JPH10239405A - パタンデータ転送方式 - Google Patents

パタンデータ転送方式

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JPH10239405A
JPH10239405A JP9061947A JP6194797A JPH10239405A JP H10239405 A JPH10239405 A JP H10239405A JP 9061947 A JP9061947 A JP 9061947A JP 6194797 A JP6194797 A JP 6194797A JP H10239405 A JPH10239405 A JP H10239405A
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JP
Japan
Prior art keywords
pattern data
pin
integrated circuit
pattern
pins
Prior art date
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Pending
Application number
JP9061947A
Other languages
English (en)
Inventor
Manabu Isobe
学 礒部
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Ando Electric Co Ltd
Original Assignee
Ando Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 パタンデータの入れ替え処理時間を含む転送
時間を短縮すると共に、転送回数を減少させるパタンデ
ータ転送方式を提供することにある。 【解決手段】 被試験集積回路5に与えるパタンデータ
を、外部記憶装置1から制御装置2を経由し、集積回路
試験装置4に転送するパタンデータ転送方式において、
集積回路試験装置4のピンが試験に使用されるピンか否
かを判断し、試験に使用されるピンのうちから、転送先
のピンを選択し、選択されたピン毎に、パタンデータを
転送する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はパタンデータ転送方
式、特に外部記憶装置から制御装置を介して集積回路試
験装置のパタンメモリにパタンデータを転送するパタン
データ転送方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、集積回路の試験を行う場合に
は、その集積回路に与えるべきパタンデータを、一定の
転送単位で、外部記憶装置から制御装置を介して集積回
路試験装置のパタンメモリに転送している。
【0003】例えば、従来のパタンデータ転送方式とし
ては、図4に示す方式がある。
【0004】図4の方式は、制御装置2から集積回路試
験装置4のパタンメモリ41にパタンデータを転送する
場合、制御装置2の持つ4、8、16、32、64など
の2のn乗ビット単位で転送を行う方式である。
【0005】例えば、図4に示すように、制御装置2の
ビット数が32の場合には、その32ビットのパタンデ
ータのそれぞれが、集積回路試験装置4の持つピンのい
ずれかに割り当てられるように、転送される。
【0006】即ち、図示するように、32ビットのパタ
ンデータb1、b2・・・を、パタンメモリ41のアド
レス(縦方向)毎に、複数ピン(横方向)ずつ転送す
る。
【0007】換言すれば、一回の入出力でパタンメモリ
41の単一アドレスに対し複数ピンのパタンデータを転
送する。
【0008】そして、集積回路試験装置4のピンと被試
験集積回路5のピンの組み合わせを変更する場合は、図
4に示すように、バッファ6を設けることにより、制御
装置2において一回の転送単位のデータを生成する毎に
ビットの入れ替え処理を行う。
【0009】また、集積回路試験装置4のピンのうち、
集積回路試験プログラムの構成上、使用しないピン、例
えば図4において使用しないピンに相当するエリア領域
414(斜線部分)に対しても、前記単一アドレス×複
数ピンの転送単位で、パタンデータを転送する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記従来技術
には、次のような課題がある。
【0011】即ち、既述したように、集積回路試験装置
4のピンと被試験集積回路5のピンの組み合わせを変更
する場合には、バッファ6を設けて、ビットの入れ替え
処理を行っている。
【0012】しかし、従来のパタンデータの転送単位
は、単一アドレス×複数ピンであり、それに伴って、ビ
ットの入れ替え処理動作も、パタンメモリ41のアドレ
ス(縦方向)分だけ行われる。
【0013】例えば、パタンメモリ41のアドレス数が
