
徴とする。
【0009】この画像検出装置では、画面検出手段が変
化量の比較をする第1の閾値を可変して画面を検出し、
出力手段が平均的な間欠間隔の間欠画像を出力する。
【0010】さらに、本発明に係る画像検出装置は、上
記第1の画面と先に検出した検出画面との第2の変化量
を検出する第2の変化量検出手段を備え、上記画面検出
手段が、上記第2の変化量を第2の閾値と比較し、この
第2の変化量がこの第2の閾値より大きい場合にはさら
に上記第1の変化量を第1の閾値と比較し、この第1の
変化量が第1の閾値より小さいときは第1の画面を検出
することを特徴とする。
【0011】この画像検出装置では、画面検出手段が第
1の変化量と第1の閾値を比較するとともに第2の変化
量を第2の変化量と比較して、変化が収束した場合に画
面を検出し、出力手段が間欠画像を出力する。
【0012】さらに、本発明に係る画像検出装置は、上
記画面検出手段が、上記第2の変化量が第2の閾値より
小さいときはこの第2の閾値を所定量少なくし、第2の
変化量がこの第2の閾値より大きいと連続して2度判断
した場合にはさらに上記第1の変化量を第1の閾値と比
較し、第1の変化量が第1の閾値より大きいときは第1
の閾値を所定量多くし、第1の変化量が第1の閾値より
小さいときは第1の画面を検出するとともに第2の閾値
を所定量多くすることを特徴とする。
【0013】この画像検出装置では、画面検出手段が変
化量の比較をする第1及び第2の閾値を可変して画面を
検出し、出力手段が平均的な間欠間隔の間欠画像を出力
する。
【0014】また、上述の課題を解決するために、本発
明に係る画像検出方法は、動画像中の1の画面である第
1の画面と、この第1の画面の直前の第2の画面との第
1の変化量を検出し、上記第1の変化量を第1の閾値と
比較してこの第1の変化量が第2の閾値より大きい場合
に上記第1の画面を検出し、上記画面検出手段により検
出した第1の画面を検出画面として出力することを特徴
とする。
【0015】この画像検出方法では、動画像の変化量を
第1の閾値と比較して画面を検出し、この動画像の内容
に応じた間欠画像を出力する。
【0016】さらに、本発明に係る画像検出方法は、上
記第1の変化量が第1の閾値より小さいときはこの第1
の閾値を所定量少なくし、上記第1の変化量が第1の閾
値より大きいときは第1の画面を検出するとともに第1
の閾値を所定量多くすることを特徴とする。
【0017】この画像検出方法では、変化量の比較をす
る第1の閾値を可変して画面を検出し、平均的な間欠間
隔の間欠画像を出力する。
【0018】さらに、本発明に係る画像検出方法は、上
記第1の画面と、先に検出した検出画面との第2の変化
量を検出し、上記第2の変化量を第2の閾値と比較し、
この第2の変化量がこの第2の閾値より大きい場合には
さらに上記第1の変化量を第1の閾値と比較し、この第
1の変化量が第1の閾値より小さいときは第1の画面を
検出することを特徴とする。
【0019】この画像検出方法では、第1の変化量と第
1の閾値を比較するとともに第2の変化量を第2の変化
量と比較して、変化が収束した場合に画面を検出し、間
欠画像を出力する。
【0020】さらに、本発明に係る画像検出方法は、上
記第2の変化量が第2の閾値より小さいときはこの第2
の閾値を所定量少なくし、第2の変化量がこの第2の閾
値より大きいと連続して2度判断した場合にはさらに上
記第1の変化量を第1の閾値と比較し、第1の変化量が
第1の閾値より大きいときは第1の閾値を所定量多く
し、第1の変化量が第1の閾値より小さいときは第1の
画面を検出するとともに第2の閾値を所定量多くするこ
とを特徴とする。
【0021】この画像検出方法では、変化量の比較をす
る第1及び第2の閾値を可変して画面を検出し、平均的
な間欠間隔の間欠画像を出力する。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1の実施の形態
である画像検出装置について、図面を参照しながら説明
する。
【0023】図1は、本発明の第1の実施の形態である
画像検出装置1のブロック構成図である。画像検出装置
1は、映像信号が入力される入力信号処理回路2と、第
1の画像メモリ3と、第2の画像メモリ4と、各画像メ
モリ3,4に記憶された画像から変化量を検出する変化
量検出回路5と、各画像メモリ3,4及び変化量検出回
路5等を制御して間欠画像を出力する代表画面検出制御
回路6とを備える。
【0024】このような構成の画像検出装置1は、入力
された動画像である映像信号から間欠画像を生成するた
めに代表画面を検出するものである。
【0025】この画像検出装置1に入力される映像信号
は、動画像の映像信号であり例えば記録媒体に記録され
ている映像信号や伝送された映像信号である。この映像
信号が入力信号処理回路2に供給される。
【0026】入力信号処理回路2は、入力された映像信
