JP3895834B2 - コンテナ - Google Patents

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和夫 藤本
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、コンテナに係り、さらに詳しくは、たとえばペットボトルを成形するためのプリフォームなどの小物部品をバラ積み保管および輸送することに適し、コンテナへの投入およびコンテナからの取り出しも容易であり、しかも、保管中や輸送中などに取り出し口が誤って開くことがないコンテナに関する。
【0002】
【従来の技術】
ペットボトルを成形するための合成樹脂製プリフォームなどの部品を保管および輸送するために、従来では、部品をバラ積み状態で段ボール箱に梱包している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、このような段ボール製の箱では、取り扱い容量が小さいため、所定量の部品を保管または運送する場合には、箱の個数が増大し、部品の投入作業、梱包作業、部品の取り出し作業、箱の解体作業および袋の処分などに手間がかかり、作業の合理化につながらない。また、段ボール箱を廃棄処分することは、その処分に要する作業も煩雑になると共に、資源の無駄になり、省資源の要請に反する。
【0004】
そこで、実公平7−44,594号公報に示すように、コンテナを構成する側壁の下端部に取り出し口と開閉扉を設けたコンテナが提案されている。このコンテナによれば、取り出し口の密閉化が容易で、しかも取り出し口の開閉を確実かつ容易に行える。
【0005】
ところが、この種のコンテナにおいては、開閉扉の開閉を制限するためのストッパ部材の操作に難点があり、開閉扉の開閉作業を自動作業化することが困難であった。また、コンテナの保管や運送中に、開閉扉の開閉がストッパ部材により確実に制限されることが求められていた。
【0006】
本発明は、このような実状に鑑みてなされ、コンテナの保管や運送中に、開閉扉の開閉がストッパ部材により確実に制限され、しかもコンテナから収容物を取り出す際には、ロボットハンドなどでも容易に開閉扉の開閉を行うことができるシンプルな構造のコンテナを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明に係るコンテナは、パレットの上に複数の側壁が折り畳み自在または着脱自在に装着されることにより、内部に収容空間を構成するコンテナであり、前記側壁の内の少なくとも1つには、取り出し口が形成してあり、この取り出し口を開閉するように、開閉扉が回動自在に装着してあり、前記開閉扉には、当該開閉扉が閉状態で、開閉扉が開くことを防止するストッパ部材が装着してあり、前記ストッパ部材が、前記開閉扉に装着された回動軸と、この回動軸回りに回動自在に装着された回動片と、この回動片を所定の第1方向に回動させようとする力を付勢するスプリングと、前記回動片に連結してあり、回動片が前記第1方向へ回動した状態で、前記側壁またはパレットに装着された枠体に対して先端部が係合し、前記回動片を前記第1方向と反対方向の第2方向へ強制的に回動させた場合に前記枠体との係合が解除されるロッド部材とを有することを特徴とする。
【0008】
本発明において、各側壁を構成するパネルは、特に限定されないが、木質合板で構成してあることが好ましい。木質合板は、比較的強度が高く、しかも収容されるロール製品に仮に接触したとしても製品へのダメージが少ないからである。
【0009】
前記側壁を構成する複数のパネルは、二種類のパネルで構成されることが好ましく、一方のパネルは、前記パレットに対して、着脱自在または折り畳み自在に装着され、他方のパネルは、一方のパネルの両側に装着された金属製枠に対して、スライド移動自在に装着されることが好ましい。
【0010】
本発明では、前記パレットは、特に限定されないが、木材、合成樹脂、金属などで構成され、フォークリフトの爪部が挿入可能な差込孔を有することが好ましい。搬送に便利だからである。
【0011】
本発明では、側壁の上端で区画された収容物の投入口には、蓋が取り外し自在に装着されることが好ましい。
【0012】
本発明において、コンテナの側壁で囲まれる収容空間の角部には、上下方向に沿って保護部材が装着してあることが好ましい。この保護部材としては、断面鋭角形状に折曲してある金属板であることが好ましい。この金属板の表面には、樹脂皮膜が形成してあることが好ましい。
【0013】
前記側壁を構成するパネルの下端をパレットに対して折り畳み自在または着脱自在に装着するための下金具は、パレットに形成してあるフォークリフト用差込孔を利用して固定してあることが好ましい。
【0014】
【作用】
本発明に係るコンテナでは、コンテナの内部に収容物を投入する際には、側壁の上端で区画された投入口から収容物を投入する。その投入口は、十分に大きいので、投入作業が容易であり、作業の自動化も容易である。
【0015】
