JPH10237983A - 外壁パネル部材 - Google Patents
外壁パネル部材Info
- Publication number
- JPH10237983A JPH10237983A JP9053980A JP5398097A JPH10237983A JP H10237983 A JPH10237983 A JP H10237983A JP 9053980 A JP9053980 A JP 9053980A JP 5398097 A JP5398097 A JP 5398097A JP H10237983 A JPH10237983 A JP H10237983A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wall
- building
- studs
- fixed
- flat plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Load-Bearing And Curtain Walls (AREA)
- Panels For Use In Building Construction (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 組み立てた壁の強度が大で、防音断熱性や空
気の循環性に優れ、かつ、組み立てに手間のかからない
外壁パネル部材を提供する。 【解決手段】 建物の柱の間の壁形成空間面積より僅か
に大きい平板の一面に、この平板の四周に建物の柱への
取り付け縁が形成されるように、１本以上の間柱を固定
し、防音断熱材を固定又は配置し、かつ、間柱には１本
以上の桟木を固定した外壁パネル部材である。
気の循環性に優れ、かつ、組み立てに手間のかからない
外壁パネル部材を提供する。 【解決手段】 建物の柱の間の壁形成空間面積より僅か
に大きい平板の一面に、この平板の四周に建物の柱への
取り付け縁が形成されるように、１本以上の間柱を固定
し、防音断熱材を固定又は配置し、かつ、間柱には１本
以上の桟木を固定した外壁パネル部材である。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般木造住宅の軸
組み工法において、（内壁）パネルと組み合わせて壁を
形成する外壁パネル部材に関する。
組み工法において、（内壁）パネルと組み合わせて壁を
形成する外壁パネル部材に関する。
【０００２】
【従来の技術】一般木造住宅の軸組み工法においては、
従来、建物の壁は、柱と柱との間の壁を形成するための
空間部分に、それにピッタリ合う外壁パネル部材を嵌め
込み、これを外壁パネル部材の内側から横側の柱に向か
って釘付けして固定した後、この外壁パネル部材に建物
の内側から（内壁）パネルを釘付けして、現場で組み立
てられている。
従来、建物の壁は、柱と柱との間の壁を形成するための
空間部分に、それにピッタリ合う外壁パネル部材を嵌め
込み、これを外壁パネル部材の内側から横側の柱に向か
って釘付けして固定した後、この外壁パネル部材に建物
の内側から（内壁）パネルを釘付けして、現場で組み立
てられている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】このような建物の壁の
組み立ては、柱と柱との間に嵌め込んだ外壁パネル部材
をその内側から横側の柱に釘付けするのが面倒で手間が
かかり、また、壁正面からの力に対して弱い。しかも、
このような嵌め込み外壁パネル部材は、その周囲が枠で
囲われた構造であるため、部屋が密閉状態となり、家屋
の耐久性や居住者の健康にとって好ましくない。
組み立ては、柱と柱との間に嵌め込んだ外壁パネル部材
をその内側から横側の柱に釘付けするのが面倒で手間が
かかり、また、壁正面からの力に対して弱い。しかも、
このような嵌め込み外壁パネル部材は、その周囲が枠で
囲われた構造であるため、部屋が密閉状態となり、家屋
の耐久性や居住者の健康にとって好ましくない。
【０００４】本発明は、組み立てた壁の強度が大で、防
音断熱性や空気の循環性に優れ、かつ、組み立てに手間
のかからない外壁パネル部材を提供することを目的とす
る。
音断熱性や空気の循環性に優れ、かつ、組み立てに手間
のかからない外壁パネル部材を提供することを目的とす
る。
【０００５】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明の外壁パネル部材は、建物の柱の間の壁形成
空間面積より僅かに大きい平板の一面に、この平板の四
周に建物の柱への取り付け縁が形成されるように、１本
以上の間柱を固定し、防音断熱材を固定又は配置し、か
つ、間柱には１本以上の桟木を固定してなることを特徴
とする。
に、本発明の外壁パネル部材は、建物の柱の間の壁形成
空間面積より僅かに大きい平板の一面に、この平板の四
周に建物の柱への取り付け縁が形成されるように、１本
以上の間柱を固定し、防音断熱材を固定又は配置し、か
つ、間柱には１本以上の桟木を固定してなることを特徴
とする。
【０００６】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図１は、本発明の一実施例の外壁
パネル部材の斜視図である。図２は、本発明の一実施例
の外壁パネル部材を使用して組み立てた建物の壁の断面
図である。
に基づいて説明する。図１は、本発明の一実施例の外壁
パネル部材の斜視図である。図２は、本発明の一実施例
の外壁パネル部材を使用して組み立てた建物の壁の断面
図である。
【０００７】図１に示す本発明の一実施例の外壁パネル
部材１は、平板２の一面に、３本の間柱３が固定され、
