JPH10236578A - コンテナ - Google Patents
コンテナInfo
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- JPH10236578A JPH10236578A JP9058478A JP5847897A JPH10236578A JP H10236578 A JPH10236578 A JP H10236578A JP 9058478 A JP9058478 A JP 9058478A JP 5847897 A JP5847897 A JP 5847897A JP H10236578 A JPH10236578 A JP H10236578A
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- JP
- Japan
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- container
- door
- contents
- inner door
- outlet
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Abstract
積み保管および輸送することに適し、コンテナへの投入
およびコンテナからの取り出しも容易であり、しかも、
保管中や輸送中などに取り出し口が誤って開くことがな
いコンテナを提供すること。 【解決手段】 底板10と、底板10の周囲に立設され
た支持枠8と、支持枠8間に保持され、内部に収容空間
を形成するように、底板10の周囲に立設される複数の
側板12a〜12dと、少なくともいずれか1の側板1
2aの下方に形成された取り出し口20を開閉するよう
に回動自在に装着された内側扉22と、内側扉22の外
側に装着してあり、内側扉22が前記取り出し口20を
閉じる方向に回動している状態で、当該内側扉22が取
り出し口20を開口することを抑止するように支持枠8
に対して取り外し自在に係合する内側ストッパ部材30
と、内側扉22の外側に回動自在に装着された外側扉5
2と、を有するコンテナ。
Description
さらに詳しくは、たとえば瓶の蓋などのような小物部品
をバラ積み保管および輸送することに適し、コンテナへ
の投入およびコンテナからの取り出しも容易であり、し
かも、保管中や輸送中などに取り出し口が誤って開くこ
とがないコンテナに関する。
ス瓶の蓋として、たとえば直径5cm程度、高さ1.5
cm程度、厚み0.5mm程度のプラスチック成形品の蓋
が用いられる。このような食品接触用小物部品の保管お
よび運送にあっては、衛生上の観点から塵埃の進入を防
止することが重要である。
チックフィルム製袋に入れ、これを段ボール箱に梱包
し、保管および輸送している。
段ボール製の箱では、取り扱い容量が小さいため、所定
量の部品を保管または運送する場合には、箱の個数が増
大し、部品の投入作業、梱包作業、部品の取り出し作
業、箱の解体作業および袋の処分などに手間がかかり、
作業の合理化につながらない。また、段ボール箱を廃棄
処分することは、その処分に要する作業も煩雑になると
共に、資源の無駄になり、省資源の要請に反する。
示すように、コンテナを構成する側板の下端部に取り出
し口と開閉扉を設けたコンテナが提案されている。この
コンテナによれば、取り出し口の密閉化が容易で、しか
も取り出し口の開閉が確実かつ容易に行える。
開閉扉の開閉を制限するためのストッパ部材が、コンテ
ナの外部に露出する構成であるため、保管中や輸送中
に、何らかの原因でストッパ部材に物がぶつかるおそれ
があった。物がぶつかってもストッパ部材が外れないよ
うな工夫がなにもない場合には、ストッパ部材が外れ、
コンテナの内容物が外部に露出するおそれがある。
れ、たとえば瓶の蓋などのような小物部品をバラ積み保
管および輸送することに適し、コンテナへの投入および
コンテナからの取り出しも容易であり、しかも、保管中
や輸送中などに取り出し口が誤って開くことがないコン
テナを提供することを目的とする。
に、本発明に係るコンテナは、底板と、前記底板の周囲
に立設された支持枠と、前記支持枠間に保持され、内部
に収容空間を形成するように、前記底板の周囲に立設さ
