JPH10239820A - 処理剤投入装置及び処理剤容器 - Google Patents

処理剤投入装置及び処理剤容器

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JPH10239820A
JPH10239820A JP4623797A JP4623797A JPH10239820A JP H10239820 A JPH10239820 A JP H10239820A JP 4623797 A JP4623797 A JP 4623797A JP 4623797 A JP4623797 A JP 4623797A JP H10239820 A JPH10239820 A JP H10239820A
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container
lid
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 処理剤容器の再資源化を高め、処理剤容器の
取り出し時の液だれを防止する。 【解決手段】 外カバー42が閉められてスイッチ85
が入ると、ソレノイド160に通電がなされ、開栓部材
100が持上られて処理剤容器34の弾性材料からなる
蓋を破断させる。スイッチ85が入ってから所定時間が
経過すると、ポンプが所定時間作動して容器内の洗浄が
行われ、洗浄終了直後に開栓部材100が抜かれる。蓋
が弾性材料から形成されているので、開蓋部材100を
抜くと破断した蓋がすぐに破断前の元の形に戻って実質
的に処理剤容器34を塞ぎ、液だれを防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動現像機等の感
光材料処理装置に用いられ、処理剤容器から処理剤を流
出させる処理剤投入装置及び、その処理剤投入装置に用
いられる処理剤を封入する処理剤容器に関する。
【0002】
【従来の技術】ラボで使用される自動現像機(例えば、
フィルムプロセッサ、プリンタプロセッサ等)では、フ
ィルムやカラーペーパーの処理が行われている。
【0003】フィルムやカラーペーパーは、発色現像、
漂白定着、水洗及び安定などの処理液や水の入った複数
の処理槽内を搬送されることで処理される。
【0004】各槽の処理液は、フィルムやカラーペーパ
ーの処理によって液の成分組成や量が変化する。そのた
め、各処理槽へは処理量に応じて補充槽から新しい液が
補充されるシステムになっている。
【0005】従来、補充のための処理剤は、ユーザーが
処理剤容器の蓋を開けて処理装置へ投入していた。
【0006】近年では、処理剤容器を処理装置に装填す
るだけで容器の蓋を処理装置内で開けて処理剤を投入す
る装置が提案されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、処理剤を投入
した後の処理剤容器はユーザーが装置から取り出して処
分するため、処理剤容器に処理剤が付着していると、床
面やユーザーの服に付着することがある。
【0008】また、処理剤が付着している合成樹脂製の
処理剤容器は、再資源化に不向きである。
【0009】本発明は上記事実を考慮し、処理剤の投入
後に、処理剤容器を洗浄して容器の再資源化を高めるこ
とができ、また、処理剤容器の取り出し時の液だれを防
止することのできる処理剤投入装置及び処理剤容器を提
供する事が目的である。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、感光材料処理装置の処理槽に供給される処理剤を貯
留する貯留部に処理剤を投入する処理剤投入装置であっ
て、内部に貯留した処理剤を流出させる開口部と開口部
を閉塞して内部を密閉する蓋とを有する処理剤容器を保
持する保持部を有し、前記保持部に前記処理剤容器を保
持する保持位置と前記処理剤容器の処理剤を前記貯留部
に投入する投入位置との間を移動する容器装填手段と、
前記投入位置において前記蓋を開ける開栓部材と、前記
開栓部材及び前記処理剤容器の少なくとも一方を互いに
接離する方向へ移動させ前記開栓部材を前記蓋から退避
させ、前記投入位置にある前記処理剤容器が前記保持位
置へ至る前に前記処理剤容器から前記開栓部材を離脱さ
せる駆動手段と、を備えることを特徴としている。
【0011】請求項1に係る処理剤投入装置の作用を以
下に説明する。処理剤を投入するには、先ず、容器装填
手段を保持位置に位置させ、処理剤の入れられた処理剤
容器を倒立させて開口部を下方に向けた状態で保持部に
保持させる。
【0012】次に、容器装填手段を投入位置へ移動させ
る。次に、駆動手段により開栓部材及び処理剤容器の少
なくとも一方を互いに接近する方向へ移動させ、開栓部
材で蓋を開け、処理剤容器の処理剤を貯留部に投入す
る。
【0013】処理剤の投入後、容器装填手段を保持位置
へ戻す際、駆動手段は、投入位置にある処理剤容器が保
持位置へ至る前に処理剤容器から開栓部材を離脱させ
る。
【0014】即ち、次の投入時まで開栓部材が蓋を開け
たままの状態とするので、容器内の液は時間をかけて落
下して液切れするので、残液が少なくなり、容器取り外
し時に液だれが生じない。
【0015】なお、処理剤とは、液体であればどのよう
なものでも良く、薬液、水、油等でも良く、これらに微
粒子(粉等)を分散させたようなものでも良く、液体以
