JPH10238940A - 断熱壁材 - Google Patents

断熱壁材

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JPH10238940A
JPH10238940A JP5710797A JP5710797A JPH10238940A JP H10238940 A JPH10238940 A JP H10238940A JP 5710797 A JP5710797 A JP 5710797A JP 5710797 A JP5710797 A JP 5710797A JP H10238940 A JPH10238940 A JP H10238940A
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JP
Japan
Prior art keywords
heat insulating
plate
insulating material
wall material
insulating wall
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP5710797A
Other languages
English (en)
Inventor
Seiichiro Kitou
誠一路 木籘
Nobuo Yagi
信雄 八木
Naotaka Yamamoto
尚孝 山本
Noriko Hashimoto
徳子 橋本
Munekimi Hasegawa
宗侯 長谷川
Akimitsu Suyama
了充 須山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Isuzu Motors Ltd
Original Assignee
Isuzu Motors Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Isuzu Motors Ltd filed Critical Isuzu Motors Ltd
Priority to JP5710797A priority Critical patent/JPH10238940A/ja
Publication of JPH10238940A publication Critical patent/JPH10238940A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 リサイクルを容易にするため外板及び内板と
発泡断熱材との分別性の優れた断熱壁材を提供する。 【解決手段】 一対の内外板1,2とその間に充填され
る断熱材5,6よりなる断熱壁材であって、前記一対の
内外板に設けた係合部3,4と断熱材5に設けた被係合
部を有し、該係合部と該被係合部を係合して一体的に構
成した。内外板と断熱材とを機械的に強固に結合でき、
両者の間に接着部分がないので、解体時に双方を容易に
分離することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、保冷車、冷凍車等
の断熱壁材を解体時に分別を容易とし、リサイクルを可
能とする構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の保冷車、冷凍車等の断熱壁の構造
を図5及び図6に示す。図5は、アルミ板又はFRPの
内板41及び外板42の間に硬質ウレタンフォーム又は
スチレンフォームの断熱材43を接着剤44で接着して
構成したものである。また、図6は、アルミ板又はFR
Pの内板45及び外板46の間にアルミ梁47やプラス
チック又は木材等の根太材48を装着して箱型を構成
し、内板45及び外板46の間にウレタン発泡原料を注
入して発泡個化して断熱材49を構成したもので、発泡
ウレタンの接着性を利用し構成したものである。
【0003】特開平5−138654号公報には、内箱
と金属性の外箱との間隙に充填したウレタンフォーム等
の発泡断熱材からなり、内箱と外箱の内側にラテックス
等の接着剤を部分的に塗布した断熱箱体が記載されてい
る。また、特開平7−133980号公報には、外箱と
内箱を発泡断熱材を介して嵌合して形成した筺体を備え
た冷蔵庫において、筺体は外箱、及び内箱壁面の発泡断
熱材との間の必要部分に離形部材を配設した冷蔵庫が記
載されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の断熱壁の構
成では、アルミ板又はFRPとウレタンフォームやスチ
レンフォームの接着が強固なため、解体時に双方を分離
することができずシュレッダー処理後、埋立て場に廃棄
されこととなり、リサイクル可能なアルミ材やプラスチ
ック材が現実には廃棄さている。
【0005】前記特開平5−138654号公報に記載
されたものは、発泡断熱材が内箱と外箱とに部分的に接
着され、解体時における双方の分別の困難さを解決する
には不充分である。また、前記特開平7−133980
号公報に記載されたものは、必要部分以外には離形部材
の配設がなく、やはり外箱及び内箱壁面と発泡断熱材間
には接着部分が残存し、分別の困難さが生じる。本発明
は、上記の課題を解決し、解体時に外板及び内板と発泡
断熱材との分別性の優れた断熱壁材を提供することを目
的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、一対の内外板
とその間に充填される断熱材よりなる断熱壁材であっ
て、一対の内外板に設けた係合部と断熱材に設けた被係
合部とを有し、該係合部と該被係合部を係合して構成す
る断熱壁材である。断熱材は2色共押出し成形により成
形され、被係合部を有する表被部は熱可塑性樹脂とし、
内部は発泡した熱可塑性樹脂とするか、又は断熱材は被
係合部を有する表被部をブロー成形とし、内部は発泡樹
脂としてもよい。
【0007】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の第1の実施の形
態を示す断熱壁材の断面図である。金属板又はFRPの
外板1及び内板2の内側となる側に、アルミ押出し又は
鉄プレス等で形成した板状のレール材3,3’及び4,
4’を適宜の間隔をおいてそれぞれ平行に固定する。固
定方法は溶接、リベット、接着等の適宜な方法を用い
る。PP,PET,PS,PVC,ナイロン等の熱可塑
性樹脂で構成する断熱材外被5,5’とPP,PS,P
VC等の熱可塑性樹脂の発泡材で構成する断熱材内材6
は、予め2色共押出し成形で形成して断熱材外被5,
5’と断熱材内材6は一体のものとし、断熱材外被5,
5’に前記レール材の形状に適合したそれぞれに嵌入可
能な溝を形成する。
【0008】このように形成し一体となった断熱材外被
5,5’と断熱材内材6の断熱材外被に設けた溝に外板
