JPH11297480A - カラー照明方式およびカラー照明装置 - Google Patents
カラー照明方式およびカラー照明装置Info
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- JPH11297480A JPH11297480A JP10102262A JP10226298A JPH11297480A JP H11297480 A JPH11297480 A JP H11297480A JP 10102262 A JP10102262 A JP 10102262A JP 10226298 A JP10226298 A JP 10226298A JP H11297480 A JPH11297480 A JP H11297480A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】発光点が分散されて良好な混光を得られるとと
もに、長寿命、高色温度、かつ商用交流電源に直接接続
して点灯できるカラー照明方式およびカラー照明装置を
提供する。 【解決手段】それぞれが定格電圧36V以下の複数の無
口金小形電球を直列接続して公称定格電源電圧100〜
120Vの交流電源に接続して点灯できるようにしてな
る少なくとも赤、緑および青のカラー照明ユニットを各
別に調光可能に点灯して発生した色光を混光してカラー
照明を行う。カラー照明ユニットの各無口金小形電球の
発光をカラーフィルターで色光に変換してから拡散性反
射板に反射させるか、拡散透光板を透過させて混光する
カラー照明装置である。無口金小形電球は、外径20m
m以下のバルブ内にフィラメントを封装してキセノンを
封入し、定格消費電力5〜50Wのものを3〜6灯直列
接続することができる。
もに、長寿命、高色温度、かつ商用交流電源に直接接続
して点灯できるカラー照明方式およびカラー照明装置を
提供する。 【解決手段】それぞれが定格電圧36V以下の複数の無
口金小形電球を直列接続して公称定格電源電圧100〜
120Vの交流電源に接続して点灯できるようにしてな
る少なくとも赤、緑および青のカラー照明ユニットを各
別に調光可能に点灯して発生した色光を混光してカラー
照明を行う。カラー照明ユニットの各無口金小形電球の
発光をカラーフィルターで色光に変換してから拡散性反
射板に反射させるか、拡散透光板を透過させて混光する
カラー照明装置である。無口金小形電球は、外径20m
m以下のバルブ内にフィラメントを封装してキセノンを
封入し、定格消費電力5〜50Wのものを3〜6灯直列
接続することができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、少なくとも赤、緑
および青の色光を混光してカラー照明するカラー照明方
式およびカラー照明装置に関する。
および青の色光を混光してカラー照明するカラー照明方
式およびカラー照明装置に関する。
【0002】
【従来の技術】赤、緑および青の色光を混光して所望の
色光を作り出したり、またはいずれかの単色光のみを任
意に選択しながら利用することは、従来から主として表
示や照明の分野で利用されている。
色光を作り出したり、またはいずれかの単色光のみを任
意に選択しながら利用することは、従来から主として表
示や照明の分野で利用されている。
【0003】どのような利用形態であれ、多色光を作る
には発光単位をなるべく小さくし、かつ数多くして良好
な混色を得ることが重要である。
には発光単位をなるべく小さくし、かつ数多くして良好
な混色を得ることが重要である。
【0004】また、光源として商用交流電源で点灯でき
る電球を用いることにより、装置の簡単化を図ることが
できる。
る電球を用いることにより、装置の簡単化を図ることが
できる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、商用交流電源
電圧で点灯できる電球は、一般照明用電球に見られるよ
うに1灯当たりの定格消費電力が大きいため、十分均一
な混光を得ようとすると、使用する電球数を多くしなけ
ればならないから、消費電力が膨大になってしまう。反
対に、所定の消費電力に納まる装置を構成しようとする
と、電球数が少なくなって十分な混光を得ることができ
ない。
電圧で点灯できる電球は、一般照明用電球に見られるよ
うに1灯当たりの定格消費電力が大きいため、十分均一
な混光を得ようとすると、使用する電球数を多くしなけ
ればならないから、消費電力が膨大になってしまう。反
対に、所定の消費電力に納まる装置を構成しようとする
と、電球数が少なくなって十分な混光を得ることができ
ない。
【0006】また、一般照明用電球はサイズも大きいか
ら、装置全体が大形化してしまう。さらに、商用交流電
源で点灯する比較的小形の電球としていわゆる常夜灯用
のなつめ電球もあるが、色温度が低くすぎて所要の彩度
を有する色光を発生させることができない。
ら、装置全体が大形化してしまう。さらに、商用交流電
源で点灯する比較的小形の電球としていわゆる常夜灯用
のなつめ電球もあるが、色温度が低くすぎて所要の彩度
を有する色光を発生させることができない。
【0007】本発明は、発光点が分散されて良好な混光
を得られるとともに、長寿命、高色温度かつ商用交流電
源に直接接続して点灯できるカラー照明方式およびカラ
ー照明装置を提供することを目的とする。
を得られるとともに、長寿命、高色温度かつ商用交流電
源に直接接続して点灯できるカラー照明方式およびカラ
ー照明装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を達成するための手段】請求項1の発明のカラー
照明装置は、それぞれが定格電圧36V以下の複数の無
口金小形電球を直列接続して公称定格電源電圧100〜
120Vの交流電源に接続して点灯できるようにしてな
る少なくとも赤、緑および青のカラー照明ユニットを各
別に調光して発生した色光を混光してカラー照明を行う
ことを特徴としている。
照明装置は、それぞれが定格電圧36V以下の複数の無
口金小形電球を直列接続して公称定格電源電圧100〜
120Vの交流電源に接続して点灯できるようにしてな
る少なくとも赤、緑および青のカラー照明ユニットを各
別に調光して発生した色光を混光してカラー照明を行う
ことを特徴としている。
【0009】本発明および以下の各発明において、特に
指定しない限り用語の定義および技術的意味は次によ
る。
指定しない限り用語の定義および技術的意味は次によ
る。
【0010】無口金小形電球のうち「無口金」とは、基
本的に金属製や合成樹脂製の口金を使用していない電球
であって、たとえばバルブの端部をピンチ成形して封止
したピンチシール構造、ビードガラスを用いて封止した
ビードシール構造、ガラスバルブの端部を溶融しただけ
で封止した構造などをいう。無口金であると、口金部分
による光束損失が発生しない。
本的に金属製や合成樹脂製の口金を使用していない電球
であって、たとえばバルブの端部をピンチ成形して封止
したピンチシール構造、ビードガラスを用いて封止した
ビードシール構造、ガラスバルブの端部を溶融しただけ
で封止した構造などをいう。無口金であると、口金部分
による光束損失が発生しない。
【0011】「小形」とは、一般照明用電球に比較して
明らかに小形であることをいう。
明らかに小形であることをいう。
【0012】無口金小形電球は、その定格電圧が36V
以下であるから、3灯以上を直列接続することにより、
公称定格電圧100〜120Vの交流電源に直接接続し
て点灯することができる。
以下であるから、3灯以上を直列接続することにより、
公称定格電圧100〜120Vの交流電源に直接接続し
て点灯することができる。
【0013】「カラー照明ユニット」とは、複数の無口
金小形電球の直列接続体の両端が公称定格電圧100〜
120Vの交流電源に接続されて単一の色光を発生する
ように構成されている回路単位をいう。したがって、空
間的には他の色光を発生するカラー照明ユニットの無口
金小形電球と混在させて配置することにより混光を一層
良好にすることができる。しかし、カラー照明ユニット
の各電球を空間的に直線的または曲線的に配列しても、
無口金小形電球から放射された光をいったん拡散反射さ
せるか、拡散透光板を介して導出することにより、十分
に混光させることができる。
金小形電球の直列接続体の両端が公称定格電圧100〜
120Vの交流電源に接続されて単一の色光を発生する
ように構成されている回路単位をいう。したがって、空
間的には他の色光を発生するカラー照明ユニットの無口
金小形電球と混在させて配置することにより混光を一層
良好にすることができる。しかし、カラー照明ユニット
の各電球を空間的に直線的または曲線的に配列しても、
無口金小形電球から放射された光をいったん拡散反射さ
せるか、拡散透光板を介して導出することにより、十分
に混光させることができる。
【0014】それぞれのカラー照明ユニットから単一の
色光を発生するには、無口金小形電球のバルブの表面に
カラーフィルター膜を形成したり、無口金小形電球の前
方にカラーフィルター板を配設したり、電球をカラーフ
ィルター作用のあるグローブで覆うなど既知の各種手段
によることができる。
色光を発生するには、無口金小形電球のバルブの表面に
カラーフィルター膜を形成したり、無口金小形電球の前
