JPH10242216A - キャリアテープの製造方法及びその製造装置 - Google Patents

キャリアテープの製造方法及びその製造装置

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JPH10242216A
JPH10242216A JP4403297A JP4403297A JPH10242216A JP H10242216 A JPH10242216 A JP H10242216A JP 4403297 A JP4403297 A JP 4403297A JP 4403297 A JP4403297 A JP 4403297A JP H10242216 A JPH10242216 A JP H10242216A
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JP
Japan
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roller
semiconductor device
tape
carrier tape
adhesive tape
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JP4403297A
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Yoichi Sugano
洋一 菅野
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  • Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】半導体装置の包装に用いるキャリアテープにお
いて、半導体装置を粘着テープに接着する際の粘着テー
プ切れや、半導体装置を粘着テープに接着した後の経時
変化により発生する半導体装置と粘着テープとの接着強
度の低下、あるいは粘着テープからの半導体装置の脱落
を防止することである。 【解決手段】台紙2と粘着テープ3を貼り合わせるロー
ラーに、台紙2にあけた貼り付け穴5と等ピッチの突起
8を設けて突起付きローラー7とし、この突起付きロー
ラー7を用いて貼り合わせる前の粘着テープ部に、貼り
付け穴5に嵌合する凸部を形成する手段を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置を包装
するキャリアテープの製造方法及びその製造装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の技術を図面を用いて説明する。図
7は従来のキャリアテープの製造方法及びその製造装置
を示す説明図、図8はそのキャリアテープの側面図、図
9は従来のキャリアテープに半導体装置を貼り付けた状
態の正面図、図10は図9のW−W部の断面図である。
【0003】ここでいうキャリアテープ1とは、半導体
装置6の包装資材のことである。一般にキャリアテープ
1は、粘着テープ3と台紙2で構成されており、図7に
示すように粘着テープ3の表面に台紙2を巻き取りロー
ラー9で巻き取ることにより、図8のように粘着テープ
3と台紙2が粘着層3Aにより貼り合わされてキャリア
テープ1が完成する。
【0004】このようにして製造されたキャリアテープ
1に、図9のようにリード6Aとモールド部6Bで構成
されている半導体装置6を、図示しないテーピング装置
でテーピングする。このテーピングについて以下に説明
する。
【0005】図10に示すように、通常、半導体装置6
にはモールド部6Bの下面と、リード6Bの下面すなわ
ち実装面との間に、0.1mm程度のスタンドオフ6C
と呼ばれるクリアランスがある。そのため、最低でもこ
のスタンドオフ6Cとさらに1mm以下のキャリアテー
プ台紙2の厚みを合計した分だけ、テーピング装置でキ
ャリアテープ1の粘着テープ3を無理やり突き上げて引
き伸ばし、粘着テープ3の粘着層3Aに半導体装置のモ
ールド部6Bの下面を接着させてテーピングを完了させ
ている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
の製造方法で製造されたキャリアテープは、半導体装置
を粘着テープの粘着層に接着する際、最低でも0.1m
m程度のスタンドオフと1mm以下のキャリアテープ台
紙の厚みを合計した分だけ無理やり突き上げて引き伸ば
すため、初期状態においてもキャリアテープと半導体装
置の接着面積がとれず、なおかつ、貼り付けられた後は
元の状態、すなわち引き伸ばされる前の状態に戻ろうと
する復元力が働き、時が経つに連れて接着面積が少なく
なり、キャリアテープと半導体装置の接着強度の低下と
いう経時変化が生じ、キャリアテープから半導体装置が
脱落するといった不具合が発生する。
【0007】この課題を克服するためには、粘着テープ
を台紙に貼り付ける前に粘着テープの形状を凸状に形成
しておく必要があり、このキャリアテープの構造は公知
例としての特開平1−254569号公報に記載されて
いる。しかし、その製造方法については記載が無く、本
発明はこの粘着テープの形状を凸状に形成するためのキ
ャリアテープの製造方法及びその製造に用いる製造装置
を提供する。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、台紙と粘着テ
ープとを巻き取りローラーで重ねて巻き取って貼り合わ
せる半導体装置包装用のキャリアテープの製造方法にお
いて、巻き取りローラーの手前に台紙と粘着テープとを
貼り合わせる突起付きローラーを設け、この突起付きロ
ーラーはその外周面に台紙の半導体装置貼り付け穴と等
ピッチの突起を有し、貼り合わせる前の粘着テープに台
紙の半導体装置貼り付け穴と嵌合する凸部をあらかじめ
形成するキャリアテープの製造方法、及びこの突起付き
ローラーを備えた製造装置である。
【0009】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態について
図1〜図6を参照して説明する。図1の説明図及びその
Z部を拡大した図2に示すように、まず図示しない粘着
テープ3の巻き取り張力、巻き取り角度を調整して粘着
テープ3を突起付きローラー7の突起8に沿ってなぞる
ように巻き付け、その後突起付きローラー7に設けてあ
る図示しない送りピンにより、台紙2の貼り付け穴5に
ちょうど突起8がくるようにして粘着テープ3の粘着層
3Aの表面に台紙2を突起付きローラー7上で貼り合わ
せ、そのまま巻き取りローラー9で巻き取り、キャリア
テープ1が完成する。
【0010】ここで突起付きローラー7に設ける突起8
について説明する。突起8は、台紙2の半導体装置貼り
付け穴5と等ピッチに設けておき、幅、長さはいずれも
台紙2の貼り付け穴5より小さくして貼り付け穴5に嵌
合できるようにし、かつ幅は粘着テープ3より広くして
おく。また高さは、最低でも半導体装置6のスタンドオ
フ6Cと台紙2の厚さ以上にしておき、半導体装置6を
粘着層3Aに貼り付ける際、引き伸ばしたりすることな
く十分に接着面積がとれるようにしておく。
【0011】このようにして製造されたキャリアテープ
1の形状は、図3の平面図、及びそのX−X断面図であ
る図4のようになり、これに半導体装置6を図示しない
テーピング装置でテーピングすると図5の平面図、及び
そのY−Y断面図である図6のようになる。すなわち、
半導体装置モールド部6Bの下面と粘着層3Aとの接着
面積が十分とれている。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、キャリア
テープを製造する際、台紙と粘着テープとを貼り合わせ
る前に粘着テープに凸部を設けておくことにより、粘着
テープを引き伸ばしたりすることなく粘着層と半導体装
置モールド部とを無理なく接着でき、粘着テープ切れや
経時変化によるキャリアテープからの半導体装置の脱落
といった不具合を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を説明する図である。
【図2】図1のZ部の拡大図である。
【図3】本発明により形成したキャリアテープの平面図
である。
【図4】図3のX−X断面図である。
【図5】本発明により形成したキャリアテープに半導体
装置を接着したときの平面図である。
【図6】図5のY−Y断面図である。
【図7】従来技術の説明図である。
【図8】従来のキャリアテープの側面図である。
【図9】従来のキャリアテープに半導体装置を接着した
ときの平面図である。
【図10】図9のW−W断面図である。
【符号の説明】
1 キャリアテープ 2 台紙 3 粘着テープ 3A 粘着層 4 送り穴 5 貼り付け穴 6 半導体装置 6A モールド部 6B リード 6C スタンドオフ 7 突起付きローラー 8 突起 9 巻き取りローラー