100の場合には、前記バッファ6におけるビットの入
れ替え処理動作も、100回必要になる。
【0014】従って、ビットの入れ替え処理時間が多大
なものとなり、結局は、パタンデータの転送時間が長く
なる。
【0015】更に、試験に使用しないピン(図4の斜線
部分に相当)のデータも、従来方式では、パタンメモリ
41に転送するデータb1、b2・・・に含めなければ
ならない。
【0016】例えば、制御装置2から見れば、32ビッ
トの内の1ビット(図4の斜線部分に相当)を使用しな
い場合でも、その1ビット分のデータをパタンメモリ4
1に転送するデータb1、b2・・・に含めなければな
らない。
【0017】また、反対に、32ビットのうち1ビット
しか使用しない場合であっても、残りの使用しない31
ビット分のデータをパタンメモリ41に転送するデータ
b1、b2・・・に含めなければならない。
【0018】従って、その分パタンデータの転送回数が
増えるばかりでなく、ひいては転送時間も増大する。
【0019】この発明の目的は、パタンデータの入れ替
え処理時間を含む転送時間を短縮すると共に、転送回数
を減少させるパタンデータ転送方式を提供することにあ
る。
【0020】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、この発明は、被試験集積回路5に与えるパタンデー
タを、外部記憶装置1から制御装置2を経由し、集積回
路試験装置4に転送するパタンデータ転送方式におい
て、集積回路試験装置4のピンが試験に使用されるピン
か否かを判断し、試験に使用されるピンのうちから、転
送先のピンを選択し、選択されたピン毎に、パタンデー
タを転送するという手段を講じている。
【0021】即ち、この発明によれば、図4に示す従来
の単一アドレス×複数ピンのパタンデータb1、b2・
・・を転送単位とした方式から、図3に示す単一ピン×
複数アドレスのパタンデータa1、a2・・・を転送単
位とした方式に変更された。
【0022】従って、この発明では、パタンデータのピ
ンの入れ替え、つまりビットの入れ替えを毎回の転送毎
に行う必要がなくなった。
【0023】また、試験に使用しないピンのデータは転
送を行う必要がなくなった。
【0024】この結果、パタンデータの入れ替え処理時
間を含む転送時間を短縮すると共に、転送回数を減少さ
せることができる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、この発明を実施形態により
図面を参照して説明する。
【0026】図1は、この発明を実施するための装置構
成図である。
【0027】図1において、1は外部記憶装置、2は制
御装置、3はパタン転送装置、4は集積回路試験装置、
5は被試験集積回路である。
【0028】外部記憶装置1は、パタンファイル11を
格納しておく装置であり、経路Aにより、後述する制御
装置2に接続されている。
【0029】外部記憶装置1に格納されるパタンファイ
ル11には、パタンデータの他、使用最小ピン番号、使
用最大ピン番号、パタンデータ数等の情報が含まれてい
る。
【0030】制御装置2は、前記外部記憶装置1のパタ
ンファイル11を読み込み、パタンデータの転送を制御
する装置であり、パタン転送装置3を備えている。
【0031】その他、制御装置2は、所定の集積回路試
験プログラムに従って、図1に示す装置全体の制御を掌
どる。
【0032】パタン転送装置3は、図示するように、読
み込み転送手段31とピンセレクタ32から構成されて
いる。
【0033】読み込み転送手段31は、例えば、ソフト
ウェアにより構成され、前記外部記憶装置1からパタン
ファイル11を読み込み、試験対象ピンの番号を設定す
ると共に、その設定された番号のピンに該当するパタン
データをピンセレクタ32に送出する。
【0034】ピンセレクタ32は、パタンデータを転送
すべきパタンメモリ41のピンを選択する。
【0035】このピンセレクタ32は、前記読み込み転
送手段31から、経路Bを介して、パタンデータを転送
すべきピン番号と、そのパタンデータを入力し、経路C
1〜CNのいずれかを選んで、パタンデータをパタンメ
モリ41へ送出する。
【0036】ピンセレクタ32は、例えば、図3に示す
ように、スイッチ32Aを有し、このスイッチ32Aの
接続を、転送先のピン番号に相当する端子T1〜TNの
いずれかに切り替えることにより、経路C1〜CN(図
1)を介してパタンデータa1〜aNをパタンメモリ4
1に転送する。
【0037】例えば、読み込み転送手段31からピンセ
レクタ32に入力されたピン番号が1であれば、スイッ
チ32Aを端子Tに接続し(図3)、経路C1を介し
て、パタンデータa1をパタンメモリ41のエリア41
1に転送する。
【0038】集積回路試験装置4は、被試験集積回路5
をテストボード6(図3)を介して装着することによ
り、例えば機能試験を行う装置である。
【0039】この集積回路試験装置4は、パタンメモリ