方にカラーフィルター板を配設したり、電球をカラーフ
ィルター作用のあるグローブで覆うなど既知の各種手段
によることができる。
【0015】少なくとも赤、緑および青のカラー照明ユ
ニットとは、これらの色は必須であるが、その他に他の
色のカラー照明ユニットまたは白色のカラー照明ユニッ
トを加えて用いることができることを意味する。
ニットとは、これらの色は必須であるが、その他に他の
色のカラー照明ユニットまたは白色のカラー照明ユニッ
トを加えて用いることができることを意味する。
【0016】カラー照明ユニットを各別に調光可能に点
灯するとは、それぞれのカラー照明ユニットを別に全光
または調光状態で点灯することが可能であるであること
をいう。調光は、連続調光および段調光のいずれであっ
てもよい。また、各カラー照明ユニットを連動して調光
するようにしてもよい。
灯するとは、それぞれのカラー照明ユニットを別に全光
または調光状態で点灯することが可能であるであること
をいう。調光は、連続調光および段調光のいずれであっ
てもよい。また、各カラー照明ユニットを連動して調光
するようにしてもよい。
【0017】そうして、本発明においては、定格電圧の
低い電球を3灯以上直列接続しているので、商用交流電
源電圧で点灯するように設計された電球を用いる場合に
比較して3倍以上の精細度を備えたカラー照明を行うこ
とができる。
低い電球を3灯以上直列接続しているので、商用交流電
源電圧で点灯するように設計された電球を用いる場合に
比較して3倍以上の精細度を備えたカラー照明を行うこ
とができる。
【0018】また、定格電圧36V以下の無口金電球
は、一般照明用電球に比べると、著しく小形なので、装
置全体を薄形にしたり、小形にすることができる。
は、一般照明用電球に比べると、著しく小形なので、装
置全体を薄形にしたり、小形にすることができる。
【0019】さらに、たとえばキセノンを封入するなど
により、一般照明用電球に近い色温度を有する無口金小
形電球を得ることができるから、彩度の高いカラー照明
を得ることもできる。
により、一般照明用電球に近い色温度を有する無口金小
形電球を得ることができるから、彩度の高いカラー照明
を得ることもできる。
【0020】さらにまた、無口金小形電球はフィラメン
トが小形になるので、耐振性が高く長寿命たとえば50
00〜30000時間のものを得ることできるから、電
球交換の容易でない場所のカラー照明にも適する。
トが小形になるので、耐振性が高く長寿命たとえば50
00〜30000時間のものを得ることできるから、電
球交換の容易でない場所のカラー照明にも適する。
【0021】請求項2の発明のカラー照明方式は、請求
項1記載のカラー照明方式において、各カラー照明ユニ
ットの複数の無口金小形電球を異なる色光のものと空間
的に混合して配置することを特徴としている。
項1記載のカラー照明方式において、各カラー照明ユニ
ットの複数の無口金小形電球を異なる色光のものと空間
的に混合して配置することを特徴としている。
【0022】混光を良好にするためには、赤、緑および
青のそれぞれの色光を担当する無口金小形電球を1灯づ
つ隣接配置した状態(以下、「カラーモジュール」とい
う。)で用いることが望ましいので、多数の電球を用い
る場合には、複数のカラーモジュールを構成して配置す
るとよい。
青のそれぞれの色光を担当する無口金小形電球を1灯づ
つ隣接配置した状態(以下、「カラーモジュール」とい
う。)で用いることが望ましいので、多数の電球を用い
る場合には、複数のカラーモジュールを構成して配置す
るとよい。
【0023】請求項3の発明のカラー照明装置は、それ
ぞれが定格電圧36V以下の無口金小形電球の複数を直
列接続して公称定格電圧100〜120Vの交流電源に
接続して点灯して発生した色光を混光するように配設さ
れた少なくとも赤、緑および青のカラー照明ユニット
と;各カラー照明ユニットを調光する調光装置と;を具
備していることを特徴としている。
ぞれが定格電圧36V以下の無口金小形電球の複数を直
列接続して公称定格電圧100〜120Vの交流電源に
接続して点灯して発生した色光を混光するように配設さ
れた少なくとも赤、緑および青のカラー照明ユニット
と;各カラー照明ユニットを調光する調光装置と;を具
備していることを特徴としている。
【0024】本発明は、カラー照明ユニットおよび調光
装置を構成要素として含むカラー照明装置であるが、カ
ラー照明ユニットと調光装置とは、一体化されていても
よいし、空間的に離間していて電気的に接続されている
構成であってもよい。
装置を構成要素として含むカラー照明装置であるが、カ
ラー照明ユニットと調光装置とは、一体化されていても
よいし、空間的に離間していて電気的に接続されている
構成であってもよい。
【0025】混光を良好に行うために、色光を拡散反射
させて混光させて導出する間接照明手法を採用してもよ
いし、色光を拡散透光板を透過させて混光する直接照明
手法を採用してもよい。また、主として空間を照明する
ことを目的とする照明装置でもよいし、表示を目的とす
る照明装置であってもよい。
させて混光させて導出する間接照明手法を採用してもよ
いし、色光を拡散透光板を透過させて混光する直接照明
手法を採用してもよい。また、主として空間を照明する
ことを目的とする照明装置でもよいし、表示を目的とす
る照明装置であってもよい。
【0026】調光装置は、各カラー照明ユニットをそれ
ぞれ別に調光してもよいし、連動して調光してもよい。
なお、調光の態様は前記したのと同様である。
ぞれ別に調光してもよいし、連動して調光してもよい。
なお、調光の態様は前記したのと同様である。
【0027】カラー照明装置が比較的小形でたとえば住
宅の室内で使用するような構成の場合には、赤外線リモ
ートコントローラにより、手元で調光操作を行うように
構成することができる。また、引っ張り紐を引いて調光
操作を行うように構成することもできる。さらに、壁面
に設置した操作盤を用いて調光操作するように構成して
もよい。
宅の室内で使用するような構成の場合には、赤外線リモ
ートコントローラにより、手元で調光操作を行うように
構成することができる。また、引っ張り紐を引いて調光
操作を行うように構成することもできる。さらに、壁面
に設置した操作盤を用いて調光操作するように構成して
もよい。
【0028】請求項4の発明のカラー照明装置は、請求
項3記載のカラー照明装置において、カラー照明ユニッ
トは、外径20mm以下のバルブ、バルブ内に封装され
たフィラメントおよびバルブ内に封入されたキセノンを
主体とする封入ガスを備え、定格電圧36V以下、定格
消費電力5〜50Wで点灯するように構成されている3
〜6灯の無口金小形電球を直列接続して構成されている
ことを特徴としている。
項3記載のカラー照明装置において、カラー照明ユニッ
トは、外径20mm以下のバルブ、バルブ内に封装され
たフィラメントおよびバルブ内に封入されたキセノンを
主体とする封入ガスを備え、定格電圧36V以下、定格
消費電力5〜50Wで点灯するように構成されている3
〜6灯の無口金小形電球を直列接続して構成されている
ことを特徴としている。
【0029】バルブの外径は、20mm以下特に好まし
くは16mm以下の小形であると、バルブ内容積が小さ
くなり、バルブ内における対流熱損失が著しく減少して
発光効率を高くすることができる。
くは16mm以下の小形であると、バルブ内容積が小さ
くなり、バルブ内における対流熱損失が著しく減少して
発光効率を高くすることができる。
【0030】バルブの封止部は、両端または一端に形成
することができる。
することができる。
【0031】バルブの封止部から外部に導出される外部
導入線は、電源から電流を導入する機能を担当するが、
その他に電球を機械的に保持するのに利用できるように
強度を大きくしてバルブの軸方向に直線的に延在させる
ことができる。しかし、外部導入線は、たとえばウエッ
ジベース形電球のように封止部に沿って屈曲したような
構造などであってもよい。
導入線は、電源から電流を導入する機能を担当するが、
その他に電球を機械的に保持するのに利用できるように
強度を大きくしてバルブの軸方向に直線的に延在させる
ことができる。しかし、外部導入線は、たとえばウエッ
ジベース形電球のように封止部に沿って屈曲したような
構造などであってもよい。
【0032】フィラメントは、タングステンなどの耐熱
性金属の細線からなる1重または2重のコイルを直線状
または曲線状に成形して形成されている。片封止バルブ
の軸方向に対するフィラメントの延在方向としては、た
とえば軸方向に延在するC−8形、直角方向に延在する
C−6形、逆V字状をなすC−2V形、山状をなすC−
2R形などであることを許容する。
性金属の細線からなる1重または2重のコイルを直線状
または曲線状に成形して形成されている。片封止バルブ
の軸方向に対するフィラメントの延在方向としては、た
とえば軸方向に延在するC−8形、直角方向に延在する
C−6形、逆V字状をなすC−2V形、山状をなすC−
2R形などであることを許容する。
【0033】封入ガスは、キセノンを主体としている
が、フィラメント断線時のアーク放電の発生を抑制する
ために若干たとえば分圧比で5%の窒素を混合すること
ができる。キセノンは、原子量が希ガスの中で最も大き
いので、これをバルブ内に封入することにより、封入ガ
スによる熱伝導損失が最少になり、アルゴンの場合の約