号を適切な信号レベルに変換する処理、エラー訂正処
理、画像圧縮がされている場合は対応したデコード処
理、また、輝度信号と色信号とに分離する処理等を行
う。すなわち、入力信号処理回路2は、第1,第2の画
像メモリ3,4で画像データを記憶するに適した信号に
変換する処理を行うものである。
【0027】入力信号処理回路2で処理された映像信号
は、第1の画像メモリ3及び第2の画像メモリ4にフレ
ーム単位、つまり、画面単位で供給される。また、入力
信号処理回路2は、映像信号から同期信号を分離して、
この同期信号を代表画面検出制御回路6に供給する。
【0028】第1の画像メモリ3は、入力信号処理回路
2から供給された映像信号を画面単位で画像データを記
憶する。同様に、第2の画像メモリ4も、入力信号処理
回路2から供給された映像信号を画面単位の画像データ
として記憶する。
【0029】また、第1の画像メモリ3と第2の画像メ
モリ4は、その構成は同一であるが、記憶する画像デー
タは異なる。第2の画像メモリ4に記憶される画面は、
必ず、第1の画像メモリ3に記憶されている画面から時
間的に1画面前の画面である。すなわち、第1の画像メ
モリ3と第2の画像メモリ4に記憶されている画面は、
時系列で連続した画面となっている。なお、時間的に先
の画面を第1と第2の画像メモリ3,4に交互に記憶さ
せるようにしてもよい。
【0030】変化量検出回路5は、第1の画像メモリ3
と第2の画像メモリ4とに記憶されている時間的に連続
した画面間の変化量を検出する。すなわち、この変化量
は、各画像メモリ3,4に記憶されている画像データの
差分を演算することにより求める。また、画面間の動き
ベクトルを求めて変化量としても良い。
【0031】代表画面検出制御回路6は、変化量検出回
路5により検出した変化量に基づき、間欠画像を構成す
る代表画面を検出する。また、入力信号処理回路2によ
り検出された同期信号に基づき、第1,第2の画像メモ
リ3,4への画像データの書き込みタイミングや読み出
しタイミングの制御も行う。すなわち、代表画面検出制
御回路6は、動画像を構成する時間的に連続した画面を
順次画像メモリ3,4に書き込んでいき、この処理を繰
り返す。
【0032】代表画面検出制御回路6は、各画像メモリ
3,4に書き込まれている画像データの変化量と閾値と
を比較して代表画面の検出処理を行う。そして、代表画
面検出制御回路6は、この閾値を動的に変化させて、代
表画面として平均的に画面を検出する処理を行う。
【0033】この代表画面検出制御回路6の制御内容
を、図2に示すフローチャートに基づき説明する。
【0034】この代表画面検出制御回路6は、映像信号
が入力されると以下のステップS1からの処理を開始す
る。
【0035】ステップS1において、閾値の初期化を行
う。この閾値は、変化量検出回路5が検出した第1の画
像メモリ3と第2の画像メモリ4に記憶されている画面
間の変化量と比較をするための値である。この閾値は、
入力される映像信号の付加情報、外部入力、出力する間
欠画像の間欠間隔等に応じて設定される。
【0036】ステップS1で閾値の初期化を終えるとス
テップS2において、変化量検出回路5に第1,第2の
画像メモリ3,4に記憶された画面の変化量を演算さ
せ、この変化量を取得する。この演算では、変化量とし
て各画素毎に減算を行いその絶対値を求めている。
【0037】この変化量を取得するとステップS3にお
いて、この変化量を閾値と比較する。変化量が閾値より
大きくないと判断する場合は、ステップS4に進み、変
化量が閾値より大きいと判断する場合は、ステップS5
に進む。
【0038】ステップS7において、閾値から所定の値
である減算値を引く。そして、ステップS4で閾値を一
定量少なくすると、第1,第2の画像メモリ3,4に記
憶する画面を次の画面に更新し、ステップS2からの処
理を繰り返す。
【0039】ステップS5において、第1の画像メモリ
3に記憶している画面を代表画面として検出する。そし
て、ステップS6において、検出した代表画面を出力す
る。ステップS7において、閾値に所定の値である加算
値を加える。そして、ステップS4で閾値を一定量多く
すると、第1,第2の画像メモリ3,4に記憶する画面
を次の画面に更新し、ステップS2からの処理を繰り返
す。
【0040】ここで、ステップS4で閾値から一定量を
引くために用いている定数である減算値と、ステップS
7で閾値から一定量を加えるために用いている定数であ
る加算値の関係について説明する。閾値は、上述したよ
うに動画像を構成する時間的に連続する各画面の変化量
と比較をするための値である。この代表画面検出制御回
路6では、変化量と閾値との比較をして、この比較結果
に応じて閾値を変化させるようになっている。すなわ
ち、閾値の可変量は、代表画面を検出した場合に加算さ
れる加算値と、代表画面を検出しなかった場合に減算さ
れる減算値とにより決定される。この加算値と減算値の