外の錠剤、カプセル、粉末等の固形物であっても良い。
【0016】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の処理剤投入装置において、洗浄液で前記処理剤容器を
洗浄する洗浄手段を備えることを特徴としている。
【0017】請求項2に係る処理剤投入装置の作用を以
下に説明する。請求項2に記載の処理剤投入装置では、
処理剤投入後に洗浄手段を作動させて洗浄液で容器内を
洗浄することができる。
【0018】請求項3に記載の発明は、請求項2に記載
の処理液投入装置において、前記洗浄手段が作動して前
記処理剤容器の洗浄が終了すると同時或いは直後に前記
駆動手段が作動することを特徴としている。
【0019】請求項3に係る処理剤投入装置の作用を以
下に説明する。本発明の場合、蓋が薄肉の弾性材料で形
成されている場合に有効である。しかし、弾性材料で形
成された蓋であっても開栓部材が蓋に接触した状態が長
く続くと歪が残ることがあり、開栓部材が蓋から離れて
も破断した蓋が元の形に戻らなくなり、処理剤容器を塞
がないことがある。しかし、洗浄手段が作動して処理剤
容器の洗浄が終了すると同時或いは直後に駆動手段が作
動すれば、蓋に歪が残ることはなく、破断した蓋は確実
に元の形に戻って処理剤容器を塞ぐことができ、洗浄後
に処理剤容器を直ぐに取り外すことができる。なお、洗
浄後、少なくとも1分以内、好ましくは30秒以内に開
栓部材を蓋から離すことが好ましい。
【0020】請求項4に記載の発明は、感光材料を処理
する感光材料処理装置に用いられ、処理剤容器の蓋を開
けて処理剤容器に充填された補給用の処理剤を補充槽に
投入する処理剤投入装置であって、前記蓋を開ける開栓
部材と、前記処理剤容器を装填する装填部と、装填部を
開閉する装填部カバーと、前記装填部及び前記開栓部材
の少なくとも一方を移動して、前記開栓部材を前記処理
剤容器に対して挿入及び退避させる駆動手段と、前記駆
動手段を制御する制御手段と、を備え、前記制御手段
は、前記装填部カバーを開ける前に前記開栓部材と前記
処理剤容器を互いに退避させるように前記駆動手段を制
御することを特徴としている。
【0021】請求項4に係る処理剤投入装置の作用を以
下に説明する。処理剤を投入するには、先ず、装填部カ
バーを開けて装填部に処理剤の入れられた処理剤容器を
倒立させて開口部を下方に向けた状態で装填させる。そ
の後、装填部カバーを閉める。
【0022】次に、駆動手段により装填部及び処理剤容
器の少なくとも一方を互いに接近する方向へ移動させ、
開栓部材で蓋を開け、処理剤容器の処理剤を補充槽に投
入する。
【0023】処理剤投入後、制御手段は、装填部カバー
を開ける前に開栓部材と処理剤容器を互いに退避させる
ように駆動手段を制御する。
【0024】即ち、次の投入時に装填部カバーを開ける
までは開栓部材が蓋を開けたままの状態とするので、容
器内の洗浄液は時間をかけて落下して液切れして洗浄残
液が少なくなり、次の投入時に容器を取り外すときには
液だれが生じない。また、装填部カバーを開けたときに
は、既に開栓部材と処理剤容器とが互いに退避した状態
であるので、処理剤容器を装填部から簡単に取り出すこ
とができる。
【0025】請求項5に記載の発明は、感光材料を処理
する感光材料処理装置に用いられ、処理剤容器の蓋を開
けて処理剤容器に充填された補給用の処理剤を補充槽に
投入する処理剤投入装置であって、前記蓋を開ける開栓
部材と、前記処理剤容器を装填する装填部と、装填部を
開閉する装填部カバーと、前記装填部及び前記開栓部材
の少なくとも一方を移動して、前記開栓部材を前記処理
剤容器に対して挿入及び退避させる駆動手段と、前記駆
動手段を制御する制御手段と、を備え、前記制御手段
は、前記装填部カバーを閉じた後に、前記開栓部材を前
記処理剤容器に挿入するように前記駆動手段を制御する
ことを特徴としている。
【0026】請求項5に係る処理剤投入装置の作用を以
下に説明する。処理剤を投入するには、先ず、装填部カ
バーを開けて装填部に処理剤の入れられた処理剤容器を
倒立させて開口部を下方に向けた状態で装填させる。そ
の後、装填部カバーを閉める。
【0027】次に、駆動手段により装填部及び処理剤容
器の少なくとも一方を互いに接近する方向へ移動させ、
開栓部材で蓋を開け、処理剤容器の処理剤を補充槽に投
入する。
【0028】制御手段は、装填部カバーが閉じた後に、
開栓部材を処理剤容器に挿入するように駆動手段を制御
する。開栓部材が処理剤容器に挿入されると蓋が開き、
処理剤容器の処理剤が補充槽に投入される。装填部カバ
ーが閉じた状態で処理剤の投入を行うので、処理剤が装
置外へ漏れ出ることは無い。
【0029】処理剤投入後、制御手段は、開栓部材と処
理剤容器を互いに退避させるように駆動手段を制御す
る。
【0030】請求項6に記載の発明は、請求項1乃至請
求項5の何れか1項に記載の処理剤投入装置に用いられ
る処理剤を封入する処理剤容器であって、処理剤を流出
させる開口を備えた容器本体と、前記開口を閉塞して内
部を密閉する蓋と、を備え、前記蓋は、弾性材料から形
成され外力により破断することを特徴としている。
【0031】請求項6に係る処理剤容器の作用を以下に
説明する。封入した処理剤を流出させる場合には、例え
ば、突起物(開栓部材)で蓋を押圧して突起物を容器内
に進入させる。これにより蓋は破断し、封入した処理剤
