JPH1111474A - コンテナ - Google Patents

コンテナ

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JPH1111474A
JPH1111474A JP18575597A JP18575597A JPH1111474A JP H1111474 A JPH1111474 A JP H1111474A JP 18575597 A JP18575597 A JP 18575597A JP 18575597 A JP18575597 A JP 18575597A JP H1111474 A JPH1111474 A JP H1111474A
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stopper member
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Kenji Iwamoto
謙二 岩本
Kazuo Fujimoto
和夫 藤本
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Zeon Kasei Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンテナの保管や運送中に、開閉扉の開閉が
ストッパ部材により確実に制限され、しかもコンテナか
ら収容物を取り出す際には、ロボットハンドなどでも容
易に開閉扉の開閉を行うことができ、シンプルな構造の
コンテナを提供すること。 【解決手段】 側壁16の内の少なくとも1つには、取
り出し口40が形成してあり、この取り出し口40を開
閉するように、開閉扉42が回動自在に装着してあり、
開閉扉42には、当該開閉扉が閉状態で、開閉扉42が
開くことを防止するストッパ部材50が装着してあり、
ストッパ部材50が、開閉扉42に固定された回動軸5
2と、この回動軸52回りに回動自在に装着された回動
片54と、この回動片54を所定の第1方向に回動させ
ようとする力を付勢するスプリング56と、前記回動片
に連結してあり、回動片54が前記第1方向へ回動した
状態で、パレット8に装着された枠体24に対して先端
部が係合し、回動片54を前記第1方向と反対方向の第
2方向へ強制的に回動させた場合に枠体24との係合が
解除されるロッド部材58,60とを有するコンテナ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンテナに係り、
さらに詳しくは、たとえばペットボトルを成形するため
のプリフォームなどの小物部品をバラ積み保管および輸
送することに適し、コンテナへの投入およびコンテナか
らの取り出しも容易であり、しかも、保管中や輸送中な
どに取り出し口が誤って開くことがないコンテナに関す
る。
【0002】
【従来の技術】ペットボトルを成形するための合成樹脂
製プリフォームなどの部品を保管および輸送するため
に、従来では、部品をバラ積み状態で段ボール箱に梱包
している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
段ボール製の箱では、取り扱い容量が小さいため、所定
量の部品を保管または運送する場合には、箱の個数が増
大し、部品の投入作業、梱包作業、部品の取り出し作
業、箱の解体作業および袋の処分などに手間がかかり、
作業の合理化につながらない。また、段ボール箱を廃棄
処分することは、その処分に要する作業も煩雑になると
共に、資源の無駄になり、省資源の要請に反する。
【0004】そこで、実公平7−44,594号公報に
示すように、コンテナを構成する側壁の下端部に取り出
し口と開閉扉を設けたコンテナが提案されている。この
コンテナによれば、取り出し口の密閉化が容易で、しか
も取り出し口の開閉を確実かつ容易に行える。
【0005】ところが、この種のコンテナにおいては、
開閉扉の開閉を制限するためのストッパ部材の操作に難
点があり、開閉扉の開閉作業を自動作業化することが困
難であった。また、コンテナの保管や運送中に、開閉扉
の開閉がストッパ部材により確実に制限されることが求
められていた。
【0006】本発明は、このような実状に鑑みてなさ
れ、コンテナの保管や運送中に、開閉扉の開閉がストッ
パ部材により確実に制限され、しかもコンテナから収容