れる複数の側板と、少なくともいずれか1の前記側板の
下方に形成された取り出し口を開閉するように回動自在
に装着された内側扉と、前記内側扉の外側に装着してあ
り、前記内側扉が前記取り出し口を閉じる方向に回動し
ている状態で、当該内側扉が前記取り出し口を開口する
ことを抑止するように前記支持枠に対して取り外し自在
に係合する内側ストッパ部材と、前記内側扉の外側に回
動自在に装着された外側扉と、を有する。
の柔らかい内袋が装着してあり、前記内側扉が前記取り
出し口を閉じた状態では、前記内袋の下端開口部は、前
記取り出し口と内側扉との間に挟み込まれて閉塞し、前
記内側扉が前記取り出し口を開く方向に回動した状態で
は開口するようになっており、前記内袋の上端開口部
は、コンテナへの内容物の投入時には、前記複数の側板
の上端を組み合わせて形成された投入口の周囲全体に折
り返して開口し、コンテナの搬送時および前記取り出し
口からの内容物の取り出し時には、少なくとも1の側板
の上端に、押さえ部材で挟み込まれて閉じるようになっ
ていることが好ましい。
ムで構成してあることが好ましい。また、前記押さえ部
材は、断面略U字形状の弾力性を有する枠材で構成して
あり、前記側板の上端に取り外し自在に嵌合することが
好ましい。
側に固定された回動軸と、この回動軸に対して回動自在
に装着された回動片と、この回動片を所定の第1方向に
回動させようとする力を付勢するスプリングと、前記回
動片に連結してあり、回動片が前記第1方向へ回動した
状態で、前記支持枠に対して先端部が係合し、前記回動
片を前記第1方向と反対方向の第2方向へ強制的に回動
させた場合に前記支持枠との係合が解除されるロッド部
材とを有することが好ましい。
れ、前記底板、支持枠、側板は、分解および再組立が可
能であることが好ましい。なお、底板は、パレットの上
面自体であっても良く、必ずしもパレットとは別に底板
を設ける必要はない。
に蓋体が装着されることが好ましい。
で、この外側扉の回動を制限する外側ストッパ部材が装
着してあることが好ましい。また、この外側扉が開いた
状態で、その外側扉の回動を制限する掛け具が前記支持
枠または側板に装着してあることが好ましい。
内容物を投入する際には、側板の上端で区画された投入
口から内容物を投入する。その投入口は、十分に大きい
ので、投入作業が容易であり、作業の自動化も容易であ
る。その際には、取り出し口は、内側扉と外側扉とで二
重に閉じてある。
投入口を蓋体で蓋をする。コンテナの搬送および保管に
際しては、取り出し口は、内側扉と外側扉との二重扉で
蓋をしてある。しかも、内側扉は、内側ストッパ部材に
より支持枠に対して仮固定してあり、その内側ストッパ
部材は、外側扉により覆われているため、コンテナの保
管や輸送に際して、何らかの物体がストッパ部材に直接
接触することはない。また、誤動作により誤ってストッ
パ部材を外してしまうおそれも少ない。したがって、保
管中や輸送中などに取り出し口が誤って開くことがな
く、内容物がコンテナ外に露出することもない。
われており、誤って触ってしまうおそれがないことか
ら、ストッパ部材の構造を単純化することができ、ワン
タッチ式に内側扉を開閉することができる構造を採用す
ることができる。
まず、外側扉を開口する方向に回動する。その後、内側
ストッパ部材と支持枠との係合状態を解除し、内側扉を
開口する方向に回動する。これにより取り出し口が開口
し、そこから内容物が、それら自身の重力により取り出
せる。コンテナの内部に内容物が残る場合には、コンテ
ナを、底板が取り出し口方向に傾くように傾斜させれば
よい。コンテナを傾斜させる動作は自動化が容易であ
り、コンテナからの内容物の取り出しもきわめて容易に
なる。
開口の筒状の柔らかい内袋を、前述したような構成で装
着すれば、内容物のコンテナへの投入およびコンテナか
らの取り出しがさらに容易になると共に、密封性が向上
し、瓶の蓋などのような小物部品をバラ積み保管および
輸送することに特に適している。特に、内袋をコンテナ
内部に配置することで、取り出し口から内容物を取り出
す際に、内袋の下端開口部は、内側扉の開口と共に開口
し、内容物を取り出す際の排出シュートとしての機能を
果たし、内容物を目的とする位置へ正確に排出すること
ができる。内容物の取り出し(排出)に際しては、内袋