41を備え、パタンメモリ41は、経路C1〜CNを介
して、前記ピンセレクタ32に接続されている。
【0040】パタンメモリ41の内部は、図示するよう
に、集積回路試験装置4で使用可能なピン数と同じだけ
のエリア411〜41Nに分割され、横方向がピン番号
に対応しているピン方向、縦方向がアドレスに対応して
いるアドレス方向である。
【0041】前記経路C1〜CNは、それぞれパタンメ
モリ41内部のピン毎に分割されたエリア411〜41
Nへのデータを書き込むためのものであり、既述したよ
うに、パタンデータa1〜aNを転送するときに、ピン
セレクタ32により選択される(図3)。
【0042】これに対して、集積回路試験装置4と被試
験集積回路5を接続する経路D1〜DNは、被試験集積
回路5のピン51〜5Nにパタンデータを与えるため、
試験実行前に予め接続される。
【0043】この経路の接続は、試験を行おうとする人
により、試験条件の一部として決定され、当初から集積
回路試験装置4により固定されているのではない。
【0044】例えば、図1、図3に示す例では、集積回
路試験装置4のピンに相当するエリア411〜416の
うち使用されないエリアは414であり、残りのエリア
411と被試験集積回路5のピン51が経路D1によ
り、同様に、エリア412とピン52が経路D2によ
り、エリア413とピン55が経路D5により、エリア
415とピン54が経路D4により、エリア416とピ
ン53が経路D3により、それぞれ接続されている。
【0045】以下、前記構成を備えたこの発明の動作
を、図2のフローチャートを参照して説明する。
【0046】先ず、図2のステップ101において、制
御装置2のビット数を決定する。
【0047】このビット数は、パタンデータを経路Bを
経由してピンセレクタ32に供給する場合に、パタンデ
ータの一回のデータ入出力単位を決める。
【0048】即ち、図3において、パタンメモリ41の
ピン毎に一回に転送されるパタンデータa1〜aNの長
さを決める。例えば、制御装置2のビット数が32であ
れば、単一ピン×複数アドレスを転送単位として、一回
に転送されるパタンデータa1の長さは32ビットであ
る。
【0049】そして、決定された制御装置2のビット数
を変数Zとする。
【0050】次に、ステップ102において、外部記憶
装置1のパタンファイル11から使用する最小ピン番号
を取り込み、変数Pを初期化する。
【0051】このPは、処理対象ピン番号であって、パ
タンメモリ41のエリア411〜41Nに相当し、P毎
にパタンデータa1〜aNをパタンメモリ41に転送す
る。
【0052】この変数Pの内容は、以降の処理で順次イ
ンクリメントされ、即ち1ずつ増加して行き(ステップ
109)、パタンファイルで使用する最大ピン番号まで
変化しながら処理される。
【0053】例えば、使用最小ピン番号が1(パタンメ
モリ41のエリア411)、使用最大ピン番号が6(パ
タンメモリ41のエリア416)であれば、Pは1から
6まで変化する。
【0054】また、P=4は、使用されないピン番号
(パタンメモリ41の斜線を施したエリア414)であ
る。
【0055】次いで、ステップ103において、変数P
の内容が示すピン番号が、試験対象のピンか否かを判定
する。
【0056】これは、試験対象外のピンについてのパタ
ンデータ転送処理を省略するための判定である。この判
定の結果、変数Pの内容が試験対象ピンの番号である場
合は(YES)、ステップ105に進み、試験対象外ピ
ンの番号である場合は(NO)、ステップ104に進
む。
【0057】ステップ104に進んだ場合は、更に変数
Pの内容をパタンファイル11で使用する最大ピン番号
と比較して、変数Pの内容がパタンファイル11で使用
する最大ピン番号より大きな数の場合に(YES)、パ
タンの転送処理を終了する。
【0058】例えば、本実施形態の場合には、使用最小
ピン番号が1、使用最大ピン番号が6であるから、P=
7、即ち、P>6であれば、転送処理は終了する。
【0059】変数Pの内容が、パタンファイル11で使
用する最大ピン番号以下の場合は、即ち、P≦6の場合
には(NO)、ステップ109に進む。
【0060】そして、ステップ109に進んだ場合は、
変数Pの内容をインクリメントして次のピンが試験対象
ピンかを判定するために、ステップ103に戻る。
【0061】一方、ステップ103の判定でステップ1
05に進んだ場合は、更にピンの入れ替えが必要か判断
し、ピンの入れ替えが必要な場合は(YES)、ステッ
プ106に進み、読み込み転送手段31により入れ替え
ピン番号を設定し、ピンセレクタ32に入力する。
【0062】ピンの入れ替えが不要の場合は(NO)、
ステップ110に進み、変数Pの内容をピンセレクタに
入力する。
【0063】ステップ106に進んだ場合、および11
0に進んだ場合は、共にピンセレクタ32に対するピン
番号の入力後、ステップ107に進む。
