JPH10237672A - ダイヤモンド被覆鉄鋼材料およびその製造法 - Google Patents
ダイヤモンド被覆鉄鋼材料およびその製造法Info
- Publication number
- JPH10237672A JPH10237672A JP4624897A JP4624897A JPH10237672A JP H10237672 A JPH10237672 A JP H10237672A JP 4624897 A JP4624897 A JP 4624897A JP 4624897 A JP4624897 A JP 4624897A JP H10237672 A JPH10237672 A JP H10237672A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- diamond
- layer
- steel material
- coated steel
- film
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Landscapes
- Other Surface Treatments For Metallic Materials (AREA)
- Crystals, And After-Treatments Of Crystals (AREA)
- Electroplating And Plating Baths Therefor (AREA)
- Chemical Treatment Of Metals (AREA)
- Chemical Vapour Deposition (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 鉄鋼材料表面へダイヤモンド膜を形成する
際、基材への炭素の拡散や黒鉛の生成を抑制し、表面に
結晶性の良いダイヤモンド膜を形成する。 【解決手段】 本発明は、鉄鋼材料の表面にCr層が施
され、そのCr層の表面に不働態皮膜層が形成され、さ
らにその不働態被覆層の表面にダイヤモンド膜が形成さ
れたことを特徴とするダイヤモンド被覆鉄鋼材料であ
り、厚さが0.2nm〜20nmで、Cr以外の主たる含有
元素が酸素であり、酸素含有量が20〜50wt%である
不働態皮膜層と、厚さが0.1μm〜50μmであるC
r層が施されていることが好ましい。また、ダイヤモン
ド膜が、ダイヤモンドに対する無定形炭素のラマンスペ
クトルのピーク高さ比が、1.0以下であると、結晶性
が良く特性に優れた皮膜となる。上記ダイヤモンド被覆
鉄鋼材料の製造には、不働態皮膜層を、硝酸中にCr層
を30分以上30時間以内浸漬して形成し、達成でき
る。
際、基材への炭素の拡散や黒鉛の生成を抑制し、表面に
結晶性の良いダイヤモンド膜を形成する。 【解決手段】 本発明は、鉄鋼材料の表面にCr層が施
され、そのCr層の表面に不働態皮膜層が形成され、さ
らにその不働態被覆層の表面にダイヤモンド膜が形成さ
れたことを特徴とするダイヤモンド被覆鉄鋼材料であ
り、厚さが0.2nm〜20nmで、Cr以外の主たる含有
元素が酸素であり、酸素含有量が20〜50wt%である
不働態皮膜層と、厚さが0.1μm〜50μmであるC
r層が施されていることが好ましい。また、ダイヤモン
ド膜が、ダイヤモンドに対する無定形炭素のラマンスペ
クトルのピーク高さ比が、1.0以下であると、結晶性
が良く特性に優れた皮膜となる。上記ダイヤモンド被覆
鉄鋼材料の製造には、不働態皮膜層を、硝酸中にCr層
を30分以上30時間以内浸漬して形成し、達成でき
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、炭素鋼やステン
レス鋼といった鉄鋼材料を基材としたダイヤモンド被覆
材料とその製造法に関する。機械的かつ化学的な耐久性
を向上させるために、硬質膜の被覆が試行されている
が、安価で多用されている鉄鋼材料に、ダイヤモンド膜
が形成できれば、その適用範囲は一般の機械工具や摺動
部材に大きく広がる。
レス鋼といった鉄鋼材料を基材としたダイヤモンド被覆
材料とその製造法に関する。機械的かつ化学的な耐久性
を向上させるために、硬質膜の被覆が試行されている
が、安価で多用されている鉄鋼材料に、ダイヤモンド膜
が形成できれば、その適用範囲は一般の機械工具や摺動
部材に大きく広がる。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】CVD法を用いたダイ
ヤモンド薄膜の合成は、Si基板上の合成の報告(S. M
atsumotoほか、J. of Mater. Sci., 17, 3106, (1982))
を契機に多数の研究が行われている。成膜対象の基板は