値により、入力される動画像に対する代表画面の検出量
が決まる。例えば、加算値と減算値との比が1対100
であれば、入力される動画像100枚に対し代表画面が
一枚検出される。また、この閾値の可変量である加算値
と減算値の絶対量が大きくなれば検出感度も大きく、平
均的に代表画面が検出できる。さらに、可変量が小さけ
れば差分の検出量に応じて代表画面の検出がばらつくこ
とになる。
【0041】以上のように、第1の実施の形態の画像検
出装置1では、動画像から間欠画像を生成する際に、動
画像を構成する各画面間の変化量に応じて代表画面を検
出する。このことにより、内容把握のしやすい間欠画像
を生成することができる。また、変化量を比較する際に
用いる閾値を可変するので、動画像の特徴に左右されず
に一定の平均レートで生成した間欠画像が得られる。そ
のため、この生成した間欠画像を記録又は伝送する際に
容量の管理が容易となる。
【0042】さらに、第1の実施の形態の画像検出装置
1は、動画像を高速再生をする際にも用いることがで
き、また、動画像の検索する際の代表的な画面を検出す
る際にも用いることができる。
【0043】つぎに、本発明の第2の実施の形態である
画像検出装置について、図面を参照しながら説明する。
なお、この第2の実施の形態である画像検出装置を説明
するにあたり、上述した第1の実施の形態の画像検出装
置1と同一の機能を有する構成要素については、同一の
符号を付けその詳細な説明を省略する。以下、第3の実
施の形態においても同様とする。
【0044】第2の実施の形態である画像検出装置10
は、図3に示すように、映像信号が入力される入力信号
処理回路2と、第1の画像メモリ3と、第2の画像メモ
リ4と、各画像メモリ3,4に記憶されたから変化量を
検出する変化量検出回路5と、これら構成要素を制御し
て間欠画像を出力する代表画面検出制御回路6と、第1
の画像メモリ3に記憶されている画面の輝度の平均値を
変算する平均値演算回路7とを備える。
【0045】この第2の実施の形態である画像検出装置
10では、画面間の変化量だけでなく画面の明るさの変
化を補正して入力された動画像である映像信号から、代
表画面を検出して間欠画像を生成するものである。
【0046】平均値演算回路7は、変化量検出回路5に
よる画像間の変化量の検出処理を行う前に、予め画像メ
モリ3内の画像データの輝度の平均値を演算するもので
ある。
【0047】変化量検出回路5は、平均値演算回路7で
演算した画像データの平均値を利用して変化量の検出を
行う。この平均値を利用して変化量を検出するのは、デ
ータとして輝度信号を利用している場合においては、輝
度が高く明るい画面での画素データの値は高く、差分が
大きくなってしまうからである。従って、変化量を輝度
の平均値で除算することで明るさに左右されない代表画
面の検出ができる。また、この輝度の平均値を代表画面
検出制御回路6に供給して、閾値を可変する加算値及び
減算値の比率を変えずにこの加算値及び減算値の値を変
えることにより、明るさに左右されない代表画面の検出
をすることもできる。
【0048】また、この平均値を演算する際に、画像メ
モリ内の画像データを複数の領域に分けて領域ごとに演
算することで、明るさや、動きが面面内で部分的に偏っ
ている画像にも対応できる。この領域分割をする際画面
の中心部分の領域を小さくするなど画面を均等に分割し
ないことで検出量に重みづけをすることができる。また
分割した領域ごとに値を設定して演算した平均値の係数
とすることで明確な重み付けをすることも可能である。
【0049】以上のように、第2の実施の形態である画
像検出装置10では、動画像から間欠画像を生成する際
に、動画像を構成する各画面間の変化量に応じて代表画
面を検出することにより、内容把握のしやすい間欠画像
を生成することができる。また、変化量を比較する際に
用いる閾値を可変するので、動画像の特徴に左右されず
に一定の平均レートで生成した間欠画像が得られる。そ
のため、この生成した間欠画像を記録又は伝送する際に
容量の管理が容易となる。
【0050】また、この第2の実施の形態では、画面間
の変化量だけでなく画面の明るさの変化を補正して入力
された動画像である映像信号から代表画面を検出して間
欠画像を生成することにより、画像の明るさの変化によ
る間欠画像の検出結果の変動を減少させることができ
る。
【0051】つぎに、本発明の第3の実施の形態である
画像検出装置について、図面を参照しながら説明する。
【0052】図4は、第3の実施の形態の画像検出装置
20のブロック構成図である。画像検出装置20は、映
像信号が入力される入力信号処理回路2と、第1の画像
メモリ3と、第2の画像メモリ4と、第3の画像メモリ
8と、第1,第2の画像メモリ3,4に記憶された画面
から変化量を検出する第1の変化量検出回路5と、第
1,第3の画像メモリ3,8に記憶された画面から変化
量を検出する第1の変化量検出回路9と、これら構成要
