JPH10239353A - コンタクトプローブおよびそれを備えたプローブ装置並びにコンタクトプローブの製造方法 - Google Patents

コンタクトプローブおよびそれを備えたプローブ装置並びにコンタクトプローブの製造方法

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JPH10239353A
JPH10239353A JP4442797A JP4442797A JPH10239353A JP H10239353 A JPH10239353 A JP H10239353A JP 4442797 A JP4442797 A JP 4442797A JP 4442797 A JP4442797 A JP 4442797A JP H10239353 A JPH10239353 A JP H10239353A
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film
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pin
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JP4442797A
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Inventor
Toshinori Ishii
利昇 石井
Atsushi Matsuda
厚 松田
Mitsuyoshi Ueki
光芳 植木
Nobuyoshi Tachikawa
宣芳 立川
Hideaki Yoshida
秀昭 吉田
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Mitsubishi Materials Corp
Original Assignee
Mitsubishi Materials Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 他の端子(例えば、TABテープの端子)と
の正確な位置決めおよび接続が容易なコンタクトプロー
ブを提供する。 【解決手段】 複数のパターン配線3がフィルム201
上に形成されこれらのパターン配線3の各先端部が前記
フィルム201から突出状態に配されてコンタクトピン
3aとされるコンタクトプローブ200において、前記
パターン配線3の各後端部は、前記フィルム201から
突出状態に配されて他の端子301bと接続するための
接続ピン3bとされている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プローブピンやソ
ケットピン等として用いられ、液晶デバイスや半導体I
Cチップ等の各端子に接触して電気的なテストを行うコ
ンタクトプローブを備えたプローブ装置(プローブカー
ド)に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、LCD(液晶表示体)又はIC
チップ等の半導体チップにおける各端子に接触させて電
気的なテストを行うために、コンタクトピンが用いられ
ている。近年、LCD等の高集積化および微細化に伴っ
て電極であるコンタクトパッドが狭ピッチ化されるとと
もに、コンタクトピンの多ピン狭ピッチ化が要望されて
いる。しかしながら、従来、コンタクトピンとして用い
られていたタングステン針のコンタクトプローブでは、
タングステン針の径の限界から多ピン狭ピッチ化への対
応が困難になっていた。
【0003】これに対して、例えば、特公平7−820
27号には、複数のパターン配線が樹脂フィルム上に形
成されこれらのパターン配線の各先端が前記樹脂フィル
ムから突出状態に配されてコンタクトピンとされるコン
タクトプローブの技術が提案されている。この技術例で
は、写真製版技術を用いて精密に形成されたパターン配
線の先端をコンタクトピンとすることによって、多ピン
狭ピッチ化を図るものである。
【0004】上記公報記載のコンタクトプローブをLC
D用として用いる場合について図18および図19を用
いて説明する。これらの図に示すように、コンタクトプ
ローブ210は、複数のパターン配線3が樹脂フィルム
211上に形成されこれらのパターン配線3の各先端部
が樹脂フィルム211から突出状態に配されてコンタク
トピン3aとされるものである。このコンタクトプロー
ブ210には、樹脂フィルム211の一部が開口されて
窓部50が形成され、パターン配線3が露出している。
【0005】図20に示すように、窓部50において露
出するパターン配線3には、LCD用ドライバーICで
あるTABIC(図示せず)を搭載・接続したTABテ
ープ301に形成されたパターン配線301aの端子3
01bを接続させる。そして、LCDの電気的テストを
行う際には、コンタクトピン3aをLCD(図示せず)
の電極を接触させた状態で、TABICから、TABテ
ープ301を通じてパターン配線3(コンタクトピン3
a)に種々のテスト用信号を送るとともに、該信号に反
応してコンタクトピン3aから得られた信号をTABテ
ープ301を通して外部に取り出すようになっている。
なお、このTABテープ301は、社外品であるため、
その構造の変更に際しては大幅な制約がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近時、LC
D素子等の一層の微細化により、LCDの電極間の距離
が一層小さくなっており、これに伴い、上記パターン配
線3のピッチが狭くなるとともに、パターン配線3自身
の幅も小さくなっている。これにより、パターン配線3
に接続されるTABテープ301のパターン配線301
aも同様に、狭ピッチ化され、これら両者3,301a
の接続が困難になっていた。
【0007】すなわち、図20に示すように、TABテ
ープ301は、そのパターン配線301aが樹脂フィル
ム302上に形成されているため、該パターン配線30
1aの端子301bを、上方から、窓部50に露出する
パターン配線3に接続する際には、該端子301bの直
上に位置する有色の樹脂フィルム302が、該端子30
1bおよびパターン配線3を隠し、両者301b,3の
位置決めを困難にしていた。
【0008】ここで、パターン配線3およびパターン配
線301aのピッチがそれほど狭くない場合には、コン
タクトプローブ210とTABテープ301の全体同士
の幅方向を位置決めすることにより、パターン配線3お
よび端子301bの各々を位置決めしなくても、両者
3,301bを各々接続させることができた。しかしな
がら、上述したように、パターン配線3およびパターン
配線301aの一層の狭ピッチ化が進むと、この方法で
は接続が不確実であった。
【0009】本発明は、上記の事情に鑑みてなされたも
ので、他の端子(例えば、TABテープの端子)との正
確な位置決めおよび接続が容易なコンタクトプローブお