及び内板に固定したレール材を挿入し、機械的な嵌込み
構造により断熱壁材を構成する。レール材と断熱材外被
の溝の間隙を所定のものとしし、嵌合圧により断熱材外
被と外板及び内板を固定する。また、図示しないフック
等の機械的固定具を用いてもよい。
【0009】図2は、本発明の第2の実施の形態を示す
断熱壁材の断面図である。外板7は波板を用いて剛性を
確保し、その凹部にレール材9,10を前記と同様な方
法で固定する。内板8にもレール材9’,10’を固定
する。断熱材外被11,11’と断熱材内材12は、第
1の実施の形態と同様の材質、工法を用いて一体成形
し、内外板と断熱材外皮をレール材を介して機械的に固
定し断熱壁材を構成する。この形態では、外板7の波板
形状により剛性の確保ができるとともに、発泡体層の容
積率を向上することが可能となる。
【0010】図3は、本発明の第3の実施の形態を示す
断熱壁材の断面図である。前記の実施の形態と同様に外
板21とレール材23,24を固定し、予め別個に断熱
材外皮25をブロー成形でレール材及び外板に嵌合する
断面形状に形成し、レール材に嵌込んで機械的に外板と
断熱材外皮を接合する。断熱材外皮の材料としてPP,
PET,PS,PVC,ナイロン等の熱可塑性樹脂を用
いる。前記と同様に、内板22に固定したレール材2
3’24’に断熱材外皮26を接合する。
【0011】それぞれ断熱材外皮を接合した外板と内板
を、断熱材外皮を内側として所定の間隔をおき図示しな
い治具等で固定し、その間に発泡原料を注入、発泡個化
して断熱材内材27を形成する。断熱材内材は発泡時に
断熱材外皮に接着固定するので、断熱材内材、外皮材、
内外板材が一体的に固定される。断熱材内材の材料とし
てPP,PS,PVC等の熱可塑性樹脂の発泡材又はウ
レタン、メラミン等の熱硬化性樹脂の発泡材を用いる。
なお、外板21を図2に示すように波形形状とし、その
凹所にレール材を固定することとしてもよい。
【0012】図4は、本発明の第4の実施の形態を示す
断熱壁材の断面図である。外板31にレール材32を固
定し、嵌込み板材33をレール材32に嵌込む。前記の
第3の実施の形態と同様にブロー成形した断熱材外皮3
4を、嵌込み板材33の接着部位33aに塗布した接着
剤35で接着固定する。この際接着剤は嵌込み板材33
と断熱外皮材34のみを接着する。同様に形成して接着
固定した内板36、レール材32’、嵌込み材材3
3’、断熱材外皮37の中間に、前記第3の実施の形態
と同様に発泡原料を注入、発泡個化して断熱材内材38
を形成し断熱壁材を一体的に構成する。
【0013】本発明の断熱壁材は保冷車、冷凍車の断熱
壁材として好適であるが、コンテナーや建物の天井、
床、扉材等にも使用できる。
【0014】
【発明の効果】本発明は、レール材を介して外板、内板
と断熱材とを機械的に強固に結合でき、外板、内板及び
レール材と断熱材外皮の間に接着部分がないので、解体
時に双方を分離することが容易となり、また、断熱材を
内材、外皮材、嵌込み板材とも相溶性のある樹脂材料を
組合わせることもでき、リサイクル性を向上することが
可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示す断面図。
【図2】本発明の第2の実施の形態を示す断面図。
【図3】本発明の第3の実施の形態を示す断面図。
【図4】本発明の第4の実施の形態を示す断面図。
【図5】従来の断熱壁材の断面図。
【図6】他の従来の断熱壁材の断面図。
【符号の説明】
1 外板 2 内板 3,4 レール材 5 断
熱材外被 6 断熱材内材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 橋本 徳子 神奈川県藤沢市土棚8番地 株式会社い すゞ中央研究所内 (72)発明者 長谷川 宗侯 神奈川県藤沢市土棚8番地 株式会社い すゞ中央研究所内 (72)発明者 須山 了充 神奈川県藤沢市土棚8番地 株式会社い すゞ中央研究所内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対の内外板とその間に充填される断熱
    材よりなる断熱壁材であって、前記一対の内外板に設け
    た係合部と断熱材に設けた被係合部を有し、該係合部と
    該被係合部を係合して一体的に構成したことを特徴とす
    る断熱壁材。
  2. 【請求項2】 断熱材は2色共押出し成形により成形さ
    れ、被係合部を有する表被部は熱可塑性樹脂とし、内部
    は発泡させた熱可塑性樹脂とした請求項1記載の断熱壁
    材。
  3. 【請求項3】 断熱材はブロー成形で成形した被係合部
    を有する表被部と内部の発泡材よりなる請求項1記載の
    断熱壁材。
JP5710797A 1997-02-26 1997-02-26 断熱壁材 Withdrawn JPH10238940A (ja)

Priority Applications (1)

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JP5710797A JPH10238940A (ja) 1997-02-26 1997-02-26 断熱壁材

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5710797A JPH10238940A (ja) 1997-02-26 1997-02-26 断熱壁材

Publications (1)

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JPH10238940A true JPH10238940A (ja) 1998-09-11

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ID=13046304

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5710797A Withdrawn JPH10238940A (ja) 1997-02-26 1997-02-26 断熱壁材

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JP (1) JPH10238940A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104108004A (zh) * 2014-04-25 2014-10-22 西安航空动力股份有限公司 一种燃气轮机隔热套的制作方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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