素を制御して間欠画像を出力する代表画面検出制御回路
11とを備える。
【0053】代表画面検出制御回路11は、第1の変化
量検出手段により検出した変化量と、第2の変化量検出
回路9により検出した変化量に基づき、間欠画像を構成
する代表画面を検出する。また、入力信号処理回路2に
より検出された同期信号に基づき、第1,第2及ぶ第3
の画像メモリ3,4,8への画像の書き込みタイミング
や読みだしタイミングの制御も行う。
【0054】また、代表画面検出制御回路11は、各画
像メモリ3,4,8に書き込まれている画像データの変
化量と閾値とを比較して代表画面の検出処理を行う。そ
して、代表画面検出制御回路11は、この閾値を動的に
変化させて、代表画面として平均的に画面を検出する処
理を行う。
【0055】第3の画像メモリ8には、代表画面検出制
御回路11が検出した代表画面が記憶される。代表画面
検出制御回路11は、代表画面を検出して間欠画像を生
成するが、この代表画面を検出したときは出力するとと
もに第3の画像メモリ8にこの代表画面を記憶させる。
なお、第3の画像メモリ8には、かならず1つの代表画
面のみが記憶されており、先に記憶された代表画面に次
の代表画面が記憶されるときは、先の代表画面に上書き
される。
【0056】第2の変化量検出回路9は、第1の画像メ
モリ2が記憶している画面と第3の画像メモリ8が記憶
している代表画面の画面間の変化量を検出する。
【0057】この代表画面検出制御回路11の制御内容
を、図5に示すフローチャートに基づき説明する。
【0058】まず、図5に示すフローチャートでの制御
に用いられている各変数について説明する。
【0059】代表画面検出制御回路11の制御には、第
1の閾値と第2の閾値とが用いられている。第1の閾値
は、第1の変化量検出回路5が検出した画像間の変化量
と比較を行うための値であり、また、第2の閾値は、第
2の変化量検出回路9が検出した第1の画像メモリ3と
第3の画像メモリ8とに記憶された画面間の変化量の比
較を行うための値である。
【0060】代表画面検出制御回路11の制御では、第
2の閾値から一定量を引くために用いている定数である
減算値と、閾値から一定量を加えるために用いている定
数である加算値が用いられている。減算値と加算値と関
係は、上述した第1の実施の形態と同様である。
【0061】代表画面検出制御回路11の制御では、連
続検出フラグを用いている。この連続検出フラグは、第
2の変化量検出回路9により画面間の差分検出によって
閾値を超える画面の入力があった場合にもすぐにこの画
面を検出結果として取り込まず、連続して閾値を超える
差分を検出した場合に画面を検出するために使用する。
【0062】代表画面検出制御回路11の制御では、検
出ウエイトを用いている。代表画面検出制御回路11で
は、一度代表画面を検出すると第1の画像メモリ3と第
3の画像メモリ8に記憶された画面の変化量と比較する
第2の変化量検出回路9が連続して画面を検出しても、
時間的に連続する第1の画像メモリ3と第2の画像メモ
リ4の変化量が減少したのちに取り込みを行うように処
理をしている。しかしながら、連続した動きの激しい動
画像などの場合では、第1の閾値が減少しないため代表
画面の検出出力が発生しなくなってしまう。そのため、
この検出ウエイトにより第1の閾値を操作して動きの激
しい動画像に対応させている。
【0063】代表画面検出制御回路11は、ステップS
11において、閾値等の各変数の設定値の初期化を行
う。この閾値は、入力される動画像の付加情報、外部入
力、出力する間欠画像の間欠間隔等に応じて設定しても
良い。また、この閾値の変化量も同様に設定しても良
い。
【0064】ステップS11で初期化を終えるとステッ
プS12において、第2の変化量検出回路9に第1,第
3の画像メモリ3,8に記憶された画面の変化量を演算
させ、第2の変化量を取得する。この演算では、変化量
として各画素毎に減算を行いその絶対値を求めている。
なお、第3の画像メモリ8に記憶されている画面は、先
に検出した代表画面が記憶されている。先に、検出した
代表画面が存在しない場合は、例えば、すべての画素値
を0として演算するようにしてもよい。
【0065】この第2の変化量を取得するとステップS
13において、この第2の変化量と第2の閾値を比較す
る。第2の変化量が第2の閾値より大きくないと判断す
る場合は、ステップS14に進み、第1の変化量が第1
の閾値より大きいと判断する場合は、ステップS18に
進む。
【0066】第1の変化量が第1の閾値より大きくない
と判断する場合は、ステップS14において連続検出フ
ラグをクリアし、続くステップS15において検出ウエ
イトをクリアし、続くステップS16において第1の閾
値から所定の値である第1の減算値を引く。そして、ス
テップS17において、第1,第2の画像メモリ3,4
に記憶する画面を次の画面に更新し、ステップS12か
