JPH10239002A - 直線変位センサのコア構造およびその製造方法 - Google Patents

直線変位センサのコア構造およびその製造方法

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JPH10239002A
JPH10239002A JP9055493A JP5549397A JPH10239002A JP H10239002 A JPH10239002 A JP H10239002A JP 9055493 A JP9055493 A JP 9055493A JP 5549397 A JP5549397 A JP 5549397A JP H10239002 A JPH10239002 A JP H10239002A
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core
rod member
brazing
displacement sensor
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Katsutoshi Ogino
克利 荻野
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    • G01D5/00Mechanical means for transferring the output of a sensing member; Means for converting the output of a sensing member to another variable where the form or nature of the sensing member does not constrain the means for converting; Transducers not specially adapted for a specific variable
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F3/00Cores, Yokes, or armatures
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 直線変位センサのコア構造における磁気特性
のバラツキの低減、工程数の低減およびコア部材のガタ
ツキ防止等を図る。 【解決手段】 非中空で細長形状のコア部材11の一端
をロッド部材10の端面に形成された凹部15に嵌合さ
せ、コア部材11の焼鈍温度と近似する融解温度を有す
るろう材によって嵌合部分をろう付する。コア構造の製
造工程でコア部材11に機械的ストレスが加えられない
ので磁気特性のバラツキを低減することができ、また固
定のためのろう付とコア部材11の焼鈍とを同一の熱処
理で行なうことが可能となるので工程数を低減すること
ができ、更にろう付による金属間結合によりコア部材1
1のガタツキ防止を図ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば燃料噴射ポ
ンプの噴射量を制御するコントロールラックの位置検出
などに用いられる直線変位センサのコア構造およびその
製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図1は従来のコア構造を有する直線変位
センサを示す構成図で、1は非磁性のロッド部材、2は
ロッド部材1の一端部に設けられた磁性体からなるコア
部材、3,4はコイルである。ロッド部材1の他端は例
えば燃料噴射ポンプの噴射量を制御するコントロールラ
ックに係合し、コントロールラックの移動でロッド部材
1が軸方向に動き、それによって、ロッド部材1の一端
部に設けられたコア部材2がコントロールラックの移動
に応じてコイル3,4内を直線変位するようになってい
る。このような直線変位センサは、コア部材2の直線変
位に応じたコイル3,4のインダクタンス変化を電圧変
化として検出することにより、コア部材2の変位すなわ
ちコントロールラックの位置変化を検出する。
【0003】ロッド部材1およびコア部材2からなる従
来のコア構造は次のように構成されている。ロッド部材
1は、非磁性のステンレスで、一端部に切削によって小
径部5が形成されている。コア部材2は、パーマロイ
で、平板状のパーマロイを筒状に丸め、軸方向の継目を
溶接して円筒形状に形成された後、磁気特性を安定させ
るために円筒状のコア部材2単体で焼鈍処理されてい
る。このような焼鈍処理された円筒状のコア部材2全体
がロッド部材1の小径部5に嵌め込まれ、ロッド部材1
の小径部5の先端5aのカシメ加工によってコア部材2
がロッド部材1の小径部5に固定されて、コア構造が完
成されるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような従来のコア
構造によれば、コア部材2単体での焼鈍後にコア部材2
がカシメ加工によってロッド部材1に固定されるので、
カシメ加工の際にコア部材2に機械的ストレスが加えら