よびそれを備えたプローブ装置を提供することを目的と
している。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するために以下の構成を採用した。すなわち、請求項
1記載のコンタクトプローブでは、複数のパターン配線
がフィルム上に形成されこれらのパターン配線の各先端
部が前記フィルムから突出状態に配されてコンタクトピ
ンとされるコンタクトプローブにおいて、前記パターン
配線の各後端部は、前記フィルムから突出状態に配され
て他の端子と接続するための接続ピンとされている技術
が採用される。
【0011】このコンタクトプローブでは、前記パター
ン配線の各後端部が、前記フィルムから突出状態に配さ
れて他の端子と接続するための接続ピンとされているた
め、前記従来例における窓部を通じて接続する場合に比
べて、正確な位置決めを行い易く確実に接続させること
ができる。すなわち、例えば、前記従来例と同様な構成
のTABテープを、その端子が上方に露出するように治
具上に配置し、本コンタクトプローブの接続ピンを該T
ABテープの端子に近づけた場合、本接続ピンは前記フ
ィルムから突出して該フィルムにより隠れることがない
ため、該接続ピンと前記端子とを目視により容易に確認
でき、両者の正確な位置決めを容易に行うことができ
る。
【0012】請求項2記載のコンタクトプローブでは、
請求項1記載のコンタクトプローブにおいて、前記接続
ピンの輪郭の形状は、写真製版技術におけるマスクの形
状をもとに形成されたものである技術が採用される。
【0013】このコンタクトプローブでは、前記接続ピ
ンの輪郭形状は、写真製版技術におけるマスク形状をも
とに形成されたものであるため、接続ピンのピッチおよ
び端部の形状を高精度に形成することができる。したが
って、例えば、パターン配線の後端側を切断して該切断
面を接続ピンの端面とする場合には、ピッチずれや端部
形状が不均一となって、他の端子(例えばTABテープ
の端子)と接続するときに接続ミスの原因となっていた
が、本発明では、そのおそれがない。
【0014】請求項3記載のコンタクトプローブの製造
方法では、フィルム上に複数のパターン配線を形成しこ
れらのパターン配線の各先端部を前記フィルムから突出
状態に配してコンタクトピンとするとともに前記パター
ン配線の各後端部を前記フィルムから突出状態に配して
接続ピンとするコンタクトプローブの製造方法であっ
て、基板層の上に前記コンタクトピンおよび接続ピンの
材質に被着または結合する材質の第1の金属層を形成す
る第1の金属層形成工程と、前記第1の金属層の上にマ
スクを施してマスクされていない部分に前記コンタクト
ピンおよび接続ピンに供される第2の金属層をメッキ処
理して前記パターン配線を形成するメッキ処理工程と、
前記マスクを取り除いた前記第2の金属層からなるパタ
ーン配線の上に、前記コンタクトピンおよび接続ピンに
供される部分以外をカバーする前記フィルムを被着する
フィルム被着工程と、前記フィルムと前記パターン配線
とからなる部分と、前記基板層と前記第1の金属層とか
らなる部分とを分離する分離工程とを備えてなる技術が
採用される。
【0015】このコンタクトプローブの製造方法では、
上記公報記載の製造方法と比較して、パターン配線の後
端部のマスク形状を接続ピン用に変更するだけでよいの
で、大幅な製造方法の変更を伴うことなく、本発明のコ
ンタクトプローブを製造することができる。
【0016】請求項4記載のコンタクトプローブでは、
請求項1または2記載のコンタクトプローブにおいて、
前記接続ピンには、該接続ピンのピッチずれを抑える補
強部が設けられている技術が採用される。
【0017】このコンタクトプローブでは、接続ピンに
は、該接続ピンのピッチずれを抑える補強部が設けられ
ているため、例えば、他の端子との接続を該端子の接続
ピンに対する押圧により行う場合であっても、接続ピン
が動かず、接続が確実かつ容易になる。
【0018】請求項5記載のコンタクトプローブでは、
請求項4記載のコンタクトプローブにおいて、前記補強
部は、前記接続ピン間に接着剤を充填して固定したこと
により形成されてなる技術が採用される。
【0019】このコンタクトプローブでは、接着剤が接
続ピン間に挿入して、接続ピンのピッチが固定される。
【0020】請求項6記載のコンタクトプローブは、請
求項1,2,4,5のうちいずれかに記載のコンタクト
プローブにおいて、前記フィルムには、金属フィルムが
直接張り付けられて設けられている技術が採用される。
【0021】このコンタクトプローブでは、前記フィル
ムが、例えば水分を吸収して伸張し易い樹脂フィルム等
であっても、該フィルムには、金属フィルムが直接張り
付けられて設けられているため、該金属フィルムにより
前記フィルムの伸びが抑制される。したがって、フィル
ムの伸びによってコンタクトピンおよび接続ピンのピッ
チがずれることがなく、各端子との接触(接続)を確実
にするができる。
【0022】さらに、該金属フィルムは、グラウンドと
して用いることができ、それにより、コンタクトプロー
ブの先端近くまでインピーダンスマッチングをとる設計
が可能となり、高周波域でのテストを行う場合にも反射
雑音による悪影響を防ぐことができる。すなわち、テス
ターからの伝送線路の途中で基板配線側とコンタクトピ
ンとの間の特性インピーダンスが合わないと反射雑音が
生じ、その場合、特性インピーダンスの異なる伝送線路
が長ければ長いほど大きな反射雑音が生じるという問題
がある。反射雑音は信号歪となり、高周波になると誤動
作の原因になり易い。本コンタクトプローブでは、前記
金属フィルムをグラウンドとして用いることによりコン
タクトピン先の近くまで基板配線側との特性インピーダ
ンスのずれを最小限に抑えることができ、反射雑音によ
る誤動作を抑えることができる。
【0023】請求項7記載のコンタクトプローブは、請
求項6記載のコンタクトプローブにおいて、前記金属フ
ィルムは、前記フィルム面に沿う方向において前記コン
タクトピンおよび/または前記接続ピンの近傍まで設け
られている技術が採用される。
【0024】このコンタクトプローブでは、前記金属フ
ィルムは、前記フィルム面に沿う方向において前記コン
タクトピンおよび/または前記接続ピンの近傍まで設け
られているため、インピーダンスマッチングを十分にと
ることができる。
【0025】請求項8記載のコンタクトプローブは、請
求項6または7記載のコンタクトプローブにおいて、前
記金属フィルムには、第二のフィルムが直接張り付けら
れて設けられている技術が採用される。
【0026】このコンタクトプローブでは、前記金属フ
ィルムに第二のフィルムが直接張り付けられて設けられ
ているため、該コンタクトプローブをプローブ装置とし
て組み込む際の各種パーツによる締付けに対して緩衝材
となる。したがって、組み込み時に配線パターンに与え
るダメージを軽減させることができる。さらに、フィル