を流出させることができる。この蓋は弾性材料から形成
されているので、処理剤流出後に突起物を引き抜くと、
破断した蓋は元の形状に戻り、実質的に処理剤容器は密
閉された状態となり、実質的に処理剤容器を塞ぎ、処理
剤容器内に残った処理剤の漏れを防止することができ
る。
【0032】請求項7に記載の発明は、請求項6に記載
の処理剤容器において、前記蓋には、外力により破断す
る破断部を有することを特徴としている。
【0033】請求項7に係る処理剤容器の作用を以下に
説明する。請求項7に記載の処理剤容器では、例えば、
突起物で蓋を押圧して突起物を容器内に進入させると、
蓋は破断部に沿って破断される。従って、処理剤が流出
し易いように破断部に沿った一定の形状で蓋を破断させ
ることが可能となる。
【0034】また、請求項8に記載の発明は、請求項7
に記載の処理剤容器において、前記破断部は、溝である
ことを特徴としている。
【0035】請求項8に係る処理剤容器の作用を以下に
説明する。請求項8に記載の処理剤容器では、破断部が
溝であるので、例えば、突起物で蓋を押圧して突起物を
容器内に進入させることにより、蓋を溝に沿って容易に
破断させることが可能となる。
【0036】なお、溝は、連続していても良く、ミシン
目のように断続的に設けられていても良い。
【0037】
【発明の実施の形態】
[第1の実施形態]図1には感光材料処理装置としての
プリンタプロセッサ10の斜視図が示されている。プリ
ンタプロセッサ10は、プリンタ部12とプロセッサ部
14とを備えている。
【0038】プリンタ部12は、ネガキャリア16にセ
ットされたネガフィルムNの画像を図示しない印画紙P
に焼き付け、プロセッサ部14へと搬送するようになっ
ている。
【0039】プロセッサ部14には、現像槽、漂白定着
槽、水洗槽及び乾燥部(図1には図示せず)が設けられ
ており、プリンタ部12から搬送された印画紙Pを現像
処理するようになっている。
【0040】これら現像槽、漂白定着槽及び水洗槽は、
図2に示すように、プロセッサ部14内に設置された複
数の貯留部としての補充タンク18(図2では1個のみ
図示)よりそれぞれ補充剤としての現像補充液、漂白定
着補充液、及び安定補充液が送られて、それぞれの槽内
へ補充されるようになっている。
【0041】次に、図2に示すように、各処理槽の内の
現像槽20を例として液の補充の為の構造を説明する。
【0042】現像槽20は、補充タンク18の下部寄り
に形成される排出口22とパイプ24を介して接続され
ている。
【0043】排出口22とパイプ24の一端側との間に
は、補充タンク18側から現像槽側に現像補充液を送る
為の補充ポンプ26が配置されている。
【0044】そして、この補充タンク18には、現像補
充液の液量を計測するセンサ28が配置されている。
【0045】一方、これら補充ポンプ26及びセンサ2
8は制御装置30にそれぞれ接続されている。この為、
制御装置30は、ACモータの回転動作時間から検出す
ることのできる補充ポンプ26の回転軸の回転量を基
に、現像槽20側に送る現像補充液の量を把握でき、さ
らに、センサ28からの液面検出信号により現像補充液
の残量を把握することができる。
【0046】また、制御装置30は、表示装置となるモ
ニタ32(図1にも示す)に接続されていて、補充タン
ク18への補充液の供給のメッセージをモニタ32に表
示し得るようになっている。
【0047】また、本実施形態では、補充タンク18へ
濃縮された補充液を補給するようになっており、補充液
を補給した際には、希釈水を同時に自動的に補給するシ
ステムとなっている。
【0048】プリンタプロセッサ10の内部には、希釈
水を貯留する水タンク11が設けられている。水タンク
11の底部にはパイプ13、ポンプ15及び後述する可
撓性のホース102が順に接続されている。これら水タ
ンク11、パイプ13、ポンプ15、ホース102、後
述する開栓部材100、ノズル孔104等が本発明の洗
浄手段に相当している。
【0049】このポンプ15は制御装置30に接続され
ている。この為、制御装置30は、ACモータの回転動
作時間から検出することのできるポンプ15の回転軸の
回転量を基に、補充タンク18側に送る希釈水の量を把
握できる。
【0050】本実施形態では、補充タンク18内の補充
液が不足した際に、図3に示す処理剤容器34をケーシ
ング10Aの上部正面側に設けた処理剤投入装置として
の補充部36(図1参照)にセットして補充液を注ぎ込
むシステムになっている。 (処理剤容器)処理剤容器34は合成樹脂で成形されて
おり、合成樹脂フィルム、アルミ泊等の薄肉のシール蓋
で開口部が閉塞されている。 (補充部)図1に示すように、補充部36はケーシング
10Aの上部正面側に設けられており、真下には前述し
た補充タンク18が配置されている。
【0051】図5に示すように、補充部36は開閉可能
な容器装填手段としての外カバー42及び内カバー44
を備えている。なお、外カバー42は、本発明の装填部
カバーにも相当している。
【0052】外カバー42にはアーム46が一体的に取
り付けられており、このアーム46の先端部分には軸4
8が固定されており、この軸48はケーシング10Aの
図示しない軸受孔に挿入されて回転自在となっている。
【0053】内カバー44にはアーム52が一体的に取
り付けられており、このアーム52の先端部分には軸5
