JPH10239361A - 抵抗測定回路及び抵抗測定方法 - Google Patents

抵抗測定回路及び抵抗測定方法

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JPH10239361A
JPH10239361A JP5559897A JP5559897A JPH10239361A JP H10239361 A JPH10239361 A JP H10239361A JP 5559897 A JP5559897 A JP 5559897A JP 5559897 A JP5559897 A JP 5559897A JP H10239361 A JPH10239361 A JP H10239361A
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pair
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voltage
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Taisei Hikimoto
大成 挽本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 測定対象の抵抗値が比較的小さい場合でも、
その抵抗値を高い精度で測定可能とする。 【解決手段】 第1の電流印加電圧測定ユニット5を測
定対象1の一対の端子ピン1a,1bそれぞれに測定ピ
ン7,8を介して接続し、このユニット5により、測定
ピン7,8を介して測定対象1に一定の電流を流してそ
の電圧降下V1 を測定する。また、第2の電流印加電圧
測定ユニット6を測定対象1の端子ピン1b上に測定ピ
ン9,10を介して接続し、ユニット6により測定ピン
9,10を介して端子ピン1b上に一定の電流を流して
その電圧降下V2 を測定する。そして、電圧値V1 から
電圧値V2 を減算し、この演算結果Vと測定対象1に流
す電流値Iとの関係からオームの法則により測定対象1
の抵抗値Rx を求める。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば、低抵抗
測定に適応して好適な抵抗測定回路とその抵抗測定方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の抵抗測定方法は、ICテ
スタにより被測定物に一定の電流を流してその両端に誘
起する電圧を測定し、オームの法則により抵抗値を計算
して求めるのが一般的である。
【0003】図3は、従来のICテスタによる抵抗測定
回路を示すブロック図である。図3において、1は未知
の抵抗値Rxを有する測定対象、1a,1bは測定対象
1から引き出された端子ピンである。また、2,3はそ
れぞれ測定対象1の端子ピン1a,1bに接続する測定
ピン、4は測定ピン2,3を通じて測定対象1に一定の
電流Iを流し、その端子間の電圧降下V0 を測定する電
流印加電圧測定ユニット(ICテスタ)である。
【0004】上記電流印加電圧測定ユニット4におい
て、フォース端子F0 は測定対象1に一定の電流Iを流
す端子である。センス端子S0 は測定対象1の端子間の
電圧降下V0 を測定する端子である。SCOM端子SC
OM0 はセンス端子S0 の基準値(0V)となる端子で
ある。PCOM端子PCOM0 は、フォース端子F0 か
らの電流Iを流す電流通路となる端子である。
【0005】次に、上記構成における抵抗測定方法を説
明する。まず、抵抗値Rx を求めようとする測定対象1
の端子ピン1a,1bにそれぞれ測定ピン2,3を接続
し、電流印加電圧測定ユニット4のフォース端子F0 か
ら一定の電流Iを流す。電流Iは、測定ピン2、端子ピ
ン1aを経由して測定対象1を流れ、端子ピン1b、測
定ピン3を経由して電流経路となるPCOM端子PCO
M0 に流れる。
【0006】この時、測定対象1の端子ピン1a,1b
間に電圧V0 が誘起される。この誘起電圧V0 は、測定
ピン2,3を通じて電流印加電圧測定ユニット4のセン
ス端子S0 とSCOM端子SCOM0 との間に電圧降下
となって現れる。そこで、この電圧V0 を電流印加電圧
測定ユニット4で測定する。この電圧V0 と測定対象1
に流した電流Iの値を用い、オームの法則により測定対
