JPH10240833A - 業務支援システムおよび同システムに適用される業務支援方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】客先などの遠隔地からホストコンピュータに管
理された業務データベースをリアルタイムにアクセス可
能とすることによって遠隔地での業務を支援する業務支
援システムを提供する。 【解決手段】モバイルコンピュータ１０の表示画面上に
表示された入力画面から業務データが入力されると、ユ
ーザインタフェース情報部１４１が、その業務データを
送信用データ領域１２に蓄積していく。一方、表示画面
上で送信指示がされると、通信制御部１４２が、送信用
データ領域１２に蓄積された業務データをサーバコンピ
ュータ２０側に送信する。そして、この送信に対して返
送される反映結果は通信制御部１４２により受信用デー
タ領域１３に蓄積され、ユーザインタフェース情報部１
４１が表示画面上で業務データと対応させて表示する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】この発明は、たとえば納品業
務や発注業務などに適用して好適な業務支援システムに
係り、特に客先などの遠隔地からホストコンピュータに
管理された業務データベースをリアルタイムにアクセス
可能とすることによって遠隔地での業務を支援する業務
支援システムに関する。

【０００２】

【従来の技術】近年のコンピュータの普及は目覚まし
く、多種多様な業務でコンピュータが活用されている。
たとえば納品業務では、図６に示したように、営業担当
社員は客先への納品を完了させたときに、その納品が完
了した旨を電話などによって本社のオペレータに連絡す
る（図６（１））。そして、この連絡を受け取った本社
のオペレータは、その納品完了をホストコンピュータが
管理するデータベースに反映させる（図６（２））。な
お、このデータベースへの反映の確認は、主に営業担当
社員が本社に戻った際に営業担当社員自身によって行な
われる（図６（３）〜（４））。

【０００３】また、発注業務では、図７に示したよう
に、営業担当社員が客先から注文を受けた際（図７
（１））、その商品の在庫数を確認するために、電話な
どによって本社のオペレータに問い合わせを行なう（図
７（２））。そして、この連絡を受け取った本社のオペ
レータは、その商品の在庫数をホストコンピュータが管
理するデータベースにアクセスすることによって確認す
る（図７（３））。もし、在庫数が注文数に満たなかっ
た場合、本社のオペレータは、在庫無しを客先の営業担
当社員に連絡し（図７（４））、この連絡を受け取った
営業担当社員は、客先に対して在庫が無い旨を通知する
（図７（５））。一方、在庫数が注文数を満たしていた
場合、本社のオペレータは、発注要求を発行してホスト
コンピュータが管理するデータベースにその発注を反映
させ（図７（４）´〜（５）´）、発注完了を客先の営
業担当社員に連絡する（図７（６）´）。そして、この
連絡を受け取った営業担当社員は、客先に対して発注が
行なわれた旨を通知する（図７（７）´）。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】このように、コンピュ
ータは様々な業務に適用されているが、前述した納品業
務や発注業務では、納品完了や発注要求をデータベース
へ反映させる作業を本社のオペレータなどに依頼してい
たために、データベースの更新がリアルタイムに行なわ
れないといった問題があった。また、この反映の確認は
主に営業担当社員自身が本社に戻った際に行なわれてい
たために、反映ミスなどが発見されるのが大幅に遅れて
しまうといった問題があった。したがって、たとえば反
映ミスなどによって在庫数にずれを生じさせると、発注
完了を客先に通知してしまった商品が手配不能になって
しまうなど、納品・発注業務全体に悪影響を与えてしま
うといった問題があった。

【０００５】この発明はこのような実情に鑑みてなされ
たものであり、客先などの遠隔地からホストコンピュー
タに管理された業務データベースをリアルタイムにアク
セス可能とすることによって遠隔地での業務を支援する
業務支援システムを提供することを目的とする。