の上端開口部は、押さえ部材で保持されているので、内
容物と共に内袋が取り出し口からずれ落ちることはな
い。
樹脂成形品に限らず、金属成形品、粉体、粒体などを例
示することができる。
ンテナは解体されて戻され、再組立されて再利用される
ことが好ましいが、解体されずに戻されて再利用されて
も良い。内袋も、内容物によっては再利用されても良い
が、廃棄されても良い。
形態に基づき説明する。
図、図2は内側扉および外側扉の要部を示す斜視図、図
3は内側ストッパ部材の概略斜視図、図4は内側扉およ
び外側扉の開閉状態を示す概略断面図、図5(A),
(B)はそれぞれ外側ストッパ部材の使用状態を示す要
部平面図および要部側面図である。
2は、フォークリフトにより昇降可能なパレット4の上
に組み立てられる。パレット4は、たとえば金属パレッ
トで構成してある。パレット4の上面には、取付金具6
が装着してあり、この部分に、コンテナ2の各支持枠8
の下端部が取り外し自在に装着される。また、パレット
4の上面には、コンテナ2の底板10が取り外し自在に
装着される。この底板10は、たとえば合板で構成され
る。
取り外し自在に装着される。なお、向かい合う側板12
bと側板12dとは、支持枠8と一体となった固定側板
で構成し、他の向かい合う側板12aと側板12cとを
差し込み式の側板とすることもできる。
で、コンテナの内部には、立方体または直方体形状の収
容空間が形成され、四方を囲む側板の上端は、矩形状の
投入口14を形成する。この投入口14には、蓋体16
が着脱自在に装着され、投入口14は、閉塞および開口
可能になっている。
上部に、カード差込枠18が装着してある。このカード
差込枠18には、コンテナ2内に収容される内容物の種
類や投入日などの情報が記入あるいは記録してある。
0が形成してある。この取り出し口20は、コンテナ2
の内部と連通している。この取り出し口20の大きさ
は、特に限定されないが、コンテナ2の一側面全体の面
積Aの下半分の面積を超えない程度の大きさであり、好
ましくは、一側面全体の面積Aの15〜45%の大きさ
である。
ように、内側扉22が取り出し口20を開閉するように
回動自在に装着してある。内側扉22は、側板12aの
下端部に装着された蝶番24を支点として回動自在にな
っている。内側扉22は、矩形状の扉枠26と、扉枠2
6により保持された扉用パネル28とを有する。扉用パ
ネル28の外表面には、図2,3に示す内側ストッパ部
材30が装着してある。
ネル28の外面に、回動軸固定金具32がビスなどで固
定してある。この回動軸固定金具32には、回動軸34
が形成してあり、ここに回動片36が回動軸34を支点
として回動自在に装着してある。回動片36の操作部側
には、スプリング38の一端が装着してある。スプリン
グ38の他端は、固定金具40に連結してある。図2に
示すように、固定金具40は、内側扉22のパネル28
の外面に固定してある。図2,3に示すように、このス
プリング38のスプリング力は、常時、回動片36を第
1回動方向Xに回動させる方向に作用する。
右ロッド部材42の基端部が回動軸34の上方位置で連
結してあると共に、左ロッド部材44の基端部が回動軸
34の下方位置に連結してある。これらの連結位置は、
回動軸34を挟んで相互に反対側となる。右ロッド部材
42は、図2,3に示すように、その長手方向途中で二
回曲折してあり、長手方向途中からは左ロッド部材44
の軸心と略同一軸心となるようになっている。
先端部は、軸受金具46により軸方向移動自在に保持し
てあり、最終的には、扉枠26に形成された通孔48を
貫通して扉枠26から飛び出し可能になっている。回動
片36を操作していない状態では、スプリング38のス
プリング力は、前述したように、回動片36を第1方向
Xへ回動させようとする。このため、二つのロッド部材
のそれぞれの先端部は、通常状態では、扉枠26から飛
び出すようになっている。これらのロッド部材42,4
4の先端部は、図2に示す支持枠8の内側に形成された
嵌合孔50または嵌合用凹所に嵌合可能になっている。
その扉枠26の両側部を支持枠8と向かい合わせ、取り
出し口20を閉塞させた状態では、それぞれのロッド部
材42,44の先端部は、嵌合孔50内に嵌合し、内側
