JPH10241417A - 被照明シートの照明方法および照明装置 - Google Patents

被照明シートの照明方法および照明装置

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JPH10241417A
JPH10241417A JP4536097A JP4536097A JPH10241417A JP H10241417 A JPH10241417 A JP H10241417A JP 4536097 A JP4536097 A JP 4536097A JP 4536097 A JP4536097 A JP 4536097A JP H10241417 A JPH10241417 A JP H10241417A
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Masayuki Katogi
真之 加藤木
Hideo Moriyama
秀男 森山
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Moriyama Sangyo KK
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】薄形で透視可能な照明装置により被照明シート
を前方から照明し、照明装置を透視して被照明シートを
鑑賞する被照明装置の照明方法およびこれに用いる照明
装置を提供する。 【解決手段】中間に間隙を形成してほぼ平行に配設され
た透明な一対の板体の間隙内に、透明な剛性管体6a内
に白熱フィラメントを配設した複数の管形発光体6を配
設し、照明装置1の背面に被照明シートを添接して、こ
れを照明装置1により前方から照明し、照明装置1を透
視して被照明シートを鑑賞する照明方法である。照明装
置1の一対の板体のうち一方は透明な耐熱性の板体であ
るが、他方は透光性または遮光性の板体であってもよ
い。この場合には、他方の板体の内面に被照明シートを
添接するか、他方の板体自体を被照明シートにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は被照明シートを照明
下で鑑賞する被照明シートの照明方法およびこれに用い
る照明装置に関する。
【0002】
【従来の技術】実開昭58−29369号公報には、絵
画類を照明するために、絵画類の装填部の上枠部および
下枠部の内部に細長いランプを配設した額縁が記載され
ている(従来技術1)。
【0003】また、実開昭63−69313号公報に
は、天井から吊垂するための索条を取り付けた偏平な本
体フレームの外表面に透光性シートを設けるとともに、
内部に照明器具を配設してなる照明器具を兼ねた間仕切
が記載されている(従来技術2)。
【0004】さらに、実開昭48−14077号公報に
は、襖などの建具の一面を透光性部材にするとともに、
内部に照明ランプを配設することが記載されている(従
来技術3)。
【0005】従来技術2および3は、いずれも間仕切や
建具の内部に照明装置を収納したもので、間仕切や建具
であると同時に周囲を照明することを目的にしている。
【0006】さらにまた、実開平1−62605号公報
には、透光性の装飾カバーを背面から透過照明するライ
トパネルが記載されている(従来技術4)。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来技術1は、額縁の
上下に照明装置を収納することによって、照明装置を外
部から見えなくした状態で絵画類を照明しようとするも
のであるが、額縁の上下から絵画類を照明しても、殆ど
真横方向からの照明になるから、絵画類を均一照度で照
明することが困難であるとともに、横方向からの照明は
不自然で、その意図にもかかわらず絵画類を美しく鑑賞
することはできない。また、この照明装置により、併せ
て周囲をも雰囲気よく照明することができない。
【0008】従来技術2ないし4は、専ら周囲を照明す
るのが目的であるが、同時に透光性部材に描かれた絵画
や模様を透過照明することができる。しかし、透光性部
材は光拡散性なので、光透過率が小さくて光の損失が大
きいばかりでなく、絵画や写真、紙または布地に表した
模様や色を表面から照明して、その質感を正しく表現さ
せて鑑賞するには不向きである。
【0009】本発明は、薄形で透視可能な照明装置によ
り被照明シートを前方から照明し、照明装置を通して被
照明シートを鑑賞する被照明シートの照明方法およびこ
れに用いる照明装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を達成するための手段】請求項1の発明の被照明
シートの照明方法は、中間に間隙を形成してほぼ平行に
配設された少なくとも一方が透明な耐熱性の一対の板体
と、耐熱性にして透明な剛性管体および剛性管体内に配
設された白熱フィラメントを備え、一対の板体間の間隙
内に互いに間隔をおいて配設された複数本の管形発光体
と、を具備している照明装置の背面または内面に被照明
シートを添接してその前方から照明し、照明装置の外側
から照明装置を通して被照明シートを鑑賞することを特
徴としている。
【0011】本発明および以下の各発明において、特に
指定しない限り用語の定義および技術的意味は次によ
る。
【0012】間隙とは、照明装置をなるべく薄形にする
ためには、少なくとも管形発光体をその間隙内に収納可
能である程度のサイズであることを最少として、好まし
くはさらに管形発光体の周囲に空気の通流を許容するよ
うなサイズである。
【0013】耐熱性とは、管形発光体の作動によって発