ムの上に金属フィルムが張り付けられて設けられている
だけでは、金属フィルムが露出しているため、大気中で
酸化が進行してしまうが、本発明では、第二のフィルム
が金属フィルムを被覆してその酸化を防止する。
【0027】請求項9記載のプローブ装置は、請求項
1,2,4,5,6,7,8のうちいずれかに記載のコ
ンタクトプローブを、前記接続ピンに接続される端子を
有する回路に接続してなる技術が採用される。
【0028】このプローブ装置では、前記コンタクトプ
ローブの接続ピンと前記回路の端子との接続に際して、
上述したような利点が得られる。
【0029】請求項10記載のプローブ装置では、請求
項9記載のプローブ装置において、前記接続ピンと前記
端子とは、位置決めされた状態で接着剤により固着され
ている技術が採用される。
【0030】このプローブ装置では、前記接続ピンと前
記端子とが位置決めされた状態で接着剤により固着され
ているため、前記接続ピンと前記端子との位置決めが容
易でかつ確実であることと相俟って、全体として接続作
業を容易でかつ確実にすることができる。
【0031】請求項11記載のプローブ装置では、請求
項9記載のプローブ装置において、前記接続ピンと前記
端子とは、異方性導電テープにより電気的に接続されて
いる技術が採用される。
【0032】このプローブ装置では、前記接続ピンと前
記端子とが異方性導電テープにより電気的に接続されて
いるため、接続作業が容易でかつ確実になる。
【0033】請求項12記載のプローブ装置では、請求
項9,10,11のうちいずれかに記載のプローブ装置
であって、このプローブ装置は、前記フィルム上に配さ
れて該フィルムから前記コンタクトピンおよび/または
前記接続ピンよりも短く突出する押圧用フィルムと、こ
の押圧用フィルムと前記コンタクトプローブとを保持す
る保持部材とを備えている技術が採用される。
【0034】このプローブ装置では、前記押圧用フィル
ムが設けられ、該押圧用フィルムがコンタクトピンおよ
び/または接続ピンを上方から押さえるため、ピン先端
が上方に湾曲したものが存在しても各端子に確実に接触
させることができる。ここで、押圧用フィルムがコンタ
クトピンを押圧する場合には、測定対象物に対して均一
な接触圧が得られるところから、接触不良による測定ミ
スをなくすことができる。
【0035】請求項13記載のプローブ装置では、請求
項12記載のプローブ装置において、前記フィルムは、
前記押圧用フィルムが前記コンタクトピンおよび/また
は前記接続ピンを押圧するときに緩衝材となるように前
記押圧用フィルムよりも先端側に長く形成されている技
術が採用される。
【0036】このプローブ装置では、繰り返し使用して
も押圧用フィルムとの摩擦によりコンタクトピンおよび
/または接続ピンが歪んで湾曲すること等がなく、各端
子に対して安定した接触を保つことができる。
【0037】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るコンタクトプ
ローブを備えたプローブ装置の第1の実施形態について
図1から図12を参照しながら説明する。
【0038】図1および図2に示すように、本実施形態
のコンタクトプローブ200は、ポリイミド樹脂フィル
ム201の片面に金属で形成されるパターン配線3を張
り付け、前記樹脂フィルム201の先端から前記パター
ン配線3の各先端部を突出させてコンタクトピン3aと
するとともに、前記樹脂フィルム201の後端から前記
パターン配線3の各後端部を突出させてTABテープ3
01の端子(他の端子)301bと接続させるための接
続ピン3bとしている。
【0039】本実施形態が、前記従来技術として説明し
たコンタクトプローブ210と主として異なる点は、パ
ターン配線3の各後端部が樹脂フィルム201から突出
状態に配されて前記接続ピン3bとされている点であ
る。したがって、従来、TABテープ301の端子30
1bと接続させるための窓部50は、本実施形態におい
ては設けられていない。
【0040】前記接続ピン3bの輪郭3baの形状は、
後述する写真製版技術におけるマスク形状をもとに形成
されたものである。
【0041】次に、図3から図7を参照して、前記コン
タクトプローブ200の作製工程について工程順に説明
する。
【0042】〔支持金属板およびベースメタル層形成工
程〕まず、図3の(a)に示すように、ステンレス製の
支持金属板(基板層)5の上に、Cu(銅)メッキによ
りベースメタル層6を形成する。このベースメタル層6
は、支持金属板5の上面に均一の厚さで形成する。
【0043】〔パターン形成工程〕次に、このベースメ
タル層6の上に、フォトレジスト層(マスク)7を形成
した後、図3の(b)に示すように、写真製版技術によ
り、フォトレジスト層7に所定のパターンのフォトマス
ク8を施して露光し、図3の(c)に示すように、フォ
トレジスト層7を現像して前記パターン配線3となる部
分を除去して残存するフォトレジスト層7に開口部(マ
スクされていない部分)7aを形成する。この場合、開
口部7aの平面視形状は、コンタクトピン3aとなる先
端部のみならず、接続ピン3bとなる後端部をも含めた
パターン配線3全体の輪郭形状に相当するものとする。
本実施形態においては、フォトレジスト層7をネガ型フ
ォトレジストによって形成しているが、ポジ型フォトレ
ジストを採用して所望の開口部7aを形成しても構わな
い。また、本実施形態においては、前記フォトレジスト
層7が、本願請求項の「マスク」に相当する。但し、
「マスク」とは、本実施形態のフォトレジスト層7のよ
うに、フォトマスク8を用いた露光・現像工程を経て開
口部7aが形成されるものに限定されるわけではない。
例えば、メッキ処理される箇所に予め孔が形成された
(すなわち、予め、図3(c)の符号7で示す状態に形
成されている)フィルム等でもよい。このようなフィル
ム等を「マスク」として用いる場合には、本実施形態に
おけるパターン形成工程は不要である。
【0044】〔電解メッキ工程〕そして、図3の(d)
に示すように、前記開口部7aに前記パターン配線3と
なるNiまたはNi合金層(第2の金属層)Nをメッキ
処理により形成する。その後、図3の(e)に示すよう
に、フォトレジスト層7を除去する。
【0045】〔フィルム被着工程〕次に、図3の(f)
に示すように、前記NiまたはNi合金層Nの上であっ
て、図1および図2に示した前記パターン配線3の先端
部(コンタクトピン3aとなる部分)および後端部(接
続ピン3bとなる部分)以外に、前記樹脂フィルム20
1を接着剤2aにより接着する。この樹脂フィルム20
1は、ポリイミド樹脂PIに金属フィルム(銅箔)50
0が一体に設けられた二層テープである。このフィルム
被着工程の前までに、二層テープのうちの銅面500
に、写真製版技術を用いて銅エッチングを施して、グラ
ウンド面を形成しておき、このフィルム被着工程では、
二層テープのうちの樹脂面PIを接着剤2aを介して前