1/3に減少する。また、キセノンは、甚だ高価である
が、本発明に用いるバルブは、容積が小さいから、ガス
の使用量を少なくできる。
が、フィラメント断線時のアーク放電の発生を抑制する
ために若干たとえば分圧比で5%の窒素を混合すること
ができる。キセノンは、原子量が希ガスの中で最も大き
いので、これをバルブ内に封入することにより、封入ガ
スによる熱伝導損失が最少になり、アルゴンの場合の約
1/3に減少する。また、キセノンは、甚だ高価である
が、本発明に用いるバルブは、容積が小さいから、ガス
の使用量を少なくできる。
【0034】そうして、本発明に用いられる小形無口金
電球は、その定格電圧が36V以下に規定される。これ
は、低電圧仕様のフィラメントであれば、フィラメント
を小さくすることができ、これによりキセノンに接触す
るフィラメントの表面積を小さくして熱対流損失を少な
くし、発光効率を高めることができるからである。ま
た、定格電圧が36V以下であれば、複数の小形無口金
電球の3〜6灯を直列接続することにより、公称定格電
源電圧100〜120Vの交流電源に直接接続して点灯
させることができるからである。
電球は、その定格電圧が36V以下に規定される。これ
は、低電圧仕様のフィラメントであれば、フィラメント
を小さくすることができ、これによりキセノンに接触す
るフィラメントの表面積を小さくして熱対流損失を少な
くし、発光効率を高めることができるからである。ま
た、定格電圧が36V以下であれば、複数の小形無口金
電球の3〜6灯を直列接続することにより、公称定格電
源電圧100〜120Vの交流電源に直接接続して点灯
させることができるからである。
【0035】さらに、小形無口金電球の定格消費電力
は、5〜50Wに規定される。無口金小形電球を直列接
続することにより、カラー照明ユニットの消費電力が2
0〜200W程度になるように構成することができる。
は、5〜50Wに規定される。無口金小形電球を直列接
続することにより、カラー照明ユニットの消費電力が2
0〜200W程度になるように構成することができる。
【0036】そうして、本発明において用いる無口金小
形電球は、以下の特徴を有している。
形電球は、以下の特徴を有している。
【0037】(1)バルブの外径が20mm以下の小径
でバルブ内容積が小さいから、高価なキセノンの使用量
が少なくてすむことにより、コストアップを比較的少な
くできるとともに、キセノンの対流による熱損失がすこ
ぶる少ない。
でバルブ内容積が小さいから、高価なキセノンの使用量
が少なくてすむことにより、コストアップを比較的少な
くできるとともに、キセノンの対流による熱損失がすこ
ぶる少ない。
【0038】(2)封入しているキセノンは、クリプト
ンより原子量が大きく、したがって熱伝導率が最も小さ
いので、伝導による熱損失が少ないとともに、フィラメ
ントの蒸発抑制効果が大きく長寿命にできる。
ンより原子量が大きく、したがって熱伝導率が最も小さ
いので、伝導による熱損失が少ないとともに、フィラメ
ントの蒸発抑制効果が大きく長寿命にできる。
【0039】(3)低電圧作動であるから、フィラメン
トを小形にしてキセノンに接触する表面積を小さくする
ことにより、さらに対流による熱損失を低減できるの
で、同一発光効率で比較すると、寿命がクリプトン入り
電球の数倍長くなり、さらにフィラメントの耐振性が向
上して長寿命にできる。
トを小形にしてキセノンに接触する表面積を小さくする
ことにより、さらに対流による熱損失を低減できるの
で、同一発光効率で比較すると、寿命がクリプトン入り
電球の数倍長くなり、さらにフィラメントの耐振性が向
上して長寿命にできる。
【0040】(4)以上の総合として、一般照明電球の
うちクリヤーランプより10倍、クリプトンランプの5
倍である10000hの定格寿命を備えた無口金小形電
球を得ることができる。
うちクリヤーランプより10倍、クリプトンランプの5
倍である10000hの定格寿命を備えた無口金小形電
球を得ることができる。
【0041】また、本発明のカラー照明装置は、商用交
流電源に直接接続して点灯することができる。
流電源に直接接続して点灯することができる。
【0042】本発明に用いる無口金小形電球は、その定
格電圧が36V以下の低電圧であるが、その複数を直列
接続しているから、公称定格電源電圧が100〜120
Vの商用交流電源に直接接続して点灯することができ
る。
格電圧が36V以下の低電圧であるが、その複数を直列
接続しているから、公称定格電源電圧が100〜120
Vの商用交流電源に直接接続して点灯することができ
る。
【0043】請求項5の発明のカラー照明装置は、請求
項4記載のカラー照明装置において、カラー照明ユニッ
トは、外径6〜20mmのバルブ、バルブ内に封装され
たフィラメントおよびバルブ内に封入されたキセノンを
主体とする封入ガスを備え、定格電圧24〜36V、定
格消費電力10〜50Wで点灯するように構成されてい
る3〜6灯の無口金小形電球を直列接続して構成されて
いることを特徴としている。
項4記載のカラー照明装置において、カラー照明ユニッ
トは、外径6〜20mmのバルブ、バルブ内に封装され
たフィラメントおよびバルブ内に封入されたキセノンを
主体とする封入ガスを備え、定格電圧24〜36V、定
格消費電力10〜50Wで点灯するように構成されてい
る3〜6灯の無口金小形電球を直列接続して構成されて
いることを特徴としている。
【0044】本発明は、カラー照明ユニットに用いる無
口金小形電球の好適な要件を規定しているものである。
無口金小形電球は、バルブの外径が6〜20mmである
と、定格消費電力10〜50W程度のものを得やすい。
口金小形電球の好適な要件を規定しているものである。
無口金小形電球は、バルブの外径が6〜20mmである
と、定格消費電力10〜50W程度のものを得やすい。
【0045】また、無口金小形電球の定格電圧が24〜
36Vであれば、それを3〜6灯直列接続することによ
り、公称定格電源電圧100〜120Vに適合する電球
装置を容易に得ることができる。たとえば、公称定格電
源電圧が100Vの交流電源に対しては、無口金小形電
球を4灯直列接続するのがよい。すなわち、無口金小形
電球の定格電圧を24〜28Vとした場合に、この範囲
の無口金小形電球は、容易に入手することができる。ま
た、4灯を直列接続すれば、合計定格電圧が96〜11
2Vになるから、ほぼ公称定格電源電圧100Vに適合
する。
36Vであれば、それを3〜6灯直列接続することによ
り、公称定格電源電圧100〜120Vに適合する電球
装置を容易に得ることができる。たとえば、公称定格電
源電圧が100Vの交流電源に対しては、無口金小形電
球を4灯直列接続するのがよい。すなわち、無口金小形
電球の定格電圧を24〜28Vとした場合に、この範囲
の無口金小形電球は、容易に入手することができる。ま
た、4灯を直列接続すれば、合計定格電圧が96〜11
2Vになるから、ほぼ公称定格電源電圧100Vに適合
する。
【0046】しかし、合計定格電圧が100V未満であ
ると、過負荷点灯になるから、全光束は定格値より増加
するが、寿命がいくらか短縮される方向であるから、寿
命のわずかな短縮であっても嫌うならば、このような条
件設定は避けるべきである。
ると、過負荷点灯になるから、全光束は定格値より増加
するが、寿命がいくらか短縮される方向であるから、寿
命のわずかな短縮であっても嫌うならば、このような条
件設定は避けるべきである。
【0047】反対に、合計定格電圧が100Vを超過す
ると、全光束はいくらか減少するが、寿命は定格寿命よ
り延長されるので、一層の長寿命を目指すならば、合計
定格電圧が公称電源電圧より高くなるように設定するの
がよい。ただし、あまり高く設定すると、全光束が著し
く減少して発光効率が低下しすぎて、消費電力当たりの
明るさに無駄が増加するので、避けるべきである。
ると、全光束はいくらか減少するが、寿命は定格寿命よ
り延長されるので、一層の長寿命を目指すならば、合計
定格電圧が公称電源電圧より高くなるように設定するの
がよい。ただし、あまり高く設定すると、全光束が著し
く減少して発光効率が低下しすぎて、消費電力当たりの
明るさに無駄が増加するので、避けるべきである。
【0048】一方、公称定格電源電圧が120Vの交流
電源に対しては、無口金小形電球を5灯直列接続するの
がよい。すなわち、無口金小形電球の定格電圧を24〜
28Vとした場合に、5灯を直列接続すれば、合計定格
電圧が120〜140Vになるから、ほぼ公称定格電源
電圧120Vに適合する。しかも、定格電圧24Vであ
っても、過負荷にならない。
電源に対しては、無口金小形電球を5灯直列接続するの
がよい。すなわち、無口金小形電球の定格電圧を24〜
28Vとした場合に、5灯を直列接続すれば、合計定格
電圧が120〜140Vになるから、ほぼ公称定格電源
電圧120Vに適合する。しかも、定格電圧24Vであ
っても、過負荷にならない。
【0049】さらに、無口金小形電球の定格電圧が33
〜36Vであれば、3灯を直列接続することにより、公
称定格電源電圧100〜120Vに適合する電球装置を
得ることができる。
〜36Vであれば、3灯を直列接続することにより、公
称定格電源電圧100〜120Vに適合する電球装置を
得ることができる。
【0050】請求項6記載のカラー照明装置は、請求項
3ないし5のいずれか一記載のカラー照明装置におい