生する熱に対する耐熱性があることをいう。したがっ
て、板体および剛性管体はフィラメントから発生する熱
に耐えるものであれば、ガラス、合成樹脂、セラミック
スなどを用いることができる。なお、管形発光体の温度
上昇は消費する電力によって変化するので、耐熱性を温
度で規定するのは適当でない。
【0014】透明とは、無色透明および有色透明の両方
の意味において用いる。
【0015】板体は、少なくとも一方が透明であれば、
他方は透明または不透明すなわち透光性または遮光性の
いずれであってもよい。透明または透光性の板体として
は、ガラス、セラミックスおよび合成樹脂などの材料か
らなることを許容する。遮光性の板体としては、金属、
セラミックス、陶器、石材、木材などからなる板体を用
いることができる。 板体の形状は、四角形であること
が好ましいが、これに限定されない。たとえば、円形ま
たは楕円形など任意の形状を許容する。
【0016】剛性管体とは、その両端を支持した場合に
実質的に湾曲しない程度に剛性を備えている管体であれ
ばよい。したがって、ガラス、セラミックスまたは合成
樹脂などの材料からなることを許容する。管体は、断面
が円形の他に非円形であってもよい。
【0017】白熱フィラメントは、管形発光体自体が構
成する管形電球のフィラメントでもよいし、小形電球の
複数個を剛性管体内に長手方向に沿って適当な間隔で配
設することによって構成する小形電球のフィラメントで
あってもよい。前者においては、剛性管体が電球の外囲
器を構成し、したがって気密容器を形成する。そして、
白熱フィラメントは、長く単一の発光をする形態であっ
てもよいし、適当な間隔で間欠的に離間した複数の単位
フィラメントを間欠的に直列接続した形態であってもよ
い。後者においては、短寸のフィラメントが小形電球に
封入されるから、複数個の長手方向に間欠的に離間して
配設された単位フィラメントとなる。
【0018】被照明シートとは、照明すべきシートであ
って、材料としてはたとえば紙、布地、合成樹脂シー
ト、金属板、セラミックス板、陶板、石板または木板な
どからなるものを許容する。したがって、一対の板体の
他方は上記の被照明シートを兼ねることができる。他方
の板体の内面に被照明シートを添接するとは、両者が兼
用されている状態を含む。
【0019】また、被照明シートの表面状態としては、
表面に形成した色彩や模様、絵画や写真、さらには材料
の質感などであり、これらの任意のものを照明の対象に
することができる。
【0020】照明装置の取付位置としては、壁面、天
井、棚下などへの直付け、天井からの吊り下げ、支柱取
付など種々の態様を許容する。
【0021】そうして、本発明においては、被照明シー
トを照明装置の一方の板体の背面または内面に添接し
て、管形発光体を発光させると、被照明シートは管形発
光体の発光で前方から照明されるから、これを照明装置
の外方すなわち他方の板体の外側から鑑賞すると、すこ
ぶる美麗に見える。板体および剛性管体は透明であり、
さらに管形発光体の白熱フィラメントは細いから、照明
装置はこれを透視しての被照明シートの鑑賞に大きな妨
げとはならない。なお、同時に照明装置の管形発光体か
らの発光は他方の板体を透過し、しかも照明装置は複数
本の管形発光体が分散して配設されているから、面状の
発光となり、同時に周囲を柔らかく照明して良好な雰囲
気を醸し出す。
【0022】したがって、本発明の被照明シートの照明
方法は高級店舗のアクセント照明方法として好適であ
る。しかし、本発明は店舗だけでなくあらゆる場所に適
応する。
【0023】請求項2の発明の照明装置は、間隔をおい
てほぼ平行に配設され,少なくとも一方は透明である耐
熱性の一対の板体と;透明な耐熱性の剛性管体および剛
性管体内に配設された白熱フィラメントを備え、一対の
板体間の間隙内に互いに間隔をおいて配設された複数本
の管形発光体と;を具備していることを特徴としてい
る。
【0024】本発明は、請求項1の照明方法に用いるこ
とができるが、それ以外の照明にも使用できる照明装置
である。
【0025】一対の板体は、両方が透明または他方が不
透明な板体たとえば金属板によって構成することができ
る。後者の場合には、被照明シートを不透明な板体の内
面に添接するか、不透明な板体自体を被照明シートに利
用すればよい。不透明な板体自体を被照明シートに利用
する場合には、板体の内面に所望の模様、色彩、絵画な
どを印刷、焼き付け、転写などにより形成する。ただ
し、所望により材料の質感をそのまま被照明シートとし
て利用することもできる。
【0026】また、板体は適当な大きさであることを許
容するが、種々の建築モジュールサイズを採用して、た
とえば294mm角の大きさとすることにより、建材た
とえば天井パネルなどと代替させることもできる。
【0027】各管形発光体は、適当な間隔で配設されて
いればよく、等間隔である必要はないが、均一照度を得
るためにはなるべく等間隔にすることが望ましい。
【0028】請求項3の発明の照明装置は、透明な耐熱
性の剛性管体および剛性管体内に配設され間欠的に配設
された複数個の白熱フィラメントを備えた複数本の管形
発光体と;中間に間隙を形成してほぼ平行に配設される
とともに、間隙内に複数本の管形発光体を分散して支持
しており、少なくとも一方は透明であって管形発光体の
白熱フィラメントに対向する部分にグレア防止部を形成
した耐熱性の一対の板体と;を具備していることを特徴
としている。
【0029】本発明は、少なくとも被照明シートの鑑賞
方向前方の透明な板体の白熱フィラメントに対向する部
分にグレア防止部を形成している。
