JPH10239803A - レンズ付きフイルムユニット - Google Patents

レンズ付きフイルムユニット

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Publication number
JPH10239803A
JPH10239803A JP4550097A JP4550097A JPH10239803A JP H10239803 A JPH10239803 A JP H10239803A JP 4550097 A JP4550097 A JP 4550097A JP 4550097 A JP4550097 A JP 4550097A JP H10239803 A JPH10239803 A JP H10239803A
Authority
JP
Japan
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gear
film
knob
light
rotation
Prior art date
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Pending
Application number
JP4550097A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Mikami
勇志 三上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
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Priority to CNB971228086A priority patent/CN1170201C/zh
Priority to CNB031278175A priority patent/CN1241057C/zh
Publication of JPH10239803A publication Critical patent/JPH10239803A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フイルムカートリッジの取り出し時に遮光蓋
が確実に閉鎖されているレンズ付きフイルムユニットを
提供する。 【解決手段】 巻上げノブ10の回転操作によって二歯
ギヤ74,第1ギヤ85,第2ギヤ90を回転させ、巻
上げノブ10が所定回転数だけ回転された際に第2ギヤ
90を軸方向に移動させて回動部材89と係合させ、巻
上げノブ10の回転によって回動部材89に係合したカ
ートリッジ本体13の遮光蓋53を閉鎖位置に回動させ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レンズ付きフイル
ムユニットに関し、更に詳しくは、巻上げノブの回転操
作に連動してカートリッジ本体の遮光蓋を閉鎖するレン
ズ付きフイルムユニットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】アドバンスド・フォト・システムに対応
したフイルムカートリッジが、本出願人により製造・販
売されている。このフイルムカートリッジは、プラスチ
ックによって成形されたカートリッジ本体と、このカー
トリッジ本体内に収納される写真フイルムとからなり、
通常は写真フイルムがその先端も含めてカートリッジ本
体内に全て巻き込まれている。写真フイルムはカートリ
ッジ本体内でスプールに巻かれており、スプールを外部
から回転させることによって写真フイルムの送り出しと
巻き込みとが行える。
【0003】上記カートリッジ本体には、写真フイルム
が出入りするフイルム出入り口が設けられており、この
フイルム出入り口にはプラスチックで成形された棒状の
遮光蓋が組み込まれている。この遮光蓋は、フイルム出
入り口を開放する開き位置と閉鎖する閉じ位置との間で
回動自在とされており、カートリッジ本体の端面から係
合部が形成された端部が露呈されている。そして、この
遮光蓋の係合部を外部から回動させることによりフイル
ム出入り口の開閉が行える。このカートリッジ本体は、
内蔵されたスプールとともに現像後の写真フイルムの収
納容器としても用いられる。
【0004】また、カートリッジ本体の一方の端面には
形状の異なる4個の表示開口と、これらの表示開口の背
後でスプールと一体に回転する表示板とを有している。
各表示開口には、それぞれ「未使用」,「撮影途中」,
「撮影済み」,「現像済み」という意味が与えられてお
り、表示板が露呈されている表示開口に与えられている
意味が収納している写真フイルムの使用状態を示す。
【0005】フイルムカートリッジを用いるカメラで
は、スプールの回転位置を光電センサー等で検出し、カ
メラからフイルムカートリッジを取り出す際にその使用
状況に合わせて表示板を「撮影済み」あるいは「撮影途
中」を表す表示開口の背後で停止させるようにしてい
る。これにより、カメラから取り出された後のフイルム
カートリッジの誤装填を防止できるようになっている。
【0006】上記フイルムカートリッジを装填したレン
ズ付きフイルムユニットが本出願人により製造・販売さ
れている。このレンズ付きフイルムユニットでは、カー
トリッジ本体とこのカートリッジ本体から引き出した写
真フイルムとを別々に収納し、撮影ごとにカートリッジ
本体のスプールに連結された巻上げノブを回転操作し
て、撮影済みの写真フイルムをカートリッジ本体内に巻
き込むようになっている。そして、全てのコマへの撮影
後には、写真フイルムが全てカートリッジ本体内に巻き
込まれるようになっている。
【0007】上記レンズ付きフイルムユニットには、カ
ートリッジ本体を収納するカートリッジ室に設けられた
底蓋の開放に連動して、カートリッジ本体の遮光蓋を閉
じる遮光蓋閉鎖機構が設けられている。この遮光蓋閉鎖
機構は、遮光蓋の係合部に係合するキー部材と、このキ
ー部材を遮光蓋の閉じ位置に向けて付勢する捩じりバネ
と、この捩じりバネの付勢に抗して一端側でキー部材を
遮光蓋の開き位置で保持するとともに、他端側がカート
リッジ室の底蓋に連結された連結棒とからなる。そし
て、底蓋が開放されると、連結棒が移動してキー部材の
保持が解除され、捩じりバネの付勢によって回転するキ
ー部材により遮光蓋が閉じられる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記連結棒と底蓋との
連結は、底蓋の係合爪を連結棒の端部に係合させて行っ
ている。そのため、底蓋の開放時に、連結棒が移動する
前に係合爪が撓んだり、折れてしまったりすると連結棒
が底蓋の開放によって移動せず、遮光蓋が開放されたま
まの状態となり、撮影済みの写真フイルムが曝光されて
しまうという問題があった。また、底蓋が開放される前
に遮光蓋を閉鎖するために、キー部材を回動する捩じり
バネは付勢力の強いものが用いられているが、この回動
が遮光蓋の係合穴に衝撃を与え、遮光蓋に回動不良等が
発生するという問題もあった。
【0009】更に、現像所では、レンズ付きフイルムユ
ニットからフイルムカートリッジを取り出す前に、必ず