れることとなり、製造されたコア構造の磁気特性に大き
なバラツキが発生するという問題があった。更に、コア
部材2の特にカシメ加工される側に機械的ストレスが加
わることとなるのでコア部材2の軸方向の磁気特性が不
均一になりやすく、また、軸方向の継目が溶接された円
筒形状のコア部材2を用いるので継目の間隙のバラツキ
に起因してコア部材2の軸方向の磁気特性が不均一にな
りやすく、センサ機能に悪影響を及ぼすおそれがあっ
た。
【0005】また、従来のコア構造によれば、平板状の
パーマロイを筒状に丸めた後に軸方向の継目を溶接して
円筒形状のコア部材2を形成すると共に、コア部材2全
体が嵌め込まれる小径部5をロッド部材1に切削形成
し、更に、コア部材2を固定するためにカシメ加工しな
ければならないので、コア構造の製造のための工程数が
多くなり、コスト高になるなどの問題があった。
【0006】更に、カシメ加工によってロッド部材1に
コア部材2が固定されるので、コア部材2の軸方向の寸
法バラツキや使用状態での熱収縮などによりカシメ固定
が緩んでコア部材2が軸方向にガタツキ、センサ機能に
悪影響を及ぼすおそれがあった。
【0007】本発明は上記観点に基づいてなされたもの
で、その目的は、コア構造の磁気特性のバラツキの低減
およびコア部材の軸方向の磁気特性の均一性を図ること
のできる直線変位センサのコア構造およびその製造方法
を提供することにある。
【0008】本発明の別の目的は、コア構造の製造のた
めの工程数の低減および製造の容易性を図ることができ
ると共に、コスト低減にも寄与する直線変位センサのコ
ア構造およびその製造方法を提供することにある。
【0009】本発明の更に別の目的は、コア部材のガタ
ツキ防止に有効な直線変位センサのコア構造およびその
製造方法を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明においては、非磁
性のロッド部材に設けられた磁性体からなるコア部材を
有し、前記ロッド部材と共に直線変位する前記コア部材
の位置変化をコイルのインダクタンス変化に基づいて検
出する直線変位センサにおいて、前記コア部材を非中空
の細長形状とし、前記ロッド部材の端面に形成された凹
部に前記コア部材の一端を嵌合させ、前記ロッド部材と
前記コア部材との嵌合部分を前記コア部材の焼鈍温度と
近似する融解温度を有するろう材によってろう付した直
線変位センサのコア構造によって、上記目的を達成す
る。
【0011】また、本発明においては、非磁性のロッド
部材に設けられた磁性体からなるコア部材を有し、前記
ロッド部材と共に直線変位する前記コア部材の位置変化
をコイルのインダクタンス変化に基づいて検出する直線
変位センサにおいて、前記コア部材を非中空の細長形状
に形成すると共に、前記ロッド部材の端面に凹部を形成
し、前記ロッド部材の凹部に前記コア部材の一端を嵌合
させ、融解温度が前記コア部材の焼鈍温度と近似するろ
う材を前記コア部材が嵌合した前記ロッド部材の凹部周
囲に設けた後、前記ロッド部材と前記コア部材との嵌合
部分のろう付が前記コア部材の焼鈍と共に行なわれるよ
うに熱処理し、前記コア部材の焼鈍と前記コア部材の前
記ロッド部材への固定とを行なうようにした直線変位セ
ンサのコア構造の製造方法によって、上記目的を達成す
る。
【0012】更に、本発明においては、非磁性のロッド
部材に設けられた磁性体からなるコア部材を有し、前記
ロッド部材と共に直線変位する前記コア部材の位置変化
をコイルのインダクタンス変化に基づいて検出する直線
変位センサにおいて、前記コア部材を非中空の細長形状
にすると共にその両端に同一の凹部を夫々形成し、前記
ロッド部材の一端を前記コア部材の一方の凹部に嵌合さ
せ、前記ロッド部材と前記コア部材との嵌合部分を前記
コア部材の焼鈍温度と近似する融解温度を有するろう材
によってろう付した直線変位センサのコア構造によっ
て、上記目的を達成する。
【0013】
【発明の実施の形態】図2は本発明の実施の形態の一例
を示す構成図で、10は非磁性のステンレスからなるロ
ッド部材、11はパーマロイからなるコア部材、12お
よび13はコイルである。
【0014】ロッド部材10は少なくとも一端部分に円
柱部分14を有する棒状部材で、その円柱部分14の端
面に円形の凹部15がロッド部材10と同軸に形成され
る。コア部材11はロッド部材10の円柱部分14より
も小径の円柱棒状部材で非中空であり、それ自体での焼
鈍処理を行なうことなく、ロッド部材10と同軸になる
ように、その一端がロッド部材10の凹部15に嵌合さ
れる。ロッド部材10の凹部15は、コア部材11の一
端を嵌合させた場合に、凹部15の内周面とコア部材1
1の外周面とが隙間なく密着するように形成される。ま
た、ロッド部材10の凹部15の深さは、コア部材11
がロッド部材10と同軸になるように位置決めするのに
必要な最低限の深さであればよく、例えばコア部材11
の全長の1/10程度に設定される。凹部15をこのよ
うな深さとすることにより、凹部15へのコア部材11
の圧入が容易になり、また、凹部15の加工が容易にな
る。
