JPH10241343A - 信号再生方法及び装置 - Google Patents

信号再生方法及び装置

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Publication number
JPH10241343A
JPH10241343A JP4666497A JP4666497A JPH10241343A JP H10241343 A JPH10241343 A JP H10241343A JP 4666497 A JP4666497 A JP 4666497A JP 4666497 A JP4666497 A JP 4666497A JP H10241343 A JPH10241343 A JP H10241343A
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JP
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disk
signal
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JP4666497A
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Inventor
Keiichi Asakura
啓一 朝倉
Hiroshi Koyama
浩 小山
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 信号記録媒体を用いることなく任意の組み合
わせで作成した情報信号を保存し、又は劣化なく再生す
ることを目的とする。 【解決手段】 ディスク再生装置1に、ディスク収納部
2に収納されている光学ディスク50のディスク番号及
び当該ディスク番号の光学ディスク50内のトラック番
号を入力する操作部4と、仮想ディスクとされるディス
ク番号及びトラック番号からなるリストの複数を記憶す
るRAM5と、RAM5に記憶された複数のリストの内
の一のリストを選択して、その選択したリストのディス
ク番号及びトラック番号に従って信号再生回路3により
光学ディスク50に記録されている音楽信号を再生する
ように制御するシステム制御回路6とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、収納部に収納して
いる複数の信号記録媒体の内の一の信号記録媒体を選択
し、その選択した信号記録媒体に記録されている情報信
号を再生する信号再生方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば音楽信号等の情報信号を記
録したディスクを複数収納して、その内の一の信号記録
媒体に対して情報信号を記録及び再生するディスク記録
再生装置が提案されている。
【0003】上記ディスク記録再生装置は、例えば復数
のディスクを収納部を備え、その収納部に収納されたデ
ィスクの内の一のディスクを選択して、再生することが
できるように構成されている。
【0004】そして、ディスク記録再生装置は、例えば
プログラム機能によって、複数のディスクのそれぞれの
情報信号を連続的に読み出し、再生することができる。
【0005】例えば、ディスク記録再生装置が音楽の信
号再生装置であった場合、ユーザは、その好みに合わせ
て各ディスクに記録されている曲を連続的にプログラム
機能によって再生していた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ディスク記
録再生装置は、プログラムして構成した曲を複数保持す
ることができなかった。したがって、新たに好みに合わ
せた曲順に曲を再生したいとき、前回のプログラムした
曲順を消さなければならなかった。
【0007】そのため、気に入った曲順であった場合、
ユーザは、テープカセット又は光磁気ディスクのような
信号記録媒体にその曲順を保存しなけらばならなかっ
た。
【0008】また、ディスク記録再生装置は、収納する
ディスクの数を増やすには、収納部を大きくしなければ
ならなかった。
【0009】よって、ディスク記録再生装置に収納でき
ないディスク或いは上記テープカセット又は光磁気ディ
スクを保管するために、他に収納スペースが必要にな
り、また、それを整理する必要があった。
【0010】そして、上述のように信号記録用媒体へ保
存してしまうと、情報信号が劣化してしまう。
【0011】そこで、本発明は、上述の実情に鑑みてな
されたものであって、信号記録媒体を用いることなく任
意の組み合わせで作成した情報信号の組の複数を保存で
き、且この任意に作成した情報信号の組を劣化なく再生
することができる信号再生方法及び装置の提供を目的と
する。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明に係る信号再生方
法は、上述の課題を解決するために、収納された複数の
