JPH10238859A - 燃焼制御装置 - Google Patents

燃焼制御装置

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JPH10238859A
JPH10238859A JP9078772A JP7877297A JPH10238859A JP H10238859 A JPH10238859 A JP H10238859A JP 9078772 A JP9078772 A JP 9078772A JP 7877297 A JP7877297 A JP 7877297A JP H10238859 A JPH10238859 A JP H10238859A
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JP
Japan
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water
value
temperature
combustion
limit value
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP9078772A
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English (en)
Inventor
Toru Tsuruta
透 鶴田
Takayuki Otani
孝幸 大谷
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NIPPON UPRO KK
Toto Ltd
Original Assignee
NIPPON UPRO KK
Toto Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 設定温度変更時や水量変化時に迅速に出湯温
度を設定温度に近づけることができる燃焼制御装置を提
供することを目的とする。 【解決手段】 通水管に流れる水の温度を所望の設定温
度になるように燃焼制御部の信号により熱交換部にて燃
焼制御し、出湯管に供給する燃焼制御装置において、前
記燃焼制御部は、前記設定温度と前記熱交換部出口の出
湯温度との偏差により積分演算を行う積分演算部と、前
記積分演算部で演算された積分値を限定する積分限定値
演算部とを備えるとともに、前記積分限定値演算部で演
算される積分限定値は可変値とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、設定温度と出湯温
度の偏差に基づき、積分演算に行い燃焼制御を行う燃焼
制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、出湯温度が設定温度になるように
出湯温度と設定温度との偏差に基づき積分演算を行って
燃焼制御するものにおいては、出湯温度と設定温度との
偏差が大きい場合に積分演算を行うと積分値がたまって
しまい、その際、例えば設定温度が変更されると出湯温
度が安定しないという問題を防ぐために、積分値に限定
値を設けたものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のような
燃焼装置では、限定値を小さく設定すると限定値以上の
積分値においては充分な演算が行えないために、出湯温
度を設定温度にすることができず、また限定値を大きく
設定すると積分値がたまりすぎて、設定温度を変更した
り、水量の変化時に即座に対応できないという問題があ
った。
【0004】従って本発明の目的は、設定温度変更時や
水量変化時に迅速に出湯温度を設定温度に近づけること
ができる燃焼制御装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明においては、通水管に流れる水の温度を所望
の設定温度になるように燃焼制御部の信号により熱交換
部にて燃焼制御し、出湯管に供給する燃焼制御装置にお
いて、前記燃焼制御部は、前記設定温度と前記熱交換部
出口の出湯温度との偏差により積分演算を行う積分演算
部と、前記積分演算部で演算された積分値を限定する積
分限定値演算部とを備えるとともに、前記積分限定値演
算部で演算される積分限定値は可変値とする。
【0006】また、前記通水管に設けられ、水量を検出
する水量検出器及び水の温度を検出する入水温度検出器
と、前記出湯管に設けられ、前記熱交換部出口の湯の温
度を検出する出湯温度検出器と、前記設定温度を設定す
る温度設定器と、前記水量検出器、出湯温度検出器及び
入水温度検出器の出力から実出力を演算する実出力演算
部とを備えるとともに、前記積分限定値は、前記実出力
演算部の出力に基づき決定する。
【0007】更に、前記水量検出器、温度設定器及び入
水温度検出器との出力により必要燃焼量を演算する必要
燃焼量演算部を備え、前記積分限定値は、前記実出力演
算部の出力値と前記必要燃焼量演算部の出力値との比に
より決定する。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面により詳細に説明する。
【0009】図1は、本発明の一実施形態に係る燃焼制
御装置をガス給湯機に適用したブロック図である。
【0010】上記燃焼制御装置はガス給湯機本体1、給
水源からの水を熱交換器7に送る給水管3、熱交換器7
から給湯栓9に供給するための給湯管5を備える。ま
た、給水管3には、給水源からの水の水量を検出する水
量センサ21、水温を検出する入水温度センサ23を備
え、給湯管5には熱交換器7から供給される湯の温度を
検出する出湯温度センサ25をも備える。さらに、ガス
給湯機本体1内には、熱交換器7を加熱する燃焼部1
5、燃焼部15に必要なガス燃料を供給するガス供給管
18を備え、ガス供給管18には燃焼部15で比例燃焼
するための比例弁17及び燃焼部15にガス燃料を供給
/停止する電磁弁19をも備え、更に燃焼部15に必要
な空気を送り込むためのファン13、また比例弁17、
電磁弁19等をコントロールする制御部11をも備え
る。
【0011】制御部11は、上記した水量センサ21の
検出値Q、入水温度センサ23の検出値Tc、出湯温度
センサ25の検出値Thからの検出信号や、リモートコ
ントローラ27からの設定温度Ts等を入力して燃焼量
演算等を行い、比例弁17、電磁弁19等の動作を制御
