JPH10236675A - 紙葉類繰出し装置 - Google Patents

紙葉類繰出し装置

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JPH10236675A
JPH10236675A JP3941597A JP3941597A JPH10236675A JP H10236675 A JPH10236675 A JP H10236675A JP 3941597 A JP3941597 A JP 3941597A JP 3941597 A JP3941597 A JP 3941597A JP H10236675 A JPH10236675 A JP H10236675A
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JP
Japan
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roller
kick
feed roller
paper sheet
sheet
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Pending
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JP3941597A
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English (en)
Inventor
Nobuyuki Nakatani
信幸 中谷
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SUGAI SOGYO KK
WING SEKKEI KK
Sugai Sogyo KK
Original Assignee
SUGAI SOGYO KK
WING SEKKEI KK
Sugai Sogyo KK
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Publication date
Application filed by SUGAI SOGYO KK, WING SEKKEI KK, Sugai Sogyo KK filed Critical SUGAI SOGYO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンパクト且つ高速計数できる紙葉類計数機
を提供する。 【解決手段】 搬送開始時からフィードローラ13の挟
持部に紙葉類2の先端が届くまでは、駆動軸24上の係
合突起部35が小径係止部46に当接してキックローラ
12を強制駆動する。紙葉類2の先端がフィードローラ
13と分離ローラ15とで挟持されると、キックローラ
12は紙葉類2の搬送速度と同一速度で自由回転し、搬
送中の紙葉類2との接触がなくなればキックローラ12
は停止する。紙葉類2の先端がフィードローラ13と分
離ローラ15との挟持箇所に到達する直前からピックア
ップローラ14の挟持部に届くまでは、駆動軸26上の
係合突起部39が小径係止部45に当接し、フィードロ
ーラ13を強制駆動するが、ピックアップローラ14と
ピンチローラ16とで紙葉類2の先端部を挟持したのち
は、高速度搬送の紙葉類につられてフィードローラ13
は自由回転する。紙葉類2の後端がフィードローラ13
の挟持部から離れると、停止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、紙幣、商品券、各
種チケット、プリペイドカード、はがき等の紙葉類を分
離搬送するための紙葉類繰出し装置の構造に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の紙葉類繰出し装置とし
て、ホッパー部に積層した紙葉類の最上位から紙葉類を
一枚ずつ繰出しながら搬送するためには、例えば特開昭
62−222941号公報では、前記最上位から紙葉類
を一枚ずつ繰出すキックローラと、このキックローラと
同期して給紙方向の順方向に回転駆動されるフィードロ
ーラとこのフィードローラに対向して配置され給紙方向
の逆方向に回転駆動するリバースローラとにより構成し
たものがある。
【0003】しかしながら、フィードローラとリバース
ローラとにより紙葉類を高速度で一枚ずつに分離するに
は、紙葉類の厚さやこしの強さ、紙葉類表面の摩擦抵
抗、接触面積の大きさ等により、フィードローラとリバ
ースローラとの隙間寸法を微妙に調節する必要があり、
しかも同じ種類の紙葉類であっても季節(環境の湿度、
温度変化)によっても前記各ファクターが変動するの
で、前記隙間調整が至極面倒であるという問題があっ
た。
【0004】この不都合を解消する技術として、特開昭