象1の抵抗値Rx =V0 /Iを算出する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のような
従来のICテスタによる抵抗測定回路及びその抵抗測定
方法では、測定対象の抵抗値が小さいと、測定する電圧
が小さくなるため、ノイズの影響を受けて誤差が大きく
なってしまい、精度の良い測定ができない。また、誘起
電圧を大きくするために電流を大きくすると、測定対象
に対する接触抵抗、ライン抵抗等によるDCドリフトの
影響を受けて誤差が大きくなってしまい、精度の良い測
定ができない。
【0008】この発明は、測定対象の抵抗値が比較的小
さい場合でも、その抵抗値を高い精度で測定可能な抵抗
測定回路とその抵抗測定方法を提供することを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
にこの発明は、以下のように構成される。 (1)測定対象1の一対の端子ピン1a,1b間の抵抗
値Rx を測定する抵抗測定回路において、測定対象1の
一対の端子ピン1a,1bそれぞれに接続される一対の
第1の測定ピン7,8と、一対の第1の測定ピン7,8
を介して測定対象1に一定の電流を流してその電圧降下
を測定する電圧測定手段11と、測定対象1のいずれか
の端子ピン1a,1b上に接続される一対の測定ピン
9,10と、一対の測定ピン9,10を介して端子ピン
1a,1b上に一定の電流を流してその電圧降下を測定
する電圧測定手段12とを備え、電圧測定手段11で測
定された電圧値V1 から電圧測定手段12で測定された
電圧値V2 を減算し、その演算結果Vと電圧測定手段1
1が流す電流値Iの関係からオームの法則により測定対
象1の抵抗値Rx を求める。
【0010】(2)測定対象1の一対の端子ピン1a,
1b間の抵抗値Rx を測定する抵抗測定方法において、
測定対象1の一対の端子ピン1a,1bそれぞれに一対
の測定ピン7,8を接続し、一対の測定ピン7,8を介
して測定対象1に一定の電流を流してその電圧降下を測
定する第1の処理と、測定対象1のいずれかの端子ピン
1a,1b上に一対の測定ピン9,10を接続し、一対
の測定ピン9,10を介して端子ピン1a,1b上に一
定の電流を流してその電圧降下を測定する第2の処理
と、第1の処理で測定された電圧値V1 から第2の処理
で測定された電圧値V2 を減算する第3の処理と、この
第3の処理の演算結果Vと第1の処理で前記測定対象1
に流す電流値Iとの関係からオームの法則により測定対
象1の抵抗値Rx を求める第4の処理とを備える。
【0011】(3)測定対象1の一対の端子ピン1a,
1b間の抵抗値Rx を測定する抵抗測定回路において、
測定対象1の一対の端子ピン1a,1bそれぞれに接続
される一対の測定ピン13,14と、一対の測定ピン1
3,14を介して測定対象1に一定の電流Iを流す定電
流電源装置11と、測定対象1の一対の端子ピン1a,
1bそれぞれに接続される一対の測定ピン15,16
と、一対の測定ピン15,16を介して端子ピン1a,
1bに現れる電圧を検出し、その差電圧を求める差電圧
測定手段12とを備え、差電圧測定手段12で測定され
た電圧値V3 と定電流電源装置11が流す電流値Iとの
関係からオームの法則により測定対象1の抵抗値Rx を
求める。
【0012】(4)測定対象1の一対の端子ピン1a,
1b間の抵抗値Rx を測定する抵抗測定方法において、
測定対象1の一対の端子ピン1a,1bそれぞれに一対
の測定ピン13,14を接続し、一対の測定ピン13,
14を介して測定対象1に一定の電流を流す第1の処理
と、測定対象1の一対の端子ピン1a,1b上にそれぞ
れ一対の測定ピン15,16を接続し、一対の測定ピン
15,16それぞれに現れる電圧を測定して両者の差電
圧V3 を求める第2の処理と、第2の処理で測定された
電圧値V3 と第1の処理で測定対象1に流す電流値Iと
の関係からオームの法則により測定対象1の抵抗値Rx
を求める第3の処理とを備える。
【0013】(5)(2),(4)のいずれかに記載の
抵抗測定方法において、一連の処理を繰り返して平均値
を求めるアベレージテストを行って抵抗測定値のばらつ
きを抑制する。
【0014】(6)(2)に記載の抵抗測定方法におい
て、第1の処理と第2の処理を同時に行って抵抗値を得
る。
【0015】(7)(6)に記載の抵抗測定方法におい
て、一連の処理を繰り返して平均値を求めるアベレージ
テストを追加し、ランダムノイズを除去する。
【0016】