【０００６】

【課題を解決するための手段】この発明の業務支援シス
テムは、前述した目的を達成するために、携帯型コンピ
ュータの表示画面上に表示される入力画面から入力され
た各種業務データを携帯型コンピュータの備えるバッフ
ァ領域に蓄積しておき、ユーザの指示に応じてこの業務
データをホストコンピュータに一括して送信することに
よって、ホストコンピュータが管理する業務データベー
スにリアルタイムに反映するようにしたものである。ま
た、この発明の業務支援システムでは、携帯型コンピュ
ータがその反映結果をホストコンピュータから受け取
り、その反映結果を業務データと対応づけて表示するこ
とによって、アクセス要求とアクセス結果確認とのタイ
ムラグをなくすようにしたものである。

【０００７】すなわち、この発明の業務支援システムに
よれば、たとえば客先の営業担当社員などは、本社のオ
ペレータなどを介在させずに業務データベースに取引内
容を反映させることなどができるようになり、かつ、そ
の反映結果を即座に確認することができるため、作業効
率を飛躍的に向上させることが可能となる。

【０００８】また、たとえば発注業務などにおいては、
携帯型コンピュータが、商品の識別コードや個数などか
らなる発注データの業務データベースへの反映結果を受
け取る際に、ホストコンピュータがその発注に対して採
番した発注番号を同時に受け取れるようにしておけば、
その場で発注伝票を発行できるようになるなど、その作
業効率をさらに向上させることが可能となる。

【０００９】

【発明の実施の形態】以下、図面を参照してこの発明の
一実施形態を説明する。図１に、この発明の実施形態に
係る業務支援システムの概略構成を示す。図１に示すよ
うに、この実施形態の業務支援システムは、社員などが
携行する個人使用向けのコンピュータであるモバイルコ
ンピュータ１０と、本社などに設置されるサーバコンピ
ュータ２０とが必要に応じてインタネットなどの通信路
３０を介して接続される構成をもつ。

【００１０】モバイルコンピュータ１０は、オペレーテ
ィングシステム１１によって全体の制御が行なわれ、こ
のオペレーティングシステム１１の制御下で、各種アプ
リケーションプログラム１４が動作する。このアプリケ
ーションプログラム１４は、入出力画面などを介してユ
ーザとのインターフェースを司るユーザインタフェース
情報部１４１およびサーバコンピュータ２０とのデータ
授受を司る通信制御部１４２を有してなる。また、この
モバイルコンピュータ１０には、送信データを格納する
ための送信用データ領域１２および受信データを格納す
るための受信用データ領域１３が確保されている。

【００１１】一方、サーバコンピュータ２０は、オペレ
ーティングシステム２１によって全体の制御が行なわ
れ、このオペレーティングシステム２１の制御下で、サ
ーバプロセス２２が動作する。このサーバプロセス２２
は、データベースファイルシステム２３とのインタフェ
ースを司っており、データベースファイルシステム２３
によって管理されるデータベースへのアクセスを受け付
けて、その要求をデータベースファイルシステム２３に
対して発行するとともに、その結果を受け取ってアクセ
ス要求元に返却する。また、このサーバプロセス２２
は、送信された取引きデータに対して取引番号を採番し
て送信元に返却することも行なう。

【００１２】次に、このような構成をもつ業務支援シス
テムの動作原理を説明する。ここでは、まず、この業務
支援システムを納品業務に適用した場合を例に説明す
る。営業担当社員は、客先にモバイルコンピュータ１０
を持参し、このモバイルコンピュータ１０の表示画面上
に図２に示す画面を表示させる。この画面は、ユーザイ
ンタフェース情報部１４１によって表示される画面であ
る。そして、営業担当社員は、納品する商品をお客と確
認しながら納品チェック欄（ａ１）のチェックを行な
う。このチェックは、たとえば入力ペンなどのポインテ
ィングデバイスで選択指示することによって行なわれ、
その記録はユーザインタフェース情報部１４１内に一時
的に保持される。このチェックが終了すると、営業担当
社員は、送信指示ボタン（ａ３）を選択指示することに
よって、これらの納品完了をサーバコンピュータ２０に
送信する。この送信指示ボタンの選択指示が行なわれる
と、ユーザインタフェース情報部１４１は、内部に保持
したチェック記録を送信用データ領域１２に反映させ
る。そして、通信制御部１４２が、この送信用データ領
域１２に格納された送信データをサーバコンピュータ２
０に送信する。