63−74842号公報では、ホッパー部に積層した紙
葉類のうち最下位の紙葉類の下面に当接するキックロー
ラと、その搬送下流側に位置させるフィードローラと、
該フィードローラに相対向させて配置した分離ローラと
により構成し、フィードローラの円周面の一部には摩擦
係数の大きい摩擦部を備えたものが開示されている。
【0005】そして、前記フィードローラの挟持箇所か
ら放出された紙葉類の後端縁が当該フィードローラの箇
所よりも搬送下流側の遠い箇所まで搬送するには、相対
向させ順方向に送り出すピックアップローラ対を、紙葉
類の搬送方向に沿う寸法より短い間隔でフィードローラ
の搬送下流側に配置する必要がある。同様に、前記キッ
クローラとフィードローラとの軸間距離も、一般に紙葉
類の搬送方向に沿う寸法より短く配置されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記後
者の構成の場合、フィードローラの周面における摩擦部
が分離ローラと対峙する位置に紙葉類の前端縁が来るよ
うにキックローラを間欠回動させる必要があるため、キ
ックローラの間欠回転と前記フィードローラの回転位相
のタイミングを制御する手段を備えなければならず、制
御系が複雑になるという問題がある。さらに、紙葉類の
搬送速度を高速化しようとしても、前述のキックローラ
の間欠回転のために一定の限度があり、また回転するキ
ックローラを瞬時に停止するためのブレーキ機構等も必
要となって、駆動系も複雑になるから紙葉類繰出し装置
をコンパクトにできないという問題があった。
【0007】本発明は、これらの問題を解決すべくなさ
れたものであって、紙葉類の繰出しの高速化を可能に
し、且つ構造が簡単にしてコンパクトな紙葉類繰出し装
置を提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明の紙葉類繰出し装置は、積層
された紙葉類を給紙搬送するキックローラと、その搬送
下流側に位置するフィードローラと、さらにその搬送下
流側に位置するピックアップローラ対とからなり、フィ
ードローラと対向して紙葉類を分離するための分離体を
配置し、フィードローラと分離体とにより、搬送される
紙葉類を一枚ずつに分離する一方、該分離された紙葉類
を計数する検知手段を備えてなる紙葉類繰出し装置にお
いて、前記キックローラの駆動軸とピックアップローラ
の駆動軸とをその両駆動軸間距離を前記紙葉類の搬送方
向長さより短くなるように配置し、キックローラ、フィ
ードローラ、ピックアップローラの順に周速度を大きく
なるように動力伝達機構を設定し、キックローラへの駆
動力伝達部には、紙葉類の搬送開始からフィードローラ
と分離体とで紙葉類の先端が挟持されるまでは、キック
ローラを強制駆動し、その他の区間は自由回転可能とな
るようにした第1エスケープメントを設ける一方、フィ
ードローラへの動力伝達部には、キックローラ側から搬
送される紙葉類の先端が当該フィードローラと分離ロー
ラとの挟持箇所に到達する前段階からピックアップロー
ラ対で紙葉類の先端が挟持されるまでは、フィードロー
ラを強制駆動し、その他の区間は自由回転可能となるよ
うにした第2エスケープメントを設けたものである。
【0009】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
に記載の紙葉類繰出し装置において、前記分離体は、フ
ィードローラの駆動回転方向と逆方向のみ自由回転可能
とするワンウエイクラッチを備えた分離ローラ、もしく
は回転不能な橇状の分離片により構成したものである。
そして、請求項3に記載の発明は、請求項1または請求
項2に記載の紙葉類繰出し装置において、1つの駆動モ
ータから前記動力伝達機構を介して前記キックローラ、
フィードローラ、ピックアップローラを連動回転駆動す
るように構成したものである。
【0010】さらに、請求項4に記載の発明は、請求項
1乃至請求項3のいずれかに記載の紙葉類繰出し装置に
おいて、前記キックローラからピックアップローラまで
の紙葉類搬送経路をほぼ直線状に形成したものである。
請求項5に記載の発明は、請求項1乃至請求項4のいず
れかに記載の紙葉類紙葉類繰出し装置において、前記第
1エスケープメント及び第2エスケープメントは、キッ
クローラ、フィードローラの内径部に形成された所定中
心角度からなる大径の遊嵌部と、前記各ローラの内径部
を回転自在に軸支する各駆動軸の外周に突設し、且つ前
記遊嵌部内に位置させる係合突起部とにより構成したも
のである。
【0011】請求項6に記載の発明は、請求項1乃至請
求項5のいずれかに記載の紙葉類繰出し装置において、
ケース本体内の下側に前記キックローラ、フィードロー
ラ、ピックアップローラを一列状に配置する一方、ケー
ス本体に基端を上下回動可能に枢着したアームには、前