信号記録媒体の媒体番号及び当該媒体番号の信号記録媒
体内のファイル番号をもとにリストを作成する作成工程
と、作成工程によって作成された複数のリストの内の一
のリストを選択する選択工程と、選択工程によって選択
されたリストの媒体番号及びファイル番号に従って信号
記録媒体に記録されている情報信号を再生する再生工程
とから構成される。
【0013】このような信号再生方法によって、信号記
録媒体の媒体番号とファイル番号からなる複数のリスト
をもとに信号記録媒体に記録されている情報信号が再生
される。
【0014】また、本発明に係る信号再生装置は、上述
の課題を解決するために、収納手段に収納されている信
号記録媒体の媒体番号及び当該媒体番号の信号記録媒体
内のファイル番号を入力する入力手段と、媒体番号及び
ファイル番号からなるリストの複数を記憶する記憶手段
と、記憶手段に記憶された複数のリストの内の一のリス
トを選択して、その選択したリストの媒体番号及びファ
イル番号に従って再生手段により信号記録媒体に記録さ
れている情報信号を再生するように制御する制御再生手
段とから構成される。
【0015】このように構成された信号再生装置は、信
号記録媒体の媒体番号とファイル番号からなる複数のリ
ストをもとに収納手段に収納される信号記録媒体に記録
されている情報信号を再生する。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について図面
を用いて説明する。実施の形態は、信号再生装置を、信
号記録媒体とされる光学ディスクの再生のために適合し
て構成したディスク再生装置である。
【0017】ディスク再生装置は、図1に示すように、
複数の光学ディスクを収納するディスク収納部2を有
し、このディスク収納部2に収納されている光学ディス
ク50の内の一の光学ディスクを選択して再生するよう
に構成されている。
【0018】上記光学ディスク50は、例えば音楽信号
等が記録されているプログラム領域と、プログラム領域
に記録されている音楽信号に関する情報、いわゆるTO
C(Table of Contents)の領域とを備えている。例え
ば、光学ディスク50は、ディスク収納部2の各収納位
置において、このTOC情報をもとにディスク番号が割
り当てられて管理されている。
【0019】ディスク再生装置1は、収納された一の光
学ディスク50に割り当てたディスク番号及びこの光学
ディスク50内において音楽信号が記録されているトラ
ック番号のリストが記憶されるRAM5を備えている。
リストは、例えばユーザに指定されて作成された複数の
音楽信号からなり、例えば好みの音楽、ジャンル、歌手
別に分類される。すなわち、リストは、ディスク再生装
置1において複数の音楽信号からなる新たな1枚の光学
ディスクのように構成されている。
【0020】そして、ディスク再生装置1は、上記リス
トを仮想的なディスク(以後、仮想ディスクという)と
して扱っている。
【0021】上記ディスク再生装置1は、詳しくは、図
1に示すように、100枚の光学ディスクを収納するデ
ィスク収納部2と、ディスク収納部2に収納されている
光学ディスク50に記録されている音楽信号を再生する
信号再生回路3と、ディスク収納部2に収納されている
光学ディスク50のディスク番号及び当該ディスク番号
の光学ディスク50内のトラック番号を入力する操作部
4と、ディスク番号及びトラック番号からなる仮想ディ
スクの複数を記憶するRAM5と、RAM5に記憶され
た上記複数の仮想ディスクの内の一の仮想ディスクを選
択して、その選択した仮想ディスクのディスク番号及び
トラック番号に従って信号再生回路3により光学ディス
ク50に記録されている音楽信号を再生するように制御
するシステム制御回路6と、システム制御回路6により
制御されて処理情報等をユーザに対して表示する表示部
7とを備えている。
【0022】上記RAM5は、システム制御回路6内に
備えられ、このRAM5内には、図2に示すように、複
数の音楽信号からなるリスト5a1、リスト5a2、或い
はリスト5akといった複数のリストが記憶されてい
る。
【0023】ディスク再生装置1は、リスト5a1を音
楽信号が記憶された第1の仮想ディスクとして扱い、リ
スト5a2を音楽信号が記憶された第2の仮想ディスク
として扱い、又はリスト5akを音楽信号が記憶された
第kの仮想ディスクとして扱う。
【0024】また、ディスク再生装置1は、光学ディス
ク50に記録されている音楽信号及びTOC情報等を読
み取る手段として、光学ディスク50の信号記録面に対
してレーザ光を照射して、その反射光をもとに上記音楽
情報等を再生する光学ピックアップ8と、光学ディスク
50を回転させるスピンドルモータ9と、スピンドルモ
ータ9及び光学ディスク50にレーザ光を集束させるた
めに光学ピックアップ8内に配設されている対物レンズ
を操作するサーボ回路10とを備えている。