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 台紙と粘着テープとを巻き取りローラー
    で巻き取って貼り合わせる半導体装置用のキャリアテー
    プの製造方法において、前記巻き取りローラーの手前に
    台紙と粘着テープとを貼り合わせる突起付きローラーを
    設け、この突起付きローラーは外周面に台紙の半導体装
    置貼り付け穴と等ピッチの突起を有し、貼り合わせる前
    の粘着テープに台紙の半導体装置貼り付け穴と嵌合する
    凸部をあらかじめ形成することを特徴とするキャリアテ
    ープの製造方法。
  2. 【請求項2】 前記突起付きローラーを用いて粘着テー
    プに形成した凸部と台紙の半導体装置貼り付け穴とをか
    み合わせ、粘着テープを台紙の穴からわずか突出させて
    貼り合わせる請求項1記載のキャリアテープの製造方
    法。
  3. 【請求項3】 前記突起付きローラーは、台紙の半導体
    装置貼り付け穴と等ピッチで、かつこの穴に嵌合する大
    きさの突起を有することを特徴とするキャリアテープの
    製造装置。
  4. 【請求項4】 前記突起は、半導体装置のモールド部下
    面からリード下面までの距離と台紙の厚さとの合計より
    も高く設けられている請求項3記載のキャリアテープの
    製造装置。
JP4403297A 1997-02-27 1997-02-27 キャリアテープの製造方法及びその製造装置 Expired - Lifetime JP2923881B2 (ja)

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