らの処理を繰り返す。ステップS13で第1の変化量が
第1の閾値より大きいと判断する場合は、ステップS1
8において、連続検出フラグがセットされているかどう
かを判断する。連続検出フラグがセットされていないと
判断する場合は、ステップS19において、連続検出フ
ラグをセットして、上述したステップS15、ステップ
S16、ステップS17と進み、ステップS12からの
処理を繰り返す。
【0067】ステップS18で連続検出フラグがセット
されていると判断する場合は、ステップS20におい
て、第1の変化量検出回路5に第1,第2の画像メモリ
3,4に記憶された画面の変化量を演算させ、この第1
の変化量を取得する。この演算では、変化量として各画
素毎に減算を行いその絶対値を求めている。
【0068】この第1の変化量を取得するとステップS
21において、この第1の変化量と第1の閾値を比較す
る。この第1の閾値は、第2の変化量より第1の変化量
が減少しているか否かを判断するための比較値で、第2
の閾値よりも小さい値である。また、この第1の閾値
は、第2の閾値と連動した値であることが望ましく、例
えば、第2の閾値をKとすると、第1の閾値は1/Kと
いった値が望ましい。
【0069】第1の変化量が第1の閾値より小さくない
と判断する場合は、動画像の動きが収束していない。従
って、依然動きが少なくなっていないものとして、ステ
ップS22において、検出ウエイトを第1の閾値に加算
する。この検出ウエイトは、第1の閾値に所定量の値を
加算するものであり、いつまでも、動画像が収束しない
場合であっても、第1の閾値にこの検出ウエイトを加算
することにより適当な画面の間隔で代表画面の検出を行
うようにしている。ステップS22で第1の閾値に検出
ウエイトを加算すると上述したステップS16、ステッ
プS17に進みステップS12からの処理を繰り返す。
【0070】第1の変化量が第1の閾値より小さいと判
断する場合は、ステップS23に進む。ステップS23
において、第1の画像メモリ3に記憶している画面を代
表画面として検出して代表画面を出力する。また、この
ステップS23において、検出した代表画面を第3の画
像メモリ8に記憶させる。
【0071】ステップS23で代表画面の検出処理をす
るとステップS24において連続検出フラグをクリア
し、続くステップS25第2の閾値に所定の値である加
算値を加える。次に、ステップS17において、第1,
第2の画像メモリ3,4に記憶する画面を次の画面に更
新し、ステップS12からの処理を繰り返す。
【0072】このような画像検出装置20から出力され
る間欠画像について以下に説明する。
【0073】第1の例は、図6(a)に示すようにこの
画像検出装置20にAシーンとBシーンがカット点t1
で切り替わる動画像が入力された例を示している。
【0074】この場合は、図6(b)に示すように、第
3の画像メモリ8には図中X1で画面Aのデータが書き
込まれている。このとき第1の画像メモリ3に入力され
る図中X2で画面Bに切り替わると、第3の画像メモリ
8の画像データとは差分が発生するので第2の閾値より
大きくなる。しかしながら、次の第2の画像メモリ4と
も差分が発生するため代表画面の検出はされない。次
に、第1の画像メモリ3に図中X3の画面Bが書き込ま
れると、第3の画像メモリ8の画面Aとは差分が発生
し、第2の画像メモリ4の図中X2の画面Bとは差分が
発生しないので第1の閾値より小さくなり代表画面が検
出される。よってシーンAからシーンBに切り替わった
後の1フレーム後に画面が収束してから検出がされる。
【0075】第2の例は、図7(a)に示すように、こ
の画像検出装置20に画面Aの間に例えばフラッシュの
光や雷など閃光である画面Bが含まれる動画像が入力さ
れた例を示している。
【0076】この場合は、図7(b)に示すように、第
3の画像メモリ8には図中Y1に画面Aが書き込まれて
いる。図中Y2で画面Bが第1の画像メモリ3に書き込
まれた場合、第3の画像メモリ8及び第2の画像メモリ
4のどちらも差分が発生するため代表画面の検出はされ
ない。また、次の図中Y3の画面Aが第1の画像メモリ
3に入力された場合も同様に差分が発生しないため代表
画面の検出はされない。すなわち閃光部分では検出がさ
れない。
【0077】第3の例は、図8(a)に示すように、こ
の画像検出装置20に特殊効果などの画面が徐々に変化
するフェードやワイプ、パンなどの画面が常に変化して
いる動画像が入力された例を示している。
【0078】この場合は、図8(b)に示すように、第
3の画像メモリ8には図中Z1の画面Aが書き込まれて
いる。次に画面Bが第1の画像メモリ3に入力される場
合は、第3の画像メモリ8及び第2の画像メモリ4のど
ちらも差分が発生する。次の画面C、画面D、画面E、
図中Z2の画面Fも差分が発生するため検出はされな
い。次の図中Z3の画面Fでは第2の画像メモリ4との