【発明の実施の形態】次に、図1および図2を参照して
本発明の実施の形態を詳細に説明する。なお、図1およ
び図2で、図3と同一部分には同一符号を付して示す。
図1は、本発明に係る抵抗測定回路の第1の実施形態の
構成を示すブロック図である。
【0017】この抵抗測定回路は、測定対象1に対して
電流印加電圧測定ユニット5,6を用いる。いずれも図
3に示した電流印加電圧測定ユニット4と同構成のもの
で、それぞれ一定の電流I1 ,I2 (I1 =I2 )を流
すフォース端子F1 ,F2 、測定対象1の電圧降下を測
定するセンス端子S1 ,S2 、センス端子S1 ,S2の
基準値(0V)となるSCOM端子SCOM1 ,SCO
M2 、フォース端子F1 ,F2 からの電流I1 ,I2 を
流す電流通路であるPCOM端子PCOM1 ,PCOM
2 を備える。
【0018】電流印加電圧測定ユニット5の測定ピン
7,8はそれぞれ測定対象1の端子ピン1a,1bに接
続する。電流印加電圧測定ユニット6の測定ピン9,1
0はいずれも測定対象1の端子ピン1b上に接触抵抗、
ライン抵抗等が最も除去できる点に接続する。
【0019】上記構成において、以下に本発明に係る抵
抗測定方法について説明する。まず、抵抗値Rx を求め
ようとする測定対象1の端子ピン1a,1bにそれぞれ
測定ピン7,8を接続し、電流印加電圧測定ユニット5
のフォース端子F1 から一定の電流I1 を流す。電流I
1 は、測定ピン7、端子ピン1aを経由して測定対象1
を流れ、端子ピン1b、測定ピン8を経由して電流経路
となるPCOM端子PCOM1 に流れる。
【0020】この時、測定対象1の端子ピン1a,1b
間に電圧V1 が誘起される。この誘起電圧V1 は、測定
ピン7,8を通じて電流印加電圧測定ユニット5のセン
ス端子S1 とSCOM端子SCOM1 との間に電圧降下
となって現れる。この電圧V1 を電流印加電圧測定ユニ
ット5で測定する。
【0021】次に、測定ピン9,10をそれぞれ測定対
象1の端子ピン1bに所定の間隔をあけて接続し、電流
印加電圧測定ユニット6のフォース端子F2から一定の
電流I2 を流す。この電流I2 は、測定ピン9、端子ピ
ン1b、測定ピン10を経由して電流経路となるPCO
M2 に流れる。
【0022】この時、端子ピン1b、測定ピン10に電
圧V2 が誘起され、その誘起電圧V2 が電流印加電圧測
定ユニット6のセンス端子S2 とSCOM端子SCOM
2 との間に接触抵抗、ライン抵抗等のDCドリフトによ
る電圧降下V2 となって現れる。この電圧V2 を第2の
電流印加電圧測定ユニット6で測定する。
【0023】上述の2測定を各々別々に行い、測定結果
であるV1 からV2 を減算し、これによって接触抵抗、
ライン抵抗等によるDCドリフトを除去した電圧降下V
が得られる。この電圧Vと電流印加電圧測定ユニット5
の出力電流I1 を用いることで、オームの法則により、
測定対象1の抵抗値Rx =V/I1 を算出することがで
きる。この算出結果は、接触抵抗やライン抵抗等による
DCドリフトが除去されているので、従来に比して極め
て精度の高いものとなっている。
【0024】さらに、上記の測定方法に、アベレージテ
ストを追加すれば、ランダムノイズも除去することがで
き、より高精度な抵抗測定が可能となる。なお、上記実
施形態では、2台の電流印加電圧測定ユニットを用いて
2測定を行う場合について説明したが、1台の電流印加
電圧測定ユニットだけで2測定を順に行うようにしても
よい。
【0025】また、2測定を同時に行うことで、テスタ
によるばらつきの誤差を低減することもできる。そし
て、前述のアベレージテストを追加してランダムノイズ
も除去することで、より高精度な抵抗の測定が可能とな
る。
【0026】図2は、この発明による抵抗測定回路の第
2の実施形態の構成を示すブロック図である。図2で
は、測定対象1に対して定電流電源ユニット11及び差
電圧測定ユニット12を用いる。定電流電源ユニット1
1は、一定の電流Iを流すフォース端子F3 、フォース
端子F3 からの電流Iを流す電流経路であるPCOM端
子PCOM3 、基準値(0V)の電位となるSCOM端
子SCOM3 を備える。また、差電圧測定ユニット12
は、第1および第2のセンス端子S41,S42を備え、各
センス端子S41,S42間の差電圧を測定する。
【0027】定電流電源ユニット11のフォース端子F