物を取り出す際には、ロボットハンドなどでも容易に開
閉扉の開閉を行うことができるシンプルな構造のコンテ
ナを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係るコンテナは、パレットの上に複数の側
壁が折り畳み自在または着脱自在に装着されることによ
り、内部に収容空間を構成するコンテナであり、前記側
壁の内の少なくとも1つには、取り出し口が形成してあ
り、この取り出し口を開閉するように、開閉扉が回動自
在に装着してあり、前記開閉扉には、当該開閉扉が閉状
態で、開閉扉が開くことを防止するストッパ部材が装着
してあり、前記ストッパ部材が、前記開閉扉に装着され
た回動軸と、この回動軸回りに回動自在に装着された回
動片と、この回動片を所定の第1方向に回動させようと
する力を付勢するスプリングと、前記回動片に連結して
あり、回動片が前記第1方向へ回動した状態で、前記側
壁またはパレットに装着された枠体に対して先端部が係
合し、前記回動片を前記第1方向と反対方向の第2方向
へ強制的に回動させた場合に前記枠体との係合が解除さ
れるロッド部材とを有することを特徴とする。
【0008】本発明において、各側壁を構成するパネル
は、特に限定されないが、木質合板で構成してあること
が好ましい。木質合板は、比較的強度が高く、しかも収
容されるロール製品に仮に接触したとしても製品へのダ
メージが少ないからである。
【0009】前記側壁を構成する複数のパネルは、二種
類のパネルで構成されることが好ましく、一方のパネル
は、前記パレットに対して、着脱自在または折り畳み自
在に装着され、他方のパネルは、一方のパネルの両側に
装着された金属製枠に対して、スライド移動自在に装着
されることが好ましい。
【0010】本発明では、前記パレットは、特に限定さ
れないが、木材、合成樹脂、金属などで構成され、フォ
ークリフトの爪部が挿入可能な差込孔を有することが好
ましい。搬送に便利だからである。
【0011】本発明では、側壁の上端で区画された収容
物の投入口には、蓋が取り外し自在に装着されることが
好ましい。
【0012】本発明において、コンテナの側壁で囲まれ
る収容空間の角部には、上下方向に沿って保護部材が装
着してあることが好ましい。この保護部材としては、断
面鋭角形状に折曲してある金属板であることが好まし
い。この金属板の表面には、樹脂皮膜が形成してあるこ
とが好ましい。
【0013】前記側壁を構成するパネルの下端をパレッ
トに対して折り畳み自在または着脱自在に装着するため
の下金具は、パレットに形成してあるフォークリフト用
差込孔を利用して固定してあることが好ましい。
【0014】
【作用】本発明に係るコンテナでは、コンテナの内部に
収容物を投入する際には、側壁の上端で区画された投入
口から収容物を投入する。その投入口は、十分に大きい
ので、投入作業が容易であり、作業の自動化も容易であ
る。
【0015】収容物の保管および搬送に際しては、前記
投入口を蓋で閉じる。コンテナの搬送および保管に際し
ては、側壁に形成された取り出し口は、開閉扉により閉
じてあり、その開閉動作は、ストッパ部材により制限さ
れている。ストッパ部材の回動片には、スプリングによ
る弾発力が作用するため、ロッド部材の先端がコンテナ
の側壁またはパレットに装着された枠体に対して係合
し、その係合が外れることはない。したがって、コンテ
ナ内に収容された収容物が、輸送中や保管中に、取り出
し口から外部に飛び出すことはない。
【0016】コンテナ内から収容物を取り出す際には、
たとえばロボットハンドなどにより、ストッパ部材のス
プリング力に逆らい、ストッパ部材の回動片を第2方向
へ回動させる。すると、ロッド部材の先端が、コンテナ
の側壁またはパレットに装着された枠体から外れ、開閉
扉の開閉が自由状態となる。その状態で、自動吸着ハン
ドなどにより開閉扉を回動させれば、コンテナの取り出
し口が開き、コンテナ内の収容物が取り出し口から排出
可能となる。その段階で、コンテナが傾斜してあれば、
コンテナ内の収容物は、取り出し口から自動的に排出さ
れる。コンテナを傾斜させる動作は自動化が容易であ
り、コンテナからの収容物の取り出しもきわめて容易に
なる。
【0017】本発明に係るコンテナの収容物としては、
ペットボトル用プリフォームなどの樹脂成形品に限ら
ず、金属成形品などを例示することができる。
【0018】コンテナから収容物を取り出した後は、コ