記キックローラの上面に積層する紙葉類の上側表面を押
圧する押圧部を備えたものである。
【0012】
【発明の実施の形態】次に、本発明を具体化した実施形
態について説明する。図1は本発明を適用した携帯用の
紙葉類計数機の斜視図、図2は側断面図、図3は各ロー
ラを回転駆動させるための駆動力伝達機構の説明図であ
る。この実施形態で示す紙葉類計数機は、内外国の各種
紙幣、紙幣と同程度の大きさの商品券、宝くじ券、各種
チケット、プリペイドカード、はがき等の紙葉類2を計
数するためのものであり、図1に示すように、携帯可能
な小型の本体ケース1の左右両側ガイド壁1a,1aの
間の下側には、ホッパー台3とそれに連設する搬送部4
とが形成され、搬送部4の上側には、操作パネル8が設
けられている。そして、紙葉類2の短辺を搬送方向(図
1及び図2の矢印A方向)に沿わせるように、ホッパー
台3に多数枚の紙葉類2を積層させて載置する。
【0013】本体ケース1の左側には、後述するように
計数されたのち紙葉類2が排紙される排紙部9が開口さ
れている。この排紙部9を塞ぐカバー体10は、その基
端が上下回動可能に枢着され、開いた状態のカバー体1
0上に前記排紙された紙葉類2を集積する。このとき、
カバー体10における上向き壁10aにて集積される紙
葉類2が散乱しないように規制される。
【0014】本体ケース1の左端上部に基端をピン5に
て枢支された一対のアーム6aの先端には、前記ホッパ
ー台3の上方に臨むように横長の押圧部6が一体的に形
成され、前記ピン5の巻回した捩じりばね11にて押圧
部6をホッパー台3の上面方向に押圧付勢している。そ
して、押圧部6の中空部内には、押えローラ7が回転自
在に枢支され、この押えローラ7は、前記ホッパー台3
に上側周面が臨むように配置されたキックローラ12と
対峙するように配置されている。
【0015】前記ホッパー台3に連設した搬送部4に
は、前記キックローラ12より搬送下流側にフィードロ
ーラ13と、さらに下流側にはピックアップローラ14
とを1列状(直列状)に配置する。この場合、キックロ
ーラ12、フィードローラ13及びピックアップローラ
14の円周面の上端がほぼ直線状となるように配置する
ことが好ましい。
【0016】そして、前記操作パネル8のうち搬送上流
側には、前記ホッパー台3に積層された紙葉類2の前縁
を規制するガイド壁8aが下向き凸湾曲状に形成されて
おり、操作パネル8の下面側には、ガイド壁8aの凸湾
曲面に略沿うようにして、摩擦係数の大きい例えばウレ
タン樹脂材料等からなる分離体としての分離ローラ15
が、フィードローラ13の上側周面と対峙し、且つ王室
当接するよう配置されている。この分離ローラ15には
従来から公知の構造のワンウエイクラッチ17を支軸1
8との間に介挿し、紙葉類2の搬送方向(矢印A方向)
と同方向には分離ローラ15は回転不能であり、その逆
方向には回転可能に構成されている。また、前記ピック
アップローラ14と対峙するように、ベアリング等から
なるピンチローラ16が配置され、これら分離ローラ1
5とピンチローラ16は共通の支持枠に軸支され、図示
しないばねによりフィードローラ13、ピックアップロ
ーラ14に各々押圧するように付勢されている。キック
ローラ12、フィードローラ13及びピックアップロー
ラ14の外周は摩擦係数のやや大きいゴム材料にて形成
されている。
【0017】次に、図3及び図4を参照しながら前記キ
ックローラ12、フィードローラ13及びピックアップ
ローラ14に対する動力伝達機構19について説明す
る。ホッパー台3の下方である本体ケース1内に配置し
た駆動モータ20のピニオンギヤ21から、大径の伝動
歯車22、それと同軸の小径の伝動歯車22aを介し
て、キックローラ12用の駆動軸24の端部に固定され
た歯車23に伝達する。さらに、この歯車23に噛み合
う中間歯車25を介して、フィードローラ13用の駆動
軸26の端部に固定した歯車27に伝達し、さらに、こ
の歯車27に噛み合う中間歯車28を介してピックアッ
プローラ14用の駆動軸29の端部に固定した歯車30
に伝達するものである。
【0018】そして、実施例では、キックローラ12、
フィードローラ13及びピックアップローラ14の直径
をほぼ同一の24mmとし、キックローラ12の駆動軸
24の軸心からピックアップローラ14の駆動軸29の
軸心迄の距離を、日本の紙幣の短辺の長さ(76mm)
より狭い、約47mmに設定する。また、前記動力伝達
機構19の各歯車列の歯数比率により、キックローラ1
2の周速度V1のほぼ倍速度2V1にてフィードローラ
13を回転駆動させ、また、ピックアップローラ14の
周速度V2はフィードローラ13の周速度の略1.3倍
とする。つまり、キックローラ12からフィードローラ
13そしてピックアップローラ14の周速度を順に高速
となるように設定するのである。
