JPH10236640A - 鋼管のトラッキング方法 - Google Patents

鋼管のトラッキング方法

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Publication number
JPH10236640A
JPH10236640A JP9044494A JP4449497A JPH10236640A JP H10236640 A JPH10236640 A JP H10236640A JP 9044494 A JP9044494 A JP 9044494A JP 4449497 A JP4449497 A JP 4449497A JP H10236640 A JPH10236640 A JP H10236640A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
steel pipe
rejected
steel pipes
defective
cradle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9044494A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukihiro Ikeda
幸弘 池田
Yoshiki Imai
良樹 今井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Engineering Corp
Original Assignee
NKK Corp
Nippon Kokan Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by NKK Corp, Nippon Kokan Ltd filed Critical NKK Corp
Priority to JP9044494A priority Critical patent/JPH10236640A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 オンラインによる鋼管の検査工程において、
順次移送されり複数の鋼管の中から、リジェクトすべき
鋼管を自動的に確実にライン外にリジェクトし区分す
る。 【解決手段】 順次移送されり複数の鋼管の中から、リ
ジェクトすべき鋼管を、当該鋼管の移送番号によってコ
ンピュータに記憶せしめ、リジェクトすべき鋼管を収容
するクレードル6の入側に設けられたセンサー11によ
って、リジェクトすべき鋼管の移送番号を検出し、当該
鋼管をクレードル6に自動的にトラッキングする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、オンラインによ
る鋼管の検査工程において、例えば渦流探傷機によって
欠陥が検出された不良鋼管を、ライン外にリジェクトす
るための鋼管のトラッキング方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、鍛接管、電縫管、継目無管等
は、製造後に欠陥の有無を渦流探傷機によって検査して
いる。このような製品の検査はオンラインで行われてお
り、検査の結果、欠陥が検出された不良鋼管は、ライン
外にリジェクトしなければならない。
【0003】このような、不良鋼管をライン外に自動的
にリジェクトするトラッキング方法に関しては、従来か
ら種々な技術が提案されており、例えば、特開平3−2
62960号公報には、不良鋼管の欠陥部を塗料によっ
て熱間マーキングし、これを検出装置で検出し、その検
出信号に基づいて不良鋼管をトラッキングすると共に、
不良鋼管が排出装置に到達したときには、排出装置を作
動させてライン外に排出し、不良材を正常材から区分す
る方法(以下、先行技術という)が開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、先行技
術においては、不良鋼管をマーキングする際に、塗料の
付着が少なかったり塗料が剥離したような場合には、こ
れを検出装置によって検知することが不能になり、製品
中に不良材が混入する等、適確なトラッキングを行うこ
とができない問題が生ずる。
【0005】従って、この発明の目的は、上述した問題
を解決し、オンラインによる鋼管の検査工程において、
順次移送される複数の鋼管の中から、リジェクトすべき
鋼管を自動的に確実にライン外にリジェクトし区分する
ことができる、鋼管のトラッキング方法を提供すること
にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明の鋼管のトラッ
キング方法は、オンラインによる鋼管の検査工程におい
て、順次移送される複数の鋼管の中からリジェクトすべ
き鋼管を、当該鋼管の移送番号によってコンピュータに
記憶せしめ、リジェクトすべき鋼管を収容するクレード
ルの入側に設けられたセンサによって、前記リジェクト
すべき鋼管の移送番号を検出し、前記鋼管を前記クレー
ドルに自動的にトラッキングすることに特徴を有するも
のである。
【0007】
【発明の実施の形態】次に、この発明を図面を参照しな
がら説明する。図1は、この発明の方法の一実施態様を
平面で示した工程図である。図面に示すように、ストレ
ッチレデユーサー1において造管された鋼管は、熱間渦
流探傷機2において欠陥の有無が検出され、次いで、ロ
ータリーホットソー3において定尺に切断される。定尺
に切断された鋼管は、冷却床4において空冷され次いで
水冷槽5において水冷された後、トラフ7を通って排出
される。このような、鋼管に対する、熱間渦流探傷機に
おける欠陥の検出から冷却後の排出までの一連の工程
は、オンラインにおいて行われ、すべて図示しないコン