3は測定ピン13を介して測定対象1の端子ピン1aに
接続され、SCOM端子SCOM3 及びPCOM端子P
COM3 は共に接続ピン14を介して測定対象1の端子
ピン1bに接続される。
【0028】一方、差電圧測定ユニット12のセンス端
子S41は測定ピン15を介して測定対象1の端子ピン1
aに接続され、センス端子S42は測定ピン16を介して
測定対象1の端子ピン1bに接続される。
【0029】上記構成において、以下に本発明に係る抵
抗測定方法について説明する。まず、抵抗値Rx を求め
ようとする測定対象1の端子ピン1a,1bにそれぞれ
測定ピン13,14を接続し、定電流電源ユニット11
のフォース端子F3 から一定の電流Iを流す。この電流
Iは、測定ピン13、端子ピン1aを経由して測定対象
1を流れ、端子ピン1b、測定ピン14を経由して電流
経路となるPCOM端子PCOM3 に流れる。
【0030】この時、差電圧測定ユニット12におい
て、測定対象1の端子ピン1aとSCOM端子SCOM
3 間に誘起する電圧がセンス端子S41に現れ、測定対象
1の端子ピン1bとSCOM端子SCOM3 間に誘起す
る電圧がセンス端子S42に現れる。
【0031】そこで、差電圧測定ユニット12で各セン
ス端子S41,S42に現れる電圧を測定し、これら2測定
点の差電圧V3 を求める。この場合、センス端子S41で
得られる測定電圧とセンス端子S42で得られる測定電圧
にはいずれも同じ接触抵抗やライン抵抗等によるDCド
リフト成分を含んでいる。よってその差電圧を求めるこ
とでDCドリフト成分を除去した測定値を求めることが
できる。
【0032】したがって、上記の方法で測定した差電圧
V3 と測定対象1に流している電流Iの値を用いてオー
ムの法則に当てはめることにより、高精度な抵抗値Rx
を算出することができる。なお、上記実施形態において
も、アベレージテストを追加することで、ランダムノイ
ズを除去した高精度な抵抗測定が可能となる。
【0033】
【発明の効果】この発明による抵抗測定回路とその抵抗
測定方法によれば、測定対象の抵抗値が比較的小さい場
合でも、その抵抗値を高い精度で測定可能な抵抗測定回
路とその抵抗測定方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る抵抗測定回路の第1の実施形態
の構成を示すブロック回路図である。
【図2】本発明に係る抵抗測定回路の第2の実施形態の
構成を示すブロック回路図である。
【図3】従来の抵抗測定回路の構成を示すブロック回路
図である。
【符号の説明】
1 測定対象 1a,1b 端子ピン 2,3 測定ピン 4,5,6 電流印加電圧測定ユニット 7,8,9,10 測定ピン 11 定電流電源ユニット 12 差電圧測定ユニット F0 ,F1 ,F2 ,F3 フォース端子 S0 ,S1 ,S2 ,S3 ,S41,S42 センス端子 SCOM0 ,SCOM1 ,SCOM2 ,SCOM3 S
COM端子 PCOM0 ,PCOM1 ,PCOM2 ,PCOM3 S
COM端子

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 測定対象(1) の一対の端子ピン(1a,1b)
    間の抵抗値(Rx)を測定する抵抗測定回路において、 前記測定対象(1) の一対の端子ピン(1a,1b) それぞれに
    接続される一対の第1の測定ピン(7,8) と、 前記一対の第1の測定ピン(7,8) を介して前記測定対象
    (1) に一定の電流を流してその電圧降下を測定する第1
    の電圧測定手段(11)と、 前記測定対象(1) のいずれかの端子ピン(1a,1b) 上に接
    続される一対の第2の測定ピン(9,10)と、 前記一対の第2の測定ピン(9,10)を介して前記端子ピン
    (1a,1b) 上に一定の電流を流してその電圧降下を測定す
    る第2の電圧測定手段(12)とを備え、 前記第1の電圧測定手段(11)で測定された電圧値(V1)か
    ら前記第2の電圧測定手段(12)で測定された電圧値(V2)
    を減算し、その演算結果(V) と前記第1の電圧測定手段
    (11)が流す電流値(I) の関係からオームの法則により前
    記測定対象(1)の抵抗値(Rx)を求めることを特徴とする
    抵抗測定回路。
  2. 【請求項2】 測定対象(1) の一対の端子ピン(1a,1b)