Siを中心に、金属、酸化物、窒化物、炭化物など幅広
く検討されている。
ヤモンド薄膜の合成は、Si基板上の合成の報告(S. M
atsumotoほか、J. of Mater. Sci., 17, 3106, (1982))
を契機に多数の研究が行われている。成膜対象の基板は
Siを中心に、金属、酸化物、窒化物、炭化物など幅広
く検討されている。
【0003】その中で、特に、鉄鋼材料へは、鉄中への
炭素の拡散、黒鉛の生成(陳ほか、表面技術、40, 665,
(1990) ; P. S. Weiserほか、J. Appl. Phys., 68, 64
01,(1990)) などが問題となり、ダイヤモンド薄膜を形
成することが困難であった。炭素鋼をガス軟窒化や浸炭
しただけでは、ダイヤモンドの結晶性が悪く、無定形炭
素や粉末状黒鉛が形成する(田中ほか、表面技術、47,
611, (1996) 。前処理としてCVD法でTiN被覆した
場合には、結晶性の良いダイヤモンド被膜が形成される
が、基板との密着力が弱く剥離しやすい上に、処理工程
が増え、製造コストも高くなり実用的ではなかった。
炭素の拡散、黒鉛の生成(陳ほか、表面技術、40, 665,
(1990) ; P. S. Weiserほか、J. Appl. Phys., 68, 64
01,(1990)) などが問題となり、ダイヤモンド薄膜を形
成することが困難であった。炭素鋼をガス軟窒化や浸炭
しただけでは、ダイヤモンドの結晶性が悪く、無定形炭
素や粉末状黒鉛が形成する(田中ほか、表面技術、47,
611, (1996) 。前処理としてCVD法でTiN被覆した
場合には、結晶性の良いダイヤモンド被膜が形成される
が、基板との密着力が弱く剥離しやすい上に、処理工程
が増え、製造コストも高くなり実用的ではなかった。
【0004】この発明は、鉄鋼材料表面へダイヤモンド
膜を形成する際、基材への炭素の拡散や黒鉛の生成を抑
制し、表面に結晶性の良いダイヤモンド膜を形成する方
法を提供するものである。
膜を形成する際、基材への炭素の拡散や黒鉛の生成を抑
制し、表面に結晶性の良いダイヤモンド膜を形成する方
法を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、鉄鋼材料の表
面にCr層が施され、そのCr層の表面に不働態皮膜層
が形成され、さらにその不働態皮膜層の表面にダイヤモ
ンド膜が形成されたことを特徴とするダイヤモンド被覆
鉄鋼材料であり、厚さが0.2nm〜20nmで、Cr以外
の主たる含有元素が酸素であり、酸素含有量が20〜5
0wt%である不働態皮膜層と、厚さが0.1μm〜50
μmであるCr層が施されていることが好ましい。
面にCr層が施され、そのCr層の表面に不働態皮膜層
が形成され、さらにその不働態皮膜層の表面にダイヤモ
ンド膜が形成されたことを特徴とするダイヤモンド被覆
鉄鋼材料であり、厚さが0.2nm〜20nmで、Cr以外
の主たる含有元素が酸素であり、酸素含有量が20〜5
0wt%である不働態皮膜層と、厚さが0.1μm〜50
μmであるCr層が施されていることが好ましい。
【0006】また、ダイヤモンド膜が、ダイヤモンドに
対する無定形炭素のラマンスペクトルのピーク高さ比
が、1.0以下であると、結晶性が良く特性に優れた皮
膜となる。上記ダイヤモンド被覆鉄鋼材料の製造は、不
働態皮膜層を、硝酸中にCr層を30分以上30時間以
内浸漬して形成し、達成できる。
対する無定形炭素のラマンスペクトルのピーク高さ比
が、1.0以下であると、結晶性が良く特性に優れた皮
膜となる。上記ダイヤモンド被覆鉄鋼材料の製造は、不
働態皮膜層を、硝酸中にCr層を30分以上30時間以
内浸漬して形成し、達成できる。
【0007】基板となる鉄鋼材料としては、炭素鋼をは
じめ、耐食性が必要な場合にはステンレス鋼といったよ
うに用途に応じた材料が選択できる。鉄鋼材料基板はC
r層が施された後、#320程度のエメリー研磨紙で表
面に凹凸をつけると、ダイヤモンド膜の形成が効果的に
行われる。Cr層は、PVDやCVDといった気相を使
った成膜法で被覆しても良いが、メッキ法が簡易であ
る。
じめ、耐食性が必要な場合にはステンレス鋼といったよ
うに用途に応じた材料が選択できる。鉄鋼材料基板はC
r層が施された後、#320程度のエメリー研磨紙で表
面に凹凸をつけると、ダイヤモンド膜の形成が効果的に
行われる。Cr層は、PVDやCVDといった気相を使
った成膜法で被覆しても良いが、メッキ法が簡易であ
る。
【0008】不働態皮膜層の形成に、Cr層が施された
鉄鋼材料を硝酸に浸漬させると効果的である。硝酸は、
体積で30%以上含むものを使用し、浸漬時間は、30
