JPH10241062A - 警備システム - Google Patents

警備システム

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JPH10241062A
JPH10241062A JP9046332A JP4633297A JPH10241062A JP H10241062 A JPH10241062 A JP H10241062A JP 9046332 A JP9046332 A JP 9046332A JP 4633297 A JP4633297 A JP 4633297A JP H10241062 A JPH10241062 A JP H10241062A
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intruder
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camera
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turning
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Yuji Kubo
勇司 久保
Takeshi Otogawa
健 音川
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NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 警備装置における局所的監視による発見の遅
れ、また警報が鳴ってもその場で侵入物の確認ができな
い不具合の改善。 【解決手段】 センサ部1からのレーザ光を2次元スキ
ャンし、広範な監視エリアを設定することにより、侵入
者の早期発見、広域監視を可能とする。また、センサ部
1から侵入者までの距離および角度データからITVカ
メラ6を侵入物に照準させ自動追尾することにより、監
視者は居ながらにして侵入物を特定できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、警備システムに
関し、特に光センサを用いて広域、早期監視を行う警備
システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の光センサを用いた警備システム
は、図4に示すように1次元の赤外線ビームを発生させ
る赤外線発光器11とその赤外線ビームを受光する赤外
線受光器12とを有し、その赤外線ビームが侵入者13
などによって遮断されると、警報発生器14から警報を
発し、監視者に伝えるというものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが上述の方法に
は、1次元のラインセンサによる局所的な監視しか行っ
ていないため、侵入者が赤外線ビームを横切る瞬間でし
か検知できず、発見が遅れ侵入を許す可能性があるとい
う問題点があった。また、侵入者の検知方法が、赤外線
ビームの遮断の有り無しの信号出力のみであるため、侵
入物を判断する手段がなく、監視者は、警報が鳴っても
その時の侵入検知物体が何であるか、その場(監視所な
ど)では判断できないという問題点もあった。
【0004】本発明はこのような背景の下になされたも
ので、レーザ光を2次元スキャンし、広範な監視エリア
を設定することによって、侵入者の早期発見、広域監視
が可能とし、ITVカメラを上記検知センサと連動させ
て自動追尾させることによって監視者はその場(監視所
など)に居ながらにしてリアルタイムにモニタTVによ
って侵入物の判断を行うことができる警備システムを提
供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、光距離計の光を2次元スキャンさせるスキャン角度
によって監視エリアを設定し、エリア内の侵入者を検知
したとき、侵入者までの距離データおよび角度データを
出力するセンサ部と、電動旋回台上に設置され、前記セ
ンサ部と連動して旋回する旋回カメラ部と、前記センサ
部からの前記距離データおよび前記角度データにより侵
入者の位置を算出し、その位置データにより前記電動旋
回台の前記旋回カメラ部を旋回させ、前記侵入者の画像
データをモニタに表示させる機能を有する制御部とを具
備することを特徴とする警備システムを提供する。
【0006】請求項2に記載の発明は、前記侵入者の検
知方法が前記距離データまたは角度データの変化が複数
回連続したときに侵入者の検知をおこなうことを特徴と
する請求項1に記載の警備装置。
【0007】請求項3に記載の発明は、前記光距離計が
レーザ光によるレーザ距離計であることを特徴とする請
求項1に記載の警備システムを提供する。
【0008】請求項4に記載の発明は、前記光距離計は
発光ダイオードを光源とした光距離計であることを特徴
とする請求項1に記載の警備システム。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施形態を図
を参照しながら説明する。図1は本発明の構成を示すブ
ロック図であり、センサ部1は、レーザ距離計2および
スキャナ3から構成された侵入検知を行うセンサであ
り、レーザ距離計2はレーザ光を出射し、対象物に当た
って反射した光線が検出されるまでの時間から侵入者ま
での距離を算出する装置である。
【0010】スキャナ3は上記レーザ距離計2のレーザ
光の送受光角を一様に変化させ、その時々のスキャニン
グ角度を出力する装置であり、レーザ距離計2の距離計
測に合わせて、距離データおよびスキャニング角度を出
力する。旋回カメラ部4は、電動旋回台5およびITV
カメラ6から構成され、センサ部1が侵入者を検知した
ときに侵入者へITVカメラ6を照準し、前記電動旋回
台5に取り付けられたITVカメラ6をスキャンするこ
とにより自動追尾を行ってその時の画像を出力する。
【0011】制御部7は、センサ部1から出力された距
離データおよび角度データをもとに侵入者を追尾するた
めの制御信号を生成し、旋回カメラ部4へ出力する。ま
た、前記制御部7は、旋回カメラ部4からの画像データ