【0025】さらに、ディスク再生装置1は、ディスク
収納部2に対して光学ディスクを出し入れするために、
ディスク収納部3の前面にディスク交換部11を備えて
いる。
【0026】なお、システム制御回路6は、ディスク交
換部11の光学ディスク50について管理している。さ
らに、上述したように、システム制御回路6は、ディス
ク収納部2において箇々に収納された光学ディスク50
をそのTOC情報に対応してディスク番号を割り当てて
管理している。
【0027】以上のように構成されたディスク再生装置
1は、ディスク収納部2に収納された光学ディスク50
の何れか一の光学ディスク50が選択されてスピンドル
モータ9に装着して、光学ディスク50の情報信号を再
生する。すなわち、ディスク再生装置1は、スピンドル
モータ9によって回転されている光学ディスク50の信
号記録面上に光学ピックアップ8よりレーザ光を照射す
る。ディスク再生装置1は、光学ディスク50の信号記
録面に照射して反射された反射光をもとにサーボ回路1
0によってサーボ処理を行い、また信号再生回路3によ
って音楽信号等の情報信号を再生する。
【0028】そして、ディスク再生装置1は、図3に示
すように、各種ル−チンS1と、仮想ディスク作成モジ
ュ−ルS2と、再生モジュールS3とからなるメインル
−プによって装置を管理している。
【0029】ディスク再生装置1のメインルーチンに
は、例えば、各種ルーチンS1を含んでおいる。例えば
上記各種ルーチンS1には、起動後の処理を行うルーチ
ンがある。そして、ディスク再生装置1は、仮想ディス
ク作成モジュ−ルS2の実行により仮想ディスクを作成
して、光学ディスク50或いは仮想ディスク作成モジュ
−ルS2によって作成された仮想ディスクを再生モジュ
ールS3の実行により再生する。
【0030】以下に、仮想ディスク作成モジュールS2
及び再生モジュールS3についてフローチャートを用い
て説明する。
【0031】仮想ディスク作成モジュールS2は、図4
に示すようなフローチャートに従って実行され、ディス
ク収納部2に収納された複数の光学ディスク50のディ
スク番号及び当該ディスク番号の光学ディスク50内の
トラック番号をもとに仮想ディスクを作成するモジュー
ルである。
【0032】先ずステップS11に示すように、システ
ム制御回路6は、仮想ディスクを作成するか否かの確認
を行う。例えば、ユーザは、仮想ディスクを作成する場
合、作成する旨の信号を操作部4に入力する。システム
制御回路6は、その入力を確認したらステップS11か
らステップS12に進む。ステップS12では、システ
ム制御回路6は、仮想ディスクを新規に作成するのかを
確認する。
【0033】ここで、仮想ディスクを新規に作成するこ
とを確認した場合、システム制御回路6は、ステップS
13に進む。一方、既存の仮想ディスク、すなわちRA
M5に既に記憶されている何れかのリストを編集する場
合、システム制御回路6はステップS19に進む。
【0034】仮想ディスクを新規に作成する場合、ステ
ップS13に示すように、システム制御回路6は新規の
仮想ディスクの番号を得る。ここで、システム制御回路
6は、仮想ディスクの番号を例えばユーザの指示によっ
て得るか、或いはインクリメントによって自動的に得
る。ここでユーザ或いはインクリメントによって、上記
第kの仮想ディスクが選択されたとする。
【0035】システム制御回路6は、新規に作成する仮
想ディスクの番号を得た後、ステップS14に示すよう
に、カウンタ値nを初期化n=1にする。このカウンタ
値nは、仮想ディスクにおけるトラック番号に相当する
ものになる。
【0036】そして、システム制御回路6は、ステップ
S15、さらにステップS16に示すように、例えばユ
ーザによって第kの仮想ディスクの第1のトラックに記
憶すると指定された音楽信号が記録されている光学ディ
スク50のディスク番号及びトラック番号をRAM5内
に設けたリスト5akのn=1に相当するアドレスの記
憶領域に記憶する。
【0037】上記第kの仮想ディスクに相当するリスト
5akに光学ディスク50のディスク番号及びトラック
番号を記憶した後、システム制御回路6は、ステップS
17に示すように、この第kの仮想ディスクの作成を終
了するかを確認する。ここで、作成を続行する旨を確認
した場合、システム制御回路6は、ステップS18に示
すように、カウンタ値nをn=n+1にする。
【0038】システム制御回路6は、ステップS15及
びステップS16において、第kの仮想ディスクの第2
のトラック、すなわちリスト5akのn=2に相当する
アドレスにユーザによって新たに指定された光学ディス
ク50のディスク番号及び当該ディスク番号の光学ディ
スク内のトラック番号を記憶する。
【0039】以上のステップS18、ステップS15及
びステップS16の処理は、ステップS17において新
規の第kの仮想ディスクの作成を終了することをシステ
ム制御回路6が確認するまで行われる。そして、第kの