て、各カラー照明ユニットは、直列接続した複数の無口
金小形電球を収納している透光性チューブを備えている
ことを特徴としている。
3ないし5のいずれか一記載のカラー照明装置におい
て、各カラー照明ユニットは、直列接続した複数の無口
金小形電球を収納している透光性チューブを備えている
ことを特徴としている。
【0051】透光性チューブは、ガラス、合成樹脂など
から形成することができる。透光性チューブに無口金小
形電球を収納することにより、無口金小形電球の支持が
容易となり、また無口金小形電球個々のソケットを配設
する必要がなくなるから、構造が簡単で、かつ安価にで
きる。
から形成することができる。透光性チューブに無口金小
形電球を収納することにより、無口金小形電球の支持が
容易となり、また無口金小形電球個々のソケットを配設
する必要がなくなるから、構造が簡単で、かつ安価にで
きる。
【0052】さらに、透光性チューブを赤、緑および青
の着色透光性材料で形成することにより、カラー照明ユ
ニットを構成することができる。しかし、透光性チュー
ブの表面にカラーフィルター膜を形成してもよい。さら
には、透光性チューブの外側に離間して筒状のカラーフ
ィルターを配設してもよい。
の着色透光性材料で形成することにより、カラー照明ユ
ニットを構成することができる。しかし、透光性チュー
ブの表面にカラーフィルター膜を形成してもよい。さら
には、透光性チューブの外側に離間して筒状のカラーフ
ィルターを配設してもよい。
【0053】なお、透光性チューブは、内部を気密にし
てもよいし、外気と連通させてもよい。
てもよいし、外気と連通させてもよい。
【0054】請求項7の発明のカラー照明装置は、請求
項3ないし5のいずれか一記載のカラー照明装置におい
て、各カラー照明ユニットを構成する各無口金小形電球
は、それぞれ着色性グローブに収納されていることを特
徴としている。
項3ないし5のいずれか一記載のカラー照明装置におい
て、各カラー照明ユニットを構成する各無口金小形電球
は、それぞれ着色性グローブに収納されていることを特
徴としている。
【0055】本発明は、防雨、防水または機械的保護な
どの目的のために、無口金小形電球をグローブに収納し
て点灯する場合に便利な構成を規定するものである。
どの目的のために、無口金小形電球をグローブに収納し
て点灯する場合に便利な構成を規定するものである。
【0056】グローブは、ボール状をなしてランプソケ
ットに装着する構成であってもよいが、ランプソケット
およびこれに装着された無口金小形電球の全体を包囲す
る構成であってもよい。
ットに装着する構成であってもよいが、ランプソケット
およびこれに装着された無口金小形電球の全体を包囲す
る構成であってもよい。
【0057】「着色性グローブ」とは、グローブ自体が
着色しているか、グローブの内面または外面にカラーフ
ィルター膜が形成されているグローブであることを意味
する。
着色しているか、グローブの内面または外面にカラーフ
ィルター膜が形成されているグローブであることを意味
する。
【0058】なお、グローブの一部に反射手段を形成し
て配光制御が行われるように構成されていることを許容
する。
て配光制御が行われるように構成されていることを許容
する。
【0059】請求項8の発明のカラー照明装置は、請求
項3ないし7のいずれか一記載のカラー照明装置におい
て、拡散性反射面に離間対向して配設されるとともに、
各カラー照明ユニットを装着した遮光性基板を具備して
いることを特徴としている。
項3ないし7のいずれか一記載のカラー照明装置におい
て、拡散性反射面に離間対向して配設されるとともに、
各カラー照明ユニットを装着した遮光性基板を具備して
いることを特徴としている。
【0060】本発明は、間接照明手法によってカラー照
明を行うのに適したカラー照明装置を提供するもので、
カラー照明ユニットから放射された色光が拡散性反射面
に反射することによって混光が得られる。
明を行うのに適したカラー照明装置を提供するもので、
カラー照明ユニットから放射された色光が拡散性反射面
に反射することによって混光が得られる。
【0061】拡散性反射面としては、部屋の壁面、天井
などを利用することができる。
などを利用することができる。
【0062】反射面から遮光性基板を離間させるには、
パイプ、チェーンなど適当な手段を用いればよい。
パイプ、チェーンなど適当な手段を用いればよい。
【0063】請求項9の発明のカラー照明装置は、請求
項5ないし8のいずれか一記載のカラー照明装置におい
て、各カラー照明ユニットを装着した遮光性基板と;各
カラー照明ユニットからの色光を入射して拡散反射によ
り混光して室内空間をカラー照明するように配設された
拡散性反射板と;を具備していることを特徴としてい
る。
項5ないし8のいずれか一記載のカラー照明装置におい
て、各カラー照明ユニットを装着した遮光性基板と;各
カラー照明ユニットからの色光を入射して拡散反射によ
り混光して室内空間をカラー照明するように配設された
拡散性反射板と;を具備していることを特徴としてい
る。
【0064】本発明は、カラー照明装置の一部として反
射板を備えている構成を規定するものである。
射板を備えている構成を規定するものである。
【0065】そして、本発明は上記のように反射板を備
えているので、天井または壁面にカラー照明装置を埋設
することができる。しかし、直付けまたは吊り下げ形式
にして用いるのを妨げるものではない。
えているので、天井または壁面にカラー照明装置を埋設
することができる。しかし、直付けまたは吊り下げ形式
にして用いるのを妨げるものではない。
【0066】反射板は、室内空間側への反射光を導出し
やすくて、しかも装置をなるべく薄形に構成するため
に、2次曲面形状に湾曲させることもできる。
やすくて、しかも装置をなるべく薄形に構成するため
に、2次曲面形状に湾曲させることもできる。
【0067】請求項10の発明によれば、請求項3ない
し7記載のカラー照明装置において、各カラー照明ユニ
ットからの色光を拡散して混光する拡散透光板を具備し
ていることを特徴としている。
し7記載のカラー照明装置において、各カラー照明ユニ
ットからの色光を拡散して混光する拡散透光板を具備し
ていることを特徴としている。
【0068】本発明は、透過形式のカラー照明を得るカ
ラー照明装置を規定するものである。
ラー照明装置を規定するものである。
【0069】拡散透光板は、乳白の合成樹脂を用いるの
が好都合であるが、表面を拡散性処理した透明板であっ
てもよい。
が好都合であるが、表面を拡散性処理した透明板であっ
てもよい。
【0070】拡散性処理としては、シリカ、アルミナま
たはチタニアなどの金属酸化物微粒子を主体とする拡散
膜を表面に形成するか、たとえばサンドブラストなどに
より表面に微細な凹凸を形成することなどがある。
たはチタニアなどの金属酸化物微粒子を主体とする拡散
膜を表面に形成するか、たとえばサンドブラストなどに
より表面に微細な凹凸を形成することなどがある。
【0071】本発明においては、拡散透光板から出射す
る光が混光されてカラー照明を行うことができる。
る光が混光されてカラー照明を行うことができる。
【0072】また、本発明のカラー照明装置を多数整列
配置して各カラー照明装置を所定のパターンで制御する
ことにより、動画、静止画のカラー表示装置を構成する
ことができる。
配置して各カラー照明装置を所定のパターンで制御する
ことにより、動画、静止画のカラー表示装置を構成する
ことができる。
【0073】さらに、単一の拡散透光板に対してそれぞ
れのカラー照明ユニットの中からそれぞれ単一の無口金
小形電球を集合して配設することができる。要すれば、
カラー照明ユニットの中から複数または全部の無口金小
形電球を集合して配設することにより、所望の明るさを
与えることができる。
れのカラー照明ユニットの中からそれぞれ単一の無口金
小形電球を集合して配設することができる。要すれば、
カラー照明ユニットの中から複数または全部の無口金小
形電球を集合して配設することにより、所望の明るさを
与えることができる。
【0074】さらにまた、本発明のカラー照明装置を表
示装置に適用するときに、拡散透光板を隙間なく整列配
置するために、正面から見て正方形、正六角形などに形
成することができる。
示装置に適用するときに、拡散透光板を隙間なく整列配
置するために、正面から見て正方形、正六角形などに形
成することができる。
【0075】しかし、本発明は表示装置だけでなく、室
内照明用として用いることができる。室内照明用として
は、吊り下げ形または直付け形照明器具と同様なグロー
ブ形状を採用してもよい。また、床面に埋設してもよ
い。
内照明用として用いることができる。室内照明用として
は、吊り下げ形または直付け形照明器具と同様なグロー
ブ形状を採用してもよい。また、床面に埋設してもよ
い。
【0076】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
を参照して説明する。
【0077】図1は、本発明のカラー照明装置の第1の
実施形態を示す回路図である。
実施形態を示す回路図である。
【0078】図において、ESは交流電源、yRは赤の
カラー照明ユニット、yGは緑のカラー照明ユニット、
yBは青のカラー照明ユニット、DRは赤用の調光装
置、DGは緑用の調光装置、DBは青用の調光装置であ