【００１３】一方、この送信データを受け取ったサーバ
コンピュータ２０では、サーバプロセス２２が、その送
信データをデータベースに反映させるべくファイルシス
テム２３にアクセス要求を発行し、ファイルシステム２
３から受け取ったアクセス結果を結果通知としてモバイ
ルコンピュータ１０に返答する。

【００１４】この結果通知を受信したモバイルコンピュ
ータ１０は、その結果通知を受信用データ領域１３に格
納する。そして、ユーザインタフェース情報部１４１
が、この結果通知を受信用データ領域１３から読み出し
て、図２に示した画面の反映確認欄（ａ２）に表示す
る。

【００１５】したがって、この実施形態の業務支援シス
テムを適用した納品業務では、営業担当社員が客先など
の遠隔地においてもオペレータなどを介さずに直接サー
バコンピュータ２０のデータベースに納品業務データを
反映させることができ、かつその反映結果を即座に確認
することが可能となるため、業務の処理効率を飛躍的に
向上させることが可能となる。

【００１６】次に、この業務支援システムを発注業務に
適用した場合を例に説明する。営業担当社員は、客先に
モバイルコンピュータ１０を持参し、このモバイルコン
ピュータ１０の表示画面上に図３に示す画面を表示させ
る。この画面は、ユーザインタフェース情報部１４１に
よって表示される画面である。そして、営業担当社員
は、発注する商品の商品コード欄（ｂ１）、商品名欄
（ｂ２）への入力を行なう。この入力が終了すると、営
業担当社員は、確認指示ボタン（ｂ４）を選択指示する
ことによって、これらの在庫数をサーバコンピュータ２
０に問い合わせる。この確認指示ボタンの選択指示が行
なわれると、ユーザインタフェース情報部１４１は、内
部に保持した商品コードまたは商品名を送信用データ領
域１２に反映させる。そして、通信制御部１４２が、こ
の送信用データ領域１２に格納された送信データをサー
バコンピュータ２０に送信する。

【００１７】一方、この送信データを受け取ったサーバ
コンピュータ２０では、サーバプロセス２２が、その送
信データを検索キーとして在庫データを読み取らせるべ
くファイルシステム２３にアクセス要求を発行し、ファ
イルシステム２３から受け取ったアクセス結果を結果通
知としてサーバコンピュータ２０に返答する。

【００１８】そして、この結果通知を受信したモバイル
コンピュータ１０は、その結果通知である在庫数を受信
用データ領域１３に格納する。そして、ユーザインタフ
ェース情報部１４１が、この在庫数を受信用データ領域
１３から読み出して、図３に示した画面の在庫数欄（ｂ
３）に表示する。

【００１９】営業担当社員は、この在庫数欄（ｂ３）に
表示された在庫数を確認すると、次にモバイルコンピュ
ータ１０の表示画面上に図４に示した画面を表示させ
る。この画面も、ユーザインタフェース情報部１４１に
よって表示される画面である。そして、営業担当社員
は、この画面上で商品コードや商品名などを入力すると
ともに、数量欄（ｃ１）に発注要求数を入力し、送信指
示ボタン（ｃ３）を選択指示することによって、この発
注要求数在庫数をサーバコンピュータ２０に送信する。
この送信指示ボタンの選択指示が行なわれると、ユーザ
インタフェース情報部１４１は、内部に保持した商品コ
ード、商品名および発注要求数などを送信用データ領域
１２に反映させる。そして、通信制御部１４２が、この
送信用データ領域１２に格納された送信データをサーバ
コンピュータ２０に送信する。