仮想ディスクの作成が終了した場合、メインルーチンに
戻り、例えば再生モジュールS3が実行される。
【0040】一方、ステップS12において新規の仮想
ディスクの作成ではなく既存の仮想ディスクの編集を行
うことを確認した場合、ステップS19に示すように、
システム制御回路6は、ユーザの指示によって編集対象
となる仮想ディスクの番号を得る。ここで、ユーザによ
って例えば第2の仮想ディスクの編集が指示されたとす
る。それからシステム制御回路6は、ステップS20に
おいて、ユーザに指示されて編集対象となる第2の仮想
ディスクのトラック番号を得る。
【0041】編集対象となる第2の仮想ディスクのトラ
ック番号を得た後、ステップS21及びステップS22
に示すように、ユーザによって指定された光学ディスク
50のディスク番号及びトラック番号を第2の仮想ディ
スクの指定されたトラック番号に相当するRAM5内の
リスト5a2の領域に記憶する。
【0042】そして、システム制御回路6は、ステップ
S23に示すように、編集対象となっている第2の仮想
ディスクの他のトラックについて編集するかの確認をユ
ーザに対して行う。
【0043】このステップS23において、第2の仮想
ディスクの別のトラックを編集することを確認した場
合、再度ステップS20において、システム制御回路6
は、新たに編集するトラック番号を得る。そして、シス
テム制御回路6は、ステップS21及びステップS22
において、ユーザによって新たに指定された光学ディス
ク50のディスク番号及びトラック番号を第2の仮想デ
ィスクの編集対象となるトラックに相当するRAM5内
のリスト5a2の領域に記憶する。
【0044】システム制御回路6は、ステップS23に
おいて編集するとして選択されている第2の仮想ディス
クの編集を終了することをユーザに指示されるまで、ス
テップS20、ステップS21及びステップS22の処
理を行う。
【0045】第2の仮想ディスクの編集の終了を指示さ
れた後、ステップS24に示すように、システム制御回
路6は、他の仮想ディスクの編集を行わないで終了する
かの確認をユーザに対して行う。
【0046】このステップS24において、他の仮想デ
ィスクについて編集することをユーザによって指示され
た場合、システム制御回路6は、ステップS19におい
て、編集対象となる仮想ディスクの番号を得る。それか
ら、システム制御回路6は、ステップS19乃至ステッ
プS22において、新たに選択された仮想ディスクのト
ラック、すなわちRAM5内の上記選択された仮想ディ
スクに相当するリストについて編集を行う。
【0047】そして、システム制御回路6は、他の仮想
ディスクの編集も行わないとされたとき、メインルーチ
ンに戻る。
【0048】以上のような仮想ディスクモジュールS2
によって仮想ディスクは作成される。
【0049】次に仮想ディスク及び光学ディスク50に
記録された情報信号を再生する再生モジュールS3につ
いて説明する。再生モジュールS3は、図5に示すよう
なフローチャートに従って実行される。
【0050】この、再生モジュールS3は、仮想ディス
ク作成モジュールS2によって作成された複数の仮想デ
ィスクの内の一の仮想ディスクの選択を行う選択過程
と、選択過程によって選択された仮想ディスクのディス
ク番号及びトラック番号に従って光学ディスク50に記
録されている音楽信号を再生する再生過程とを含むモジ
ュールである。
【0051】先ずシステム制御回路6は、ステップS3
1に示すように、光学ディスク又は仮想ディスクを再生
するかをユーザに対して確認する。光学ディスク又は仮
想ディスクを再生する場合、システム制御回路6は、ス
テップS32に示すように、再生の対象が光学ディスク
又は仮想ディスクなのかの確認をユーザに対して行う。
【0052】システム制御回路6は、ステップS32に
おいて、仮想ディスクを再生することを確認した場合、
カウンタ値nを初期値n=1に設定する。ここで、ユー
ザによって、例えば第kの仮想ディスクが選択されたと
する。
【0053】システム制御回路6は、ステップS34及
びステップS35に示すように、第kの仮想ディスクの
第1のトラック、すなわちRAM5内のリスト5ak
n=1に相当するアドレスに記憶されている光学ディス
ク50のディスク番号及びトラック番号を得る。
【0054】そして、システム制御回路6は、ステップ
S36に示すように、得た光学ディスク50のディスク
番号及びトラック番号に対応する光学ディスク50を選
択して、その選択した光学ディスク50の上記トラック
番号の位置に記録されてる音楽信号を信号再生回路3に
よって再生する。
【0055】音楽信号を再生する一方、システム制御回
路6は、ステップS37に示すように、カウンタ値nが
終値、すなわち現在再生している第kの仮想ディスクの
トラックが最終トラックなのかのを確認する。ここで、
カウンタ値nが終値でない、すなわち最終トラックでな