【0030】グレア防止部は、白熱フィラメントを直視
できないようにすればよく、たとえば板体の表面すなわ
ち外面または内面に光拡散処理をすることによって実現
できる。光拡散処理は、サンドブラストによる粗面化、
半透明インクのシルクスクリーン印刷による付着、耐熱
性光拡散シートの貼着などによればよい。また、不透光
性シートを貼着してもよい。
【0031】そうして、本発明においては、白熱フィラ
メントに対向してグレア防止部を形成したことにより、
照明装置を直視してもグレアが低下しているので、眩し
くない。しかし、板体の面積に対するグレア防止部の面
積があまり大きくなると、被照明シートの見え方が悪く
なるので、白熱フィラメントを小さく複数に区分し、か
つその間隔を適度に広げることにより、見え方の悪化を
実用上差し支えない程度に緩和することができる。
【0032】さらに、グレア防止部は、フィラメントに
正対する部分を強い光拡散性または反射性とし、その周
囲を段階的または連続的に光拡散性または反射性を弱く
することができる。このようにすると、板体の透視性を
弱めないで、グレアを所望の程度まで軽減することがで
る。
【0033】請求項4の発明の照明装置は、一対のスペ
ーサと;対向する第1の一対の縁辺間にそれぞれスペー
サを介在させることによって中間に間隙を形成してほぼ
平行に配設され、少なくとも一方は透明である耐熱性に
して四角形の一対の板体と;透明な耐熱性の剛性管体お
よび剛性管体内に配設された白熱フィラメントを備え、
一対の板体間の間隙内に周囲に間隙を形成して配設さ
れ、かつ少なくとも一端が一対のスペーサの少なくとも
一方に支持された複数本の管形発光体と;第1の縁辺と
直交する第2の一対の縁辺間に形成された通気孔と;を
具備していることを特徴としている。
【0034】本発明においては、スペーサで一対の板体
の間隔を規定するとともに、少なくともその一方が管形
発光体を支持している。管形発光体が両端支持形の構造
であれば、一対のスペーサでその両端を支持する。ま
た、一端支持形の構造であれば、いずれか一方のスペー
サで支持する。
【0035】スペーサは、適当な材質および構造である
ことを許容する。スペーサに予め管形発光体を取り付け
てから、その両側に板体を配置して適当な固着具を用い
て一体化することができる。また、他の組み立て形とし
ては、一方の板体にスペーサを取り付けておき、次に管
形発光体を装着し、最後に他方の板体を取り付けること
もできる。
【0036】また、本発明においては、管形発光体の発
光の明るさを可変するための調光装置を配設することが
できる。調光装置は、これをスペーサに内蔵することが
できる。しかし、要すれば調光装置をスペーサの外側に
取り付けてもよいし、スペーサから離間した位置に配設
してもよい。さらには、照明装置に給電する配線の途中
に調光装置を介在させてもよい。
【0037】そうして、本発明においては、板体間を所
定間隔にするスペーサによって管形発光体を装着するの
で、照明装置の構造が簡単になる。
【0038】また、スペーサを介在させた第1の縁辺と
直交する第2の縁辺に通気孔を形成したので、板体間に
発散される管形発光体の熱を空気の対流によって外部に
放散させることができる。通気孔を上下方向になるよう
照明装置の向きを規定することにより、一層対流が促進
される。しかし、本発明においては、通気孔を横方向に
配置しても対流は行われるので、通気孔の位置は制限さ
れない。
【0039】請求項5の発明の照明装置は、中間に間隙
を形成してほぼ平行に配設された透明な一対のガラス板
体と;透明なガラス管体およびガラス管体内に配設され
た白熱フィラメントを備え、一対のガラス板体間の間隙
内に間隔をおいて配設された複数本の管形発光体と;一
方のガラス板体の背面に被照明シートを挿入する小間隙
を形成して配設された耐熱性にして遮光性の背板と;を
具備していることを特徴としている。
【0040】耐熱性とは、管形発光体の作動温度によっ
て背板が変形ないし劣化しない程度に耐熱性があること
をいう。
【0041】本発明は、板体および剛性管体を透明なガ
ラスで形成するとともに、一方のガラス板と背板との間
に小間隙を形成している。そして、その小間隙に被照明
シートを差し込んで被照明シートを照明装置に添接する
ようにしたものである。
【0042】したがって、本発明によれば、被照明シー
トをガラス板に添接するのが容易であり、また所望によ
り被照明シートを任意に差し替えて照明することができ
る。小間隙とは、その間隙に被照明シートを丸まらない
状態で差し込める程度の間隙をいう。そして、被照明シ
ートは、前述のように多少厚手の場合でも許容されるか
ら、これらを差し込めるような間隙である。
【0043】請求項6の発明の照明装置は、請求項4記
載の照明装置において、スペーサは、その少なくとも一
方が管形発光体のソケットを兼ねており;管形発光体
は、その少なくとも一方の端部に端子が形成されてソケ
ットに接続されることによって電気的および機械的に接
続されている;ことを特徴としている。
【0044】管形発光体の端子は、ソケットに電気的お
よび機械的に接続するために必要な任意の構造を採用す
ることができる。管形発光管の両端または一端に端子を
形成することができる。両端に端子を形成する場合に
は、たとえば管形発光体の端部から端子片が軸方向また
は軸と直交する方向に突出した構造、両端部の周囲にリ
ング状に端子を形成した構造などを適宜採用することが
できる。また、管形発光管の一端に端子を形成する場合
には、たとえばねじ込み口金形の構造、一対の端子を軸
方向または軸と直交する方向に突設する構造、両端部の