記NiまたはNi合金層Nに被着させる。なお、金属フ
ィルム500は、銅箔に加えて、Ni、Ni合金等でも
よい。 〔分離工程〕そして、図3の(g)に示すように、樹脂
フィルム201とパターン配線3とベースメタル層6と
からなる部分を、支持金属板5から分離させた後、Cu
エッチングを経て、樹脂フィルム201にパターン配線
3のみを接着させた状態とする。
【0046】〔金コーティング工程〕次に、露出状態の
パターン配線3に、図3の(h)に示すように、Auメ
ッキを施し、表面にAuメッキ層Aを形成する。このと
き、樹脂フィルム201から突出状態とされた前記コン
タクトピン3aおよび接続ピン3bでは、全周に亙る表
面全体にAu層Aが形成される。
【0047】ここで、上記金コーティング工程について
は、従来と異なる工夫が必要とされるため、以下、従来
例と比較して説明する。
【0048】従来より、前記NiまたはNi合金層Nお
よびAu層Aは、電解メッキにより形成される。その場
合、図5および図7に示すように、メッキが施される陰
極側は、電源装置(図示せず)と接続されたバスバー
(Bus Bar)Bと呼ばれる導電性保持具に保持されてお
り、該バスバーBを通じてワークである前記ベースメタ
ル層6等を通電させるようになっている。そして、前記
NiまたはNi合金層Nは、前記バスバーBを介してベ
ースメタル層6が通電することにより該ベースメタル層
6の上面に形成される(図3(d)参照)。
【0049】一方、前記Au層Aの形成は、前記分離工
程にてベースメタル層6をNiまたはNi合金層N(パ
ターン配線3)から分離させた後に行われるため、該ベ
ースメタル層6を通じてNiまたはNi合金層Nを通電
させることはできない。この点、従来は、図7に示すよ
うに、NiまたはNi合金層Nが平面視してバスバーB
に直接接触するように開口部7a(図3(c)参照)を
形成していたため、該バスバーBから直接、Niまたは
Ni合金層Nを通電させてAu層Aを形成することがで
きた。
【0050】というのは、従来のコンタクトプローブ2
10では、図20に示すように、TABテープ301の
端子301bとの接続は、パターン配線3のうち窓部5
0から露出する軸線方向途中位置にて行われるため、パ
ターン配線3(NiまたはNi合金層N)の後端部は、
接続部とならない分、ピッチ精度がそれほど要求され
ず、該後端部形状を写真製版技術のマスクをもとに形成
しなくても足りたためである。よって、従来は、図7に
示すように、前記バスバーBから直接、NiまたはNi
合金層Nを通電させてAu層Aを形成した後に、該Ni
またはNi合金層Nの後端側を例えば破線Hで切断し
て、該切断部をパターン配線3の後端部としていた。な
お、同図において、符号211は、図18および図19
に示した従来の樹脂フィルムを示している。
【0051】ところが、本実施形態では、NiまたはN
i合金層N(パターン配線3)の後端部が前記接続ピン
3bとして用いられるため、その後端部形状には高い精
度が要求される。したがって、上記のようにAu層Aを
形成したNiまたはNi合金層Nの後端側を事後的に切
断した切断部をパターン配線3の後端部(接続ピン3
b)としたものでは、明らかに精度不足であった。
【0052】そこで、本実施形態では、まず、図4に示
すように、前記パターン形成工程における「マスク」の
形状を、接続ピン3bとなるNiまたはNi合金層Nの
後端部をも含めたパターン配線3全体の輪郭形状に相当
する形状に形成する。そして、Au層Aの形成の際に
は、バスバーBを通じての通電がされない代わりとし
て、図6に示すように、NiまたはNi合金層Nの軸線
方向略中間位置に導電テープTを接触させ、該導電テー
プTを通じて通電させる。これにより、導電テープT表
面およびNiまたはNi合金層NにAu層Aが形成され
る。その後、NiまたはNi合金層Nから導電テープT
を離すと、該導電テープTと接触していたNiまたはN
i合金層Nの表面には、Au層Aが形成されないが、コ
ンタクトピン3aおよび接続ピン3bとなるNiまたは
Ni合金層Nの両端部にAu層Aが形成されれば、金コ
ーティングの目的は達成できるため、この点は問題とは
ならない。
【0053】なお、逆からいえば、従来のコンタクトプ
ローブ210では、パターン配線3の狭ピッチ化の要請
が比較的少なかった点はもとより、上述した金メッキの
際のバスバーBからの通電の問題があったため、パター
ン配線3の後端部をバスバーBに直接接続させ事後的に
切断する方法を採っており、該切断部の端部形状が精度
不足となることから、不可避的にパターン配線3の軸線
方向途中位置のピッチ精度が保たれている箇所を窓部5
0を通じて露出させ、その部分をTABテープ301の
端子301bに対する接続部とせざるを得なかったとい
う面もあったのである。
【0054】以上の工程により、図1および図2に示す
ようなコンタクトプローブ200が作製される。
【0055】次に、図8から図11を参照して、前記コ
ンタクトプローブ200を組み込んでLCD用プローブ
装置100にする構成について説明する。なお、本実施
形態に係るコンタクトプローブ200は、全体が柔軟で
曲げやすいため、プローブ装置に組み込む際にフレキシ
ブル基板として機能する。
【0056】図8に示すように、プローブ装置100
は、コンタクトプローブ挟持体(保持部材)110と、
このコンタクトプローブ挟持体110を額縁状フレーム
120に固定してなる構造を有しており、このコンタク
トプローブ挟持体110から突出したコンタクトピン3
aの先端がLCD90の端子(図示せず)に接触するよ
うになっている。
【0057】図9および図10に示すように、コンタク
トプローブ挟持体110は、チップ状のLCD用ドライ
バーICであるTABIC300を搭載・接続したTA
Bテープ301と、コンタクトプローブ200とを電気
的に接続させて組み込む部材である。すなわち、TAB
テープ301に形成されたパターン配線301aの端子
301bとコンタクトプローブ200における接続ピン
3bとが、コンタクトプローブ挟持体110を介して接
触状態にされ、電気的に接続されている。なお、TAB
IC300は、そのパターン配線301aが後端部にお
いてテスター側フレキシブル基板15のパターン配線1
5aにハンダ等で接続されている。
【0058】図9に示すように、コンタクトプローブ挟
持体110は、トップクランプ111とボトムクランプ
115とを備えている。トップクランプ111は、コン
タクトプローブ200を押さえる第一部材112と、T
ABテープ301を押さえる第二部材113と、フレキ
シブル基板15を押さえる第三部材114とから構成さ
れている。ボトムクランプ115は、傾斜板116と取
付板117と底板118とから構成されている。
【0059】次に、図9および図11を参照して、コン
タクトプローブ挟持体110の組立方法について説明す
る。
【0060】まず、図11を参照して、TABテープ3