4が固定されており、この軸54はケーシング10Aの
図示しない軸受孔に挿入されて回転自在となっている。
【0054】なお、外カバー42は、図6に示すように
アーム46に係止された引張ばね50によって付勢され
ており、カバーのスムーズな開閉を可能としている。
【0055】図5及び図6に示すように、内カバー44
の内側には、処理剤容器34を倒立させた状態で保持す
る保持部としてのホルダー56が取り付けられている。
【0056】ケーシング10Aには、処理剤容器34を
収容する凹部58が設けられている。凹部58の側壁に
は保持板60が取り付けられており、保持板60には処
理剤容器34の首部分34Aを挿入する切欠62が形成
されている。また、凹部58の底面には、処理剤容器3
4から流出した処理剤を補充タンク18へ導く孔61が
形成されている。
【0057】図6に示すように、ケーシング10Aに
は、ピン64を中心として揺動可能とされたレバー66
が設けられている。
【0058】レバー66は、引張ばね68によって図6
の時計回り方向に付勢されており、一端側の上面がソレ
ノイド70の可動鉄心70Aの先端に当接している。
【0059】レバー66の下面には、他端側に凹部7
2、傾斜部74、凹部76及び傾斜部78が形成されて
いる。
【0060】レバー66は、通常は、図6に示すように
水平状態にあり、外カバー42及び内カバー44が閉め
られてゆくと、外カバー42のピン80が傾斜部74に
摺動し、内カバー44のピン82が傾斜部78に摺動し
てレバー66は反時計回りに回転し、図7に示すように
外カバー42及び内カバー44が完全に閉まると、凹部
72に外カバー42のピン80が係合し、凹部76に内
カバー44のピン82が係合する。
【0061】ソレノイド70は制御装置30(図2参
照)に接続されており、制御装置30に接続されたロッ
ク解除ボタン83を押すと、制御装置30からソレノイ
ド70に通電が行われている。ソレノイド70に通電さ
れると、可動鉄心70Aが突出してレバー66を反時計
回りに回転させる。これにより、ピン80及びピン82
が凹部72及び凹部76から外れ、外カバー42及び内
カバー44のロックが解除される。
【0062】図2及び図6に示すように、ケーシング1
0Aには、制御装置30に接続され外カバー42の開閉
を検出するスイッチ85が取り付けられている。
【0063】ここで、補充部36には、外カバー42の
動きを内カバー44へ伝達する伝達機構、処理剤容器3
4のシール蓋を開ける開栓機構及び処理剤の装置外への
流出を阻止するシール機構の3つの機構を備えている。
【0064】先ず、図6及び図8にしたがって外カバー
42の動きを内カバー44へ伝達する伝達機構87を説
明する。
【0065】外カバー42の軸48には、扇ギア84が
固着しており、この扇ギア84にはゼネバ装置の小ギア
86が噛み合っている。
【0066】小ギア86には軸腕88の一端及び扇カム
90が固着しており、軸腕88の他端には小ローラ92
が回転自在に取り付けられている。
【0067】小ギア86の上側には、小ローラ92の出
入りする溝94及び扇カム90の外周面が入り込んで摺
動する円弧曲面96を有する従動車98が配置されてい
る。
【0068】なお、従動車98は内カバー44のアーム
52に固着した軸54に固着している。
【0069】次に、図9にしたがって駆動手段としての
開栓機構99に付いて説明する。この開栓機構99は、
開栓部材100を備えている。開栓部材100は、ケー
シング10Aに対して上下方向にのみ移動可能に支持さ
れている。開栓部材100の内部には通路が形成されて
おり、この通路の一方にはホース102が連結されてい
る。
【0070】このホース102を介して開栓部材100
に希釈水を送水すると、開栓部材100の先端に形成さ
れた複数のノズル孔104から希釈水が噴出するように
なっている。
【0071】外カバー42の軸48には、扇ギア106
が固着しており、この扇ギア106には小ギア108が
噛み合っている。
【0072】小ギア108にはリンク110の一端が固
着しており、リンク110の他端には小ローラ112が
回転自在に取り付けられている。
【0073】小ギア108の上側には、カムレバー11
4が配置されている。カムレバー114には軸116が
固着しており、この軸116はケーシング10Aの図示
しない軸受孔に挿入されて回転自在となっている。
【0074】カムレバー114は、先端に長孔118が
形成されており、回転中心側には、略扇状のカム120
が一体的に形成されている。
【0075】カムレバー114の長孔118には、開栓
部材100の下端に固着されたピン122が挿入されて
いる。
【0076】なお、開栓部材100が一番下に下がった
状態にあるときには、ケーシング10Aに固着されたス
トッパーピン124にカム120が当接している。
【0077】次に、図6及び図10にしたがってシール
機構125に付いて説明する。ケーシング10Aには、
シール板156が上下方向にのみ移動可能に支持されて
いる。
【0078】外カバー42の軸48には、扇ギア126
が固着しており、この扇ギア126にはゼネバ装置の小
ギア128が噛み合っている。
【0079】小ギア128には軸腕130の一端及び扇
カム132が固着しており、軸腕130の他端には小ロ
ーラ134が回転自在に取り付けられている。
【0080】小ギア128の上側には、小ローラ134