【0019】さらに、キックローラ12への駆動力伝達
部には、紙葉類2の搬送開始からフィードローラ13と
分離ローラ15との間に搬送される紙葉類の先端が到達
するまでは、キックローラ12を強制駆動し、その他の
区間は自由回転可能となるようにした第1エスケープメ
ント31を設ける一方、フィードローラ13への動力伝
達部には、キックローラ12側から搬送される紙葉類2
の始端が到達する直前からピックアップローラ14とピ
ンチローラ16との対に搬送される紙葉類の先端が到達
するまでは、フィードローラ13を強制駆動し、その他
の区間は自由回転可能となるようにした第2エスケープ
メント32を設ける。
【0020】即ち、前記キックローラ12は、駆動軸2
4に対して軸受(ベアリング)37aを介して回転自在
に軸支される長手のアルミ製等のボス33の外周両端部
等に固着形成され、第1エスケープメント31の具体的
構成は、前記ボス33の一端に形成された適宜中心角度
で扇状の大径の遊嵌部34と、該遊嵌部34内に位置
し、駆動軸24の外周に突出した係合ピン等の係合突起
部35とからなる。また、第2エスケープメント32の
具体的構成は、フィードローラ13の内径ボス部36を
軸受(ベアリング)37bを介して駆動軸26に回転自
在に軸支し、この金属製の内径ボス部36の一端に適宜
中心角度で扇状の大径の遊嵌部38を形成する一方、該
遊嵌部38内に位置し、駆動軸26の外周に係合ピン等
の係合突起部39を突出させたものである。
【0021】次に、図5及び図6を参照しながらこの構
成による、紙葉類2を一枚ずつ繰出し・搬送する作用に
ついて説明する。ホッパー台3に多数枚の紙葉類2を積
層させて載置し、押圧部6にてその積層の最上面を下向
きに押し付ける。次いで、操作パネル8等におけるスタ
ートスイッチ(図示せず)を押下すると、駆動モータ2
0が作動開始し、動力伝達機構19を介して3つの駆動
軸24、26、29を図5(a)の矢印B方向に回転駆
動させる。従って、後の説明から理解できるように、紙
葉類搬送の最下流側のピックアップローラ14は常時回
転駆動されている。
【0022】図5(a)はホッパー台3の上に載置した
紙葉類2を、その先端がフィードローラ13と分離ロー
ラ15との挟持部に位置するところまで給紙搬送した状
態を示し、この前段階において、フィードローラ13に
おける矢印B方向に回転する駆動軸26に突設した係合
突起部39が前記遊嵌部38における小径係止部45に
当接し、フィードローラ13は矢印B方向に回転駆動さ
れている。この状態でキックローラ12における矢印B
方向に回転する駆動軸24に突設した係合突起部35が
前記遊嵌部34の小径係止部46に当接すると、当該キ
ックローラ12も矢印B方向に回転駆動される。そし
て、フィードローラ13の箇所では分離ローラ15が静
止しているので、前記積層された紙葉類2の束のうち最
下位置の一枚のみを分離ローラ15とフィードローラ1
3との挟持部に挟持させて分離し、それより上層の紙葉
類2は摩擦係数の大きい分離ローラ15の周面に当接し
て給紙されず、紙葉類2が二枚以上繰り出されるのを防
止する、いわゆる重ね送り防止作用を発揮し、紙葉類2
を1枚のみフィードローラ13から搬送下流方向へ搬送
する。
【0023】即ち、紙葉類2が給紙開始されてから、そ
の紙葉類2の先端がフィードローラ13と分離ローラ1
6との挟持されるまでの時間的区間(以下、単に区間と
いう)においては、キックローラ12は駆動力を付与さ
れて回転駆動していることになる。そして、図5(b)
に示すように、紙葉類2の先端がピックアップローラ1
4とピンチローラ16との挟持箇所に到達する直前まで
は、周速度(2V1)の大きいフィードローラ13に引
っ張られて紙葉類2が搬送される結果、それより遅い周
速度(V1)のキックローラ12も前記紙葉類2の搬送
速度(ほぼ速度2V1に等しい周速度)にて連れ回りす
る。その結果、遅い速度にて回転駆動している駆動軸2
4に突設した係合突起部35が前記遊嵌部34の小径係
止部46から離れるように遅れることになる。即ち、キ
ックローラ12はこの区間では自由回転していることに
なる。
【0024】図5(c)は紙葉類2の搬送下流側がピッ
クアップローラ14とピンチローラ16とで挟持され、
且つ紙葉類2の搬送上流側がフィードローラ13と分離
ローラ15とで挟持され、紙葉類2の後端縁がキックロ
ーラ12から離れた直後の状態を示す。この状態では、
周速度の一番大きいピックアップローラ14の周速度V
2で引っ張られて紙葉類2が搬送されるから、当該紙葉
類2の搬送上流側でのフィードローラ13の周速度も前
記紙葉類2の搬送速度(ほぼ速度V2に等しい周速度)
にて連れ回りする。その結果、遅い速度で回転駆動して
いる駆動軸26に突設した係合突起部39が前記遊嵌部
38の小径係止部45から離れるように遅れることにな