【0015】図3は図2のロッド部材10とコア部材1
1との嵌合状態を示す拡大図である。ロッド部材10の
凹部15にコア部材11が同軸に嵌合された後、図3に
示すように、ロッド部材10の凹部15の周囲にろう材
16がセットされる。ろう材16は、コア部材11を構
成するパーマロイの焼鈍温度1050〜1100℃に近
似する融解温度を有し、本例ではろう付用銅リングすな
わち銅ろうである。ろう付用銅リング16の融解温度は
1080℃程度であり、パーマロイの焼鈍温度に近似し
ている。ロッド部材11の凹部15の入口周囲にはテー
パ15aが形成されており、ろう付用銅リング16の凹
部15の入口周囲へのセットを容易にしていると共に、
コア部材11の両端に形成された面取り11aと相俟っ
て凹部15へのコア部材11の圧入を容易にしている。
【0016】ろう付用銅リング16がセットされた後、
コア部材11の焼鈍と、ロッド部材10とコア部材11
との嵌合部分のろう付とが行なわれるように熱処理され
る。この熱処理では、先ず1050℃程度で第1の所定
時間例えば数十分間加熱され、これに連続して1100
℃程度で第1の所定時間よりも短い第2の所定時間例え
ば数分間加熱される。コア部材11を構成するパーマロ
イは1050℃程度に加熱されることで焼鈍処理される
こととなり、これに続いて1100℃程度に加熱される
ことによって、ろう付用銅リング16が融解してロッド
部材10とコア部材11との嵌合部分に毛細管現象によ
り浸透し、ロッド部材10とコア部材11とが銅ろうに
よって金属間結合されるることとなる。
【0017】このように構成されたロッド部材10とコ
ア部材11とからなるコア構造は、ロッド部材10の図
示しない他端が例えば燃料噴射ポンプの噴射量を制御す
るコントロールラックに係合され、コントロールラック
の移動でロッド部材10が軸方向に動き、それによっ
て、コア部材11がコントロールラックの移動に応じて
コイル12,13内を直線変位する。そして、直線変位
センサは、コア部材11の直線変位に応じたコイル1
2,13のインダクタンス変化を電圧変化として検出
し、これによってコア部材11の変位すなわちコントロ
ールラックの位置変化を検出する。
【0018】このような構成によれば、コア部材11が
ろう付によってロッド部材10に固定されるので、従来
のカシメ固定の場合のようにコア部材11に機械的スト
レスが加えられることがなく、コア構造の磁気特性のバ
ラツキを低減することができると共にコア部材11の軸
方向の磁気特性の均一性を図ることができる。また、コ
ア部材11は非中空の円柱棒状部材であり、コア部材を
従来のように軸方向の継目を溶接した円筒形状に形成す
る必要がないので、軸方向の継目の間隙のバラツキによ
るコア部材の軸方向の磁気特性の不均一を生じることも
ない。更に、コア部材11を円筒形状に形成する必要が
なく、また、ロッド部材10にコア部材全体を嵌め込む
ような小径部の切削加工の必要がなく、しかも、ろう材
16がコア部材11の焼鈍温度に近似する融解温度を有
しているためコア部材11のロッド部材10への固定の
ためのろう付とコア部材11の焼鈍とを同一の熱処理工
程で行なうことができ、従来のようなカシメ工程を必要
としないので、コア構造の製造のための工程数の低減、
製造の容易性、コスト低減を図ることができる。また、
ろう付による金属間結合によってコア部材11がロッド
部材10に固定されるので、従来のカシメ固定の場合の
ようにコア部材にガタツキが発生するようなこともな
い。更には、コア部材11が非中空の円柱棒状部材であ
るので、従来の円筒形状に比較して断面積が大きくな
り、磁束が通りやすくなるため磁性的な向上を図ること
ができる。
【0019】図4は本発明の実施の形態の別の例を示す
構成図で、その特徴は、ロッド部材20の一端を、コア
部材21の端面に形成された凹部22に嵌合させ、その
嵌合部分を、コア部材21の焼鈍温度に近似する融解温
度を有するろう材によってろう付するようにしたことに
ある。コア部材21には凹部22が形成された端面と異
なる他方の端面にも凹部22と同一の凹部23が形成さ
れ、コア部材21の軸方向の磁気特性が均一になるよう
に構成される。その他の構成は先の例で述べた通りであ
る。本例によれば、コア部材21の両端に凹部22,2
3を形成しなければならないことを除けば、先の例と同
様の効果を奏する。
【0020】なお、以上説明した例ではロッド部材を非
磁性のステンレス、コア部材をパーマロイ、ろう材を銅
ろうとしたが、これらに限定するものではなく、コア部
材を構成する磁性体の焼鈍温度と近似する融解温度を有
するろう材を用いるようにすればよい。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、非
中空で細長形状のコア部材の一端をロッド部材の端面に
形成された凹部に嵌合させ、コア部材の焼鈍温度と近似
する融解温度を有するろう材によって嵌合部分をろう付
するように構成したので、従来のカシメ固定の場合のよ
うにコア部材に機械的ストレスが加えられることがな
く、コア構造の磁気特性のバラツキを低減することがで