これらの間柱３の間に２枚の防音断熱材４が固定され、
間柱３のそれぞれには３本の桟木５が固定されて、平板
２の四周には柱への取り付け縁６が形成されている。
部材１は、平板２の一面に、３本の間柱３が固定され、
これらの間柱３の間に２枚の防音断熱材４が固定され、
間柱３のそれぞれには３本の桟木５が固定されて、平板
２の四周には柱への取り付け縁６が形成されている。
【０００８】平板２は、外壁面となるものであり、建物
の柱と柱の間の壁形成空間面積より僅かに大きく、この
壁形成空間面積に前記の柱への取り付け縁６を加え合わ
せた大きさである。更に具体的には、平板２は、前記壁
形成空間面積に、それを取り囲む各柱の太さ又はその半
分の面積の柱への取り付け縁６を（四周に）加え合わせ
た大きさが最適である。平板２は、ベニヤ板などの通常
の建築用の構造用合板である。
の柱と柱の間の壁形成空間面積より僅かに大きく、この
壁形成空間面積に前記の柱への取り付け縁６を加え合わ
せた大きさである。更に具体的には、平板２は、前記壁
形成空間面積に、それを取り囲む各柱の太さ又はその半
分の面積の柱への取り付け縁６を（四周に）加え合わせ
た大きさが最適である。平板２は、ベニヤ板などの通常
の建築用の構造用合板である。
【０００９】間柱３は、平板２の一面に縦に１本以上設
けられていればよいが、図１に示すように、前記壁形成
空間面積に嵌め込んだとき建物の柱にそれぞれピッタリ
接するように両脇の２本の間柱３と、補強などのためこ
の中間に１本の間柱３の合計３本の間柱３が設けられる
のが最も好ましい。（平板２に対して垂直方向の）間柱
３の厚みは、建物の柱の幅と同じ厚みである。両脇の２
本の間柱３はそれぞれ、平板２の一面に、その側端に前
記取り付け縁６を形成するように釘止めされており、こ
の中間に間柱３が１本釘止めされている。間柱３は、接
着剤などによって平板２に固定してもよい。
けられていればよいが、図１に示すように、前記壁形成
空間面積に嵌め込んだとき建物の柱にそれぞれピッタリ
接するように両脇の２本の間柱３と、補強などのためこ
の中間に１本の間柱３の合計３本の間柱３が設けられる
のが最も好ましい。（平板２に対して垂直方向の）間柱
３の厚みは、建物の柱の幅と同じ厚みである。両脇の２
本の間柱３はそれぞれ、平板２の一面に、その側端に前
記取り付け縁６を形成するように釘止めされており、こ
の中間に間柱３が１本釘止めされている。間柱３は、接
着剤などによって平板２に固定してもよい。
【００１０】各間柱３の間には、発泡スチロール板、石
綿シートなどの防音断熱材４が２枚固定されている。発
泡スチロール板などの板状の防音断熱材４は例えば接着
剤で固定されているのが好ましいが、石綿シートなどの
シート状の防音断熱材４は単に配置されているだけであ
ってもよい。
綿シートなどの防音断熱材４が２枚固定されている。発
泡スチロール板などの板状の防音断熱材４は例えば接着
剤で固定されているのが好ましいが、石綿シートなどの
シート状の防音断熱材４は単に配置されているだけであ
ってもよい。
【００１１】桟木５は、３本の間柱３に（対して交差す
るように渡されて）釘止めにより固定されている。桟木
５は、２本の間柱３の間に固定され、互いに組違いに各
間柱３間に設置されていてもよい。桟木５は、内壁とな
るパネル７を釘止めなどにより固定することができるよ
うにするために設けられているので、防音断熱材４に接
しておらず、また、（内壁）パネル７を固定するのに必
要な箇所と本数だけ設けられているが、３本又は４本設
けられるのが好ましい。図１において、最上部の桟木５
には、（内壁）パネル７の上端と天井（板）８が固定さ
れ、最下部の桟木５には、（内壁）パネル７の下端が固
定される。
るように渡されて）釘止めにより固定されている。桟木
５は、２本の間柱３の間に固定され、互いに組違いに各
間柱３間に設置されていてもよい。桟木５は、内壁とな
るパネル７を釘止めなどにより固定することができるよ
うにするために設けられているので、防音断熱材４に接
しておらず、また、（内壁）パネル７を固定するのに必
要な箇所と本数だけ設けられているが、３本又は４本設
けられるのが好ましい。図１において、最上部の桟木５
には、（内壁）パネル７の上端と天井（板）８が固定さ
れ、最下部の桟木５には、（内壁）パネル７の下端が固
定される。
【００１２】建物の柱への取り付け縁６は、本発明の外
壁パネル部材１の平板２の四周に、建物の柱や、土台
（柱）９あるいは桁（柱）１０ａに建物の外側から釘止
めなどすることにより外壁パネル部材１を取りつけるた
めに形成されている。本実施例において、両端及び上部
の取り付け縁６はそれぞれ、建物の柱又は桁１０ａの太
さの半分の幅とすることが好ましく、この場合、外壁パ
ネル部材１を各柱の間に取りつけて建物の壁を構成した
ときに、建物の柱の外壁パネル部材１同士の継ぎ目に隙
間や凹凸が生じない。
壁パネル部材１の平板２の四周に、建物の柱や、土台
（柱）９あるいは桁（柱）１０ａに建物の外側から釘止
めなどすることにより外壁パネル部材１を取りつけるた
めに形成されている。本実施例において、両端及び上部
の取り付け縁６はそれぞれ、建物の柱又は桁１０ａの太
さの半分の幅とすることが好ましく、この場合、外壁パ
ネル部材１を各柱の間に取りつけて建物の壁を構成した
ときに、建物の柱の外壁パネル部材１同士の継ぎ目に隙
間や凹凸が生じない。
【００１３】次に、本発明の外壁パネル部材を使用した
建物の壁の組み立て方を図２を参照して説明する。土台
（柱）９の上に（建物の）柱と桁１０ａ、１０ｂと垂木
１１を組み立てた枠組みの土台（柱）と２本の柱と桁
（柱）との間の壁形成空間に、外壁パネル部材１を間柱