の出入りする溝136及び扇カム132の外周面が摺動
する円弧曲面138,140の形成された従動車142
が配置されている。
【0081】従動車142には軸144が固着してお
り、この軸144はケーシング10Aの図示しない軸受
孔に挿入されて回転自在となっている。
【0082】この軸144には小ギア146が固着して
おり、小ギア146には、小ギア148が噛み合ってい
る。さらに、小ギア148には大ギア150が噛み合っ
ている。
【0083】大ギア150にはリンク152の一端が固
着しており、このリンク152の他端には長孔154が
形成されている。この長孔154にはシール板156の
下端に固着されたピン158が挿入されている。
【0084】次に、本実施例の作用を説明する。例え
ば、現像槽20内で印画紙Pが現像処理されると、これ
に合わせて補充ポンプ26が作動して、補充タンク18
に一旦貯められた現像補充液を現像槽20側に送って、
現像槽20内での処理に使用されて劣化した量の現像補
充液を補充する。なお、これらは漂白定着液、安定浴液
においても同様である。
【0085】補充タンク18内での液面が所定量以下に
なると、これをセンサ28が検出し、補充液の補充タン
ク18への供給の指示がモニタ32に表示される。
【0086】次に、補充タンク18へ補充液を補給する
際の手順を説明する。 (1) 先ず、ロック解除ボタン83を押して補充部3
6の外カバー42及び内カバー44を開ける。 (2) 次に、処理剤容器34を倒立させ、内カバー4
4のホルダー56に装填する(図6参照)。 (3) 次に外カバー42を閉める方向に押す。
【0087】外カバー42を押すことにより、以下のよ
うにして内カバー44、開栓部材100及びシール板1
56が作動する。
【0088】図6に示すように、本実施形態では、開い
た状態の外カバー42はケーシング10Aの側面に対し
て略30度傾斜しており、この状態から外カバー42を
略半分(ケーシング10Aの側面に対して略15度)ま
で閉めて行くと、内カバー44、開栓部材100及びシ
ール板156が以下のように作動する。
【0089】先ず、内カバー44は、図6の状態から図
11の状態を経て図12の状態へと移動する。この時の
外カバー42の動きを内カバー44へ伝達する伝達機構
87は、図8の状態から図13の状態を経て図14の状
態に示すように動作する。
【0090】詳述すると、外カバー42及び内カバー4
4が全開している図8(図6)の状態では、軸腕88の
小ローラ92が従動車98の溝94の開口付近に入り込
んでいる。
【0091】外カバー42が閉められて行くと、外カバ
ー42の動きが扇ギア84を介して小ギア86に伝達さ
れ、小ギア86に連結された軸腕88の回転が小ローラ
92及び溝94を介して従動車98に伝達され、これに
よって内カバー44が閉められてゆく。そして、図14
(図12)に示すように、外カバー42が約15度閉め
られると、軸腕88の小ローラ92が従動車98の溝9
4から外れると共に、扇カム90の一端が円弧曲面96
に進入し、内カバー44が閉められる。
【0092】一方、開栓機構99は、外カバー42が閉
められて行くと、外カバー42の動きが扇ギア106を
介して小ギア108に伝達され、小ギア108に連結さ
れたリンク110が回転し、外カバー42が約15度閉
められると、図15に示すように小ローラ112がカム
レバー114のカム120に当接する。したがって、外
カバー42が15度まで閉められるまでは開栓部材10
0は動作しない。
【0093】また、シール機構125は、外カバー42
が全開している図16の状態では、図10の想像線で示
すように扇カム132が従動車142の円弧曲面138
に入り込んでいる。
【0094】外カバー42が閉められて行くと、外カバ
ー42の動きが扇ギア126を介して小ギア128に伝
達され、図10に示すように扇カム132が円弧曲面1
38から離れると共に軸腕130の小ローラ134が従
動車142の溝136へ進入する。なお、軸腕130の
小ローラ134が従動車142の溝136へ進入するま
では従動車142は回転せず、したがって、シール板1
56も動かない。
【0095】さらに外カバー42が閉められて行くと、
軸腕130の動きが小ローラ134、溝136、従動車
142、小ギア146、小ギア148、大ギア150及
びリンク152に伝達され、これによってシール板15
6が上方に移動する。
【0096】図7に示すように外カバー42が約15度
閉められた状態では、図16に示すように軸腕130の
小ローラ134が溝136の底部近傍まで進入した状態
となる。
【0097】次に、外カバー42が約15度から0度ま
で閉められる間においては、図14及び図17に示すよ
うに、外カバー42の動きを内カバー44へ伝達する伝
達機構の扇カム90は円弧曲面96を摺動するのみであ
り、従動車98は回転しない。即ち、閉められた内カバ
ー44はこの間動かない。
【0098】一方、シール機構125では、従動車14
2が更に回転されることによりシール板156が更に上
がり、シール板156の上端が内カバー44の下端に当
接して凹部58を閉塞すると、軸腕130の小ローラ1
34が溝136から抜け出ると共に扇カム132が円弧
曲面140に入り込み、図7及び図18に示すように、
外カバー42が完全に閉められるまで従動車142は回
転せず、シール板156も動かない。