ンテナは解体されて戻され、再組立されて再利用される
ことが好ましいが、解体されずに戻されて再利用されて
も良い。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明を、図面に示す実施
形態に基づき説明する。
【0020】図1は本発明の一実施形態に係るコンテナ
の概略分解斜視図、図2は図1に示すII−II線に沿う要
部断面図、図3は図1に示すII−II線に沿う要部断面
図、図4は図1に示すIV−IV線に沿う要部断面図、図5
(A)は図1に示すストッパ部材の正面図、同図(B)
は同図(A)に示すB−B線に沿う斜視図、図6はコン
テナを構成する側壁とパレットとの連結構造を示す要部
分解斜視図である。
【0021】図1に示すように、本実施形態に係るコン
テナ2は、たとえばペットボトルを構成する合成樹脂製
プリフォームを収容して輸送するためのコンテナであっ
て、底部にパレット8を有する。本実施形態のパレット
8には、フォークリフトの爪部が差し込まれるリフト用
差込孔10が形成してある。パレット8は、合成樹脂で
構成してあることが好ましいが、木製や金属などの合成
樹脂以外の材質で構成することも可能である。
【0022】パレット8の上には、合板などで構成して
ある底板12が載置される。また、このパレット8の四
辺位置には、相互に略平行に向き合う一対の第1側壁1
4,14と、これら第1側壁14,14の両側端部を連
結するように、しかも相互に略平行に向き合う一対の第
2側壁16,16とが着脱自在に装着される。
【0023】パレット8の上で、第1側壁14,14お
よび第2側壁16,16で囲まれた空間が、プリフォー
ムなどの収容物を収容するための内部空間となる。これ
ら側壁で囲まれた空間の上方には、投入口18が形成し
てあり、ここから収容物を収容することが可能になって
いる。この投入口18を構成する側壁14,14,1
6,16の上端には、矩形の蓋20が着脱自在に装着さ
れる。
【0024】本実施形態では、各第1側壁14は、それ
ぞれ一枚のパネル15で構成してあり、下述するような
構造を採用することにより、パレット8に対して折り畳
み自在となっている。また、一対の第2側壁16の内の
少なくとも一方のパネル17には、後述するように、取
り出し口40が形成してあり、開閉扉42により開閉自
在になっている。これらの第2側壁は、下述するような
構造を採用することにより、パレット8に対して着脱自
在となっている。なお、これらパネル15,17は、本
実施形態では、木製合板で構成してある。
【0025】本実施形態では、図6に示すように、パレ
ット8の上の四隅位置には、下金具24が立設してあ
る。各下金具24の内側には、断面略L字形状の係止片
26が固定してあり、上下方向に延びる垂直溝28と、
その溝28の下端部に連続するように水平方向に延びる
水平溝30とを形成するようになっている。
【0026】一方、第1側壁14を構成するパネル15
の両側端部には、高さ方向に沿って金属製の側端金枠3
2が装着してある。各側端金枠32は、パネル15を補
強する作用を有する。また、各側端金枠32には、図1
に示す第2側壁16を構成するパネル17の両端部に装
着されたパネル枠19がそれぞれスライド式に差し込ま
れるためのスライド溝34が形成してある。また、この
側端金枠32の下端部に、回動用突起42が具備してあ
る。
【0027】各回動用突起42は、図6に示すように、
下金具24の垂直溝28に沿って挿入され、その溝28
の下端部で、水平方向に移動させることで(図6中矢印
A)、回動用突起42は係止片26により上方への抜け
止めがなされる。したがって、各第1側壁14を構成す
るパネル15は、パレット8に対して上方への抜け止め
がなされ、その状態で、パネル15は、コンテナ2の内
側方向Bへの回動が許容される。パネル15のコンテナ
外側への回動は、パネル15が、パレット8の上に固定
された下金具24、係止片26および帯状下金具36に
当接することにより制限される。
【0028】本実施形態では、上述した構造を採用する
ことにより、第1側壁14および第2側壁16を構成す
るパネル15,17が、パレット8に対して折り畳み自
在または着脱自在に装着される。
【0029】図1および図3に示すように、下金具24
に連結してある帯状下金具36は、フック状連結金具3
8を用いて、パレット8のリフト用差込孔10に係止し