分以上30時間以内が好ましい。30時間以上浸漬して
も効果は変わらない。硝酸に浸漬後、微粒のダイヤモン
ドを含むアルコール中で超音波洗浄すると基材表面に微
細なスクラッチが生じ、ダイヤモンド膜生成に効果的で
あることが知られているが、この手法を利用してダイヤ
モンド形成をおこなってもよい。ダイヤモンドの形成
は、プラズマCVD法(田中ほか、表面技術、47, 611,
(1996))が有効である。
鉄鋼材料を硝酸に浸漬させると効果的である。硝酸は、
体積で30%以上含むものを使用し、浸漬時間は、30
分以上30時間以内が好ましい。30時間以上浸漬して
も効果は変わらない。硝酸に浸漬後、微粒のダイヤモン
ドを含むアルコール中で超音波洗浄すると基材表面に微
細なスクラッチが生じ、ダイヤモンド膜生成に効果的で
あることが知られているが、この手法を利用してダイヤ
モンド形成をおこなってもよい。ダイヤモンドの形成
は、プラズマCVD法(田中ほか、表面技術、47, 611,
(1996))が有効である。
【0009】
【発明の実施の形態】結晶性の良いダイヤモンド膜の形
成を可能にするには、不働態皮膜層の上にダイヤモンド
を形成することが好ましい。硝酸に接触したCr層の表
面は、不働態化し、たとえばCr2 O3 ,CrOOHあ
るいはCr(OH)3 といった不働態皮膜層が効果的か
つ容易に形成できる。酸素含有量が20〜50wt%であ
る不働態皮膜層は、この上にダイヤモンド膜が形成され
る際、成膜面(基材表面)への炭素の拡散、黒鉛の生
成、炭化物の生成を抑制し、基材表面に結晶性の良いダ
イヤモンド膜形成を効果的にする。不働態皮膜層は、厚
さが0.2nm〜20nmで効果があり、20nmより厚くし
ても効果は同じである。厚くすることは、処理時間をの
ばし、皮膜剥離の原因にもなるため好ましくない。Cr
層は、表面が硝酸と反応して不働態皮膜層が形成される
基材としてだけでなく、不働態皮膜層と鉄鋼基材との接
合強度保持に重要で、厚さ0.1μm〜50μmである
ことが好ましい。
成を可能にするには、不働態皮膜層の上にダイヤモンド
を形成することが好ましい。硝酸に接触したCr層の表
面は、不働態化し、たとえばCr2 O3 ,CrOOHあ
るいはCr(OH)3 といった不働態皮膜層が効果的か
つ容易に形成できる。酸素含有量が20〜50wt%であ
る不働態皮膜層は、この上にダイヤモンド膜が形成され
る際、成膜面(基材表面)への炭素の拡散、黒鉛の生
成、炭化物の生成を抑制し、基材表面に結晶性の良いダ
イヤモンド膜形成を効果的にする。不働態皮膜層は、厚
さが0.2nm〜20nmで効果があり、20nmより厚くし
ても効果は同じである。厚くすることは、処理時間をの
ばし、皮膜剥離の原因にもなるため好ましくない。Cr
層は、表面が硝酸と反応して不働態皮膜層が形成される
基材としてだけでなく、不働態皮膜層と鉄鋼基材との接
合強度保持に重要で、厚さ0.1μm〜50μmである
ことが好ましい。
【0010】
【実施例】基板の処理条件を表1に、ダイヤモンド膜の
形成条件を表2に示す。基材をバフ研磨後、必要に応じ
てCrメッキし、#320のエメリー研磨紙で表面を研
磨し、硝酸に浸漬した。その後、スクラッチ処理を行
い、ダイヤモンドの成膜を行った。
形成条件を表2に示す。基材をバフ研磨後、必要に応じ
てCrメッキし、#320のエメリー研磨紙で表面を研
磨し、硝酸に浸漬した。その後、スクラッチ処理を行
い、ダイヤモンドの成膜を行った。
【0011】Crメッキは、標準的にサージェント浴を
使用。無水クロム酸250g/l、硫酸2.5g/lの
溶液で、メッキ温度は約45℃、電流密度20〜25A
/dm 2 で行った。メッキ速度は、約1μm/min であ
る。スクラッチ処理は、外径5〜10μmのダイヤモン
ドパウダー1gを20ccのエチルアルコールに懸濁さ
せ、超音波洗浄機中で30分処理した。
使用。無水クロム酸250g/l、硫酸2.5g/lの
溶液で、メッキ温度は約45℃、電流密度20〜25A
/dm 2 で行った。メッキ速度は、約1μm/min であ
る。スクラッチ処理は、外径5〜10μmのダイヤモン
ドパウダー1gを20ccのエチルアルコールに懸濁さ
せ、超音波洗浄機中で30分処理した。
【0012】その後、アセトンで洗浄し、プラズマCV
D装置内でダイヤモンドを形成した。表1に示すよう
に、ダイヤモンド膜の形成に、硝酸によるCr層の処理
が重要であることがわかる。不働態皮膜層の組成と厚さ
は、オージェによる分析を行った。皮膜は基板一面に形
成された場合は、膜形成○とした。結晶性は、ラマンス
ペクトルによる評価(田中ほか、表面技術、47, 611,
(1996))を行い、ダイヤモンドに対する無定形炭素のピ
ーク高さ比を測定した。不働態皮膜層の形成で、Crメ