【0099】また、開栓機構99は、外カバー42が閉
められて行くと、図9に示すようにリンク110が回転
して小ローラ112がカムレバー114のカム120を
反時計回り方向に押し、開栓部材100を上昇させ、開
栓部材100の先端部分が処理剤容器34内に進入す
る。これにより、シール蓋が押し破られ、封入した処理
剤が補充タンク18に投入される。
【0100】なお、処理剤流出時には、シール板156
が上昇しているので、処理剤がケーシング10Aの外へ
撥ね出たりすることが防止される。
【0101】なお、外カバー42が完全に閉められると
スイッチ85が入り、外カバー42が閉められたことを
制御装置30が把握する。
【0102】スイッチ85が入ってから所定時間が経過
すると(この所定時間とは、容器から処理剤がほぼ流出
する時間をいい、予め制御装置30に記憶されてい
る。)、ポンプ15が所定時間作動し、開栓部材100
のノズル孔104から所定量(補給される処理剤に対応
する量であって、制御装置30にはこの量に対応するポ
ンプ15の作動時間が予め記憶されている。)の希釈水
が噴出して容器内の洗浄を行う。
【0103】洗浄が終了すると、補充及び洗浄を完了し
たことがモニタ32に表示される。なお、洗浄終了後の
処理剤容器34は、次の処理剤の補給時に取り出すよう
にする。即ち、開栓部材100を処理剤容器34に挿入
されたままの状態としておく。
【0104】こうすることによって、処理剤容器34内
の洗浄水が少量であっても、時間をかけて落下して液切
れするので洗浄残液が少なくなり、容器取り外し時に液
だれが生じず、床面等濡らすことがない。
【0105】また、制御装置30にタイマーを設け、洗
浄後、所定時間経過(洗浄水がほぼ落下し終わり、少な
くとも容器から液だれを生じない程度の時間)してから
のみ外カバー42のロック解除が可能となるようにして
も良い。これにより、液だれを確実に防止できる。
【0106】処理剤容器34を取り出す場合には、ロッ
ク解除ボタン83を押す。これにより、ソレノイド70
に通電が行われ、レバー66が反時計回りに回転して外
カバー42及び内カバー44のピン80及びピン82が
レバー66の凹部72及び凹部76から外れ、外カバー
42及び内カバー44のロックが解除される。
【0107】外カバー42は引張ばね50によって開方
向に付勢されているので、外カバー42及び内カバー4
4のロックが解除されると、外カバー42及び内カバー
44は自動的に開かれ、空の処理剤容器34を取り出す
ことができる。
【0108】ここで、内カバー44、開栓部材100及
びシール板156の動作は、外カバー42を閉じた時の
逆動作となり、開栓部材100が処理剤容器34から抜
け出てから内カバー44が開くことになる。
【0109】また、処理剤容器34に付着した処理剤を
装置で洗い流すので、処理剤容器34の再資源化が容易
になる。
【0110】このように、本実施形態では、処理剤容器
34を内カバー44に保持させた後、外カバー42を閉
じるのみで処理剤容器34の蓋を開けて処理剤の投入を
行うことができる。
【0111】なお、外カバー42が閉じられてから補充
及び洗浄を完了したことがモニタ32に表示されるまで
の間は、ロック解除ボタン83を押してもソレノイド7
0に通電が行われないように、制御装置30によって禁
止措置を取っても良い。 [第2の実施形態]次に、本発明の第2の実施形態を図
20及び図21にしたがって説明する。なお、第1の実
施形態と同一構成に関しては同一符号を付し、その説明
は省略する。
【0112】本実施形態の処理剤容器34では、開口が
図4(A)に示すような合成樹脂の蓋38で開口部が閉
塞されている。
【0113】蓋38は弾性材料(合成樹脂、ゴム等)で
成形されており、中央部分には図4(A)に示すよう略
卍形状の溝40が形成されている。
【0114】この蓋38の中央部を突起状の物で内側に
押圧すると、蓋38は図4(B)に示すように溝40に
沿って破断し、4枚の破断片38Aが容器内側にめくれ
上がる。なお、破断片38Aの基部には、破断片38A
がめくれ易いように略三日月状の薄肉部38Bが設けら
れている。
【0115】前記第1の実施形態では、外カバー42を
動かすことによって開栓部材100を動かし、蓋38を
破断させたが、本実施形態では、駆動手段としてのソレ
ノイド160の可動鉄心160Aで開栓部材100を動
かして蓋38を破断させる例である。
【0116】このソレノイド160は制御装置30に接
続されている。外カバー42が閉められてスイッチ85
が入ると、ソレノイド160に通電がなされ、図21に
示すように開栓部材100が持上られて蓋38を破断さ
せる。なお、開栓部材100を動かす機構以外は第1の
実施形態と同一構成である。
【0117】第1の実施形態と同様に、スイッチ85が
入ってから所定時間が経過すると、ポンプ15が所定時
間作動して容器内の洗浄が行われる。
【0118】洗浄の終了直後にはソレノイド160は通
電されなくなり、開栓部材100が抜けて蓋38が閉ま
る。その後、補充及び洗浄を完了したことがモニタ32
に表示される。
【0119】処理剤容器34を取り出す場合には、第1
の実施形態と同様にロック解除ボタン83を押して外カ
バー42及び内カバー44のロックを解除すれば良い。
【0120】本実施形態では、蓋38が弾性材料から形
成されているので、開栓部材100を処理剤容器34か