巻上げノブを回転操作している。これは、確実に写真フ
イルムがカートリッジ本体内に巻き込まれている状態で
底蓋の開放を行うようにするためであり、作業効率を悪
化させていた。
【0010】また、コストや組み込みスペース等の問題
から、レンズ付きフイルムユニットにはスプールの回転
位置を検出するような機構は組み込むことができず、レ
ンズ付きフイルムユニットから取り出されたフイルムカ
ートリッジの表示板の位置は特定されない。そのため、
例えばユーザーがレンズ付きフイルムユニットからフイ
ルムカートリッジを取り出してしまい、取り出したフイ
ルムカートリッジの表示板が「未使用」を表す表示開口
の背後に停止している場合に、未使用品と誤ってカメラ
に装填してしまうことも考えられる。
【0011】本発明は、上記各問題点を解決するための
もので、曝光の危険がない状態で遮光蓋を閉鎖でき、更
に写真フイルムが全てカートリッジ本体内に巻き込まれ
ていることを簡単に確認でき、また、「撮影済み」を表
す状態でフイルムカートリッジを取り出せるようにした
レンズ付きフイルムユニットを提供することを目的とす
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに、本発明のレンズ付きフイルムユニットは、写真フ
イルムの規定長さに対応した所定回転数だけ巻上げノブ
が回転した際に巻上げノブと遮光蓋とを連結し、巻上げ
ノブの回転により遮光蓋を閉鎖位置に向けて回動させる
遮光蓋閉鎖手段と、該遮光蓋の閉鎖位置への回動に連動
して巻上げノブを所定位置でロックするノブロック手段
とを設けたものである。
【0013】上記巻上げノブの規定回転数をカートリッ
ジ本体内に写真フイルムが他端まで完全に巻き込まれる
分だけの回転数とすれば、底蓋を開放することなく写真
フイルムの曝光の危険性なしにカートリッジ本体の遮光
蓋を閉鎖することができる。また、スプールと一体に回
転する表示板が使用済みを表す表示開口の背後で停止さ
れている状態を巻上げノブの所定位置とすれば、カート
リッジ本体はレンズ付きフイルムユニットから取り出さ
れる際に必ず使用済みを表示した状態となり、取出し後
の誤装填等を防止できる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、添付した図面に従って、本
発明の第1の実施の形態について説明する。図2に示す
ように、レンズ付きフイルムユニット2は、予めフイル
ムカートリッジが装填され各種撮影機構が組み込まれた
ユニット本体3と、このユニット本体3を部分的に覆う
ラベル4とから構成されている。
【0015】ユニット本体3の上面には、シャッタボタ
ン5,残り撮影可能枚数を表示するカウンタ窓6が、前
面にはファインダ8,撮影レンズ9等が設けられてい
る。また、背面側からは1コマの撮影毎に回転操作され
る巻上げノブ10が露呈されている。ラベル4は、ユニ
ット本体3の中央部分に巻かれるように貼付され、撮影
レンズ9やファインダ8,カウンタ窓6等を外部に露呈
させる開口が形成されている。
【0016】図3に示すように、ユニット本体3は、未
露光の写真フイルム12と略円柱形状のカートリッジ本
体13とからなるフイルムカートリッジ14が装填され
る本体部15と、この本体部15の前面に組み付けられ
る露光ユニット16と、本体部15の前面側及び背面側
を覆うように組み付けられる前カバー17及び後カバー
18とから構成されており、これらは爪係合によって組
み立てられる。
【0017】本体部15の中央部には、前面側に組み付
けられた露光ユニット16から写真フイルム12までの
間の撮影光路を遮光する遮光筒20が設けられている。
この遮光筒20の前面側には露光開口20aが形成され
ており、背面側には写真フイルム12への露光範囲を規
定するアパーチャーが形成されている。後カバー18に
は、アパーチャーに対面するフイルム支持面18aが形
成されている。遮光筒20を挟む両側には、カートリッ
ジ本体13とロール状に巻かれた写真フイルム12と
が、それぞれ製造段階で収納されるカートリッジ室21
とフイルムロール室22とが一体に形成されている。
【0018】カートリッジ室21及びフイルムロール室
22は、本体部15の背面側に後カバー18が組み付け
られ、後カバー18に一体に形成されたカートリッジ室
用の底蓋24と、フイルムロール室用の底蓋25とが閉
じられることにより適正な遮光能が得られる。なお、底
蓋24,25は、後カバー18に対して屈曲自在な薄肉
部を介して連結されており、底蓋24は、使用後のレン
ズ付きフイルムユニット2からフイルムカートリッジ1
4を取り出す際に開放される。
【0019】前カバー17は、本体部15の前面,上
面,側面を覆うように本体部15の前面に取り付けられ
る。この前カバー17には、シャッタボタン5やカウン
タ窓6等が形成されている。
【0020】写真フイルム12は、1コマの撮影画面1
2aのフイルム給送方向の先頭側と後部側とに、大小の
パーフォレーション12b,12cが1個ずつ設けられ
ている。
【0021】図4に示すように、露光ユニット16は、
遮光筒20の前面に着脱自在に組み付けられるベース部
材27に各種部品が組み付けられてユニット化されたも
のとなっている。ベース部材27の上面には、シャッタ
機構を構成する複数の部品が組み付けられるとともに、
ファインダ8を構成する対物レンズ28a,接眼レンズ
28bが保持されている。ベース部材27の前面には撮
影レンズ9を保持するレンズカバー29が組み付けられ
ており、このレンズカバー29とベース部材27との間
には、シャッタ羽根が揺動自在に組み付けられている。
【0022】ベース部27の上面には、軸31,32,
軸受け部33が形成されている。軸31には、シャッタ
駆動レバー34,レリーズバネ35,カウンタ板36が
順に挿入される。軸32には、ロックバネ37,係止レ
バー38が順に挿入される。軸受け部33には、カム部
材39が挿入される。
【0023】軸受け部33は下方まで穴が貫通されてお
り、挿入されたカム部材39の軸部39aの端部は下方
から突出される。突出された軸部39aの端部にはスプ
ロケット41が係合され、スプロケット41は遮光筒2
0の上部の開口20bから写真フイルム12に向けて露
呈される。スプロケット41の外周には、大小の歯41
a,41bが回転対称で2対設けられている。これらの
歯41a,41bは、写真フイルム12のパーフォレー
ション12b,12cに噛合し、1コマ分の写真フイル
ム12がカートリッジ本体13内に巻き上げられる際の
フイルム移送に従動して図中反時計方向に半回転する。
【0024】カム部材39は、上方から順に二歯ギヤ3
9b,巻止めカム39c,チャージカム39d,付勢カ
ム39e,そして軸部39aが一体に形成されたものと
なっている。二歯ギヤ39bは、カウンタ板36の外周
に形成された歯36aに噛合する。図示しないがカウン
タ板36の上面には撮影可能枚数を表す目盛りが記され
ており、二歯ギヤ39bは半回転でカウンタ板36を一
目盛り分だけ歩進させる。
【0025】巻止めカム39cは、外周に回転対称に配
置された一対の溝39fが設けられており、半回転する
ごと、すなわち写真フイルム12の1コマ分の移送が終