い場合、システム制御回路6は、ステップS38に示す
ように、カウンタ値nをn=n+1とする。これによ
り、システム制御回路6は、次のトラックに記憶されて
いる音楽信号、すなわちRAM5内のリスト5akのn
=2に相当するアドレスに記憶されている光学ディスク
50のディスク番号及びトラック番号を得る。
【0056】よって、システム制御回路6は、RAM5
内のリスト5akのn=1に相当するアドレスに記憶さ
れている光学ディスク50のディスク番号及びトラック
番号をもとに選択した光学ピックアップ8に記録されて
いる所望の音楽信号の再生が終了したことを確認して、
上記n=2に相当するアドレスに記憶されている光学デ
ィスク50のディスク番号及びトラック番号をもとに選
択した光学ピックアップ8に記録されている所望の音楽
信号を信号再生回路3によって再生する。
【0057】システム制御回路6は、ステップS37に
おいてカウンタ値nが終値であるとされるまで、ステッ
プS38、ステップS34、ステップS35及びステッ
プS36の処理を行う。ステップS37において、カウ
ンタ値nが終値であることを確認したとき、システム制
御回路6は、メインルーチンに戻る。
【0058】一方、ステップS32において、仮想ディ
スクの再生ではなく光学ディスクを再生すると確認した
場合、システム制御回路6は、ステップS39に示すよ
うに、ユーザによって指定された光学ディスク50の準
備を行う。そして、システム制御回路6は、ステップS
40に示すように、信号再生回路3によって指定された
光学ディスク50を再生する。
【0059】信号再生回路3による再生が終了したら、
システム制御回路6は、メインルーチンに戻る。なお、
システム制御回路6は、この再生モジュールS3の最初
のステップS31において、光学ディスク又は仮想ディ
スクの何れも再生しないことを確認した場合、メインル
ーチンに戻る。
【0060】上記ディスク再生装置1は、以上のように
実行する仮想ディスク作成モジュールS2によって仮想
ディスクを作成して、再生モジュールS3によって光学
ディスク50又は仮想ディスク作成モジュールS2によ
って作成された仮想ディスクを再生する。
【0061】よって、ディスク再生装置1は、仮想ディ
スクを作成、すなわち光学ディスク50に記録されてい
る音楽信号の複数を光学ディスク50のディスク番号及
びトラック番号としてリスト化することで、ディスク収
納部2に収納されている光学ディスク50に記録されて
いる音楽情報の保存又は編集のために、新たな信号記録
媒体、例えばテープカセット又は光磁気ディスクを用意
する必要がなくなる。したがって、ディスク再生装置1
によって、上記テープカセット又は光磁気ディスクを収
納するための収納スペースが必要なくなる。
【0062】また、ユーザは、ディスク再生装置1によ
って、仮想ディスクを現に存在する光学ディスクのよう
に扱うことができる。表示部7に、例えば「仮想ディス
ク再生中」との表示を行うことで、より効果的になる。
【0063】さらに、ディスク再生装置1は、各仮想デ
ィスクに対する情報を記憶することもできる。この場
合、ユーザの入力操作によって、仮想ディスクに対応す
るリストに対して音楽情報、例えばタイトル、ジャンル
等が記憶される。これにより、ユーザは、仮想ディスク
を認識しやすくなる。
【0064】また、ユーザは、ディスク再生装置1によ
って、仮想ディスクに保存又は編集されている音楽信号
を上記テープカセット又は光磁気ディスクに即座に且つ
何度でも記録することができる。
【0065】そして、ディスク再生装置1は、記録用の
回路等を付加することなく光学ディスクに記録されてい
る音楽信号を保存又は編集することができるため、小型
化することができる。
【0066】また、ディスク再生装置1は、テープカセ
ット又は光磁気ディスクを用いることなく音楽信号を保
存できるため、音楽信号の劣化を防止することができ
る。
【0067】さらに、ディスク再生装置1は、ディスク
収納部3に収納されている光学ディスク50にCDテキ
ストが記録されている場合、このCDテキストによって
光学ディスク50を管理することができる。これにより
ディスク再生装置1は、ディスク収納部3内において光
学ディスク50の入れ替えがあった場合でも、TOC情
報或いはCDテキストによって光学ディスクを管理する
ことができ、上述の入れ替えに左右されることのない仮
想ディスクを作成することができる。例えば、光学ディ
スク50が入れ替えされた場合、ディスク再生装置1
は、TOC情報又はCDテキストを参照して変換モジュ
ールによってその仮想ディスクの内容を書き換える。
【0068】また、ディスク再生装置1は、仮想ディス
クに記憶されている光学ディスク50のディスク番号又
はトラック番号に対応する光学ディスクがないと判断し
た場合、表示部7に、再生の対象となる音楽信号が記録
された光学ディスクがない旨を表示することができる。