る。即ち、フィードローラ13はこの区間では自由回転
していることになる。また、キックローラ12の箇所で
は、移動している紙葉類2の後端縁と離れ、且つ後続す
る静止した積層状の紙葉類2の最下面と接触するので、
当該キックローラ12は停止する。
【0025】図5(d)は紙葉類2がピックアップロー
ラ14の対、即ちピンチローラ16とで挟持され、且つ
紙葉類2の後端縁がフィードローラ13と分離ローラ1
5との挟持箇所から離れた直後の状態を示す。この状態
では、前記フィードローラ13もキックローラ12は共
に停止している。なお、この停止状態におけるフィード
ローラ13及びキックローラ12における各駆動軸2
6,24は各々所定回転速度で駆動しいるが、駆動軸2
6における係合突起部39は大径の遊嵌部38内にあっ
て、小径係止部45に追いついていないから、フィード
ローラ13に動力を伝達しないし、駆動軸24における
係合突起部35も大径の遊嵌部34内にあって、同様に
小径係止部46に追いついていないので、キックローラ
12に動力伝達しないのである。
【0026】図6(e)は紙葉類2の大部分が排紙さ
れ、その後端部がピックアップローラ14とピンチロー
ラ16とで挟持された状態を示す。この状態では、停止
しているフィードローラ13における速い回転速度の駆
動軸26の係合突起部39が前記遊嵌部38の箇所を回
動したのち、小径係止部45に追いついて、フィードロ
ーラ13に動力を伝達し、当該フィードローラ13は回
転駆動を開始する。他方、回転速度の遅い駆動軸24で
の係合突起部35は大径の遊嵌部34内にあって、未だ
小径係止部46に追いついていないから、キックローラ
12は停止状態を保持している。
【0027】図6(f)は先行する紙葉類2は排紙さ
れ、後続する紙葉類2が給紙搬送開始される時点の状態
を示す。この時点では、キックローラ12における大径
の遊嵌部34内の係合突起部35は小径係止部46に追
いついて駆動軸24からの回転力がキックローラ12に
伝達され、図5(a)とほぼ同じく、キックローラ1
2、フィードローラ13、ピックアップローラ14の3
つのローラがそれぞれの周速度にて回転駆動され、キッ
クローラ12にて紙葉類2の先端がフィードローラ13
と分離ローラ15とによる挟持箇所に給紙搬送されるの
である。
【0028】以上の様子をまとめると、キックローラ1
2への駆動力伝達部に設けた第1エスケープメント31
により、紙葉類2の搬送開始時からフィードローラ13
と分離体である分離ローラ15とで紙葉類の先端が挟持
されるまでは、キックローラ12を強制駆動し、その他
の区間は自由回転可能となるようにする一方、フィード
ローラ13への動力伝達部に設けた第2エスケープメン
ト32により、キックローラ12側から搬送される紙葉
類2の始端が当該フィードローラ13と分離ローラ15
との挟持箇所に到達する前段階からピックアップローラ
14とピンチローラ16とで紙葉類2の先端が挟持され
るまでは、フィードローラ13を強制駆動し、その他の
区間は自由回転可能となるように設定するものである。
【0029】このように構成することにより、キックロ
ーラ12及びフィードローラ13は実質上間欠回転でき
ると共に、周速度の大きい搬送下流側のローラの周速度
に連動して自由回転できるから、従来のような各ローラ
を強制回転駆動させつつ、間欠駆動するための複雑な電
気的制御や、伝動機構を必要とせず、構造が至極簡単で
ありながら、高速回転する3つのローラにて積層された
紙葉類2の箇所から一枚ずつに分離しながら迅速に搬送
できる。また、第1エスケープメント31及び第2エス
ケープメント32の構成を至極コンパクトにし、且つキ
ックローラ12からピックアップローラ14間での軸間
距離を紙葉類の搬送方向の長さより短くなるように配置
したので、紙葉類2の搬送経路の長さを極短くでき、携
帯用の紙葉類計数機をコンパクトにできるという優れた
効果を奏する。
【0030】なお、前記分離ローラ15をワンウエイク
ラッチを介して紙葉類2の搬送方向に対して逆方向にの
み回動可能に構成しておけば、分離ローラ15を時々回
動させることで、当該分離ローラ15とフィードローラ
13との挟持箇所が1か所に固定されず、分離ローラの
円周面が偏減りすることを防止できるし、分離ローラ1
5とフィードローラ13との挟持箇所で紙葉類2が停止
するという紙ジャムが発生したときにも、ホッパー台3
側(給紙側)から紙葉類2を簡単に引き抜いて除去する
ことができるという効果を奏する。また、前記分離ロー
ラ15に代えて、橇状の位置固定的な分離体を、フィー
ドローラ13の円周面に対して紙葉類2の搬送下流側に
て押圧当接させ、搬送上流側に行くに従ってフィードロ
ーラ13の円周面から離れるように配置しておいても良
い。
【0031】前記一対のピックアップローラ14と一体