周囲に軸方向に離間する一対のリング状の端子を形成す
る構造などを適宜採用することができる。
【0045】ソケットは、端子と協働して管形発光体の
電気的および機械的接続を支援するものであるから、端
子の構造に合わせた構造とする。
【0046】そうして、本発明は管形発光体を端子およ
びこれと協働するソケットによって電気的および機械的
に接続するものであるから、管形発光体の着脱を容易に
することができる。このため、いずれかの管形発光体の
フィラメント断線した場合には、板体を取り除いて所望
の管形発光体を容易に取り外すことができる。しかも、
スペーサがソケットを兼ねているから、構造を簡素化す
ることができる。
【0047】請求項7の発明の照明装置は、請求項4ま
たは6記載の照明装置において、通気孔は、第2の一対
の縁辺間に配設された枠体に形成されていることを特徴
としている。
【0048】本発明は、第2の一対の縁辺に枠体を配設
したので、板体間の周囲がスペーサおよび枠体によって
包囲されることによって外観が良好になるとともに、枠
体に通気孔を形成してあるので、必要な放熱が行われ、
したがって照明装置の内部に熱が内部に隠ることがな
い。
【0049】請求項8の発明の照明装置は、請求項2な
いし7のいずれか一記載の照明装置において、管形発光
体は、白熱フィラメントが直列接続された複数の無口金
小形電球のフィラメントであることを特徴としている。
【0050】本発明は、白熱フィラメントとして無口金
小形電球のフィラメントを用いる。無口金小形電球は、
一般照明用電球に比べて以下の主な理由により寿命が極
めて長いものを得ることができる。一般照明用電球は定
格寿命が1,000hであるが、無口金小形電球におい
ては交流点灯で5,000〜30,000hのものを容
易に得ることができる。
【0051】・低電圧点灯のため、フィラメントが太く
て、しかも短いので、振動に強い。 ・キセノンを封入したものは、一般照明用電球に封入さ
れているアルゴンに比べて熱伝導がよくないので、熱損
失が減少する。
【0052】・ガラスバルブが小さいので、封入ガスの
対流損失が殆どない。
【0053】・パーフォーマンスゲッターの使用によっ
て点灯中の放出酸素および水素などの不純ガスを吸着す
る。
【0054】・口金がないので、口金による熱損失がな
い。
【0055】・点灯中のガス圧力が高いので、タングス
テンの蒸発が抑制される。
【0056】また、キセノン封入により発光の色温度が
高くなり、いわゆる白色光が得られる。
【0057】無口金小形電球には、両端封止形と片封止
形とがある。本発明においては、いずれでもよいが、両
端封止形の方が剛性管体内の配線引き回しが簡単なの
で、剛性管体の径を小さくできる。
【0058】無口金小形電球の複数を直列接続すること
により、商用交流電源電圧を直接印加して点灯すること
ができる。この場合、無口金小形電球の定格電圧に直列
される電球の数を乗じた値が定格電源電圧値の110%
±5%の範囲に入るように設定することにより、配電線
電圧が多少高くても管形発光体の長寿命化を確実にでき
る。
【0059】そうして、本発明においては、白熱フィラ
メントに無口金小形電球を用いることにより、長寿命な
照明装置を得ることができる。また、キセノンガスを封
入した無口金小形電球を用いれば、さらに白色光で色温
度の高い照明をすることができる。
【0060】請求項9の発明の照明装置は、請求項2な
いし4のいずれか一記載の照明装置において、透明な耐
熱性の板体は、その周縁部が遮光性を付与されているこ
とを特徴としている。
【0061】板体の周縁部はスペーサや枠体などが配設
され、これらが前面から透明な板体を介して透視できる
と、煩わしいときは、本発明によって周縁部に遮光性を
付与すればよい。なお、ここで遮光性とは内部が透視で
きなければよいので、光拡散性の処理をも含む。
【0062】請求項10の発明の照明装置は、請求項
4、6または7記載の照明装置において、一方のスペー
サは、その外面に受電用のコネクタを備え;他方のスペ
ーサは、その外面に電源送り用のコネクタを備え;両コ
ネクタ間に延在する一対の送り線を備えている;ことを
特徴としている。
【0063】受電用のコネクタは、交流電源から受電し
て照明装置の管形発光体を点灯して被照明シートを照明
するとともに、送り線および電源送り用のコネクタを介
して隣接する照明装置に電源を送ることができる。
【0064】送り線は、管形発光体の放射熱によってそ
の絶縁被覆が損傷しないように適当な遮熱性の鎧装管で
外側を被覆することができる。
【0065】上記のように本発明は、複数の照明装置を
連接する場合に便利な構成を備えている。
【0066】請求項11の発明の照明装置は、請求項1
0記載の照明装置において、コネクタは、マグネット吸
着機構を備えていることを特徴としている。
【0067】コネクタがマグネット吸着機構を備えてい
るため、隣接する照明装置との電気接続作業が容易であ
る。受電用のコネクタは、一対の差し込みピンが突出
し、送り用のコネクタは、差し込み孔の内部に収納され
た接点に差し込みピンが接続する構造とすれば、充電部
露出対策上安全である。
【0068】請求項12の照明装置は、請求項4、6、
7、10または11記載の照明装置において、スペーサ
は、一対の板体の第1の縁辺に沿って延在し底面に形成
した複数の第1の開口および管形発光体の両端部が挿入
される第2の開口が形成された中空の絶縁性線樋体、絶
縁性線樋体の底面に添接されて絶縁性線樋体の長手方向
に延在している板状の導電条、ならびにそれぞれ第1の