差分が発生せず、この画面Fが代表画面となる。よって
所望の動画像が静止した時点で検出がされる。
【0079】以上のように、第3の実施の形態の画像検
出装置20では、動画像から間欠画像を生成する際に、
動画像を構成する各画面間の変化量に応じて代表画面を
検出する。このことにより、内容把握のしやすい間欠画
像を生成することができる。また、変化量を比較する際
に用いる閾値を可変するので、動画像の特徴に左右され
ずに一定の平均レートで生成した間欠画像が得られる。
そのため、この生成した間欠画像を記録又は伝送する際
に容量の管理が容易となる。
【0080】また、第3の実施の形態の画像検出装置2
0では、先に検出した代表画面との変化量が大きくても
その変化量が収束した後に検出処理を行うため、入力さ
れた動画像である映像信号から代表画面を検出して間欠
画像を生成する際に、画面間の変化等を検出してシーン
の変化点を検出したり、誤検出等の不要な画面の検出を
防ぐことができる。例えば、特殊効果などによる面面切
り替えや閃光などの特殊な画面を検出を防止することが
できる。
【0081】なお、この第3の実施の形態の画像検出装
置20では、第1の画像メモリ3と第2の画像メモリ4
を用いて1フレーム分の画像を除去する場合を示した
が、第2の画像メモリ4の他に複数のメモリを用いるこ
とにより複数フレーム分の不要な画像を除去することが
でき、また、第2の画像メモリ4に記憶するフレームを
時間的にずらすことにより複数フレーム分の画像を除去
することができる。
【0082】次に、本発明を適用した第4の実施の形態
である映像信号記録再生装置について説明する。この第
4の実施の形態である映像信号記録再生装置は、上述し
た第1の画像検出装置1を映像音声信号記録再生装置に
適用したものである。
【0083】映像音声信号記録再生装置50は、図9に
示すように、入力された映像信号及び音声信号の入力処
理をする入力信号処理部51と、入力信号処理部51に
より処理をした信号から映像信号及び音声信号を再生す
る映像音声信号処理部52と、映像音声信号処理部52
により再生した映像信号から間欠画像を生成する画像検
出処理部55と、映像音声信号処理部52により再生し
た映像信号に補間処理をする間欠画像処理部53と、間
欠画像処理部53により補間処理をした映像信号を出力
する出力信号処理部54と、映像信号を記録再生するた
めに変復調等の信号処理を行う記録再生信号処理部56
と、映像音声信号を記録媒体59に記録再生をする記録
再生部57と、間欠画像処理部53と記録再生信号処理
部56等を制御するシステムコントロール部58とを備
える。
【0084】入力される映像音声信号は、例えば動画像
の映像信号と音声信号であり入力信号処理部51により
信号レベルの変換等の処理をされ映像音声信号処理部5
2に供給される。
【0085】映像音声信号処理部52は、入力信号処理
部51により処理をされた映像信号及び音声信号から以
後の処理で行う際に適した信号に変換する処理を行う。
また、記録再生信号処理部56からの記録媒体59から
再生される信号も同様に処理を行う。例えば、エラー訂
正処理や画像圧縮処理をされている場合は対応したデコ
ード処理、また、輝度信号と色信号とに分離する処理等
を行う。映像音声信号処理部52は、出力する映像信号
を画像検出処理部55、間欠画像処理部53、記録再生
信号処理部56に供給する。
【0086】画像検出処理部55は、例えば上述した第
1の実施の形態の画像検出装置1である。この画像検出
処理部55により動画像から代表画面が検出されて間欠
画像が生成される。この間欠画像は、記録再生信号処理
部56に供給される。
【0087】記録再生信号処理部56は、システムコン
トロール部58の制御に基づき、記録再生部57を介し
て記録媒体59から再生された信号を映像音声信号処理
部52に供給する為のデータの変換処理を行う。また、
システムコントロール部58の制御に基づき、映像音声
信号処理部52から供給される信号を記録媒体59に記
録させる為のデータの変換処理を行う。
【0088】記録再生部57は、記録媒体59に間欠的
な映像信号及び音声信号を記録し、或いは記録媒体59
に記録された間欠的な映像信号及び音声信号を再生す
る。
【0089】間欠画像処理部53は、記録媒体59から
再生される間欠画像に補間処理を施す。ここで補間処理
とは、例えば、静止画像を出力する場合、画像メモリを
用いて同じ画像を複数回出力して、動画像のアップコン
バート等を行う処理である。出力信号処理部54は、映
像信号をモニタにより再生することができるようにする
ため、映像信号のデジタル/アナログ変換処理や増幅処
理等を行う。この出力信号処理部54からの出力をモニ
タ等に供給することにより、視聴者は内挿処理をされた
映像と音声を視聴することができる。
【0090】以上のように、映像音声信号記録再生装置
50は、画像検出処理部55を備えることにより入力さ