扉22が不意に開くことを防止している。内側扉22を
外側に回動して取り出し口20を開ける場合には、ま
ず、作業者の手またはロボットハンドにより回動片36
を操作し、この回動片36を第1方向Xと反対の第2方
向にスプリング38の力に逆らって回動させる。する
と、ロッド部材42,44は、回動片36方向Yに引っ
張られ、ロッド部材42,44の各先端部は、扉枠26
の通孔48内に引き込められ、支持枠8との係合が解除
される。その結果、内側扉22は、自由に外側に回動可
能となる。
には、外側扉52が蝶番54を支点として回動自在に装
着してある。蝶番54は、たとえば図4に示すように、
側板12aの下端部を保持する枠材56に対して装着し
てある。外側扉52の最大開状態を図2に示す。図2に
示すように、外側扉52が最大開状態位置で、側板12
aの外面に仮止め可能なように、側板12aの外面の所
定位置には、回転可能な楕円形の仮止め具58が装着し
てある。この仮止め具58を回転させることで、ある回
転位置で、外側扉52を開位置で仮止めし、その他の回
転位置で、外側扉52の仮止めを解除するようになって
いる。
4,5に示すように、外側ストッパ部材60が装着して
ある。外側ストッパ部材60は、外側扉の端縁部の略中
央部に取り付けられた回動軸62を中心として回動自在
となっている。外側ストッパ部材60は、レバー64
と、係止片66とを有し、レバー64を操作すること
で、回動軸62を支点として、係止片66が、底枠70
の係止用凹所68内に係止する位置と、そこから外れる
位置に回動する。コンテナの保管や輸送に際しては、図
5(A),(B)に示すように、係止片66が係止用凹
所68内に係止し、外側扉52が開かないようになって
いる。
バー64を操作し、係止片66を回動させ、係止片66
を係止用凹所68内から取り出す。その結果、外側扉5
2の回動が可能となる。次に、外側扉52を最大限に回
動し、図2に示すように、仮止め具58で仮止めする。
その後、前述した方法で内側扉22を外側に回動し、取
り出し口20を開ける。
内部には、両端開口の円筒状の柔らかい内袋80が装着
してある。内袋80は、たとえばポリエチレン、PVC
などのプラスチックフィルムで構成してある。その大き
さは、コンテナ2の大きさに応じて選択される。
は、図4に示すように、内側扉22が取り出し口20を
閉じた状態では、前記取り出し口20の底枠70と内側
扉22との間に挟み込まれて閉塞する。そして、この下
端開口部84の最下端は、内側扉22に沿って上側に折
り返され、その状態で、外側扉52を閉じる方向に回動
させ、外側扉52と内側扉22との間に保持する。取り
出し口20から飛び出す内袋80の下端開口部の長さ
は、特に限定されないが、排出シュートとしての機能を
有することから、30〜50cm程度が好ましい。
が閉じた状態では、上述したように閉塞され、袋80の
内部に内容物を投入可能となるが、内側扉22が取り出
し口20を開く方向に回動した状態では開口するように
なっている。そのため、この下端開口部84を通して内
容物の排出が可能となる。
ように、コンテナ2への内容物の投入時には、複数の側
板の上端を組み合わせて形成された投入口14の周囲全
体に折り返して開口する。そして、内容物の投入作業が
終わり、蓋体16を被せる前に、図1に示す内袋80の
上端開口部82を閉じ、それを、好ましくは、図4に示
すように、取り出し口20が下端部に形成された側板1
2aに対して反対側に向き合う側板12cの上端に、押
さえ部材90で挟み込む。その後、図1に示す蓋体16
で投入口14の蓋をする。その結果、コンテナ2の保管
時、搬送時および取り出し口20からの内容物の取り出
し時には、内袋80の上端開口部82は、側板12cの
上端に、押さえ部材90で挟み込まれて閉塞される。
に、断面略U字形状の弾力性を有するプラスチック製又
は金属製の枠材で構成してあり、側板12cの上端に取
り外し自在に嵌合するようになっている。
ナ2の内部に、瓶の蓋などの内容物を投入する際には、
図1に示す側板12a〜12dの上端で区画された投入
口14から内容物を投入する。その際には、内袋80の
上端開口部82は、図1に示すように、投入口14の周
囲全体に折り返して開口する。また、その状態では、内
袋80の下端開口部84は、図4に示す内側扉22と底