01の端子301bと、コンタクトプローブ200の接
続ピン3bとの位置決めおよび接続について説明する。
これらの位置決めおよび接続には、前記トップクランプ
111のうちの第一部材112および第二部材113を
そのまま使用する。
【0061】まず、第一部材112の傾斜面112a
に、コンタクトプローブ200を両面テープまたは接着
剤等で固定する。このとき、コンタクトプローブ200
は、樹脂フィルム201側を傾斜面112aに(パター
ン配線3側を上向きに)固定するとともに、接続ピン3
b側が第二部材113に隣接する側に向くように配置す
る。同様に、第二部材113の水平面113aに、TA
Bテープ301を両面テープまたは接着剤等で固定す
る。このとき、TABテープ301は、その端子301
bが上向きでかつ第一部材112と隣接する側に向くよ
うに配置する。
【0062】次に、第一部材112および第二部材11
3を水平な作業台G上に設置する。ここで、作業台Gに
それぞれ接触している第一部材112および第二部材1
13の各接触面112b,113bは、水平な面とされ
ている。そして、第一部材112を第二部材113に組
み込む。このとき、コンタクトプローブ200の接続ピ
ン3bは、TABテープ301の端子301bの上方に
位置するようになっている。
【0063】これら第一部材112および第二部材11
3には、それぞれの対向位置に紙面に直交する方向に長
い長孔112c,113cが形成されている。そして、
上記第一部材112の第二部材113に対する組み込み
時に、これら長孔112c,113cに位置決めピン2
51を挿入する。この位置決めピン251は、第一部材
112および第二部材113が同図における上下方向に
相対移動することを制限するとともに、同図における紙
面に直交する方向の相対移動を許容・案内するものであ
る。
【0064】次に、TABテープ301の端子301b
とコンタクトプローブ200の接続ピン3bとを上方か
ら顕微鏡で確認しながら、第一部材112と第二部材1
13とを紙面に直交する方向に相対移動させ、端子30
1bと接続ピン3bとの位置合わせを行う。位置合わせ
終了後は、第一部材112および第二部材113が紙面
に直交する方向に相対移動しないように固定ネジ252
で両者112,113を固定する。
【0065】その後、第二部材113を第一部材112
に対して図示せぬ上昇機構により上昇させ、端子301
bを接続ピン3bに向けて押圧接触させる。このとき、
端子301bの接続ピン3bに対する押し付け荷重、押
し付け量等は、それほどの精密なコントロールは必要と
されず(0.2〜0.3mmでよい)、両者のコンタク
トがとれればよい。そして、その状態で端子301bと
接続ピン3bとをエポキシ系接着剤で固着させる。
【0066】以上により、接続ピン3bと端子301b
との位置合わせおよび接続が完了するとともに、コンタ
クトプローブ200およびTABテープ301がそれぞ
れ第一部材112および第二部材113に固定されたも
の(以下、ヘッドと称し符号280で表す)の組立が完
了する。
【0067】そして、図9に示すように、前記ヘッド2
80を上下反対に向け、第二部材113と第三部材11
4とをボルト130,131および連結板132により
連結する。そして、ヘッド280における各パターン配
線3,301a側を傾斜板116上に載置し、前記ボル
ト130でヘッド280とボトムクランプ115とを連
結する。これにより、コンタクトプローブ挟持体110
が作製される。
【0068】プローブ装置100を用いたLCD90の
電気的テストは、コンタクトピン3aの先端をLCD9
0の端子(図示せず)に接触させた状態で、TABIC
300を駆動させて種々のテスト用信号を送り、該信号
に反応してコンタクトピン3aから得られた信号をTA
BIC300を通して外部に取り出すことにより行われ
る。
【0069】本実施形態のコンタクトプローブ200で
は、パターン配線3の各後端部が、樹脂フィルム201
から突出状態に配されてTABテープ301の端子30
1bと接続するための接続ピン3bとされているため、
上記従来例における窓部50を通じて接続する場合に比
べて、正確な位置決めを行い易く確実に接続させること
ができる。すなわち、前記従来例と同様な構成のTAB
テープ301を、その端子301bが上方に露出するよ
うに第二部材113上に配置し、コンタクトプローブ2
00の接続ピン3bを該TABテープ301の端子30
1bに近づけた場合、接続ピン3bは樹脂フィルム20
1から突出して該樹脂フィルム201により隠れること
がないため、該接続ピン3bと前記端子301bとを目
視により容易に確認でき、両者の正確な位置決めを容易
に行うことができる。
【0070】また、このコンタクトプローブ200で
は、接続ピン3bの輪郭形状が、前記パターン形成工程
における開口部7aの形状をもとに形成されたものであ
るため、接続ピン3bのピッチおよび端部の形状を高精
度に形成することができる。したがって、従来のよう
に、パターン配線3の後端側を切断して該切断面を接続
ピンの端面とする場合には、ピッチずれや端部形状が不
均一となって、TABテープ301の端子301bと接
続するときに接続ミスの原因となっていたが、本実施形
態では、そのおそれがない。
【0071】さらに、図12に示すように、樹脂フィル
ム201は、ポリイミド樹脂であり水分を吸収して伸張
し易いが、金属フィルム500が直接張り付けられて設
けられているため、該金属フィルム500により樹脂フ
ィルム201の伸びが抑制される。したがって、樹脂フ
ィルム201の伸びによってコンタクトピン3aおよび
接続ピン3bのピッチtがずれることがなく、各端子と
の確実なコンタクトをとることができる。さらに、金属
フィルム500は、グラウンドとして用いることがで
き、それにより、コンタクトプローブ200の先端近く
までインピーダンスマッチングをとる設計が可能とな
り、高周波域でのテストを行う場合にも反射雑音による
悪影響を防ぐことができる。
【0072】なお、接続ピン3bには、接着剤を塗布し
て補強してもよい。これにより、接着剤が接続ピン3b
間に挿入して、接続ピン3bのピッチが固定される。よ
って、TABテープ301の端子301bとの接続の際
に、該端子301bを接続ピン3bに対して押圧しても
接続ピン3bが動かず、接続が確実かつ容易になる。
【0073】また、プローブ装置100では、接続ピン
3bと前記端子301bとを接着剤により固着したが、
これに代えて異方性導電テープにより電気的に接続させ
てもよい。この場合には、さらに接続作業が容易でかつ
確実になる。
【0074】なお、本実施形態は、LCD用のプローブ
装置100に適用したが、本発明において、測定対象物
はLCDに限定されるわけではなく、例えば半導体チッ
プであってもよい。この場合には、コンタクトプローブ
を半導体チップ測定用に切り出し、また、半導体チップ
測定用の保持部材(メカニカルパーツ)を用いればよ