れた動画像から間欠画像を生成して記録することができ
る。なお、この画像検出処理部55は、上述した第1の
実施の形態の画像検出装置1のみならず、第2及び第3
の実施の形態の画像検出装置10,20であってもよ
い。
【0091】また、この映像信号記憶再生装置50で
は、映像信号を動画像のまま記録しておき、間欠的な再
生を行うための検出結果を別に記録しておくことによ
り、再生時に間欠画像を生成することができる。そのた
め、この映像音声信号記録再生装置50では、記録媒体
59に記録されている映像信号を、例えばダイジェスト
版にして再生し、編集作業等に用いて映像信号の概要の
把握等に役立つ。
【0092】
【発明の効果】本発明に係る画像検出装置では、画面検
出手段が動画像の変化量を第1の閾値と比較して画面を
検出し、出力手段がこの動画像の内容に応じた間欠画像
を出力することにより、内容の把握し易い間欠画像を生
成することができ、また、高速再生ができる。
【0093】また、本発明に係る画像検出装置では、画
面検出手段が変化量の比較をする第1の閾値を可変して
画面を検出し、出力手段が平均的な間欠間隔の間欠画像
を出力することにより、画像の特徴に左右されずに間欠
画像を生成することができる。さらに、生成した間欠画
像を記録及び伝送する場合に容量の管理を容易にするこ
とができる。
【0094】また、本発明に係る画像検出装置では、画
面検出手段が第1の変化量と第1の閾値を比較するとと
もに第2の変化量を第2の変化量と比較して変化が収束
した場合に画面を検出し、出力手段が間欠画像を出力す
ることにより、有効な画面のみの検出をすることがで
き、内容の把握し易い間欠画像を生成することができ
る。
【0095】また、本発明に係る画像検出装置では、画
面検出手段が変化量の比較をする第1及び第2の閾値を
可変して画面を検出し、出力手段が平均的な間欠間隔の
間欠画像を出力することにより、有効な画面のみの検出
をすることができ、画像の特徴に左右されずに間欠画像
を生成することができる。さらに、生成した間欠画像を
記録及び伝送する場合に容量の管理を容易にすることが
できる。
【0096】本発明に係る画像検出方法では、動画像の
変化量を第1の閾値と比較して画面を検出し、この動画
像の内容に応じた間欠画像を出力することにより、内容
の把握し易い間欠画像を生成することができ、また、高
速再生ができる。
【0097】また、本発明に係る画像検出方法では、変
化量の比較をする第1の閾値を可変して画面を検出し、
平均的な間欠間隔の間欠画像を出力することにより、画
像の特徴に左右されずに間欠画像を生成することができ
る。さらに、生成した間欠画像を記録及び伝送する場合
に容量の管理を容易にすることができる。
【0098】また、本発明に係る画像検出方法では、第
1の変化量と第1の閾値を比較するとともに第2の変化
量を第2の変化量と比較して、変化が収束した場合に画
面を検出し間欠画像を出力することにより、有効な画面
のみの検出をすることができ、内容の把握し易い間欠画
像を生成することができる。
【0099】また、本発明に係る画像検出方法では、変
化量の比較をする第1及び第2の閾値を可変して画面を
検出し、平均的な間欠間隔の間欠画像を出力することに
より、有効な画面のみの検出をすることができ、画像の
特徴に左右されずに間欠画像を生成することができる。
さらに、生成した間欠画像を記録及び伝送する場合に容
量の管理を容易にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した画像検出装置のブロック構成
図である。
【図2】本発明を適用した画像検出装置の代表画面検出
制御回路の制御内容を示すフローチャートである。
【図3】本発明を適用した画像検出装置のブロック構成
図である。
【図4】本発明を適用した画像検出装置のブロック構成
図である。
【図5】本発明を適用した画像検出装置の代表画面検出
制御回路の制御内容を示すフローチャートである。
【図6】本発明を適用した画像検出装置から出力される
間欠画像についての説明図である。
【図7】本発明を適用した画像検出装置から出力される
間欠画像についての説明図である。
【図8】本発明を適用した画像検出装置から出力される
間欠画像についての説明図である。
【図9】本発明を適用した映像音声信号記録再生装置の
ブロック構成図である。
【符号の説明】
1,10,20 画像検出装置、2 入力信号処理回
路、3 第1の画像メモリ、4 第2の画像メモリ、5
変化量検出回路、6,11 代表画面検出制御回路、
7 平均値演算回路、8 第3の画像メモリ、9 第2
の変化量検出回路

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 動画像中の1の画面である第1の画面
    と、この第1の画面の直前の第2の画面との第1の変化
    量を検出する変化量検出手段と、 上記第1の変化量を第1の閾値と比較し、この第1の変