開口を介して導電条に接続しかつ第2の開口に臨在する
複数の受金を備えていることを特徴としている。
【0069】本発明はスペーサ兼ソケットの構造を規定
したものである。
【0070】絶縁性線樋体は長手方向に2分割して内部
にソケットを収納するようにすることができる。板状の
導電体の一端に電源を接続することができる。
【0071】請求項13の発明の照明装置は、請求項2
ないし4のいずれか一記載の照明装置において、一対の
板体は、その隅部において中空の固着子で所定間隔に固
着されていることを特徴としている。
【0072】本発明は、一対の板体を所定の間隔に固着
する固着子として中空のものを用いることにより、固着
子の中空部を照明装置の取り付けに利用できるようにし
たものである。すなわち、固着子の中空部に細いワイヤ
などの索条を通して照明装置を吊り下げたりすることが
できる。
【0073】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0074】図1は、本発明の照明装置の第1の実施形
態を示す正面図である。
【0075】図2は、同じく左側面図である。
【0076】図3は、同じく上面図である。
【0077】図4は、同じく図1のIV−IV線に沿う
断面図である。
【0078】図5は、同じく図1のV−V線に沿う断面
図である。
【0079】各図において、1は照明装置、2は第1の
板体、3は第2の板体、4はスペーサ、5は固着子、6
は管形発光体、7は背板、8は枠体である。
【0080】第1の板体2は、正四角形の透明なガラス
板からなり、その周囲に遮光枠2aが形成され、また詳
細を後述する白熱フィラメントに対向する部分にグレア
防止部2bが形成されている。遮光枠2aおよびグレア
防止部2bは、ともに第1の板体2の内面にサンドブラ
スト処理による粗面化によって形成されている。
【0081】第2の板体3は、第1の板体2と同一サイ
ズの正四角形の透明なガラス板からなる。
【0082】第1および第2の板体2、3は、一対のス
ペーサ4、4によって所要の間隙G1を形成するよう間
隔を保持されながら4隅を固着子5によって固着されて
いる。 スペーサ4は、第1および第2の板体2、3の
対向する第1の縁辺に対向して配設されている。
【0083】また、スペーサ4は、管形発光体6のソケ
ットを兼ねている。すなわち、スペーサ4は、図5に示
されているように、絶縁性線樋体4a、絶縁性線樋体4
aの底面に添接された板状の導電条4bおよび複数の受
金4cからなる。
【0084】絶縁性線樋体4aは、一対の合成樹脂製の
チャンネル体4a1、4a2を覆合することによって内
部を中空に構成している。
【0085】図6は、本発明の照明装置の第1の実施形
態に用いられているスペーサの一部を示す一部断面正面
図である。
【0086】一方のチャンネル体4a1は、その底面に
複数の第1の開口Aおよび第1の開口Aに対向して正面
に複数の切欠B1をそれぞれ形成している。図4および
図5に示すように、一方のチャンネル体4a1に覆合す
る断面逆L字状の他方のチャンネル体4a2に切欠B2
を形成し、この切欠B2と、上記切欠B1とが協働して
第2の開口Bを形成する。
【0087】ところで、受金4cは予め導電条4bにス
ポット溶接によって接続されており、第1の開口A内に
位置するとともに、第2の開口Bに対面する。導電条4
bは、透孔4dに小さなビス(図示しない。)をねじ込
むことにより、チャンネル体4a1に固着される。チャ
ンネル体4a1は、透孔4eに第1の板体2の内面から
ビスをねじ込むことによって所定の位置に固着される。
【0088】ソケットに管形発光体6を装着するには、
一方の板体2を取り外すとともに、スペーサ4のチャン
ネル体4a2をチャンネル体4a1から取り外し、管形
発光体の端子6eを受金4cに圧入する。そして、再び
チャンネル体4a2をチャンネル体4a1に覆合し、板
体2を取り付ければよい。チャンネル体4a2を予め板
体2にビスで固定しておけば、板体2の着脱することに
より、管形発光体6を着脱できるようにすることができ
る。
【0089】固着子5は、図1に示すように中空部5a
を備えている。また、たとえば図2に示すように一部が
背面側に長く突出しているとともに、その突出部の内部
に中空部5a内に挿入されたワイヤを任意の位置でロッ
クするワイヤロック機構(図示しない。)を備えてい
る。ロックは固着子5の突出部を押すことにより解除す
ることができる。
【0090】図7は、本発明の照明装置の第1の実施形
態における管形発光体の斜視図である。
【0091】図において、6aは剛性管体、6bは無口
金小形電球、6cは内部リード線、6dは絶縁キャッ
プ、6eは端子である。
【0092】剛性管体6aは、透明ガラス管からなり、
内部に4個の無口金小形電球6bが直列接続して配設さ
れている。
【0093】内部リード線6cは、無口金小形電球6b
相互間および両端の無口金小形電球6bと端子6eとの
間を接続している。無口金小形電球6b相互間の内部リ
ード線6cには、その中間を剛性管体6aの内径に近い
径のリング状屈曲部6c1を形成して、無口金小形電球
6bが振動によって剛性管体6aに衝突して破損するこ
とのないよう振れ止めを行っている。
【0094】絶縁キャップ6dは、合成樹脂製で、剛性
管体6aの両端開口部を閉塞するとともに、端子6eを
支持している。
【0095】端子6eは、剛性管体6aと同軸に配設さ
れている。
【0096】図8は、本発明の照明装置の第1の実施形
態における無口金小形電球の正面図である。
【0097】無口金小形電球6bは、ガラスバルブ6b
1、フィラメント6b2、リード線6b3からなる。