よって、ユーザは、その指示に従って適宜処理すること
ができる。
【0069】よって、ディスク再生装置1は、収納され
た複数の光学ディスク50のディスク番号及びトラック
番号をもとに作成された複数のリストの一のリストをも
とに光学ディスク50に記録されている情報信号を再生
することで、テープカセット又は光磁気ディスクのよう
な新たな信号記録媒体を用いることなく任意の組み合わ
せで作成した音楽信号の組の複数を保存できる。さら
に、ディスク再生装置1は、音楽信号の組を劣化なく再
生することができる。
【0070】なお、本発明に係る信号再生方法及び装置
は、光学ディスクを再生することに限定されないことは
いうまでもない。
【0071】
【発明の効果】本発明に係る信号再生方法は、収納され
た複数の信号記録媒体の媒体番号及びファイル番号をも
とに作成された複数のリストの一のリストをもとに信号
記録媒体に記録されている情報信号を再生することで、
信号記録媒体を用いることなく任意の組み合わせで作成
した情報信号の組の複数を保存できる。
【0072】さらに、上記信号再生方法は、任意に作成
した情報信号の組を劣化なく再生することができる。
【0073】そして、上記信号再生方法によって、ユー
ザは、上記リストをあたかも実存する信号記録媒体のよ
うに扱うことができる。
【0074】また、本発明に係る信号再生装置は、収納
部に収納された信号記録媒体の媒体番号及び上記ファイ
ル番号からなるリストの複数を記憶する記憶手段を備え
ることで、信号記録媒体を用いることなく任意の組み合
わせで作成した情報信号の組の複数を保存できる。
【0075】さらに、上記信号再生装置は、任意に作成
した情報信号の組を劣化なく再生することができる。
【0076】そして、上記信号再生装置によって、ユー
ザは、上記リストをあたかも実存する信号記録媒体のよ
うに扱うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る信号再生装置の実施の形態であっ
て、光ディスクの再生用に適合して構成されたディスク
再生装置の構成図である。
【図2】上記ディスク再生装置の備えるRAM内に設け
られた仮想ディスク用の記憶領域を示す構成図である。
【図3】上記ディスク再生装置のメインルーチンを示す
フローチャートである。
【図4】上記ディスク再生装置のメインルーチンにおけ
る仮想ディスク作成モジュールを示すフローチャートで
ある。
【図5】上記ディスク再生装置のメインルーチンにおけ
る再生モジュールを示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 ディスク再生装置、2 ディスク収納部、3 信号
再生回路、4 操作部、5 RAM、5a1,5a2,5
k リスト、6 システム制御回路、7 表示部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 収納された複数の信号記録媒体の媒体番
    号及び当該媒体番号の信号記録媒体内のファイル番号を
    もとにリストを作成する作成工程と、 上記作成工程によって作成された複数の上記リストの内
    の一のリストを選択する選択工程と、 上記選択工程によって選択された上記リストの媒体番号
    及びファイル番号に従って上記信号記録媒体に記録され
    ている情報信号を再生する再生工程とを有することを特
    徴とする信号再生方法。
  2. 【請求項2】 上記リストは、上記信号記録媒体の記録
    内容管理情報をもとに作成されていることを特徴とする
    請求項1記載の信号再生方法。
  3. 【請求項3】 複数の信号記録媒体を収納する収納手段
    と、 上記収納手段に収納された信号記録媒体に記録されてい
    る情報信号を再生する再生手段と、 上記収納手段に収納されている信号記録媒体の媒体番号
    及び当該媒体番号の信号記録媒体内のファイル番号を入
    力する入力手段と、 上記媒体番号及び上記ファイル番号からなるリストの複
    数を記憶する記憶手段と、 上記記憶手段に記憶された上記複数のリストの内の一の
    リストを選択して、その選択したリストの媒体番号及び
    ファイル番号に従って上記再生手段により上記信号記録
    媒体に記録されている情報信号を再生するように制御す
    る制御再生手段とを備えることを特徴とする信号再生装
    置。
  4. 【請求項4】 上記リストは、上記信号記録媒体の記録
    内容管理情報をもとに作成されていることを特徴とする
    請求項3記載の信号再生装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11126328A (ja) * 1997-10-22 1999-05-11 Kao Corp 磁気テープ

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