的に回転する駆動軸29には、各ピックアップローラ1
4の近傍に、羽車40を配置固定するものであり、各羽
車40における半径外向きに放射状に突出する羽材40
aは合成樹脂材等の可撓性を有するものである。これに
より、排紙部9方向に排出された紙葉類2が散乱せずに
カバー体の箇所にまとまって集積することが容易とな
る。
【0032】また、搬送部4には、例えば、フィードロ
ーラ13とピックアップローラ14との間に、光透過式
等の計数センサ41を左右一対配置し、前記操作パネル
8の下面側等に計数手段としてのマイクロコンピュー
タ、メモリ、タイマ等を搭載した制御基板(図示せず)
を配置する。従って、前記各計数センサ41の箇所を紙
葉類2の前縁が通過すると、投光部からの光がが遮断さ
れ、紙葉類2の後縁が計数センサ41の箇所を通過し終
わると投光部からの光を受光部で受信し、その受光部で
の検出信号であるパルス信号の立ち上がりから立ち下が
りまでの所要時間が一定範囲内の場合(本実施例の場合
には、紙葉類2の短辺が搬送方向に対して平行状態で通
過するのに要する時間±誤差時間)には、紙葉類2一枚
の通過と判断してメモリのカウント値をインクリーズ
し、その記憶されたカウント値(数値)を操作パネル8
におけるLRDもしくは液晶等の表示部42に表示させ
る。
【0033】なお、前記パルス信号の立ち上がりから立
ち下がり迄の所要時間が、前記設定時間以上の場合に
は、計数異常と判断し、前記表示部42にカウントエラ
ー表示を出す。前記操作パネル8にテンキー部43やそ
の他の操作ボタンを設けると共に、前記制御基板に加減
乗除等の計算機能を有するマイクロチップ等を搭載し
て、計算機を並設するようにしても良い。
【0034】
【発明の効果】以上に説明したように、請求項1に記載
の発明の紙葉類繰出し装置は、積層された紙葉類を給紙
搬送するキックローラと、その搬送下流側に位置するフ
ィードローラと、さらにその搬送下流側に位置するピッ
クアップローラ対とからなり、フィードローラと対向し
て紙葉類を分離するための分離体を配置し、フィードロ
ーラと分離体とにより、搬送される紙葉類を一枚ずつに
分離する一方、該分離された紙葉類を計数する検知手段
を備えてなる紙葉類繰出し装置において、前記キックロ
ーラの駆動軸とピックアップローラの駆動軸とをその両
駆動軸間距離を前記紙葉類の搬送方向長さより短くなる
ように配置したから、搬送上流位置のキックローラから
最下流位置のピックアップローラまでの配置間隔を短く
できる。紙葉類を短辺方向に搬送すれば、前記の配置間
隔を一層短くすることが出来、紙葉類計数機がコンパク
トになる。
【0035】そして、本発明では、キックローラ、フィ
ードローラ、ピックアップローラの順に周速度を大きく
なるように動力伝達機構を設定し、キックローラへの駆
動力伝達部には、紙葉類の搬送開始からフィードローラ
と分離体とで紙葉類の先端が挟持されるまでは、キック
ローラを強制駆動し、その他の区間は自由回転可能とな
るようにした第1エスケープメントを設ける一方、フィ
ードローラへの動力伝達部には、キックローラ側から搬
送される紙葉類の先端が当該フィードローラと分離ロー
ラとの挟持箇所に到達する前段階からピックアップロー
ラ対で紙葉類の先端が挟持されるまでは、フィードロー
ラを強制駆動し、その他の区間は自由回転可能となるよ
うにした第2エスケープメントを設けたものである。
【0036】このように構成すれば、キックローラへの
駆動力伝達部に設けた第1エスケープメントにより、紙
葉類の搬送開始時からフィードローラと分離体とで紙葉
類の先端が挟持されるまでは、キックローラを強制駆動
することで確実に紙葉類を分離部に給紙し、そののち、
紙葉類の先端がフィードローラと分離体とで挟持される
と、速い速度で紙葉類が搬送されるのにつれて、搬送上
流側のキックローラはその搬送速度とほぼ同一速度で自
由回転できるから、キックローラを強制的にのみ駆動す
る場合のように変速機構が不要であると共に搬送される
紙葉類との接触がなくなればキックローラは自動的に停
止できる。
【0037】また、フィードローラへの動力伝達部に設
けた第2エスケープメントにより、キックローラ側から
搬送される紙葉類の先端が当該フィードローラと分離体
との挟持箇所に到達する前段階からピックアップローラ
対にて紙葉類の先端が挟持されるまでは、フィードロー
ラを強制駆動することで、積層された紙葉類を一枚ずつ
に確実に分離して搬送でき、搬送下流側のフィードロー
ラと分離体との挟持箇所にて紙葉類を確実に受け継がせ
ることができる。そして、ピックアップローラ対にて紙
葉類の先端部を挟持したのちは、速い速度で搬送される
紙葉類につられてフィードローラは自由回転する。その
状態では前記第2エスケープメントにより前記フィード
ローラに対する回転力は伝達されないから、そののち紙
葉類の後端がフィードローラと分離体とによる挟持部を