枠70との間に挟み込まれて閉塞してある。したがっ
て、内容物は、投入口14からコンテナ2の内袋80内
にきわめて容易に投入され、その作業の自動化も可能で
ある。
図4に示す取り出し口20は、内側扉22と外側扉52
との二重扉で蓋をしてある。しかも、内側扉22は、図
2,3に示す内側ストッパ部材30により支持枠8に対
して仮固定してあり、その内側ストッパ部材30は、外
側扉52により覆われている。このため、コンテナ2の
保管や輸送に際して、何らかの物体がストッパ部材30
に直接接触することはない。また、誤動作により誤って
ストッパ部材30を外してしまうおそれも少ない。した
がって、保管中や輸送中などに取り出し口20が誤って
開くことがなく、内容物がコンテナ2外に露出すること
もない。
により覆われており、誤って触ってしまうおそれがない
ことから、図2,3に示すように、ストッパ部材30の
構造を単純化することができ、ワンタッチ式に内側扉2
2を開閉することができる構造を採用することができ
る。
は、まず、図5(A),(B)に示すレバー64を操作
し、係止片66と係止用凹所68との係止を解除する。
これにより、外側扉52の回動が自由となり、開口する
方向に外側扉52を回動する。そして、図2に示すよう
に、外側扉52を最大限に回動した状態で、仮止め具5
8を操作し、外側扉52の回動を制限し、外側扉52を
開状態で仮止めする。
30の回動片36を手またはロボットハンドで回動操作
し、ロッド部材42,44を矢印Y方向に引き込み、ロ
ッド部材42,44の先端部と支持枠8との係合状態を
解除する。そして、取り出し口20を開口する方向に内
側扉22を回動する。これにより取り出し口20が開口
し、同時に、図2に示すように、内袋80の下端開口部
84も開口し、そこから内袋80の内容物が、それら自
身の重力により取り出せる。コンテナ2の内部に内容物
が残る場合には、コンテナ2を、図1に示す底板10が
取り出し口20方向に傾くように傾斜させればよい。コ
ンテナ2を傾斜させる動作は自動化が容易であり、コン
テナ2からの内容物の取り出しもきわめて容易になる。
ンテナ2の内部に、両端開口の筒状の柔らかい内袋80
を、前述したような構成で装着してあるので、内容物の
コンテナ2への投入およびコンテナ2からの取り出しが
さらに容易になると共に、密封性が向上し、瓶の蓋など
のような小物部品をバラ積み保管および輸送することに
特に適している。特に、取り出し口20から内容物を取
り出す際に、内袋80の下端開口部84は、内側扉22
の開口と共に開口し、内容物を取り出す際の排出シュー
トとしての機能を果たし、内容物を目的とする位置へ正
確に排出することができる。内容物の取り出し(排出)
に際しては、内袋80の上端開口部82は、図4に示す
押さえ部材90で保持されているので、内容物の排出と
共に内袋80が取り出し口20からずれ落ちることはな
い。
コンテナ2は解体されて戻され、再組立されて再利用さ
れることが好ましいが、解体されずに戻されて再利用さ
れても良い。内袋80も、内容物によっては再利用され
ても良いが、廃棄されても良い。
されるものではなく、本発明の範囲内で種々に改変する
ことができる。
としては、樹脂成形品に限らず、金属成形品、粉体、粒
体などを例示することができる。
コンテナによれば、内側扉は、内側ストッパ部材により
支持枠に対して仮固定してあり、その内側ストッパ部材
は、外側扉により覆われているため、コンテナの保管や
輸送に際して、何らかの物体がストッパ部材に直接接触
することはない。また、誤動作により誤ってストッパ部
材を外してしまうおそれも少ない。したがって、保管中
や輸送中などに取り出し口が誤って開くことがなく、内
容物がコンテナ外に露出することもない。
われており、誤って触ってしまうおそれがないことか
ら、ストッパ部材の構造を単純化することができ、ワン
タッチ式に内側扉を開閉することができる構造を採用す
ることができる。
開口の筒状の柔らかい内袋を、前述したような構成で装
着すれば、内容物のコンテナへの投入およびコンテナか
らの取り出しがさらに容易になると共に、密封性が向上
し、瓶の蓋などのような小物部品をバラ積み保管および
輸送することに特に適している。特に、内袋をコンテナ