る。
カラー照明ユニット、yGは緑のカラー照明ユニット、
yBは青のカラー照明ユニット、DRは赤用の調光装
置、DGは緑用の調光装置、DBは青用の調光装置であ
る。
【0079】赤のカラー照明ユニットyRは、4灯の赤
用の無口金小形電球1R1〜1R4の直列接続体からな
る。そして、赤のカラー照明ユニットyRは、赤用の調
光装置DRを介して100V交流電源ESに接続してい
る。
用の無口金小形電球1R1〜1R4の直列接続体からな
る。そして、赤のカラー照明ユニットyRは、赤用の調
光装置DRを介して100V交流電源ESに接続してい
る。
【0080】緑のカラー照明ユニットyGは、4灯の緑
用の無口金小形電球1G1〜1G4の直列接続体からな
る。そして、緑のカラー照明ユニットyGは、緑用の調
光装置DGを介して交流電源ESに接続している。
用の無口金小形電球1G1〜1G4の直列接続体からな
る。そして、緑のカラー照明ユニットyGは、緑用の調
光装置DGを介して交流電源ESに接続している。
【0081】青のカラー照明ユニットyBは、4灯の青
用の無口金小形電球1B1〜1B4の直列接続体からな
る。そして、青用の調光装置DBを介して交流電源ES
に接続している。
用の無口金小形電球1B1〜1B4の直列接続体からな
る。そして、青用の調光装置DBを介して交流電源ES
に接続している。
【0082】したがって、各カラー照明ユニットyR、
yGおよびyBは、それぞれ調光装置DR、DGおよび
DBを直列に介して商用交流電源ESに並列接続してい
る。
yGおよびyBは、それぞれ調光装置DR、DGおよび
DBを直列に介して商用交流電源ESに並列接続してい
る。
【0083】そうして、赤用の調光装置DRを操作して
100%通電にすると、赤のカラー照明ユニットyRの
無口金小形電球1R1〜1R4は、100%点灯状態に
なる。そのとき他の調光装置DGおよびDBを通電状態
にしなければ、カラー照明装置は赤色光の照明を行う。
そして、赤用の調光装置DRを操作して任意の調光状態
換言すれば所望の明るさで点灯させることができる。
100%通電にすると、赤のカラー照明ユニットyRの
無口金小形電球1R1〜1R4は、100%点灯状態に
なる。そのとき他の調光装置DGおよびDBを通電状態
にしなければ、カラー照明装置は赤色光の照明を行う。
そして、赤用の調光装置DRを操作して任意の調光状態
換言すれば所望の明るさで点灯させることができる。
【0084】同様に緑のカラー照明ユニットyGの無口
金小形電球1G1ないし1G4だけを点灯すれば、緑色
発光を得ることができる。また、青のカラー照明ユニッ
トyBの無口金小形電球1B1〜1B4だけを点灯すれ
ば、青色発光を得ることがきる。
金小形電球1G1ないし1G4だけを点灯すれば、緑色
発光を得ることができる。また、青のカラー照明ユニッ
トyBの無口金小形電球1B1〜1B4だけを点灯すれ
ば、青色発光を得ることがきる。
【0085】したがって、調光装置DR、DGおよびD
Bを適宜同時に操作すれば、複数のカラー照明ユニット
が同時に点灯するので、拡散反射または拡散透光させる
ことにより、混光により任意の色光を発生させるととも
に、所望の明るさを得ることができる。
Bを適宜同時に操作すれば、複数のカラー照明ユニット
が同時に点灯するので、拡散反射または拡散透光させる
ことにより、混光により任意の色光を発生させるととも
に、所望の明るさを得ることができる。
【0086】図2は、本発明のカラー照明装置の第2の
実施形態を示す回路図である。
実施形態を示す回路図である。
【0087】図1と同一部分については同一符号を付し
て説明は省略する。
て説明は省略する。
【0088】本実施形態は、白のカラー照明ユニットy
Wを追加した点で異なる。
Wを追加した点で異なる。
【0089】すなわち、白のカラー照明ユニットyW
は、4灯の白用の無口金小形電球1W1〜1W4の直列
接続体からなる。そして、白用の調光装置DWを介して
交流電源ESに接続している。
は、4灯の白用の無口金小形電球1W1〜1W4の直列
接続体からなる。そして、白用の調光装置DWを介して
交流電源ESに接続している。
【0090】そうして、白色光を得たい場合には、白の
カラー照明ユニットyWのみを点灯すればよい。
カラー照明ユニットyWのみを点灯すればよい。
【0091】赤、緑および青のカラー照明ユニットy
R、yGおよびyBを全て同一レベルで点灯すれば、理
論上はこれらの減色混合により白色光を得られるのであ
るが、多くの場合、各色の発光が空間的に離間して発生
する関係で完全な混光が得られないで、部分的に色分離
が発生しやすい。このような場合に、本発明は白の照明
ユニットWを備えているので、色分離のない白色発光を
容易に得ることができる。しかし、白の照明ユニットに
加えて全てのカラー照明ユニットR、G、Bを同時に点
灯させても差し支えない。
R、yGおよびyBを全て同一レベルで点灯すれば、理
論上はこれらの減色混合により白色光を得られるのであ
るが、多くの場合、各色の発光が空間的に離間して発生
する関係で完全な混光が得られないで、部分的に色分離
が発生しやすい。このような場合に、本発明は白の照明
ユニットWを備えているので、色分離のない白色発光を
容易に得ることができる。しかし、白の照明ユニットに
加えて全てのカラー照明ユニットR、G、Bを同時に点
灯させても差し支えない。
【0092】図3は、本発明のカラー照明装置に用いる
無口金小形電球の一例を示す正面図である。
無口金小形電球の一例を示す正面図である。
【0093】図において、無口金小形電球1は、片封止
バルブ1a、フィラメント1b、一対のサポートワイヤ
1c1、1c2および外部挿入線1dを備えている。
バルブ1a、フィラメント1b、一対のサポートワイヤ
1c1、1c2および外部挿入線1dを備えている。
【0094】片封止バルブ1aは、有底T形バルブの開
放端をピンチシールして偏平な封止部1a1を形成して
いる。
放端をピンチシールして偏平な封止部1a1を形成して
いる。
【0095】フィラメント1bは、タングステン2重コ
イルをC−8タイプに形成したものである。
イルをC−8タイプに形成したものである。
【0096】一対のサポートワイヤ1c1、1c2のう
ち、一方のサポートワイヤ1c1はフィラメント1bの
上端を継線して支持し、他方のサポートワイヤ1c2は
フィラメント1bの下端を継線して支持する。一方のサ
ポートワイヤ1c1は、フィラメント1bと平行に延在
して他方のサポートワイヤ1c2とともに偏平な封止部
1a1において封止されている。
ち、一方のサポートワイヤ1c1はフィラメント1bの
上端を継線して支持し、他方のサポートワイヤ1c2は
フィラメント1bの下端を継線して支持する。一方のサ
ポートワイヤ1c1は、フィラメント1bと平行に延在
して他方のサポートワイヤ1c2とともに偏平な封止部
1a1において封止されている。
【0097】外部導入線1dは、封止部1a1内におい
て、サポートワイヤ1c1および1c2にジュメット線
(図示しない。)を介して接続している。
て、サポートワイヤ1c1および1c2にジュメット線
(図示しない。)を介して接続している。
【0098】そうして、片封止バルブ1a内には、キセ
ノンおよび分圧比で5%の窒素が封入されている。
ノンおよび分圧比で5%の窒素が封入されている。
【0099】以上の構成を備えた無口金小形電球1の定
格の一例を表1に示す。なお、全長とは、外部導入線1
dの先端までを含む寸法である。
格の一例を表1に示す。なお、全長とは、外部導入線1
dの先端までを含む寸法である。
【0100】
【表1】 No. 定格電圧 定格消費 カ゛ラスハ゛ルフ゛ 全長 全光束 定格寿命 (V) 電力(W) 形式 径(mm) (mm) (lm) (h) 1 26 10 T9 9.3 34 110 10000 2 26 15 T9 9.3 34 185 10000 図4は、本発明のカラー照明装置の第3の実施形態を示
す回路図である。
す回路図である。
【0101】図において、図1と同一部分については同
一符号を付して説明は省略する。
一符号を付して説明は省略する。
【0102】本実施形態は、各色の無口金小形電球が均
一に分散して組み合わされるので、混光が良好になると
ともに、配線は簡単になるように構成されている点で異
なる。
一に分散して組み合わされるので、混光が良好になると
ともに、配線は簡単になるように構成されている点で異
なる。
【0103】すなわち、縦3灯、横4灯のマトリックス
状に配置する場合に、同一色を斜めに連続させ、かつ縦
方向に赤R、緑Gおよび青Bが存在する条件を満足する
ように配置すると、殆どの升目が赤R、緑Gおよび青B
が含まれるカラーモジュールがL字形または逆L字形に
隣接して形成されるため、良好な混光が得られる。
状に配置する場合に、同一色を斜めに連続させ、かつ縦
方向に赤R、緑Gおよび青Bが存在する条件を満足する
ように配置すると、殆どの升目が赤R、緑Gおよび青B
が含まれるカラーモジュールがL字形または逆L字形に
隣接して形成されるため、良好な混光が得られる。
【0104】図5は、本発明のカラー照明装置の第4の
実施形態を示す配置図である。
実施形態を示す配置図である。
【0105】図2と同一部分については同一符号を付し
て説明は省略する。
て説明は省略する。
【0106】本実施形態は、白のカラー照明ユニットy