３と防音断熱材４と桟木５が納まるように嵌め込み、取
り付け縁６を各柱に建物の外側から釘付けして固定す
る。次に、石こうボードやベニヤ板などの（内壁）パネ
ル７を外壁パネル部材１の桟木５の部分に建物の内側か
ら釘止めして、建物の壁を簡単に組み立てることができ
る。
建物の壁の組み立て方を図２を参照して説明する。土台
（柱）９の上に（建物の）柱と桁１０ａ、１０ｂと垂木
１１を組み立てた枠組みの土台（柱）と２本の柱と桁
（柱）との間の壁形成空間に、外壁パネル部材１を間柱
３と防音断熱材４と桟木５が納まるように嵌め込み、取
り付け縁６を各柱に建物の外側から釘付けして固定す
る。次に、石こうボードやベニヤ板などの（内壁）パネ
ル７を外壁パネル部材１の桟木５の部分に建物の内側か
ら釘止めして、建物の壁を簡単に組み立てることができ
る。
【００１４】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明の外壁パネル
部材は、建物の柱への取り付け縁を備えているため、従
来のものと異なり、建物の外側から釘打ち作業ができる
ので、組み立てに手間がかからず作業もしやすいうえ、
組み立てた壁の強度も向上した。また、本発明の外壁パ
ネル部材の桟木の固定位置は限定されていないし、桟木
は（内壁）パネルを固定等するためのものであるから、
壁の中を通る空気の流れを阻害しないので、本発明の外
壁パネル部材は空気の循環性に優れ、家屋の耐久性を向
上させることができ、家屋と居住者の双方の健康にとっ
て著しく好ましい。
部材は、建物の柱への取り付け縁を備えているため、従
来のものと異なり、建物の外側から釘打ち作業ができる
ので、組み立てに手間がかからず作業もしやすいうえ、
組み立てた壁の強度も向上した。また、本発明の外壁パ
ネル部材の桟木の固定位置は限定されていないし、桟木
は（内壁）パネルを固定等するためのものであるから、
壁の中を通る空気の流れを阻害しないので、本発明の外
壁パネル部材は空気の循環性に優れ、家屋の耐久性を向
上させることができ、家屋と居住者の双方の健康にとっ
て著しく好ましい。
【図１】 本発明の一実施例の外壁パネル部材の斜視図
である。
である。
【図２】 本発明の一実施例の外壁パネル部材を使用し
て組み立てた建物の壁の断面図である。
て組み立てた建物の壁の断面図である。
１ 外壁パネル部材 ２ 平板 ３ 間柱 ４ 防音断熱材 ５ 桟木 ６ 取り付け縁
Claims (1)
- 【請求項１】 建物の柱の間の壁形成空間面積より僅か
に大きい平板の一面に、この平板の四周に建物の柱への
取り付け縁が形成されるように、１本以上の間柱を固定
し、防音断熱材を固定又は配置し、かつ、間柱には１本
以上の桟木を固定してなること、を特徴とする外壁パネ
ル部材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9053980A JPH10237983A (ja) | 1997-02-21 | 1997-02-21 | 外壁パネル部材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9053980A JPH10237983A (ja) | 1997-02-21 | 1997-02-21 | 外壁パネル部材 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10237983A true JPH10237983A (ja) | 1998-09-08 |
Family
ID=12957784
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9053980A Pending JPH10237983A (ja) | 1997-02-21 | 1997-02-21 | 外壁パネル部材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10237983A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2007021092A1 (en) * | 2005-08-12 | 2007-02-22 | Won Hoon Roh | Solid panel for decoration |
-
1997
- 1997-02-21 JP JP9053980A patent/JPH10237983A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2007021092A1 (en) * | 2005-08-12 | 2007-02-22 | Won Hoon Roh | Solid panel for decoration |
| GB2443777A (en) * | 2005-08-12 | 2008-05-14 | Won Hoon Roh | Solid panel for decoration |
| US7703251B2 (en) | 2005-08-12 | 2010-04-27 | Won Hoon Roh | Solid panel for decoration |
| GB2443777B (en) * | 2005-08-12 | 2010-09-01 | Won Hoon Roh | Decorative foam panel having metal reinforcing plate and water drainage channel |
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