内部に配置することで、取り出し口から内容物を取り出
す際に、内袋の下端開口部は、内側扉の開口と共に開口
し、内容物を取り出す際の排出シュートとしての機能を
果たし、内容物を目的とする位置へ正確に排出すること
ができる。内容物の取り出し(排出)に際しては、内袋
の上端開口部は、押さえ部材で保持されているので、内
容物と共に内袋が取り出し口からずれ落ちることはな
い。
る。
である。
略断面図である。
材の使用状態を示す要部平面図および要部側面図であ
る。
Claims (2)
- 【請求項1】 底板と、 前記底板の周囲に立設された支持枠と、 前記支持枠間に保持され、内部に収容空間を形成するよ
うに、前記底板の周囲に立設される複数の側板と、 少なくともいずれか1の前記側板の下方に形成された取
り出し口を開閉するように回動自在に装着された内側扉
と、 前記内側扉の外側に装着してあり、前記内側扉が前記取
り出し口を閉じる方向に回動している状態で、当該内側
扉が前記取り出し口を開口することを抑止するように前
記支持枠に対して取り外し自在に係合する内側ストッパ
部材と、 前記内側扉の外側に回動自在に装着された外側扉と、 を有するコンテナ。 - 【請求項2】 前記コンテナの内部には、両端開口の筒
状の柔らかい内袋が装着してあり、 前記内側扉が前記取り出し口を閉じた状態では、前記内
袋の下端開口部は、前記取り出し口と内側扉との間に挟
み込まれて閉塞し、前記内側扉が前記取り出し口を開く
方向に回動した状態では開口するようになっており、 前記内袋の上端開口部は、コンテナへの内容物の投入時
には、前記複数の側板の上端を組み合わせて形成された
投入口の周囲全体に折り返して開口し、コンテナの搬送
時および前記取り出し口からの内容物の取り出し時に
は、少なくとも1の側板の上端に、押さえ部材で挟み込
まれて閉じるようになっている請求項1に記載のコンテ
ナ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05847897A JP3799484B2 (ja) | 1997-02-26 | 1997-02-26 | コンテナ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05847897A JP3799484B2 (ja) | 1997-02-26 | 1997-02-26 | コンテナ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10236578A true JPH10236578A (ja) | 1998-09-08 |
JP3799484B2 JP3799484B2 (ja) | 2006-07-19 |
Family
ID=13085553
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP05847897A Expired - Fee Related JP3799484B2 (ja) | 1997-02-26 | 1997-02-26 | コンテナ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3799484B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015098337A (ja) * | 2013-11-19 | 2015-05-28 | 三菱樹脂インフラテック株式会社 | 保管容器及びこれを使用した汚染土の保管方法 |
-
1997
- 1997-02-26 JP JP05847897A patent/JP3799484B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015098337A (ja) * | 2013-11-19 | 2015-05-28 | 三菱樹脂インフラテック株式会社 | 保管容器及びこれを使用した汚染土の保管方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3799484B2 (ja) | 2006-07-19 |
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