を受け取り、モニタTV8へ信号を送って侵入者の画像
を表示させるとともに、警報発生器9へ警報信号を送
り、警報発生器9はその信号に基づいて警報を発する。
【0012】次に本発明による実施形態の動作を前記図
1、図2による斜視図および図3による動作フロー図を
参照して説明する。まず、センサ部1を構成するレーザ
距離計2のレーザ光をスキャナ3によって走査させる角
度により、ステップs1(以下、s1等と称する)にお
いて、任意の2次元の監視エリアを設定する。一般に、
レーザ距離計2の計測範囲は、数100mあり、かなり
広範な監視エリアを設定することが可能である。
【0013】制御部7は、s2でセンサ部1から出力さ
れる距離データおよび角度データを常時モニタし、この
距離データおよび角度データから算出された同一領域の
データがs3において変化があった場合でも枯れ葉の移
動などによる誤認識を極力回避するために、s5,s6
により前記データが連続して変化する回数をカウント
し、連続5回の変化があったとき初めて侵入物の移動量
算出ルーチンへ進む。
【0014】もし、途中で前記データの変化なしがs3
において検出されると、s4において回数の初期化がお
こなわれs2ルーチンへ戻る。s6において連続5回の
前記データ変化がカウントされると、s7において侵入
者として検知した検知物の移動量を算出し、s8におい
てこの移動量が予め設定した予測範囲外のときは、侵入
者と判断せずデータのカウント回数を初期化して動作フ
ローをs2の初期状態に戻す。
【0015】前述のように図3の動作フロー図では、例
として5回連続して前記距離および角度のデータに変化
があった場合、侵入者と判断するフローを示している。
前記データの変化および前記移動量の条件を満たしたと
き、侵入者ありと判断し、センサ部1から出力された距
離および角度データをもとにs10において侵入者と旋
回カメラ部4の位置関係を算出し、その結果をs11に
おいて電動旋回台5の制御信号として旋回カメラ部4へ
出力する。
【0016】前記制御によって、電動旋回台5上のIT
Vカメラ6が侵入者を照準することになり、s12にお
いて侵入者の画像データを取得できる。侵入者が移動し
てもそれに合わせて位置データが変化するので、常に侵
入者の画像データをリアルタイムで捕らえることが可能
となる。前記旋回カメラ部4で得られた画像データは、
前記制御部7へ送られ、この制御部7はモニタTV8へ
その画像信号を送り表示させるとともに、警報発生器9
へ警報信号を送り、s13において警報発生器9はその
信号に基づいて警報を発する。このように、選別された
侵入物のみ画像表示および警報発生を行うので、監視者
はより軽減された形で侵入物の確認作業を行い、指示を
出すことが可能となる。
【0017】以上、本発明の一実施形態の動作を図面を
参照して詳述してきたが、本発明はこの実施形態に限ら
れるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設
計変更等があっても本発明に含まれる。例えば、図1の
中で侵入物までの距離計測を行う手段として、レーザ距
離計2の代わりに発光ダイオード等の光を用いて距離計
測を行う場合も同等の作用となる。また、電動旋回台5
上に設置したITVカメラ6を暗視装置のついた昼夜両
用カメラや超高感度ITVカメラに置き換えても同等の
作用となる。この場合夜間の監視エリアがかなり暗くて
も監視をおこなうことができる。
【0018】
【発明の効果】これまでに説明したように、この発明に
よれば、検知センサであるレーザ光を2次元スキャンさ
せることにより、広範な監視エリアを設定できるので、
侵入者の早期発見、広域監視が可能という効果が得られ
る。また、検知センサと連動してITVカメラで侵入者
を自動追尾し、モニタ表示させるようにしたので、監視
者が監視所に居ながらにして警報が鳴ったときの侵入物
をリアルタイムで確認でき、侵入物の識別が容易にでき
るようになるという効果も得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態による警備システムの構
成を示すブロック図である。
【図2】 本発明の一実施形態による警備システムの構
造を示す斜視図である。
【図3】 本発明の一実施形態による警備システムの動
作を説明するフロー図である。
【図4】 従来の警備システムの構成を示すブロック図
である。
【符号の説明】
1 センサ部 2 レーザ距離計 3 スキャナ 4 旋回カメラ部 5 電動旋回台 6 ITVカメラ 7 制御部 8 モニタTV 9 警報発生器 11 赤外線発光器 12 赤外線受光器 13 侵入者 14 警報発生器

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光距離計の光を2次元スキャンさせるス
    キャン角度によって監視エリアを設定し、エリア内の侵
    入者を検知したとき、侵入者までの距離データおよび角
    度データを出力するセンサ部と、 電動旋回台上に設置され、前記センサ部と連動して旋回
    する旋回カメラ部と、 前記センサ部からの前記距離データおよび前記角度デー
    タにより侵入者の位置を算出し、その位置データにより
    前記電動旋回台の前記旋回カメラ部を旋回させ、前記侵
    入者の画像データをモニタに表示させる機能を有する制
    御部と、 を具備することを特徴とする警備システム。
  2. 【請求項2】 前記制御部は、前記センサ部が前記距離
    データまたは前記角度データの変化を複数回連続して検
    出したことにより、侵入者の有無の検知をすることを特
    徴とする請求項1に記載の警備装置。
  3. 【請求項3】 前記光距離計はレーザ光を光源としたレ
    ーザ距離計であることを特徴とする請求項1に記載の警
    備システム。
  4. 【請求項4】 前記光距離計は発光ダイオードを光源と
    した光距離計であることを特徴とする請求項1に記載の
    警備システム。
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