了するたびに係止レバー38の巻止め爪38aが係合す
る。チャージカム39dは、回転対称で形成された一対
の羽根形状の突起からなり、回転中にシャッタ駆動レバ
ー34の一部を押圧して、シャッタ駆動レバー34がシ
ャッタチャージされる方向に回動させる。
【0026】付勢カム39eは、180°の回転対称で
形成された一対の突起からなり、ベース部材27の上面
に組み付けられた板バネ43によって押圧される。写真
フイルム12にはパーフォレーションが連続的に設けら
れていないことから、スプロケット41の歯41a,4
1bがパーフォレーション12b,12cのいずれとも
噛合されない状態が発生してしまう。この状態のときに
付勢カム39eが板バネ43によって押圧されることに
より、カム部材39を従動方向に回動させる。これによ
り、スプロケット41の歯41bは、次のパーフォレー
ション12cに噛合可能な位置まで移動される。なお、
板バネ43は、金属薄板を屈曲させた板バネとなってい
る。
【0027】シャッタ駆動レバー34は、図中時計方向
のチャージ位置と反時計方向のレリーズ完了位置との間
で回動自在とされており、レリーズバネ35によってレ
リーズ完了位置に向けて付勢されている。シャッタ駆動
レバー34には、チャージ位置に向けて回動するように
チャージカム39dに押圧される被押圧部34aと、チ
ャージ位置にある際に係止レバー38に係止される立ち
上がり片34bと、チャージ位置からレリーズ完了位置
に回動する際にシャッタ羽根を蹴飛ばして揺動させる蹴
飛ばしアーム34cとが一体に形成されている。
【0028】係止レバー38は、チャージ位置にあるシ
ャッタ駆動レバー34に係合して保持するとともに、巻
上げノブ10とカム部材39との回転をロックする時計
方向の巻止め位置と、シャッタ駆動レバー34のチャー
ジ位置での保持を解除するとともに、巻上げノブ10と
カム部材39とのロックを解除する反時計方向の巻止め
解除位置との間で回動自在となっており、ロックバネ3
7によって巻止め位置に向けて付勢されている。
【0029】係止レバー38には、シャッタ駆動レバー
34の立ち上がり片34bに係合する立ち下がり片38
bと、前カバー17のシャッタボタン5に一体に形成さ
れた押圧ロッド5aによって巻止め解除位置に向けて押
圧される立ち下がりロッド38cと、巻上げノブ10の
外周の歯列10a(図1参照)に噛合して回転をロック
するロック爪38dと、前述した巻止め爪38aとが一
体に形成されている。
【0030】また係止レバー38には、全ての写真フイ
ルム12への撮影が終了し、スプロケット41の歯41
a,41bと写真フイルム12のパーフォレーション1
2b,12cとの噛合が外れた後に、カウンタ板36の
下面に一体に形成されたカム36bが当接する立ち上が
り突起38eが一体に形成されている。カム36bが立
ち上がり突起38eに当接すると、カウンタ板36はそ
れ以上の回転が阻止されることになり、このカウンタ板
36に噛合した二歯ギヤ39b、すなわちカム部材39
も回転できなくなる。これにより、これ以後はシャッタ
チャージが行われなくなり、係止レバー38は巻止め位
置に回動しなくなるので、巻上げノブ10は回転が自由
となる。
【0031】ベース部材27の上部には天板45が組み
付けられる。この天板45は、穴45aで軸31の上端
を支持し、切欠45bでカム部材39の上端を支持す
る。また天板45は全体が透明なプラスチックで形成さ
れており、符号46はカウンタ板36の上面に記された
目盛りを拡大表示するレンズとなっている。
【0032】図5に示すように、フイルムカートリッジ
14は、略円柱形状のカートリッジ本体13と、このカ
ートリッジ本体13内に収納される写真フイルム12
と、カートリッジ本体13の外周面に貼着されるラベル
47とから構成されている。カートリッジ本体13は、
プラスチックで形成された第1ケース48,第2ケース
49が組み合わされた中に各種構成部品が組み込まれた
ものとなる。
【0033】カートリッジ本体13内にはスプール51
が回転自在に収納され、このスプール51に写真フイル
ム12の一端が係止される。また、スプール51の両端
には、駆動軸、例えば巻上げノブ10が係合される係合
穴51aが形成されており、第1,第2ケース48,4
9の端面から外部に露呈される。この係合穴51a内に
は、キー溝51bが形成されている(図6参照)。
【0034】第1,第2ケース48,49の合わせ目に
は、カートリッジ本体13から写真フイルム12を出入
りさせるためのフイルム出入り口52が形成されてお
り、このフイルム出入り口52の奥には、外部から駆動
されて回動することによりフイルム出入り口52を開閉
する遮光蓋53が組み込まれている。この遮光蓋53の
両端には、遮光蓋53を回動させる駆動軸が係合する係
合部53aが形成されており、この係合部53aは第
1,第2ケース48,49の両端面から外部に露呈され
る。
【0035】第2ケース49のフイルム出入り口52の
奥には、突起54が形成されている。この突起54は、
スプール51に巻かれた写真フイルム12の先端部をす
くい上げてフイルム出入り口52に導く。
【0036】スプール51の両端部には、ディスク5
6,57が開口56a,57aを利用して回転自在に嵌
め込まれる。これらのディスク56,57の外周には、
リップ56b,57bがそれぞれ向き合うように突出
し、スプール51に巻かれた写真フイルム12の最外周
を両端面側から部分的に包み込み、カートリッジ本体1
3内での巻き緩みを防止する。これにより、スプール5
1が図中時計方向であるフイルム送出し方向に回転する
と、写真フイルム12はスプール51と一緒に回転し、
この回転途中で写真フイルム12の先端が突起54に導
かれてフイルム出入り口52から外部に送り出される。
【0037】スプール51の端部でディスク56の外側
には、ロック部材59が取り付けられる。このロック部
材59には、表示板60と、ロックギヤ59aとが一体
に形成されており、スプール51と一体に回転する。符
号62は、スプール51をロックするロック部材であ
る。ロック部材62は、遮光蓋53が閉じ位置に回動し
たときに遮光蓋53に一体に形成されたカムによって押
圧され、ロック部材59のロックギヤ59aに噛合して
スプール51の回転をロックする。このロック部材62
によるスプール51のロックは、遮光蓋53が開き位置
に回動したときに解除される。
【0038】スプール51の他方の端部には、扇形に切
り欠かれたデータ板64が一体に形成されており、その
表面には放射状にバーコードが記されたデータラベル6
5が貼着される。このデータラベル65に記されたバー
コードは、収納した写真フイルム12の感度,撮影枚数
等を示すもので、カメラ等の機器に装填された時に、機
器内の装置で読み取られる。
【0039】図6に示すように、表示板60が配置され
る側のカートリッジ本体13の端面には、形状の異なる
4個の表示開口67a,67b,67c,67dが形成
されている。各表示開口67a〜67dには、それぞれ
写真フイルム12の使用状態を表す「未使用」,「撮影
途中」,「撮影済み」,「現像済み」という意味が与え