【0064】ステップ107では、変数Pが示すピン番
号のパタンデータを、パタンファイル11から読み込
む。
【0065】ステップ108では、ステップ107で読
み込んだパタンデータをパタンメモリ41に書き込むた
めに、パタンデータを経路Bを通してピンセレクタ32
に送出する。
【0066】ここで送出されたパタンデータは、ステッ
プ106、又はステップ110でピンセレクタ32に入
力されたピン番号により、パタンメモリ41の分割され
たピン単位のエリア411〜41Nのいずれかに書き込
まれる。
【0067】例えば、読み込み転送手段31からピンセ
レクタ32に入力されたピン番号が1であれば、スイッ
チ32Aを端子Tに接続し(図3)、経路C1を介し
て、パタンデータa1をパタンメモリ41のエリア41
1に転送する。
【0068】このとき、制御装置2の構成により、制御
装置2のビット数単位での入出力が要求される場合は、
ステップ108でZビット単位のデータレコードを作成
し、そのレコードを、経路Bを通して、ピンセレクタ3
2に送出する。
【0069】また、DMAが可能な構成を持つ制御装置
2においては、その機能により単一ピンのパタンデータ
を一括で送出する。
【0070】次に、ステップ106において、変数Pの
内容をインクリメントして次のピンが試験対象ピンかを
判定するために、ステップ103に戻り、前記と同じ動
作を繰り返す。
【0071】尚、前記ステップ105〜ステップ110
の処理は、パタンファイル11で使用する最小ピン番号
から最大ピン番号までをループして、なおかつ試験対象
ピンに対してのみ実行される。
【0072】
【発明の効果】前記のとおり、この発明によれば、被試
験集積回路に与えるパタンデータを、外部記憶装置から
制御装置を経由し、集積回路試験装置に転送する際に、
集積回路試験装置のピンが試験に使用されるピンか否か
を判断し、試験に使用されるピンのうちから、転送先の
ピンを選択し、選択されたピン毎に、パタンデータを転
送するようにしたことにより、従来の単一アドレス×複
数ピンを転送単位とする方式から、単一ピン×複数アド
レスを転送単位とする方式になったので、パタンデータ
の入れ替え処理時間を含む転送時間を短縮することがて
き、また転送回数を減少させるという効果がある。
【0073】
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明を実施するための装置構成図である。
【図2】この発明の動作を説明するフローチャートであ
る。
【図3】この発明の作用説明図である。
【図4】従来技術の説明図である。
【符号の説明】
1 外部記憶装置 2 制御装置 3 パタン転送装置 4 集積回路試験装置 5 被試験集積回路 11 パタンファイル 31 読み込み転送手段 32 ピンセレクタ 41 パタンメモリ 411〜41N パタンメモリ41のエリア A 外部記憶装置1と制御装置2を接続する経路 B 読み込み転送手段31とピンセレクタ32を接続す
る経路 C1〜CN ピンセレクタ32とパタンメモリ41を接
続する経路 D1〜DN パタンメモリ41と被試験集積回路5を接
続する経路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被試験集積回路(5)に与えるパタンデ
    ータを、外部記憶装置(1)から制御装置(2)を経由
    し、集積回路試験装置(4)に転送するパタンデータ転
    送方式において、 集積回路試験装置(4)のピンが試験に使用されるピン
    か否かを判断し、試験に使用されるピンのうちから、転
    送先のピンを選択し、選択されたピン毎に、パタンデー
    タを転送することを特徴とするパタンデータ転送方式。
  2. 【請求項2】 前記転送先のピンを、ピンセレクタ(3
    2)により、予め選択する請求項1記載のパタンデータ
    転送方式。
JP9061947A 1997-02-28 1997-02-28 パタンデータ転送方式 Pending JPH10239405A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9061947A JPH10239405A (ja) 1997-02-28 1997-02-28 パタンデータ転送方式

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JP9061947A JPH10239405A (ja) 1997-02-28 1997-02-28 パタンデータ転送方式

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JPH10239405A true JPH10239405A (ja) 1998-09-11

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