い。また、本実施形態は、いわゆるプローブカード10
0に適用したが、本発明に係るプローブ装置は、他の測
定用治具等であっても構わない。例えば、ICチップを
内側に保持して保護し、ICチップのバーンインテスト
用装置等に搭載されるICチップテスト用ソケット等に
適用してもよい。
【0075】次に、図13から図15を参照して、第2
の実施形態について説明する。図13に示すように、上
記第1の実施の形態において説明した、コンタクトプロ
ーブ200におけるコンタクトピン3aは、その先端が
正常な先端Sの他に、上方に湾曲した先端S1や下方に
湾曲した先端S2が生じることがあった(図示しないが
接続ピン3bについても同様である。以下、同じ)。
【0076】この場合、図14に示すように、上記コン
タクトプローブ200を第一部材112および傾斜板1
16で挟持してコンタクトピン3aをLCD90の端子
に押しつけても、正常な先端S1および下方に湾曲した
先端S2は、LCD90の端子に接触するが、上方に湾
曲した先端S1は、仮に接触したとしても十分な接触圧
が得られないことがあった。このことから、コンタクト
ピン3aのLCD90に対する接触不良が発生し正確な
電気テストが行えないことがあった。また、テスト時に
所望の接触圧を得るためにコンタクトピン3aの押し付
け量を増減させるが、大きな接触圧を得るためには大き
な押し付け量が必要となるものの、針の形状からその量
には限度があり、大きな接触圧を得られないことがあっ
た。
【0077】そこで、第2の実施の形態では、図15に
示すように、コンタクトピン3aの上方に湾曲した先端
S1と下方に湾曲した先端S2とを正常な先端Sと整列
させるため、樹脂フィルム201の上部に有機または無
機材料からなる強弾性フィルム(押圧用フィルム)40
0を、樹脂フィルム201に、該コンタクトピン3aよ
りも短く突出するように重ね合わせ、その状態でコンタ
クトプローブ200および強弾性フィルム400を、第
一部材112と傾斜板116とで挟持した。この場合、
強弾性フィルム400が挟持される箇所において、第一
部材112と樹脂フィルム201との接着力が弱まらな
いように、該強弾性フィルム400に貫通穴401を設
け、接着剤Kを充填させるようにした。
【0078】なお、強弾性フィルム400は、有機材料
であれば、ポリエチレンテレフタレートなどからなり、
無機材料であれば、セラミックス、特にアルミナ製フィ
ルムからなることが好ましい。
【0079】本実施形態では、強弾性フィルム400が
コンタクトピン3aを上方から押さえ、前記上方に湾曲
した先端S1であってもLCD90の端子に確実に接触
する。これにより、各コンタクトピン3aに均一な接触
圧が得られ、接触不良による測定ミスをなくすことがで
きる。
【0080】さらに、強弾性フィルム400からのコン
タクトピン3aの突出量を変化させることにより、コン
タクトピン3aを押しつけたときにコンタクトピン3a
を上から押さえるタイミングを変えることが可能とな
り、所望の押しつけ量で所望の接触圧を得ることができ
る。
【0081】なお、接続ピン3b側に押圧用フィルム4
00を設ける場合には、図9において、該接続ピン3b
と傾斜板116との間に設ければよい。これにより、接
続ピン3bのうちでTABテープ301の端子301b
から離間する向きに湾曲したものが含まれていたとして
も、強弾性フィルム400が接続ピン3bを端子301
bに向けて押圧し、両者3b,301bの接続を確実に
することができる。
【0082】次に、図16を参照して、第3の実施形態
について説明する。同図に示すように、樹脂フィルム2
01の金属フィルム500の上にさらに第二の樹脂フィ
ルム202を張り付ける構成を採用するとともに、この
第二の樹脂フィルム202の上に強弾性フィルム400
を設けたものである。ここで、第二の樹脂フィルム20
2を設けたのは、第一部材112と傾斜板116とによ
るクランプの際に緩衝材となってパターン配線3のダメ
ージを減らすとともに金属フィルム500の表面を覆っ
て大気中での酸化の進行を有効に抑えるためである。
【0083】次に、図17を参照して、第4の実施形態
について説明する。上述した実施形態では、強弾性フィ
ルム400がコンタクトピン3aに直接、押圧接触して
おり、繰り返しの使用により強弾性フィルム400とコ
ンタクトピン3aの摩擦が繰り返され、これによる歪み
が蓄積されると、コンタクトピン3aが左右に曲がり、
接触点がずれることがあった。
【0084】そこで、第4の実施形態では、前記樹脂フ
ィルム201を従来よりも幅広なフィルム201aとし
て、前記強弾性フィルム400を幅広樹脂フィルム20
1aよりも短く突出するように重ねて使用した。これに
より、強弾性フィルム400は、柔らかい幅広樹脂フィ
ルム201aに接触し、コンタクトピン3aとは直接接
触しないため、コンタクトピン3aが左右に曲がること
が防止できる。
【0085】上記第4の実施形態では、前記幅広フィル
ム201aが前記強弾性フィルム400よりも先端側に
長く形成されて該強弾性フィルム400がコンタクトピ
ン3aを押圧するときに緩衝材となるため、繰り返しオ
ーバードライブをかけても、強弾性フィルム400との
摩擦によりコンタクトピン3aが歪んで湾曲すること等
がなく、端子に対して安定した接触を保つことができ
る。
【0086】
【発明の効果】請求項1記載のコンタクトプローブによ
れば、前記パターン配線の各後端部が、前記フィルムか
ら突出状態に配されて他の端子と接続するための接続ピ
ンとされているため、前記従来例における窓部を通じて
接続する場合に比べて、正確な位置決めを行い易く確実
に接続させることができる。すなわち、例えば、前記従
来例と同様な構成のTABテープを、その端子が上方に
露出するように治具上に配置し、本コンタクトプローブ
の接続ピンを該TABテープの端子に近づけた場合、本
接続ピンは前記フィルムから突出して該フィルムにより
隠れることがないため、該接続ピンと前記端子とを目視
により容易に確認でき、両者の正確な位置決めを容易に
行うことができる。
【0087】請求項2記載のコンタクトプローブによれ
ば、前記接続ピンの輪郭形状は、写真製版技術における
マスクの形状をもとに形成されたものであるため、接続
ピンのピッチおよび端部の形状を高精度に形成すること
ができる。したがって、例えば、パターン配線の後端側
を切断して該切断面を接続ピンの端面とする場合には、
ピッチずれや端部形状が不均一となって、他の端子(例
えばTABテープの端子)と接続するときに接続ミスの
原因となっていたが、本発明では、そのおそれがないと
いう効果が得られる。
【0088】請求項3記載のコンタクトプローブの製造
方法によれば、フィルム上に複数のパターン配線を形成
しこれらのパターン配線の各先端部を前記フィルムから
突出状態に配してコンタクトピンとするとともに前記パ
ターン配線の各後端部を前記フィルムから突出状態に配