られている。
【0040】前述の表示板60は、カートリッジ本体1
3内で表示開口67a〜67dの背後をスプール51と
一体に回転し、いずれかの表示開口の背後で停止され
る。そして、表示板60が見えている表示開口に与えら
れている意味が、カートリッジ本体13内に収納されて
いる写真フイルム12の状態を示すものとなる。なお、
表示板60が表示開口67cの背後にあるときの係合穴
51aのキー溝51bの向きは、カートリッジ本体13
の基準線Lに対してθの角度となる。
【0041】図1及び図7、並びに図7の断面A−A,
断面B−Bである図8,図9に示すように、カートリッ
ジ室21の上面69には、巻上げノブ10の他に、写真
フイルム12の所定長さに対応した所定回転数だけ巻上
げノブ10が回転された際に、巻上げノブ10に連動し
て遮光蓋53を閉鎖する遮光蓋閉鎖手段と、この遮光蓋
閉鎖手段に連動して巻上げノブを所定位置でロックする
ノブロック手段とを構成する各部品が組み付けられる。
なお、巻上げノブ10の所定回転数とは、写真フイルム
12が先端まで全てカートリッジ本体13内に確実に巻
き込まれるだけの回転数であり、この回転数は写真フイ
ルム12の撮影枚数によって異なる。更に、巻上げノブ
10がロックされる所定位置とは、カートリッジ本体1
3の表示板60が「撮影済み」を表す表示開口67cの
背後に配置された状態である。
【0042】また、図7,図10,図12,図14,図
15は、カートリッジ室21の上面69の平面図である
が、図面の煩雑化を避けるためにカートリッジ室21の
記載を省略している。
【0043】カートリッジ室21の上面69の中央には
軸受け部71が形成されており、この軸受け部71には
巻上げノブ10が回転自在に取り付けられる。巻上げノ
ブ10の外周面にはギヤ10aが形成されており、図中
反時計方向に向けて回転操作する際の指掛りがしやすく
なっている。このギヤ10aには、前述の係止レバー3
8の巻止め爪38aとともに、巻上げノブ10の逆方向
(図中時計方向)への回転を阻止する逆止爪72(図3
参照)が噛合する。この逆止爪72は、カートリッジ室
21の上面69上に形成されている。
【0044】巻上げノブ10の下部には、遮光蓋閉鎖手
段を構成する間欠ギヤである二歯ギヤ74が一体に形成
されている。この二歯ギヤ74には、巻上げノブ10の
回転中心軸から放射状に突設された一対の歯74a,7
4bが形成されている。また、巻上げノブ10の下部で
二歯ギヤ74の内部には、スプール51の係合穴51a
に係合する係合軸75が一体に形成されている。更に、
二歯ギヤ74の上部には、後述するノブロック手段によ
って巻上げノブ10をロックする際に用いられるロック
用突起76が一体に形成されている。
【0045】カートリッジ室21の上面69には軸受け
部71の他に、ピン78,79,80,81,軸受け部
82,補助突起83が形成されており、これらには第1
ギヤ85,ロックレバー86,捩じりバネ87,板バネ
88,回動部材89,第2ギヤ90が取り付けられる。
【0046】第1ギヤ85は、ピン78に回転自在に組
み付けられて間欠ギヤ74の歯74a,74bに噛合さ
れ、所定角度ずつ歩進される。この第1ギヤ85の下部
には、第1ギヤ85の歯頂円と同径とされたカム円板9
2が一体に形成されている。カム円板92の外周には、
第2ギヤ90に軸方向への移動のタイミングを与える切
欠93が第1ギヤ85の歯と連なって設けられている。
また、ピン78の周囲には、カム円板92の底面を支持
する突条94が設けられているが、この突条94は回動
部材89に干渉しないように一部分が切り欠かれてい
る。
【0047】軸受け部82は、カートリッジ本体13の
遮光蓋53の係合穴53aに対面する位置に設けられて
いる。この軸受け部82に組み付けられる回動部材89
は、軸受け部83を貫通して係合穴53aに係合する駆
動軸96と、この駆動軸96の上部に設けられて上面6
9上に配置されるカム部97と、このカム部97の上部
に形成された突条98と、この突条98の内部に設けら
れた円筒形状の凹部99と、カム部97の外周に形成さ
れた押圧用突起100と、同様にカム部97の外周に形
成された位置決め部材101と、凹部99内に立設され
たピン102とからなる。また、突条98には第2ギヤ
90の一部が係合する切欠103が形成されている。
【0048】上記回動部材88のピン102には、第1
ギヤ85に噛合して所定角度ずつ歩進される第2ギヤ9
0が回転自在に組み付けられる。この第2ギヤ90の下
部には、回動部材89の凹部99内に挿入される円筒部
105が一体に形成されており、更にこの円筒部105
の外周には第2ギヤ90の歯の一つに連なって形成され
た連結用突起106が設けられている。
【0049】付勢部材である板バネ88は、ピン81に
取り付けられる取付部108と、第2ギヤ90の上面に
当接して第2ギヤ90を軸方向で下方に付勢する付勢部
109とからなる。付勢部109は、図9に2点鎖線で
示すように、予め下方に向かって屈曲されており、第2
ギヤ90の上面に当接して弾性変形された状態でカート
リッジ室21の上面69に組み付けられる。また、付勢
部109は第2ギヤ90の上面を均一に押圧できるよう
に円形とされており、回動部材89のピン102への干
渉を避けるために穴109aが形成されている。
【0050】ピン79に揺動自在に取り付けられるロッ
クレバー85には、端部が回動部材89と第2ギヤ90
とに対面する第1アーム部111と、端部が二歯ギヤ7
4に対面する第2アーム部112とが一体に設けられて
いる。第2アーム部112の下部には、ピン80に取り
付けられたバネ部材である捩じりバネ87の一端87a
が掛けられるピン113が設けられている。捩じりバネ
87の他端87bは、ピン80の近傍に設けられたピン
115に掛けられる。これにより、ロックレバー86は
ピン79を中心として図中反時計方向に向けて付勢さ
れ、第1アーム部111の端部に形成された係合突起1
16が第2ギヤ90にクリック係合し、第2ギヤ90
と、この第2ギヤ90に噛合した第1ギヤ85との不用
意な回動を防止する。
【0051】また、第1アーム部111の下部には、回
動部材89のカム部97の外周に対面する被押圧用突起
118が一体に形成されている。この被押圧用突起11
8は、回動部材89が遮光蓋53の閉鎖位置に回動され
る際に、回動部材89の押圧用突起100に押圧され
る。被押圧用突起118が押圧されると、ロックレバー
86は捩じりバネ87の付勢に抗して図中時計方向に回
動される。これにより、ロックレバー86の第2アーム
部112の先端は、カートリッジ室21の上面69に立
設された補助突起83と、二歯ギヤ74のロック用突起
76との間に入り込む。そして、巻上げノブ10が回転
操作されて、ロック用突起76がロックレバー86の第
2アーム部112に当接すると、巻上げノブ10のそれ
以上の回転操作が不能になりロックされる。
【0052】1コマの撮影ごとに巻上げノブ10が回転
操作されると、図7中において二歯ギヤ74が反時計方
向に回転し、この二歯ギヤ74に噛合する第1ギヤ85
が時計方向に回転し、第2ギヤ90は反時計方向に回転