【００２０】一方、この送信データを受け取ったサーバ
コンピュータ２０では、サーバプロセス２２が、その送
信データに対して発注番号を採番し、この発注番号を送
信データとともにデータベースに反映させるべくファイ
ルシステム２３にアクセス要求を発行する。そして、フ
ァイルシステム２３からアクセス結果を受け取ると、そ
のアクセス結果を結果通知としてモバイルコンピュータ
１０に返答する。

【００２１】この結果通知を受信したモバイルコンピュ
ータ１０は、その結果通知を受信用データ領域１３に格
納する。そして、ユーザインタフェース情報部１４１
が、結果通知である発注番号を受信用データ領域１３か
ら読み出して、図４に示した画面の発注番号欄（ｃ２）
に表示する。

【００２２】したがって、この実施形態の業務支援シス
テムを適用した発注業務では、営業担当社員が客先など
の遠隔地においてもオペレータなどを介さずに直接サー
バコンピュータ２０のデータベースに発注業務データを
反映させることができ、かつ採番された発注番号を即座
に得ることができるため、その場で発注伝票を発行でき
るなど、その作業効率を飛躍的に向上させることが可能
となる。

【００２３】次に、この実施形態の業務支援システムの
動作手順について図５を参照して説明する。モバイルコ
ンピュータ１０のユーザインタフェース情報部１４１が
表示する画面上でユーザが各種業務データを入力してい
くと（図５（１））、これらの業務データはユーザイン
タフェース情報部１４１内に一時的に保持されていく
（図５（２）〜（３））。その後、ユーザが業務データ
のサーバコンピュータ２０への送信を指示すると（図５
（４））、ユーザインタフェース情報部１４１は、内部
に保持した業務データを送信用データ領域１２に反映さ
せる（図５（５））。そして、通信制御部１４２が、こ
の送信用データ領域１２に格納された業務データをサー
バコンピュータ２０に送信する。

【００２４】一方、この業務データを受け取ったサーバ
コンピュータ２０では、サーバプロセス２２が、その送
信データをデータベースに反映させるべくファイルシス
テム２３にアクセス要求を発行し（図５（７））、ファ
イルシステム２３から受け取ったアクセス結果（図５
（８））を結果通知としてモバイルコンピュータ１０に
返答する（図５（９））。

【００２５】この結果通知を受信したモバイルコンピュ
ータ１０は、その結果通知を受信用データ領域１３に格
納する。そして、ユーザインタフェース情報部１４１
が、この結果通知を受信用データ領域１３から読み出し
て（図５（１０））、表示画面上でこの結果を表示す
る。

【００２６】このように、この実施形態の業務支援シス
テムによれば、サーバコンピュータ２０のデータベース
にモバイルコンピュータ１０からリアルタイムにアクセ
スできるようになるために、アクセス要求とアクセス結
果確認とのタイムラグなどを引き起こすこともない。

【００２７】

【発明の効果】以上詳述したように、この発明によれ
ば、オペレータなどを介在させずに業務データベースに
データを反映させることが可能となり、かつその反映結
果を即時に確認することができるようになる。また、反
映を要求した取引データに対して取引番号などが採番さ
れて返却されるために、その場で発注伝票を発行できる
など、その作業効率を飛躍的に向上させることが可能と
なる。

【図面の簡単な説明】

【図１】この発明の実施形態に係る業務支援システムの
概略構成を示す。

【図２】同実施形態の納品チェック反映画面を示す図。

【図３】同実施形態の在庫確認画面を示す図。

【図４】同実施形態の発注画面を示す図。

【図５】同実施形態の業務支援システムの動作手順を示
すシーケンスチャート。

【図６】従来の納品完了反映処理の手順を示す図。

【図７】従来の在庫管理・発注処理の手順を示す図。

【符号の説明】

１０…モバイルコンピュータ、１１…モバイルコンピュ
ータ側オペレーティングシステム、１２…送信用データ
領域、１３…受信用データ領域、１４…アプリケーショ
ンプログラム、１４１…ユーザインタフェース情報部、
１４２…通信制御部、２０…サーバコンピュータ、２１
…サーバコンピュータ側オペレーティングシステム、２
２…サーバプロセス、２３…データベースファイルシス
テム。