収容物の保管および搬送に際しては、前記投入口を蓋で閉じる。コンテナの搬送および保管に際しては、側壁に形成された取り出し口は、開閉扉により閉じてあり、その開閉動作は、ストッパ部材により制限されている。ストッパ部材の回動片には、スプリングによる弾発力が作用するため、ロッド部材の先端がコンテナの側壁またはパレットに装着された枠体に対して係合し、その係合が外れることはない。したがって、コンテナ内に収容された収容物が、輸送中や保管中に、取り出し口から外部に飛び出すことはない。
【0016】
コンテナ内から収容物を取り出す際には、たとえばロボットハンドなどにより、ストッパ部材のスプリング力に逆らい、ストッパ部材の回動片を第2方向へ回動させる。すると、ロッド部材の先端が、コンテナの側壁またはパレットに装着された枠体から外れ、開閉扉の開閉が自由状態となる。その状態で、自動吸着ハンドなどにより開閉扉を回動させれば、コンテナの取り出し口が開き、コンテナ内の収容物が取り出し口から排出可能となる。その段階で、コンテナが傾斜してあれば、コンテナ内の収容物は、取り出し口から自動的に排出される。コンテナを傾斜させる動作は自動化が容易であり、コンテナからの収容物の取り出しもきわめて容易になる。
【0017】
本発明に係るコンテナの収容物としては、ペットボトル用プリフォームなどの樹脂成形品に限らず、金属成形品などを例示することができる。
【0018】
コンテナから収容物を取り出した後は、コンテナは解体されて戻され、再組立されて再利用されることが好ましいが、解体されずに戻されて再利用されても良い。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を、図面に示す実施形態に基づき説明する。
【0020】
図1は本発明の一実施形態に係るコンテナの概略分解斜視図、図2は図1に示すII−II線に沿う要部断面図、図3は図1に示すII−II線に沿う要部断面図、図4は図1に示すIV−IV線に沿う要部断面図、図5(A)は図1に示すストッパ部材の正面図、同図(B)は同図(A)に示すB−B線に沿う斜視図、図6はコンテナを構成する側壁とパレットとの連結構造を示す要部分解斜視図である。
【0021】
図1に示すように、本実施形態に係るコンテナ2は、たとえばペットボトルを構成する合成樹脂製プリフォームを収容して輸送するためのコンテナであって、底部にパレット8を有する。本実施形態のパレット8には、フォークリフトの爪部が差し込まれるリフト用差込孔10が形成してある。パレット8は、合成樹脂で構成してあることが好ましいが、木製や金属などの合成樹脂以外の材質で構成することも可能である。
【0022】
パレット8の上には、合板などで構成してある底板12が載置される。また、このパレット8の四辺位置には、相互に略平行に向き合う一対の第1側壁14,14と、これら第1側壁14,14の両側端部を連結するように、しかも相互に略平行に向き合う一対の第2側壁16,16とが着脱自在に装着される。
【0023】
パレット8の上で、第1側壁14,14および第2側壁16,16で囲まれた空間が、プリフォームなどの収容物を収容するための内部空間となる。これら側壁で囲まれた空間の上方には、投入口18が形成してあり、ここから収容物を収容することが可能になっている。この投入口18を構成する側壁14,14,16,16の上端には、矩形の蓋20が着脱自在に装着される。
【0024】
本実施形態では、各第1側壁14は、それぞれ一枚のパネル15で構成してあり、下述するような構造を採用することにより、パレット8に対して折り畳み自在となっている。また、一対の第2側壁16の内の少なくとも一方のパネル17には、後述するように、取り出し口40が形成してあり、開閉扉42により開閉自在になっている。これらの第2側壁は、下述するような構造を採用することにより、パレット8に対して着脱自在となっている。なお、これらパネル15,17は、本実施形態では、木製合板で構成してある。
【0025】
本実施形態では、図6に示すように、パレット8の上の四隅位置には、下金具24が立設してある。各下金具24の内側には、断面略L字形状の係止片26が固定してあり、上下方向に延びる垂直溝28と、その溝28の下端部に連続するように水平方向に延びる水平溝30とを形成するようになっている。
【0026】
一方、第1側壁14を構成するパネル15の両側端部には、高さ方向に沿って金属製の側端金枠32が装着してある。各側端金枠32は、パネル15を補強する作用を有する。また、各側端金枠32には、図1に示す第2側壁16を構成するパネル17の両端部に装着されたパネル枠19がそれぞれスライド式に差し込まれるためのスライド溝34が形成してある。また、この側端金枠32の下端部に、回動用突起42が具備してある。
【0027】
各回動用突起42は、図6に示すように、下金具24の垂直溝28に沿って挿入され、その溝28の下端部で、水平方向に移動させることで(図6中矢印A)、回動用突起42は係止片26により上方への抜け止めがなされる。したがって、各第1側壁14を構成するパネル15は、パレット8に対して上方への抜け止めがなされ、その状態で、パネル15は、コンテナ2の内側方向Bへの回動が許容される。パネル15のコンテナ外側への回動は、パネル15が、パレット8の上に固定された下金具24、係止片26および帯状下金具36に当接することにより制限される。