される。第2ギヤ90は、断面B−Bである図9に示す
ように、連結用突起106の下面を回動部材89の突条
98の上面に摺接しながら第1ギヤ85に従動して回転
する。第2ギヤ90の回転中には、図10に示すように
連結用突起106が回動部材89の切欠103に対面す
るが、断面A’−A’である図11に示すように、連結
用突起106の下面が第1ギヤ85の下方のカム円板9
2の上面に当接するため、第2ギヤ90が板バネ88に
付勢されて下方に移動することはない。
【0053】また、第2ギヤ90には捩じりバネ87に
よって付勢されたロックレバー86の係合突起116が
係合するため、レンズ付きフイルムユニット2に与えら
れた振動や衝撃等によって、第2ギヤ90,第1ギヤ8
5が不用意に回転することはない。
【0054】更に撮影が進んで巻上げノブ10が所定回
転数だけ回転されると、図12に示すように、カム円板
92の切欠93が第1ギヤ85の回転によって第2ギヤ
90との噛合位置に移動してくる。第2ギヤ90は、レ
ンズ付きフイルムユニット2の製造時に、巻上げノブ1
0が所定回転数だけ回転された際にカム円板92の切欠
93に連結用突起106が合致するようにセットされる
ため、カム円板92の切欠93と連結用突起106とが
確実に合致する。また、この際には連結用突起106は
回動部材89の切欠103とも合致しているため、断面
A''−A''である図13に示すように、第2ギヤ90は
板バネ88の付勢によって下方に移動する。なお、回動
部材89の切欠103は、第2ギヤ90の連結用突起1
06が確実に落ち込むように、連結用突起106の幅よ
りも大きく設定されている。
【0055】第2ギヤ90は軸方向に移動しても第1ギ
ヤ85との噛合が継続されるため、巻上げノブ10が回
転操作されると第2ギヤ90は第1ギヤ85に従動回転
する。回動部材89の切欠103は、連結用突起106
の幅よりも広くされているため、第2ギヤ90の回転は
すぐに回動部材89には伝達されない。第2ギヤ90が
回転して連結用突起106が切欠103の内壁に当接す
ると、第2ギヤ90の回転が回動部材89に伝達され、
図14に示すように、回動部材89が第2ギヤ90と同
軸で一体に反時計方向に回転する。
【0056】回動部材89が図中反時計方向に回転する
と、回動部材89のカム部97の外周に形成された押圧
用突起100がロックレバー86の被押圧用突起118
を押圧する。これにより、ロックレバー86は捩じりバ
ネ87の付勢に抗して図中時計方向に回動される。遮光
蓋53の閉鎖位置まで回動部材89が回動されると、図
15に示すように、ロックレバー86の第2アーム部1
12が二歯ギヤ74に接近し、補助突起83とロック用
突起76との間に挟み込まれる。これにより、巻上げノ
ブ10は回転がロックされる。なお、ロックされた際に
巻上げノブ10はスプール51を角度θの状態で停止さ
せるため、この状態で取り出されたフイルムカートリッ
ジ14は、表示板60が「撮影済み」を表す表示開口6
7cに停止されている。
【0057】なお、回動部材89のカム部97の外周に
一体に形成された位置決め部材101は、回動部材89
の軸受け部82への組み付け時の位置決めとともに、回
動部材89に第2ギヤ90が係合するまでの回り止めと
を行うものである。位置決め部材101は弾性を有する
ようにカム部97の外周に一体に形成されており、その
端部には突起部120が形成されている。この突起部1
20をカートリッジ室21の上面69に形成された2個
の突起121と122との間に挟み込むようにして回動
部材89を軸受け部82に組み付けると、回動部材89
は適正な状態で本体部15に組み付けられる。
【0058】また、位置決め部材101は、第2ギヤ9
0が第1ギヤ85に噛合されて回転する際には、第2ギ
ヤ90の摩擦によって回動部材89が回動しないように
回転止めを行う。回動部材89の切欠103に第2ギヤ
90の連結用突起106が係合した際には、位置決め部
材101は撓んで突起121,122から外れるので、
回動部材89は第2ギヤ90とともに回転することがで
きるようになる。
【0059】次に上記実施形態の作用について説明す
る。レンズ付きフイルムユニット2の組立て工程におい
て巻上げノブ10,第1ギヤ85,第2ギヤ90が本体
部15のカートリッジ室21の上面69に組み付けられ
るが、これらは装填される写真フイルム12の撮影枚数
に合わせて組み付け角度等が異なるため、装填される写
真フイルム12の撮影枚数,すなわち写真フイルム12
の長さに合わせて巻上げノブ10,第1ギヤ85,第2
ギヤ90が位置決めされて組み付けられる。回動部材8
9は、位置決め部材101の突起部120を突起12
1,122の間に挟み込むようにして軸受け部82に組
み付けることによって、適正な状態で組み付けられる。
【0060】また、レンズ付きフイルムユニット2の組
立て工程には、暗室でフイルムカートリッジ14を装填
する作業がある。この作業は、カートリッジ本体13か
ら未露光の写真フイルム12を引き出してフイルムロー
ルを作成し、カートリッジ本体13をカートリッジ室2
1に軸方向から装填した後に、フイルムロールをフイル
ムロール室22に背面側から装填している。このときの
カートリッジ本体13からの引出し量は管理されてお
り、この引出し量はフイルム後端部の最初のコマを露光
開口20aにセットする分だけ引き出した後に、さらに
1コマ分の長さだけ引き出す。このように工場で未露光
の写真フイルム12の引出し量を管理することで、フイ
ルムロール室22に収納された写真フイルム12をカー
トリッジ本体13の内部に全部巻き込むための巻上げノ
ブ10の所定回転数を一定にすることができる。
【0061】各部品が組み込まれ、フイルムカートリッ
ジ14が装填されたレンズ付きフイルムユニット2は各
種検査を経て包装され、出荷される。レンズ付きフイル
ムユニット2を購入したユーザーは、包装袋やラベル4
に記載されている説明にしたがって巻上げノブ10を回
転操作し、シャッタチャージを行う。また、包装袋,ラ
ベル4には、全てのコマへの撮影終了後に巻上げノブ1
0がロックするまで巻上げノブ10の回転操作を行う必
要があることも記載されている。
【0062】図4に示す露光ユニット16のシャッタ機
構がシャッタチャージされている状態では、係止レバー
38はロックバネ37の付勢によって巻止め位置に回動
しており、ロック爪38dと巻止め爪38aとが巻上げ
ノブ10と巻止めカム39cとに係合してその回転をロ
ックしている。また、係止レバー38は、立ち下がり片
38bがチャージ位置にあるシャッタ駆動レバー34の
立ち上がり片34bに係合して、レリーズバネ35の付
勢に抗してシャッタ駆動レバー47をチャージ位置で保
持している。
【0063】ファインダ8で撮影範囲を確認しシャッタ
ボタン5を押下すると、押圧ロッド5a(図3参照)が
移動して係止レバー38の立ち下がりロッド38cを押
圧する。係止レバー38は、立ち下がり片38bによっ
てシャッタ駆動レバー34の立ち上がり突起34bを係
止したままロックバネ37の付勢に抗して巻止め解除位
置に向けて回動される。