ッキした基板上に、ダイヤモンドが膜状に形成されるこ
とを確認した。実施例1では、径数μmのダイヤモンド
が緻密に形成され、ペン先等で擦っても剥離は見られず
優れた密着性を示した。
D装置内でダイヤモンドを形成した。表1に示すよう
に、ダイヤモンド膜の形成に、硝酸によるCr層の処理
が重要であることがわかる。不働態皮膜層の組成と厚さ
は、オージェによる分析を行った。皮膜は基板一面に形
成された場合は、膜形成○とした。結晶性は、ラマンス
ペクトルによる評価(田中ほか、表面技術、47, 611,
(1996))を行い、ダイヤモンドに対する無定形炭素のピ
ーク高さ比を測定した。不働態皮膜層の形成で、Crメ
ッキした基板上に、ダイヤモンドが膜状に形成されるこ
とを確認した。実施例1では、径数μmのダイヤモンド
が緻密に形成され、ペン先等で擦っても剥離は見られず
優れた密着性を示した。
【0013】
【表1】
【0014】
【表2】
【0015】
【発明の効果】安価で多用されている鉄鋼材料に、結晶
性の良いダイヤモンド膜が容易に形成できる。
性の良いダイヤモンド膜が容易に形成できる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田村 元紀 神奈川県川崎市中原区井田3丁目35番1号 新日本製鐵株式会社技術開発本部内
Claims (5)
- 【請求項1】 鉄鋼材料の表面にCr層が施され、その
Cr層の表面に不働態皮膜層が形成され、さらにその不
働態皮膜層の表面にダイヤモンド膜が形成されたことを
特徴とするダイヤモンド被覆鉄鋼材料。 - 【請求項2】 前記ダイヤモンド膜は、ダイヤモンドに
対する無定形炭素のラマンスペクトルのピーク高さ比が
1.0以下であることを特徴とする請求項1に記載のダ
イヤモンド被覆鉄鋼材料。 - 【請求項3】 前記不働態皮膜層は、厚さ0.2nm〜2
0nmであり、Cr以外の主たる含有元素が酸素であり、
酸素含有量が20〜50wt%であることを特徴とする請
求項1または2に記載のダイヤモンド被覆鉄鋼材料。 - 【請求項4】 前記Cr層は、厚さ0.1μm〜50μ
mであることを特徴とする請求項1から3までのいずれ
か1項に記載のダイヤモンド被覆鉄鋼材料。 - 【請求項5】 請求項1に記載の不働態皮膜層を、硝酸
中にCr層を30分以上30時間以内浸漬して形成する
ことを特徴とするダイヤモンド被覆鉄鋼材料の製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4624897A JPH10237672A (ja) | 1997-02-28 | 1997-02-28 | ダイヤモンド被覆鉄鋼材料およびその製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4624897A JPH10237672A (ja) | 1997-02-28 | 1997-02-28 | ダイヤモンド被覆鉄鋼材料およびその製造法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10237672A true JPH10237672A (ja) | 1998-09-08 |
Family
ID=12741865
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4624897A Withdrawn JPH10237672A (ja) | 1997-02-28 | 1997-02-28 | ダイヤモンド被覆鉄鋼材料およびその製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10237672A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006137332A1 (ja) * | 2005-06-20 | 2006-12-28 | Mie Tlo Co., Ltd. | ダイヤモンドライクカーボン膜の製造方法 |
JP2014109034A (ja) * | 2012-11-30 | 2014-06-12 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 構造部材の表面処理方法 |
US9482343B2 (en) | 2012-03-16 | 2016-11-01 | Hyundai Motor Company | Piston ring for engine |
CN107849701A (zh) * | 2015-07-10 | 2018-03-27 | Posco公司 | 经显色处理的基板及用于其的显色处理方法 |
-
1997