する。
【0012】次に、実際に燃焼する動作を説明する。
【0013】使用者により給湯栓9が開けられると、水
量センサ21の検出値が着火最低流量(例えば2.01
/min)以上であり、かつ制御部11により、水量セ
ンサ21、入水温度センサ23及び出湯温度センサ25
の検出値により演算された燃焼量が着火最低燃焼量(例
えば2号)に所定燃焼量(例えば1号)を加えた値以上
であれば、電磁弁19が開となり燃焼部15上部に設け
られたイグナイタ(図示しない)により燃焼部15に着
火されると同時に、ファン13が作動し、燃焼が開始さ
れる。
【0014】次に、燃焼が開始された際に制御部11で
行われる演算について、図2により説明する。
【0015】フィードフォワード演算部31は、水量セ
ンサ21の検出値Q、入水温度センサ23の検出値Tc
及びリモートコントローラ27からの設定温度Tsによ
り、要求燃焼量F1を次式(1)により演算する。 F1=Q×(Ts−Tc) … (1)
【0016】積分演算部33は、リモートコントローラ
27からの設定温度Ts、出湯温度センサの検出値Th
の偏差に基づき次式(2)により積分値fIを演算す
る。 fI=fiΣ〈(Ts−Th)/(Ts−Tc)〉 … (2)
【0017】実出力演算部35は、水量センサ21の検
出値Q、入水温度センサ23の検出値Tc及び出湯温度
センサ25の検出値Thにより実出力値Frを次式
(3)により演算する。 Fr=Q×(Th−Tc) … (3)
【0018】必要燃焼量演算部37は、フィードフォワ
ード演算部31の演算した要求燃焼量F1と、積分演算
部33の演算値fI(または次に説明する積分限定値演
算部39の演算値fIl)とから、必要燃焼量Fを次式
(4)により演算し、比例弁17へ信号を送る。 F=F1×fI … (4)
【0019】積分限定値演算部39は、実出力演算部3
5の演算部Frと必要燃焼量演算部37の演算値Fによ
り、積分限定値fIlを次式(5)により演算する。 fIl=(F/Fr)±0.1 … (5) 但し、+0.1は上限の積分限定値、−0.1は下限の
積分限定値を演算する際に使用する。
【0020】積分演算値切替部41は、積分演算部33
の演算値fIと積分限定値演算部39の演算値fIlと
を比較し、積分値fIが積分限定値fIlの範囲内にあ
るときは、積分値fIを必要燃焼量演算部37に送り、
積分値fIが積分限定値fIlの範囲外のときは、積分
限定値fIlを必要燃焼量演算部37に送るように切替
る。
【0021】以上、本発明に係る一実施形態に係る説明
をしたが、この実施形態に限定するものではないことは
言うまでもない。
【0022】例えば、上記は必要燃焼量Fを演算する際
に積分演算を用いたが、さらに比例演算、微分演算を用
いて演算するいわゆるPID演算を用いて演算するよう
に構成してもよい。また、上記ガス給湯機は、給水管3
から供給された水を熱交換器7にて加熱し、給湯管5か
ら給湯栓9より使用者に所望の湯を供給する構成を説明
したが、例えば給水管3から熱交換器7を介さずに給湯
管5へ水を供給するバイパス管を備え、給湯管5の湯と
バイパス管からの水をミキシングバルブを用いて混合さ
せるように構成してもよい。この際、混合された後の混
合湯温をTmとすると必要燃焼量演算部37の演算値F
は次式(6)で演算される。 F=F1×1/(Ts−Tc)×〈fp(Ts−Tm)
+fiΣ(Ts−Tm)+fd(Tm´−Tm)〉 …
(6) 但し、Tm´は500ms前のTmの値。
【0023】
【発明の効果】以上のように構成したことにより、本発
明によれば、積分限定値を必要燃焼量と実出力燃焼量に
より演算される可変値にすることにより、適切な積分演
算値を用いることができ、能力オーバー時においても、
迅速に設定温度に近づけることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る燃焼制御装置のブロ
ック図。
【図2】本発明の一実施形態に係る燃焼制御演算を示す
制御ブロック図。
【符号の説明】
11…制御部 15…燃焼部 21…水量センサ 23…入水温度センサ 25…出湯温度センサ 27…リモートコントローラ 31…フィードフォワード演算部 33…積分演算部 35…実出力演算部 37…必要燃焼量演算部 39…積分限定値演算部 41…積分演算値切替部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通水管に流れる水の温度を所望の設定温
    度になるように燃焼制御部の信号により熱交換部にて燃
    焼制御し、出湯管に供給する燃焼制御装置において、 前記燃焼制御部は、前記設定温度と前記熱交換部出口の
    出湯温度との偏差により積分演算を行う積分演算部と、 前記積分演算部で演算された積分値を限定する積分限定
    値演算部とを備えるとともに、 前記積分限定値演算部で演算される積分限定値は可変値
    であることを特徴とする燃焼制御装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の燃焼制御装置において、 前記通水管に設けられ、水量を検出する水量検出器及び
    水の温度を検出する入水温度検出器と、 前記出湯管に設けられ、前記熱交換部出口の湯の温度を
    検出する出湯温度検出器と、 前記設定温度を設定する温度設定器と、 前記水量検出器、出湯温度検出器及び入水温度検出器の
    出力から実出力を演算する実出力演算部とを備えるとと
    もに、 前記積分限定値は、前記実出力演算部の出力に基づき決
    定されることを特徴とする燃焼制御装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の燃焼制御装置において、 前記水量検出器、温度設定器及び入水温度検出器との出
    力により必要燃焼量を演算する必要燃焼量演算部を備
    え、 前記積分限定値は、前記実出力演算部の出力値と前記必
    要燃焼量演算部の出力値との比により決定されることを
    特徴とする燃焼制御装置。
JP9078772A 1997-02-21 1997-02-21 燃焼制御装置 Withdrawn JPH10238859A (ja)

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