【0028】
本実施形態では、上述した構造を採用することにより、第1側壁14および第2側壁16を構成するパネル15,17が、パレット8に対して折り畳み自在または着脱自在に装着される。
【0029】
図1および図3に示すように、下金具24に連結してある帯状下金具36は、フック状連結金具38を用いて、パレット8のリフト用差込孔10に係止してある。連結金具38は、帯状下金具36に対して、ボルト・ナットなどを用いて連結される。パレット8のリフト用差込孔10に係止するフック状連結金具38を用いることにより、下金具36の配置位置を、パレット8の外縁位置に最大限に近づけることができる。そのため、パレット8上の大きさを最大限に利用し、コンテナ2の内底部面積を最大限に大きくすることができる。
【0030】
図1,2に示すように、パレット8上の4つ側壁の内の一つの側壁16には、コンテナ内部の収容物を取り出すための取り出し口40が形成してあり、この取り出し口40の上端部には、蝶番44を介して、開閉扉42がコンテナ外側に(図2に示す矢印Xに示すように)回動自在に装着してある。この開閉扉42は、たとえば木製合板で構成してあり、外周部には、金属製扉枠46が固定してある。
【0031】
図1に示すように、開閉扉の下中央外表面には、図5に示すストッパ部材50が装着してある。ストッパ部材50は、回動軸固定金具48を有し、この回動軸固定金具48には、回動軸52が形成してあり、ここに回動片54が回動軸52を支点として回動自在に装着してある。回動片54の操作部側には、スプリング56の一端が装着してある。スプリング56の他端は、固定金具48に連結してある。固定金具48は、開閉扉42の外面に固定してある。図5に示すように、このスプリング56のスプリング力は、常時、回動片54を第1回動方向Yに回動させる方向に作用する。
【0032】
図5に示すように、回動片54には、右ロッド部材58の基端部が回動軸52の上方位置で連結してあると共に、左ロッド部材60の基端部が回動軸52の下方位置に連結してある。これらの連結位置は、回動軸52を挟んで相互に反対側となる。右ロッド部材58は、図5に示すように、その長手方向途中で二回曲折してあり、長手方向途中からは左ロッド部材60の軸心と略同一軸心となるようになっている。
【0033】
これらロッド部材58,60のそれぞれの先端部は、扉枠46に装着してある軸受金具62により軸方向移動自在に保持してあり、扉枠46から飛び出し可能になっている。回動片54を操作していない状態では、スプリング56のスプリング力は、前述したように、回動片54を第1方向Yへ回動させようとする。このため、二つのロッド部材のそれぞれの先端部は、通常状態では、扉枠46から飛び出すようになっている。これらのロッド部材58,60の先端部は、図1に示す下金具24の内側に形成された係合孔または係合用凹所に係合可能になっている。
【0034】
したがって、開閉扉42を内側に回動し、その扉枠46の両側部を、パネル枠19と向かい合わせ、取り出し口40を閉塞させた状態では、それぞれのロッド部材58,60の先端部は、下金具24に係合し、開閉扉42が不意に開くことを防止している。開閉扉42を外側に回動して取り出し口40を開ける場合には、まず、作業者の手またはロボットハンドにより回動片54を操作し、この回動片54を第1方向Yと反対の第2方向にスプリング56の力に逆らって回動させる。すると、ロッド部材58,60は、回動片54によりZ方向に引っ張られ、ロッド部材58,60の各先端部は、扉枠46から引き込められ、下金具24との係合が解除される。その結果、開閉扉42は、自由に外側に回動可能となる。
【0035】
本実施形態に係るコンテナ2では、コンテナ2の内部に、プリフォームなどの収容物を投入する際には、図1に示す側壁14,16の上端で区画された投入口18から内容物を投入する。その際には、側壁16に形成された取り出し口40は開閉扉42により閉塞してある。コンテナ2の投入口18は、十分に大きいので、投入作業が容易であり、作業の自動化も容易である。また、コンテナ2の内部四隅には、図4に示すように、上下方向に沿って保護部材70が装着してある。このため、コンテナ2の四隅に位置する金具に収容物が当たることを防止でき、収容物の損傷を有効に防止できる。なお、保護部材70は、細長い金属製平板を断面鋭角に折り曲げることにより成形してあり、その表面には樹脂皮膜が形成してある。
【0036】
収容物の保管および搬送に際しては、前記投入口18を蓋体20で蓋をする。コンテナ2の搬送および保管に際しては、側壁16に形成された取り出し口40は、開閉扉42により閉じてあり、その開閉動作は、ストッパ部材50により制限されている。ストッパ部材50の回動片54には、スプリング56による弾発力が作用するため、ロッド部材58,60の先端がコンテナ2のパレット8に装着された下金具24に対して係合し、その係合が外れることはない。したがって、コンテナ2内に収容された収容物が、輸送中や保管中に、取り出し口40から外部に飛び出すことはない。