【0064】係止レバー38が更に巻止め解除位置に向
けて回動されると、立ち下がり片38bとシャッタ駆動
レバー34の立ち上がり片34bとの係合が外れる。チ
ャージ位置での係止が解除されたシャッタ駆動レバー3
4は、レリーズバネ35の付勢によってレリーズ完了位
置である図中反時計方向に向けて回動する。レリーズ完
了位置に向けて回動したシャッタ駆動レバー34は、ベ
ース部材27とレンズカバー29との間に組み込まれた
シャッタ羽根を蹴飛ばしアーム34cで蹴飛ばして揺動
させる。シャッタ羽根は、バネによって露光開口を塞ぐ
方向に付勢されているので露光開口はすぐに閉じられ
る。
【0065】再びシャッタ機構をシャッタチャージ状態
とするために、巻上げノブ10を図中半時計方向である
フイルム巻上げ方向に回転操作すると、巻上げノブ10
に係合されたスプール51が回転し、1コマ分の露光済
みの写真フイルム12がカートリッジ本体13内に巻き
上げられる。
【0066】写真フイルム12の移動と板バネ80の付
勢とにより、スプロケット41とカム部材39とは反時
計方向に半回転される。この半回転の間にチャージカム
39dはシャッタ駆動レバー34の一端34aを押圧
し、レリーズバネ35の付勢に抗してチャージ位置に向
けて回動させる。また、カム部材39の二歯ギヤ39b
は、半回転でカウンタ板36を一目盛り分歩進させる。
【0067】係止レバー38は、ロックバネ37の付勢
によってロック位置に向けて回動しようとするが、巻止
め爪38aが巻止めカム39cの外周面に当接するた
め、ロック位置までは回動されない。カム部材39の半
回転によって巻止めカム39cの溝39fが巻止め爪3
8aに対面すると、ロックバネ37の付勢によって係止
レバー38は巻止め位置に向けて回動し、巻止め爪38
aを溝39fに係合させてカム部材39の回転をロック
する。ロック爪38dも巻上げノブ10の歯列10aに
係合するので巻上げノブ10の回転もロックされる。
【0068】また、係止レバー38は、チャージ位置に
あるシャッタ駆動レバー34の立ち上がり片34bに立
ち下がり片38bを係合させ、シャッタ駆動レバー34
をチャージ位置で保持する。これにより、露光ユニット
16のシャッタ機構は、再びシャッタチャージがなされ
た状態となり、レンズ付きフイルムユニット2の撮影準
備が完了する。
【0069】カートリッジ室21の上部では、図7〜図
9に示すように、第2ギヤ90にロックレバー86の係
合突起116が係合して、第2ギヤ90と第1ギヤ85
との不用意な回転を防止している。回動部材89は、位
置決め部材101の突起部120が突起121,122
に挟みこまれているため、第2ギヤ90の摩擦によって
回転せずに遮光蓋53の開き位置に保持されている。ま
た、板バネ88は第2ギヤ90を下方に向けて押圧して
いる。
【0070】巻上げノブ10がフイルム巻上げ方向に回
転操作されると、巻上げノブ10の下部に形成された二
歯ギヤ74が一体に反時計方向に回転し、歯74a,7
4bによって第1ギヤ85を時計方向に回転させる。第
1ギヤ85に噛合された第2ギヤ90は、連結用突起1
06の下面を回動部材89の突条98の上面に摺接させ
ながら、ロックレバー86を捩じりバネ87の付勢に抗
して揺動させて反時計方向に回転する。
【0071】上記撮影操作と巻込み操作とを繰り返す
と、図10に示すように第2ギヤ90の連結用突起10
6が回動部材89の切欠83に対面するが、図11に示
すように、連結用突起106は第1ギヤ85の下方のカ
ム円板92の上面に当接するので、板バネ88に付勢さ
れて下方に移動することはない。
【0072】最後のコマへの撮影が終了した後に巻上げ
ノブ10を回転操作して、スプロケット41の歯41
a,41bと写真フイルム12のパーフォレーション1
2b,12cとの噛合が外れると、図4に示すカウンタ
板36のカム36bが係止レバー38の立ち上がり突起
38eに当接する。これにより、カウンタ板36と、こ
れに噛合するカム部材39とが回転しなくなるので、係
止レバー38は巻止め位置に回動しなくなり、巻上げノ
ブ10の回転が自由となる。
【0073】ユーザーが包装袋やラベル4の説明にした
がって巻上げノブ10の回転操作を行い、巻上げノブ1
0の回転操作が所定回転数に達すると写真フイルム12
が全てカートリッジ本体13内に巻き込まれる。
【0074】また、この撮影終了後のフイルム巻込み操
作によって、図12に示すように、カム円板92の切欠
93が第2ギヤ90との噛合位置に移動してくる。第2
ギヤ90は、レンズ付きフイルムユニット2の製造時
に、巻上げノブ10が所定回転数だけ回転された際にカ
ム円板92の切欠93に連結用突起106が合致するよ
うにセットされているため、カム円板92の切欠93と
連結用突起106とが確実に合致する。また、この際に
は連結用突起106は回動部材89の切欠103とも合
致しているため、断面A''−A''である図13に示すよ
うに、第2ギヤ90は板バネ88の付勢によって下方に
移動する。
【0075】第2ギヤ90は、軸方向に移動しても第1
ギヤ85との噛合が継続される。ユーザーは、第2ギヤ
90が軸方向で移動したことには気がつかないが、包装
袋やラベル4に記載されているように巻上げノブ10の
回転操作を続ける。巻上げノブ10が回転操作される
と、第1ギヤ85,第2ギヤ90が従動回転するが、回
動部材89の切欠103は、連結用突起106の幅より
も広くされているため、第2ギヤ90の回転はすぐに回
動部材89には伝達されない。第2ギヤ90が回転して
連結用突起106が切欠103の内壁に当接すると、第
2ギヤ90の回転が回動部材89に伝達される。
【0076】第2ギヤ90の回転が回動部材89に伝達
すると、図14に示すように、位置決め部材101が撓
んで突起121,122から外れ、回動部材89の回動
が許容され、回動部材89は第2ギヤ90と一体に反時
計方向に回転する。
【0077】回動部材89が図中反時計方向に回転する
と、回動部材89のカム部97の外周に形成された押圧
用突起100がロックレバー86の被押圧用突起118
を押圧する。これにより、ロックレバー86は捩じりバ
ネ87の付勢に抗して図中時計方向に回動される。
【0078】遮光蓋53の閉鎖位置まで回動部材89が
回動されると、図15に示すように、ロックレバー86
の第2アーム部112が二歯ギヤ74に接近し、補助突
起83とロック用突起76との間に挟み込まれる。これ
により、巻上げノブ10の回転がロックされ、ユーザー
はフイルム巻込み操作が終了したことを確認できる。
る。なお、巻上げノブ10は、ロックされた際にスプー
ル51を角度θの状態で停止させるため、この状態で取
り出されたフイルムカートリッジ14は、図6に示すよ
うに、表示板60が「撮影済み」を表す表示開口67c
に停止されている。
【0079】使用後のレンズ付きフイルムユニット2
は、そのまま現像所に提出される。現像所では、巻上げ
ノブ10を回転操作してみることで写真フイルム12が
全て巻き上げ済みであるか否かがすぐに判断することが
でき、巻き上げが完了している場合には、そのレンズ付
きフイルムユニット2をフイルムカートリッジ14の取
出し工程に送り、巻き上げが完了していない場合には、