てある。連結金具38は、帯状下金具36に対して、ボ
ルト・ナットなどを用いて連結される。パレット8のリ
フト用差込孔10に係止するフック状連結金具38を用
いることにより、下金具36の配置位置を、パレット8
の外縁位置に最大限に近づけることができる。そのた
め、パレット8上の大きさを最大限に利用し、コンテナ
2の内底部面積を最大限に大きくすることができる。
【0030】図1,2に示すように、パレット8上の4
つ側壁の内の一つの側壁16には、コンテナ内部の収容
物を取り出すための取り出し口40が形成してあり、こ
の取り出し口40の上端部には、蝶番44を介して、開
閉扉42がコンテナ外側に(図2に示す矢印Xに示すよ
うに)回動自在に装着してある。この開閉扉42は、た
とえば木製合板で構成してあり、外周部には、金属製扉
枠46が固定してある。
【0031】図1に示すように、開閉扉の下中央外表面
には、図5に示すストッパ部材50が装着してある。ス
トッパ部材50は、回動軸固定金具48を有し、この回
動軸固定金具48には、回動軸52が形成してあり、こ
こに回動片54が回動軸52を支点として回動自在に装
着してある。回動片54の操作部側には、スプリング5
6の一端が装着してある。スプリング56の他端は、固
定金具48に連結してある。固定金具48は、開閉扉4
2の外面に固定してある。図5に示すように、このスプ
リング56のスプリング力は、常時、回動片54を第1
回動方向Yに回動させる方向に作用する。
【0032】図5に示すように、回動片54には、右ロ
ッド部材58の基端部が回動軸52の上方位置で連結し
てあると共に、左ロッド部材60の基端部が回動軸52
の下方位置に連結してある。これらの連結位置は、回動
軸52を挟んで相互に反対側となる。右ロッド部材58
は、図5に示すように、その長手方向途中で二回曲折し
てあり、長手方向途中からは左ロッド部材60の軸心と
略同一軸心となるようになっている。
【0033】これらロッド部材58,60のそれぞれの
先端部は、扉枠46に装着してある軸受金具62により
軸方向移動自在に保持してあり、扉枠46から飛び出し
可能になっている。回動片54を操作していない状態で
は、スプリング56のスプリング力は、前述したよう
に、回動片54を第1方向Yへ回動させようとする。こ
のため、二つのロッド部材のそれぞれの先端部は、通常
状態では、扉枠46から飛び出すようになっている。こ
れらのロッド部材58,60の先端部は、図1に示す下
金具24の内側に形成された係合孔または係合用凹所に
係合可能になっている。
【0034】したがって、開閉扉42を内側に回動し、
その扉枠46の両側部を、パネル枠19と向かい合わ
せ、取り出し口40を閉塞させた状態では、それぞれの
ロッド部材58,60の先端部は、下金具24に係合
し、開閉扉42が不意に開くことを防止している。開閉
扉42を外側に回動して取り出し口40を開ける場合に
は、まず、作業者の手またはロボットハンドにより回動
片54を操作し、この回動片54を第1方向Yと反対の
第2方向にスプリング56の力に逆らって回動させる。
すると、ロッド部材58,60は、回動片54によりZ
方向に引っ張られ、ロッド部材58,60の各先端部
は、扉枠46から引き込められ、下金具24との係合が
解除される。その結果、開閉扉42は、自由に外側に回
動可能となる。
【0035】本実施形態に係るコンテナ2では、コンテ
ナ2の内部に、プリフォームなどの収容物を投入する際
には、図1に示す側壁14,16の上端で区画された投
入口18から内容物を投入する。その際には、側壁16
に形成された取り出し口40は開閉扉42により閉塞し
てある。コンテナ2の投入口18は、十分に大きいの
で、投入作業が容易であり、作業の自動化も容易であ
る。また、コンテナ2の内部四隅には、図4に示すよう
に、上下方向に沿って保護部材70が装着してある。こ
のため、コンテナ2の四隅に位置する金具に収容物が当
たることを防止でき、収容物の損傷を有効に防止でき
る。なお、保護部材70は、細長い金属製平板を断面鋭
角に折り曲げることにより成形してあり、その表面には
樹脂皮膜が形成してある。
【0036】収容物の保管および搬送に際しては、前記
投入口18を蓋体20で蓋をする。コンテナ2の搬送お
よび保管に際しては、側壁16に形成された取り出し口
40は、開閉扉42により閉じてあり、その開閉動作