【0037】
コンテナ2内から収容物を取り出す際には、たとえばロボットハンドなどにより、ストッパ部材50のスプリング力56に逆らい、ストッパ部材50の回動片54を第1方向Yと反対である第2方向へ回動させる。すると、ロッド部材58,60の先端が、コンテナ2のパレット8の下金具24から外れ、開閉扉42の開閉が自由状態となる。その状態で、自動吸着ハンドなどにより開閉扉42を回動させれば、コンテナ2の取り出し口40が開き、コンテナ2内の収容物を取り出し口40から排出可能となる。その段階で、フォークリフトなどによりコンテナ2を傾斜してあれば、コンテナ2内の収容物は、取り出し口40から自動的に排出される。したがって、コンテナ2からの収容物の取り出しもきわめて容易になる。
【0038】
コンテナ2から収容物を取り出した後は、コンテナ2は、パレット8の上に側壁14,16が折り畳まれて解体され、その状態で返送されて戻され、再利用される。
【0039】
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内で種々に改変することができる。
【0040】
たとえば、コンテナの内部に収容されて搬送される部品は、合成樹脂製プリフォームに限定されない。また、側壁とパレットとを解体自在とする構成は、上述した実施形態に限定されない。
【0041】
【発明の効果】
以上説明してきたように、本発明によれば、コンテナの保管や運送中に、開閉扉の開閉がストッパ部材により確実に制限され、しかもコンテナから収容物を取り出す際には、ロボットハンドなどでも容易に開閉扉の開閉を行うことができ、シンプルな構造のコンテナを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の一実施形態に係るコンテナの概略分解斜視図である。
【図2】図2は図1に示すII−II線に沿う要部断面図である。
【図3】図3は図1に示すII−II線に沿う要部断面図である。
【図4】図4は図1に示すIV−IV線に沿う要部断面図である。
【図5】図5(A)は図1に示すストッパ部材の正面図、同図(B)は同図(A)に示すB−B線に沿う斜視図である。
【図6】図6はコンテナを構成する側壁とパレットとの連結構造を示す要部分解斜視図である。
【符号の説明】
2… コンテナ
8… パレット
14… 第1側壁
15,17… パネル
16… 第2側壁
18… 投入口
20… 蓋
38… 連結金具
40… 取り出し口
42… 開閉扉
44… 蝶番
46… 扉枠
50… ストッパ部材
52… 回動軸
54… 回動片
56… スプリング
58,60… ロッド部材
70… 保護部材

Claims (2)

  1. パレットの上に複数の第1側壁および第2側壁が折り畳み自在または着脱自在に装着されることにより、内部に収容空間を構成するコンテナであり、
    前記パレットの上の四隅位置には、下金具が立設してあり、各下金具の内側には、断面略L字形状の係止片が固定してあり、上下方向に延びる垂直溝と、その溝の下端部に連続するように水平方向に延びる水平溝とを形成するようになっており、
    前記第1側壁を構成するパネルの両側端部には、高さ方向に沿って側端金枠が装着してあり、各側端金枠には、前記第2側壁を構成するパネルの両端部に装着されたパネル枠がそれぞれスライド式に差し込まれるためのスライド溝が形成してあり、各側端金枠の下端部に、回動用突起が具備してあり、
    各回動用突起は、前記下金具の垂直溝に沿って挿入され、その垂直溝の下端部で、水平方向に移動させることで、前記回動用突起は前記係止片により上方への抜け止めがなされ、各第1側壁は、前記パレットに対して上方への抜け止めがなされ、
    前記第1側壁および第2側壁の内の少なくとも1つには、取り出し口が形成してあり、この取り出し口を開閉するように、開閉扉が回動自在に装着してあり、
    前記開閉扉には、当該開閉扉が閉状態で、開閉扉が開くことを防止するストッパ部材が装着してあり、
    前記ストッパ部材が、
    前記開閉扉に装着された回動軸と、
    この回動軸回りに回動自在に装着された回動片と、
    この回動片を所定の第1方向に回動させようとする力を付勢するスプリングと、
    前記回動片に連結してあり、回動片が前記第1方向へ回動した状態で、前記パレットに装着された前記下金具に対して先端部が係合し、前記回動片を前記第1方向と反対方向の第2方向へ強制的に回動させた場合に前記枠体との係合が解除されるロッド部材とを有することを特徴とするコンテナ。
  2. 前記取り出し口が前記第2側壁にのみ形成してあり、前記開閉扉の扉枠の両側部が、前記第2側壁のパネル枠と向かい合わせて、前記取り出し口を閉塞させるようになっている請求項1に記載のコンテナ。
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