巻上げノブ10にロックがかかるまで回転操作してから
フイルムカートリッジ14の取出し工程に送る。
【0080】取出し工程は、送られてきたレンズ付きフ
イルムユニット2のフイルムカートリッジ14の遮光蓋
53が全て閉鎖されているため、明室内に配置されてい
る。フイルムカートリッジ14の取り出しは、底蓋24
が開放されて軸方向にフイルムカートリッジ14がカー
トリッジ室21から取り出される。
【0081】遮光蓋53が閉じられているフイルムカー
トリッジ14は、明室内でレンズ付きフイルムユニット
2から取り出すことができる。取り出されたフイルムカ
ートリッジ14は、遮光蓋53がロックレバー62を押
圧してロック部材59のロックギヤ59aに噛合させて
いるので、スプール51の回転がロックされている。そ
のため、取り出し時等に誤って使用状態表示が変わって
しまうことはなく、取り出されたフイルムカートリッジ
14は確実に「撮影済み」を表す状態となっている。こ
れにより、ユーザーがフイルムカートリッジ14を取り
出した場合の誤装填を防止できる。
【0082】取り出したフイルムカートリッジ14から
は、写真フイルム12が引き出され、現像処理とプリン
ト処理とが施される。現像済みの写真フイルム12は、
元のカートリッジ本体13に巻き戻され、このカートリ
ッジ本体13は表示板60が「現像済み」を表す表示開
口67dの背後に停止された状態でプリント写真ととも
にユーザーに返却される。
【0083】
【実施例】本発明を実施したレンズ付きフイルムユニッ
ト2では、第1ギヤ85と第2ギヤ90との初期組み込
み位置を変えることによって、異なる撮影枚数の写真フ
イルム12に対応した巻上げノブ10の所定回転数を設
定することができる。例えば、25枚撮りの写真フイル
ム12を装填する場合には、第1ギヤ85のカム円板9
2の切欠93を第2ギヤ90との噛合位置から反時計方
向に6歯分ずれた位置になるように組み込み、第2ギヤ
90は連結用突起106を時計方向に12歯分ずれた位
置になるように組み込めばよい。また、40枚撮りの写
真フイルム12を装填する場合には、第1ギヤ85のカ
ム円板92の切欠93を第2ギヤ90との噛合位置から
反時計方向に15歯分ずれた位置になるように組み込
み、第2ギヤ90は連結用突起106を時計方向に10
歯分ずれた位置になるように組み込めばよい。
【0084】上述の第1ギヤ85と第2ギヤ90の組み
込み位置は、写真フイルム12が全てカートリッジ本体
13に巻き込まれてから、遮光蓋53を閉鎖位置に回動
させるまでの余裕をどれだけとるかによっても異なって
くるため、あくまでも目安にすぎない。また、第1ギヤ
85及び第2ギヤ90の歯数は上記実施形態で説明した
ものに限定されないため、各ギヤ85,90の歯数が異
なる場合には組み込み位置が変化する。
【0085】なお、上記実施形態では、巻上げノブのロ
ックによって写真フイルムの巻込み完了を確認できるよ
うにしているが、第1ギヤ,,2ギヤ,回動部材,ロッ
クレバーのいずれかに表示マークを設け、この表示マー
クを写真フイルムが全てカートリッジ本体内に巻き込ま
れた際に外部から視認できるようにすることもできる。
【0086】また、第2ギヤと回動部材とを同軸上に設
けたが、別々の軸に設けることもできる。更に、巻上げ
ノブをロックするロックレバーを二歯ギヤに設けられた
ロック用突起に係合させるようにしたが、二歯ギヤに切
欠等の凹部を設け、この凹部にロックレバーを係合させ
ることもできる。
【0087】また、スプールの回転により写真フイルム
をカートリッジ本体から送り出すフイルムカートリッジ
が装填されたレンズ付きフイルムユニットについて説明
したが、本発明ではこれに限らず、周知の135タイプ
の写真フイルムパトローネを装填するレンズ付きフイル
ムユニットにも用いることができる。
【0088】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のレンズ付
きフイルムユニットによれば、写真フイルムがカートリ
ッジ本体内に全て巻き込まれる所定回転数だけ巻上げノ
ブが回転した際に巻上げノブと遮光蓋とを連結し、巻上
げノブの回転により遮光蓋を閉鎖位置に向けて回動させ
る遮光蓋閉鎖手段と、遮光蓋の閉鎖位置への回動に連動
して巻上げノブを所定位置でロックするノブロック手段
とを設けたので、写真フイルムが巻き上げ済みか否かが
容易に判別でき、カートリッジ本体の取出し作業の効率
を向上することができる。また、カートリッジ本体の取
り出しの際には、遮光蓋が確実に閉鎖されているので、
写真フイルムが曝光することはない。更に、遮光蓋に強
い衝撃を与えずに閉鎖することができるので、カートリ
ッジ本体が破損するようなこともない。また、遮光蓋閉
鎖手段及びノブロック手段は、数点の部品の増設と従来
部品の形状変更とによって構成できるので、低コストに
実施することができる。
【0089】また、遮光蓋閉鎖手段を構成する第1ギヤ
と第2ギヤとの組み込み位置を変えることにより、異な
る長さの写真フイルムに対応することができるので、コ
ストダウンとともにリユース得率を向上させることがで
きる。
【0090】更に、ロックレバーを第2ギヤにクリック
係合させることができるので、各ギヤの不用意な回転を
防止することができる。
【0091】また、ロック手段により検知される巻上げ
ノブの一定の位置を、カートリッジ本体の表示板が撮影
済みを表す表示開口の背後にある際の巻上げノブの位置
としたので、ユーザーがフイルムカートリッジを取り出
した場合でも、必ず取り出されたフイルムカートリッジ
は撮影済みを表す状態となっており、未使用品と誤って
カメラ等に誤装填するのを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】遮光蓋閉鎖手段及びノブロック手段の構成を示
す分解斜視図である。
【図2】本発明を実施したレンズ付きフイルムユニット
の外観を示す斜視図である。
【図3】ユニット本体の構成を示す分解斜視図である。
【図4】露光ユニットの構成を示す分解斜視図である。
【図5】フイルムカートリッジの構成を示す分解斜視図
である。
【図6】フイルムカートリッジの一方の端面を示す側面
図である。
【図7】遮光蓋閉鎖手段及びノブロック手段の未作動時
の状態を示す平面図である。
【図8】図7のA−A断面図である。
【図9】図7のB−B断面図である。
【図10】連結用突起が回動部材の切欠に合致している
際の遮光蓋閉鎖手段及びノブロック手段を示す平面図で
ある。
【図11】図10のA’−A’断面図である。
【図12】第2ギヤ移動時の遮光蓋閉鎖手段及びノブロ
ック手段を示す平面図である。
【図13】図12のA''−A''断面図である。
【図14】ノブロック手段作動時の遮光蓋閉鎖手段及び
ノブロック手段を示す平面図である。
【図15】巻上げノブロック時の遮光蓋閉鎖手段及びノ
ブロック手段を示す平面図である。
【符号の説明】