Wを備えるとともに、縦横それぞれ4灯のマトリックス
状に配置する場合に混光が良好になるように構成されて
いる点で異なる。
Wを備えるとともに、縦横それぞれ4灯のマトリックス
状に配置する場合に混光が良好になるように構成されて
いる点で異なる。
【0107】すなわち、赤R、緑G、青Bおよび白Wの
4灯のカラーモジュール4組を上下左右に配置してい
る。
4灯のカラーモジュール4組を上下左右に配置してい
る。
【0108】図6は、本発明のカラー照明装置の第5の
実施形態を示す配置図である。
実施形態を示す配置図である。
【0109】図において、図5と同一部分については同
一符号を付して説明は省略する。
一符号を付して説明は省略する。
【0110】本実施形態は、白のカラー照明ユニットy
Wを備えるとともに、縦2灯、横8灯のマトリックス状
に配置する場合に混光が良好になるように構成されてい
る点で異なる。
Wを備えるとともに、縦2灯、横8灯のマトリックス状
に配置する場合に混光が良好になるように構成されてい
る点で異なる。
【0111】すなわち、赤R、緑G、青Bおよび白Wの
カラーモジュール4組を横方向に配置している。
カラーモジュール4組を横方向に配置している。
【0112】図7は、本発明のカラー照明装置の第6の
実施形態を示す回路図である。
実施形態を示す回路図である。
【0113】図において、図1と同一部分については同
一符号を付して説明は省略する。
一符号を付して説明は省略する。
【0114】本実施形態は、白のカラー照明ユニットW
を備えるとともに、各灯を円形に配置する場合に混光が
良好になるように構成されている点で異なる。
を備えるとともに、各灯を円形に配置する場合に混光が
良好になるように構成されている点で異なる。
【0115】すなわち、赤R、緑G、青Bおよび白Wが
横に並ぶカラーモジュール3組を円周に沿って配置する
とともに、中心部に1組を集合して配置している。
横に並ぶカラーモジュール3組を円周に沿って配置する
とともに、中心部に1組を集合して配置している。
【0116】図8は、本発明のカラー照明装置の第7の
実施形態を示す正面図である。
実施形態を示す正面図である。
【0117】図9は、同じく一部切欠側面図である。
【0118】各図において、図1と同一部分については
同一符号を付して説明は省略する。
同一符号を付して説明は省略する。
【0119】本実施形態は、カラー照明ユニットを構成
する無口金小形電球1’が両端封止形であるとともに、
無口金小形電球1’を透明ガラスからなる透光性チュー
ブ2に収納し、かつ反射板3を配設している点で異な
る。
する無口金小形電球1’が両端封止形であるとともに、
無口金小形電球1’を透明ガラスからなる透光性チュー
ブ2に収納し、かつ反射板3を配設している点で異な
る。
【0120】すなわち、無口金小形電球1’は、両端封
止バルブ1a’、フィラメント1b’、一対のサポート
ワイヤ1c1’および外部導入線1dを備えている。
止バルブ1a’、フィラメント1b’、一対のサポート
ワイヤ1c1’および外部導入線1dを備えている。
【0121】両端封止バルブ1a’は、両端開放のT形
バルブの両端をピンチシールして偏平な一対の封止部1
a1’を形成している。また、両端封止バルブ1a’内
には、キセノンを主体とするガスが封入されている。
バルブの両端をピンチシールして偏平な一対の封止部1
a1’を形成している。また、両端封止バルブ1a’内
には、キセノンを主体とするガスが封入されている。
【0122】フィラメント1b’は、タングステン2重
コイルをC−8タイプに形成したものである。
コイルをC−8タイプに形成したものである。
【0123】一対のサポートワイヤ1c1’は、フィラ
メント1b’の両端を支持して封止部1a1’に封着さ
れている。
メント1b’の両端を支持して封止部1a1’に封着さ
れている。
【0124】外部導入線1d’は、外部導入線1d’
は、両端封止部1a1’内においてサポートワイヤ1c
1’に接続している。
は、両端封止部1a1’内においてサポートワイヤ1c
1’に接続している。
【0125】透光性チューブ2の両端には口金2aが装
着され、内部には直列接続された4灯の無口金小形電球
1’を収納し、その直列接続体の両端は口金2aに接続
されていて、管形電球を構成している。この管形電球を
支持するために、遮光性基板4に離間対向して配設した
一対のランプソケット5、5に口金2aを上方から装着
すれば、各無口金小形電球1’は電気的に電源に接続さ
れるとともに、機械的に確実に支持される。
着され、内部には直列接続された4灯の無口金小形電球
1’を収納し、その直列接続体の両端は口金2aに接続
されていて、管形電球を構成している。この管形電球を
支持するために、遮光性基板4に離間対向して配設した
一対のランプソケット5、5に口金2aを上方から装着
すれば、各無口金小形電球1’は電気的に電源に接続さ
れるとともに、機械的に確実に支持される。
【0126】口金2aは、合成樹脂製で、1個の接続ピ
ン(図示しない。)が透光性チューブ2の管軸に対して
直角に延在するとともに、口金ピンを挟むように両側に
透光性チューブ2の管軸に対して直角に延在する係止腕
2a1を一体成形により備えている。
ン(図示しない。)が透光性チューブ2の管軸に対して
直角に延在するとともに、口金ピンを挟むように両側に
透光性チューブ2の管軸に対して直角に延在する係止腕
2a1を一体成形により備えている。
【0127】ランプソケット5は、内部に口金ピンを受
け入れる接触片を備えるとともに、両側面に口金2aの
係止腕2a1を係止する凹部5aを備えている。
け入れる接触片を備えるとともに、両側面に口金2aの
係止腕2a1を係止する凹部5aを備えている。
【0128】また、透光性チューブ2の外面には、赤、
緑および青のカラーフィルター膜が形成されている。
緑および青のカラーフィルター膜が形成されている。
【0129】反射板3は、樋状をなし、透光性チューブ
2を内部に収納するように配設されている。
2を内部に収納するように配設されている。
【0130】図10は、本発明のカラー照明装置の第8
の実施形態を示す正面図である。
の実施形態を示す正面図である。
【0131】図において、図8と同一部分については同
一符号を付して説明は省略する。
一符号を付して説明は省略する。
【0132】本実施形態は、透光性チューブ2’が有底
ガラス管からなるとともに、透光性チューブ2’の開口
端に配設される口金2a’がねじ口金である点で異な
る。また、反射板3は、クリップ3aを備えて透光性チ
ューブ2’に装着されている。
ガラス管からなるとともに、透光性チューブ2’の開口
端に配設される口金2a’がねじ口金である点で異な
る。また、反射板3は、クリップ3aを備えて透光性チ
ューブ2’に装着されている。
【0133】図11は、本発明のカラー照明装置の第9
の実施形態を示す一部断面正面図である。
の実施形態を示す一部断面正面図である。
【0134】図において、図10と同一部分については
同一符号を付して説明は省略する。
同一符号を付して説明は省略する。
【0135】本実施形態は、カラー照明ユニットの両端
封止形の無口金小形電球1’および無口金小形電球1’
を装着したランプソケット5’を防雨グローブ6で包囲
している点で異なる。
封止形の無口金小形電球1’および無口金小形電球1’
を装着したランプソケット5’を防雨グローブ6で包囲
している点で異なる。
【0136】すなわち、ランプソケット5’は、橋絡部
5a’の両端から起立する一対の挿入部5b’を備え、
内部には図示しない接触片を収納している。
5a’の両端から起立する一対の挿入部5b’を備え、
内部には図示しない接触片を収納している。
【0137】挿入部5b’には、無口金小形電球1’の
両端の封止部を挿入する封止部挿入溝およびこれに連続
する外部導入線を挿入する外部導入線挿入溝を備え、外
部導入線挿入溝から内部に挿入された外部導入線は接触
片に支持されて電気的に接続する構造である。そして、
ランプソケット5’は、その背面がテープ電線7に接続
している。
両端の封止部を挿入する封止部挿入溝およびこれに連続
する外部導入線を挿入する外部導入線挿入溝を備え、外
部導入線挿入溝から内部に挿入された外部導入線は接触
片に支持されて電気的に接続する構造である。そして、
ランプソケット5’は、その背面がテープ電線7に接続
している。
【0138】防雨グローブ6は、基台部6a、グローブ
主体6bおよび背面板6cからなる。
主体6bおよび背面板6cからなる。
【0139】基台部6aは、ランプソケット5’を第1
のパッキング6a1を介して液密に包囲するとともに、
背面板6cとの間にテープ電線7を液密に挟持する。
のパッキング6a1を介して液密に包囲するとともに、
背面板6cとの間にテープ電線7を液密に挟持する。
【0140】グローブ主体6bは、ほぼ半球状をなし、
第2のパッキング6a2を介して基台部6aに液密に装
着されている。
第2のパッキング6a2を介して基台部6aに液密に装
着されている。
【0141】そうして、基台部6aおよびグローブ主体
部6bは透明性着色合成樹脂にて成形されている。着色
は、カラー照明ユニットyの色である。
部6bは透明性着色合成樹脂にて成形されている。着色
は、カラー照明ユニットyの色である。
【0142】図12は、本発明のカラー照明装置の第1