離れると、停止可能となる。
【0038】このようにして、キックローラ及びフィー
ドローラは実質上間欠回転できると共に、紙葉類が二つ
の隣接するローラ間に跨がっている間は、周速度の大き
い搬送下流側のローラの周速度に連動して自由回転でき
るから、複雑な機構や制御に頼ることなく、キックロー
ラ及びフィードローラを停止させたり増速させることが
至極簡単に実現できるのである。従って、本発明によれ
ば、短い間隔にて配置された3つのローラにより、実質
上キックローラの周速度より高速にて紙葉類を搬送し、
計数することができると共に、紙葉類繰出し装置をコン
パクト且つ簡単な構成とすることができるという顕著な
効果を奏する。
【0039】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
に記載の紙葉類繰出し装置において、前記分離体は、フ
ィードローラの駆動回転方向と逆方向のみ自由回転可能
とするワンウエイクラッチを備えた分離ローラ、もしく
は回転不能な橇状の分離片により構成したものである。
このように、分離体をフィードローラの駆動回転方向と
逆方向のみ自由回転可能とするワンウエイクラッチを備
えた分離ローラにて構成した場合には、分離ローラを適
宜回動させることにより、フィードローラとの接触箇所
が偏らず、分離ローラの周面の偏った摩耗を防止するこ
とができると共に、紙ジャム時の紙葉類除去操作も簡単
にできる。また、分離体を回転不能な橇状の分離片によ
り構成した場合には、分離ローラより形状を一層コンパ
クトにできるという効果を奏する。
【0040】そして、請求項3に記載の発明は、請求項
1または請求項2に記載の紙葉類繰出し装置において、
1つの駆動モータから前記動力伝達機構を介して前記キ
ックローラ、フィードローラ、ピックアップローラを連
動回転駆動するように構成したものである。上述のよう
に3つのローラを1つの駆動モータにて連動させるから
動力伝達機構が至極簡単となると共に、前記第1エスケ
ープメント及び第2エスケープメントを介在させること
により、3つのローラのうちのキックローラとフィード
ローラとの2つもしくは1つを紙葉類搬送の適宜必要な
タイミングに応じて簡単に増速させたり停止させること
ができるという顕著な効果を奏する。
【0041】さらに、請求項4に記載の発明は、請求項
1乃至請求項3のいずれかに記載の紙葉類繰出し装置に
おいて、前記キックローラからピックアップローラまで
の紙葉類搬送経路をほぼ直線状に形成したものである。
紙葉類搬送経路をほぼ一直線状とすることにより、搬送
される紙葉類が中途部にて折れ曲がったり、曲がり癖が
ついたりすることがなく、紙葉類分離搬送後の紙葉類の
取扱が容易となると共に、紙詰まりが発生し難く、紙葉
類計数機に適用すれば計数ミスも生じにくいという効果
を奏する。
【0042】請求項5に記載の発明は、請求項1乃至請
求項4のいずれかに記載の紙葉類繰出し装置において、
前記第1エスケープメント及び第2エスケープメント
は、キックローラ、フィードローラの内径部に形成され
た所定中心角度からなる大径の遊嵌部と、前記各ローラ
の内径部を回転自在に軸支する各駆動軸の外周に突設
し、且つ前記遊嵌部内に位置させる係合突起部とにより
構成したものである。
【0043】このように、各エスケープメントを構成す
れば、各ローラの直径範囲内で形成することができて、
至極コンパクトにできるという効果を奏する。請求項6
に記載の発明は、請求項1乃至請求項5のいずれかに記
載の紙葉類繰出し装置において、ケース本体内の下側に
前記キックローラ、フィードローラ、ピックアップロー
ラを一列状に配置する一方、ケース本体に基端を上下回
動可能に枢着したアームには、前記キックローラの上面
に積層する紙葉類の上側表面を押圧する押圧部を備えた
ものである。
【0044】このように構成すれば、キックローラ上に
紙葉類が無い状態ではアーム及び押圧部を本体ケースに
接近させることができて、携帯時における装置の全体を
コンパクトにできるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】紙葉類計数機の使用状態における斜視図であ
る。
【図2】紙葉類計数機の側断面図である。
【図3】紙葉類計数機における動力伝達機構を示す側面
図である。
【図4】キックローラ、フィードローラ及びピックアッ
プローラの要部平断面図である。
【図5】(a)は給紙開始直後からフィードローラと分
離ローラとの挟持部に紙葉類の先端が到達した時点迄の
各ローラの駆動状態を示す作用図、(b)は紙葉類の先
端がピックアップローラとピンチローラとの挟持箇所に
到達する直前までの各ローラの駆動状態を示す作用図、
(c)は紙葉類の後端がキックローラから離れた直後の
各ローラの作動状態を示す作用図、(d)は紙葉類の後