ら離脱させると、破断した蓋38がすぐに破断前の元の
形に戻って実質的に処理剤容器34を塞ぐ。このため、
処理剤容器34を外すときや外した後に、内部に残った
洗浄液が漏れ出ない。なお、このように蓋38がすぐに
処理剤容器34を塞ぐので、乾燥を待たずに洗浄後すぐ
に処理剤容器34を外すことができる。
【0121】なお、この実施形態では、洗浄終了直後に
開栓部材100を抜くようにしたが、少なくとも処理剤
容器34が移動する前に開栓部材100を抜けば良く、
ロック解除ボタン83を押したときに、先ず最初にソレ
ノイド160の通電を停止し、その後にソレノイド16
0に通電されて外カバー42及び内カバー44が開くよ
うにしても良い。 [第3の実施形態]次に、本発明の第3の実施形態を図
22にしたがって説明する。なお、前述した実施形態と
同一構成に関しては同一符号を付し、その説明は省略す
る。
【0122】前記第2の実施形態では、開栓部材100
を移動することによって蓋38を破断させたが、開栓部
材100を固定し、処理剤容器34を開栓部材100へ
向けて移動することでも蓋38を破断させることができ
るのは勿論である。
【0123】以下に、開栓部材100が固定され、処理
剤容器34を開栓部材100へ向けて移動する機構を説
明する。
【0124】外カバー42、内カバー44、保持板6
0、ソレノイド70、引張ばね68、シール機構12
5、外カバー42の動きを内カバー44へ伝達する伝達
機構87等はサブフレーム162に取り付けられてお
り、このサブフレーム162は、ケーシング10Aに直
線スライド機構164を介して上下方向にスライド自在
に支持されている。
【0125】サブフレーム162は、ケーシング10A
に取り付けられた引張ばね165によって上方に付勢さ
れており、ケーシング10Aに取り付けられたソレノイ
ド166の可動鉄心166Aを突出させることによって
下方へスライドし、下方の開栓部材100で処理剤容器
34の蓋38を破断させる。なお、直線スライド機構1
64、引張ばね165及びソレノイド166が本発明の
駆動手段に相当している。
【0126】なお、上記実施形態では、希釈水で処理剤
容器34の洗浄を行ったが、洗浄する液体は必ずしも水
でなくても良く、処理剤容器34を洗浄できるものであ
れば酸性あるいはアルカリ性の薬液であっても良い。ま
た、洗浄に使用した液で処理剤を希釈せずとも良い。
【0127】なお、別途換気口等を設けて補充部36に
外気を導入しても良く、これにより処理剤容器34を一
層乾燥し易くすることもできる。
【0128】また、温風を送風するドライヤーを別途設
け、洗浄後に開栓部材100のノズル孔104から温風
を吹き出し、処理剤容器34の乾燥を強制的に行っても
良い。
【0129】また、第2の実施形態で説明した弾性材料
からなる蓋38を有した処理剤容器34を第1の実施形
態で説明した装置に用いても良いのは勿論である。
【0130】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
処理剤投入装置は上記の構成としたので、処理剤の投入
後の処理剤容器の取り出し時の液だれを防止することが
できる、という優れた効果を有する。
【0131】請求項2に記載の処理剤投入装置は上記の
構成としたので、処理剤容器を洗浄して処理剤容器の再
資源化を高めることができる、という優れた効果を有す
る。
【0132】請求項3に記載の処理剤投入装置は上記の
構成としたので、処理剤容器の蓋に歪が残ることがな
く、破断した蓋は確実に元の形に戻って処理剤容器を塞
ぐことができるので、液漏れ防止の確実性が向上する。
【0133】請求項4に記載の処理剤投入装置は上記の
構成としたので、装填部カバーを開けたときには、処理
剤容器を装填部から簡単に取り出すことができ、次の投
入時に装填部カバーを開けるまでは開栓部材が蓋を開け
たままの状態とするので、洗浄残液が少なくなり、次の
投入時に容器を取り外すときの液だれを防止できる、と
いう優れた効果を有する。
【0134】請求項5に記載の処理剤投入装置は上記の
構成としたので、装填部カバーが閉じた状態で処理剤の
投入を行うので、処理剤を装置外へ漏れないようにでき
る、という優れた効果を有する。
【0135】請求項6に記載の処理剤容器は上記の構成
としたので、処理剤流出後に破断した蓋を元の形状に戻
すことができ、実質的に処理剤容器は密閉して処理剤容
器からの液漏れを防止することができる、という優れた
効果を有する。
【0136】請求項7に記載の処理剤容器は上記の構成
としたので、処理剤が流出し易いように破断部に沿った
一定の形状で蓋を破断できる、という優れた効果を有す
る。
【0137】請求項8に記載の処理剤容器は上記の構成
としたので、蓋を溝に沿って容易に破断させることが可
能となる、という優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態が採用されたプリンタプロ
セッサの斜視図である。
【図2】現像槽及び補充タンクの構成図である。
【図3】処理剤容器の斜視図である。
【図4】(A)は破断前の処理剤容器の蓋の斜視図であ
り、(B)は破断後の処理剤容器の蓋の斜視図である。
【図5】補充部の斜視図である。
【図6】外カバーの開いた補充部の断面図である。
【図7】外カバーが閉じた状態の補充部の断面図であ
る。
【図8】開栓機構の拡大図である。