    化量が第1の閾値より大きい場合に上記第1の画面を検
    出する画面検出手段と、 上記画面検出手段により検出した第1の画面を検出画面
    として出力する出力手段とを備える画像検出装置。
  2. 【請求項2】 上記変化量検出手段は、第1の変化量と
    して第1の画面と第2の画面との輝度の差分を検出する
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像検出装置。
  3. 【請求項3】 上記画面検出手段は、上記第1の変化量
    が第1の閾値より小さいときはこの第1の閾値を所定量
    少なくし、上記第1の変化量が第1の閾値より大きいと
    きは第1の画面を検出するとともに第1の閾値を所定量
    多くすることを特徴とする請求項1に記載の画像検出装
    置。
  4. 【請求項4】 上記第1の画面と、先に検出した検出画
    面との第2の変化量を検出する第2の変化量検出手段を
    備え、 上記画面検出手段は、上記第2の変化量を第2の閾値と
    比較し、この第2の変化量がこの第2の閾値より大きい
    場合にはさらに上記第1の変化量を第1の閾値と比較
    し、この第1の変化量が第1の閾値より小さいときは第
    1の画面を検出することを特徴とする請求項1に記載の
    画像検出装置。
  5. 【請求項5】 上記画面検出手段は、上記第2の変化量
    が第2の閾値より小さいときはこの第2の閾値を所定量
    少なくし、第2の変化量が連続してこの第2の閾値より
    大きい場合にはさらに上記第1の変化量を第1の閾値と
    比較し、第1の変化量が第1の閾値より大きいときは第
    1の閾値を所定量多くし、第1の変化量が第1の閾値よ
    り小さいときは第1の画面を検出するとともに第2の閾
    値を所定量多くすることを特徴とする請求項4に記載の
    画像検出装置。
  6. 【請求項6】 上記検出画面を記録媒体に記録する記録
    手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の画像検
    出装置。
  7. 【請求項7】 検出した画面を伝送する伝送手段を備え
    ることを特徴とする請求項1に記載の画像検出装置。
  8. 【請求項8】 動画像中の1の画面である第1の画面
    と、この第1の画面の直前の第2の画面との第1の変化
    量を検出し、 上記第1の変化量を第1の閾値と比較してこの第1の変
    化量が第2の閾値より大きい場合に上記第1の画面を検
    出し、 上記画面検出手段により検出した第1の画面を検出画面
    として出力することを特徴とする画像検出方法。
  9. 【請求項9】 第1の変化量として第1の画面と第2の
    画面との輝度の差分を検出することを特徴とする請求項
    8に記載の画像検出方法。
  10. 【請求項10】 上記第1の変化量が第1の閾値より小
    さいときはこの第1の閾値を所定量少なくし、上記第1
    の変化量が第1の閾値より大きいときは第1の画面を検
    出するとともに第1の閾値を所定量多くすることを特徴
    とする請求項8に記載の画像検出方法。
  11. 【請求項11】 上記第1の画面と、先に検出した検出
    画面との第2の変化量を検出し、 上記第2の変化量を第2の閾値と比較し、 この第2の変化量がこの第2の閾値より大きい場合には
    さらに上記第1の変化量を第1の閾値と比較し、 この第1の変化量が第1の閾値より小さいときは第1の
    画面を検出することを特徴とする請求項8に記載の画像
    検出方法。
  12. 【請求項12】 上記第2の変化量が第2の閾値より小
    さいときはこの第2の閾値を所定量少なくし、 第2の変化量が連続してこの第2の閾値より大きい場合
    にはさらに上記第1の変化量を第1の閾値と比較し、 第1の変化量が第1の閾値より大きいときは第1の閾値
    を所定量多くし、 第1の変化量が第1の閾値より小さいときは第1の画面
    を検出するとともに第2の閾値を所定量多くすることを
    特徴とする請求項11に記載の画像検出方法。
  13. 【請求項13】 上記検出画面を記録媒体に記録するこ
    とを特徴とする請求項8に記載の画像検出方法。
  14. 【請求項14】 上記検出画面を伝送することを特徴と
    する請求項8に記載の画像検出方法。
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JP2013135409A (ja) * 2011-12-27 2013-07-08 Olympus Corp 撮像装置

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