0の実施形態を示す概念的正面図である。
0の実施形態を示す概念的正面図である。
【0143】図において、11は遮光性基板、12は吊
持手段、yはカラー照明ユニット、13は拡散性反射面
である。
持手段、yはカラー照明ユニット、13は拡散性反射面
である。
【0144】遮光性基板11は、吊持手段12によって
天井から吊持され、上面に赤、緑および青の各カラー照
明ユニットyを装着している。
天井から吊持され、上面に赤、緑および青の各カラー照
明ユニットyを装着している。
【0145】吊持手段12は、吊りパイプであり、内部
に必要な配線が挿通されている。
に必要な配線が挿通されている。
【0146】カラー照明ユニットyは、図11に示すよ
うな構造のように図示しているが、どのような構造であ
ってもよい。
うな構造のように図示しているが、どのような構造であ
ってもよい。
【0147】拡散性反射面13は、拡散反射を行わせる
もので、白色系の色を呈する室内の天井が兼ねている。
もので、白色系の色を呈する室内の天井が兼ねている。
【0148】そうして、各カラー照明ユニットyから放
射される色光は天井に照射されて拡散反射により混光し
て室内をカラー照明する。
射される色光は天井に照射されて拡散反射により混光し
て室内をカラー照明する。
【0149】したがって、本実施形態のカラー照明装置
は、ペンダント形である。
は、ペンダント形である。
【0150】図13は、本発明のカラー照明装置の第1
1の実施形態を示す概念的断面図である。
1の実施形態を示す概念的断面図である。
【0151】図において、図12と同一部分については
同一符号を付して説明は省略する。
同一符号を付して説明は省略する。
【0152】本実施形態は、ウオールライト形のカラー
照明装置である点で異なる。
照明装置である点で異なる。
【0153】すなわち、遮光性基板11を腕体14によ
って壁面から離間して取り付け、白色系の色を呈する壁
面が各線性反射面13を兼ねている。
って壁面から離間して取り付け、白色系の色を呈する壁
面が各線性反射面13を兼ねている。
【0154】図14は、本発明のカラー照明装置の第1
2の実施形態を示す概念的断面図である。
2の実施形態を示す概念的断面図である。
【0155】図において、図12と同一部分については
同一符号を付して説明は省略する。
同一符号を付して説明は省略する。
【0156】本実施形態は、埋込形にした点で異なる。
【0157】すなわち、蒲鉾状の凹形をなす拡散性反射
板15の開口端の両側に一対の遮光性基板11を配置
し、遮光性基板11の外側に天井当接縁15aを形成す
るとともに、拡散性反射板15の外周を取り囲むように
支持縁15bを形成している。
板15の開口端の両側に一対の遮光性基板11を配置
し、遮光性基板11の外側に天井当接縁15aを形成す
るとともに、拡散性反射板15の外周を取り囲むように
支持縁15bを形成している。
【0158】そうして、カラー照明ユニットから放射さ
れる色光は、拡散性反射板15に入射して拡散反射され
ることにより混光されて室内空間をカラー照明する。
れる色光は、拡散性反射板15に入射して拡散反射され
ることにより混光されて室内空間をカラー照明する。
【0159】図15は、本発明のカラー照明装置の第1
3の実施形態を示す正面図である。
3の実施形態を示す正面図である。
【0160】図16は、同じく平面図である。
【0161】図において、21は基板、22は引掛シー
リングキャップ、23は拡散透光板である。
リングキャップ、23は拡散透光板である。
【0162】基板21は、内部に赤、緑および青の各照
明ユニットyR、yG、yB(図示しない。)を装着し
ているとともに、上部外面に引掛シーリングキャップ2
2を配設している。そして、天井に予め引掛シーリング
ボディを取り付けておき、そこに引掛シーリングキャッ
プ22を引っ掛けることにより、カラー照明装置を天井
に直付けして所要の電気接続を得ることができる。
明ユニットyR、yG、yB(図示しない。)を装着し
ているとともに、上部外面に引掛シーリングキャップ2
2を配設している。そして、天井に予め引掛シーリング
ボディを取り付けておき、そこに引掛シーリングキャッ
プ22を引っ掛けることにより、カラー照明装置を天井
に直付けして所要の電気接続を得ることができる。
【0163】拡散透光板23は、乳白合成樹脂を成形し
てグローブを構成している。
てグローブを構成している。
【0164】そうして、各カラー照明ユニットyから放
射される色光は拡散透光板23を通過する際に拡散され
ることにより混光されて外部に出射され、室内空間を照
明する。
射される色光は拡散透光板23を通過する際に拡散され
ることにより混光されて外部に出射され、室内空間を照
明する。
【0165】図17は、本発明のカラー照明装置の第1
4の実施形態を示す概念的正面図である。
4の実施形態を示す概念的正面図である。
【0166】図において、図15と同一部分については
同一符号を付して説明は省略する。
同一符号を付して説明は省略する。
【0167】本実施形態は、カラー照明ユニットyを配
設した基板21を天井sに直付けし、拡散透光板23を
天井sから吊りパイプ24で垂下させた点で異なる。
設した基板21を天井sに直付けし、拡散透光板23を
天井sから吊りパイプ24で垂下させた点で異なる。
【0168】
【発明の効果】請求項1および2の発明によれば、定格
電圧36V以下の複数の無口金小形電球を直列接続して
公称定格電圧100〜120Vの交流電源に接続して点
灯できる少なくとも赤、緑および青のカラー照明ユニッ
トを各別に調光して発生した色光を混光してカラー照明
を行うことにより、発光点を分散させて良好な混光を得
られるとともに、長寿命、高色温度、かつ商用交流電源
に直接接続して点灯するカラー照明方式を提供すること
ができる。
電圧36V以下の複数の無口金小形電球を直列接続して
公称定格電圧100〜120Vの交流電源に接続して点
灯できる少なくとも赤、緑および青のカラー照明ユニッ
トを各別に調光して発生した色光を混光してカラー照明
を行うことにより、発光点を分散させて良好な混光を得
られるとともに、長寿命、高色温度、かつ商用交流電源
に直接接続して点灯するカラー照明方式を提供すること
ができる。
【0169】請求項2の発明によれば、加えて各カラー
照明ユニットの複数の無口金小形電球を異なる色光のも
のと空間的に混合して配置することにより、一層良好な
混光が得られるカラー照明方式を提供することができ
る。
照明ユニットの複数の無口金小形電球を異なる色光のも
のと空間的に混合して配置することにより、一層良好な
混光が得られるカラー照明方式を提供することができ
る。
【0170】請求項3ないし10の各発明によれば、定
格電圧36V以下の複数の無口金小形電球を直列接続し
て公称定格電圧100〜120Vの交流電源に接続して
点灯して発生した色光を混光してカラー照明を行う少な
くとも赤、緑および青のカラー照明ユニットと、各カラ
ー照明装置を調光する調光装置とを具備したことによ
り、発光点を分散させて良好な混光を得られるととも
に、長寿命、高色温度、かつ商用交流電源に直接接続し
て点灯するカラー照明装置を提供することができる。
格電圧36V以下の複数の無口金小形電球を直列接続し
て公称定格電圧100〜120Vの交流電源に接続して
点灯して発生した色光を混光してカラー照明を行う少な
くとも赤、緑および青のカラー照明ユニットと、各カラ
ー照明装置を調光する調光装置とを具備したことによ
り、発光点を分散させて良好な混光を得られるととも
に、長寿命、高色温度、かつ商用交流電源に直接接続し
て点灯するカラー照明装置を提供することができる。
【0171】請求項4の発明によれば、加えて外径20
mm以下のバルブ内にキセノンを封入した定格消費電力
5〜50Wの無口金小形電球を3〜6灯直列接続してカ
ラー照明ユニットを構成したことにより、さらに長寿命
で比較的小形のカラー照明装置を提供することができ
る。
mm以下のバルブ内にキセノンを封入した定格消費電力
5〜50Wの無口金小形電球を3〜6灯直列接続してカ
ラー照明ユニットを構成したことにより、さらに長寿命
で比較的小形のカラー照明装置を提供することができ
る。
【0172】請求項5の発明によれば、加えて外径6〜
20mmのバルブ内にキセノンを封入した定格電圧24
〜36V、定格消費電力10〜50Wの無口金小形電球
を3〜6灯直列接続してカラー照明ユニットを構成した
ことにより、公称定格電圧が100Vおよび120Vの
商用交流電源に直接接続して使用するのに好適なカラー
照明装置を提供することができる。
20mmのバルブ内にキセノンを封入した定格電圧24
〜36V、定格消費電力10〜50Wの無口金小形電球
を3〜6灯直列接続してカラー照明ユニットを構成した
ことにより、公称定格電圧が100Vおよび120Vの
商用交流電源に直接接続して使用するのに好適なカラー
照明装置を提供することができる。
【0173】請求項6の発明によれば、加えてカラー照
明ユニットを構成する複数の無口金小形電球を透光性チ
ューブに収納したことにより、構造が簡単で、かつ安価
なカラー照明装置を提供することができる。
明ユニットを構成する複数の無口金小形電球を透光性チ
ューブに収納したことにより、構造が簡単で、かつ安価
なカラー照明装置を提供することができる。
【0174】請求項7の発明によれば、加えて無口金小