Claims (10)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 携帯型のコンピュータと業務データベー
   スを管理するホストコンピュータとが必要に応じて通信
   回線を介して接続される業務支援システムにおいて、 前記携帯型コンピュータは、 業務に伴なって発生する業務データを入力するための画
   面を表示する入力画面表示手段と、 前記入力画面表示手段が表示した入力画面上で入力され
   る業務データを蓄積する業務データ蓄積バッファと、 前記業務データ蓄積バッファに蓄積された業務データの
   前記業務データベースへの反映要求を一括して前記ホス
   トコンピュータに対して送信する反映要求送信手段とを
   具備してなることを特徴とする業務支援システム。
2. 【請求項２】 前記ホストコンピュータは、 前記携帯型コンピュータから送信された反映要求を受信
   する反映要求受信手段と、 前記反映要求受信手段が受信した反映要求に応じて前記
   業務データベースを更新する反映要求処理手段と、 前記反映要求処理手段の反映結果を前記携帯型コンピュ
   ータに返送する反映結果返送手段とを具備してなり、 前記携帯型コンピュータは、 前記反映要求送信手段が送信した反映要求に対して返送
   される反映結果を受信する反映結果受信手段と、 前記反映結果受信手段が受信した反映結果を前記業務デ
   ータと対応づけて表示する反映結果表示手段とをさらに
   具備してなることを特徴とする請求項１記載の業務支援
   システム。
3. 【請求項３】 携帯型のコンピュータと業務データベー
   スを管理するホストコンピュータとが必要に応じて通信
   回線を介して接続される業務支援システムにおいて、 前記携帯型コンピュータは、 予め定められた一種類以上のデータを組として含んでな
   る取引データを入力するための画面を表示する入力画面
   表示手段と、 前記入力画面表示手段が表示した入力画面上で入力され
   る取引データを前記ホストコンピュータに対して送信す
   る取引データ送信手段とを具備し、 前記ホストコンピュータは、 前記携帯型コンピュータから送信された取引データを受
   信する取引データ受信手段と、 前記取引データ受信手段が受信した取引データに対して
   取引番号を採番する取引番号採番手段とを具備してなる
   ことを特徴とする業務支援システム。
4. 【請求項４】 前記ホストコンピュータは、前記取引番
   号採番手段が採番した取引番号を前記携帯型コンピュー
   タに返送する取引番号返送手段をさらに具備し、 前記携帯型コンピュータは、前記ホストコンピュータか
   ら返送される取引番号を受信する取引番号受信手段と、 前記取引番号受信手段が受信した取引番号を前記取引デ
   ータと対応づけて表示する取引番号表示手段とをさらに
   具備してなることを特徴とする請求項３記載の業務支援
   システム。
5. 【請求項５】 携帯型のコンピュータと在庫管理データ
   ベースを管理するホストコンピュータとが必要に応じて
   通信回線を介して接続される納品管理システムにおい
   て、 前記携帯型コンピュータは、 少なくとも納品した商品の識別コードと個数とを含む納
   品データを入力するための画面を表示する入力画面表示
   手段と、 前記入力画面表示手段が表示した入力画面上で入力され
   る納品データを蓄積する納品データ蓄積バッファと、 前記納品データ蓄積バッファに蓄積された納品データの
   前記在庫管理データベースへの反映要求を一括して前記
   ホストコンピュータに対して送信する反映要求送信手段
   とを具備してなることを特徴とする納品管理システム。
6. 【請求項６】 前記ホストコンピュータは、 前記携帯型コンピュータから送信された反映要求を受信
   する反映要求受信手段と、 前記反映要求受信手段が受信した反映要求に応じて前記
   在庫管理データベースを更新する反映要求処理手段と、 前記反映要求処理手段の反映結果を前記携帯型コンピュ