2 レンズ付きフイルムユニット 3 ユニット本体 7 巻上げ完了表示窓 10 巻上げノブ 12 写真フイルム 13 カートリッジ本体 14 フイルムカートリッジ 16 露光ユニット 51 スプール 53 遮光蓋 60 表示板 67a〜67d 表示開口 74 二歯ギヤ 85 第1ギヤ 86 ロックレバー 87 捩じりバネ 88 板バネ 90 第2ギヤ 92 カム円板 93 切欠 103 切欠 106 連結用突起

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フイルム巻取り用のスプールと、フイル
    ム出入り口を開放する開き位置と閉鎖する閉じ位置との
    間で回動自在とされた遮光蓋とを備えたカートリッジ本
    体と、前記スプールに一端を係止した規定長さの写真フ
    イルムとが予め組み込まれ、前記スプールに回転方向の
    一定の角度位置で連結された巻上げノブを撮影ごとに外
    部から回転操作することによって、撮影済みの写真フイ
    ルムを前記スプールに巻き付けながらカートリッジ本体
    に巻き込むようにしたレンズ付きフイルムユニットにお
    いて、 写真フイルムの前記規定長さに対応した所定回転数だけ
    前記巻上げノブが回転した際に巻上げノブと遮光蓋とを
    連結し、巻上げノブの回転により遮光蓋を閉鎖位置に向
    けて回動させる遮光蓋閉鎖手段と、該遮光蓋の閉鎖位置
    への回動に連動して巻上げノブを所定位置でロックする
    ノブロック手段とを設け、前記カートリッジ本体内に写
    真フイルムが他端まで完全に巻き込まれた際に、巻上げ
    ノブの回転操作によって遮光蓋を閉鎖するとともに、前
    記スプールが一定の回転位置に達した時点で巻上げノブ
    の回転操作を禁止するようにしたことを特徴とするレン
    ズ付きフイルムユニット。
  2. 【請求項2】 前記蓋部材閉鎖手段は、巻上げノブと同
    軸で一体に回転される間欠ギヤと、この間欠ギヤに間欠
    に噛合されて所定角度ずつ歩進される第1ギヤと、この
    第1ギヤに噛合されて所定角度ずつ歩進されるとともに
    軸方向に沿って移動自在とされた第2ギヤと、この第2
    ギヤと一体に形成された連結用突起と、該第1ギヤと同
    軸で一体に回転されるとともに連結用突起に当接して第
    2ギヤの軸方向への移動を阻止するカム円板と、前記遮
    光蓋に係合して回動自在とされているとともに連結用突
    起に当接して第2ギヤの軸方向への移動を阻止する回動
    部材と、該第2ギヤを軸方向に向けて付勢する付勢部材
    とからなり、前記カム円板と回動部材とには、巻上げノ
    ブが所定回転数だけ回転された際に連結用突起に対面し
    て第2ギヤの軸方向への移動を許容する切欠がそれぞれ
    設けられており、回動部材は切欠が連結用突起に係合さ
    れて第2ギヤの回転操作により遮光蓋の閉じ位置に向け
    て回動されることを特徴とする請求項1記載のレンズ付
    きフイルムユニット。
  3. 【請求項3】 前記蓋部材閉鎖手段は、第1ギヤと第2
    ギヤとの組み込み位置を変えることにより、異なる長さ
    の写真フイルムに対応した巻上げノブの所定回転数に合
    わせて、第2ギヤを軸方向に移動させられることを特徴
    とする請求項2記載のレンズ付きフイルムユニット。
  4. 【請求項4】 前記ノブロック手段は、回動部材に対面
    する第1アーム部と間欠ギヤに対面する第2アーム部と
    を備え、揺動自在とされたロックレバーと、該第2アー
    ム部が間欠ギヤから離れる方向に向けてロックレバーを
    付勢するバネ部材と、回動部材の所定位置に形成された
    押圧用突起と、間欠ギヤの所定位置に形成されたロック
    用突起とからなり、該ロックレバーは、第1アーム部が
    回動部材の押圧用突起に押圧された際にバネ部材の付勢
    に抗して揺動し、第2アーム部を間欠ギヤのロック用突
    起に係合させて巻上げノブを一定の回転位置でロックす
    ることを特徴とする請求項2または3いずれか記載のレ
    ンズ付きフイルムユニット。
  5. 【請求項5】 前記ロックレバーの第1アーム部には、
    バネ部材の付勢によって第2ギヤの歯にクリック係合
    し、該第2ギヤの不用意な回転を防止する係合突起が設
    けられていることを特徴とする請求項4記載のレンズ付
    きフイルムユニット。
  6. 【請求項6】 前記カートリッジ本体は、スプールと一
    体に回転する表示板と、この表示板の回転方向に沿って
    設けられ、表示板を選択的に外部に露呈させることによ
    って写真フイルムの未使用あるいは使用済みの表示を行
    う複数の表示開口とを有し、スプールが前記一定の回転
    位置で停止されることにより、カートリッジ本体は写真
    フイルムの使用済みを表示する状態になることを特徴と
    する請求項1ないし5いずれか記載のレンズ付きフイル
    ムユニット。
JP4550097A 1996-09-24 1997-02-28 レンズ付きフイルムユニット Pending JPH10239803A (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4550097A JPH10239803A (ja) 1997-02-28 1997-02-28 レンズ付きフイルムユニット
US08/933,828 US5875356A (en) 1996-09-24 1997-09-19 Lens-fitted photo film unit
CNB031278167A CN1252534C (zh) 1996-09-24 1997-09-24 配镜头的照相胶片装置
CNB971228086A CN1170201C (zh) 1996-09-24 1997-09-24 配镜头的照相胶片装置
CNB031278175A CN1241057C (zh) 1996-09-24 1997-09-24 配镜头的照相胶片装置
HK98119185A HK1015035A1 (en) 1996-09-24 1998-12-29 Lens-fitted photo film unit.

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4550097A JPH10239803A (ja) 1997-02-28 1997-02-28 レンズ付きフイルムユニット

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10239803A true JPH10239803A (ja) 1998-09-11

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ID=12721132

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4550097A Pending JPH10239803A (ja) 1996-09-24 1997-02-28 レンズ付きフイルムユニット

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