形電球を着色グローブ内に収納したことにより、色光を
容易に得られるカラー照明装置を提供することができ
る。
形電球を着色グローブ内に収納したことにより、色光を
容易に得られるカラー照明装置を提供することができ
る。
【0175】請求項8の発明によれば、加えて各カラー
照明ユニットを配設した遮光性基板を拡散性反射面に離
間対向して配設したことにより、拡散反射により混光を
得るととこに、室内の天井や壁面などを拡散性反射面と
して利用することが可能なカラー照明装置を提供するこ
とができる。
照明ユニットを配設した遮光性基板を拡散性反射面に離
間対向して配設したことにより、拡散反射により混光を
得るととこに、室内の天井や壁面などを拡散性反射面と
して利用することが可能なカラー照明装置を提供するこ
とができる。
【0176】請求項9の発明によれば、加えて拡散性反
射板を備えていて、種々の箇所への設置に対応したカラ
ー照明装置を提供することができる。
射板を備えていて、種々の箇所への設置に対応したカラ
ー照明装置を提供することができる。
【0177】請求項10の発明によれば、加えて拡散透
光板を備えて拡散透光により混光を得るカラー照明装置
を提供することができる。
光板を備えて拡散透光により混光を得るカラー照明装置
を提供することができる。
【図1】本発明のカラー照明装置の第1の実施形態を示
す回路図
す回路図
【図2】本発明のカラー照明装置の第2の実施形態を示
す回路図
す回路図
【図3】本発明のカラー照明装置に用いる無口金小形電
球の一例を示す正面図
球の一例を示す正面図
【図4】本発明のカラー照明装置の第3の実施形態を示
す回路図
す回路図
【図5】本発明のカラー照明装置の第4の実施形態を示
す配置図
す配置図
【図6】本発明のカラー照明装置の第5の実施形態を示
す配置図
す配置図
【図7】本発明のカラー照明装置の第6の実施形態を示
す配置図
す配置図
【図8】本発明のカラー照明装置の第7の実施形態を示
す正面図
す正面図
【図9】同じく一部切欠側面図
【図10】本発明のカラー照明装置の第8の実施形態を
示す正面図
示す正面図
【図11】本発明のカラー照明装置の第9の実施形態を
示す一部断面正面図
示す一部断面正面図
【図12】本発明のカラー照明装置の第10の実施形態
を示す概念的正面図
を示す概念的正面図
【図13】本発明のカラー照明装置の第11の実施形態
を示す概念的断面図
を示す概念的断面図
【図14】本発明のカラー照明装置の第12の実施形態
を示す概念的断面図
を示す概念的断面図
【図15】本発明のカラー照明装置の第13の実施形態
を示す正面図
を示す正面図
【図16】同じく平面図
【図17】本発明のカラー照明装置の第14の実施形態
を示す概念的正面図
を示す概念的正面図
ES…交流電源 DR…赤用の調光装置 DG…緑用の調光装置 DB…青用の調光装置 yR…赤のカラー照明ユニット yG…緑のカラー照明ユニット yB…青のカラー照明ユニット 1R1〜1R4…赤の無口金小形電球 1G1〜1G4…緑の無口金小形電球 1B1〜1B4…青の無口金小形電球
Claims (10)
- 【請求項1】それぞれが定格電圧36V以下の複数の無
口金小形電球を直列接続して公称定格電源電圧100〜
120Vの交流電源に接続して点灯できるようにしてな
る少なくとも赤、緑および青のカラー照明ユニットを各
別に調光して発生した色光を混光してカラー照明を行う
ことを特徴とするカラー照明方式。 - 【請求項2】各カラー照明ユニットの複数の無口金小形
電球を異なる色光のものと空間的に混合して配置するこ
とを特徴とする請求項1記載のカラー照明方式。 - 【請求項3】それぞれが定格電圧36V以下の無口金小
形電球の複数を直列接続して公称定格電源電圧100〜
120Vの交流電源に接続して点灯して発生した色光を
混光するように配設された少なくとも赤、緑および青の
カラー照明ユニットと;各カラー照明ユニットを調光す
る調光装置と;を具備していることを特徴とするカラー
照明装置。 - 【請求項4】カラー照明ユニットは、外径20mm以下
のバルブ、バルブ内に封装されたフィラメントおよびバ
ルブ内に封入されたキセノンを主体とする封入ガスを備
え、定格電圧36V以下、定格消費電力5〜50Wで点
灯するように構成されている3〜6灯の無口金小形電球
を直列接続して構成されていることを特徴とする請求項
3記載のカラー照明装置。 - 【請求項5】カラー照明ユニットは、外径6〜20mm
のバルブ、バルブ内に封装されたフィラメントおよびバ
ルブ内に封入されたキセノンを主体とする封入ガスを備
え、定格電圧24〜36V、定格消費電力10〜50W
で点灯するように構成されている3〜6灯の無口金小形
電球を直列接続して構成されていることを特徴とする請
求項3または4記載のカラー照明装置。 - 【請求項6】各カラー照明ユニットは、直列接続した複
数の無口金小形電球を収納している透光性チューブを備
えていることを特徴とする請求項3ないし5のいずれか
一記載のカラー照明装置。 - 【請求項7】各カラー照明ユニットを構成する各無口金
小形電球は、それぞれ着色透光性グローブに収納されて
いることを特徴とする請求項3ないし5のいずれか一記
載のカラー照明装置。 - 【請求項8】拡散性反射面に離間対向して配設されると
ともに、各カラー照明ユニットを装着した遮光性基板を
具備していることを特徴とする請求項3ないし7のいず
れか一記載のカラー照明装置。 - 【請求項9】各カラー照明ユニットを装着した遮光性基
板と;各カラー照明ユニットの色光を入射して拡散反射
により混光して室内空間をカラー照明を行うように配設
された拡散性反射板と;を具備していることを特徴とす
る請求項3ないし8のいずれか一記載のカラー照明装
置。 - 【請求項10】各カラー照明ユニットを配設する基板
と;各カラー照明ユニットからの色光を拡散して混光す
る拡散透光板と;を具備していることを特徴とする請求
項3ないし7のいずれか一記載のカラー照明装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10102262A JPH11297480A (ja) | 1998-04-14 | 1998-04-14 | カラー照明方式およびカラー照明装置 |
PCT/JP1999/001957 WO1999053236A1 (fr) | 1998-04-14 | 1999-04-13 | Illuminateur couleur, unite d'illumination couleur et module d'illuminant couleur |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10102262A JPH11297480A (ja) | 1998-04-14 | 1998-04-14 | カラー照明方式およびカラー照明装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11297480A true JPH11297480A (ja) | 1999-10-29 |
Family
ID=14322692
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10102262A Pending JPH11297480A (ja) | 1998-04-14 | 1998-04-14 | カラー照明方式およびカラー照明装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11297480A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2007091741A1 (ja) * | 2006-10-24 | 2007-08-16 | Momo Alliance Co., Ltd. | 照明装置 |
JP2007535114A (ja) * | 2004-04-27 | 2007-11-29 | アドバンスト オプティカル テクノロジーズ,エルエルシー | 白色光を調整する複数色のソースを用いる光学的一体チャンバ照明 |
-
1998
- 1998-04-14 JP JP10102262A patent/JPH11297480A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007535114A (ja) * | 2004-04-27 | 2007-11-29 | アドバンスト オプティカル テクノロジーズ,エルエルシー | 白色光を調整する複数色のソースを用いる光学的一体チャンバ照明 |
WO2007091741A1 (ja) * | 2006-10-24 | 2007-08-16 | Momo Alliance Co., Ltd. | 照明装置 |
EP2088835A1 (en) * | 2006-10-24 | 2009-08-12 | MoMo Alliance Co.Ltd. | Illumination device |
EP2088835A4 (en) * | 2006-10-24 | 2009-11-18 | Momo Alliance Co Ltd | LIGHTING DEVICE |
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