   ータに返送する反映結果返送手段とを具備してなり、 前記携帯型コンピュータは、 前記反映要求送信手段が送信した反映要求に対して返送
   される反映結果を受信する反映結果受信手段と、 前記反映結果受信手段が受信した反映結果を前記納品デ
   ータと対応づけて表示する反映結果表示手段とをさらに
   具備してなることを特徴とする請求項５記載の納品管理
   システム。
7. 【請求項７】 携帯型のコンピュータと在庫管理データ
   ベースを管理するホストコンピュータとが必要に応じて
   通信回線を介して接続される発注管理システムにおい
   て、 前記携帯型コンピュータは、 少なくとも発注する商品の識別コードと個数とを含む発
   注データを入力するための画面を表示する入力画面表示
   手段と、 前記入力画面表示手段が表示した入力画面上で入力され
   る発注データを前記ホストコンピュータに対して送信す
   る発注データ送信手段とを具備し、 前記ホストコンピュータは、 前記携帯型コンピュータから送信された発注データを受
   信する発注データ受信手段と、 前記発注データ受信手段が受信した発注データに対して
   発注番号を採番する発注番号採番手段とを具備してなる
   ことを特徴とする発注管理システム。
8. 【請求項８】 前記ホストコンピュータは、前記発注番
   号採番手段が採番した発注番号を前記携帯型コンピュー
   タに返送する取引番号返送手段をさらに具備し、 前記携帯型コンピュータは、前記ホストコンピュータか
   ら返送される発注番号を受信する発注番号受信手段と、 前記発注番号受信手段が受信した発注番号を前記発注デ
   ータと対応づけて表示する発注番号表示手段とををさら
   に具備してなることを特徴とする請求項７記載の発注管
   理システム。
9. 【請求項９】 携帯型のコンピュータと業務データベー
   スを管理するホストコンピュータとが必要に応じて通信
   回線を介して接続される業務支援システムに適用される
   業務支援方法であって、 前記携帯型コンピュータに、 業務に伴なって発生する業務データを入力するための画
   面を表示するステップと、 前記表示された入力画面上で入力される業務データを蓄
   積するステップと、 前記蓄積された業務データの前記業務データベースへの
   反映要求を一括して前記ホストコンピュータに対して送
   信するステップと、 前記送信した反映要求に対して返送される反映結果を受
   信するステップと、 前記受信した反映結果を前記業務データと対応づけて表
   示するステップとを設け、 前記ホストコンピュータに、 前記携帯型コンピュータから送信された反映要求を受信
   するステップと、 前記受信した反映要求に応じて前記業務データベースを
   更新するステップと、 前記反映要求の反映結果を前記携帯型コンピュータに返
   送するステップとを設けたことを特徴とする業務支援方
   法。
10. 【請求項１０】 携帯型のコンピュータと業務データベ
    ースを管理するホストコンピュータとが必要に応じて通
    信回線を介して接続される業務支援システムに適用され
    る業務支援方法であって、 前記携帯型コンピュータに、 予め定められた一種類以上のデータを組として含んでな
    る取引データを入力するための画面を表示するステップ
    と、 前記表示された入力画面上で入力される取引データを前
    記ホストコンピュータに対して送信するステップと、 前記送信した取引データに対して返送される取引番号を
    受信するステップと、 前記受信した取引番号を前記取引データと対応づけて表
    示するステップとを設け、 前記ホストコンピュータに、 前記携帯型コンピュータから送信された取引データを受
    信するステップと、 前記受信した取引データに対して取引番号を採番するス
    テップと、 前記採番した取引番号を前記携帯型コンピュータに返送
    するステップとを設けたことを特徴とする業務支援方
    法。