きると共に、コア部材の軸方向の磁気特性の均一性を図
ることができる。また、コア部材が非中空の円柱棒状部
材であり、コア部材を従来のように軸方向の継目を溶接
した円筒形状に形成する必要がないので、軸方向の継目
の間隙のバラツキによるコア部材の軸方向の磁気特性の
不均一を生じることもない。更に、コア部材を円筒形状
に形成する必要がなく、また、ロッド部材にコア部材全
体を嵌め込むような小径部の切削加工の必要がなく、し
かも、ろう材がコア部材の焼鈍温度に近似する融解温度
を有しているためコア部材のロッド部材への固定のため
のろう付とコア部材の焼鈍処理とを同一の熱処理工程で
行なうことができ、従来のようなカシメ工程を必要とし
ないので、コア構造の製造のための工程数の低減、製造
の容易性、コスト低減を図ることができる。また、ろう
付による金属間結合によってコア部材がロッド部材に固
定されるので、従来のカシメ固定の場合のようにコア部
材にガタツキが発生するようなこともない。更には、コ
ア部材が非中空の円柱棒状部材であるので、従来の円筒
形状に比較して断面積が大きくなり、磁束が通りやすく
なるため磁性的な向上を図ることができるなどの効果を
奏する直線変位センサのコア構造およびその製造方法を
提供することができる。
【0022】また、両端に同一の凹部が夫々形成された
非中空で細長形状のコア部材の一方の凹部にロッド部材
の一端を嵌合させ、コア部材の焼鈍温度と近似する融解
温度を有するろう材によって嵌合部分をろう付するよう
にしたので、上述と同様の効果を奏する直線変位センサ
のコア構造を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は従来のコア構造を有する直線変位センサ
を示す構成図である。
【図2】図2は本発明の実施の形態の一例を示す構成図
である。
【図3】図3は図2のロッド部材とコア部材との嵌合状
態を示す拡大図である。
【図4】図4は本発明の実施の形態の別の例を示す構成
図である。
【符号の説明】
10,20 ロッド部材 11,21 コア部材 12,13 コイル 15,22,23 凹部 16 ろう材

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 非磁性のロッド部材に設けられた磁性体
    からなるコア部材を有し、前記ロッド部材と共に直線変
    位する前記コア部材の位置変化をコイルのインダクタン
    ス変化に基づいて検出する直線変位センサにおいて、 前記コア部材を非中空の細長形状とし、前記ロッド部材
    の端面に形成された凹部に前記コア部材の一端を嵌合さ
    せ、前記ロッド部材と前記コア部材との嵌合部分を前記
    コア部材の焼鈍温度と近似する融解温度を有するろう材
    によってろう付した直線変位センサのコア構造。
  2. 【請求項2】 前記コア部材がパーマロイで、前記ろう
    付に用いられるろう材が銅ろうである請求項1に記載の
    直線変位センサのコア構造。
  3. 【請求項3】 非磁性のロッド部材に設けられた磁性体
    からなるコア部材を有し、前記ロッド部材と共に直線変
    位する前記コア部材の位置変化をコイルのインダクタン
    ス変化に基づいて検出する直線変位センサにおいて、 前記コア部材を非中空の細長形状に形成すると共に、前
    記ロッド部材の端面に凹部を形成し、 前記ロッド部材の凹部に前記コア部材の一端を嵌合さ
    せ、融解温度が前記コア部材の焼鈍温度と近似するろう
    材を前記コア部材が嵌合した前記ロッド部材の凹部周囲
    に設けた後、 前記ロッド部材と前記コア部材との嵌合部分のろう付が
    前記コア部材の焼鈍と共に行なわれるように熱処理し、
    前記コア部材の焼鈍と前記コア部材の前記ロッド部材へ
    の固定とを行なうようにした直線変位センサのコア構造
    の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記コア部材がパーマロイで前記ろう材
    が銅ろうである請求項3に記載の直線変位センサのコア
    構造の製造方法。
  5. 【請求項5】 非磁性のロッド部材に設けられた磁性体
    からなるコア部材を有し、前記ロッド部材と共に直線変
    位する前記コア部材の位置変化をコイルのインダクタン
    ス変化に基づいて検出する直線変位センサにおいて、 前記コア部材を非中空の細長形状にすると共にその両端
    に同一の凹部を夫々形成し、前記ロッド部材の一端を前
    記コア部材の一方の凹部に嵌合させ、前記ロッド部材と
    前記コア部材との嵌合部分を前記コア部材の焼鈍温度と
    近似する融解温度を有するろう材によってろう付した直
    線変位センサのコア構造。
  6. 【請求項6】 前記コア部材がパーマロイで、前記ろう
    付に用いられるろう材が銅ろうである請求項5に記載の
    直線変位センサのコア構造。
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