ピュータにより自動的に管理されている。
【0008】即ち、予めコンピュータには、渦流探傷機
2で検査される鋼管の移送番号が、順次記録されてお
り、熱間渦流探傷機2において欠陥が検出された不良鋼
管に対しては、コンピュータにおいてその鋼管の移送番
号にトラッキング信号が付与され、トラッキングすべき
不良鋼管として記憶される。
【0009】このようにしてトラッキング信号が付与さ
れた不良鋼管は、冷却床4において空冷され次いで水冷
槽5において水冷された後、不良鋼管を収容するための
クレードル6にリジェクトされる。
【0010】不良鋼管のリジェクトに際しては、上述し
たように、コンピュータに不良鋼管の移送番号が記憶さ
れているので、冷却床4の出側に設けられたセンサ11
において、冷却床4上を移送される検査済鋼管の移送番
号をカウントすることにより自動的に検出することがで
き、これによってリジェクトが行われる。
【0011】図2は、不良鋼管のリジェクト機構を示す
概略側面図である。図面に示すように、水冷槽5の出側
にこれに近接してスターホイル9が設けられており、検
査済の正常鋼管13は、スターホイル9によって水冷槽
5から取り出され、トラフ7を経て搬出される。
【0012】一方、冷却床4の出側に設けられたセンサ
11による鋼管移送番号のカウントによって検出された
不良鋼管は、水冷槽5において水冷された後、スターホ
イル9によって水冷槽5から取り出され、これと同時に
上昇したクロスバー8によって、トラフ7よりも上方に
設けられている傾斜シュート12上に排出され、傾斜シ
ュート12を経てクレードル6にトラッキングされる。
【0013】クロスバー8による不良鋼管のトラッキン
グは、次のようにして行われる。即ち、スターホイル9
の上部一定位置に、スターホイル9の歯を検出するため
のセンサ10が設けられており、水冷槽5から取り出さ
れた不良鋼管13が位置するスターホイル9の歯の番号
をセンサ10でカウントする。
【0014】これによって、自動的に不良鋼管が検出さ
れ、クロスバー8を上昇せしめて不良鋼管をトラッキン
グする。そして、トラッキングされた不良鋼管が位置す
るスターホイル9の歯の次の歯をセンサ10が検出する
ことによって、クロスバー8を元の位置に下降させる。
従って、クロスバー8のタイミングずれによるトラブル
を防止することができる。
【0015】この発明は、検査工程における鋼管不良材
のトラッキングに限られるものではなく、各種金属材そ
の他の材料のトラッキングに適用することができる。
【0016】
【発明の効果】以上述べたように、この発明によれば、
オンラインによる鋼管の検査工程において、順次移送さ
れる複数の鋼管の中から、リジェクトすべき鋼管を自動
的に確実にライン外にリジェクトし区分することがで
き、従来のように、管体自体に塗料によりマーキングを
施す必要がないから、塗料の付着が少なくまた剥離した
場合に生ずる検知不能の問題がなくなり、適確なトラッ
キングが可能になって、製品中に不良材の混入すること
がなくなる等、工業上有用な効果がもたらされる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の方法の一実施態様を平面で示した工
程図である。
【図2】不良鋼管のリジェクト機構を示す概略側面図で
ある。
【符号の説明】
1 ストレッチレデユーサー 2 渦流探傷機 3 ホットソー 4 冷却床 5 水冷槽 6 クレードル 7 トラフ 8 クロスバー 9 スターホイル 10 センサー 11 センサー 12 シュート 13 鋼管

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 オンラインによる鋼管の検査工程におい
    て、順次移送される複数の鋼管の中からリジェクトすべ
    き鋼管を、当該鋼管の移送番号によってコンピュータに
    記憶せしめ、リジェクトすべき鋼管を収容するクレード
    ルの入側に設けられたセンサによって、前記リジェクト
    すべき鋼管の移送番号を検出し、前記鋼管を前記クレー
    ドルに自動的にトラッキングすることを特徴とする、鋼
    管のトラッキング方法
JP9044494A 1997-02-27 1997-02-27 鋼管のトラッキング方法 Pending JPH10236640A (ja)

Priority Applications (1)

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JP9044494A JPH10236640A (ja) 1997-02-27 1997-02-27 鋼管のトラッキング方法

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9044494A JPH10236640A (ja) 1997-02-27 1997-02-27 鋼管のトラッキング方法

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JPH10236640A true JPH10236640A (ja) 1998-09-08

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ID=12693118

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JP9044494A Pending JPH10236640A (ja) 1997-02-27 1997-02-27 鋼管のトラッキング方法

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