- 1997-02-28 JP JP4624897A patent/JPH10237672A/ja not_active Withdrawn
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006137332A1 (ja) * | 2005-06-20 | 2006-12-28 | Mie Tlo Co., Ltd. | ダイヤモンドライクカーボン膜の製造方法 |
US9482343B2 (en) | 2012-03-16 | 2016-11-01 | Hyundai Motor Company | Piston ring for engine |
JP2014109034A (ja) * | 2012-11-30 | 2014-06-12 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 構造部材の表面処理方法 |
CN107849701A (zh) * | 2015-07-10 | 2018-03-27 | Posco公司 | 经显色处理的基板及用于其的显色处理方法 |
JP2018524481A (ja) * | 2015-07-10 | 2018-08-30 | ポスコPosco | 発色処理された基板及びこのための発色処理方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CA1315918C (en) | Hard outer coatings deposited on titanium or titanium alloys | |
US5190796A (en) | Method of applying metal coatings on diamond and articles made therefrom | |
WO1991004353A1 (en) | Vapor deposited diamond synthesizing method on electrochemically treated substrate | |
IE922381A1 (en) | Organometallic fluorenyl compounds | |
JPH0322652B2 (ja) | ||
JPH0892742A (ja) | マトリクス複合体およびその表面の準備方法 | |
CN105200391A (zh) | 适用于水润滑的金刚石涂层拉拔模具制备方法 | |
JPH10237672A (ja) | ダイヤモンド被覆鉄鋼材料およびその製造法 | |
JPH10505879A (ja) | 無電解めっきニッケル層へのダイヤモンド膜蒸着法 | |
JPS6117912B2 (ja) | ||
CA2072274C (en) | Improved method of applying metal coatings on cubic boron nitride and articles made therefrom | |
CN106048611A (zh) | 一种铜或铜合金疏水表面的制备方法 | |
Kanta et al. | Wear and corrosion resistance of electroless nickel-boron coated mild steel | |
JP2007077475A (ja) | 金属ガラス部品の表面処理方法と該方法で表面処理された金属ガラス部品 | |
JP2001316819A (ja) | 非晶質硬質炭素膜及びその製造方法 | |
CN110423977B (zh) | 一种以化学浸镀铁为预处理的铝材料气体渗氮方法 | |
JP3320965B2 (ja) | 硬質膜の剥離方法および該方法によって得られる再被覆部材 | |
JP5608133B2 (ja) | 磁気記録媒体用アルミニウム基板の製造方法 | |
JP3199127B2 (ja) | ダイヤモンド含有複合体被覆部材およびその製造方法 | |
JP5536533B2 (ja) | 炭素薄膜付銅材の製造方法 | |
CN114807935B (zh) | 一种镁合金复合材料及其制备方法 | |
JP2011219810A (ja) | 炭素薄膜付アルミニウム材の製造方法 | |
JP3149285B2 (ja) | Ni−B系無電解めっき液、めっき建浴もしくは補充液及びめっき方法 | |
WO2010034187A1 (zh) | 抗压耐磨的不锈钢处理工艺 | |
JP3295575B2 (ja) | 2層金属めっき立方晶系bn微粒子およびその製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20040511 |