【0098】ガラスバルブ6b1は、両端にピンチシー
ル部6b4が形成され、内部にほぼ同軸にフィラメント
6b2を封装するとともに、キセノンガスを封入してい
る。
【0099】リード線6b3は、ガラスバルブ6b1内
でフィラメント6b2を支持するとともに、ピンチシー
ル部6b4を気密に通過して外部にいったん導出されて
から折り返されて再び先端がピンチシール部6b4に埋
設されている。
【0100】この無口金小形電球6bは、定格電圧が2
7V、定格消費電力が10Wまたは5W(いずれかの定
格のものを選択することができる。)、定格寿命が2
0,000hである。
【0101】再び図1ないし5に戻って説明する。
【0102】背板7は、ステンレス薄板からなり、第2
の板体3の背面に第2の間隙G2を形成して、固着子5
で第1および第2の板体2、3と一緒に固定されてい
る。
【0103】枠体8は、第1および第2の板体2、3の
スペーサ4を配設した第1の縁辺と直交する第2の縁辺
を包囲するように取り付けられている。この枠体8に
は、複数の通気孔8aが形成されている。
【0104】上記枠体8およびスペーサ4の固着子5に
対向する部位には、透孔9が形成され、固着子5にも透
孔9に対向する貫通孔(図示しない。)が形成されてい
る。
【0105】図2において、10はスペーサ4に形成さ
れた電源導入孔である。
【0106】図4において、11はスペーサ4、4の間
に装架された金属チューブで、電源の一極に接続するリ
ード線を熱的に保護する。
【0107】そうして、以上構造を詳細に説明した照明
装置1を用いて被照明シート(図示しない。)を照明す
るには、背板7と第2の板体3との間に形成された間隙
G2内に被照明シートを差し込み、管形発光体6に商用
交流電圧を印加する。商用交流電圧の印加により各無口
金小形電球6bにほぼ定格電圧ないしは若干低い電圧が
印加されて各無口金小形電球6bが発光する。すると、
被照明シートがその前方からほぼ均一に照明されるか
ら、照明装置1を透視して被照明シートを鑑賞すること
ができる。照明装置1は、薄くて第1の板体2は透明で
あり、また管形発光体6は剛性管体6aが透明で、かつ
フィラメント6b2は細いので、照明装置1を透視して
の鑑賞に違和感が伴わない。むしろ、被照明シートの全
面が均一に光照射されるから、非常に鮮やかに照らし出
され、さらに管形発光体6から照明装置1の前方に放射
した光は周囲を柔らかく照明するから、快適な雰囲気を
醸し出す。
【0108】また、照明装置1を所望に取り付けるため
に、固着子5の中空部5aまたは透孔9を利用すること
ができる。
【0109】さらに、照明装置1を壁面または天井面な
どの取付面に取り付ける際に、固着子5の背面側に突出
した部分が取付面に当接するので、空気層が照明装置1
の背面に形成され、遮熱に効果的である。
【0110】図9は、本発明の照明装置の第2の実施形
態を示す左側面図である。
【0111】図において、図2と同一部分には同一符号
を付して説明は省略する。
【0112】本実施形態は、マグネット吸着機構付の電
源送り用のコネクタ12をスペーサ4の外面に配設した
ものである。コネクタ12は、絶縁ベース12aの中央
に磁極片12bを配置し、その両側に一対の差し込み孔
12cを形成し、差し込み孔12cの内方に接点12
d、12dを収納している。接点12c、12cには図
示しない反対側のスペーサに配設した受電用のコネクタ
の両極が図示しない送り線を介して接続されている。磁
極片12bには絶縁ベース12aの内部においてマグネ
ット(図示しない。)が当接している。
【0113】なお、受電用のコネクタは、上記送り用の
コネクタ12に接続できる構造であって、一対の接続ピ
ンが絶縁ベースから突出し、接続ピンの中央に鉄片が配
設されている構造である。接続ピンが差し込み孔に挿入
して接点に当接することで接続が行われる。鉄片は、電
源送り用のコネクタ12の磁極片12bに吸着されて両
コネクタを接続状態に保持する。
【0114】本実施形態においては、複数の照明装置を
連接する場合に好適である。
【0115】図10は、本発明の照明装置を垂直にした
状態で懸垂して使用する態様を示す概念図である。
【0116】図において、照明装置1は詳細構造を省略
している。照明装置1の透孔9および固着子5に形成し
た透孔に一対のワイヤ13、13を取り付けて懸垂支持
する構成である。照明装置を間仕切として用いることも
できる。この場合、要すれば照明装置1の一対の板体を
透明なものにして両面から光を出すこともできる。
【0117】図11は、本発明の照明装置を水平にした
状態で懸垂して使用する態様を示す概念図である。
【0118】本実施形態においては、固着子の中空部5
aを用いてワイヤ13を取り付けている。
【0119】図12は、本発明の照明装置を額縁に収納
して使用する態様を示す概念図である。
【0120】本実施形態においては、額縁14の中に照
明装置1を収納し、額縁14を紐15によって掛け具1
6に取り付けたものである。図示は省略したが、要すれ
ば額縁14の上下に照明装置に連通する通気孔を形成し
てもよい。
【0121】図13は、本発明の照明装置の複数を連接
して使用する態様を示す概念図である。
【0122】本実施形態においては、壁面または天井面
などの取付面に複数の照明装置1を上下左右に連接す
る。連接に当たっては通気冷却を良好にするために、多
少の間隔をおいて取り付けるのが好ましい。シャンデリ
ア的な照明雰囲気を望む場合には、一方の板体にグレア
防止部を形成しないのがよい。
【0123】図14は、本発明の照明装置を複数連接し