【図9】シール機構の拡大図である。
【図10】外カバーを若干閉めた状態の補充部の断面図
である。
【図11】外カバーを略15度閉めた状態の補充部の断
面図である。
【図12】外カバー動きを内カバー伝達する伝達機構の
拡大図である。
【図13】外カバー動きを内カバー伝達する伝達機構の
拡大図である。
【図14】外カバー動きを内カバー伝達する伝達機構の
拡大図である。
【図15】開栓機構の拡大図である。
【図16】シール機構の拡大図である。
【図17】外カバー動きを内カバー伝達する伝達機構の
拡大図である。
【図18】シール機構の拡大図である。
【図19】開栓機構の拡大図である。
【図20】第2の実施形態に係る補充部(開蓋前)の断
面図である。
【図21】第2の実施形態に係る補充部(開蓋時)の断
面図である。
【図22】第3の実施形態に係る補充部の断面図であ
る。
【符号の説明】
10 プリンタプロセッサ(感光材料処理装置) 11 水タンク(洗浄手段) 13 パイプ(洗浄手段) 15 ポンプ(洗浄手段) 18 補充タンク(貯留部) 20 現像槽(処理槽) 34 処理剤容器 36 補充部(処理剤投入装置) 38 蓋 40 溝(破断部) 42 外カバー(容器装填手段、装填部カバー) 44 内カバー(容器装填手段) 56 ホルダー(保持部) 99 開栓機構(駆動手段) 100 開栓部材(洗浄手段) 102 ホース(洗浄手段) 160 ソレノイド(駆動手段) 164 直線スライド機構(駆動手段) 165 引張ばね(駆動手段) 166 ソレノイド(駆動手段)

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 感光材料処理装置の処理槽に供給される
    処理剤を貯留する貯留部に処理剤を投入する処理剤投入
    装置であって、 内部に貯留した処理剤を流出させる開口部と開口部を閉
    塞して内部を密閉する蓋とを有する処理剤容器を保持す
    る保持部を有し、前記保持部に前記処理剤容器を保持す
    る保持位置と前記処理剤容器の処理剤を前記貯留部に投
    入する投入位置との間を移動する容器装填手段と、 前記投入位置において前記蓋を開ける開栓部材と、 前記開栓部材及び前記処理剤容器の少なくとも一方を互
    いに接離する方向へ移動させ前記開栓部材を前記蓋から
    退避させ、前記投入位置にある前記処理剤容器が前記保
    持位置へ至る前に前記処理剤容器から前記開栓部材を離
    脱させる駆動手段と、 を備えることを特徴とする処理剤投入装置。
  2. 【請求項2】洗浄液で前記処理剤容器を洗浄する洗浄手
    段を備えることを特徴とする請求項1に記載の処理剤投
    入装置。
  3. 【請求項3】 前記洗浄手段が作動して前記処理剤容器
    の洗浄が終了すると同時或いは直後に前記駆動手段が作
    動することを特徴とする請求項2に記載の処理液投入装
    置。
  4. 【請求項4】 感光材料を処理する感光材料処理装置に
    用いられ、処理剤容器の蓋を開けて処理剤容器に充填さ
    れた補給用の処理剤を補充槽に投入する処理剤投入装置
    であって、 前記蓋を開ける開栓部材と、 前記処理剤容器を装填する装填部と、 装填部を開閉する装填部カバーと、 前記装填部及び前記開栓部材の少なくとも一方を移動し
    て、前記開栓部材を前記処理剤容器に対して挿入及び退
    避させる駆動手段と、 前記駆動手段を制御する制御手段と、を備え、 前記制御手段は、前記装填部カバーを開ける前に前記開
    栓部材と前記処理剤容器を互いに退避させるように前記
    駆動手段を制御することを特徴とする処理剤投入装置。
  5. 【請求項5】 感光材料を処理する感光材料処理装置に
    用いられ、処理剤容器の蓋を開けて処理剤容器に充填さ
    れた補給用の処理剤を補充槽に投入する処理剤投入装置
    であって、 前記蓋を開ける開栓部材と、 前記処理剤容器を装填する装填部と、 装填部を開閉する装填部カバーと、 前記装填部及び前記開栓部材の少なくとも一方を移動し
    て、前記開栓部材を前記処理剤容器に対して挿入及び退
    避させる駆動手段と、 前記駆動手段を制御する制御手段と、を備え、 前記制御手段は、前記装填部カバーを閉じた後に、前記
    開栓部材を前記処理剤容器に挿入するように前記駆動手
    段を制御することを特徴とする処理剤投入装置。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至請求項5の何れか1項に記
    載の処理剤投入装置に用いられる処理剤を封入する処理
    剤容器であって、 処理剤を流出させる開口を備えた容器本体と、 前記開口を閉塞して内部を密閉する蓋と、を備え、 前記蓋は、弾性材料から形成され外力により破断するこ
    とを特徴とする処理剤容器。
  7. 【請求項7】 前記蓋には、外力により破断する破断部
    を有することを特徴とする請求項6に記載の処理剤容
    器。
  8. 【請求項8】 前記破断部は、溝であることを特徴とす
    る請求項7に記載の処理剤容器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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