端がフィードローラと分離ローラとの挟持部から離れた
直後の各ローラの作動状態を示す作用図である。
【図6】(e)は紙葉類の後部がピックアップローラと
ピンチローラとにのみ挟持された時の各ローラの作動状
態を示す作用図、(f)は先行する紙葉類が排紙され、
後続する紙葉類が給紙される状態の各ローラの作動状態
を示す作用図である。
【符号の説明】
2 紙葉類 3 ホッパー台 6 押圧部 7 押圧ローラ 9 排紙部 12 キックローラ 13 フィードローラ 14 ピックアップローラ 15 分離ローラ 16 ピンチローラ 17 ワンウエイクラッチ 19 動力伝達機構 20 駆動モータ 34,38 遊嵌部 35,39 係合突起部 45,46 小径係止部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 積層された紙葉類を給紙搬送するキック
    ローラと、その搬送下流側に位置するフィードローラ
    と、さらにその搬送下流側に位置するピックアップロー
    ラ対とからなり、フィードローラと対向して紙葉類を分
    離するための分離体を配置し、フィードローラと分離体
    とにより、搬送される紙葉類を一枚ずつに分離する一
    方、該分離された紙葉類を計数する検知手段を備えてな
    る紙葉類繰出し装置において、 前記キックローラの駆動軸とピックアップローラの駆動
    軸とをその両駆動軸間距離を前記紙葉類の搬送方向長さ
    より短くなるように配置し、 キックローラ、フィードローラ、ピックアップローラの
    順に周速度を大きくなるように動力伝達機構を設定し、 キックローラへの駆動力伝達部には、紙葉類の搬送開始
    からフィードローラと分離体とで紙葉類の先端が挟持さ
    れるまでは、キックローラを強制駆動し、その他の区間
    は自由回転可能となるようにした第1エスケープメント
    を設ける一方、フィードローラへの動力伝達部には、キ
    ックローラ側から搬送される紙葉類の先端が当該フィー
    ドローラと分離ローラとの挟持箇所に到達する前段階か
    らピックアップローラ対で紙葉類の先端が挟持されるま
    では、フィードローラを強制駆動し、その他の区間は自
    由回転可能となるようにした第2エスケープメントを設
    けたことを特徴とする紙葉類繰出し装置。
  2. 【請求項2】 前記分離体は、フィードローラの駆動回
    転方向と逆方向のみ自由回転可能とするワンウエイクラ
    ッチを備えた分離ローラ、もしくは回転不能な橇状の分
    離片により構成したことを特徴とする請求項1に記載の
    紙葉類繰出し装置。
  3. 【請求項3】 1つの駆動モータから前記動力伝達機構
    を介して前記キックローラ、フィードローラ、ピックア
    ップローラを連動回転駆動するように構成したことを特
    徴とする請求項1または請求項2に記載の紙葉類繰出し
    装置。
  4. 【請求項4】 前記キックローラからピックアップロー
    ラまでの紙葉類搬送経路をほぼ直線状に形成したことを
    特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の紙
    葉類繰出し装置。
  5. 【請求項5】 前記第1エスケープメント及び第2エス
    ケープメントは、キックローラ、フィードローラの内径
    部に形成された所定中心角度からなる大径の遊嵌部と、
    前記各ローラの内径部を回転自在に軸支する各駆動軸の
    外周に突設し、且つ前記遊嵌部内に位置させる係合突起
    部とにより構成したことを特徴とする請求項1乃至請求
    項4のいずれかに記載の紙葉類繰出し装置。
  6. 【請求項6】 ケース本体内の下側に前記キックロー
    ラ、フィードローラ、ピックアップローラを一列状に配
    置する一方、ケース本体に基端を上下回動可能に枢着し
    たアームには、前記キックローラの上面に積層する紙葉
    類の上側表面を押圧する押圧部を備えたことを特徴とす
    る請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の紙葉類繰出
    し装置。
JP3941597A 1997-02-24 1997-02-24 紙葉類繰出し装置 Pending JPH10236675A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109658585A (zh) * 2017-10-11 2019-04-19 山东新北洋信息技术股份有限公司 一种踢纸组件、分纸机构及纸币处理装置

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