て棚を形成する態様を示す概念図である。
【0124】本実施形態においては、3個の照明装置1
を連接し、柱17、17を取り付け、かつステー18を
付設したものである。照明装置1を棚板として使用して
もよいし、要すれば別に棚板を上に取り付けてもよい。
【0125】図15は、本発明の照明装置を電気スタン
ドにして使用する態様を示す概念図である。
【0126】本実施形態においては、4個の照明装置1
を支柱19に取り付けたものである。なお、20は支柱
19の下端に取り付けた底板である。照明装置1は、表
裏から光を出すように背板を取り付けないで、かつ第2
の板体も透明なものを用いるとよい。
【0127】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、照明装置が被
照明シートを前方から均一に照明するから、被照明シー
トは非常に鮮やかに照らし出されるが、照明装置は薄
く、しかも一方の板体および剛性管体は透明で、さらに
フィラメントは細いので、照明された被照明シートを照
明装置を透視して鑑賞しても違和感を伴わないととも
に、管形発光体から前方に放射した光が周囲を柔らかく
照明するから、快適な雰囲気を醸し出す照明方法を提供
することができる。
【0128】請求項2ないし13の各発明によれば、照
明装置が被照明シートを均一に照明するから、被照明シ
ートは非常に鮮やかに照らし出されるが、照明装置は薄
く、しかも少なくとも一方の板体および剛性管体は透明
で、さらにフィラメントは細いので、照明された被照明
シートを照明装置を透視して鑑賞しても違和感を伴わな
いとともに、管形発光体から前方に放射した光が周囲を
照明するから、快適な雰囲気を醸し出すことができ、ま
た他方の板体をも透明にするとともに、被照明シートを
用いなければ、表裏両面側を照明する照明装置を提供す
ることができる。
【0129】請求項3の発明によれば、加えてグレア防
止部を一方の板体のフィラメントに対向して形成したこ
とにより、フィラメントによるグレアを抑制した照明装
置を提供することができる。
【0130】請求項4の発明によれば、加えて一対の板
体をスペーサによって所定の間隙を形成するとともに、
スペーサに管形発光体を支持させるので、構造が簡単な
照明装置を提供することができる。
【0131】請求項5の発明によれば、加えて他方の板
体の背面に小間隙を介して耐熱性にして遮光性の板体を
配設したので、被照明シートを添接しやすい照明装置を
提供することができる。
【0132】請求項6の発明によれば、加えてスペーサ
に管形発光体のソケットを兼ねさせることにより、管形
発光体の着脱が容易な照明装置を提供することができ
る。
【0133】請求項7の発明によれば、加えて板体のス
ペーサの長手方向と直交する第2の縁辺を枠体で包囲す
るとともに、枠体に通気孔を形成したので、外観が良好
で、しかも放熱の容易な照明装置を提供することができ
る。
【0134】請求項8の発明によれば、加えて管形発光
体のフィラメントとして無口金小形電球のフィラメント
を利用することにより、長寿命で、しかも振動に強い照
明装置を提供することができる。
【0135】請求項9の発明によれば、加えて一方の板
体の周縁部に遮光性を付与したので、外観が良好な照明
装置を提供することができる。
【0136】請求項10の発明によれば、加えてスペー
サの一方の外面に受電用のコネクタを、他方のスペーサ
の外面に電源送り用のコネクタを、それぞれ備えたこと
により、複数の照明装置を連接する場合に便利な照明装
置を提供することができる。
【0137】請求項11の発明によれば、加えてコネク
タがマグネット吸着機構を備えていることにより、連接
作業の容易な照明装置を提供することができる。
【0138】請求項12の発明によれば、加えてスペー
サ兼ソケットの組立しやすい構造を具備した照明装置を
提供することができる。
【0139】請求項13の発明によれば、加えて各板体
を中空の固着子によって固着することにより、固着子を
利用して取り付けることができる照明装置を提供するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の照明装置の第1の実施形態を示す正面
【図2】同じく左側面図
【図3】同じく上面図
【図4】図1のIV−IV線に沿う断面図
【図5】図1のV−V線に沿う断面図
【図6】本発明の照明装置の第1の実施形態に用いられ
ているスペーサの一部を示す一部断面正面図
【図7】本発明の照明装置の第1の実施形態における管
形発光体の斜視図
【図8】本発明の照明装置の第1の実施形態における無
口金小形電球の正面図
【図9】本発明の照明装置の第2の実施形態を示す左側
面図
【図10】本発明の照明装置を垂直にした状態で懸垂し
て使用する態様を示す概念図
【図11】本発明の照明装置を水平にした状態で懸垂し
て使用する態様を示す概念図
【図12】本発明の照明装置を額縁に収納して使用する
態様を示す概念図
【図13】本発明の照明装置を複数連接して使用する態
様を示す概念図
【図14】本発明の照明装置を複数連接して棚を形成し
た態様を示す概念図
【図15】本発明の照明装置を電気スタンドにして使用
する態様を示す概念図
【符号の説明】
1…照明装置 2…第1の板体 2a…遮光枠 2b…グレア防止部 5…固着子 5a…中空部 6…管形発光体 6a…剛性管体 6c…内部リード線 6c1…リング状屈曲部 6d…絶縁キャップ

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】中間に間隙を形成してほぼ平行に配設され