    間の抵抗値(Rx)を測定する抵抗測定方法において、 前記測定対象(1) の一対の端子ピン(1a,1b) それぞれに
    一対の第1の測定ピン(7,8) を接続し、前記一対の第1
    の測定ピン(7,8) を介して前記測定対象(1) に一定の電
    流を流してその電圧降下を測定する第1の処理と、 前記測定対象(1) のいずれかの端子ピン(1a,1b) 上に一
    対の第2の測定ピン(9,10)を接続し、前記一対の第2の
    測定ピン(9,10)を介して前記端子ピン(1a,1b)上に一定
    の電流を流してその電圧降下を測定する第2の処理と、 前記第1の処理で測定された電圧値(V1)から前記第2の
    処理で測定された電圧値(V2)を減算する第3の処理と、 この第3の処理の演算結果(V) と前記第1の処理で前記
    測定対象(1) に流す電流値(I) との関係からオームの法
    則により前記測定対象(1) の抵抗値(Rx)を求める第4の
    処理とを備えることを特徴とする抵抗測定方法。
  3. 【請求項3】 測定対象(1) の一対の端子ピン(1a,1b)
    間の抵抗値(Rx)を測定する抵抗測定回路において、 前記測定対象(1) の一対の端子ピン(1a,1b) それぞれに
    接続される一対の第1の測定ピン(13,14) と、 前記一対の第1の測定ピン(13,14) を介して前記測定対
    象(1) に一定の電流(I)を流す定電流電源装置(11)と、 前記測定対象(1) の一対の端子ピン(1a,1b) それぞれに
    接続される一対の第2の測定ピン(15,16) と、 前記一対の第2の測定ピン(15,16) を介して前記端子ピ
    ン(1a,1b) に現れる電圧を検出し、その差電圧を求める
    差電圧測定手段(12)を備え、 前記差電圧測定手段(12)で測定された電圧値(V3)と前記
    定電流電源装置(11)が流す電流値(I) との関係からオー
    ムの法則により前記測定対象(1) の抵抗値(Rx)を求める
    ことを特徴とする抵抗測定回路。
  4. 【請求項4】 測定対象(1) の一対の端子ピン(1a,1b)
    間の抵抗値(Rx)を測定する抵抗測定方法において、 前記測定対象(1) の一対の端子ピン(1a,1b) それぞれに
    一対の第1の測定ピン(13,14) を接続し、前記一対の第
    1の測定ピン(13,14) を介して前記測定対象(1) に一定
    の電流を流す第1の処理と、 前記測定対象(1) の一対の端子ピン(1a,1b) 上にそれぞ
    れ一対の第2の測定ピン(15,16) を接続し、前記一対の
    第2の測定ピン(15,16) それぞれに現れる電圧を測定し
    て両者の差電圧(V3)を求める第2の処理と、 前記第2の処理で測定された電圧値(V3)と前記第1の処
    理で前記測定対象(1)に流す電流値(I) との関係からオ
    ームの法則により前記測定対象(1) の抵抗値(Rx)を求め
    る第3の処理とを備えることを特徴とする抵抗測定方
    法。
  5. 【請求項5】 請求項2,4のいずれかに記載の抵抗測
    定方法において、一連の処理を繰り返して平均値を求め
    るアベレージテストを行って抵抗測定値のばらつきを抑
    制することを特徴とする抵抗測定方法。
  6. 【請求項6】 請求項2に記載の抵抗測定方法におい
    て、前記第1の処理と第2の処理を同時に行って抵抗値
    を得ることを特徴とする抵抗測定方法。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の抵抗測定方法におい
    て、一連の処理を繰り返して平均値を求めるアベレージ
    テストを追加し、ランダムノイズを除去することを特徴
    とする抵抗測定方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013083523A (ja) * 2011-10-07 2013-05-09 Hitachi Kokusai Denki Engineering:Kk 4探針抵抗率測定装置
CN110927465A (zh) * 2019-11-26 2020-03-27 深圳供电局有限公司 直流电阻测量电路及装置

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