は、ストッパ部材50により制限されている。ストッパ
部材50の回動片54には、スプリング56による弾発
力が作用するため、ロッド部材58,60の先端がコン
テナ2のパレット8に装着された下金具24に対して係
合し、その係合が外れることはない。したがって、コン
テナ2内に収容された収容物が、輸送中や保管中に、取
り出し口40から外部に飛び出すことはない。
【0037】コンテナ2内から収容物を取り出す際に
は、たとえばロボットハンドなどにより、ストッパ部材
50のスプリング力56に逆らい、ストッパ部材50の
回動片54を第1方向Yと反対である第2方向へ回動さ
せる。すると、ロッド部材58,60の先端が、コンテ
ナ2のパレット8の下金具24から外れ、開閉扉42の
開閉が自由状態となる。その状態で、自動吸着ハンドな
どにより開閉扉42を回動させれば、コンテナ2の取り
出し口40が開き、コンテナ2内の収容物を取り出し口
40から排出可能となる。その段階で、フォークリフト
などによりコンテナ2を傾斜してあれば、コンテナ2内
の収容物は、取り出し口40から自動的に排出される。
したがって、コンテナ2からの収容物の取り出しもきわ
めて容易になる。
【0038】コンテナ2から収容物を取り出した後は、
コンテナ2は、パレット8の上に側壁14,16が折り
畳まれて解体され、その状態で返送されて戻され、再利
用される。
【0039】なお、本発明は、上述した実施形態に限定
されるものではなく、本発明の範囲内で種々に改変する
ことができる。
【0040】たとえば、コンテナの内部に収容されて搬
送される部品は、合成樹脂製プリフォームに限定されな
い。また、側壁とパレットとを解体自在とする構成は、
上述した実施形態に限定されない。
【0041】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明によれ
ば、コンテナの保管や運送中に、開閉扉の開閉がストッ
パ部材により確実に制限され、しかもコンテナから収容
物を取り出す際には、ロボットハンドなどでも容易に開
閉扉の開閉を行うことができ、シンプルな構造のコンテ
ナを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の一実施形態に係るコンテナの概
略分解斜視図である。
【図2】図2は図1に示すII−II線に沿う要部断面図で
ある。
【図3】図3は図1に示すII−II線に沿う要部断面図で
ある。
【図4】図4は図1に示すIV−IV線に沿う要部断面図で
ある。
【図5】図5(A)は図1に示すストッパ部材の正面
図、同図(B)は同図(A)に示すB−B線に沿う斜視
図である。
【図6】図6はコンテナを構成する側壁とパレットとの
連結構造を示す要部分解斜視図である。
【符号の説明】
2… コンテナ 8… パレット 14… 第1側壁 15,17… パネル 16… 第2側壁 18… 投入口 20… 蓋 38… 連結金具 40… 取り出し口 42… 開閉扉 44… 蝶番 46… 扉枠 50… ストッパ部材 52… 回動軸 54… 回動片 56… スプリング 58,60… ロッド部材 70… 保護部材

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パレットの上に複数の側壁が折り畳み自
    在または着脱自在に装着されることにより、内部に収容
    空間を構成するコンテナであり、 前記側壁の内の少なくとも1つには、取り出し口が形成
    してあり、この取り出し口を開閉するように、開閉扉が
    回動自在に装着してあり、 前記開閉扉には、当該開閉扉が閉状態で、開閉扉が開く
    ことを防止するストッパ部材が装着してあり、 前記ストッパ部材が、 前記開閉扉に装着された回動軸と、 この回動軸回りに回動自在に装着された回動片と、 この回動片を所定の第1方向に回動させようとする力を
    付勢するスプリングと、 前記回動片に連結してあり、回動片が前記第1方向へ回
    動した状態で、前記側壁またはパレットに装着された枠
    体に対して先端部が係合し、前記回動片を前記第1方向
    と反対方向の第2方向へ強制的に回動させた場合に前記
    枠体との係合が解除されるロッド部材とを有することを
    特徴とするコンテナ。
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