    たすくなくとも一方が透明な耐熱性の一対の板体と、透
    明な耐熱性の剛性管体および剛性管体内に配設された白
    熱フィラメントを備え、一対の板体間の間隙内に互いに
    間隔をおいて配設された複数本の管形発光体と、を具備
    している照明装置の背面または内面に、被照明シートを
    添接してその前方から照明し、照明装置の外側から照明
    装置を透視して被照明シートを鑑賞することを特徴とす
    る被照明装置の照明方法。
  2. 【請求項2】間隔をおいてほぼ平行に配設され,少なく
    とも一方は透明である耐熱性の透明な一対の板体と;透
    明な耐熱性の剛性管体および剛性管体内に配設された白
    熱フィラメントを備え、一対の板体間の間隙内に互いに
    間隔をおいて配設された複数本の管形発光体と;を具備
    していることを特徴とする照明装置。
  3. 【請求項3】透明な耐熱性の剛性管体および剛性管体内
    に配設され間欠的に配設された複数個の白熱フィラメン
    トを備えた複数本の管形発光体と;中間に間隙を形成し
    てほぼ平行に配設されるとともに、間隙内に複数本の管
    形発光体を分散して支持しており、少なくとも一方は透
    明であって管形発光体の白熱フィラメントに対向する部
    分にグレア防止部を形成した耐熱性の一対の板体と;を
    具備していることを特徴とする照明装置。
  4. 【請求項4】一対のスペーサと;対向する第1の一対の
    縁辺間にそれぞれスペーサを介在させることによって中
    間に間隙を形成してほぼ平行に配設され、少なくとも一
    方は透明である耐熱性にして四角形の一対の板体と;透
    明な耐熱性の剛性管体および剛性管体内に配設された白
    熱フィラメントを備え、一対の板体間の間隙内に周囲に
    間隙を形成して配設され、かつ少なくとも一端が一対の
    スペーサの少なくとも一方に支持された複数本の管形発
    光体と;第1の一対の縁辺と直交するする第2の一対の
    縁辺間に形成された通気孔と;を具備していることを特
    徴とする照明装置。
  5. 【請求項5】中間に間隙を形成してほぼ平行に配設され
    た透明な一対のガラス板体と;透明なガラス管体および
    ガラス管体内に配設された白熱フィラメントを備え、一
    対のガラス板体間の間隙内に間隔をおいて配設された複
    数本の管形発光体と;一方のガラス板体の背面に被照明
    シートを挿入する小間隙を形成して配設された耐熱性に
    して遮光性の板体と;を具備していることを特徴とする
    照明装置。
  6. 【請求項6】スペーサは、その少なくとも一方が管形発
    光体のソケットを兼ねており;管形発光体は、その少な
    くとも一方の端部に端子が形成されてソケットに接続さ
    れることによって電気的および機械的に接続されてい
    る;ことを特徴とする請求項4記載の照明装置。
  7. 【請求項7】通気孔は、第2の一対の縁辺間に配設され
    た枠体に形成されていることを特徴とする請求項4また
    は6記載の照明装置。
  8. 【請求項8】管形発光体は、白熱フィラメントが直列接
    続された複数の無口金小形電球のフィラメントであるこ
    とを特徴とする請求項2ないし7のいずれか一記載の照
    明装置。
  9. 【請求項9】透明な耐熱性の板体は、その周縁部が遮光
    性を付与されていることを特徴とする請求項2ないし4
    のいずれか一記載の照明装置。
  10. 【請求項10】一方のスペーサは、その外面に受電用の
    コネクタを備え;他方のスペーサは、その外面に電源送
    り用のコネクタを備え;両コネクタ間に延在する一対の
    送り線を備えている;ことを特徴とする請求項4、6ま
    たは7記載の照明装置。
  11. 【請求項11】コネクタは、マグネット吸着機構を備え
    ていることを特徴とする請求項10記載の照明装置。
  12. 【請求項12】スペーサは、一対の板体の第1の縁辺に
    沿って延在し底面に形成した複数の第1の開口および管
    形発光体の両端部が挿入される第2の開口が形成された
    中空の絶縁性線樋体、絶縁性線樋体の底面に添接されて
    絶縁性線樋体の長手方向に延在している板状の導電条、
    ならびにそれぞれ第1の開口を介して導電条に接続しか
    つ第2の開口に臨在する複数の受金を備えていることを
    特徴とする請求項4、6、7、10または11記載の照
    明装置。
  13. 【請求項13】一対の板体は、その隅部において中空の
    固着子で所定間隔に固着されていることを特徴とする請
    求項2ないし4のいずれか一記載の照明装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006318737A (ja) * 2005-05-12 2006-11-24 Ohe Electric Corp 発光ボード
JP2008057212A (ja) * 2006-08-31 2008-03-13 Matsushita Electric Ind Co Ltd トイレ装置とそれを備えた衛生洗浄装置
JP2008057213A (ja) * 2006-08-31 2008-03-13 Matsushita Electric Ind Co Ltd トイレ装置とそれを備えた衛生洗浄装置

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