して接続ピンとするコンタクトプローブの製造方法であ
って、基板層の上に前記コンタクトピンおよび接続ピン
の材質に被着または結合する材質の第1の金属層を形成
する第1の金属層形成工程と、前記第1の金属層の上に
マスクを施してマスクされていない部分に前記コンタク
トピンおよび接続ピンに供される第2の金属層をメッキ
処理して前記パターン配線を形成するメッキ処理工程
と、前記マスクを取り除いた前記第2の金属層からなる
パターン配線の上に、前記コンタクトピンおよび接続ピ
ンに供される部分以外をカバーする前記フィルムを被着
するフィルム被着工程と、前記フィルムと前記パターン
配線とからなる部分と、前記基板層と前記第1の金属層
とからなる部分とを分離する分離工程とを備えてなるた
め、上記公報記載の製造方法と比較して、パターン配線
の後端部のマスク形状を接続ピン用に変更するだけでよ
いので、大幅な製造方法の変更を伴うことなく、本発明
のコンタクトプローブを製造することができる。
【0089】請求項4記載のコンタクトプローブによれ
ば、請求項1または2記載のコンタクトプローブにおい
て、前記接続ピンには、該接続ピンのピッチずれを抑え
る補強部が設けられているため、例えば、他の端子との
接続を該端子の接続ピンに対する押圧により行う場合で
あっても、接続ピンが動かず、接続が確実かつ容易にな
るという効果が得られる。
【0090】請求項5記載のコンタクトプローブによれ
ば、請求項4記載のコンタクトプローブにおいて、前記
補強部は、前記接続ピン間に接着剤を充填して固定した
ことにより形成されてなるため、接続ピンのピッチが固
定されるという効果が得られる。
【0091】請求項6記載のコンタクトプローブによれ
ば、前記フィルムが、例えば水分を吸収して伸張し易い
樹脂フィルム等であっても、該フィルムには、金属フィ
ルムが直接張り付けられて設けられているため、該金属
フィルムにより前記フィルムの伸びが抑制され、したが
って、フィルムの伸びによってコンタクトピンおよび接
続ピンのピッチがずれることがなく、各端子との接触
(接続)を確実にするができる。
【0092】さらに、該金属フィルムは、グラウンドと
して用いることができ、それにより、コンタクトプロー
ブの先端近くまでインピーダンスマッチングをとる設計
が可能となり、高周波域でのテストを行う場合にも反射
雑音による悪影響を防ぐことができる。
【0093】請求項7記載のコンタクトプローブによれ
ば、請求項6記載のコンタクトプローブにおいて、前記
金属フィルムは、前記フィルム面に沿う方向において前
記コンタクトピンおよび/または前記接続ピンの近傍ま
で設けられているため、インピーダンスマッチングを十
分にとることができる。
【0094】請求項8記載のコンタクトプローブによれ
ば、請求項6または7記載のコンタクトプローブにおい
て、前記金属フィルムには、第二のフィルムが直接張り
付けられて設けられているため、該コンタクトプローブ
をプローブ装置として組み込む際の各種パーツによる締
付けに対して緩衝材となる。したがって、組み込み時に
配線パターンに与えるダメージを軽減させることができ
る。さらに、第二のフィルムが金属フィルムを被覆して
その酸化を防止することができる。
【0095】請求項9記載のプローブ装置によれば、請
求項1,2,4,5,6,7,8のうちいずれかに記載
のコンタクトプローブを、前記接続ピンに接続される端
子を有する回路に接続してなるため、前記コンタクトプ
ローブの接続ピンと前記回路の端子との接続に際して、
上述したような利点が得られる。
【0096】請求項10記載のプローブ装置によれば、
請求項9記載のプローブ装置において、前記接続ピンと
前記端子とは、位置決めされた状態で接着剤により固着
されているため、前記接続ピンと前記端子との位置決め
が容易でかつ確実であることと相俟って、全体として接
続作業を容易でかつ確実にすることができる。
【0097】請求項11記載のプローブ装置によれば、
請求項9記載のプローブ装置において、前記接続ピンと
前記端子とは、異方性導電テープにより電気的に接続さ
れているため、接続作業が容易でかつ確実になる。
【0098】請求項12記載のプローブ装置によれば、
押圧用フィルムが設けられ、該押圧用フィルムがコンタ
クトピンおよび/または接続ピンを上方から押さえるた
め、ピン先端が上方に湾曲したものが存在しても各端子
に確実に接触させることができる。ここで、押圧用フィ
ルムがコンタクトピンを押圧する場合には、測定対象物
に対して均一な接触圧が得られるところから、接触不良
による測定ミスをなくすことができる。
【0099】請求項13記載のプローブ装置によれば、
請求項12記載のプローブ装置において、前記フィルム
は、前記押圧用フィルムが前記コンタクトピンおよび/
または前記接続ピンを押圧するときに緩衝材となるよう
に前記押圧用フィルムよりも先端側に長く形成されてい
るため、繰り返し使用しても押圧用フィルムとの摩擦に
よりコンタクトピンおよび/または接続ピンが歪んで湾
曲すること等がなく、各端子に対して安定した接触を保
つことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るコンタクトプローブの第1の実
施形態を示す斜視図である。
【図2】 同側面図である。
【図3】 同コンタクトプローブの製造方法を工程順に
示す要部断面図である。
【図4】 同製造工程の電解メッキ工程における陰極側
を示す正面図である。
【図5】 図4のC−C線断面図である。
【図6】 同製造工程の金コーティング工程における陰
極側を示す正面図である。
【図7】 従来の製造工程の電解メッキ工程における陰
極側を示す正面図である。
【図8】 同コンタクトプローブをプローブ装置して使
用した場合の使用状態を示す斜視図である。
【図9】 図8のB−B線断面図である。
【図10】 同装置に組み込まれる一般のTABテープ
を示す斜視図である。
【図11】 同装置の組み込み時に接続ピンとTABテ
ープの端子との位置決め方法を説明する側面図である。
【図12】 コンタクトプローブにおける金属フィルム
を説明するための正断面図である。
【図13】 本発明に係るプローブ装置の第2の実施形
態に関してコンタクトプローブの従来の欠点を示す側面
図である。
【図14】 同コンタクトプローブを組み込んだプロー
ブ装置の欠点を示す側面図である。
【図15】 同第2の実施形態を示す側面図である。
【図16】 本発明に係るプローブ装置の第3の実施形
態を示す側面図である。
【図17】 本発明に係るプローブ装置の第4の実施形
態を示す側面図である。
【図18】 従来のコンタクトプローブを示す斜視図で
ある。
【図19】 同側面図である。
【図20】 従来のコンタクトプローブにTABテープ
を接続する状態を示す側断面図である。
【符号の説明】
3 パターン配線 3a コンタクトピン 3b 接続ピン 3ba 接続ピンの輪郭 5 基板層(支持金属板) 6 第1の金属層(ベースメタル層) 7 マスク(フォトレジスト層) 7a マスクされていない部分(開口部) 100 プローブ装置 110 保持部材(コンタクトプローブ挟持体) 200 コンタクトプローブ 201 フィルム(樹脂フィルム) 201a フィルム(樹脂フィルム) 202 第二のフィルム 300 回路(TABIC) 301b 端子 400 押圧用フィルム(強弾性フィルム) 500 金属フィルム N 第2の金属層(NiまたはNi合金層)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 立川 宣芳 兵庫県三田市テクノパーク十二番の六 三 菱マテリアル株式会社三田工場内 (72)発明者 吉田 秀昭 兵庫県三田市テクノパーク十二番の六 三 菱マテリアル株式会社三田工場内

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のパターン配線(3)がフィルム
    (201,201a)上に形成されこれらのパターン配
    線(3)の各先端部が前記フィルム(201,201
    a)から突出状態に配されてコンタクトピン(3a)と
    されるコンタクトプローブ(200)において、 前記パターン配線(3)の各後端部は、前記フィルム
    (201,201a)から突出状態に配されて他の端子
    (301b)と接続するための接続ピン(3b)とされ
    ていることを特徴とするコンタクトプローブ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のコンタクトプローブ(2
    00)において、 前記接続ピン(3b)の輪郭(3ba)の形状は、写真
    製版技術におけるマスク(7)の形状をもとに形成され
    たものであることを特徴とするコンタクトプローブ。
  3. 【請求項3】 フィルム(201,201a)上に複数
    のパターン配線(3)を形成しこれらのパターン配線
    (3)の各先端部を前記フィルム(201,201a)
    から突出状態に配してコンタクトピン(3a)とすると
    ともに前記パターン配線(3)の各後端部を前記フィル
    ム(201,201a)から突出状態に配して接続ピン
    (3b)とするコンタクトプローブ(200)の製造方
    法であって、 基板層(5)の上に前記コンタクトピン(3a)および
    接続ピン(3b)の材質(N)に被着または結合する材
    質の第1の金属層(6)を形成する第1の金属層形成工
    程と、 前記第1の金属層(6)の上にマスク(7)を施してマ
    スクされていない部分(7a)に前記コンタクトピン
    (3a)および接続ピン(3b)に供される第2の金属
    層(N)をメッキ処理して前記パターン配線(3)を形
    成するメッキ処理工程と、 前記マスク(7)を取り除いた前記第2の金属層(N)
    からなるパターン配線(3)の上に、前記コンタクトピ
    ン(3a)および接続ピン(3b)に供される部分以外
    をカバーする前記フィルム(201,201a)を被着
    するフィルム被着工程と、 前記フィルム(201,201a)と前記パターン配線
    (3)とからなる部分と、前記基板層(5)と前記第1
    の金属層(6)とからなる部分とを分離する分離工程と
    を備えてなることを特徴とするコンタクトプローブの製
    造方法。
  4. 【請求項4】 請求項1または2記載のコンタクトプロ
    ーブ(200)において、 前記接続ピン(3b)には、該接続ピン(3b)のピッ
    チずれを抑える補強部が設けられていることを特徴とす
    るコンタクトプローブ。
  5. 【請求項5】 請求項4記載のコンタクトプローブ(2
    00)において、 前記補強部は、前記接続ピン(3b)間に接着剤を充填
    して固定したことにより形成されてなることを特徴とす
    るコンタクトプローブ。
  6. 【請求項6】 請求項1,2,4,5のうちいずれかに
    記載のコンタクトプローブ(200)において、 前記フィルム(201,201a)には、金属フィルム
    (500)が直接張り付けられて設けられていることを
    特徴とするコンタクトプローブ。
  7. 【請求項7】 請求項6記載のコンタクトプローブ(2
    00)において、 前記金属フィルム(500)は、前記フィルム(20
    1,201a)面に沿う方向において前記コンタクトピ
    ン(3a)および/または前記接続ピン(3b)の近傍
    まで設けられていることを特徴とするコンタクトプロー
    ブ。
  8. 【請求項8】 請求項6または7記載のコンタクトプロ
    ーブ(200)において、 前記金属フィルム(500)には、第二のフィルム(2
    02)が直接張り付けられて設けられていることを特徴
    とするコンタクトプローブ。
  9. 【請求項9】 請求項1,2,4,5,6,7,8のう
    ちいずれかに記載のコンタクトプローブ(200)を、
    前記接続ピン(3b)に接続される端子(301b)を
    有する回路(300)に接続してなることを特徴とする
    プローブ装置。
  10. 【請求項10】 請求項9記載のプローブ装置(10
    0)において、 前記接続ピン(3b)と前記端子(301b)とは、位
    置決めされた状態で接着剤により固着されていることを
    特徴とするプローブ装置。
  11. 【請求項11】 請求項9記載のプローブ装置(10
    0)において、 前記接続ピン(3b)と前記端子(301b)とは、異
    方性導電テープにより電気的に接続されていることを特
    徴とするプローブ装置。
  12. 【請求項12】 請求項9,10,11のうちいずれか
    に記載のプローブ装置(100)であって、 このプローブ装置(100)は、前記フィルム(20
    1,201a)上に配されて該フィルム(201,20
    1a)から前記コンタクトピン(3a)および/または
    前記接続ピン(3b)よりも短く突出する押圧用フィル
    ム(400)と、この押圧用フィルム(400)と前記
    コンタクトプローブ(200)とを保持する保持部材
    (110)とを備えていることを特徴とするプローブ装
    置。
  13. 【請求項13】 請求項12記載のプローブ装置(10
    0)において、 前記フィルム(201a)は、前記押圧用フィルム(4
    00)が前記コンタクトピン(3a)および/または前
    記接続ピン(3b)を押圧するときに緩衝材となるよう
    に前記押圧用フィルム(400)よりも先端側に長く形
    成されていることを特徴とするプローブ装置。
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